JPH08208036A - 粉体移送装置 - Google Patents

粉体移送装置

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JPH08208036A
JPH08208036A JP3921995A JP3921995A JPH08208036A JP H08208036 A JPH08208036 A JP H08208036A JP 3921995 A JP3921995 A JP 3921995A JP 3921995 A JP3921995 A JP 3921995A JP H08208036 A JPH08208036 A JP H08208036A
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JP
Japan
Prior art keywords
powder
transfer pipe
transfer
air
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP3921995A
Other languages
English (en)
Inventor
Ken Yamamoto
建 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BURESU KK
KATO KENSETSU KK
Kato Construction Co Ltd
Original Assignee
BURESU KK
KATO KENSETSU KK
Kato Construction Co Ltd
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Publication date
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  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉体を適圧で大量に長距離輸送することがで
きる粉体移送装置を提供する。 【構成】 移送管6の一端にコンプレッサC1を接続
し、また移送管6の一端側に移送管6内に粉体を供給す
る供給部1を接続し、圧縮空気を利用して移送管6内の
粉体を他端の吐出口6a側へ圧送するようにした粉体移
送装置において、前記移送管6の適宜位置に、供給部1
側の粉体と空気との混合流を吐出口6a側へ吸引する吸
引装置8を1個以上設け、供給部1から供給される粉体
を適圧で大量に、しかも長距離輸送し得るようにしたこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セメント等の粉体を適
圧で大量にしかも長距離輸送し得るための粉体移送装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、粉体移送装置は、図4に示すよう
に移送管101の一端にコンプレッサ102を接続し、
また移送管101の一端側に移送管101内に粉体を供
給するホッパー103を接続し、圧縮空気を利用して移
送管101内の粉体を他端の吐出口104側へ圧送する
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記粉体移
送装置によって大量の粉体を長距離輸送する場合、必然
的に移送管の長さが長くなるので、コンプレッサ102
の空気圧を上昇させたり、空気量を増大させる必要が生
ずる。
【0004】しかるに、空気圧を上昇させたり、空気量
を増大させても、管内抵抗によって増加した空気が吐出
口に行かず、しかも管内圧力を増加させるとホッパー1
03内へ圧縮空気が逆噴射してその上部に抜け、粉体の
定量供給が阻害されるばかりか、ともすると脈流供給に
なって吐出口でのつまりも生ずるといった課題があっ
た。そこで本発明は、上記課題を解決すべくなされたも
ので、粉体を適圧で大量にしかも長距離輸送し得るよう
にした粉体移送装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明に係わる粉体移送装置は、移送管の一端にコ
ンプレッサを接続し、また移送管の一端側に移送管内に
粉体を供給する供給部を接続し、圧縮空気を利用して移
送管内の粉体を他端の吐出口側へ圧送するようにした粉
体移送装置において、前記移送管の適宜位置に、供給部
側の粉体と空気との混合流を吐出口側へ吸引する吸引装
置を1個以上設け、供給部から供給される粉体を適圧で
大量に、しかも長距離輸送し得るようにした。
【0006】
【作用】移送管の一端から移送管内へ圧縮空気を送り込
むと共に、供給部から粉体を定量供給して圧送する。そ
して、吸引装置により移送管内の供給部側の粉体と空気
との混合流を吐出口側へ吸引する。これにより、粉体を
移送する距離が長くても、順次吸引装置により吐出口側
へ送られるので、粉体が大量にしかも長距離輸送するこ
とができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る粉体移送装置の一実施例
を図面に基づき説明する。本実施例では、粉体の固化材
であるセメントを供給しつつ地盤を土壌攪拌機により攪
拌混合して改良する場合を示すが、本装置はこれに限ら
れるものではない。
【0008】図1において1は供給部である粉体ホッパ
ーであり、該粉体ホッパー1には輸送管2を経て図示さ
れないセメントサイロからセメントが供給される。3は
粉体ホッパー1の下端出口に接続して設置され、セメン
トを定量供給するためのロータリーバルブであり、図示
しないモーターで回転駆動される。ロータリーバルブ3
の送出管4の下端は混合装置5に接続され、ここで圧縮
空気とセメントがうまくミックスされ定量のセメントを
順次送出させるようにしている。この混合装置5にはコ
ンプレッサC1から乾いた圧縮空気が供給され、この圧
縮空気とセメントの混合流が移送管6内を圧送される。
【0009】この移送管6はパワーショベル(図示せ
ず)に載置され、移送管6の先端に設けた吐出口である
粉体噴射口6aがパワーショベルのアーム先端に装着さ
れた土壌攪拌機7に添設される。この土壌攪拌機7は二
股状の機枠の先端に水平回転軸を設け、この水平回転軸
に複数の攪拌翼を回転自在に設けた公知の構成からな
り、パワーショベルのアームの上下動で土壌攪拌機7の
全体が上下動し、各攪拌翼で土壌を堀削して攪拌すると
共に、移送管6の粉体噴射口6aからセメントを噴射さ
せて土壌へ供給し土壌の改良を行うようにしている。
【0010】前記移送管6の管路途中の適所には吸引装
置8が接続設置される。この吸引装置8は図1に示すよ
うに移送管6の管路の長さに応じて、該移送管6の途中
の所要部に複数(図では3基)接続される。これらの各
吸引装置8には基管9から分岐した空気吹込管10が取
着される。そしてコンプレッサC2から送られる圧縮空
気をエアドライヤADおよびフィルターレギュレータF
Rを径て乾燥浄化させる。なお、11は弁である。
【0011】この吸引装置8の構成を図2に従って説明
すると、その本体の外周壁8a,8bを二分割に形成し
て移送管6に着脱可能に取着されると共に、中央部でね
じ止め等の手段で連結されている。そして外周壁8aの
内部に環状部材12を嵌着して、その中央口13の周り
に隔壁を介して同心円状に前部が開放した環状室14が
形成されている。前記環状部材12の前面に薄くてしか
も環状室14の外径に等しい直径の孔を有する間隔調整
用のリングプレート15を介装し、その前端部に空気案
内用の抑えリング16を配設し、この抑えリング16の
後面と環状部材12の前面との間に環状スリット17を
形成している。
【0012】また、環状部材12の前面内周縁部には図
3に示すように第1テーパ面18aおよび第2テーパ面
18bが形成されており、同様に押えリング16の内周
縁部にも該周壁8bに向って外広がりのテーパ面16a
が形成されている。外周壁8bには2次空気吸入用の吸
引口19が開設されている。前記環状部材12には環状
室14に連通する連通孔20が設けられ、空気吹込管1
0はこの連通孔20に着脱自在に接続されている。
【0013】そこで、コンプレッサC2を駆動して弁1
1を開放すると、エアドライヤAD及びフィルターレギ
ュレータFRにより乾燥浄化された圧縮空気が基管9を
経て空気吹込管10に分流され、吸引装置8に流入して
環状室14に至る。環状室14に至った圧縮空気はその
出口である環状スリット17が極めて微小な間隙である
ために、該環状室14内において一段と高圧化され、さ
らに環状スリット17により絞られてより一層高圧化し
て中央口13の中心内部に向きを変えて吹き出し、中央
口13の近傍は高圧状態となり、エゼクター作用が生起
される。
【0014】この際に、圧縮空気は図3矢印に示すよう
に押えリング16の垂直な押え面16bにガイドされな
がら、エッジ部16cに達する前に第1テーパ面18a
に沿ってやや内方に傾斜流入し、吸引口19より外部大
気中の2次空気を吸引しながらさらに第2テーパ面18
bにガイドされて流入し移送管6内には矢印方向への強
力な空気の流動が生ずる。
【0015】本発明の粉体移送装置は上記構成よりな
り、その作用を説明すると、ロータリーバルブ3を回転
動することにより定量のセメントが混合装置5に送られ
粉体と空気の混合流となして移送管6内を圧送される。
そして、移送管6の長さが長いときは、移送管6の管内
抵抗ロスに見合う圧縮空気圧を維持させるために、移送
管6の途中適所に設けた吸引装置8を作動させることに
より、粉体ホッパー1側の粉体と空気の混合流を粉体噴
射口6a側へ吸引する。このようにして適圧にて順次定
量移送される混合流は、パワーショベルに装着した土壌
攪拌機7による土壌の堀削攪拌動作に連動して土壌中へ
噴射され、土壌を改良する。
【0016】
【発明の効果】以上に述べたように本発明に係る粉体移
送装置は、移送管の管路途中の適宜位置に配設した吸引
装置を作動して、移送管内の圧縮空気を管内抵抗ロスに
見合う分増加させることができ、これにより大量の空気
が吐出口へと流れて、適圧で定量の粉体を長距離輸送す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる粉体移送装置を土壌改良に利用
した全体構成概略図。
【図2】吸引装置の断面図。
【図3】同要部の拡大断面図。
【図4】従来の粉体移送装置の全体構成概要図。
【符号の説明】
1 供給部(粉体ホッパー) 6 移送管 6a 吐出口(粉体噴射口) 8 吸引装置 C1 コンプレッサ C2 コンプレッサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移送管の一端にコンプレッサを接続し、
    また移送管の一端側に移送管内に粉体を供給する供給部
    を接続し、圧縮空気を利用して移送管内の粉体を他端の
    吐出口側へ圧送するようにした粉体移送装置において、
    前記移送管の適宜位置に、供給部側の粉体と空気との混
    合流を吐出口側へ吸引する吸引装置を1個以上設け、供
    給部から供給される粉体を適圧で大量に、しかも長距離
    輸送し得るようにしたことを特徴とする粉体移送装置。
JP3921995A 1995-02-02 1995-02-02 粉体移送装置 Pending JPH08208036A (ja)

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