JPH082074Y2 - スノーケル - Google Patents

スノーケル

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JPH082074Y2
JPH082074Y2 JP5451490U JP5451490U JPH082074Y2 JP H082074 Y2 JPH082074 Y2 JP H082074Y2 JP 5451490 U JP5451490 U JP 5451490U JP 5451490 U JP5451490 U JP 5451490U JP H082074 Y2 JPH082074 Y2 JP H082074Y2
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JP
Japan
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breathing chamber
outside air
snorkel
cartridge
air intake
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP5451490U
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English (en)
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JPH0413500U (ja
Inventor
仁 ▲高▼橋
義和 白根
紀行 島内
真司 大嶋
Original Assignee
日本酸素株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発案は、水面近くでの遊泳(以下、水面遊泳と記
す)を楽しむ際に利用されるスノーケルの改良に関す
る。
「従来の技術」 水面遊泳時に利用されるスノーケルは、第3図に示す
ように、マウスピース2が設けられた呼吸室部1と外気
取り入れ管部31とで構成されている。このスノーケルを
用いて水面遊泳を行うには、マウスピース2を口に加え
ると共に外気取り入れ管部31を水面上に出し、この状態
で外気取り入れ管部31と呼吸室部1を介して外気を吸
う。また吐き出された空気は、呼吸室部1と外気取り入
れ管部31を介して外部に排出される。
「考案が解決しようとする課題」 ところでこのスノーケルを用いて遊泳している最中に
潜水を行う場合は、息を堪えて素潜りしなければなら
ず、一般には30秒程度、訓練しても60秒程度しか潜るこ
とができない。このため前記従来のスノーケルでは、潜
水を十分に楽しむことができない不満が有った。
本考案は前記事情に鑑みてなされたもので、潜水時間
を延長できるスノーケルを提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 本考案のスノーケルは、マウスピースを備えた呼吸室
部と、この呼吸室部と外気とを連通する外気取り入れ管
部とからなると共に、 前記外気取り入れ管部と呼吸室部との間に外気取り入
れ管部から呼吸室部方向への流通のみを許容する外気取
り入れ用逆止弁を設けてなる一方、呼吸室部の他の部分
に呼吸室部から外部方向への流通のみを許容する呼気排
出用逆止弁が設けられ、さらに前記呼吸室部に、酸素含
有ガスが充填されたカートリッジを取り付けて、酸素含
有ガスを該呼吸室部に導入するため、呼吸室部に該室と
連通するガス導入口とカートリッジを開口する突起を備
えてなるカートリッジ装着部を設けてなることを特徴と
している。
「作用」 このスノーケルを使用して水面遊泳する際には、外気
取り入れ管部を介して呼吸室部内に外気を取り入れるこ
とができる。マウスピースから呼吸室部の空気を吸い込
むと、外気取り入れ管部と呼吸室部との間の外気取り入
れ用逆止弁が開き外気取り入れ管部を介して外気が呼吸
室部に流入する。ついで空気をはき出すと呼気排出用逆
止弁が開いて呼気が外に放出される。
つぎにこのスノーケルを使用して潜水を行なう場合
は、カートリッジから呼吸室部に酸素含有ガスを供給し
て呼吸室部の圧力を高める。そしてこの酸素含有ガスを
マウスピースを介して吸引する。呼気の排出は前記水面
遊泳の場合と同様に呼気排出用逆止弁から行なわれる。
「実施例」 以下、図面を参照して本考案のスノーケルを詳しく説
明する。なお前記従来例と同一構成部分には、同一符号
を付して説明を簡略化する。
第1図は、本考案のスノーケルの一実施例を示すもの
である。
このスノーケルの呼吸室部1は、全長300mmの筒状に
形成されている。この呼吸室部1の一方の側部には、酸
素含有ガスが充填されたカートリッジ8を取り付けるた
めの装着部40と、外気取り入れ管部31が連設されてい
る。装着部40には、呼吸室部1と連通するガス導入口40
Aと、カートリッジ8が螺子込まれる螺子部41が設けら
ている。この螺子部41の奥側にはカートリッジ8を穿孔
すると共に栓としても機能する円錐状の突起42が設けら
れている。また外気取り入れ管部31と呼吸室部1との接
続部分には外気取り入れ管部31から呼吸室部1に向かう
外気の流れのみを許容する外気取り入れ用逆止弁43が設
けられている。この逆止弁43には、開孔面積15mm2以上
のマッシュルーム型バルブが用いられている。
呼吸室部1の他方の側部には、口径16〜19mmのマウス
ピース2が設けられている。またこの側部には、呼吸室
部1から外部への空気の流れのみを許容する呼気排出用
逆止弁44が設けられている。
このスノーケルによれば、カートリッジ8として、酸
素50〜80%、窒素60〜20%の混合ガスが150〜190kgf/cm
2の圧力で充填された容積30〜95ccのものを用いると、
2〜5分間の潜水が可能である。
つぎにこのスノーケルの使用方法を説明する。
このスノーケルの装着は、従来のスノーケルと同様第
2図に示すように、水中ゴーグル45を利用して行なわれ
る。
このスノーケルを使用して水面近傍を遊泳する場合
は、外気取り入れ管部31を介して外気を呼吸室部1内に
取り込むことができる。マウスピース2から呼吸室部1
の空気を吸い込むと、外気取り入れ管部31と呼吸室部1
との間の外気取り入れ用逆止弁43が開いて外気取り入れ
管部31から呼吸室部1に外気が流入する。ついで空気を
はき出すと呼気排出用逆止弁44が開いて呼気が外に(水
中に)放出される。
つぎにこのスノーケルを使用して潜水を行なう場合
は、カートリッジ8を装着部40に締め込み、突起42でカ
ートリッジ8を開口させる。この後カートリッジ8を若
干緩めるとカートリッジ8内のガスがガス導入口40Aを
経て呼吸室部1に供給されるので、このガスを呼吸しつ
つ潜水を続けることができる。この時呼吸室部1の圧力
は外気取り入れ用逆止弁43が水圧によって開かないよう
に、高めに設定される。ガス供給量は、カートリッジ8
を緩める程度によって調整できる。この状態においても
呼気は呼気排出用逆止弁44を介して水中へ排出される。
カートリッジ8から呼吸室部1へのガス供給は、呼気排
出用逆止弁44からの排気を行なった時に開始することが
望ましい。
このカートリッジ8からの酸素含有ガスの供給が不要
になった場合は、カートリッジ8を螺子部41に緊密に締
め込む。すると、装着部40に設けられた円錐状の突起42
がカートリッジ8に穿設された穴を閉止するので、カー
トリッジ8からの酸素含有ガスの供給が停止される。
このようにこのスノーケルは、外気取り入れ管部31と
呼吸室部1との間に外気取り入れ管部31から呼吸室部1
方向への流通のみを許容する外気取り入れ用逆止弁43が
設けられると共に、呼吸室部1の他側部に呼吸室部1か
ら外部方向への流通のみを許容する呼気排出用逆止弁44
が設けられ、さらにカートリッジ8を取り付けるための
装着部40が呼吸室部1に設けられたものなので、潜水時
には、前述のようにカートリッジ8から呼吸室部1に酸
素含有ガスを供給し、この酸素含有ガスを呼吸しつつ潜
水を続けることができる。従ってこのスノーケルによれ
ば、潜水を長く楽しむことができる。
「考案の効果」 以上説明したように本考案のスノーケルは、外気取り
入れ管部と呼吸室部との間に外気取り入れ管部から呼吸
室部方向への流通のみを許容する外気取り入れ用逆止弁
が設けられると共に、呼吸室部の他側部に呼吸室部から
外部方向への流通のみを許容する呼気排出用逆止弁が設
けられ、さらにカートリッジを取り付けるための装着部
が呼吸室部に設けられたものである。
このような構成を備えたスノーケルによれば、水面遊
泳時にはマウスピースから呼吸室部の空気を吸い込む
と、外気取り入れ用逆止弁が開いて外気取り入れ管部か
ら呼吸室部に外気が流入するので、この外気を呼吸して
遊泳を楽しむことができる。
また潜水時には、カートリッジから酸素含有ガスを呼
吸室部に供給して、この酸素含有ガスを呼吸しながら潜
水を続けることができる。
そして呼吸によってはき出された呼気は、呼気排出用
逆止弁を介して外部に放出される。従って本考案のスノ
ーケルによれば、水面遊泳のみなならず、潜水をも十分
楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のスノーケルの一実施例を示す断面図、
第2図は同実施例のスノーケルを装着した状態を示す概
略図、第3図は従来のスノーケルであるスノーケルを示
す正面図である。 1……呼吸室部、2……マウスピース、8……カートリ
ッジ、31……外気取り入れ管部、40……装着部、43……
外気取り入れ用逆止弁、44……呼気排出用逆止弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】マウスピースを備えた呼吸室部と、この呼
    吸室部と外気とを連通する外気取り入れ管部とからなる
    と共に、 前記外気取り入れ管部と呼吸室部との間に外気取り入れ
    管部から呼吸室部方向への流通のみを許容する外気取り
    入れ用逆止弁を設けてなる一方、呼吸室部の他の部分に
    呼吸室部から外部方向への流通のみを許容する呼気排出
    用逆止弁が設けられ、さらに前記呼吸室部に、酸素含有
    ガスが充填されたカートリッジを取り付けて、酸素含有
    ガスを該呼吸室部に導入するため、呼吸室部に該室と連
    通するガス導入口とカートリッジを開口する突起を備え
    てなるカートリッジ装着部を設けてなることを特徴とす
    るスノーケル。
JP5451490U 1990-05-24 1990-05-24 スノーケル Expired - Lifetime JPH082074Y2 (ja)

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JP5451490U JPH082074Y2 (ja) 1990-05-24 1990-05-24 スノーケル

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JP5451490U JPH082074Y2 (ja) 1990-05-24 1990-05-24 スノーケル

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Publication Number Publication Date
JPH0413500U JPH0413500U (ja) 1992-02-03
JPH082074Y2 true JPH082074Y2 (ja) 1996-01-24

Family

ID=31576648

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5451490U Expired - Lifetime JPH082074Y2 (ja) 1990-05-24 1990-05-24 スノーケル

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5967427B2 (ja) * 2012-06-18 2016-08-10 株式会社 ▲高▼▲橋▼監理 携帯式津波救命具

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Publication number Publication date
JPH0413500U (ja) 1992-02-03

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