JP5967427B2 - 携帯式津波救命具 - Google Patents

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Description

本発明は、津波や洪水時に、頭部を含む身体全体が津波や洪水にのみ込まれて息が出来無くなる様な危機的状態に陥っても、頭部に装着し、水上に頭部を浮上させる事により呼吸を可能とし、安全に避難する事が出来る水難用救命具に関するものである。
水害時に、生命を守り安全に避難するための救命具に関しては、救命胴衣や浮輪等の救命用具が数々提案されており、その中でもライフジャケットは一般に周知されているが、平時に携帯して持ち歩く事を想定せず作られており、そのため外出時に津波等の水害に遭遇し、頭部が水中に水没して呼吸が出来なくなるといった事態にも対応していなかった。
このような事から、万一の水害時に備えて、常に携帯する事が可能で、非常時に簡単に装着でき、津波等の災害に対応できる避難具が必要であるが、現実的には、実用化されていないのが現状である。
従来から、津波や水害の避難時には、例えば特許文献1のように、ガスボンベとエアーバックを装着し、水難時には自動的に救命袋が膨らむ水難用救命具が発明されている。
特開平9−301272
さらに、特許文献2のように、携帯する事ができる携帯用救命浮袋も発明されている。
特開平9−240584
しかしながら、上記したような水難用救命具の場合には、身体を水面に浮かべる事は出来たが、津波等の水害で避難する場合には、一時的に身体全体が水中に水没して水を多量に飲み込み気絶して死亡する場合が多く、従来の水難用救命具において、頭部が水中に水没する事態を想定して作られている製品は無かった。
さらに、水難用救命具を使用する際に煩わしい動作を伴うため、身体への装着が正しい手順で行われないと、水難用救命具が機能どおりの能力を発揮出来なくなったり、使用中に救命具が身体から外れたりする事があり、不適切に使用すると人命に関わるといった問題があった。
また、従来から一般販売されている本格的な水難用救命具は、サイズが大きくて重く、ふだん持ち歩くバック等に収納する事が出来ないため、外出先で津波等に遭遇した場合においては、その場で水難用救命具を装着して避難する事が出来なかった。
本発明は、上記の問題の解決を図るもので、小型で持ち運びが簡単で小型バックの中にも収納でき、津波等の水害で避難する際に、頭部を水上へ浮上させると共に、頭部が水中に水没した場合でも呼吸する事が可能で、さらに頭部の保護が確実に出来る水難用救命具を提供する事を目的とする。
かかる課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、津波の際に頭部に被って避難するための水難用救命具において、透明の樹脂素材で人間の頭が入るお椀形の袋を作成し、袋には肩紐を取付けると共に、袋には、人間の口に当たる部分に水が進入しない止水弁付の開口部を取付け、内部にはエアーバックを取付け、内部のエアーバックは、首の周囲を一周するドーナッツ状の首回りエアーバックと、その首回りエアーバックと一体となるように成形されて概ね両耳部の近傍に接続され頭上部を周回する直径が4cmの逆Uの字形をした頭上部エアーバックと、さらに首回りエアーバックの下部の首前部には、息吹込口から息を吹込む事により、首前部と外皮の両方に密着する首枕形状をした首前部エアーバックと、首回りエアーバックの下部の首後部には、息吹込口から息を吹込む事により、首後部と外皮の両方に密着する首枕形状をした首後部エアーバックで構成され、それぞれのエアーバックの息吹込口には、空気が逆流しないように逆止弁を取付け、さらに小型の酸素ボンベに、人間が自然の空気と酸素ボンベからの酸素を切替えて呼吸する事が出来る呼吸装置を取付け、呼吸装置の呼気を排気する排気管の先端部に笛を内臓すると共に、水が呼吸装置の内部に侵入して来ないように、呼吸装置の先端部に開閉キャップを取付け、緊急時には人間が頭部に被ってエアーバックに息を吹き込む事により、エアーバックが袋内側と首回りに密着し、袋の内部に水が浸入しないように構成した事を特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、津波の際に頭部に被って避難するための水難用救命具において、透明の樹脂素材で人間の頭が入るお椀形の袋を作成し、袋には肩紐を取付けると共に、袋には、人間の口に当たる部分に水が進入しない止水弁付の開口部を取付け、内部にはエアーバックを取付け、内部のエアーバックは、首の周囲を一周するドーナッツ状の首回りエアーバックと、その首回りエアーバックと一体となるように成形されて概ね両耳部の近傍に接続され頭上部を周回する直径が4cmの逆Uの字形をした頭上部エアーバックと、さらに首回りエアーバックの下部の首前部には、息吹込口から息を吹込む事により、首前部と外皮の両方に密着する首枕形状をした首前部エアーバックと、首回りエアーバックの下部の首後部には、息吹込口から息を吹込む事により、首後部と外皮の両方に密着する首枕形状をした首後部エアーバックで構成され、それぞれのエアーバックの息吹込口には、空気が逆流しないように逆止弁を取付け、さらに小型の酸素ボンベに、人間が自然の空気と酸素ボンベからの酸素を切替えて呼吸する事が出来る呼吸装置を取付け、呼吸装置の呼気を排気する排気管の先端部に笛を内臓すると共に、水が呼吸装置の内部に侵入して来ないように、呼吸装置の先端部に開閉キャップを取付け、緊急時には人間が頭部に被ってエアーバックに息を吹き込む事により、エアーバックが袋内側と首回りに密着し、袋の内部に水が浸入しないように構成した事により、例えば、地下鉄の構内で津波や洪水等の水害に遭遇して避難するような場合でも、直ちに津波救命具を装着する事が可能で、頭部を含む身体全体が津波や洪水等にのみ込まれて息が出来なくなる様な危機的状態に陥っても、水が鼻や口から大量に体内に入って窒息死するような事態を防ぐ事が可能となった。
以下、この発明の実施の形態1について説明する。
[発明の実施の形態1]
図1及至図4には、この発明の実施の形態1を示す。
図1は、本発明の携帯式津波救命具を人間が頭部に装着した状態を、前方向(図1a)と横方向(図1b)で示す。
携帯式津波救命具1の外皮13は、人間の頭より少し大きな大きさで、お椀を逆さにした形状の透明樹脂で肩に被さる程度の大きさに成形され、外皮13の下部の首回りには、人間が息吹込口10から息を吹込む事でドーナッツ状の浮き輪のように膨らみ、首回りと外皮13の両方に密着する樹脂製の首回りエアーバック4が配置され、そのエアーバック4と一体となるように成形されて概ね両耳部に近い近傍部分に頭上部を周回する直径が約4cmの逆Uの字形をした頭上部エアーバック3が首回りエアーバック4と一体となって配置され、首回りと外皮13に密着して携帯式津波救命具1の内部へ水が浸入するのを防止する。
さらに首回りエアーバック4の下部の首前部には、息吹込口9から息を吹込む事により、首前部と外皮13の両方に密着する首枕形状をした樹脂製の首前部エアーバック5が配置されると共に、首回りエアーバック4の下部の首後部には、息吹込口11から息を吹込む事により、首後部と外皮13の両方に密着する首枕形状をした樹脂製の首後部エアーバック14が配置され、このように配置されて息を吹込まれた首前部エアーバック5と首後部エアーバック13が肩上部で密着し、首回りと外皮13に密着して携帯式津波救命具1の内部へ水が浸入するのを防止する。
また、息吹込口9、息吹込口10、息吹込口11の内部には空気が逆流するのを防止するため自動開閉式の逆止弁(図示せず)が内臓され、息吹込口9、息吹込口10、息吹込口11の先端の息吹込口は口の近くに位置するように配置される。
このように、首回りエアーバック4と首前部エアーバック5と首後部エアーバック14の3個のエアーバックを別々に構成した事により、万一、身体への装着時や避難中に1個のエアーバックが破損した場合でも、他のエアーバックが正常に膨らんだ状態を維持するため、安全に避難する事を可能とすると共に、首回りの上部と下部前後にエアーバックを配置した事により、より一層、首回りからの水の浸入を防ぐ事が可能となった。
さらに、携帯式津波救命具1を頭部に被って避難する際に、携帯式津波救命具1が頭部から脱げ落ちないように外皮13の下部には両腕を抱え込むような形の肩紐6、肩紐7が取付けられる。なお、この肩紐は左右別々に2本の肩紐で構成され、互いの肩紐を腋下部分で結んで固定する事により、身長の差による生ずる携帯式津波救命具1を頭部に被った際の緩みを調節する事が可能となった。
図2は、図1で説明した携帯式津波救命具1の外皮13の口元部分の外皮13に、くち開口部20を取付け、人間が頭部に被った状態を人間の前方と横方向から示す。なお、図2においては、くち開口部20を明確に表示するため、図1で説明した頭上部エアーバック3、首回りエアーバック4、首前部エアーバック5、首後部エアーバック14を省略して表示している。
くち開口部20の取付け方法は、外皮13の口元部分に相当する部分に約5cmの穴を開け、その穴に対して少し厚いビニール樹脂で円形状に成形され、中心部には水が進入しないように縦横十字の切れ目21を入れた、くち開口部20が接着され、平常時では、くち開口部20から水の浸入を防ぐと共に、図3で説明する呼吸装置38の吸気管35、排気管34を口へ銜え込む際には、くち開口部20の切れ目21を、くち銜え部32で押し分けて貫通させる事により、くち銜え部32を口に銜える事が出来る。
さらに、切れ目21に指を押込み、図1で説明した息吹込口9、息吹込口10、息吹込口11を指で摘んで口元に誘導する事により、容易に首回りエアーバック4、首前部エアーバック5、首後エアーバック14に息を吹込む事が出来るようになった。
図3は、避難時に人間が酸素を呼吸しながら避難するための呼吸装置38と、その呼吸装置38を人間が口に銜えた状態を横方向から示す。なお、図3においては、呼吸装置38が携帯式津波救命具1に対して、どのような位置関係で装着されるのかを明確に表示するため、図1で説明した頭上部エアーバック3、首回りエアーバック4、首前部エアーバック5、首後部エアーバック14を省略して表示する。
図3aに示された呼吸装置38について説明する。呼吸装置38は酸素ボンベ36、酸素バルブ開閉ボタン37、くち銜え部32、吸排気管31、開閉キャップ29から構成され、図3aの拡大図▲1▼に示した吸気管35と図3bの拡大図▲2▼に示した吸気管44が吸排気管31の内部を経由して連結されると共に、図3aの拡大図▲1▼に示した排気管34と図3bの拡大図▲2▼に示した排気管43が吸排気管31の内部を経由して連結される。
くち銜え部32は、柔らかい樹脂でお椀形に成形された、くち当てカバー33と口元吸排気管28と、その口元吸排気管28に内臓された排気管34と吸気管35で構成され、口元吸排気管28を、くち開口部20の切れ目21に挿入する事により、口当てカバー33が携帯式津波救命具1の外皮13に当接し、くち開口部20からの水の浸入を防ぐと共に、口で口元吸排気管28を銜える事が可能となった。
さらに、吸排気管31の長さは、人間が呼吸装置38を口に銜えた際に、吸排気管31の最上部が人間の頭上より高くなるような長さに設定する事が重要である。このような長さに設定すれば人間が津波等から避難する際、頭部の一部が水中に没した場合でも、呼吸装置38がシュノーケルを装着したような形となり呼吸する事が可能となる。さらに、吸排気管31の上部には開閉キャップ29が取付けられ、開閉キャップ29の穴41に取付けた止めバンド40を吸排気管31に取付けたフック39に引っ掛ける事により、開閉キャップ29は排気管43と吸気管44を塞ぎ、呼吸装置38が水中に水没した場合でも、排気管43と吸気管44からの水の浸入を防ぐ事が可能となった。
また、開閉キャップ29に取付けられた止めバンド40を携帯式津波救命具1の頭部に取付けたフック30に引っ掛ける事により、図3bで示すように、排気管43と吸気管44が開閉キャップ29より開口され、口に銜えた排気管34と吸気管35を利用して外気を吸排気する事が可能となった。
呼吸装置38に取付けられた酸素ボンベ36には酸素バルブ開閉ボタン37が取付けられ、酸素ボンベ36から酸素を送り込む配管(図示せず)は、図3aの拡大図▲1▼の吸気管35に接続され、酸素バルブ開閉ボタン37を押す事により酸素ボンベ36の中の酸素は吸気管35から外に噴出す。なお、酸素ボンベ36からの酸素が図3bの拡大図▲2▼で示した、吸気管44より逆流して外に漏れないように吸気管44の先端部には自動開閉式の逆止弁(図示せず)が取付けられる。
また、酸素ボンベ36には、連続使用した場合に5分〜7分程度吸気する事が出来、常に携帯する事が容易な小型の酸素ボンベを用い、津波等で避難中の場合でも、頭部が水面より出ている場合においては酸素ボンベ36の中の酸素の消費を減らすために酸素を吸わず、吸排気管31の上部の吸気管44と排気管43を利用して呼吸を行うようにする。
なお、避難する際、図1で説明した頭上部エアーバック3、首回りエアーバック4、首前部エアーバック5、首後部エアーバック14に人が息を吹込んでも十分に膨らまない場合には、くち開口部20の切れ目21から指を押込み、図1で説明した息吹込口9、息吹込口10、息吹込口11を指で摘んで外皮13の外に引き出し、呼吸装置38の吸気管35を、息吹込口9、息吹込口10、息吹込口11に接続させ、酸素バルブ開閉ボタン37を押す事により酸素ボンベ36の酸素を頭上部エアーバック3、首回りエアーバック4、首前部エアーバック5、首後部エアーバック14に送り込み頭上部エアーバック3、首回りエアーバック4、首前部エアーバック5、首後部エアーバック14を膨らませる事も出来る。
図4は、図1及至図3で説明した携帯式津波救命具1を丸めて折畳んだ状態を示す。図4aの矢印Aと矢印Bで示した位置で携帯式津波救命具1を半分のサイズに折り(図4bに示す)、呼吸装置38を芯にして図4bで説明した携帯式津波救命具1を丸める事により、円筒形で長さが約20cmの携帯できる携帯式津波救命具1となる。
以下、この発明の実施の形態2について説明する。
[発明の実施の形態2]
図5は、この発明の実施の形態2を示す。上記発明の実施の形態1では、図1において、外皮13の下部の首回りには、人間が息吹込口10から息を吹込む事でドーナッツ状の浮き輪のように膨らみ、首と外皮13の両方に密着する樹脂製の首回りエアーバック4が配置され、そのエアーバック4の概ね両耳に近い部分に頭上部を周回する直径が約4cmの頭上部エアーバック3が首回りエアーバック4と一体となって配置され、首回りと外皮13に密着して携帯式津波救命具1の内部へ水が浸入するのを防止したのに対して、この発明の実施の形態2では、首回りエアーバック53は密封された略円筒形の形状の樹脂で形成され、先端部には息を吹込むための息吹込口60が取付けられ、さらに息吹込口60の内部には空気が逆流するのを防止するための自動開閉式の逆止弁が内臓され、息吹込口60の先端の息吹込口が口元の近くに位置するように配置される。さらに首回りエアーバック53の先端部と後端部には紐56、紐57が取付けられ、2本の紐を結んで絞る事により、より一層、首回りと首回りエアーバック53との隙間を無くすように調整する事が可能となり携帯式津波救命具1の内部へ水の浸入するのを防止する事が可能となる。その他の構造やエアーバックの取付け方法は、この発明の実施の形態1と同様である。
以上の実施の形態に基づいて、本発明に係る携帯式津波救命具について詳細に説明してきたが、本発明は、以上の実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において各種の改変をなしても、本発明の技術的範囲に属するのはもちろんである。
図1の説明において、外皮13の形状を、お椀を逆さにした形状と説明したが、外皮13を製作する際に、外皮13を透明樹脂で一体成形で製作する方法と、2枚又は複数枚の透明樹脂を溶着又は接着剤でお椀形に接着して一体形状となるように製作する方法があるが、安価に製作でき、携帯式津波救命具1が水没した際に水が携帯式津波救命具の内部に浸入しなければ、いずれの方法で製作する事も可能である。
図1の説明において、首回りエアーバック4、首前部エアーバック5、首後部エアーバック14の材質について樹脂で成形されると説明したが、材質については、収縮性のある樹脂やポリウレタン、ゴム製の素材を使用することも、もちろん可能である。
図2において、くち開口部20について縦横十字の切れ目21と説明したが、くち開口部20に取付ける水が浸入しないための止水弁は、これに拘らず2枚の止水弁を使用したり、複数の切れ目を入れる事も、もちろん可能である。
図3において、携帯する際の長さを短くするため、吸排気管31の部分を呼吸装置38に対して差込式にしたり、伸縮式する事も、もちろん可能である。
図3において、開閉キャップ29は止めバンド40で固定する方法で説明したが、キャップヒンジ41にバネの機能を加えて開閉式とする事も、もちろん可能である。
この発明の実施の形態1に係る、携帯式津波・火災救命具を人間が頭部に被った状態を、人間の前方と横方向から見た状態を示す。 同実施の形態に係る、携帯式津波救命具の外皮の口に当たる部分に水が浸入しない開口部を取付けた状態を示す。 同実施の形態に係る、避難時に人間が酸素を呼吸しながら避難するための呼吸装置と、その呼吸装置の操作方法を示す。 同実施の形態に係る、図1の津波救命具を丸めてコンパクトサイズに収縮させた状態を示す。 この発明の実施の形態2に係る、携帯式津波救命具を人間が頭部に被った状態を、人間の前方と横方向から見た状態を示す。
1 携帯式津波救命具
2 頭部
3 頭上部エアーバック
4 首回りエアーバック
5 首前部エアーバック
6 肩紐
7 肩紐
8 身体
9 息吹込口
10 息吹込口
11 息吹込口
12 救命具内部
13 外皮
14 首後部エアーバック
20 くち開口部
29 開閉キャップ
30 フック
31 吸排気管
32 くち銜え部
33 くち当カバー
34 排気管
35 吸気管
36 酸素ボンベ
37 酸素バルブ開閉ボタン
38 呼吸装置
39 フック
40 止めバンド
41 穴
42 キャップヒンジ
43 排気管
44 吸気管
50 携帯式津波救命具
51 頭部
52 頭上部エアーバック
53 首回りエアーバック
54 首前部エアーバック
55 肩紐
56 紐
57 紐
58 肩紐
59 身体
60 息吹込口
61 息吹込口
62 息吹込口
63 救命具内部
64 外皮
65 首後部エアーバック

Claims (1)

  1. 津波の際に頭部に被って避難するための水難用救命具において、透明の樹脂素材で人間の頭が入るお椀形の袋を作成し、袋には肩紐を取付けると共に、袋には、人間の口に当たる部分に水が進入しない止水弁付の開口部を取付け、内部にはエアーバックを取付け、内部のエアーバックは、首の周囲を一周するドーナッツ状の首回りエアーバックと、その首回りエアーバックと一体となるように成形されて概ね両耳部の近傍に接続され頭上部を周回する直径が4cmの逆Uの字形をした頭上部エアーバックと、さらに首回りエアーバックの下部の首前部には、息吹込口から息を吹込む事により、首前部と外皮の両方に密着する首枕形状をした首前部エアーバックと、首回りエアーバックの下部の首後部には、息吹込口から息を吹込む事により、首後部と外皮の両方に密着する首枕形状をした首後部エアーバックで構成され、それぞれのエアーバックの息吹込口には、空気が逆流しないように 逆止弁を取付け、さらに小型の酸素ボンベに、人間が自然の空気と酸素ボンベからの酸素を切替えて呼吸する事が出来る呼吸装置を取付け、呼吸装置の呼気を排気する排気管の先端部に笛を内臓すると共に、水が呼吸装置の内部に侵入して来ないように、呼吸装置の先端部に開閉キャップを取付け、緊急時には人間が頭部に被ってエアーバックに息を吹き込む事により、エアーバックが袋内側と首回りに密着し、袋の内部に水が浸入しないように構成した事を特徴とする携帯式津波救命具。
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