JPH08205852A - 微生物資源スクリーニング装置 - Google Patents
微生物資源スクリーニング装置Info
- Publication number
- JPH08205852A JPH08205852A JP17737893A JP17737893A JPH08205852A JP H08205852 A JPH08205852 A JP H08205852A JP 17737893 A JP17737893 A JP 17737893A JP 17737893 A JP17737893 A JP 17737893A JP H08205852 A JPH08205852 A JP H08205852A
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- Japan
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- fishing
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- dispensing
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- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 微生物のスクリーニングに必要な各種動作を
自動化するとともに、菌種やデータの管理を完全に行な
えるようにすること。 【構成】 コロニーの位置検出を行なう画像処理装置1
と、回転動作機構と、上下動作機構を有しワークの搬送
を行なうエレベータ部2と、ロボット操作により釣菌お
よび植菌位置を決めながら釣菌および植菌を行なう釣菌
/植菌部3と、ワークの移動運搬を行なうワーク搬送部
4と、ワークの蓋の開閉を制御するフタ開閉部5と、液
体培地の分注を行なう液体分注部6と、寒天培地の分注
動作を行なう寒天分注部7と、微生物資源のデータ管
理、運転モード指示等の制御動作を行なうホストコンピ
ュータ9とを備えた微生物資源スクリーニング装置であ
り、スクリーニング作業とそのデータ管理を自動化す
る。
自動化するとともに、菌種やデータの管理を完全に行な
えるようにすること。 【構成】 コロニーの位置検出を行なう画像処理装置1
と、回転動作機構と、上下動作機構を有しワークの搬送
を行なうエレベータ部2と、ロボット操作により釣菌お
よび植菌位置を決めながら釣菌および植菌を行なう釣菌
/植菌部3と、ワークの移動運搬を行なうワーク搬送部
4と、ワークの蓋の開閉を制御するフタ開閉部5と、液
体培地の分注を行なう液体分注部6と、寒天培地の分注
動作を行なう寒天分注部7と、微生物資源のデータ管
理、運転モード指示等の制御動作を行なうホストコンピ
ュータ9とを備えた微生物資源スクリーニング装置であ
り、スクリーニング作業とそのデータ管理を自動化す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、微生物資源スクリーニ
ング装置、特に微生物資源のスクリーニング作業をトー
タルして自動的に行なうことができる微生物資源スクリ
ーニング装置に関するものである。
ング装置、特に微生物資源のスクリーニング作業をトー
タルして自動的に行なうことができる微生物資源スクリ
ーニング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バイオテクノロジーの発達にともない、
我が国の薬剤の研究開発はめざましい発展をとげてお
り、より良い薬の開発のための地道な努力が続けられて
いる。このような新薬開発を行なうには土壌微生物を探
索することが必要不可欠であるが、この探索は、土壌採
取、菌株分離、培養という多くの過程を含む微生物資源
のスクリーニング作業を経て行なわれる。そして、土壌
微生物の探索を行なってもすぐに良い結果が表れるとい
うものではなく、30万〜50万、ときには100万回
程の探索をして1つの新しい菌種が発見されればよいと
されている。
我が国の薬剤の研究開発はめざましい発展をとげてお
り、より良い薬の開発のための地道な努力が続けられて
いる。このような新薬開発を行なうには土壌微生物を探
索することが必要不可欠であるが、この探索は、土壌採
取、菌株分離、培養という多くの過程を含む微生物資源
のスクリーニング作業を経て行なわれる。そして、土壌
微生物の探索を行なってもすぐに良い結果が表れるとい
うものではなく、30万〜50万、ときには100万回
程の探索をして1つの新しい菌種が発見されればよいと
されている。
【0003】従来においては、前記微生物資源のスクリ
ーニング作業のうちの或る過程は手作業で行なわれてい
た。たとえばコロニーを選別して釣菌する作業、トレイ
への植菌作業、或いは寒天培地への分注作業などは研究
者の手作業に行なわれるのが普通であった。
ーニング作業のうちの或る過程は手作業で行なわれてい
た。たとえばコロニーを選別して釣菌する作業、トレイ
への植菌作業、或いは寒天培地への分注作業などは研究
者の手作業に行なわれるのが普通であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の微生物資源のスクリーニングにあっては、前
述のように、いくつかの過程において、研究者の人手に
よる作業を必要としていたため、スクリーニングに時間
がかかり、また菌種や菌種を植えたコロニーの管理、お
よびデータの管理が複雑となって管理しきれなくなった
り、或いは信頼性が低下したりするという不具合があっ
たという問題点を有していた。
うな従来の微生物資源のスクリーニングにあっては、前
述のように、いくつかの過程において、研究者の人手に
よる作業を必要としていたため、スクリーニングに時間
がかかり、また菌種や菌種を植えたコロニーの管理、お
よびデータの管理が複雑となって管理しきれなくなった
り、或いは信頼性が低下したりするという不具合があっ
たという問題点を有していた。
【0005】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、微生物のスクリーニングに当たって必
要な各種動作を自動化するとともに、菌種やデータの管
理を完全に行なって信頼性を高めた微生物資源スクリー
ニング装置を提供することである。
で、その目的は、微生物のスクリーニングに当たって必
要な各種動作を自動化するとともに、菌種やデータの管
理を完全に行なって信頼性を高めた微生物資源スクリー
ニング装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、コロニーの位置検出を行なう画像処理装
置と、回転動作機構と、上下動作機構を有しワークの搬
送を行なうエレベータ部と、ロボット操作により釣菌お
よび植菌位置を決めながら釣菌および植菌を行なう釣菌
/植菌部と、ワークの移動運搬を行なうワーク搬送部
と、ワークの蓋の開閉を制御するフタ開閉部と、液体培
地の分注を行なう液体分注部と、寒天培地の分注動作を
行なう寒天分注部と、微生物資源のデータ管理、運転モ
ード指示等の制御動作を行なうホストコンピュータ部と
を備えた微生物資源スクリーニング装置を要旨とする。
成するために、コロニーの位置検出を行なう画像処理装
置と、回転動作機構と、上下動作機構を有しワークの搬
送を行なうエレベータ部と、ロボット操作により釣菌お
よび植菌位置を決めながら釣菌および植菌を行なう釣菌
/植菌部と、ワークの移動運搬を行なうワーク搬送部
と、ワークの蓋の開閉を制御するフタ開閉部と、液体培
地の分注を行なう液体分注部と、寒天培地の分注動作を
行なう寒天分注部と、微生物資源のデータ管理、運転モ
ード指示等の制御動作を行なうホストコンピュータ部と
を備えた微生物資源スクリーニング装置を要旨とする。
【0007】
【作用】本発明は、上記した構成により、ワークとして
搬送されてきたシャーレ、ウェルトレイ、或いはボトル
を画像処理装置により自動認識し、さらにロボットによ
って自動釣菌、植菌を行ない、また、同時に2種類の液
体培地の自動分注を行なう。さらに、シャーレ、ウェル
トレイ、ボトルの格納されているワークはバーコードラ
ベルで管理され、このバーコードデータはホストコンピ
ュータによって管理されるとともに、このホストコンピ
ュータの処理によて装置の動作状態をオンラインのモニ
タで監視することができる。
搬送されてきたシャーレ、ウェルトレイ、或いはボトル
を画像処理装置により自動認識し、さらにロボットによ
って自動釣菌、植菌を行ない、また、同時に2種類の液
体培地の自動分注を行なう。さらに、シャーレ、ウェル
トレイ、ボトルの格納されているワークはバーコードラ
ベルで管理され、このバーコードデータはホストコンピ
ュータによって管理されるとともに、このホストコンピ
ュータの処理によて装置の動作状態をオンラインのモニ
タで監視することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は本発明の一実施例における
微生物資源スクリーニング装置の機能ブロック図であ
る。この図において、符号1は対象コロニーの位置検出
を行なう画像処理装置、2は丸型シャーレ、24ウェル
トレイ、ボトル等のワークの搬送を回転動作機構と上下
動作により行なうエレベータ部、3はロボット操作によ
り位置決めを行ないながら釣菌作業と植菌作業を行なう
釣菌/植菌部、4はワークの搬送及び搬出動作を行なう
ワーク搬送部、5はワークのフタ開閉を、真空弁を用い
て制御するフタ開閉部、6は前記ロボットに取り付けた
分注ノズルを用いて液体培地の分注動作を行なう液体分
注部、7はロボットを併用して寒天培地の分注動作を行
なう寒天分注部、8は装置の運転、警報等を管理するメ
ンテナンス部、9は微生物資源のデータ管理、ワークに
取り付けるバーコードラベルの発行、運転モード指示、
リアルタイムモニタ等システムを総合的に管理するホス
トコンピュータ部、10は作業エリアの環境管理、設備
等を管理するシステム部、11は前記各機能部に接続さ
れ、これらの機能部間の動作手順を管理するシーケンサ
である。
照しながら説明する。図1は本発明の一実施例における
微生物資源スクリーニング装置の機能ブロック図であ
る。この図において、符号1は対象コロニーの位置検出
を行なう画像処理装置、2は丸型シャーレ、24ウェル
トレイ、ボトル等のワークの搬送を回転動作機構と上下
動作により行なうエレベータ部、3はロボット操作によ
り位置決めを行ないながら釣菌作業と植菌作業を行なう
釣菌/植菌部、4はワークの搬送及び搬出動作を行なう
ワーク搬送部、5はワークのフタ開閉を、真空弁を用い
て制御するフタ開閉部、6は前記ロボットに取り付けた
分注ノズルを用いて液体培地の分注動作を行なう液体分
注部、7はロボットを併用して寒天培地の分注動作を行
なう寒天分注部、8は装置の運転、警報等を管理するメ
ンテナンス部、9は微生物資源のデータ管理、ワークに
取り付けるバーコードラベルの発行、運転モード指示、
リアルタイムモニタ等システムを総合的に管理するホス
トコンピュータ部、10は作業エリアの環境管理、設備
等を管理するシステム部、11は前記各機能部に接続さ
れ、これらの機能部間の動作手順を管理するシーケンサ
である。
【0009】画像処理装置1は釣菌或いは分注を行なう
位置を定めるX、Y軸座標を検出するX、Y軸座標検出
部21と、装置内の照明をオン、オフ制御する照明オン
/オフ部22とを備えている。エレベータ部2は、釣菌
作業のための昇降動作を行なう釣菌系エレベータ23
と、分注作業のための昇降動作を行なう分注系エレベー
タ24と、釣菌系エレベータ23の動作をコントロール
する第1のコントローラ25と、分注系エレベータ24
の動作をコントロールする第2のコントローラ26と、
釣菌および分注用テーブルを回転運動させるテーブル回
転部27と、各エレベータ23、24の停止位置を規定
するオーバーラン防止部28と、テーブルの位置を決定
するテーブル位置決め部29と、トレイ搬出部30と、
ラックを把持するラック掴み部31とを備えている。
位置を定めるX、Y軸座標を検出するX、Y軸座標検出
部21と、装置内の照明をオン、オフ制御する照明オン
/オフ部22とを備えている。エレベータ部2は、釣菌
作業のための昇降動作を行なう釣菌系エレベータ23
と、分注作業のための昇降動作を行なう分注系エレベー
タ24と、釣菌系エレベータ23の動作をコントロール
する第1のコントローラ25と、分注系エレベータ24
の動作をコントロールする第2のコントローラ26と、
釣菌および分注用テーブルを回転運動させるテーブル回
転部27と、各エレベータ23、24の停止位置を規定
するオーバーラン防止部28と、テーブルの位置を決定
するテーブル位置決め部29と、トレイ搬出部30と、
ラックを把持するラック掴み部31とを備えている。
【0010】釣菌/植菌部3はX軸、Y軸の位置決めを
行なう2軸ロボットを用いており、また、この釣菌/植
菌部3は前記ロボットの動作を制御するロボットコント
ローラと、ロボットのヘッドを回転動作させるヘッド回
転部33と、釣菌に用いるピンセットの先端を開閉する
ピンセット開閉部34と、ヒータ移動部35と、ヒータ
をスイッチオンおよびオフさせるヒータオン/オフ部3
6と、ヒータによる加熱温度を検知する温度センサー3
7とを備えている。
行なう2軸ロボットを用いており、また、この釣菌/植
菌部3は前記ロボットの動作を制御するロボットコント
ローラと、ロボットのヘッドを回転動作させるヘッド回
転部33と、釣菌に用いるピンセットの先端を開閉する
ピンセット開閉部34と、ヒータ移動部35と、ヒータ
をスイッチオンおよびオフさせるヒータオン/オフ部3
6と、ヒータによる加熱温度を検知する温度センサー3
7とを備えている。
【0011】ワーク搬送部4は、Y軸テーブルの位置決
めを行なうためにロボットの動作を制御するロボットコ
ントローラ38と、中間テーブル39と、ラックの位置
を決定するラック位置決め部40と、トレイの位置を決
定するトレイ位置決め部41と、トレイ送り用搬送部4
2と、トレイ戻し用搬送部43とを備えている。
めを行なうためにロボットの動作を制御するロボットコ
ントローラ38と、中間テーブル39と、ラックの位置
を決定するラック位置決め部40と、トレイの位置を決
定するトレイ位置決め部41と、トレイ送り用搬送部4
2と、トレイ戻し用搬送部43とを備えている。
【0012】フタ開閉部5は、フタを前後に開閉動作さ
せるフタ前後開閉部45と、フタをワークから離脱させ
るフタ離脱部46と、フタを開閉または離脱動作させる
ためにこのフタを吸着させるフタ吸着部47と、フタ吸
着部47にフタが吸着されたことを確認する吸着確認部
48とを備えている。
せるフタ前後開閉部45と、フタをワークから離脱させ
るフタ離脱部46と、フタを開閉または離脱動作させる
ためにこのフタを吸着させるフタ吸着部47と、フタ吸
着部47にフタが吸着されたことを確認する吸着確認部
48とを備えている。
【0013】液体分注部6は、マグネチックスターラー
49と、液体培地への分注動作を行なうベリスタポンプ
50とを有し、また寒天分注部7は、ホットマグネチッ
クスターラオン/オフ部51と、寒天培地への分注動作
を行なうベリスタポンプ52とを有している。これら液
体分注部6および寒天分注部7にはそれぞれ第1の分注
器53および第2の分注器54とが隣接して設けられて
いる一方、これら第1および第2の分注器53、54間
で分注動作を切り換える切換器55が設けられている。
49と、液体培地への分注動作を行なうベリスタポンプ
50とを有し、また寒天分注部7は、ホットマグネチッ
クスターラオン/オフ部51と、寒天培地への分注動作
を行なうベリスタポンプ52とを有している。これら液
体分注部6および寒天分注部7にはそれぞれ第1の分注
器53および第2の分注器54とが隣接して設けられて
いる一方、これら第1および第2の分注器53、54間
で分注動作を切り換える切換器55が設けられている。
【0014】メンテナンス部8は、システムの異常を検
知する警報部56と、装置の運転内容を表示する表示部
57と、装置に動作指示を入力するキー操作部58と、
システムの異常を検出する異常検出部59と、装置の運
転等の操作を遂行するマニアル操作部60とを備えてい
る。
知する警報部56と、装置の運転内容を表示する表示部
57と、装置に動作指示を入力するキー操作部58と、
システムの異常を検出する異常検出部59と、装置の運
転等の操作を遂行するマニアル操作部60とを備えてい
る。
【0015】ホストコンピュータ9は、コンピュータに
データやコマンドを入力するキーボード61と、処理内
容を表示するディスプレイ62と、データ処理に必要な
各種データが格納される記憶部63と、処理結果をハー
ドコーピーとして出力するシリアルプリンタ64と、バ
ーコードデータを出力するバーコードプリンタ65とを
有しており、またこれらの機能部とは別にバーコードリ
ーダ67が設けられており、このバーコードリーダから
のバーコードデータを判読する機能も有する。
データやコマンドを入力するキーボード61と、処理内
容を表示するディスプレイ62と、データ処理に必要な
各種データが格納される記憶部63と、処理結果をハー
ドコーピーとして出力するシリアルプリンタ64と、バ
ーコードデータを出力するバーコードプリンタ65とを
有しており、またこれらの機能部とは別にバーコードリ
ーダ67が設けられており、このバーコードリーダから
のバーコードデータを判読する機能も有する。
【0016】システム部10は作業エリアの環境管理等
を行なうために、蛍光灯68、殺菌灯69、サイレント
コンプレッサ70、陽圧ブース71、ドアチェック部7
2、真空ポンプ73を有している。
を行なうために、蛍光灯68、殺菌灯69、サイレント
コンプレッサ70、陽圧ブース71、ドアチェック部7
2、真空ポンプ73を有している。
【0017】図2にはホストコンピュータ9のソフトウ
ェア構成を示す。このソフトウェアは、システムメニュ
ー80として釣菌および分注作業を自動運転する自動運
転メニュー81と、バーコードラベルの発行を行なうバ
ッチメニュー82と、菌の基本情報管理を行なうマスタ
メンテナンス83と、管理データの印字を行なう印字処
理84と、シーケンサとの通信を管理する通信モジュー
ル85とを含んでいる。自動運転メニューには、シャー
レから24ウェルトレイへの植菌を行なうシャーレ/ト
レイ釣菌モード86と、24ウェルトレイからボトルへ
の植菌を行なうトレイ/ボトル釣菌モード87と、寒天
培地を24ウェルトレイに分注する寒天培地分注モード
88と、液体培地をボトルに分注する液体培地分注モー
ド89とを含み、それぞれのモードは、オンラインモニ
タ90、91、92、93を含んでいる。バッチメニュ
ー82は自動ラベル発行94を含む。また、マスタメン
テナンス83はタイプ1、タイプ2、タイプ3のファイ
ルを含み、印字処理84もまた前記タイプ1〜3に対応
してデータ管理1、データ管理2、データ管理3を含ん
でいる。通信モジュール85はデータや命令コマンド等
の情報交換を行なうためにファイルアクセス95を含
む。
ェア構成を示す。このソフトウェアは、システムメニュ
ー80として釣菌および分注作業を自動運転する自動運
転メニュー81と、バーコードラベルの発行を行なうバ
ッチメニュー82と、菌の基本情報管理を行なうマスタ
メンテナンス83と、管理データの印字を行なう印字処
理84と、シーケンサとの通信を管理する通信モジュー
ル85とを含んでいる。自動運転メニューには、シャー
レから24ウェルトレイへの植菌を行なうシャーレ/ト
レイ釣菌モード86と、24ウェルトレイからボトルへ
の植菌を行なうトレイ/ボトル釣菌モード87と、寒天
培地を24ウェルトレイに分注する寒天培地分注モード
88と、液体培地をボトルに分注する液体培地分注モー
ド89とを含み、それぞれのモードは、オンラインモニ
タ90、91、92、93を含んでいる。バッチメニュ
ー82は自動ラベル発行94を含む。また、マスタメン
テナンス83はタイプ1、タイプ2、タイプ3のファイ
ルを含み、印字処理84もまた前記タイプ1〜3に対応
してデータ管理1、データ管理2、データ管理3を含ん
でいる。通信モジュール85はデータや命令コマンド等
の情報交換を行なうためにファイルアクセス95を含
む。
【0018】かかる構成を有する微生物資源スクリーニ
ング装置の動作について以下説明する。図3はこの実施
例に係る微生物資源スクリーニング装置の運転モードの
概要を示す。ここに示された各運転モードは、先に説明
したソフトウェアによって実行されるもので、運転メニ
ュー100としては、シャーレから24ウェルトレイへ
の釣菌を行なうシャーレ/トレイ釣菌モード101と、
24ウェルトレイからボトルへの釣菌を行なうトレイ/
ボトル釣菌モード102と、寒天培地を24ウェルトレ
イに分注する寒天培地分注モード103と、液体培地を
ボトルに分注する液体培地分注モード104とを含む。
またその他の運転メニューとして、装置の異常を検知す
る異常監視モード105と、情報テーブルの維持管理を
行なう情報テーブルメンテナンス動作106と、処理内
容をディスプレイ表示する表示出力動作107と、この
実施例の装置全体の管理を行なうシステム管理動作10
8と、装置の動作チェックを行なうテストモード109
と、バーコード印字および読み取り動作をコントロール
するバーコード制御モード110と、通信管理を行なう
通信モジュール111とを含む。
ング装置の動作について以下説明する。図3はこの実施
例に係る微生物資源スクリーニング装置の運転モードの
概要を示す。ここに示された各運転モードは、先に説明
したソフトウェアによって実行されるもので、運転メニ
ュー100としては、シャーレから24ウェルトレイへ
の釣菌を行なうシャーレ/トレイ釣菌モード101と、
24ウェルトレイからボトルへの釣菌を行なうトレイ/
ボトル釣菌モード102と、寒天培地を24ウェルトレ
イに分注する寒天培地分注モード103と、液体培地を
ボトルに分注する液体培地分注モード104とを含む。
またその他の運転メニューとして、装置の異常を検知す
る異常監視モード105と、情報テーブルの維持管理を
行なう情報テーブルメンテナンス動作106と、処理内
容をディスプレイ表示する表示出力動作107と、この
実施例の装置全体の管理を行なうシステム管理動作10
8と、装置の動作チェックを行なうテストモード109
と、バーコード印字および読み取り動作をコントロール
するバーコード制御モード110と、通信管理を行なう
通信モジュール111とを含む。
【0019】シャーレ/トレイ釣菌モード101は、エ
レベータの動作を制御するエレベータコントロールA
と、このエレベータコントロールAと同様な動作である
エレベータコントロールBと、24ウェルトレイに植え
付けられる菌であるワークの運搬をコントロールするワ
ーク搬送制御動作112と、釣菌、或いは植菌のために
真空弁によるワークのフタ開閉をコントロールする蓋取
り/蓋閉め制御動作113と、対象コロニーの位置検出
を行なう画像処理動作114と、釣菌動作をコントロー
ルする釣菌制御動作115と、植菌動作をコントロール
する植菌制御動作116とを含む。トレイ/ボトル釣菌
モード102もまた、前記シャーレ/トレイ釣菌モード
101におけると同様、エレベータの動作を制御するエ
レベータコントロールAと、このエレベータコントロー
ルAと同様な動作であるエレベータコントロールBと、
24ウェルトレイに植え付けられる菌であるワークの運
搬をコントロールするワーク搬送制御動作117と、釣
菌、或いは植菌のために真空弁によるワークのフタ開閉
をコントロールする蓋取り/蓋閉め制御動作118と、
対象コロニーの位置検出を行なう画像処理動作119
と、釣菌動作をコントロールする釣菌制御動作120
と、植菌動作をコントロールする植菌制御動作121と
を含む。寒天培地分注モード103はエレベータコント
ロールBと、ワーク搬送制御動作122と、蓋取り/蓋
閉め制御動作123と、寒天培地分注制御動作124と
を含む。また、液体培地分注モード104はエレベータ
コントロールBと、ワーク搬送制御動作125と、蓋取
り/蓋閉め制御動作126と、液体培地分注制御動作1
27とを含む。
レベータの動作を制御するエレベータコントロールA
と、このエレベータコントロールAと同様な動作である
エレベータコントロールBと、24ウェルトレイに植え
付けられる菌であるワークの運搬をコントロールするワ
ーク搬送制御動作112と、釣菌、或いは植菌のために
真空弁によるワークのフタ開閉をコントロールする蓋取
り/蓋閉め制御動作113と、対象コロニーの位置検出
を行なう画像処理動作114と、釣菌動作をコントロー
ルする釣菌制御動作115と、植菌動作をコントロール
する植菌制御動作116とを含む。トレイ/ボトル釣菌
モード102もまた、前記シャーレ/トレイ釣菌モード
101におけると同様、エレベータの動作を制御するエ
レベータコントロールAと、このエレベータコントロー
ルAと同様な動作であるエレベータコントロールBと、
24ウェルトレイに植え付けられる菌であるワークの運
搬をコントロールするワーク搬送制御動作117と、釣
菌、或いは植菌のために真空弁によるワークのフタ開閉
をコントロールする蓋取り/蓋閉め制御動作118と、
対象コロニーの位置検出を行なう画像処理動作119
と、釣菌動作をコントロールする釣菌制御動作120
と、植菌動作をコントロールする植菌制御動作121と
を含む。寒天培地分注モード103はエレベータコント
ロールBと、ワーク搬送制御動作122と、蓋取り/蓋
閉め制御動作123と、寒天培地分注制御動作124と
を含む。また、液体培地分注モード104はエレベータ
コントロールBと、ワーク搬送制御動作125と、蓋取
り/蓋閉め制御動作126と、液体培地分注制御動作1
27とを含む。
【0020】図4には、上に述べた動作メニューより、
起動後のフローチャートを示す。この実施例に係る微生
物資源スクリーニング装置によるスクリーニング動作が
スタートすると、処理ステップ(以下単にステップとい
う)ST1において、システムメニューがホストコンピ
ュータ9のディスプレイ62に表示される。ここでキー
ボード61を通してメニューセレクト信号が入力される
と(ステップST2)、自動運転するか否かをチェック
し(ステップST3)、自動運転ではないと判断されれ
ば次にバッチメニューに入るか否かをチェックする(ス
テップST4)。ここにおいてバッチメニューは実行し
ないと判断されれば、次にマスタファイルメンテナンス
動作を実行するか否かをチェックし(ステップST
5)、マスタファイルメンテナンス動作を実行しないと
判断されればステップST6において印字処理を実行す
るか否かをチェックし、この印字処理を実行しないと判
断されれば再びステップST2に戻ってメニューセレク
トを待つ。
起動後のフローチャートを示す。この実施例に係る微生
物資源スクリーニング装置によるスクリーニング動作が
スタートすると、処理ステップ(以下単にステップとい
う)ST1において、システムメニューがホストコンピ
ュータ9のディスプレイ62に表示される。ここでキー
ボード61を通してメニューセレクト信号が入力される
と(ステップST2)、自動運転するか否かをチェック
し(ステップST3)、自動運転ではないと判断されれ
ば次にバッチメニューに入るか否かをチェックする(ス
テップST4)。ここにおいてバッチメニューは実行し
ないと判断されれば、次にマスタファイルメンテナンス
動作を実行するか否かをチェックし(ステップST
5)、マスタファイルメンテナンス動作を実行しないと
判断されればステップST6において印字処理を実行す
るか否かをチェックし、この印字処理を実行しないと判
断されれば再びステップST2に戻ってメニューセレク
トを待つ。
【0021】ステップST3において自動運転をすると
判断されたときは、ステップST7に移行して自動運転
動作がシャーレ/トレイ釣菌モードであるか否かをチェ
ックし、この動作モードであればステップST8におい
てシャーレ/トレイ釣菌モード用の情報テーブルをセッ
トする。一方、ステップST7においてシャーレ/トレ
イ釣菌モードでなければステップST9においてトレイ
/ボトル釣菌モードであるか否かをチェックし、この動
作モードであればステップST10においてトレイ/ボ
トル釣菌モード用の情報テーブルをセットする。一方、
ステップST9においてトレイ/ボトル釣菌モードでな
ければステップST11において寒天培地分注モードで
あるか否かをチェックし、この動作モードであればステ
ップST12において寒天培地分注モード用の情報テー
ブルをセットする。一方、ステップST11において寒
天培地分注モードでなければステップST13において
液体培地分注モードであるか否かをチェックし、この動
作モードであればステップST14において液体培地分
注モード用の情報テーブルをセットする。一方、ステッ
プST7において液体培地分注モードでなければステッ
プST15において自動運転を終了するか否かをチェッ
クし、終了であればステップST1のシステムメニュー
表示に戻る一方、自動運転終了でなければステップST
7に戻って自動運転項目の検索判断を行なう。
判断されたときは、ステップST7に移行して自動運転
動作がシャーレ/トレイ釣菌モードであるか否かをチェ
ックし、この動作モードであればステップST8におい
てシャーレ/トレイ釣菌モード用の情報テーブルをセッ
トする。一方、ステップST7においてシャーレ/トレ
イ釣菌モードでなければステップST9においてトレイ
/ボトル釣菌モードであるか否かをチェックし、この動
作モードであればステップST10においてトレイ/ボ
トル釣菌モード用の情報テーブルをセットする。一方、
ステップST9においてトレイ/ボトル釣菌モードでな
ければステップST11において寒天培地分注モードで
あるか否かをチェックし、この動作モードであればステ
ップST12において寒天培地分注モード用の情報テー
ブルをセットする。一方、ステップST11において寒
天培地分注モードでなければステップST13において
液体培地分注モードであるか否かをチェックし、この動
作モードであればステップST14において液体培地分
注モード用の情報テーブルをセットする。一方、ステッ
プST7において液体培地分注モードでなければステッ
プST15において自動運転を終了するか否かをチェッ
クし、終了であればステップST1のシステムメニュー
表示に戻る一方、自動運転終了でなければステップST
7に戻って自動運転項目の検索判断を行なう。
【0022】ステップST8、ST10、ST12、お
よびST14においてそれぞれの自動運転モード用の情
報テーブルがセットされると、次にステップST16に
おいてシーケンサ11の初期化が行なわれ、次いでステ
ップST17において情報テーブルへの書き込みが行な
われる。次にステップST18においてデータファイル
の初期化が行なわれるとともに、ステップST19にお
いてはシーケンサ11が起動される。するとステップS
T20においてオンラインモニタが起動し、さらにシー
ケンサ監視ルーチンが起動する(ステップST21)。
このシーケンサ監視ルーチンが起動すると、次に通信モ
ジュールが起動して(ステップST22)、各機能部間
でデータの送受信が可能になる。するとホストコンピュ
ータ9はステップST23においてデータ受信があった
か否かをチェックし、データ受信がなければ再びステッ
プST22の処理に戻る一方、データ受信があれば受信
データの中にエラー情報があるか否かをチェックする。
よびST14においてそれぞれの自動運転モード用の情
報テーブルがセットされると、次にステップST16に
おいてシーケンサ11の初期化が行なわれ、次いでステ
ップST17において情報テーブルへの書き込みが行な
われる。次にステップST18においてデータファイル
の初期化が行なわれるとともに、ステップST19にお
いてはシーケンサ11が起動される。するとステップS
T20においてオンラインモニタが起動し、さらにシー
ケンサ監視ルーチンが起動する(ステップST21)。
このシーケンサ監視ルーチンが起動すると、次に通信モ
ジュールが起動して(ステップST22)、各機能部間
でデータの送受信が可能になる。するとホストコンピュ
ータ9はステップST23においてデータ受信があった
か否かをチェックし、データ受信がなければ再びステッ
プST22の処理に戻る一方、データ受信があれば受信
データの中にエラー情報があるか否かをチェックする。
【0023】このエラー情報の有無のチェックにおいて
エラー情報有りと判断された場合は、ステップST25
においてエラーコマンドの解析が行なわれ、続くステッ
プST26においてエラー情報がセットされ、さらにス
テップST27においてそのエラー情報が表示プログラ
ム57の作動によってディスプレイ62に表示される。
次にステップST28に移行して再起動解析ルーチンが
起動し、ここでキー入力がなされるとステップST29
において受信データ中に接続コマンドがあるか否かをチ
ェックする。そして、接続コマンドがあればステップS
T30においてエラー情報ファイルバックアップ処理が
行なわれ、次いでステップST31においてシーケンサ
に再起動をかけた後ステップST22の処理動作に戻
る。一方、ステップST29において接続コマンドがな
いと判断された場合は、ステップST32においてエラ
ー解析動作終了か否かをチェックし、終了でなければス
テップST25の処理に戻る一方、終了であると判断さ
れればステップST1の最初の処理に戻る。
エラー情報有りと判断された場合は、ステップST25
においてエラーコマンドの解析が行なわれ、続くステッ
プST26においてエラー情報がセットされ、さらにス
テップST27においてそのエラー情報が表示プログラ
ム57の作動によってディスプレイ62に表示される。
次にステップST28に移行して再起動解析ルーチンが
起動し、ここでキー入力がなされるとステップST29
において受信データ中に接続コマンドがあるか否かをチ
ェックする。そして、接続コマンドがあればステップS
T30においてエラー情報ファイルバックアップ処理が
行なわれ、次いでステップST31においてシーケンサ
に再起動をかけた後ステップST22の処理動作に戻
る。一方、ステップST29において接続コマンドがな
いと判断された場合は、ステップST32においてエラ
ー解析動作終了か否かをチェックし、終了でなければス
テップST25の処理に戻る一方、終了であると判断さ
れればステップST1の最初の処理に戻る。
【0024】また、先のステップST24のエラー情報
有無のチェック動作においてエラー情報無しと判断され
た場合はステップST33において受信したデータが通
信動作終了コマンドであるか否かをチェックし、終了コ
マンドであればステップST34においてオンラインモ
ニタ画面を更新し、次いでステップST35においてキ
ー入力を解析するプログラムが起動する。そして、ステ
ップST36において入力データがメニュー分岐コマン
ドであるか否かをチェックし、メニュー分岐コマンドで
なければ再度ステップST34の処理に戻る一方、メニ
ュー分岐コマンドであると判断されればステップST1
の最初の処理に戻る。他方、ステップST33のチェッ
ク動作において受信データが通信終了コマンドでないと
判断された場合はステップST37においてオンライン
モニタ画面を更新し、次いでステップST38において
データファイルを更新する。さらにステップST39に
おいてデータが中断コマンドであるか否かをチェック
し、中断コマンドであればステップST40においてシ
ーケンサの停止処理を行ない、その後ステップST25
に移行してエラーコマンド解析の処理を実行する。ステ
ップST39において中断コマンドでないと判断された
場合はステップST22に移行して通信モジュール起動
の処理を実行する。
有無のチェック動作においてエラー情報無しと判断され
た場合はステップST33において受信したデータが通
信動作終了コマンドであるか否かをチェックし、終了コ
マンドであればステップST34においてオンラインモ
ニタ画面を更新し、次いでステップST35においてキ
ー入力を解析するプログラムが起動する。そして、ステ
ップST36において入力データがメニュー分岐コマン
ドであるか否かをチェックし、メニュー分岐コマンドで
なければ再度ステップST34の処理に戻る一方、メニ
ュー分岐コマンドであると判断されればステップST1
の最初の処理に戻る。他方、ステップST33のチェッ
ク動作において受信データが通信終了コマンドでないと
判断された場合はステップST37においてオンライン
モニタ画面を更新し、次いでステップST38において
データファイルを更新する。さらにステップST39に
おいてデータが中断コマンドであるか否かをチェック
し、中断コマンドであればステップST40においてシ
ーケンサの停止処理を行ない、その後ステップST25
に移行してエラーコマンド解析の処理を実行する。ステ
ップST39において中断コマンドでないと判断された
場合はステップST22に移行して通信モジュール起動
の処理を実行する。
【0025】以上がこの実施例の微生物資源スクリーニ
ング装置における自動スクリーニング動作である。この
スクリーニング装置では、前記自動スクリーニングどう
さに加えてデータの分類管理のためのバッチ処理等の動
作も行なうことができるようになっているため、これら
の動作についても説明する。
ング装置における自動スクリーニング動作である。この
スクリーニング装置では、前記自動スクリーニングどう
さに加えてデータの分類管理のためのバッチ処理等の動
作も行なうことができるようになっているため、これら
の動作についても説明する。
【0026】図4のフローチャートにおいて、ステップ
ST3のチェック動作で自動運転でないと判断された場
合は、ステップST4においてバッチメニュー呼び出し
か否かをチェックし、バッチメニューの呼び出しであれ
ばステップST41においてバッチメニューの表示が行
なわれ、続くステップST42においてラベル印字情報
がキーボード61を通して入力されると、ステップST
43においてラベル印字が起動される。次にステップS
T44においては、バッチ処理中断か否かをチェック
し、中断であればステップST46において再起動解除
ルーチンを実行させてステップST43の処理に戻る一
方、中断でなければステップST45においてバッチ処
理が終了化否かをチェックし、終了であればステップS
T1の最初の処理に戻る。また終了でなければ、ステッ
プST41の処理に移行してバッチメニューの表示動作
を行なう。
ST3のチェック動作で自動運転でないと判断された場
合は、ステップST4においてバッチメニュー呼び出し
か否かをチェックし、バッチメニューの呼び出しであれ
ばステップST41においてバッチメニューの表示が行
なわれ、続くステップST42においてラベル印字情報
がキーボード61を通して入力されると、ステップST
43においてラベル印字が起動される。次にステップS
T44においては、バッチ処理中断か否かをチェック
し、中断であればステップST46において再起動解除
ルーチンを実行させてステップST43の処理に戻る一
方、中断でなければステップST45においてバッチ処
理が終了化否かをチェックし、終了であればステップS
T1の最初の処理に戻る。また終了でなければ、ステッ
プST41の処理に移行してバッチメニューの表示動作
を行なう。
【0027】また、ステップST5において、マスタフ
ァイルメンテナンス処理であると判断された場合は、キ
ー入力を待ってステップST47においてマスタファイ
ルセレクト動作を行なう。この動作では、ステップST
48においてマスタファイルはタイプ1のものであるか
否かをチェックし、タイプ1のものであればステップS
T49においてタイプ1のマスタファイルをセレクト
し、タイプ1のものでないと判断されれば、ステップS
T50においてマスタファイルはタイプ2のものである
か否かをチェックし、タイプ2のものであればステップ
ST51においてタイプ2のマスタファイルをセレクト
し、タイプ2のものでないと判断されれば、ステップS
T52においてマスタファイルはタイプ3のものである
か否かをチェックし、タイプ3のものであればステップ
ST53においてタイプ3のマスタファイルをセレクト
する。そしてタイプ1、タイプ2、またはタイプ3のい
ずれかのファイルのセレクトが行なわれると、ステップ
ST54においてマスタファイルメンテナンスの動作を
継続するか否かをチェックし、継続するということであ
ればステップST47の処理に戻る一方、継続しないと
判断された場合はステップST1の最初の処理に戻る。
また、ステップST52においてタイプ3のものでない
と判断されれば、ステップST55においてマスタファ
イルメンテナンス動作を終了するか否かをチェックし、
終了する場合はステップST1の最初の動作に戻る一
方、終了しないと判断された場合はステップST47の
処理に戻る。
ァイルメンテナンス処理であると判断された場合は、キ
ー入力を待ってステップST47においてマスタファイ
ルセレクト動作を行なう。この動作では、ステップST
48においてマスタファイルはタイプ1のものであるか
否かをチェックし、タイプ1のものであればステップS
T49においてタイプ1のマスタファイルをセレクト
し、タイプ1のものでないと判断されれば、ステップS
T50においてマスタファイルはタイプ2のものである
か否かをチェックし、タイプ2のものであればステップ
ST51においてタイプ2のマスタファイルをセレクト
し、タイプ2のものでないと判断されれば、ステップS
T52においてマスタファイルはタイプ3のものである
か否かをチェックし、タイプ3のものであればステップ
ST53においてタイプ3のマスタファイルをセレクト
する。そしてタイプ1、タイプ2、またはタイプ3のい
ずれかのファイルのセレクトが行なわれると、ステップ
ST54においてマスタファイルメンテナンスの動作を
継続するか否かをチェックし、継続するということであ
ればステップST47の処理に戻る一方、継続しないと
判断された場合はステップST1の最初の処理に戻る。
また、ステップST52においてタイプ3のものでない
と判断されれば、ステップST55においてマスタファ
イルメンテナンス動作を終了するか否かをチェックし、
終了する場合はステップST1の最初の動作に戻る一
方、終了しないと判断された場合はステップST47の
処理に戻る。
【0028】次に、ステップST6において印字処理で
あると判断された場合は、キー入力を待ってステップS
T56において印字タイプセレクト動作を行なう。この
動作では、ステップST57において印字される内容は
データ管理表1のものであるか否かをチェックし、デー
タ管理表1のものであればステップST58においてデ
ータ管理表1を印字し、データ管理表1のものでないと
判断されれば、ステップST59において印字される内
容はデータ管理表2のものであるか否かをチェックし、
データ管理表2のものであればステップST60におい
てデータ管理表2を印字し、データ管理表2のものでな
いと判断されれば、ステップST61において印字され
る内容はデータ管理表3のものであるか否かをチェック
し、データ管理表3のものであればステップST62に
おいてデータ管理表3を印字する。そしてデータ管理表
1、データ管理表2、またはデータ管理表3のいずれか
の得た管理表の印字が行なわれると、ステップST63
において印字処理の動作を継続するか否かをチェック
し、継続するということであればステップST56の処
理に戻る一方、継続しないと判断された場合はステップ
ST1の最初の処理に戻る。また、ステップST61に
おいてデータ管理表3のものでないと判断されれば、ス
テップST64において印字処理動作を終了するか否か
をチェックし、終了する場合はステップST1の最初の
動作に戻る一方、終了しないと判断された場合はステッ
プST56の処理に戻る。
あると判断された場合は、キー入力を待ってステップS
T56において印字タイプセレクト動作を行なう。この
動作では、ステップST57において印字される内容は
データ管理表1のものであるか否かをチェックし、デー
タ管理表1のものであればステップST58においてデ
ータ管理表1を印字し、データ管理表1のものでないと
判断されれば、ステップST59において印字される内
容はデータ管理表2のものであるか否かをチェックし、
データ管理表2のものであればステップST60におい
てデータ管理表2を印字し、データ管理表2のものでな
いと判断されれば、ステップST61において印字され
る内容はデータ管理表3のものであるか否かをチェック
し、データ管理表3のものであればステップST62に
おいてデータ管理表3を印字する。そしてデータ管理表
1、データ管理表2、またはデータ管理表3のいずれか
の得た管理表の印字が行なわれると、ステップST63
において印字処理の動作を継続するか否かをチェック
し、継続するということであればステップST56の処
理に戻る一方、継続しないと判断された場合はステップ
ST1の最初の処理に戻る。また、ステップST61に
おいてデータ管理表3のものでないと判断されれば、ス
テップST64において印字処理動作を終了するか否か
をチェックし、終了する場合はステップST1の最初の
動作に戻る一方、終了しないと判断された場合はステッ
プST56の処理に戻る。
【0029】
【発明の効果】以上のようにして、本発明の微生物資源
スクリーニング装置は、従来において多くの手作業を必
要としていたスクリーニングを大幅に自動化し、さらに
膨大なデータをバーコード管理することを可能にしたた
め、大量のデータを時間を節約しながら収集することが
できるようになり、新薬の開発などャにかかる時間を短
縮するのに大いに役立つようになる。また、画像処理に
よって、コロニー内の微生物の判別を行なえるようにし
たため、菌の特徴分析などが確実に行なえる等種々の効
果が得られる。
スクリーニング装置は、従来において多くの手作業を必
要としていたスクリーニングを大幅に自動化し、さらに
膨大なデータをバーコード管理することを可能にしたた
め、大量のデータを時間を節約しながら収集することが
できるようになり、新薬の開発などャにかかる時間を短
縮するのに大いに役立つようになる。また、画像処理に
よって、コロニー内の微生物の判別を行なえるようにし
たため、菌の特徴分析などが確実に行なえる等種々の効
果が得られる。
【図1】本発明の一実施例における微生物資源スクリー
ニング装置の機能ブロック図である。
ニング装置の機能ブロック図である。
【図2】前記実施例に係る微生物資源スクリーニング装
置で用いられるホストコンピュータのソフトウェア構成
を示す図である。
置で用いられるホストコンピュータのソフトウェア構成
を示す図である。
【図3】前記実施例に係る微生物資源スクリーニング装
置の運転モードの概要を示す図である。
置の運転モードの概要を示す図である。
【図4】前記実施例に係る微生物資源スクリーニング装
置の処理動作手順を説明するフローチャートである。
置の処理動作手順を説明するフローチャートである。
1 画像処理部 2 エレベータ部 3 釣菌/植菌部 4 ワーク搬送部 5 フタ開閉部 6 液体分注部 7 寒天分注部 8 メンテナンス部 9 ホストコンピュータ 10 システム部 11 シーケンサ 65 バーコードプリンタ 67 バーコードリーダ
Claims (1)
- 【請求項1】 コロニーの位置検出を行なう画像処理装
置と、回転動作機構と、上下動作機構を有しワークの搬
送を行なうエレベータ部と、ロボット操作により釣菌お
よび植菌位置を決めながら釣菌および植菌を行なう釣菌
/植菌部と、ワークの移動運搬を行なうワーク搬送部
と、ワークの蓋の開閉を制御するフタ開閉部と、液体培
地の分注を行なう液体分注部と、寒天培地の分注動作を
行なう寒天分注部と、微生物資源のデータ管理、運転モ
ード指示等の制御動作を行なうホストコンピュータ部と
を備えた微生物資源スクリーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17737893A JPH08205852A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 微生物資源スクリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17737893A JPH08205852A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 微生物資源スクリーニング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08205852A true JPH08205852A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=16029900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17737893A Pending JPH08205852A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 微生物資源スクリーニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08205852A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011239683A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動釣菌装置 |
JP5943314B2 (ja) * | 2013-03-22 | 2016-07-05 | 大日本印刷株式会社 | 画像解析システム、培地情報登録システム、プログラム及び衛生管理システム |
-
1993
- 1993-06-24 JP JP17737893A patent/JPH08205852A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011239683A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動釣菌装置 |
JP5943314B2 (ja) * | 2013-03-22 | 2016-07-05 | 大日本印刷株式会社 | 画像解析システム、培地情報登録システム、プログラム及び衛生管理システム |
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