JPH082054Y2 - 簡易キャブ - Google Patents
簡易キャブInfo
- Publication number
- JPH082054Y2 JPH082054Y2 JP10770689U JP10770689U JPH082054Y2 JP H082054 Y2 JPH082054 Y2 JP H082054Y2 JP 10770689 U JP10770689 U JP 10770689U JP 10770689 U JP10770689 U JP 10770689U JP H082054 Y2 JPH082054 Y2 JP H082054Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear panel
- driver
- seat
- canopy
- view
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、主として小旋回掘削機など建設機械の運
転席用簡易キャブに関する。
転席用簡易キャブに関する。
従来の技術 第５図は、従来技術キャノピ１をそなえた小旋回掘削
機の斜視図である。図において、２は下部走行体、３は
上部旋回体、４は上部旋回体３にそなえられた運転席、
5L，5Rは運転席４後側の左右に立設された支柱、６は天
蓋、７はガード用側面板、８は上部旋回体３のフロント
部に装着した作業アタッチメント、９は上部旋回体３後
部にそなえられ上方に向けて回動開放できるボンネッ
ト、Ｏ−Ｏは上部旋回体３の旋回中心、Ｒは上部旋回体
３の後端旋回半径である。
機の斜視図である。図において、２は下部走行体、３は
上部旋回体、４は上部旋回体３にそなえられた運転席、
5L，5Rは運転席４後側の左右に立設された支柱、６は天
蓋、７はガード用側面板、８は上部旋回体３のフロント
部に装着した作業アタッチメント、９は上部旋回体３後
部にそなえられ上方に向けて回動開放できるボンネッ
ト、Ｏ−Ｏは上部旋回体３の旋回中心、Ｒは上部旋回体
３の後端旋回半径である。
次に、従来技術キャノピ１の構成を第５図について述
べる。運転席４後側の左右に支柱5L，5Rを立設し、その
支柱5L，5Rの上端に運転席４を覆う天蓋６を取付け、か
つ運転席４の左右側面部のうち一方の側面部にガード用
側面板７を装備し、前面部，後面部および他方の側面部
を開放状態に形成している。なおガード用側面板７は、
運転者が運転席４に着座して運転を行うとき作業アタッ
チメント８に面する側に、安全上の配慮にもとづき固定
的に設けられている。また天蓋６後部の側端角部イは、
平面視にて上部旋回体３の後端旋回半径Ｒとほぼ一致さ
せるために削がれた形状となっている。
べる。運転席４後側の左右に支柱5L，5Rを立設し、その
支柱5L，5Rの上端に運転席４を覆う天蓋６を取付け、か
つ運転席４の左右側面部のうち一方の側面部にガード用
側面板７を装備し、前面部，後面部および他方の側面部
を開放状態に形成している。なおガード用側面板７は、
運転者が運転席４に着座して運転を行うとき作業アタッ
チメント８に面する側に、安全上の配慮にもとづき固定
的に設けられている。また天蓋６後部の側端角部イは、
平面視にて上部旋回体３の後端旋回半径Ｒとほぼ一致さ
せるために削がれた形状となっている。
この考案の解決しようとする課題 小旋回掘削機では、上部旋回体の平面視外周部がその
後端旋回半径の円周付近にほぼ一致するように、最小限
に構成されている。そのために機器配置構成上の理由、
また製造コストにかかわる理由により、キャノピの前面
部，後面部，片側の側面部が開放状態に形成されてい
る。したがって運転者が作業対応，安全対策などを行う
ために、開放状態側の後面部にリアパネルの取付けを所
望しても、その取付けはできなかった。
後端旋回半径の円周付近にほぼ一致するように、最小限
に構成されている。そのために機器配置構成上の理由、
また製造コストにかかわる理由により、キャノピの前面
部，後面部，片側の側面部が開放状態に形成されてい
る。したがって運転者が作業対応，安全対策などを行う
ために、開放状態側の後面部にリアパネルの取付けを所
望しても、その取付けはできなかった。
この考案は上記の課題を解決し、所望に応じて開放状
態側の後面部にリアパネルを着脱できる簡易キャブを提
供することを目的とする。
態側の後面部にリアパネルを着脱できる簡易キャブを提
供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために講じたこの考案の手段
は、 イ．運転席の後側に立設されたキャノピ用支柱にブラケ
ット部材を設け、そのブラケット部材に対してリアパネ
ルを着脱可能に設け、 ロ．装着時のリアパネルの後側端角部位置を平面視にて
上部旋回体の後端旋回半径とほぼ一致させるように形成
するとともに、 ハ．上記リアパネルの下部外面側を下端より外側上方に
向けて傾斜状に形成して、構成した。
は、 イ．運転席の後側に立設されたキャノピ用支柱にブラケ
ット部材を設け、そのブラケット部材に対してリアパネ
ルを着脱可能に設け、 ロ．装着時のリアパネルの後側端角部位置を平面視にて
上部旋回体の後端旋回半径とほぼ一致させるように形成
するとともに、 ハ．上記リアパネルの下部外面側を下端より外側上方に
向けて傾斜状に形成して、構成した。
作用 イ．キャノピの開放状態に形成されている後面部にリア
パネルを装着するときには、キャノピの支柱に設けたブ
ラケット部材に対して、リアパネルをボルト締付けによ
り取付けることができる。
パネルを装着するときには、キャノピの支柱に設けたブ
ラケット部材に対して、リアパネルをボルト締付けによ
り取付けることができる。
ロ．リアパネルの後側端角部は平面視にて上部旋回体の
後端旋回半径とほぼ一致させるように形成しているの
で、上部旋回体の旋回時にリアパネルの後側端角部に
て、小旋回が妨げられることはない。
後端旋回半径とほぼ一致させるように形成しているの
で、上部旋回体の旋回時にリアパネルの後側端角部に
て、小旋回が妨げられることはない。
ハ．リアパネルの下部外面側を傾斜状に形成したので、
ボンネットを開放するときボンネット上面がリアパネル
に当接することはない。
ボンネットを開放するときボンネット上面がリアパネル
に当接することはない。
ニ．リアパネルを必要としない場合には、リアパネルを
簡易キャブから取外すことができる。
簡易キャブから取外すことができる。
実施例 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。第１図は、リアパネル10を装着したこの考案の簡
易キャブ11周辺を示す斜視図である。図において、３′
は上部旋回体、９は上部旋回体３′後部のボンネット、
６は天蓋、７はガード用側面板、12はリアパネル10のリ
アガラスである。第２図は、リアパネル10を取外した状
態の簡易キャブ11を示す斜視図である。13,14は支柱
５′Ｌ,5′Ｒにそれぞれ設けたブラケット部材である。
第３図は、第１図のＡより見た側面図である。図におい
て、仮想線ロはボンネット９を開放したときの状態を示
す線である。第４図は第３図のＢ−Ｂより見た要部平面
図である。図において、13,14は支柱５′Ｌ,5′Ｒにそ
れぞれ固定して設けたブラケット部材、15はリアパネル
10のフレーム本体、16,17は上記ブラケット部材13,14に
対して取付け対応できるようにリアパネル10に設けられ
たねじ穴付ブロック、18,19はそれぞれボルト部材、20
はリアパネル10のフレーム本体15側部に固着されている
カバー部材である。
する。第１図は、リアパネル10を装着したこの考案の簡
易キャブ11周辺を示す斜視図である。図において、３′
は上部旋回体、９は上部旋回体３′後部のボンネット、
６は天蓋、７はガード用側面板、12はリアパネル10のリ
アガラスである。第２図は、リアパネル10を取外した状
態の簡易キャブ11を示す斜視図である。13,14は支柱
５′Ｌ,5′Ｒにそれぞれ設けたブラケット部材である。
第３図は、第１図のＡより見た側面図である。図におい
て、仮想線ロはボンネット９を開放したときの状態を示
す線である。第４図は第３図のＢ−Ｂより見た要部平面
図である。図において、13,14は支柱５′Ｌ,5′Ｒにそ
れぞれ固定して設けたブラケット部材、15はリアパネル
10のフレーム本体、16,17は上記ブラケット部材13,14に
対して取付け対応できるようにリアパネル10に設けられ
たねじ穴付ブロック、18,19はそれぞれボルト部材、20
はリアパネル10のフレーム本体15側部に固着されている
カバー部材である。
次に、この考案にかかる簡易キャブ11の構成を第１図
〜第４図について述べる。支柱５′Ｌ,5′Ｒにそれぞれ
ブラケット部材13,14を固定して設け、そのブラケット
部材13,14に対してリアパネル10を着脱可能に設けた。
そして、装着時のリアパネル10の後側端カバー部材20の
外周面を平面視にて上部旋回体３′の後端旋回半径Ｒと
ほぼ一致させるように形成した。それとともに、リアパ
ネル10の下部外面側（第３図における符号ハの部分）を
下端より外側上方に向けて、開放時のボンネット９（第
３図における仮想線ロの場合）の上面に当接しないよう
に、傾斜状に形成した。
〜第４図について述べる。支柱５′Ｌ,5′Ｒにそれぞれ
ブラケット部材13,14を固定して設け、そのブラケット
部材13,14に対してリアパネル10を着脱可能に設けた。
そして、装着時のリアパネル10の後側端カバー部材20の
外周面を平面視にて上部旋回体３′の後端旋回半径Ｒと
ほぼ一致させるように形成した。それとともに、リアパ
ネル10の下部外面側（第３図における符号ハの部分）を
下端より外側上方に向けて、開放時のボンネット９（第
３図における仮想線ロの場合）の上面に当接しないよう
に、傾斜状に形成した。
次に、この考案にかかる簡易キャブ11の作用機能につ
いて述べる。運転者が作業対応，安全対策などを行うた
めにリアパネル10を装着するときには、支柱５′Ｌ,5′
Ｒにそれぞれ設けたブラケット部材13,14に対して、リ
アパネル10をボルト部材18,19にて取付ける。リアパネ
ル10の後側端カバー部材20の外周面は上部旋回体３′の
後端旋回半径Ｒとほぼ一致させるように形成しているの
で、上部旋回体３′の旋回時に、リアパネル10後側端角
部が小旋回を妨げることはない。またリアパネル10の下
部外面側ハを傾斜状に形成したので、ボンネット９を開
放するときボンネット９上面がリアパネル10に当接する
ことはない。次にリアパネル10を必要としない場合に
は、リアパネル10を簡易キャブ11から取外すことができ
る。
いて述べる。運転者が作業対応，安全対策などを行うた
めにリアパネル10を装着するときには、支柱５′Ｌ,5′
Ｒにそれぞれ設けたブラケット部材13,14に対して、リ
アパネル10をボルト部材18,19にて取付ける。リアパネ
ル10の後側端カバー部材20の外周面は上部旋回体３′の
後端旋回半径Ｒとほぼ一致させるように形成しているの
で、上部旋回体３′の旋回時に、リアパネル10後側端角
部が小旋回を妨げることはない。またリアパネル10の下
部外面側ハを傾斜状に形成したので、ボンネット９を開
放するときボンネット９上面がリアパネル10に当接する
ことはない。次にリアパネル10を必要としない場合に
は、リアパネル10を簡易キャブ11から取外すことができ
る。
考案の効果 この考案にかかる簡易キャブでは、運転者が作業対
応，安全対策などを行うときには、キャノピの支柱に対
してリアパネルを容易に装着することができる。そし
て、上部旋回体が旋回を行うときリアパネルの側端角部
が小旋回を妨げることもないし、またボンネットを開放
するときボンネット上面がリアパネルに当接するという
支障なども発生しない。またリアパネルを必要としない
場合にはリアパネルを簡易キャブより取外すことができ
る。
応，安全対策などを行うときには、キャノピの支柱に対
してリアパネルを容易に装着することができる。そし
て、上部旋回体が旋回を行うときリアパネルの側端角部
が小旋回を妨げることもないし、またボンネットを開放
するときボンネット上面がリアパネルに当接するという
支障なども発生しない。またリアパネルを必要としない
場合にはリアパネルを簡易キャブより取外すことができ
る。
したがってこの考案にかかる簡易キャブを装備した建
設機械，作業車両では、運転者の安全性，運転居住性な
ど向上させる。
設機械，作業車両では、運転者の安全性，運転居住性な
ど向上させる。
第１図はリアパネルを装着したこの考案の簡易キャブ周
辺を示す斜視図、第２図はリアパネルを取外した状態の
斜視図、第３図は第１図のＡより見た側面図、第４図は
第３図のＢ−Ｂより見た要部平面図、第５図は従来技術
キャノピをそなえた小旋回掘削機の斜視図である。 １……キャノピ 3,3′……上部旋回体 ４……運転席 5L，5R,5′Ｌ,5′Ｒ……支柱 ６……天蓋 10……リアパネル 11……簡易キャブ 13,14……ブラケット部材 16,17……ねじ穴付ブロック 18,19……ボルト部材 20……カバー部材
辺を示す斜視図、第２図はリアパネルを取外した状態の
斜視図、第３図は第１図のＡより見た側面図、第４図は
第３図のＢ−Ｂより見た要部平面図、第５図は従来技術
キャノピをそなえた小旋回掘削機の斜視図である。 １……キャノピ 3,3′……上部旋回体 ４……運転席 5L，5R,5′Ｌ,5′Ｒ……支柱 ６……天蓋 10……リアパネル 11……簡易キャブ 13,14……ブラケット部材 16,17……ねじ穴付ブロック 18,19……ボルト部材 20……カバー部材
Claims (1)
- 【請求項１】運転席の後側に支柱を立設し、その支柱の
上端に運転席を覆う天蓋を取付け、かつ運転席の左右側
両部のうち一方の側面部にガード用側面板を装備し、前
面部，後面部および他方の側面部を開放状態としている
キャノピをそなえた建設機械において、上記支柱にブラ
ケット部材を設け、そのブラケット部材に対してリアパ
ネルを着脱可能に設け、装着時のリアパネルの後側端角
部位置を平面視にて上部旋回体の後端旋回半径とほぼ一
致させるように形成するとともに、上記リアパネルの下
部外面側を下端より外側上方に向けて傾斜状に形成した
ことを特徴とする簡易キャブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10770689U JPH082054Y2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 簡易キャブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10770689U JPH082054Y2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 簡易キャブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0347286U JPH0347286U (ja) | 1991-05-01 |
| JPH082054Y2 true JPH082054Y2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=31656385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10770689U Expired - Lifetime JPH082054Y2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 簡易キャブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH082054Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011184853A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-22 | Ihi Construction Machinery Ltd | 建設機械 |
-
1989
- 1989-09-14 JP JP10770689U patent/JPH082054Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0347286U (ja) | 1991-05-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |