JP2584034Y2 - 超小旋回パワショベルのサイドガード装置 - Google Patents
超小旋回パワショベルのサイドガード装置Info
- Publication number
- JP2584034Y2 JP2584034Y2 JP3923893U JP3923893U JP2584034Y2 JP 2584034 Y2 JP2584034 Y2 JP 2584034Y2 JP 3923893 U JP3923893 U JP 3923893U JP 3923893 U JP3923893 U JP 3923893U JP 2584034 Y2 JP2584034 Y2 JP 2584034Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side guard
- driver
- ultra
- small turning
- power shovel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は超小旋回が可能なパワ
ショベルのサイドガード装置に関する。
ショベルのサイドガード装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来超小旋回が可能なパワショベルは、
狭小地での作業が容易なことから、近年広く普及してい
る。また超小旋回を可能とするため、従来では図1に示
すように上部旋回体aの中心より例えば向って右側に作
業機bが、そして左側に運転席cが配置された構造とな
っており、運転席cに作業機bが近接していることか
ら、運転者の安全を確保するため、作業機bと運転席c
の間にサイドガードdが設けられている。上記サイドガ
ードdはキャノピーを兼ねるようにほぼ逆L字形に形成
されていて、屋根eの部分が運転席cの上方を覆うよう
に構成されている。
狭小地での作業が容易なことから、近年広く普及してい
る。また超小旋回を可能とするため、従来では図1に示
すように上部旋回体aの中心より例えば向って右側に作
業機bが、そして左側に運転席cが配置された構造とな
っており、運転席cに作業機bが近接していることか
ら、運転者の安全を確保するため、作業機bと運転席c
の間にサイドガードdが設けられている。上記サイドガ
ードdはキャノピーを兼ねるようにほぼ逆L字形に形成
されていて、屋根eの部分が運転席cの上方を覆うよう
に構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし従来のサイドガ
ードdは、運転者のすぐ近くに平板部fがあるため、運
転者に圧迫感を与えて居住性が悪いと共に、作業時体の
一部が触れやすいため、作業に支障をきたすなどの不具
合があった。この考案はかかる不具合を改善するために
なされたもので、居住性がよく、かつ作業の支障になる
ことが少ない超小旋回パワショベルのサイドガード装置
を提供することを目的とするものである。
ードdは、運転者のすぐ近くに平板部fがあるため、運
転者に圧迫感を与えて居住性が悪いと共に、作業時体の
一部が触れやすいため、作業に支障をきたすなどの不具
合があった。この考案はかかる不具合を改善するために
なされたもので、居住性がよく、かつ作業の支障になる
ことが少ない超小旋回パワショベルのサイドガード装置
を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は上記目的を達
成するために、下部走行体上に旋回自在に設けられた上
部旋回体に、作業機と運転席を近接して設けると共に、
これら作業機と運転席の間にサイドガード本体を立設し
た超小旋回パワショベルにおいて、上記サイドガード本
体の仕切壁上部に作業機側に膨出する膨出部を形成した
ものである。
成するために、下部走行体上に旋回自在に設けられた上
部旋回体に、作業機と運転席を近接して設けると共に、
これら作業機と運転席の間にサイドガード本体を立設し
た超小旋回パワショベルにおいて、上記サイドガード本
体の仕切壁上部に作業機側に膨出する膨出部を形成した
ものである。
【0005】
【作用】上記構成により運転席に着席した運転者の肩か
ら頭部付近に空間が確保されるため、圧迫感を受けるこ
とがなくなると共に、作業時体が触れることも少なくな
るため、作業に支障をきたすことがない。
ら頭部付近に空間が確保されるため、圧迫感を受けるこ
とがなくなると共に、作業時体が触れることも少なくな
るため、作業に支障をきたすことがない。
【0006】
【実施例】この考案の一実施例を図2及び図3に示す図
面を参照して詳述する。図2及び図3において1は超小
旋回パワショベルの下部走行体、2は下部走行体1上に
旋回自在に設けられた上部旋回体を示す。上記上部旋回
体2上には中心より向って右側に作業機3が、そして左
側に運転席4が設置されていると共に、これら作業機3
と運転席4の間にサイドガード本体5が立設されてい
る。
面を参照して詳述する。図2及び図3において1は超小
旋回パワショベルの下部走行体、2は下部走行体1上に
旋回自在に設けられた上部旋回体を示す。上記上部旋回
体2上には中心より向って右側に作業機3が、そして左
側に運転席4が設置されていると共に、これら作業機3
と運転席4の間にサイドガード本体5が立設されてい
る。
【0007】上記サイドガード本体5はキャノピーを兼
ねるため、運転席4の上方に屋根部5aが張り出したほ
ぼ逆L字形に形成されていて、全体が透明な樹脂により
一体もしくは、屋根部5aと仕切壁5bが分割された状
態で成形されている。なお屋根部5aと仕切壁5bが分
割されて成形されている場合は、固着具などにより接離
し自在に接合されている。
ねるため、運転席4の上方に屋根部5aが張り出したほ
ぼ逆L字形に形成されていて、全体が透明な樹脂により
一体もしくは、屋根部5aと仕切壁5bが分割された状
態で成形されている。なお屋根部5aと仕切壁5bが分
割されて成形されている場合は、固着具などにより接離
し自在に接合されている。
【0008】一方上記サイドガード本体5の仕切壁5b
上部には、作業機3側へ膨出する膨出部5cが形成され
ている。この膨出部5cは例えば図3に示すようにほぼ
玉子形に形成されていて、仕切壁5bを成形する際一体
に成形されている。そしてこの膨出部5cによって運転
席4に着席した運転者の肩から頭部付近に空間6が確保
できるようになっている。
上部には、作業機3側へ膨出する膨出部5cが形成され
ている。この膨出部5cは例えば図3に示すようにほぼ
玉子形に形成されていて、仕切壁5bを成形する際一体
に成形されている。そしてこの膨出部5cによって運転
席4に着席した運転者の肩から頭部付近に空間6が確保
できるようになっている。
【0009】次に作用を説明すると、作業に当っては上
部旋回体2の運転席4に運転者が着席して運転席4の前
方に設けられた操作レバー7により作業機3を操作して
作業を行うもので、作業中運転者の側方にサイドガード
本体5の仕切壁5bがあっても、仕切壁5bの上部に膨
出形成された膨出部5cによって運転者の肩から頭部に
かけて空間が確保されるため、仕切壁5bにより圧迫感
を受けることがないと共に、作業中身体を動かしても仕
切壁5bへ触れることが少ないので作業の邪魔になるこ
ともない。
部旋回体2の運転席4に運転者が着席して運転席4の前
方に設けられた操作レバー7により作業機3を操作して
作業を行うもので、作業中運転者の側方にサイドガード
本体5の仕切壁5bがあっても、仕切壁5bの上部に膨
出形成された膨出部5cによって運転者の肩から頭部に
かけて空間が確保されるため、仕切壁5bにより圧迫感
を受けることがないと共に、作業中身体を動かしても仕
切壁5bへ触れることが少ないので作業の邪魔になるこ
ともない。
【0010】
【考案の効果】この考案は以上詳述したように、サイド
ガード本体の仕切壁上部に、作業機側へ膨出する膨出部
を形成して運転者の頭部付近に空間を確保するようにし
たことから、作業中仕切壁により圧迫感を受けることが
ないため、運転席の居住性が向上すると共に、作業中仕
切壁に体が触れることも少なくなるため、サイドガード
本体が作業の支障になることもない。また仕切壁の一部
を膨出させるだけでよいことから、容易かつ安価に実施
することができる。
ガード本体の仕切壁上部に、作業機側へ膨出する膨出部
を形成して運転者の頭部付近に空間を確保するようにし
たことから、作業中仕切壁により圧迫感を受けることが
ないため、運転席の居住性が向上すると共に、作業中仕
切壁に体が触れることも少なくなるため、サイドガード
本体が作業の支障になることもない。また仕切壁の一部
を膨出させるだけでよいことから、容易かつ安価に実施
することができる。
【図1】従来の超小旋回パワショベルを示す正面図であ
る。
る。
【図2】この考案の一実施例になる超小旋回パワショベ
ルの正面図である。
ルの正面図である。
【図3】この考案の一実施例になる超小旋回パワショベ
ルの側面図である。
ルの側面図である。
1 下部走行体 2 上部旋回体 3 作業機 4 運転席 5 サイドガード本体 5b 仕切壁 5c 膨出部
Claims (1)
- 【請求項1】 下部走行体1上に旋回自在に設けられた
上部旋回体2に、作業機3と運転席4を近接して設ける
と共に、これら作業機3と運転席4の間にサイドガード
本体5を立設した超小旋回パワショベルにおいて、上記
サイドガード本体5の仕切壁5b上部に作業機3側に膨
出する膨出部5cを形成してなる超小旋回パワショベル
のサイドガード装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3923893U JP2584034Y2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 超小旋回パワショベルのサイドガード装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3923893U JP2584034Y2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 超小旋回パワショベルのサイドガード装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH074554U JPH074554U (ja) | 1995-01-24 |
JP2584034Y2 true JP2584034Y2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=12547559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3923893U Expired - Lifetime JP2584034Y2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 超小旋回パワショベルのサイドガード装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2584034Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5025833U (ja) * | 1973-06-30 | 1975-03-25 |
-
1993
- 1993-06-25 JP JP3923893U patent/JP2584034Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH074554U (ja) | 1995-01-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080821 Year of fee payment: 10 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323115 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080821 Year of fee payment: 10 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |