JPH08205213A - 構内交換機 - Google Patents
構内交換機Info
- Publication number
- JPH08205213A JPH08205213A JP1181595A JP1181595A JPH08205213A JP H08205213 A JPH08205213 A JP H08205213A JP 1181595 A JP1181595 A JP 1181595A JP 1181595 A JP1181595 A JP 1181595A JP H08205213 A JPH08205213 A JP H08205213A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- call
- extension
- calling
- transfer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 不在転送サービス時にすべての呼が無差別に
転送されてしまうことのない構内交換機を提供する。 【構成】 内線端末11から、転送すべき呼を発する端末
を指定した不在転送サービスを登録するための特番「#1
1」 、転送先の端末である内線端末12の内線番号、およ
び転送すべき呼を発する端末である内線端末13の内線番
号がダイヤルされたとき、数字分析接続部272 はこれら
を受け付けて、それぞれを記憶部28内の端末情報エリア
281 に記録する。発呼識別部271 は内線端末13が内線端
末11へ向けて発呼したときに、内線端末11の内線番号を
作業エリア283 に記録する。次に、数字分析接続部272
は、内線端末11について不在転送サービスが指示されて
いることを識別すると、作業エリア283 および端末情報
エリア281 にそれぞれ記録されている内線番号を比較
し、内線端末13が転送される端末であると判断したとき
は、スイッチ手段を制御して内線端末13から内線端末12
へ接続を設定する。
転送されてしまうことのない構内交換機を提供する。 【構成】 内線端末11から、転送すべき呼を発する端末
を指定した不在転送サービスを登録するための特番「#1
1」 、転送先の端末である内線端末12の内線番号、およ
び転送すべき呼を発する端末である内線端末13の内線番
号がダイヤルされたとき、数字分析接続部272 はこれら
を受け付けて、それぞれを記憶部28内の端末情報エリア
281 に記録する。発呼識別部271 は内線端末13が内線端
末11へ向けて発呼したときに、内線端末11の内線番号を
作業エリア283 に記録する。次に、数字分析接続部272
は、内線端末11について不在転送サービスが指示されて
いることを識別すると、作業エリア283 および端末情報
エリア281 にそれぞれ記録されている内線番号を比較
し、内線端末13が転送される端末であると判断したとき
は、スイッチ手段を制御して内線端末13から内線端末12
へ接続を設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構内交換機に関し、と
くに、不在転送サービス時に、指定された端末からの発
呼のみを転送する構内交換機に関する。
くに、不在転送サービス時に、指定された端末からの発
呼のみを転送する構内交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術に係る構内交換機(PBX:Private
Branch Exchange) においては、不在転送サービスが提
供されているものがある。不在転送サービスとは、構内
交換機に収容された内線電話機または公衆通信網から、
この構内交換機に収容された他の内線電話機(以下では
「被呼端末」と呼ぶ)に着信させるときに、構内交換機
に予め転送先の内線電話機の電話番号を登録しておく
と、自動的に、転送先へその呼を転送するサービスであ
る。
Branch Exchange) においては、不在転送サービスが提
供されているものがある。不在転送サービスとは、構内
交換機に収容された内線電話機または公衆通信網から、
この構内交換機に収容された他の内線電話機(以下では
「被呼端末」と呼ぶ)に着信させるときに、構内交換機
に予め転送先の内線電話機の電話番号を登録しておく
と、自動的に、転送先へその呼を転送するサービスであ
る。
【0003】このサービスを受けたい着信先端末のユー
ザ(以下では「着信側ユーザ」と呼ぶ)は、あらかじめ
その端末から、プッシュボタンまたはダイヤルを用い
て、特番、および転送先の電話番号を構内交換機に送っ
て、不在転送サービスの登録を構内交換機にしておくこ
とが必要である。この特番は不在転送サービス登録用の
識別番号であり、転送先の電話番号を構内交換機に登録
するために使われる、予め定められた数字または記号か
らなるものである。
ザ(以下では「着信側ユーザ」と呼ぶ)は、あらかじめ
その端末から、プッシュボタンまたはダイヤルを用い
て、特番、および転送先の電話番号を構内交換機に送っ
て、不在転送サービスの登録を構内交換機にしておくこ
とが必要である。この特番は不在転送サービス登録用の
識別番号であり、転送先の電話番号を構内交換機に登録
するために使われる、予め定められた数字または記号か
らなるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術に係る不
在転送サービスにおいては、不在転送サービスを受ける
ための所定の登録がされた後は、その被呼端末への着呼
は、すべて登録された転送先の電話機へ転送されてい
た。そのために、着信側ユーザが転送されることを望ま
ない発信者からの発呼も転送先に転送されてしまうとい
う欠点があった。たとえば、緊急な内容の電話が特定の
人から着信側ユーザにかかってくる予定のときに、会議
等で着信側ユーザが席を外すために、会議場所にある電
話機を転送先の電話機として設定することがある。この
ときに、上記特定の人以外からの電話、たとえば間違い
電話等もすべて転送されてしまい、会議の進行に支障を
きたす場合がある。
在転送サービスにおいては、不在転送サービスを受ける
ための所定の登録がされた後は、その被呼端末への着呼
は、すべて登録された転送先の電話機へ転送されてい
た。そのために、着信側ユーザが転送されることを望ま
ない発信者からの発呼も転送先に転送されてしまうとい
う欠点があった。たとえば、緊急な内容の電話が特定の
人から着信側ユーザにかかってくる予定のときに、会議
等で着信側ユーザが席を外すために、会議場所にある電
話機を転送先の電話機として設定することがある。この
ときに、上記特定の人以外からの電話、たとえば間違い
電話等もすべて転送されてしまい、会議の進行に支障を
きたす場合がある。
【0005】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、不在転送サービス時に、すべての呼が無差別に転送
されることのない構内交換機を提供することを目的とす
る。
し、不在転送サービス時に、すべての呼が無差別に転送
されることのない構内交換機を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、少なくとも第1の端末、第1の端末への
呼の転送先の端末である第2の端末、および第3の端末
が収容されたインタフェース手段と、このインタフェー
ス手段を介して、第1、第2、および第3の端末のうち
の2つの間を交換接続可能なスイッチ手段と、このスイ
ッチ手段を制御して、第1、第2、および第3の端末の
うちの2つの端末間にインタフェース手段およびスイッ
チ手段を介した接続を設定させる制御手段とを有する構
内交換機において、この構内交換機は、第1の端末への
呼が転送されるかどうかを示す不在転送指示情報と、第
2の端末を第1の端末への呼の転送先の端末として指定
する転送先指定情報と、第1の端末への呼のうち第2の
端末へ転送すべき呼を発する第4の端末を指定する発呼
端末指定情報とを記録可能な記憶手段を含み、制御手段
は、不在転送指示情報、転送先指定情報、および発呼端
末指定情報を受け付けて、記憶手段に記録する受付手段
と、第3の端末が発呼したときに、この発呼に基づいて
第3の端末を識別して、この第3の端末の発呼端末識別
情報を生成する発呼識別手段と、第3の端末から第1の
端末への発呼があった場合、記録されている不在転送指
示情報を参照して転送するかどうかを判断し、転送する
と判断したときは、記録されている発呼端末指定情報と
生成された発呼端末識別情報とを用いて、第3の端末が
第4の端末であるかどうかを判断し、この第4の端末で
あると判断したときは、記録されている転送先指定情報
に従ってスイッチ手段を制御して第3の端末から第2の
端末へ接続を設定する接続手段とを含むこととしたもの
である。
決するために、少なくとも第1の端末、第1の端末への
呼の転送先の端末である第2の端末、および第3の端末
が収容されたインタフェース手段と、このインタフェー
ス手段を介して、第1、第2、および第3の端末のうち
の2つの間を交換接続可能なスイッチ手段と、このスイ
ッチ手段を制御して、第1、第2、および第3の端末の
うちの2つの端末間にインタフェース手段およびスイッ
チ手段を介した接続を設定させる制御手段とを有する構
内交換機において、この構内交換機は、第1の端末への
呼が転送されるかどうかを示す不在転送指示情報と、第
2の端末を第1の端末への呼の転送先の端末として指定
する転送先指定情報と、第1の端末への呼のうち第2の
端末へ転送すべき呼を発する第4の端末を指定する発呼
端末指定情報とを記録可能な記憶手段を含み、制御手段
は、不在転送指示情報、転送先指定情報、および発呼端
末指定情報を受け付けて、記憶手段に記録する受付手段
と、第3の端末が発呼したときに、この発呼に基づいて
第3の端末を識別して、この第3の端末の発呼端末識別
情報を生成する発呼識別手段と、第3の端末から第1の
端末への発呼があった場合、記録されている不在転送指
示情報を参照して転送するかどうかを判断し、転送する
と判断したときは、記録されている発呼端末指定情報と
生成された発呼端末識別情報とを用いて、第3の端末が
第4の端末であるかどうかを判断し、この第4の端末で
あると判断したときは、記録されている転送先指定情報
に従ってスイッチ手段を制御して第3の端末から第2の
端末へ接続を設定する接続手段とを含むこととしたもの
である。
【0007】
【作用】本発明に係る構内交換機によれば、第3の端末
から第1の端末への発呼があったときに、接続手段は、
記録されている不在転送指示情報を参照して転送するか
どうかを判断する。転送すると判断した場合は、記録さ
れている発呼端末指定情報と発呼端末識別情報とを用い
て、第3の端末が第4の端末であるかどうかを判断す
る。第4の端末であると判断したときは、記録されてい
る転送先指定情報に従ってスイッチ手段を制御して第3
の端末から第2の端末へ接続を設定する。
から第1の端末への発呼があったときに、接続手段は、
記録されている不在転送指示情報を参照して転送するか
どうかを判断する。転送すると判断した場合は、記録さ
れている発呼端末指定情報と発呼端末識別情報とを用い
て、第3の端末が第4の端末であるかどうかを判断す
る。第4の端末であると判断したときは、記録されてい
る転送先指定情報に従ってスイッチ手段を制御して第3
の端末から第2の端末へ接続を設定する。
【0008】こうして、着信側ユーザが指定した端末か
らの発呼のみを、指定した転送先の端末へ転送すること
ができる。
らの発呼のみを、指定した転送先の端末へ転送すること
ができる。
【0009】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明による構内交
換機の実施例を詳細に説明する。
換機の実施例を詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の第1の実施例に係る構内交
換機のブロック図である。同図に示す構内交換機20の内
線接続において、発信側の内線端末から着信先の内線端
末への発呼があった場合に、着信先の内線端末について
本発明に係る不在転送サービスが登録されているとき
は、発信側の内線端末が着信先ユーザの指定した特定の
内線端末である場合にのみ、構内交換機20は転送先の内
線端末へその特定の内線端末からの発呼を転送する。構
内交換機20は、着信先の内線端末に向けた発呼が内線端
末からあったとき、その発信側の内線端末が上記特定の
内線端末でない場合は、発呼の転送をしないで話中音を
発信側の内線端末に送る。
換機のブロック図である。同図に示す構内交換機20の内
線接続において、発信側の内線端末から着信先の内線端
末への発呼があった場合に、着信先の内線端末について
本発明に係る不在転送サービスが登録されているとき
は、発信側の内線端末が着信先ユーザの指定した特定の
内線端末である場合にのみ、構内交換機20は転送先の内
線端末へその特定の内線端末からの発呼を転送する。構
内交換機20は、着信先の内線端末に向けた発呼が内線端
末からあったとき、その発信側の内線端末が上記特定の
内線端末でない場合は、発呼の転送をしないで話中音を
発信側の内線端末に送る。
【0011】以下では、発信側の内線端末を「発信側端
末」、本来の着信先の内線端末を「被呼端末」、転送先
の内線端末を「転送先端末」、転送すべき呼を発する内
線端末を「転送可能端末」、とそれぞれ呼ぶこととす
る。
末」、本来の着信先の内線端末を「被呼端末」、転送先
の内線端末を「転送先端末」、転送すべき呼を発する内
線端末を「転送可能端末」、とそれぞれ呼ぶこととす
る。
【0012】図1において、内線端末11を被呼端末、内
線端末12を内線端末11のユーザが転送先として指定した
転送先端末、内線端末13をこのユーザが転送可能端末と
して指定した端末とし、内線端末14は転送可能端末とし
て指定されていないとする。
線端末12を内線端末11のユーザが転送先として指定した
転送先端末、内線端末13をこのユーザが転送可能端末と
して指定した端末とし、内線端末14は転送可能端末とし
て指定されていないとする。
【0013】構内交換機20はインタフェース(IF)部とし
て2つのアナログIF部21、24 を有し、 一方のアナログIF
部21には、 電話機、ファクシミリなどの複数の内線端末
11〜14が収容されている。他方のアナログIF部24は、 公
衆回線網30に接続され、公衆回線網30には電話機、ファ
クシミリなどの外線端末31〜33が収容されている。一般
に多数の内線端末及び外線端末がインタフェース部に収
容されているが、 説明の便宜上、 構内交換機20は、図1
に示す内線4本および外線3本の端末が収容可能である
とする。
て2つのアナログIF部21、24 を有し、 一方のアナログIF
部21には、 電話機、ファクシミリなどの複数の内線端末
11〜14が収容されている。他方のアナログIF部24は、 公
衆回線網30に接続され、公衆回線網30には電話機、ファ
クシミリなどの外線端末31〜33が収容されている。一般
に多数の内線端末及び外線端末がインタフェース部に収
容されているが、 説明の便宜上、 構内交換機20は、図1
に示す内線4本および外線3本の端末が収容可能である
とする。
【0014】構内交換機20は、 さらにスイッチ部23を有
し、 スイッチ部23には、 アナログIF部21、24 、および、
発信側端末が出力するダイヤル数字(被呼端末の電話番
号、転送先の内線番号、後述する特番等)を受信するレ
ジスタ回路26が接続されている。スイッチ部23におけ
る、 アナログIF部21を介した内線端末11〜14同士の接
続、アナログIF部21、24 を介した内線端末11〜14と外線
端末31〜32の接続、 およびアナログIF部21を介した内線
端末11〜14とレジスタ回路26の接続は制御部27によって
制御される。制御部27は、さらに各内線端末について不
在転送サービスが登録されているかどうかの判断、発信
側端末が転送可能端末であるかどうかの判断等を行な
う。制御部27には、これらの処理を行なうための制御プ
ログラム、 および内線端末11〜14の内線番号等を記憶す
る記憶部28が接続されている。
し、 スイッチ部23には、 アナログIF部21、24 、および、
発信側端末が出力するダイヤル数字(被呼端末の電話番
号、転送先の内線番号、後述する特番等)を受信するレ
ジスタ回路26が接続されている。スイッチ部23におけ
る、 アナログIF部21を介した内線端末11〜14同士の接
続、アナログIF部21、24 を介した内線端末11〜14と外線
端末31〜32の接続、 およびアナログIF部21を介した内線
端末11〜14とレジスタ回路26の接続は制御部27によって
制御される。制御部27は、さらに各内線端末について不
在転送サービスが登録されているかどうかの判断、発信
側端末が転送可能端末であるかどうかの判断等を行な
う。制御部27には、これらの処理を行なうための制御プ
ログラム、 および内線端末11〜14の内線番号等を記憶す
る記憶部28が接続されている。
【0015】上記各部の詳細を説明する。内線端末11〜
14が接続されたアナログIF部21は、内線端末11〜14と1
対1に対応させて設けられている加入者回路211 〜214
と、これらの加入者回路211 〜214 を制御する処理部 21
5とを有する。各加入者回路211 〜214 は、 それぞれに
接続された内線端末11〜14からのアナログ信号(音声信
号等)をデジタル信号に変換する機能、 これとは逆に内
線端末11〜14へのデジタル信号をアナログ信号に変換す
る機能、 制御部27の指示を受けてダイヤルトーンやリン
グバックトーンなどの可聴信号音を送出したりリンギン
グ信号を送出する機能、 および内線端末11〜14のフック
状態を監視する機能等、 いわゆるBORSCHT 機能を有す
る。
14が接続されたアナログIF部21は、内線端末11〜14と1
対1に対応させて設けられている加入者回路211 〜214
と、これらの加入者回路211 〜214 を制御する処理部 21
5とを有する。各加入者回路211 〜214 は、 それぞれに
接続された内線端末11〜14からのアナログ信号(音声信
号等)をデジタル信号に変換する機能、 これとは逆に内
線端末11〜14へのデジタル信号をアナログ信号に変換す
る機能、 制御部27の指示を受けてダイヤルトーンやリン
グバックトーンなどの可聴信号音を送出したりリンギン
グ信号を送出する機能、 および内線端末11〜14のフック
状態を監視する機能等、 いわゆるBORSCHT 機能を有す
る。
【0016】各加入者回路211 〜214 は、 内線端末11〜
14のフック状態の監視結果として、各端末が発呼(オフ
フック)しているかどうかを示すフック信号を処理部21
5 に出力する。処理部215 は、 このフック信号に基づい
て4ビットの端末状態信号を生成し、 信号線216 を介し
て周期的に制御部27にこの端末状態信号を送る。
14のフック状態の監視結果として、各端末が発呼(オフ
フック)しているかどうかを示すフック信号を処理部21
5 に出力する。処理部215 は、 このフック信号に基づい
て4ビットの端末状態信号を生成し、 信号線216 を介し
て周期的に制御部27にこの端末状態信号を送る。
【0017】端末状態信号のビット数は、 アナログIF部
21に接続可能な内線端末数と同じであり、 1ビットで1
つの内線端末の発呼状態を示す。この端末状態信号にお
いては、 4ビット中のビット位置により各ビットが内線
端末11〜14のいずれに対応するかが識別される。1つの
内線端末に対応するビット位置にあるビットの値が
「1」のとき、 この内線端末はオフフックしており、 ビ
ットの値が「0」のとき、この内線端末はオンフックで
ある。
21に接続可能な内線端末数と同じであり、 1ビットで1
つの内線端末の発呼状態を示す。この端末状態信号にお
いては、 4ビット中のビット位置により各ビットが内線
端末11〜14のいずれに対応するかが識別される。1つの
内線端末に対応するビット位置にあるビットの値が
「1」のとき、 この内線端末はオフフックしており、 ビ
ットの値が「0」のとき、この内線端末はオンフックで
ある。
【0018】端末状態信号は制御部27において呼制御に
使われるとともに、 後述する制御部27内の発呼識別部27
1 において、発呼した端末の内線番号を識別するために
使われる。端末状態信号は発呼識別部271 で内線端末の
識別に使われた後、次の周期における内線番号の識別の
ために記憶部28内の監視エリア282 に記録される。内線
番号の識別方法については後述する。
使われるとともに、 後述する制御部27内の発呼識別部27
1 において、発呼した端末の内線番号を識別するために
使われる。端末状態信号は発呼識別部271 で内線端末の
識別に使われた後、次の周期における内線番号の識別の
ために記憶部28内の監視エリア282 に記録される。内線
番号の識別方法については後述する。
【0019】この端末状態信号等が格納される記憶部28
には、 端末状態信号を格納する監視エリア282 と、内線
端末11〜14の内線番号、転送先端末の内線番号、および
転送可能端末の内線番号等を格納する端末情報エリア 2
81と、 作業エリア283 とが設けられている。
には、 端末状態信号を格納する監視エリア282 と、内線
端末11〜14の内線番号、転送先端末の内線番号、および
転送可能端末の内線番号等を格納する端末情報エリア 2
81と、 作業エリア283 とが設けられている。
【0020】端末情報エリアのレイアウトの例を図2に
示す。端末情報エリア281 には、 各内線端末11〜14ごと
に内線番号エリア2811、サービス種別エリア2812、 転送
先エリア2813、および転送可能端末エリア2814が設けら
れている。内線番号エリア2811には本実施例では、 構内
交換機20に収容されている全端末について、構内交換機
20に登録してある、個々の内線端末の内線番号が記録さ
れている。内線端末に対応して記録されている内線番号
により、後述する制御部27内の発呼識別部271は、発呼
した内線端末の内線番号を知ることができる。図2にお
いては、内線端末11〜14の内線番号をそれぞれ「A」、
「B」、「C」、「D」とし、この内線番号が内線番号
エリア2811に記録されている。
示す。端末情報エリア281 には、 各内線端末11〜14ごと
に内線番号エリア2811、サービス種別エリア2812、 転送
先エリア2813、および転送可能端末エリア2814が設けら
れている。内線番号エリア2811には本実施例では、 構内
交換機20に収容されている全端末について、構内交換機
20に登録してある、個々の内線端末の内線番号が記録さ
れている。内線端末に対応して記録されている内線番号
により、後述する制御部27内の発呼識別部271は、発呼
した内線端末の内線番号を知ることができる。図2にお
いては、内線端末11〜14の内線番号をそれぞれ「A」、
「B」、「C」、「D」とし、この内線番号が内線番号
エリア2811に記録されている。
【0021】サービス種別エリア2812は、 不在転送サー
ビスを行うかどうか、および不在転送サービスを行う場
合に転送可能端末の指定があるかどうかを示すためのも
のであり、後述するように数字分析接続部272 により記
録される。ここに格納されている値が「0」のとき構内
交換機20は不在転送サービスを行わず、「1」のときは
転送可能端末の指定がある不在転送サービスを行ない、
「2」のときは転送可能端末の指定がない不在転送サー
ビスを行なう。図2に示すように本実施例においては、
内線端末11について転送可能端末を指定した不在転送サ
ービスが行われ、他の内線端末12〜14について不在転送
サービスは行われない。
ビスを行うかどうか、および不在転送サービスを行う場
合に転送可能端末の指定があるかどうかを示すためのも
のであり、後述するように数字分析接続部272 により記
録される。ここに格納されている値が「0」のとき構内
交換機20は不在転送サービスを行わず、「1」のときは
転送可能端末の指定がある不在転送サービスを行ない、
「2」のときは転送可能端末の指定がない不在転送サー
ビスを行なう。図2に示すように本実施例においては、
内線端末11について転送可能端末を指定した不在転送サ
ービスが行われ、他の内線端末12〜14について不在転送
サービスは行われない。
【0022】転送先エリア2813および転送可能端末エリ
ア2814には、不在転送サービスを希望するユーザが指定
した転送先および転送可能端末の内線番号が、このユー
ザの内線端末に対応して、後述する数字分析接続部272
により記録される。図2においては、内線端末11につい
てのみ転送先の電話番号として「B」が登録され、転送
可能端末の電話番号として「C」が登録されている。こ
れらの内線番号をユーザが登録するための操作、この登
録操作を発呼識別部271 および数字分析接続部272 が処
理する方法については後述する。
ア2814には、不在転送サービスを希望するユーザが指定
した転送先および転送可能端末の内線番号が、このユー
ザの内線端末に対応して、後述する数字分析接続部272
により記録される。図2においては、内線端末11につい
てのみ転送先の電話番号として「B」が登録され、転送
可能端末の電話番号として「C」が登録されている。こ
れらの内線番号をユーザが登録するための操作、この登
録操作を発呼識別部271 および数字分析接続部272 が処
理する方法については後述する。
【0023】記憶部28内の監視エリア282 には、図1の
処理部215 から制御部27に送られてきた4ビットの端末
状態信号のうち前周期のものが制御部27により記録され
ている。作業エリア283 には、発呼識別部271 が発呼を
識別した内線端末の内線番号が一時的に発呼識別部271
により記録される。
処理部215 から制御部27に送られてきた4ビットの端末
状態信号のうち前周期のものが制御部27により記録され
ている。作業エリア283 には、発呼識別部271 が発呼を
識別した内線端末の内線番号が一時的に発呼識別部271
により記録される。
【0024】制御部27は、 記憶部28に格納されている上
記内線番号や、図示しない呼処理プログラムなどの制御
プログラム/データを用いて、アナログIF部21、 24およ
びスイッチ部20をプログラム制御して、 内線端末11〜14
間の内線相互接続、 および内線端末11〜14と外線端末31
〜33との間の接続を行う。制御部27は、 呼処理プログラ
ムを実行するための発呼識別部271 と数字分析接続部27
2 とを含む。
記内線番号や、図示しない呼処理プログラムなどの制御
プログラム/データを用いて、アナログIF部21、 24およ
びスイッチ部20をプログラム制御して、 内線端末11〜14
間の内線相互接続、 および内線端末11〜14と外線端末31
〜33との間の接続を行う。制御部27は、 呼処理プログラ
ムを実行するための発呼識別部271 と数字分析接続部27
2 とを含む。
【0025】発呼識別部271 は、端末状態信号を用いて
発呼した内線端末を識別し、 識別結果からその端末の内
線番号を記憶部28内の端末情報エリア281 を用いて求
め、得られた内線番号を記憶部28の作業エリア283 に格
納する。数字分析接続部272 は、発呼した内線端末から
送られてレジスタ回路26に記憶された、被呼端末等を指
定するダイヤル数字を分析し、被呼端末を決定するとと
もに、接続処理を行ない、発信側端末と被呼端末との間
で通話路を設定する。
発呼した内線端末を識別し、 識別結果からその端末の内
線番号を記憶部28内の端末情報エリア281 を用いて求
め、得られた内線番号を記憶部28の作業エリア283 に格
納する。数字分析接続部272 は、発呼した内線端末から
送られてレジスタ回路26に記憶された、被呼端末等を指
定するダイヤル数字を分析し、被呼端末を決定するとと
もに、接続処理を行ない、発信側端末と被呼端末との間
で通話路を設定する。
【0026】発呼識別部271 が行う内線端末の識別処理
について説明する。発呼識別部271は、 監視エリア282
に記録されている前周期の端末状態信号と、処理部215
から送られてきた今周期の端末状態信号とを比較して、
ビット値が「0」から「1」に変化しているビットを見
つけることにより、新たに発呼した内線端末を識別す
る。この識別結果から、発呼識別部271 は、発呼した内
線端末の内線番号を図2に示す端末情報エリア281 内の
内線番号エリア2811より求め、得られた内線番号を図1
に示す記憶部28内の作業エリア283 に記録する。
について説明する。発呼識別部271は、 監視エリア282
に記録されている前周期の端末状態信号と、処理部215
から送られてきた今周期の端末状態信号とを比較して、
ビット値が「0」から「1」に変化しているビットを見
つけることにより、新たに発呼した内線端末を識別す
る。この識別結果から、発呼識別部271 は、発呼した内
線端末の内線番号を図2に示す端末情報エリア281 内の
内線番号エリア2811より求め、得られた内線番号を図1
に示す記憶部28内の作業エリア283 に記録する。
【0027】数字分析接続部272 は、内線端末から発呼
に続いて送られてくる、特番または被呼者の内線/外線
番号を指定するダイヤル数字を分析して、以下に述べ
る、この数字に応じた所定の処理を行う。数字分析接続
部272 の動作について図3のフローチャートを用いて説
明する。
に続いて送られてくる、特番または被呼者の内線/外線
番号を指定するダイヤル数字を分析して、以下に述べ
る、この数字に応じた所定の処理を行う。数字分析接続
部272 の動作について図3のフローチャートを用いて説
明する。
【0028】構内交換機20において、いくつかの特番の
なかに不在転送サービスを登録するための特番が定義さ
れている。不在転送サービス特番は、本実施例では
「#」記号およびこれに続く2桁の数字から構成されて
いる。そして、「11」は、転送可能端末が指定された不
在転送サービスを表し、「12」は、転送可能端末が指定
されていない、すなわち、無条件に転送する不在転送サ
ービスを表す。なお、特番はこれ以外の構成とすること
が可能であり、特定の数字、たとえば「1」から始まる
数字としてもよい。なお、数字分析接続部272 は、構内
交換機20に収容された内線端末から発信するときの発信
分析と外線から着信が構内交換機20にあったときの着信
分析とを行うが、着信分析については従来と同様に処理
することができるため、以下では発信分析の場合につい
て説明する。
なかに不在転送サービスを登録するための特番が定義さ
れている。不在転送サービス特番は、本実施例では
「#」記号およびこれに続く2桁の数字から構成されて
いる。そして、「11」は、転送可能端末が指定された不
在転送サービスを表し、「12」は、転送可能端末が指定
されていない、すなわち、無条件に転送する不在転送サ
ービスを表す。なお、特番はこれ以外の構成とすること
が可能であり、特定の数字、たとえば「1」から始まる
数字としてもよい。なお、数字分析接続部272 は、構内
交換機20に収容された内線端末から発信するときの発信
分析と外線から着信が構内交換機20にあったときの着信
分析とを行うが、着信分析については従来と同様に処理
することができるため、以下では発信分析の場合につい
て説明する。
【0029】数字分析接続部272 は、レジスタ回路26に
よるダイヤル数字の受信が完了した時に受信した数字が
不在転送サービス特番であるかどうかを判断する(ステ
ップ42)。この特番である場合、その数字が「11」であ
るとき、ユーザが特番に続いて、「転送先内線番号」、
「転送可能端末の内線番号」をこの順にダイヤルするの
で、数字分析接続部272 は、受信したこれらの内線番号
を図2の端末情報エリア281 内の発呼した内線端末に対
応した転送先エリア2813および転送可能端末エリア2814
にそれぞれ格納する。また、サービス種別エリア2812に
「1」を格納する。特番の数字が「12」であるとき、ユ
ーザが特番に続いて、「転送先内線番号」のみをダイヤ
ルするので、数字分析接続部272 は、受信した内線番号
を図2の端末情報エリア281 内の発呼した内線端末に対
応した転送先エリア2813に格納する。また、サービス種
別エリア2812に「2」を格納し(ステップ41)、処理を
終了する。
よるダイヤル数字の受信が完了した時に受信した数字が
不在転送サービス特番であるかどうかを判断する(ステ
ップ42)。この特番である場合、その数字が「11」であ
るとき、ユーザが特番に続いて、「転送先内線番号」、
「転送可能端末の内線番号」をこの順にダイヤルするの
で、数字分析接続部272 は、受信したこれらの内線番号
を図2の端末情報エリア281 内の発呼した内線端末に対
応した転送先エリア2813および転送可能端末エリア2814
にそれぞれ格納する。また、サービス種別エリア2812に
「1」を格納する。特番の数字が「12」であるとき、ユ
ーザが特番に続いて、「転送先内線番号」のみをダイヤ
ルするので、数字分析接続部272 は、受信した内線番号
を図2の端末情報エリア281 内の発呼した内線端末に対
応した転送先エリア2813に格納する。また、サービス種
別エリア2812に「2」を格納し(ステップ41)、処理を
終了する。
【0030】不在転送サービス特番でない場合、発呼に
続いてユーザが被呼端末を指定する数字をダイヤルする
ので、数字分析接続部272 は、ダイヤル数字で指定され
た被呼端末が内線端末11〜14に含まれるかどうかを判断
する(ステップ43)。被呼端末が内線端末であるとき、
数字分析接続部272 は、図2に示す端末情報エリア281
内の被呼端末に対応するサービス種別エリア2812に記録
されている値を読み出し、この値が「1」であるかどう
かを判断する(ステップ44)。
続いてユーザが被呼端末を指定する数字をダイヤルする
ので、数字分析接続部272 は、ダイヤル数字で指定され
た被呼端末が内線端末11〜14に含まれるかどうかを判断
する(ステップ43)。被呼端末が内線端末であるとき、
数字分析接続部272 は、図2に示す端末情報エリア281
内の被呼端末に対応するサービス種別エリア2812に記録
されている値を読み出し、この値が「1」であるかどう
かを判断する(ステップ44)。
【0031】「1」である場合、その被呼端末について
の不在転送サービスは、転送可能端末が指定された不在
転送サービスであるため、数字分析接続部272 は、図2
に示す端末情報エリア281 内の被呼端末に対応する転送
可能端末エリア2814に記録されている転送可能端末の内
線番号を読み出す。そして、この内線番号と図1に示す
記憶部28内の作業エリア283 に記録されている発信側端
末の内線番号とを比較して、発信側端末が転送可能端末
であるかどうかを判断する(ステップ45)。
の不在転送サービスは、転送可能端末が指定された不在
転送サービスであるため、数字分析接続部272 は、図2
に示す端末情報エリア281 内の被呼端末に対応する転送
可能端末エリア2814に記録されている転送可能端末の内
線番号を読み出す。そして、この内線番号と図1に示す
記憶部28内の作業エリア283 に記録されている発信側端
末の内線番号とを比較して、発信側端末が転送可能端末
であるかどうかを判断する(ステップ45)。
【0032】発信側端末が転送可能端末であるとき、数
字分析接続部272 は、図1に示すスイッチ部23を制御し
て発信側端末と転送先端末との間で通常の接続処理(呼
び出し音の送出等)を行い(ステップ46)、処理を終了
する。発信側端末が転送可能端末でないときは、数字分
析接続部272 は、その発信側端末を収容している加入者
回路に対して、発信側端末へ話中音を送るように指示し
(ステップ49)、処理を終了する。
字分析接続部272 は、図1に示すスイッチ部23を制御し
て発信側端末と転送先端末との間で通常の接続処理(呼
び出し音の送出等)を行い(ステップ46)、処理を終了
する。発信側端末が転送可能端末でないときは、数字分
析接続部272 は、その発信側端末を収容している加入者
回路に対して、発信側端末へ話中音を送るように指示し
(ステップ49)、処理を終了する。
【0033】上記のステップ43における判断の結果、被
呼端末が内線端末でないときは、被呼者が外線端末であ
るので、数字分析接続部272 はスイッチ部23を制御して
発信側端末と公衆回線網30との間で通常の接続処理を行
い(ステップ47)、処理を終了する。
呼端末が内線端末でないときは、被呼者が外線端末であ
るので、数字分析接続部272 はスイッチ部23を制御して
発信側端末と公衆回線網30との間で通常の接続処理を行
い(ステップ47)、処理を終了する。
【0034】ステップ44での判断の結果、サービス種別
エリア2812に記録されている値が「1」以外のとき、こ
の値は「0」の場合と「2」の場合がある。「0」の場
合は、被呼端末は不在転送サービスの登録をしていない
端末であるため、数字分析接続部272 は発信側端末と被
呼者の内線端末との間で通常の内線接続処理を行う。サ
ービス種別エリア2812に記録されている値が「2」の場
合は、発信側端末の内線番号によらず、無条件に転送す
るため、図2に示す被呼端末に対応する転送先エリア28
13に記録されている転送先端末と発信側端末との間で通
常の内線接続処理を行い(ステップ48)、処理を終了す
る。
エリア2812に記録されている値が「1」以外のとき、こ
の値は「0」の場合と「2」の場合がある。「0」の場
合は、被呼端末は不在転送サービスの登録をしていない
端末であるため、数字分析接続部272 は発信側端末と被
呼者の内線端末との間で通常の内線接続処理を行う。サ
ービス種別エリア2812に記録されている値が「2」の場
合は、発信側端末の内線番号によらず、無条件に転送す
るため、図2に示す被呼端末に対応する転送先エリア28
13に記録されている転送先端末と発信側端末との間で通
常の内線接続処理を行い(ステップ48)、処理を終了す
る。
【0035】なお、図1に示すアナログIF部24は、 構内
交換機20を公衆回線網30の一種であるアナログ電話網と
接続するための回路であり、 電話局の交換機から見て構
内交換機20が標準電話機と同じに見えるように機能す
る。アナログIF部24は、 例えば、 電話局の交換機からの
着信を呼び出し信号で検出する。
交換機20を公衆回線網30の一種であるアナログ電話網と
接続するための回路であり、 電話局の交換機から見て構
内交換機20が標準電話機と同じに見えるように機能す
る。アナログIF部24は、 例えば、 電話局の交換機からの
着信を呼び出し信号で検出する。
【0036】次に構内交換機20の呼処理動作を図4のフ
ローチャートを用いて説明する。
ローチャートを用いて説明する。
【0037】図1に示す発呼識別部271 は、加入者回路
211 〜214 が検知した結果に基づいて処理部215 が出力
する端末状態信号を受けて、発呼した端末があるかどう
かを周期的に調べる(ステップ51)。発呼した端末があ
るとき、その端末に対応した端末状態信号中のビットの
値が「0」から「1」に変化することより、発呼識別部
271 は発呼した端末を識別する。識別結果により、発呼
識別部271 は、記憶部28内の端末情報エリア281 に記録
されている内線番号を検索して発信側端末の内線番号を
得て、その内線番号を作業エリア283 に記録する(ステ
ップ52)。次に、識別された発信側端末からダイヤル数
字を受信するために、制御部27はレジスタ回路26とこの
発信側端末との間に通話路を設定するようにスイッチ部
23を制御する。また、発信側端末に発信音を送出するよ
うに、その発信側端末を収容している加入者回路に指示
する(ステップ53)。発信音を受けたユーザが発信側端
末からダイヤルした数字をレジスタ回路26は受信する
(ステップ54)。
211 〜214 が検知した結果に基づいて処理部215 が出力
する端末状態信号を受けて、発呼した端末があるかどう
かを周期的に調べる(ステップ51)。発呼した端末があ
るとき、その端末に対応した端末状態信号中のビットの
値が「0」から「1」に変化することより、発呼識別部
271 は発呼した端末を識別する。識別結果により、発呼
識別部271 は、記憶部28内の端末情報エリア281 に記録
されている内線番号を検索して発信側端末の内線番号を
得て、その内線番号を作業エリア283 に記録する(ステ
ップ52)。次に、識別された発信側端末からダイヤル数
字を受信するために、制御部27はレジスタ回路26とこの
発信側端末との間に通話路を設定するようにスイッチ部
23を制御する。また、発信側端末に発信音を送出するよ
うに、その発信側端末を収容している加入者回路に指示
する(ステップ53)。発信音を受けたユーザが発信側端
末からダイヤルした数字をレジスタ回路26は受信する
(ステップ54)。
【0038】図1に示す数字分析接続部272 は、図3に
示すように数字を分析し、その数字が特番のときは、不
在転送サービスの登録を行う。特番でない場合、被呼端
末について不在転送サービスが登録されているときは、
不在転送サービスを実行するために、着信先を転送先端
末に変更する。その際に、図2に示すサービス種別エリ
ア2812の値に基づいて、無条件に転送を行うか、発信側
端末が転送可能端末であるときにのみ転送を行うかを決
定する。後者に決定された場合、図1に示す作業エリア
283 に記録された発信側端末の内線番号と、図2に示す
転送可能端末エリア2814に記録された内線番号とを比較
して発信側端末が転送可能端末であるかどうかを判断す
る。転送可能端末でない場合、転送は行なわない。転送
を行なう場合、転送先端末にはその転送先端末を収納し
た加入者回路から呼び出し信号を送り、発信側端末には
その発信側端末を収容した加入者回路から呼び出し音を
送る。転送先端末から応答があったとき、発信側端末と
転送先端末との間で通話路を設定する。(ステップ5
5)。
示すように数字を分析し、その数字が特番のときは、不
在転送サービスの登録を行う。特番でない場合、被呼端
末について不在転送サービスが登録されているときは、
不在転送サービスを実行するために、着信先を転送先端
末に変更する。その際に、図2に示すサービス種別エリ
ア2812の値に基づいて、無条件に転送を行うか、発信側
端末が転送可能端末であるときにのみ転送を行うかを決
定する。後者に決定された場合、図1に示す作業エリア
283 に記録された発信側端末の内線番号と、図2に示す
転送可能端末エリア2814に記録された内線番号とを比較
して発信側端末が転送可能端末であるかどうかを判断す
る。転送可能端末でない場合、転送は行なわない。転送
を行なう場合、転送先端末にはその転送先端末を収納し
た加入者回路から呼び出し信号を送り、発信側端末には
その発信側端末を収容した加入者回路から呼び出し音を
送る。転送先端末から応答があったとき、発信側端末と
転送先端末との間で通話路を設定する。(ステップ5
5)。
【0039】発信側端末または転送先端末のいずれかで
オンフックがあったとき、制御部27はこれを検知し
て、通話路を解放する(ステップ56)。
オンフックがあったとき、制御部27はこれを検知し
て、通話路を解放する(ステップ56)。
【0040】このように本実施例では、 不在転送サービ
ス時に転送される端末を指定することができる。
ス時に転送される端末を指定することができる。
【0041】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
第1の実施例では、構内交換機に接続された端末の内線
番号は発呼時に構内交換機内の発呼識別部が識別するこ
ととしたが、第2の実施例では、構内交換機に接続され
た端末は自己の電話番号を構内交換機に送ることができ
る。そのため、構内交換機が発呼端末の電話番号を端末
状態信号から求める処理は不要となる。このようなシス
テムとして本実施例はISDN交換システムである。
第1の実施例では、構内交換機に接続された端末の内線
番号は発呼時に構内交換機内の発呼識別部が識別するこ
ととしたが、第2の実施例では、構内交換機に接続され
た端末は自己の電話番号を構内交換機に送ることができ
る。そのため、構内交換機が発呼端末の電話番号を端末
状態信号から求める処理は不要となる。このようなシス
テムとして本実施例はISDN交換システムである。
【0042】図5は本発明の第2の実施例に係る構内交
換機のブロック図である。同図に示す構内交換機120
は、内線接続において第1の実施例と同様な不在転送サ
ービスを提供するとともに、外線端末から着信があった
場合にも同様なサービスを提供する。内線または外線か
ら着信先ユーザの内線端末への着呼があったとき、発信
側端末が、着信先ユーザが指定した特定の内線端末また
は外線発呼者である場合にのみ、構内交換機120 は転送
先の内線端末へその呼を転送する。構内交換機120 は、
被呼端末に向けた呼が発信側端末からあったとき、その
発信側端末が転送可能端末でない場合は、発呼の転送を
しないで、話中音を発信側端末に送る。
換機のブロック図である。同図に示す構内交換機120
は、内線接続において第1の実施例と同様な不在転送サ
ービスを提供するとともに、外線端末から着信があった
場合にも同様なサービスを提供する。内線または外線か
ら着信先ユーザの内線端末への着呼があったとき、発信
側端末が、着信先ユーザが指定した特定の内線端末また
は外線発呼者である場合にのみ、構内交換機120 は転送
先の内線端末へその呼を転送する。構内交換機120 は、
被呼端末に向けた呼が発信側端末からあったとき、その
発信側端末が転送可能端末でない場合は、発呼の転送を
しないで、話中音を発信側端末に送る。
【0043】構内交換機120 はインタフェース部として
2つのISDN IF 部121、124 を有し、一方のISDN IF 部121
には、 電話機などの複数の内線端末111 〜114 が収容
され、 他方のISDN IF 部124 には、 公衆回線網130 を介
して電話機などの外線端末131 〜133 が収容されてい
る。これらの内線および外線端末はISDN端末であり、呼
設定時に自端末の電話番号を含むSETUP メッセージを構
内交換機120 に送ることにより、自端末の電話番号を構
内交換機120 に知らせることができる。説明の便宜上、
本構内交換機120 は、図5に示す内線4本および外線3
本が収容され、図示されている。
2つのISDN IF 部121、124 を有し、一方のISDN IF 部121
には、 電話機などの複数の内線端末111 〜114 が収容
され、 他方のISDN IF 部124 には、 公衆回線網130 を介
して電話機などの外線端末131 〜133 が収容されてい
る。これらの内線および外線端末はISDN端末であり、呼
設定時に自端末の電話番号を含むSETUP メッセージを構
内交換機120 に送ることにより、自端末の電話番号を構
内交換機120 に知らせることができる。説明の便宜上、
本構内交換機120 は、図5に示す内線4本および外線3
本が収容され、図示されている。
【0044】構内交換機130 は、 さらに、 スイッチ部12
3 を有し、 スイッチ部123 には、 ISDN IF 部121、124 が
接続されている。スイッチ部123 における、 ISDN IF 部
121、124 を介した、 内線端末111 〜114 、および外線端
末131 〜132 の相互の間の接続は制御部127 によって制
御される。制御部127 には、 その制御プログラム、 およ
び内線端末111 〜114 の内線番号等を記憶する記憶部12
8 が接続されている。
3 を有し、 スイッチ部123 には、 ISDN IF 部121、124 が
接続されている。スイッチ部123 における、 ISDN IF 部
121、124 を介した、 内線端末111 〜114 、および外線端
末131 〜132 の相互の間の接続は制御部127 によって制
御される。制御部127 には、 その制御プログラム、 およ
び内線端末111 〜114 の内線番号等を記憶する記憶部12
8 が接続されている。
【0045】上記各部の詳細を説明する。内線端末111
〜114 が接続されたISDN IF 部121は、 内線端末111 〜1
14 と1対1に対応させて設けられている加入者回路121
1〜1214を有する。各加入者回路1211〜1214は、 それぞ
れに接続された内線端末111〜114 との間でデジタル信
号の送受を行なう。
〜114 が接続されたISDN IF 部121は、 内線端末111 〜1
14 と1対1に対応させて設けられている加入者回路121
1〜1214を有する。各加入者回路1211〜1214は、 それぞ
れに接続された内線端末111〜114 との間でデジタル信
号の送受を行なう。
【0046】各加入者回路1211〜1214は、 呼設定時に内
線端末111 〜114 からDチャネルを介して送られてくる
SETUP メッセージを受け付けて、 このSETUP メッセージ
を、信号線216 を介して制御部127 に送る。
線端末111 〜114 からDチャネルを介して送られてくる
SETUP メッセージを受け付けて、 このSETUP メッセージ
を、信号線216 を介して制御部127 に送る。
【0047】SETUP メッセージには被呼者の電話番号、
特番、および発信側の内線端末111〜114 の電話番号が
含まれる。SETUP メッセージの構成の例を図6に示す。
図6に示すプロトコル識別子61は現在ISDNにおいて使わ
れているプロトコルと将来定められる可能性のあるプロ
トコルとを区別するために設けられている。呼番号長さ
62は、基本インタフェースと1次群速度インタフェース
で呼番号64の長さが異なるため、その長さを示すもので
ある。フラグ63はこのメッセージが発信側が出力したも
のか着信側が出力したものかを示すものである。呼番号
64は、内線端末111 〜114 と交換機120 との間で1つの
チャネルに複数の端末が接続されたときに、これらの複
数の端末を区別するために使われる。領域65は、メッセ
ージの種別を示し、図6の場合呼設定のためのメッセー
ジであるため「00000101」 が設定されている。先頭ビッ
トの「0」は、メッセージ種別65以下に複数オクテット
からなる情報があることを示すためのものである。通話
路属性等指定66は、交換モード(回線交換かパケット
交換か)等を示す。
特番、および発信側の内線端末111〜114 の電話番号が
含まれる。SETUP メッセージの構成の例を図6に示す。
図6に示すプロトコル識別子61は現在ISDNにおいて使わ
れているプロトコルと将来定められる可能性のあるプロ
トコルとを区別するために設けられている。呼番号長さ
62は、基本インタフェースと1次群速度インタフェース
で呼番号64の長さが異なるため、その長さを示すもので
ある。フラグ63はこのメッセージが発信側が出力したも
のか着信側が出力したものかを示すものである。呼番号
64は、内線端末111 〜114 と交換機120 との間で1つの
チャネルに複数の端末が接続されたときに、これらの複
数の端末を区別するために使われる。領域65は、メッセ
ージの種別を示し、図6の場合呼設定のためのメッセー
ジであるため「00000101」 が設定されている。先頭ビッ
トの「0」は、メッセージ種別65以下に複数オクテット
からなる情報があることを示すためのものである。通話
路属性等指定66は、交換モード(回線交換かパケット
交換か)等を示す。
【0048】領域67、68、69、70、71はそれぞれ、被呼
者電話番号、発信側電話番号、特番、転送先電話番号、
転送可能端末電話番号である。ユーザが端末から特番を
入力した時にその特番が無条件に転送する不在転送サー
ビス(以下では第1種の不在転送サービスと呼ぶ)を指
定するものである場合、特番69、転送先電話番号70はユ
ーザが入力した数字であり、転送可能端末電話番号71は
「0」である。特番が、転送可能端末が指定された不在
転送サービス(以下では第2種の不在転送サービスと呼
ぶ)を指定するものである場合、特番69、転送先電話番
号70、転送可能端末電話番号71はユーザが入力した数字
である。特番が入力されなかった場合、特番69、転送先
電話番号70、転送可能端末電話番号71は「0」である。
なお、ユーザは、特番を入力する際は、オフフック後、
本実施例では最初に「#」を入力し、次に希望するサー
ビスに応じた2桁の数字を入力する。
者電話番号、発信側電話番号、特番、転送先電話番号、
転送可能端末電話番号である。ユーザが端末から特番を
入力した時にその特番が無条件に転送する不在転送サー
ビス(以下では第1種の不在転送サービスと呼ぶ)を指
定するものである場合、特番69、転送先電話番号70はユ
ーザが入力した数字であり、転送可能端末電話番号71は
「0」である。特番が、転送可能端末が指定された不在
転送サービス(以下では第2種の不在転送サービスと呼
ぶ)を指定するものである場合、特番69、転送先電話番
号70、転送可能端末電話番号71はユーザが入力した数字
である。特番が入力されなかった場合、特番69、転送先
電話番号70、転送可能端末電話番号71は「0」である。
なお、ユーザは、特番を入力する際は、オフフック後、
本実施例では最初に「#」を入力し、次に希望するサー
ビスに応じた2桁の数字を入力する。
【0049】図5に戻って、記憶部128 には、 内線端末
111 〜114 の内線番号、転送先内線番号、および転送可
能端末の内線または外線番号等を格納する端末情報エリ
ア1281と、 作業エリア1283とが設けられている。
111 〜114 の内線番号、転送先内線番号、および転送可
能端末の内線または外線番号等を格納する端末情報エリ
ア1281と、 作業エリア1283とが設けられている。
【0050】本実施例における端末情報エリア1281のレ
イアウトは、図2に示す第1の実施例のレイアウトと同
様でよい。すなわち端末情報エリア1281には、 各内線端
末111 〜114 に対応して内線番号エリア2811、サービス
種別エリア2812、 転送先エリア2813、および転送可能端
末エリア2814が設けられている。内線番号エリア2811に
は、 個々の内線端末の構内交換機120 に登録してある内
線番号が記録されている。
イアウトは、図2に示す第1の実施例のレイアウトと同
様でよい。すなわち端末情報エリア1281には、 各内線端
末111 〜114 に対応して内線番号エリア2811、サービス
種別エリア2812、 転送先エリア2813、および転送可能端
末エリア2814が設けられている。内線番号エリア2811に
は、 個々の内線端末の構内交換機120 に登録してある内
線番号が記録されている。
【0051】サービス種別エリア2812には、第1の実施
例と同様にサービス種別を示す値が記録される。転送先
エリア2813、および転送可能端末エリア2814には、不在
転送サービスを希望するユーザが指定した転送先の内線
番号および転送可能端末の内線または外線番号が、この
ユーザの内線端末に対応して、後述する数字分析接続部
1272により記録される。作業エリア283 には、発呼した
内線端末の内線番号が後述するメッセージ受付部1271に
より一時的に記録される。
例と同様にサービス種別を示す値が記録される。転送先
エリア2813、および転送可能端末エリア2814には、不在
転送サービスを希望するユーザが指定した転送先の内線
番号および転送可能端末の内線または外線番号が、この
ユーザの内線端末に対応して、後述する数字分析接続部
1272により記録される。作業エリア283 には、発呼した
内線端末の内線番号が後述するメッセージ受付部1271に
より一時的に記録される。
【0052】制御部127 は、 記憶部128 に格納されてい
る上記内線番号や、図示しない呼処理プログラムなどの
制御プログラム/データを用いて、ISDN IF 部121、124
およびスイッチ部120 をプログラム制御し、 内線端末11
1 〜114 間の内線相互接続、および内線端末111 〜114
と公衆回線網130 を介した外線端末131 〜133 との間の
接続を行う。制御部127 は、 呼処理プログラムを実行す
るためのメッセージ受付部1271と数字識別部1272とを含
む。
る上記内線番号や、図示しない呼処理プログラムなどの
制御プログラム/データを用いて、ISDN IF 部121、124
およびスイッチ部120 をプログラム制御し、 内線端末11
1 〜114 間の内線相互接続、および内線端末111 〜114
と公衆回線網130 を介した外線端末131 〜133 との間の
接続を行う。制御部127 は、 呼処理プログラムを実行す
るためのメッセージ受付部1271と数字識別部1272とを含
む。
【0053】メッセージ受付部1271は、発呼した内線ま
たは外線端末からのSETUP メッセージを加入者回路1211
〜1214またはISDN IF 部124 を介して受け付け、 SETUP
メッセージに含まれる被呼者電話番号67、発呼した内線
または外線端末の電話番号(発信側電話番号68)、特番
69、転送先電話番号70、転送可能端末電話番号71を作業
メモリ1283に格納する。
たは外線端末からのSETUP メッセージを加入者回路1211
〜1214またはISDN IF 部124 を介して受け付け、 SETUP
メッセージに含まれる被呼者電話番号67、発呼した内線
または外線端末の電話番号(発信側電話番号68)、特番
69、転送先電話番号70、転送可能端末電話番号71を作業
メモリ1283に格納する。
【0054】数字分析接続部1272は、内線または外線端
末から送られてくるSETUP メッセージに含まれる、特番
または被呼者の内線または外線番号を分析して、以下に
述べる、この数字に応じた所定の処理を行う。数字分析
接続部1272の動作を、図7のフローチャートにより説明
する。
末から送られてくるSETUP メッセージに含まれる、特番
または被呼者の内線または外線番号を分析して、以下に
述べる、この数字に応じた所定の処理を行う。数字分析
接続部1272の動作を、図7のフローチャートにより説明
する。
【0055】第1の実施例と同様に構内交換機120 にお
いて、いくつかの特番のなかに不在転送サービスを登録
するための特番が定義されており、不在転送サービス特
番の構成およびその意味は第1の実施例と同様とする。
いて、いくつかの特番のなかに不在転送サービスを登録
するための特番が定義されており、不在転送サービス特
番の構成およびその意味は第1の実施例と同様とする。
【0056】数字分析接続部1272は、構内交換機120 内
の端末から発信する時の発信分析と外線端末から着信が
構内交換機120 にあった時の着信分析とを行う。第1の
実施例においては第1種の不在転送サービスは内線端末
からの呼のみを対象としていたが、本実施例では外線端
末からの着信についても対象とする。
の端末から発信する時の発信分析と外線端末から着信が
構内交換機120 にあった時の着信分析とを行う。第1の
実施例においては第1種の不在転送サービスは内線端末
からの呼のみを対象としていたが、本実施例では外線端
末からの着信についても対象とする。
【0057】数字分析接続部1272は、SETUP メッセージ
がメッセージ受付部1271により作業エリア1283に記録さ
れた後に、このメッセージに含まれる特番69が不在転送
サービス特番であるかどうかを判断する(ステップ8
2)。特番69が「11」であるとき、これは、内線端末が
第1種の不在転送サービスの登録をするためにSETUP メ
ッセージを構内交換機120 に送ってきたことを意味する
ので、数字分析接続部1272は、作業エリア1283に記録さ
れている転送先電話番号70、および転送可能端末電話番
号71を、図5の端末情報エリア1281内の発呼した内線端
末に対応した転送先エリア2813および転送可能端末エリ
ア2814にそれぞれ格納する。また、サービス種別エリア
2812に「1」を格納する。特番69の数字が「12」である
とき、数字分析接続部1272は、作業エリア1283に記録さ
れている転送先電話番号70を、図5の端末情報エリア12
81内の発呼した内線端末に対応した転送先エリア2813に
格納する。また、サービス種別エリア2812に「2」を格
納し(ステップ81)、処理を終了する。
がメッセージ受付部1271により作業エリア1283に記録さ
れた後に、このメッセージに含まれる特番69が不在転送
サービス特番であるかどうかを判断する(ステップ8
2)。特番69が「11」であるとき、これは、内線端末が
第1種の不在転送サービスの登録をするためにSETUP メ
ッセージを構内交換機120 に送ってきたことを意味する
ので、数字分析接続部1272は、作業エリア1283に記録さ
れている転送先電話番号70、および転送可能端末電話番
号71を、図5の端末情報エリア1281内の発呼した内線端
末に対応した転送先エリア2813および転送可能端末エリ
ア2814にそれぞれ格納する。また、サービス種別エリア
2812に「1」を格納する。特番69の数字が「12」である
とき、数字分析接続部1272は、作業エリア1283に記録さ
れている転送先電話番号70を、図5の端末情報エリア12
81内の発呼した内線端末に対応した転送先エリア2813に
格納する。また、サービス種別エリア2812に「2」を格
納し(ステップ81)、処理を終了する。
【0058】作業エリア1283に記録された特番が「0」
の場合、数字分析接続部1272は、作業エリア1283に記録
されている被呼者電話番号67が内線端末111 〜114 のい
ずれの電話番号であるかを判断する(ステップ83)。被
呼端末が外線端末であるときは不在転送サービスは行わ
ずに通常の接続処理を行なう(ステップ87)。被呼端末
が内線端末であるとき、数字分析接続部1272は、図5に
示す端末情報エリア1281内の被呼端末に対応するサービ
ス種別エリアに記録されている値を読み出し、この値が
「1」であるかどうかを判断する(ステップ84)。
の場合、数字分析接続部1272は、作業エリア1283に記録
されている被呼者電話番号67が内線端末111 〜114 のい
ずれの電話番号であるかを判断する(ステップ83)。被
呼端末が外線端末であるときは不在転送サービスは行わ
ずに通常の接続処理を行なう(ステップ87)。被呼端末
が内線端末であるとき、数字分析接続部1272は、図5に
示す端末情報エリア1281内の被呼端末に対応するサービ
ス種別エリアに記録されている値を読み出し、この値が
「1」であるかどうかを判断する(ステップ84)。
【0059】「1」である場合、第1種の不在転送サー
ビスであるため、数字分析接続部1272は、図5に示す端
末情報エリア1281内の被呼端末に対応する転送可能端末
エリア2814に記録されている転送可能端末電話番号71を
読み出す。そして、この電話番号と図5に示す記憶部12
8 内の作業エリア1283に記録されている発信側電話番号
68とを比較して、発信側端末が転送可能端末であるかど
うかを判断する(ステップ85)。
ビスであるため、数字分析接続部1272は、図5に示す端
末情報エリア1281内の被呼端末に対応する転送可能端末
エリア2814に記録されている転送可能端末電話番号71を
読み出す。そして、この電話番号と図5に示す記憶部12
8 内の作業エリア1283に記録されている発信側電話番号
68とを比較して、発信側端末が転送可能端末であるかど
うかを判断する(ステップ85)。
【0060】発信側端末が転送可能端末であるとき、数
字分析接続部1272は、図5に示すスイッチ部123 を制御
して発信側端末と転送先端末との間で通常の接続処理
(呼び出し音の送出等)を行い(ステップ86)、処理を
終了する。発信側端末が転送可能端末でないときは、数
字分析接続部1272は、発信側端末に対して、話中音を送
るようにISDN IF 部121 〜124 へ指示し(ステップ8
9)、処理を終了する。
字分析接続部1272は、図5に示すスイッチ部123 を制御
して発信側端末と転送先端末との間で通常の接続処理
(呼び出し音の送出等)を行い(ステップ86)、処理を
終了する。発信側端末が転送可能端末でないときは、数
字分析接続部1272は、発信側端末に対して、話中音を送
るようにISDN IF 部121 〜124 へ指示し(ステップ8
9)、処理を終了する。
【0061】上記のステップ84での判断の結果、サービ
ス種別エリア2812に記録されている値が「1」以外のと
き、この値は「0」の場合と「2」の場合がある。
「0」の場合は、被呼端末は不在転送サービスの登録を
していない端末であるため、数字分析接続部1272は発信
側端末と被呼者の内線端末との間で通常の内線接続処理
を行う。サービス種別エリア2812に記録されている値が
「2」の場合は、発信側端末の電話番号によらず、無条
件に転送するため、図2に示す被呼端末に対応する転送
先エリア2813に記録されている転送先端末と発信側端末
との間で通常の接続処理を行い(ステップ88)、処理を
終了する。
ス種別エリア2812に記録されている値が「1」以外のと
き、この値は「0」の場合と「2」の場合がある。
「0」の場合は、被呼端末は不在転送サービスの登録を
していない端末であるため、数字分析接続部1272は発信
側端末と被呼者の内線端末との間で通常の内線接続処理
を行う。サービス種別エリア2812に記録されている値が
「2」の場合は、発信側端末の電話番号によらず、無条
件に転送するため、図2に示す被呼端末に対応する転送
先エリア2813に記録されている転送先端末と発信側端末
との間で通常の接続処理を行い(ステップ88)、処理を
終了する。
【0062】図5に示す、外線端末131 〜133 の収容さ
れている公衆回線網130 が接続されているISDN IF 部12
4 は、 公衆通信網130 との間で基本インタフェースおよ
び1次群速度インタフェースにしたがってデジタル信号
の処理を行なう回路である。
れている公衆回線網130 が接続されているISDN IF 部12
4 は、 公衆通信網130 との間で基本インタフェースおよ
び1次群速度インタフェースにしたがってデジタル信号
の処理を行なう回路である。
【0063】次に構内交換機120 の呼処理動作を図7の
フローチャートを用いて説明する。
フローチャートを用いて説明する。
【0064】図5に示すメッセージ受付部1271は、発呼
した内線または外線端末からDチャネルを介してSETUP
メッセージを受け付ける。受け付けたSETUP メッセージ
は作業エリア1283に記録される(ステップ90)。
した内線または外線端末からDチャネルを介してSETUP
メッセージを受け付ける。受け付けたSETUP メッセージ
は作業エリア1283に記録される(ステップ90)。
【0065】図5に示す数字分析接続部1272は、作業エ
リア1283に記録された特番を調べ、その値が「0」でな
いときは、不在転送サービスを実行するために転送先の
電話番号等の登録を行う。「0」の場合、被呼者が不在
転送サービスを登録しているときは、不在転送サービス
を実行し、指定されている転送先端末を着信先とする。
その際に、サービス種別エリア2812の値に基づいて、無
条件に転送を行うか、発信側端末が転送可能端末である
ときにのみ転送を行うかを決定する。後者の場合、図5
に示す作業エリア1283に記録された発信側電話番号68と
転送可能端末エリア2814に記録された電話番号とを比較
して発信側端末が転送可能端末であるかどうかを判断す
る。転送可能端末でないときは発信側端末に話中音を送
る。転送すると決定した場合、転送先端末には、加入者
回路1211〜1214から呼び出し信号を送るとともに、発信
側端末へは呼び出し音を送る。転送先端末から応答があ
ったとき、発信側端末と転送先端末との間で通話路を設
定する。(ステップ91)。
リア1283に記録された特番を調べ、その値が「0」でな
いときは、不在転送サービスを実行するために転送先の
電話番号等の登録を行う。「0」の場合、被呼者が不在
転送サービスを登録しているときは、不在転送サービス
を実行し、指定されている転送先端末を着信先とする。
その際に、サービス種別エリア2812の値に基づいて、無
条件に転送を行うか、発信側端末が転送可能端末である
ときにのみ転送を行うかを決定する。後者の場合、図5
に示す作業エリア1283に記録された発信側電話番号68と
転送可能端末エリア2814に記録された電話番号とを比較
して発信側端末が転送可能端末であるかどうかを判断す
る。転送可能端末でないときは発信側端末に話中音を送
る。転送すると決定した場合、転送先端末には、加入者
回路1211〜1214から呼び出し信号を送るとともに、発信
側端末へは呼び出し音を送る。転送先端末から応答があ
ったとき、発信側端末と転送先端末との間で通話路を設
定する。(ステップ91)。
【0066】発信側端末または転送先端末のいずれかで
オンフックがあったとき、制御部127 はこれを検知し
て、通話路を解放する(ステップ92)。
オンフックがあったとき、制御部127 はこれを検知し
て、通話路を解放する(ステップ92)。
【0067】このように本実施例では、 ISDN端末のよう
に自端末の電話番号を出力する端末が接続されている構
内交換機において不在転送サービス時に、転送される端
末を指定することができる。
に自端末の電話番号を出力する端末が接続されている構
内交換機において不在転送サービス時に、転送される端
末を指定することができる。
【0068】なお、第1の実施例においては構内交換機
にアナログ電話機のみが収容され、第2の実施例におい
ては構内交換機にISDN端末のみが収容されているが、本
発明はこれらに限られるものではなく、1つの構内交換
機にアナログ電話機とISDN端末の両方を収容し、端末の
種類に応じて処理を行なうことにより、異なる種類の端
末間で転送可能端末を指定した不在転送サービスを実現
することができる。
にアナログ電話機のみが収容され、第2の実施例におい
ては構内交換機にISDN端末のみが収容されているが、本
発明はこれらに限られるものではなく、1つの構内交換
機にアナログ電話機とISDN端末の両方を収容し、端末の
種類に応じて処理を行なうことにより、異なる種類の端
末間で転送可能端末を指定した不在転送サービスを実現
することができる。
【0069】なお、上記の第1および第2の実施例で
は、内線番号を転送先エリア2813および転送可能端末エ
リア2814に記録することとしたが、内線端末を識別でき
るものであれば内線番号に限られるものではなく、たと
えば内線端末の収容位置を示す情報でもよい。
は、内線番号を転送先エリア2813および転送可能端末エ
リア2814に記録することとしたが、内線端末を識別でき
るものであれば内線番号に限られるものではなく、たと
えば内線端末の収容位置を示す情報でもよい。
【0070】また、上記の実施例では、転送可能端末を
指定する際に内線番号を指定することとしたが、本発明
はこれに限られるものではなく、転送される端末が属す
るグループを指定することとしてもよい。この際、内線
端末を、部単位、課単位でグループ化して、グループを
識別するグループ番号を図2に示す内線番号エリア2811
に内線番号とともに登録しておく。登録後に発呼があっ
たとき、発呼識別部は発呼した端末のグループ番号をこ
れにより得ることができる。また、転送可能端末エリア
2814に、転送される端末が属するグループのグループ番
号を登録しておく。
指定する際に内線番号を指定することとしたが、本発明
はこれに限られるものではなく、転送される端末が属す
るグループを指定することとしてもよい。この際、内線
端末を、部単位、課単位でグループ化して、グループを
識別するグループ番号を図2に示す内線番号エリア2811
に内線番号とともに登録しておく。登録後に発呼があっ
たとき、発呼識別部は発呼した端末のグループ番号をこ
れにより得ることができる。また、転送可能端末エリア
2814に、転送される端末が属するグループのグループ番
号を登録しておく。
【0071】内線端末のグループ化については、上記の
ようなグループ化以外も可能であり、たとえば、社員ク
ラス、管理職クラス、役員クラスというようにグループ
化することとしてもよい。
ようなグループ化以外も可能であり、たとえば、社員ク
ラス、管理職クラス、役員クラスというようにグループ
化することとしてもよい。
【0072】なお、グループ番号の設定方法としては、
グループ番号を内線番号とは別に設けてもよいし、内線
番号をグループ番号に流用してもよい。たとえば、内線
番号の特定の桁の数字をグループ番号として用いること
としてもよい。一例として内線番号が4桁の数字のとき
に、上位2桁の数字をグループ番号とする。そして、同
一グループ内の端末については、この上位2桁の数字は
同一とする。
グループ番号を内線番号とは別に設けてもよいし、内線
番号をグループ番号に流用してもよい。たとえば、内線
番号の特定の桁の数字をグループ番号として用いること
としてもよい。一例として内線番号が4桁の数字のとき
に、上位2桁の数字をグループ番号とする。そして、同
一グループ内の端末については、この上位2桁の数字は
同一とする。
【0073】なお、グループ番号は、転送される端末を
指定する場合に用いられるだけではなく、転送先端末を
指定する場合にも用いることとしてもよい。このとき、
数字分析部は、転送先を決定する際に、転送先端末が属
するグループ内の空き電話を転送先として決定すること
とすればよい。
指定する場合に用いられるだけではなく、転送先端末を
指定する場合にも用いることとしてもよい。このとき、
数字分析部は、転送先を決定する際に、転送先端末が属
するグループ内の空き電話を転送先として決定すること
とすればよい。
【0074】また、本実施例においては、図2に示すよ
うにサービス種別を示すためにサービス種別エリア2812
を設けることとしたが、この領域を独立に設けずに、他
の領域、たとえば転送先エリア2813および転送可能端末
エリア2814と共用することとし、これらのエリアにサー
ビス種別を示す英数字等を記録することとしてもよい。
具体的には、不在転送サービスを行なう被呼端末につい
てはその端末の転送先エリア2813に転送先端末の電話番
号を記録し、不在転送サービスを行なわない被呼端末に
ついてはその端末の転送先エリア2813には不在転送サー
ビスを行なわないことを示す英数字等(たとえば「#1
0」)を記録しておく。転送可能端末を指定する不在転
送サービスを行なう被呼端末についてはその端末の転送
可能端末エリア2814に転送可能端末の電話番号を記録
し、転送可能端末を指定しない不在転送サービスを行な
う被呼端末についてはその端末の転送可能端末エリア28
14に転送可能端末を指定しない不在転送サービスである
ことを示すための英数字等(たとえば「#11」)を記
録しておく。数字分析接続部はこれらのエリアに記録さ
れているデータを読み出し、それが電話番号である場
合、所定の不在転送サービスを行ない、サービス種別を
示す英数字等であるときはその数字によって決まる上記
の処理を行なう。
うにサービス種別を示すためにサービス種別エリア2812
を設けることとしたが、この領域を独立に設けずに、他
の領域、たとえば転送先エリア2813および転送可能端末
エリア2814と共用することとし、これらのエリアにサー
ビス種別を示す英数字等を記録することとしてもよい。
具体的には、不在転送サービスを行なう被呼端末につい
てはその端末の転送先エリア2813に転送先端末の電話番
号を記録し、不在転送サービスを行なわない被呼端末に
ついてはその端末の転送先エリア2813には不在転送サー
ビスを行なわないことを示す英数字等(たとえば「#1
0」)を記録しておく。転送可能端末を指定する不在転
送サービスを行なう被呼端末についてはその端末の転送
可能端末エリア2814に転送可能端末の電話番号を記録
し、転送可能端末を指定しない不在転送サービスを行な
う被呼端末についてはその端末の転送可能端末エリア28
14に転送可能端末を指定しない不在転送サービスである
ことを示すための英数字等(たとえば「#11」)を記
録しておく。数字分析接続部はこれらのエリアに記録さ
れているデータを読み出し、それが電話番号である場
合、所定の不在転送サービスを行ない、サービス種別を
示す英数字等であるときはその数字によって決まる上記
の処理を行なう。
【0075】また、上記の実施例では転送可能端末を指
定し、指定されなかった端末が発する呼は転送しないこ
ととしたが、これとは逆に、発呼端末のうちそれからの
呼が転送されない端末を指定することとし、指定された
端末が発する呼は転送せず、指定されなかった端末が発
する呼はすべて転送することとしてもよい。これにより
特定の端末からの呼のみを転送しないことが可能とな
り、他のすべての端末からの呼を転送することができ
る。たとえば、迷惑な電話からの呼を転送したくない場
合に、その電話番号がわかっているとき、この電話から
の呼のみを転送しないということが本方法により可能と
なる。
定し、指定されなかった端末が発する呼は転送しないこ
ととしたが、これとは逆に、発呼端末のうちそれからの
呼が転送されない端末を指定することとし、指定された
端末が発する呼は転送せず、指定されなかった端末が発
する呼はすべて転送することとしてもよい。これにより
特定の端末からの呼のみを転送しないことが可能とな
り、他のすべての端末からの呼を転送することができ
る。たとえば、迷惑な電話からの呼を転送したくない場
合に、その電話番号がわかっているとき、この電話から
の呼のみを転送しないということが本方法により可能と
なる。
【0076】
【発明の効果】このように本発明によれば、 不在転送サ
ービス時に転送すべき呼を限定できる構内交換機を提供
することができる。
ービス時に転送すべき呼を限定できる構内交換機を提供
することができる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る構内交換機のブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る端末情報エリアの
レイアウトの例を説明する図である。
レイアウトの例を説明する図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係る数字分析接続部の
動作例を示すフローチャートである。
動作例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施例に係る構内交換機の動作
例を示すフローチャートである。
例を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施例に係る構内交換機のブロ
ック図である。
ック図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係るSETUP メッセージ
の例を示す説明図である。
の例を示す説明図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係る数字分析接続部の
動作例を示すフローチャートである。
動作例を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施例に係る構内交換機の動作
例を示すフローチャートである。
例を示すフローチャートである。
11〜14 内線端末 20 構内交換機 21、24 アナログIF部 23 スイッチ部 26 レジスタ回路 27 制御部 28 記憶部 31〜33 外線端末 111 〜114 内線端末 120 構内交換機 121、124 ISDN IF 部 123 スイッチ部 127 制御部 128 記憶部 131 〜133 外線端末 271 発呼識別部 272 数字分析接続部 1271 メッセージ受付部 1272 数字分析接続部
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも第1の端末、第1の端末への
呼の転送先の端末である第2の端末、および第3の端末
が収容されたインタフェース手段と、 該インタフェース手段を介して、前記第1、第2、およ
び第3の端末のうちの2つの間を交換接続可能なスイッ
チ手段と、 該スイッチ手段を制御して、前記第1、第2、および第
3の端末のうちの2つの端末間に前記インタフェース手
段および前記スイッチ手段を介した接続を設定させる制
御手段とを有する構内交換機において、該構内交換機
は、 前記第1の端末への呼が転送されるかどうかを示す不在
転送指示情報と、前記第2の端末を第1の端末への呼の
転送先の端末として指定する転送先指定情報と、前記第
1の端末への呼のうち前記第2の端末へ転送すべき呼を
発する第4の端末を指定する発呼端末指定情報とを記録
可能な記憶手段を含み、 前記制御手段は、 前記不在転送指示情報、転送先指定情報、および発呼端
末指定情報を受け付けて、前記記憶手段に記録する受付
手段と、 前記第3の端末が発呼したときに、該発呼に基づいて前
記第3の端末を識別して、該第3の端末の発呼端末識別
情報を生成する発呼識別手段と、 前記第3の端末から前記第1の端末への発呼があった場
合、前記記録されている不在転送指示情報を参照して転
送するかどうかを判断し、転送すると判断したときは、
前記記録されている発呼端末指定情報と前記生成された
発呼端末識別情報とを用いて、前記第3の端末が前記第
4の端末であるかどうかを判断し、該第4の端末である
と判断したときは、前記記録されている転送先指定情報
に従って前記スイッチ手段を制御して前記第3の端末か
ら前記第2の端末へ接続を設定する接続手段とを含むこ
とを特徴とする構内交換機。 - 【請求項2】 少なくとも第1の端末、第1の端末への
呼の転送先である第2の端末、および第3の端末が収容
されたインタフェース手段と、 該インタフェース手段を介して、前記第1、第2、およ
び第3の端末のうちの2つの間を交換接続可能なスイッ
チ手段と、 該スイッチ手段を制御して、前記第1、第2、および第
3の端末のうちの2つの端末間に前記インタフェース手
段および前記スイッチ手段を介した接続を設定させる制
御手段とを有し、 前記第3の端末は、前記インタフェース手段に直接また
は間接に収容され、発呼する際に、該第3の端末を示す
発呼端末識別情報を出力する構内交換機において、該構
内交換機は、 前記第1の端末への呼が転送されるかどうかを示す不在
転送指示情報と、前記第2の端末を前記第1の端末への
呼の転送先として指定する転送先指定情報と、前記第1
の端末への呼のうち前記第2の端末へ転送すべき呼を発
する第4の端末を指定する発呼端末指定情報と、前記第
3の端末からの発呼端末識別情報を記録可能な記憶手段
とを含み、 前記制御手段は、 前記不在転送指示情報、転送先指定情報、および発呼端
末指定情報を受け付けて、前記記憶手段に記録する受付
手段と、 前記第3の端末から前記第1の端末への発呼があった場
合、前記記録されている不在転送指示情報を参照して転
送するかどうかを判断し、転送すると判断したときは、
前記記録されている発呼端末指定情報と前記出力された
発呼端末識別情報とを用いて、前記第3の端末が前記第
4の端末であるかどうかを判断し、該第4の端末である
と判断したときは、前記記録されている転送先指定情報
に従って前記スイッチ手段を制御して前記第3の端末か
ら前記第2の端末へ接続を設定する接続手段とを含むこ
とを特徴とする構内交換機。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の構内交換機に
おいて、前記発呼端末指定情報は、前記第4の端末に割
り当てられた電話番号であることを特徴とする構内交換
機。 - 【請求項4】 請求項1または2に記載の構内交換機に
おいて、前記第4の端末には、該端末が属するグループ
を示すグループ情報が割り当てられており、 前記発呼端末指定情報は、前記第4の端末に割り当てら
れたグループ情報であることを特徴とする構内交換機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1181595A JPH08205213A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | 構内交換機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1181595A JPH08205213A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | 構内交換機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08205213A true JPH08205213A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11788308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1181595A Withdrawn JPH08205213A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | 構内交換機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08205213A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009021769A (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-29 | Panasonic Corp | 電話システム及び、電話システムの自動転送規制方法 |
US7534163B2 (en) | 2004-05-11 | 2009-05-19 | Innopad, Inc. | Polishing pad |
-
1995
- 1995-01-27 JP JP1181595A patent/JPH08205213A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7534163B2 (en) | 2004-05-11 | 2009-05-19 | Innopad, Inc. | Polishing pad |
JP2009021769A (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-29 | Panasonic Corp | 電話システム及び、電話システムの自動転送規制方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020402 |