JPH08204B2 - 石抜き付精米機 - Google Patents
石抜き付精米機Info
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- JPH08204B2 JPH08204B2 JP24411192A JP24411192A JPH08204B2 JP H08204 B2 JPH08204 B2 JP H08204B2 JP 24411192 A JP24411192 A JP 24411192A JP 24411192 A JP24411192 A JP 24411192A JP H08204 B2 JPH08204 B2 JP H08204B2
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- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Description
た付精米機に関する。
52580号公報に見られるように、縦軸型精米機の横
に、石抜き装置が設けられるが、石抜き装置から精米機
のホッパーに玄米を供給する必要から、精米機よりも高
い位置に石抜き装置が設けられていた。また、その石抜
き装置に玄米を供給するために、玄米の張込みホッパー
から石抜き装置へ玄米を供給するための揚穀コンベアが
設けられていた。
般的に、特開昭63−242352号公報に見られるよ
うに、スクリュー式のものが用いられ、その上端の排出
口にホッパーへの供給樋が下向き傾斜に接続される。
の回転により風選別を、偏心カム等による振動により比
重選別を行なうものであるので、その選別中に激しい振
動が発生し、その振動が精米機に伝わると精米に有害と
なり、精米効率を低下させ、精米不良を招く等の悪影響
を及ぼす。
うに防振ゴム等が適所に介在されるが、上記のように石
抜き装置が機体に高い位置において設置されていると、
精米機に伝達しやすい大きな振動が発生しやすい。ま
た、機体の底部から石抜き装置に至るまでの高さの各段
階において、振動の形態、つまり振動数、振幅、振幅速
度等が多様となるために、精米機がそのいずれかと共振
し振動しやすいために、防振ゴム等の弾性材だけでは、
精米機への振動の波及を十分に防止できなかった。
所に揚穀コンベアが用いられるが、運転終了後に、その
下端に玄米が残留し、これが米詰り等のトラブルの原因
となっていた。また、揚穀コンベア上端の玄米供給樋が
タンク内の一部(多くの場合中央)に開口されるが、そ
の開口箇所に玄米が山なりになって不均一に蓄積され、
タンク内に無駄な空間が生じるために、タンクに所定量
の玄米を蓄積するについて、タンク容積の有効利用に適
しなかった。
精中において玄米の糠が付着し、それが精米効率の低下
を招く原因となる。しかし、予め、玄米に少量の糠
(0.1%程度)を混入しておけば、糠の付着が却って
防止されることが知られている。
の底部に石抜き装置を設けることにより、精米機への振
動の波及が有効に防止される石抜き付精米機を提供する
ことを目的とした。また、石抜き装置から高い位置の精
米機へ玄米を上げる揚穀コンベアについて、玄米の残留
防止機能を始め、精米タンクに均等に玄米を供給できる
配粒機能や、精米効率に良好に作用する微量な糠が発生
する糠立ち機能を備えることを目的とした。
めに、この発明は、玄米張込タンクが搭載された石抜き
装置を機体の底部に設け、その後方において底部から離
れた高い位置に精米機を設け、石抜き装置と精米機との
間に、石抜き装置で精選された玄米を精米タンクに供給
するスクリュー式の揚穀コンベアを設けて石抜き付精米
機を構成した。
軸の下端に、石抜き装置から供給される玄米を受ける底
板を一体に設け、底板を揚穀筒の内周面に近接する円形
に形成し、底板の上面にスクリュー羽根の下端を接続し
たときには、玄米の残留防止機能が得られる。
米タンクよりも上においてその側へ開口し、スクリュー
の回転軸の上端に穀粒を撹拌する羽根車を取り付ける
と、配粒機能が得られる。
おいて、揚穀筒の内周面と羽根車の外面との少なくとも
いずれかにやすり状の粗面を形成すると、糠立ち機能が
得られる。
玄米張込タンクに玄米を投入すると、それが石抜き装置
において石や金属片等の異物が除去されてから、揚穀コ
ンベアにより精米タンクに供給され、精米機により搗精
される。
底部に伝達されるが、その底部には振動を受け難い安定
性があり、また、石抜き装置の後方において底部から離
れた箇所に精米機が設けられているために、その精米機
への振動の伝わりが極めて少ない。特に、高さ位置の差
から、石抜き装置の位置における振動の形態は単調であ
り、精米機の高い位置における基準振動と異なるため
に、共振による振動の伝達も防止される。
明する。
で、機体1の底部に石抜き装置2を設け、その排出方向
側においては上方に精米機8を設け、低い箇所の石抜き
装置2から高い箇所の精米機8へ玄米を送るために揚穀
コンベア5が設けられる。
型であって、その下に網目状の傾斜シュート2aが設け
られ、傾斜シュート2aの下のファン2bにより風選別
が行われる。また、振動発生装置2cにより傾斜シュー
ト2aに振動を与えて、比重選別が行われるようになっ
ている。2dが石や金属片等の異物の排出口を、2eが
精選された玄米の排出口を示す。
ュー6を内蔵したものであって、揚穀筒7の下端に揚穀
タンク3が取り付けてあって、揚穀タンク3に石抜き装
置2の玄米排出口2eから玄米が流入する。また、上端
には精米タンク10に玄米を供給する揚穀排出口9を設
けてある。そして、この揚穀コンベア5において、玄米
の残留防止機能や配粒機能、糠立ち機能が備えられてい
る。
スクリュー6の下端に、回転軸6aと一体に底板4が水
平に取り付けられ、その底板4を揚穀筒7の内周面に近
接する円板形に形成し、底板4の上面からスクリュー羽
根6bは出発している。スクリュー羽根6bの大きさに
ついては、揚穀筒7の内周面との間に、玄米Rが落ちな
い程度に、2.5mm〜4.0mmの隙間を生じさせ
る。底板4と揚穀筒7の内周面との隙間は、0.5mm
〜1.5mm以下とする。従って、揚穀筒7の下端の軸
板7aは、図6に示す如く必ずしも要しない。
コンベア5のスクリューコンベアとしての機能により玄
米が上に運ばれる。玄米の残留防止機能については、供
給の最終段階において、底板4に僅かに玄米が残ったと
しても、図2に示すように、玄米Rが揚穀筒7の内周面
との摩擦により滞留するために、底板4に連続するスク
リュー6に上り、引続き揚穀筒7との摩擦により滞留し
ながらスクリュー6に沿って上昇し、揚穀排出口9から
精米タンク10に放出される。
9から玄米を精米タンク10に均等に放出する配粒機能
のためと、微量に糠を発生させる糠立ち機能のために、
スクリュー6の回転軸6aに羽根車20を取り付けてあ
る。
に嵌まる嵌着軸22に一対の羽根24,24を直列に突
設し、上端には揚穀筒7の内周面に近接する円形の天板
25が一体に形成される。これにより玄米Rが上に飛び
出す不都合が防止される。また、玄米Rが強制的に水平
方向に飛ばされる。
ち機能を高めるために、羽根車20の高さ中間部よりも
上において揚穀排出口9を開口し、その下の内周面に粗
面29が設けられる。その粗面29の形成については、
揚穀排出口9を下に延長して切り欠くとともに、揚穀筒
7に一対の半円弧形の湾曲帯板26,27をねじ28に
より締め付けて封じ、切欠きに面する湾曲帯板26が粗
面29付きの構造となっている。
は、その粗面29の箇所で粒密な状態で羽根車20によ
り撹拌され、粗面29との擦り合いにより糠が発生する
(糠立ち機能)。また、羽根24により玄米Rに遠心力
が付与され、揚穀排出口9に至ると、遠心力で玄米Rが
飛ばされる(図5)。その飛距離については、玄米Rが
下から上へ粒密が粗となることから、揚穀排出口9の上
に行くにつれて遠くなる(図1参照)。そのため、精米
タンク10には玄米Rが均等に蓄積される(配粒機
能)。
0に形成しても良い。また、図8に示すように、羽根車
24,24を膨出形状に形成し、その外周面に粗面29
を形成しても良い。
(玄米に対して0.05〜1%の発生量で)、玄米Rが
精米機8に掛けられると、その本体精米室内の精米スク
リュー11に精米に伴う糠が付着することがなくなる。
れるが、精米機8の下には排米返却シュート15が設け
られているために、労力を要しない自動循環精米も可能
である。なお、従来の石抜き付精米機においては、循環
方式を取る場合、精米の程度を知ることができないが、
この実施例の場合であると、米が外に排出されてから戻
されるために、白米の排出のタイミングを取りやすい。
のための排米シュート14が排出傾斜方向から、下向き
方向に転倒可能に軸支され、排米シュート14が排米返
却シュート15に選択的に接続されるようになってい
る。そして、排米返却シュート15が揚穀タンク3に導
かれているので、排米シュート14の切替えにより付精
を繰り返すことができる。
が精米機モータを、18がベルトを示す。
付精米機によれば、玄米張込タンクが搭載された石抜き
装置を機体の底部に設け、その後方において底部から離
れた高い位置に精米機を設けたから、主としてその位置
関係において、石抜き装置から精米機へ振動が波及し難
く、振動による精米効率の低下や精米不良等の不都合を
有効に防止できるという優れた効果がある。また、石抜
き装置を精米機よりも高い位置に設ける場合とは違っ
て、全体的に高さが低くなり、コンパクトになるという
利点もある。
は、スクリュー式の揚穀コンベアにより精米タンクに供
給されるが、その揚穀コンベアについて、スクリューの
回転軸の下端に、石抜き装置から供給される玄米を受け
る底板を設け、その上面にスクリュー羽根の下端を接続
してあると(請求項2)、揚穀コンベアの下に玄米が残
留しなくなるために、米詰りのトラブルを防止でき、ま
た、精米する米の品種を変えるときに、残留米の清掃が
不要となる。
米タンクよりも上においてその側へ開口し、スクリュー
の回転軸の上端に穀粒を撹拌する羽根車を取り付けると
(請求項3)、その羽根で穀粒が精米タンクに均等に飛
ばされるので、精米タンクをコンパクトにでき、また、
精米機へ玄米が流暢に供給される。
おいて、揚穀筒の内周面と羽根車の外面との少なくとも
いずれかにやすり状の粗面を形成すると(請求項4)、
そこにおいて、僅かに糠が発生するために、精米不良を
招く精米スクリューに糠が付着する不都合を防止する手
段として、玄米に予め糠を添加する必要がなくなるばか
りでなく、糠立ちの均等性から糠付着の防止効果が顕著
となる。
ある。
部断面図である。
部断面図である。
ある。
ある。
である。
る。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 玄米張込タンクが搭載された石抜き装置
を機体の底部に設け、その後方において底部から離れた
高い位置に精米機を設け、石抜き装置と精米機との間
に、石抜き装置で精選された玄米を精米タンクに供給す
るスクリュー式の揚穀コンベアを設けたことを特徴とす
る石抜き付精米機。 - 【請求項2】 揚穀コンベアにおいて、スクリューの回
転軸の下端に、石抜き装置から供給される玄米を受ける
底板を一体に設け、底板を揚穀筒の内周面に近接する円
形に形成し、底板の上面にスクリュー羽根の下端を接続
したことを特徴とする請求項1記載の石抜き付精米機。 - 【請求項3】 揚穀コンベアにおける揚穀筒の上端の揚
穀排出口を、精米タンクよりも上においてその側へ開口
し、スクリューの回転軸の上端に穀粒を撹拌する羽根車
を取り付けたことを特徴とする請求項1または2記載の
石抜き付精米機。 - 【請求項4】 揚穀コンベアの上端部において、揚穀筒
の内周面と羽根車の外面との少なくともいずれかにやす
り状の粗面を形成したことを特徴とする請求項3記載の
石抜き付精米機。 - 【請求項5】 精米機の精白米の排出口に連結して、開
閉自在のシュートを設け、精白米又は半搗米を機外へ排
出又は揚穀コンベアの流入口に戻すことを可能にした石
抜き付精米機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24411192A JPH08204B2 (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 石抜き付精米機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24411192A JPH08204B2 (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 石抜き付精米機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5281694A Division JPH06206617A (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-15 | スクリュー式揚穀コンベア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0663430A JPH0663430A (ja) | 1994-03-08 |
JPH08204B2 true JPH08204B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=17113926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24411192A Expired - Fee Related JPH08204B2 (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 石抜き付精米機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08204B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115608621B (zh) * | 2022-12-20 | 2023-03-10 | 河南双优饲料有限公司 | 一种谷物饲料除杂装置 |
-
1992
- 1992-08-19 JP JP24411192A patent/JPH08204B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0663430A (ja) | 1994-03-08 |
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