JPH08204872A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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Publication number
JPH08204872A
JPH08204872A JP7012501A JP1250195A JPH08204872A JP H08204872 A JPH08204872 A JP H08204872A JP 7012501 A JP7012501 A JP 7012501A JP 1250195 A JP1250195 A JP 1250195A JP H08204872 A JPH08204872 A JP H08204872A
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JP
Japan
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film
image
frame number
signal
magnetic
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JP7012501A
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English (en)
Inventor
Shunichi Haga
俊一 芳賀
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気データの読み取りに制限されずにフィル
ム給送する画像入力装置を提供することを目的としてい
る。 【構成】 磁気記憶部55を有するフィルム32を装着
することが可能な画像入力装置であって、フィルム32
を給送する給送手段17、17’と、磁気記憶部55に
記憶されている情報を再生し、再生信号を出力する再生
手段20と、フィルム32のコマ番号を認識し、コマ番
号信号を出力するコマ番号認識手段62、72と、再生
信号を記憶する記憶手段5cと、予備再生指定信号を出
力する予備再生指定手段5bと、予備再生指定信号の出
力に応答して給送手段17、17’によりフィルム32
を一定速度で給送し、再生手段20により磁気記憶部5
5に記憶されている情報を再生し、コマ番号信号と再生
信号とを関連付けて記憶手段5cに記録する予備再生制
御を実行する制御手段67とを有することとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像入力装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】磁気記憶部を有するフィルムが提案され
ている。特開平5−75922では、磁気フィルムに撮
影された画像を1枚ずつビデオモニタに表示する技術が
開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】磁気記憶部のデータを
読み取るためにはフィルム給送を一定速度にする必要が
ある。そのため従来の装置ではデータ読み取りによって
フィルム給送時間が制限されていた。そのため次々に画
像を見たい場合には不便であった。また、磁気ヘッドを
フィルムに当接したままコマ送りを煩雑に行うと、フィ
ルムの磁気記憶部が磨耗してしまう。そのためデータの
記録/再生動作が不安定になるという問題点があった。
【0004】上記問題点を解決するために、請求項1記
載の発明は磁気データの読み取りに制限されずにフィル
ム給送する画像入力装置を提供することを目的としてい
る。また請求項3記載の発明は、フィルムの磁気記憶部
の磨耗を防ぐ画像入力装置を提供することを目的として
いる。
【0005】
【問題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに請求項1記載の発明の装置は、磁気記憶部55を有
するフィルム32を装着することが可能な画像入力装置
であって、フィルム32を給送する給送手段17、1
7’と、磁気記憶部55に記憶されている情報を再生
し、再生信号を出力する再生手段20と、フィルム32
のコマ番号を認識し、コマ番号信号を出力するコマ番号
認識手段62、72と、再生信号を記憶する記憶手段5
cと、予備再生指定信号を出力する予備再生指定手段5
bと、予備再生指定信号の出力に応答して給送手段1
7、17’によりフィルム32を一定速度で給送し、再
生手段20により磁気記憶部55に記憶されている情報
を再生し、コマ番号信号と再生信号とを関連付けて記憶
手段5cに記録する予備再生制御を実行する制御手段6
7とを有することとした。
【0006】請求項3記載の発明の装置では、請求項2
記載の装置に再生手段20を移動させる移動手段64を
更に有し、フィルム32の最終コマ番号に対応するコマ
番号信号に応答して、給送手段17、17’を停止した
後に、移動手段64を駆動して再生手段20をフィルム
32から離れた位置に移動し、フィルム32を巻き戻し
駆動することとした。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明では、制御手段67が予備
再生指定信号の出力に応答して給送手段17、17’に
よりフィルム32を一定速度で給送し、再生手段20に
より磁気記憶部55に記憶されている情報を再生し、コ
マ番号信号と再生信号とを関連付けて記憶手段5cに記
録する予備再生制御を実行することとしたので、画像読
み取り処理時には記憶手段5cに記憶された情報を用い
ればよい。そのため磁気データの読み取りに制限されず
にフィルム給送することができる。
【0008】請求項3記載の発明では、フィルム32の
最終コマ番号に対応するコマ番号信号に応答して、給送
手段17、17’を停止した後に、移動手段64を駆動
して再生手段20をフィルム32から離れた位置に移動
し、フィルム32を巻き戻し駆動することとした。その
ためフィルム32の磁気記憶部55の磨耗を防ぐことが
できる。
【0009】
【実施例】図1は本発明第一実施例の画像入力装置の正
面図である。図2は後述する操作部5の拡大図である。
図3は図1の画像入力装置の側面図である。原稿台1は
原稿を置くための台である。撮像部2は公知であるCC
Dエリアセンサーとその駆動回路等で構成されており、
原稿を撮像するためのものである。図7に示されるよう
に、ズームレンズ3は撮影光学系3aとズーム駆動部3
bとズーム位置検出部3cとから構成されている。撮影
光学系3aはCCDエリアセンサーに原稿画像の焦点を
結像させるためのものである。ズーム駆動部3bは撮影
光学系3aの焦点距離を変更するためのものである。ズ
ーム位置検出部3cは撮影光学系3aの焦点距離を検出
するためのものである。
【0010】照明4は原稿を照明するためのものであ
る。操作部5はユーザーが画像入力装置を操作するため
のものである。表示部5aは液晶表示により、フィルム
情報データ等を表示するためのものである。また操作キ
ー5bを操作することにより、磁気フィルムにデータを
記録、書き換え(新規入力)が出来る。また操作キー5
bから撮像部2への情報(ズーム倍率、アイリス情報、
ホワイトバランス、コマ送り情報)が入力可能である。
また操作部5は入力されたズーム倍率等の情報を設定記
憶する記憶部5cを内蔵している。
【0011】図1において操作部5は原稿台1の前面に
挿入されているが、外部に取り外すことが可能である。
そして操作部5から画像読取装置本体に赤外線信号を送
ることにより、本体をリモコン操作することが可能であ
る。図3の点線で囲まれる部分はフィルム入力部であ
る。フィルム画像は原稿台1上に設けたミラー6により
光路変換してズームレンズ3に入射し、撮像部2にて撮
像される。フィルム入力部にフィルムが挿入されると、
ミラー6は自動的に矢印方向に回転移動し、図示される
位置に固定される。またミラー6は書画原稿入力時は閉
じて、原稿台1内に収納される。
【0012】次に図4を用いて磁気フィルム32につい
て説明する。磁気フィルム32は撮像範囲54に対応し
て、1画像に対し1つのパーフォレーション56と磁気
層55とを有している。磁気フィルム32はスプール軸
59の回りに巻き付けられ、フィルムカセット31の内
部に収納されている。フィルムカセット31は防塵、露
光防止をしたフィルム引き出し口58を有する。磁気フ
ィルム32の送り出し、巻き取りはフィルムカセット3
1のスプール軸59を回転することによって可能であ
る。
【0013】またフィルムカートリッジ31には、フィ
ルム32が現像済みか否かを示す情報とフィルムの種類
を示す情報とが光学的に読み取り可能なラベルによって
表示されている。フィルムの種類を示す情報にはフィル
ムがネガであるかポジであるかという情報と、フィルム
がカラーフィルムであるか白黒フィルムであるかを示す
情報と、フィルムのメーカー名と型番号とを示す情報と
が含まれる。
【0014】仮想画像面54’に対応する第0コマ番号
の磁気層55’は撮影開始コマ番号と撮影終了コマ番号
が記録される部分である。またUSP5130745で
公知であるが、前記磁気層55には撮影時に撮影サイズ
情報、Fナンバー情報、シャッタスピード情報、露出補
正情報、撮影光源情報、フレームナンバー、撮影時のカ
メラの向き(縦・横・逆さ)等の情報がカメラ本体の磁
気ヘッド(図示せず)により磁気記録される。
【0015】磁気フィルム32は、図5、図6に示すカ
セットホルダー33に収納して使用する。以下カセット
ホルダー33について説明する。フィルムカセット収容
部42はフィルムカセット31を収納する部分である。
フタ34はフィルムカセット収容部42のフタである。
フタ34はヒンジ35によってカセットホルダー33の
本体に取り付けられている。
【0016】フィルムカセット検出SW37はフィルム
カセットの有/無を検出するためのスイッチである。駆
動軸用穴43はフィルムカセット31取り付け時にスプ
ール軸59が外部に出る穴である。溝36と位置決め穴
41とはカセットホルダー33をフィルム入力部に固定
するためのものである。
【0017】次に図6を用いてフィルムカセット31が
フィルムカセット収容部42に収納された状態を説明す
る。フタ34は閉めてロックすることが可能である。フ
ィルムカセット31はフィルムカセット収容部42とフ
タ34とにより固定される。この状態でフィルムカセッ
トの有/無を検出するフィルムカセット検出SW37が
ONとなり、出力コネクター38よりフィルム有りの信
号を出力する。スプール軸59上端は回転可能なスプー
ル受け49に係合する。
【0018】次に磁気フィルム32をフィルムカセット
31から送り出す場合について説明する。まずスプール
軸59の回転により磁気フィルム32がフィルムカセッ
ト31から送り出される。カセットホルダー33の内部
には磁気フィルム32の位置規制溝(図示せず)が設け
て有る。そのためスプール軸59の回転により送り出さ
れた磁気フィルム32が、スムーズに巻き取りスプール
44まで送られる。巻き取りスプール44の回転と自動
装填機構45は磁気フィルム32を自動的に巻き取る構
造になっている。
【0019】また回転ローラ40は上下をベアリングに
よって支持され、スムーズに回転するようになってい
る。回転ローラ40は撮像範囲54に対応する部分は、
接触による汚れや傷防止の目的で、磁気フィルム32に
接触しないように細くなっている。また回転ローラ40
は磁気ヘッド20がフィルムに当接時、フィルム送りを
スムーズにし、ヘッドとフィルム磁気層55のタッチを
確実にする目的で設けて有る。
【0020】次に図7のブロック図を用いて画像入力装
置の構成について説明する。電源スイッチ73は本装置
のメインスイッチである。制御部67は画像入力装置の
各部の制御をするためのものである。駆動部17、1
7’は公知の電動モータであり、磁気フィルム32を給
送するためのものである。フィルム状態検出部69は光
学的読取センサーである。フィルム状態検出部69は前
述したフィルムカートリッジ51上のラベルを読み取る
ことにより、磁気フィルム32が現像済であるか否かと
いう情報や、メーカー名と磁気フィルム32の型番等の
フィルム情報を検知するためのものである。フィルム状
態検出部69は制御部67により制御される。
【0021】磁気ヘッド20、27は磁気層55に対し
て記録又は再生するためのものである。情報処理回路6
8は磁気ヘッド20からの信号をデジタルに変換した
り、磁気ヘッド20への信号を磁気ヘッドが取り扱える
ように変換するためのものである。また情報処理回路6
8は磁気ヘッド20からの出力信号と後述するコマ番号
演算部72からの出力信号との関連付けも行う。この関
連付けにより磁気ヘッド20からの情報がどのコマに対
応するかを制御部67が識別することができる。
【0022】検出部62は、磁気フィルム32のパーフ
ォレーション56を光学的に検出するためのものであ
る。コマ番号演算部72は検出部62からの信号に基づ
いて、撮像部2が撮像できる位置にあるコマ番号を認識
するためのものである。画像信号処理回路70は撮像部
2から出力された画像信号を画像処理して、ビデオ信号
を出力するためのものである。
【0023】以下本発明の画像入力装置におけるフィル
ム入力について実施例を詳述する。本装置では磁気記録
層が塗布された磁気フィルム32を取り付け可能であ
る。次にカセットホルダー33のフィルム入力部に対す
る固定に関して説明する。図8はカセットホルダー33
を装填した状態のフィルム入力部の上面図である。図9
はフィルム入力部のBB断面図である。
【0024】開閉フタ24はヒンジ25を支点にして矢
印方向に開閉するように構成されている。開閉フタ24
の内面には吸着部28とクランプピン29と回転可能に
保持された回転位置決めピン65とを有している。開閉
フタ24が閉じた状態では吸着部28と電磁石26によ
り吸着ロックされる。また磁気ヘッド27が開閉フタ2
4の内側に取り付けられている。
【0025】供給リール18は図9に示されるように、
カセットホルダー33が装填された状態では、スプール
軸59と係合する。また巻き取りリール18’は巻き取
りスプール44と係合する。カセット収納開口19、1
9’はカセットホルダー33をガイドする。またカセッ
ト収納開口19、19’の構造は、カセットホルダー3
3を上下反対に入れようとしても入らないような形状に
なっている。
【0026】回転位置決めピン14はカセットホルダー
33の位置決め穴41と係合して、磁気フィルム32の
光軸方向の位置決めをする。倒れ規制ピン12は溝36
と係合してカセットホルダー33が傾くことを規制す
る。開閉フタ24と供給リール18と巻き取りリール1
8’とによりカセットホルダー33は上下方向の位置決
めがなされている。
【0027】次にカセットホルダー33をフィルム入力
部に収納する方法について説明する。図8に示される如
く、開閉フタ24を開けた状態で、カセットホルダー3
3は挿入可能となる。ユーザーは回転位置決めピン14
と倒れ規制ピン12に位置合わせしながら、カセットホ
ルダー33をカセット収納開口19、19’に挿入す
る。
【0028】そしてユーザーが開閉フタ24を閉じる。
すると図9に示されるように前記カセットホルダー33
は、押圧ピン29によって下方に押圧される。押圧ピン
29は開閉フタ24に設けられており、コイルバネ60
によって下方に付勢されている。この付勢力によってカ
セットホルダー33は上下方向の正確な位置に固定され
る。
【0029】磁気ヘッド20はヘッドシフト機構(プラ
ンジャー)64により、図8に示される如く、矢印方向
に進退移動する構成となっている。次に図7、図8、図
9を用いて、磁気フィルム32の駆動機構について説明
する。駆動機構は図9に示すようにベース板の下方に設
け、供給リール18、巻き取りリール18’、回転駆動
ピン15(2本)、アイドルギヤー16、16’、駆動
部17、17’より構成する。
【0030】駆動部の動力は以下のようにスプール軸5
9に伝えられる。駆動部17、17’はそれぞれ供給リ
ール18、巻取りリール18’に連結されている。駆動
部17、の動力は供給リール18を介してスプール軸5
9に伝達される。また駆動部17’の動力は巻取りリー
ル18’を介して巻取りスプール44に伝達される。
【0031】次にフィルムの照明について説明する。ハ
ロゲンランプ7はフィルム照明用の光源である。反射ミ
ラー8はハロゲンランプ7の光をフィルム側に反射する
ミラーである。遮光ボックス63は光が外部に漏れない
ようにするためのものである。ハロゲンランプ7から放
たれた光は、集光レンズ9、拡散板10、照明アパーチ
ャー11を介してフィルムに届く。
【0032】次に図10〜図15を用いて画像入力装置
のフィルム入力動作について説明する。図10〜図15
は制御部67の制御を示す図である。先ず図10を用い
て画像入力装置のメインの制御を説明する。ユーザーが
電源スイッチ73をONすることにより、図10のフロ
ーチャートはスタートする。先ずS1においてミラー6
をUPさせる。次にS2で照明4を点灯させる。
【0033】次にS3において出力コネクター38より
フィルム有りの信号が出力されたか否かを判断する。S
3においてYESであればカセットホルダー33が装着
されていると判断して、S4へ進む。S3においてNO
と判断されると待機する。S4ではフィルム状態検出部
69を駆動してフィルム情報を読み取り、フィルム32
が現像済であるか否かを判断する。S4でYESであれ
ば吸着部28に通電しロックしてS6へ進む。S4でN
OであればS5へ進み、フィルム32が現像済でないこ
とを表示部5aに表示し、S4へ戻る。
【0034】S6では画像入力モードが選択されたか否
かを判断する。画像入力モードは後述するオート入力モ
ードとマニュアル入力モードとがある。画像入力モード
の選択はユーザーが操作キー5bを操作することにより
選択される。画像入力モードが選択されている場合は、
S7へ進み画像取り込み処理を行う。S7の処理が終了
した場合はS3へ戻り上述の処理を繰り返す。S6でN
Oと判断された場合はS8へ進み電源スイッチがOFF
であるか否かを判断する。S8でNOと判断された場合
はS3へ戻り上述の処理を繰り返す。
【0035】S8でYESと判断された場合はS9へ進
み照明4を消灯させる。そしてS10でミラー6を収納
して、本フローチャートの処理を終了する。次にS7の
画像取り込み処理について説明する。図11のフローチ
ャートはS7の処理に入った時に開始する。S101で
はオート入力モードであるか否かを判断する。YESと
判断されるとS102へ進む。NOと判断されるとマニ
ュアル入力モードと判断され、S201へ進む。
【0036】S102ではヘッドシフト機構64を駆動
して、磁気ヘッド20を磁気層55に当接可能な位置に
制御する。そしてS103で駆動部17、17’を駆動
させ、磁気フィルム32を一定の速度で送りだす。そし
てS104において検出部62がパーフォレーション5
6を検出すると、S105へ進む。S104においてパ
ーフォレーション56を検知しない場合は待機する。S
105では、検出部62から出力された信号はコマ番号
演算部72に出力される。コマ番号演算部72は検出部
62から出力された信号に基づいてコマ番号を認識し、
情報処理回路68に出力する。
【0037】S106では磁気ヘッド22を駆動して磁
気層55の磁気データを再生する。情報処理回路68は
再生された磁気データを処理する。更に情報処理回路6
8は、磁気データとコマ番号演算部72から出力された
コマ番号とを関連付けして記憶部5cに出力する。記憶
部5cは入力した情報を記憶する。次にS107におい
て、記憶部5cに記憶されたデータを表示部5aに表示
する。次にS108へ進み、S104で検知したコマが
最終コマであるか否かを判断する。最終コマでないと判
断された場合はS104へ戻り上述の処理を繰り返す。
S108で最終コマであると判断されるとS109へ進
む。
【0038】S108の処理において最終コマのチェッ
クをするので、フィルムを余計に給送することがない。
そのため磁気データの読み込みから画像読み込みまでの
時間を無駄にすることがない。S109では駆動部1
7、17’を停止させ、磁気フィルム32の給送の停止
をする。そしてS110においてヘッドシフト機構64
を駆動して、磁気ヘッド20を磁気層55から離れるよ
うに退避させる。次にS111で駆動部17、17’を
駆動し、磁気フィルム32をフィルムカセット31に巻
き戻す方向に給送する。そしてS112において、S1
04で一番初めに検知した1コマ目を検出部62が検出
するまで待機する。S112でYESと判断されるとS
113へ進み、所定量磁気フィルム32を給送してから
駆動部17、17’を停止させる。このとき磁気フィル
ム32が停止した位置が撮影開始コマを撮像部2が読み
取れる位置になるように制御する。読み取れる位置とは
フィルムコマの中心が撮像部2の光軸とほぼ一致する位
置である。
【0039】S121では記憶部5cに記憶されている
情報から、現在撮像部2が読み取れる位置にあるコマが
磁気データを有しているか否かを判断する。S121で
YESと判断された場合はS122へ進み各種自動設定
をする。S122では磁気データとフィルム情報とか
ら、ズームレンズ3のズーム倍率とレンズ絞りとを設定
する。また磁気データとフィルム情報とから、画像信号
処理回路70で行うホワイトバランスとガンマー補正の
設定をする。
【0040】S121でNOと判断された場合はS12
3へ進む。S123ではフィルム情報に基づいて画像信
号処理回路70で行うホワイトバランスとガンマー補正
の設定をする。次にS124において、撮像部2を駆動
して画像を取り込む。そしてS125において、撮像部
2からの画像信号を画像信号処理回路70で画像処理す
る。次にS126で外部にビデオ出力する。
【0041】次にS128でライトモードが指定されて
いるか否かを判断する。ライトモードとは磁気層55へ
の書き込みをするモードである。ライトモードの指定は
ユーザーによって操作キー5bから入力される。S12
8でYESと判断した場合はS129へ進み磁気記録処
理を実行する。S128でNOと判断された場合はS1
30へ進む。
【0042】次に図15を用いてライトモードにおける
磁気記録処理の説明をする。図15のフローチャートは
ライトモードが指定されていると制御部67が判断した
時にスタートする。まずS301において駆動部17、
17’を駆動して、磁気フィルム32をフィルムカセッ
ト31への巻き戻しを開始する。次にS302で磁気フ
ィルム32を所定量駆動するまで待機する。S302で
YESと判断すると、S303へ進み駆動部17、1
7’を停止する。
【0043】次にS304でヘッドシフト機構64を駆
動して、磁気ヘッド20を磁気層55に当接可能な位置
に制御する。そしてS305で駆動部17、17’を駆
動して、磁気フィルム32を所定の一定速度で送り出し
駆動する。そしてS306で磁気ヘッド20を駆動し、
画像処理やズームレンズ3の各種設定を磁気層55に記
録する。
【0044】次にS307で駆動部17、17’を停止
する。次にS308へ進みヘッドシフト機構64を駆動
して、磁気ヘッド20を磁気層55から離れる位置に制
御し、磁気記録処理を終了する。図12のS130にお
いては撮像部2の読み取り位置にあるフィルムコマが最
終コマ否かを判断する。S130でNOと判断した場合
はS131へ進み、駆動部17、17’を駆動して、磁
気フィルム32を送り出し駆動する。そしてS132に
おいて、次のコマを検出部62が検知するまで待機す
る。S132でYESと判断されるとS133へ進み、
所定量磁気フィルム32を給送してから駆動部17、1
7’を停止させる。このとき磁気フィルム32が停止し
た位置が撮影コマを撮像部2が読み取れる位置になるよ
うに制御する。次にS121へ戻り上述の処理を繰り返
す。
【0045】S130においてYESと判断した場合は
S134へ進み、駆動部17、17’を駆動して、磁気
フィルム32をフィルムカセット31への巻き戻しを開
始する。次にS135で検出部62が0コマ目を検知す
るまで待機する。S135でYESと判断するとS13
6へ進み、所定時間経過後に駆動部17、17’を停止
し処理を終了する。この時に吸着部28のロックを解除
する。
【0046】次にマニュアル入力モードの処理について
説明する。S101においてNOと判断すると、マニュ
アル入力モードであると判断してS201へ進む。S2
01ではヘッドシフト機構64を駆動して、磁気ヘッド
20を磁気層55に当接可能な位置に制御する。そして
S202において、次に読み込むコマをフィルムカセッ
ト31から送り出す方向のコマにするか、フィルムカセ
ット31から巻き戻す方向のコマにするかを入力される
のを待つ。次に読み込むコマの指定はユーザーが操作キ
ー5bを操作することによって行なわれる。
【0047】次にS203で駆動部17、17’を駆動
させ、S202において指定された方向に磁気フィルム
32を一定の速度で送りだす。そしてS204において
磁気ヘッド20が指定コマであるという情報を検知する
と、S205へ進む。S205では磁気ヘッド22を駆
動して磁気層55の磁気データを再生する。再生された
磁気データを情報処理回路68で処理し、記憶部5cに
記録する。次にS206において、記憶部5cに記憶さ
れたデータを表示部5aに表示する。次にS207へ進
み、駆動部17、17’を停止させ、磁気フィルム32
の給送の停止をする。
【0048】S208では記憶部5cに記憶されている
情報から、現在撮像部2が読み取れる位置にあるコマが
磁気データを有しているか否かを判断する。S208で
YESと判断された場合はS209へ進み各種自動設定
をする。S209では磁気データとフィルム情報とか
ら、ズームレンズ3のズーム倍率の設定とレンズ絞りと
を設定する。また磁気データとフィルム情報とから、画
像信号処理回路70で行うホワイトバランスとガンマー
補正の設定をする。
【0049】S208でNOと判断された場合はS21
0へ進む。S210ではユーザーによって入力されたズ
ームレンズ3のズーム倍率とレンズ絞りとホワイトバラ
ンスとガンマー補正の設定をする。入力は操作キー5b
から行なわれる。尚、S210で設定された内容は記憶
部5cに記録される。次にS211において、撮像部2
を駆動して画像を取り込む。そしてS212において、
撮像部2からの画像信号を画像信号処理回路70で画像
処理する。次にS213で外部にビデオ出力する。
【0050】次にS221でライトモードが指定されて
いるか否かを判断する。ライトモードとは磁気層55へ
の書き込みをするモードである。ライトモードの指定は
ユーザーによって操作キー5bから入力される。S22
1でYESと判断した場合はS222へ進み磁気記録処
理を実行してからS223へ進む。S221でNOと判
断された場合はS223へ進む。
【0051】S223ではユーザーからの巻き戻しの指
令があるか否かを判断する。巻き戻し指令はユーザーが
操作キー5bを操作することによって行なわれる。22
3でNOと判断された場合は、S202へ戻り上述の処
理を繰り返す。S223においてYESと判断した場合
はS134へ進み上述の処理を行う。尚、上記実施例で
はフィルムコマの番号を検出部62の出力から求めるこ
ととした。しかし磁気ヘッド20が磁気層55に記憶さ
れているコマ番号を読み取ることによってコマ番号を求
めてもよい。
【0052】本実施例ではS122においてズーム倍率
とレンズ絞りの設定を記憶部5cに記憶されている磁気
データに基づいて行う。従ってフィルム駆動は磁気デー
タの再生処理に制限されることはない。同様にS122
において画像信号処理回路70で行うホワイトバランス
とガンマー補正の設定を記憶部5cに記憶されている磁
気データに基づいて行う。従ってフィルム駆動は磁気デ
ータの読み込みに制限されることはない。
【0053】本発明は書画、フィルム両用の画像入力装
置で説明したが図16に示す第2の実施例のようなフィ
ルムスキャナにも使用する事ができる。フィルム入力部
は前記第1の実施例を反対向きに適用し、フィルム透過
光はズームレンズ3により撮像素子71に結像させて入
力するものである。また上記実施例ではエリアセンサで
画像読み取りをすることとしたが、ラインセンサで読み
取ることにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、制御手段67
が予備再生指定信号の出力に応答して給送手段17、1
7’によりフィルム32を一定速度で給送し、再生手段
20により磁気記憶部55に記憶されている情報を再生
し、コマ番号信号と再生信号とを関連付けて記憶手段5
cに記録する予備再生制御を実行することとしたので、
画像読み取り処理時には記憶手段5cに記憶された情報
を用いればよい。そのため磁気データの読み取りに制限
されずにフィルム給送することができる。
【0055】請求項3記載の発明では、フィルム32の
最終コマ番号に対応するコマ番号信号に応答して、給送
手段17、17’を停止した後に、移動手段64を駆動
して再生手段20をフィルム32から離れた位置に移動
し、フィルム32を巻き戻し駆動することとした。その
ためフィルム32の磁気記憶部55の磨耗を防ぐことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の画像読取装置の正面図である。
【図2】操作部の拡大図である。
【図3】第一実施例の画像読取装置の側面図である。
【図4】磁気層付きフィルムとフィルムカセットを示す
図である。
【図5】カセットホルダーを示す図である。
【図6】カセットホルダーを示す図である。
【図7】第一実施例画像入力装置のブロック図である。
【図8】フィルム入力部の上面図である。
【図9】フィルム入力部のBB断面図である。
【図10】第一実施例のメインの制御を示す図である。
【図11】第一実施例の画像取り込みを示す図である。
【図12】第一実施例の画像取り込みを示す図である。
【図13】第一実施例の画像取り込みを示す図である。
【図14】第一実施例の画像取り込みを示す図である。
【図15】第一実施例の磁気記録処理を示す図である。
【図16】第二実施例の画像読取装置を示す図である。
【符号の説明】
1 原稿台 2 撮像部(CCDカメラ等) 3 ズームレンズ 4 照明 5 操作部 6 ミラー 7 ハロゲンランプ 8 反射ミラー 9 集光レンズ 10 拡散板 11 照明アパーチャー 12 倒れ規制ピン 13 コンバージョンレンズ 14 回転位置決めピン(2本) 15,15' 駆動ピン 16,16' アイドルギアー 17 駆動部 18 供給リール 18’ 巻き取りリール 19,19' カセット収納開口 20 磁気ヘッド 22 フィルムホルダー 23 従来フィルム(磁気層無し) 24 開閉フタ 25 ヒンジ 26 電磁石 27 磁気ヘッド 28 吸着部 29 押圧ピン 30 ヘッドシフト機構(プランジャー) 31 フィルムカセット 32 磁気フィルム 33 カセットホルダー 34 フタ 35 ヒンジ 36 溝(左右対称) 37 カセットホルダー検出SW 38 出力コネクター 39 ベース板 40 回転ローラ 41 位置決め穴 42 フィルムカセット収容部 43 駆動軸用穴 44 巻き取りスプール 45 自動装填機構 46 フィルム窓開口 47 磁気ヘッド挿入穴 48 コネクター 49 スプール受け 51 フィルム透過光窓 52 コマ位置検出用穴 52’ スタート/エンド位置検出用穴 53 送り用ラック 54 撮像範囲 55 磁気層 56 パーフォレーション 58 フィルム引き出し口 59 スプール軸 60 コイルバネ 62 検出部(フォトインタラプター) 63 遮光ボックス 64 ヘッドシフト機構(プランジャー) 65 回転位置決めピン 67 制御部 68 情報処理回路 69 フィルム状態検出部 70 画像信号処理回路 71 撮像素子(CCD) 72 コマ番号演算部 73 電源スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気記憶部を有するフィルムを装着するこ
    とが可能な画像入力装置であって、 前記フィルムを給送する給送手段と、 前記磁気記憶部に記憶されている情報を再生し、再生信
    号を出力する再生手段と、 前記フィルムのコマ番号を認識し、コマ番号信号を出力
    するコマ番号認識手段と、 前記再生信号を記憶する記憶手段と、 予備再生指定信号を出力する予備再生指定手段と、 前記予備再生指定信号の出力に応答して前記給送手段に
    より前記フィルムを一定速度で給送し、前記再生手段に
    より前記磁気記憶部に記憶されている情報を再生し、前
    記コマ番号信号と前記再生信号とを関連付けて前記記憶
    手段に記録する予備再生制御を実行する制御手段とを有
    することを特徴とする画像入力装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記フィルムの最終コマ
    番号に対応するコマ番号信号に応答して、前記給送手段
    の駆動を停止することを特徴とする請求項1記載の画像
    入力装置。
  3. 【請求項3】前記再生手段を移動させる移動手段を更に
    有し、 前記フィルムの最終コマ番号に対応するコマ番号信号に
    応答して、前記給送手段を停止した後に、前記移動手段
    を駆動して前記再生手段を前記フィルムから離れた位置
    に移動し、前記フィルムを巻き戻し駆動することを特徴
    とする請求項2記載の画像入力装置。
  4. 【請求項4】前記フィルムの画像を読み取り、画像信号
    を出力する画像読み取り手段と、 前記画像読み取り手段に画像を結像する結像光学系とを
    更に有し、 前記制御手段は、前記予備再生制御終了後に入力された
    前記コマ番号信号に基づいてコマ番号を認識し、前記記
    憶手段に記憶されている前記認識したコマ番号に対応す
    る情報に基づいて前記結像光学系を設定し、前記画像読
    み取り手段を駆動することを特徴とする請求項1記載の
    画像入力装置。
  5. 【請求項5】前記フィルムの画像を読み取り、画像信号
    を出力する画像読み取り手段と、 前記画像読み取り手段に画像を結像する結像光学系と、 前記画像信号を処理する画像処理手段とを更に有し、 前記制御手段は、前記予備再生制御終了後に入力された
    前記コマ番号信号に基づいてコマ番号を認識し、前記記
    憶手段に記憶されている前記認識したコマ番号に対応す
    る情報に基づいて画像処理手段の画像処理条件を設定
    し、前記画像読み取り手段を駆動し、前記設定された画
    像処理条件で前記画像処理手段を駆動することを特徴と
    する請求項1記載の画像入力装置。
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