JPH08204861A - ボタン電話装置の電源供給方式 - Google Patents

ボタン電話装置の電源供給方式

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JPH08204861A
JPH08204861A JP1337895A JP1337895A JPH08204861A JP H08204861 A JPH08204861 A JP H08204861A JP 1337895 A JP1337895 A JP 1337895A JP 1337895 A JP1337895 A JP 1337895A JP H08204861 A JPH08204861 A JP H08204861A
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JP
Japan
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power supply
power
telephone
digital
supply system
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JP1337895A
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Inventor
Masaharu Tomobe
匡治 友部
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NEC Engineering Ltd
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NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボタン電話装置を安く、かつ、小型に形成す
ることができるボタン電話装置の電源供給方式を提供す
ることである。 【構成】 主装置1に複数のディジタル電話機9それぞ
れを伝送路6を介し接続して構成され、主装置1は、1
次巻線に通信部4を接続し、2つの2次巻線の各巻線の
一方に伝送路6を接続し、他方に商用電源7と同一周波
数の交流電力を供給するパルストランス5を各ディジタ
ル電話機9対応に備えている。ディジタル電話機9は、
伝送路6およびパルストランス12を介して商用電源7
と同一周波数の交流電力を受給し、電源部13でディジ
タル電話機9の内部で使用する電源を生成して供給する
している。通信用信号は、主装置1の通信部4とディジ
タル電話機9の通信部11との間でパルストランス5、
12を介し、伝送路6上を交流電力に重畳されて、伝送
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主装置に複数のディジ
タル電話機それぞれを2本のメタリックワイアの伝送路
によって接続して構成されるボタン電話装置に関し、特
に、ボタン電話装置を安く、小形化できるボタン電話装
置の電源供給方式に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、従来のボタン電話装置について説
明する。従来のこの種のボタン電話装置では、図4に示
されるように、主装置21が複数のディジタル電話機2
9それぞれを2本のメタリックワイアによる伝送路6を
介して接続し、各ディジタル電話機29の内部で必要と
される全ての電源は、主装置21から伝送路6を介して
供給されている。
【0003】即ち、主装置21は、制御部22、複数の
電話機インタフェース部23、および、電源部28を有
する。
【0004】制御部22は、電話機インタフェース部2
3を介してディジタル電話機29に対する制御と音声信
号の交換とを行なっている。電話機インタフェース部2
3は、ディジタル符号化された制御情報・音声信号の送
受・等価・解析・タイミング調整の機能を有する通信部
24と、この通信部24のデータ通信信号と電源部28
から供給される直流電力とを同一伝送路に給電するパル
ストランス25とを有している。電源部28は、AC/
DC変換器を有し、このAC/DC変換器を介して商用
電源7を直流電力に変換し、この直流電力をパルストラ
ンス25を介して伝送路6に供給している。
【0005】一方、ディジタル電話機29は、図5に示
されるように、主装置21からの2本のメタリックワイ
アによる伝送路6を接続し、制御部30、通信部31、
パルストランス32、電源部33、および、電話機回路
34を有し、電源部33は、ダイオードブリッジ35、
平滑コンデンサ36、および、DC/DC変換器37を
有している。
【0006】制御部30は、通話、着信音起動、ダイヤ
ル等の電話機機能を有する電話機回路34の制御を行な
うと共に、通信部31を介して主装置21との通信機能
の制御を行なう。通信部31は、主装置21の通信部2
4と同様、ディジタル符号化された制御情報・音声信号
の送受・等価・解析・タイミング調整の機能を有し、主
装置21とパルストランス32を介して信号を授受して
いる。
【0007】パルストランス32は、主装置21のパル
ストランス25と同様に、データ通信信号と電源部28
の出力による直流電力とを同時に伝送する特性を有して
おり、伝送路6で重畳されている直流電力と、データ通
信信号との分離を行ない、分離された直流電源は、ダイ
オードブリッジ35で極性を合わせられて平滑コンデン
サ36を介し、DC/DC変換器37により適正な直流
電圧に変換され、ディジタル電話機29の動作電源とし
て供給されている。
【0008】上述のように、従来のこの種のボタン電話
装置の電源供給方式では、主装置21が、図4に示され
る商用電源7をAC/DC変換器を有する電源部28を
介して直流電力に変換し、この直流電力をパルストラン
ス25を介して2本のメタリックワイアによる伝送路6
に供給している。他方、ディジタル電話機29は、図5
に示されるように、主装置21からの伝送路6を、2本
のメタリックワイアによりパルストランス32に接続
し、更に、このパルストランス32の巻線を介してDC
/DC変換器37を有する電源部33に接続し、内部で
必要な電力を電源部33の出力によって賄っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のボタン
電話装置の電源供給方式では、各ディジタル電話機は、
商用電源をAC/DC変換器により直流変換された電力
を主装置から受け、この受けた直流電力を、パルストラ
ンスと、ダイオードブリッジ、平滑コンデンサ、並び
に、DC/DC変換器を有する電源部とを介して内部に
電源供給している。この構成では、主装置はAC/DC
変換器を有する一方、各ディジタル電話機は、伝送路を
介して受けた直流電力を取り出すため、内部電源部にダ
イオードブリッジ、平滑コンデンサ、並びに、DC/D
C変換器を必要とするので、大型化および原価上昇を免
れないという問題点がある。
【0010】本発明の課題は、主装置から伝送されるデ
ィジタル電話機の駆動電力に商用電源の交流周波数をそ
のまま使用し、主装置から受けたこの交流周波数をディ
ジタル電話機の駆動電力にすることによって、ボタン電
話装置を安く、小型にできるボタン電話装置の電源供給
方式を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるボタン電話
装置の電源供給方式は、主装置に複数のディジタル電話
機それぞれを2本のメタリックワイアによる伝送路を介
し接続して構成されるボタン電話装置の電源供給方式に
おいて、前記主装置は、商用電源と同一周波数の交流電
力を、前記伝送路を介して前記ディジタル電話機に供給
している。
【0012】また、具体的には、前記主装置は、1次巻
線に通信用信号を接続し、2つの2次巻線の各巻線の一
方に前記伝送路を接続し、該巻線の他方に商用電源と同
一周波数の交流電力を供給するパルストランスを各ディ
ジタル電話機対応に備え、前記伝送路を介して前記ディ
ジタル電話機に、通信用信号を重畳する交流電力を供給
している。他方、前記ディジタル電話機は、前記伝送路
を介して通信信号を重畳される商用電源と同一周波数の
交流電力を受給し、該交流電力を前記通信信号から分離
するパルストランスと、分離した該交流電力から内部で
使用する電源を生成して供給する電源部とを備えてい
る。
【0013】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0014】図1は本発明の一実施例を示す機能ブロッ
ク図である。図1に示されたボタン電話装置では、図4
に示された装置と同様に、主装置1は、複数のディジタ
ル電話機9それぞれを2本のメタリックワイアによる伝
送路6を介して接続している。主装置1も、同様に、制
御部2、複数の電話機インタフェース部3、および、電
源部を有し、電源部として単純構造の変圧トランス8が
備えられている。
【0015】一方、ディジタル電話機9も、図2に示さ
れるように、図5に示された電話機と同様、主装置1か
らの2本のメタリックワイアによる伝送路6を接続し、
制御部10、通信部11、パルストランス12、電源部
13、および、電話機回路14を有しているが、電源部
13は簡単なAC/DC変換器で構成されている。
【0016】従来の主装置および電話機との主要な相違
点は、主装置1において、電話機インタフェース部3の
パルストランス5および電源部の変圧トランス8であ
り、ディジタル電話機9において、パルストランス12
および電源部13である。パルストランス5、12は、
一方の巻線に商用周波数の交流電力が加わる状態に対し
て最適化された構造と特性とを有している。
【0017】その他の構成要素については、従来と同様
であり、主装置1においては、制御部2は、電話機イン
タフェース部3を介してディジタル電話機9に対する制
御と音声信号の交換とを行なっている。電話機インタフ
ェース部3は、ディジタル符号化された制御情報・音声
信号の送受・等価・解析・タイミング調整の機能を有す
る通信部4と、この通信部4のデータ通信信号と変圧ト
ランス8から供給される交流電力とを同一伝送路に給電
するパルストランス5とを有している。変圧トランス8
は、単純な交流変圧機能を有し、商用電源7を所定の交
流電力に変換し、この交流電力をパルストランス5を介
して伝送路6に供給している。
【0018】他方、ディジタル電話機9については、制
御部10は、通話、着信音起動、ダイヤル等の電話機機
能を有する電話機回路14の制御を行なうと共に、通信
部11を介して主装置1との通信機能の制御を行なう。
通信部11は、主装置1の通信部4と同様、ディジタル
符号化された制御情報・音声信号の送受・等価・解析・
タイミング調整の機能を有し、主装置1とパルストラン
ス12を介して信号を授受している。
【0019】パルストランス12は、主装置1のパルス
トランス5と同様に、データ通信信号と商用電源7の周
波数とを同時に伝送する特性を有しており、伝送路6で
重畳されている交流電力と、データ通信信号との分離を
行ない、分離された交流電源は、AC/DC変換器によ
り適正な直流電圧に変換され、ディジタル電話機9の動
作電源として供給されている。
【0020】次に、図1および図2を併せ参照して、電
源伝送の詳細について説明する。
【0021】電話機インタフェース3およびディジタル
電話機9の各パルストランス5、12それぞれの2つの
巻線方向は、変圧トランス8で出力された交流電力を、
相互に逆方向に働かせ、各通信部4、11には伝達され
ない方向である。この巻線方向は、通信部4、11間の
通信用パルスを、各パルストランス5、12それぞれで
伝達できるが、主装置1の変圧トランス8と、ディジタ
ル電話機9の電源部13とでは伝達しない。
【0022】伝送路6は、一般的な直径0.5mmのメ
タリックワイアである。この種の線路の特性インピーダ
ンスは、データ伝送周波数(約500KHz)において
は、120オーム程度であり、また、電源供給周波数は
商用電源周波数と同じであるため50/60Hzであ
る。したがって、1次、2次のインダクタンスは、デー
タ伝送周波数(500KHz)に有効であり、且つ、商
用電源7の周波数(50/60Hz)の影響を受けさせ
ないため、1mH程度が望ましい。因みに、1mHのイ
ンダクタンスの、500KHzと50/60Hzのイン
ピーダンスは、次の通りである。
【0023】500KHz 約3kオーム 50Hz 約0.3オーム 60Hz 約0.4オーム このように、データ伝送については線路の特性インピー
ダンスより十分大きく、商用電源周波数については、ほ
とんど影響ないことがわかる。
【0024】図1に示される主装置1は、従来技術によ
る図5に示されるディジタル電話機29も、適切なイン
タフェース定数を持たせて稼働可能にできる。この場
合、主装置1から伝送路6を介して供給された交流電力
は、パルストランス32を介して、ダイオードブリッジ
35、および平滑コンデンサ36により全波整流、平滑
化されて、直流電力に変換されることになる。
【0025】次に、図3について説明する。図示される
ように、主装置1は、図1に対する構成から、変圧トラ
ンス8を削除したものである。この場合、伝送路6に商
用電源7の交流電圧100Vがそのまま現れるので、伝
送路6に使用する配線ケーブルは、より高い耐圧のもの
にする。同様に、電源供給回路系にある各部品は高耐圧
にする。また、ディジタル電話機9内の電源部13(図
2参照)は、商用電源との絶縁対策を講じている。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、主
装置からメタリックワイアの伝送路を介してディジタル
電話機に、ディジタル符号化された制御情報・音声信号
を授受すると共に、商用電源と同一周波数の交流電力を
供給している。この構成によって、主装置ではディジタ
ル電話機に供給する電源変換部分が削除できるか、また
は、簡略化できる一方、ディジタル電話機も内部に供給
する電源部を簡素化できるので、ボタン電話装置を安
く、かつ、小型に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す機能ブロック図であ
る。
【図2】図1のディジタル電話機の一実施例を示す機能
ブロック図である。
【図3】本発明の別の一実施例を示す機能ブロック図で
ある。
【図4】従来の一例を示す機能ブロック図である。
【図5】図4のディジタル電話機の一例を示す機能ブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 主装置 2、10 制御部 3 電話機インタフェース部 4、11 通信部 5、12 パルストランス 6 伝送路 7 商用電源 8 変圧トランス 9 ディジタル電話機 13 電源部 14 電話機回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主装置に複数のディジタル電話機それぞ
    れを2本のメタリックワイアによる伝送路を介し接続し
    て構成されるボタン電話装置の電源供給方式において、
    前記主装置は、商用電源と同一周波数の交流電力を、前
    記伝送路を介して前記ディジタル電話機に供給すること
    を特徴とするボタン電話装置の電源供給方式。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ディジタル電話
    機に供給する商用電源と同一周波数の交流電力を、該商
    用電源そのものとすることを特徴とするボタン電話装置
    の電源供給方式。
  3. 【請求項3】 主装置に複数のディジタル電話機それぞ
    れを2本のメタリックワイアによる伝送路を介し接続し
    て構成されるボタン電話装置の電源供給方式において、
    前記主装置は、1次巻線に通信用信号を接続し、2つの
    2次巻線の各巻線の一方に前記伝送路を接続し、該巻線
    の他方に商用電源と同一周波数の交流電力を供給するパ
    ルストランスを各ディジタル電話機対応に備え、前記伝
    送路を介して前記ディジタル電話機に、通信用信号を重
    畳する交流電力を供給することを特徴とするボタン電話
    装置の電源供給方式。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記ディジタル電話
    機は、前記伝送路を介して通信信号を重畳される商用電
    源と同一周波数の交流電力を受給し、該交流電力を前記
    通信信号から分離するパルストランスと、分離した該交
    流電力から内部で使用する電源を生成して供給する電源
    部とを備えることを特徴とするボタン電話装置の電源供
    給方式。
JP1337895A 1995-01-31 1995-01-31 ボタン電話装置の電源供給方式 Pending JPH08204861A (ja)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010327