JPH08203495A - 端子間短絡防止構造 - Google Patents

端子間短絡防止構造

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JPH08203495A
JPH08203495A JP7008163A JP816395A JPH08203495A JP H08203495 A JPH08203495 A JP H08203495A JP 7008163 A JP7008163 A JP 7008163A JP 816395 A JP816395 A JP 816395A JP H08203495 A JPH08203495 A JP H08203495A
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power supply
terminal
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battery
battery pack
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JP7008163A
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Michihiro Miyake
路裕 三宅
Wataru Nakamura
渉 中村
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッテリパック等の接続端子間の短絡を防止
する。 【構成】 バッテリパック11には、ビデオカメラの一
対の電源端子に接続される一対の接続端子部25,26
が設けられている。接続端子部25,25は、先端面5
0と取り付け面16に開口を持つT字溝51と、このT
字溝51の奥に設けられ、舌片51a,51b,52
a,52bによって取り付け面16側に露呈されないよ
うにされた接続端子53a,53b,54a,54bと
から構成されている。 【効果】 接続端子をT字溝の奥に設けることにより、
また舌片によって取り付け面側に露呈されないようにす
ることにより、金属が各接続端子と同時に接触しにくく
されて端子間の短絡が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラなどの電
子機器に装着する電源ユニットの端子間短絡防止構造に
関し、さらに詳しくは電子機器に接続されるバッテリパ
ックや電源アダプターのカプラー等の電源ユニットの端
子間短絡防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯して使用できるようにした電子機器
例えばポータブルビデオカメラ(以下、ビデオカメラと
称する)では、バッテリが内蔵されたバッテリパックを
装着することにより電源供給を行っている。バッテリパ
ックを着脱自在とすることにより、ビデオカメラの小型
化を可能にするとともに、バッテリの交換を可能にして
おり、バッテリが消耗して撮影が不可能となった際に
は、装着したバッテリパックと予め用意しておいた別の
バッテリパックとを交換することによって、撮影を続行
することができ便利である。バッテリパックには、充電
器で充電して繰り返し使用可能な蓄電池(二次電池)を
内蔵したタイプの他に、内部に乾電池(一次電池)を装
填して使用するタイプとが用意されている。なお、説明
を簡単にするために、蓄電池,乾電池を総称してバッテ
リと称する。また、バッテリパックに代えて電源アダプ
タのカプラーを使用することにより、家庭用電源,車用
バッテリ等からビデオカメラに電源供給ができるように
なっている。
【0003】バッテリパックは、メーカーや使用する電
子機器毎にさまざまな種類のものが用意されているが、
そのほとんどは電子機器の電源端子と接続しやすいよう
に、電源供給用の一対の接続端子がバッテリパックのケ
ース本体外部に露呈されている。ところで、バッテリパ
ックは、交換用に携帯する場合などでは、単体の状態で
カメラバッグ,ハンドバッグ等に収納されることある。
このようにバッテリパックが単体の状態では、ケース本
体外側に露呈した一対の接続端子に他の金属、例えばキ
ーホルダー,ネックレス,ハサミ等の導体が接触して短
絡し、バッテリパック内のバッテリが損傷する恐れがあ
る。
【0004】このような不具合を防止するために、バッ
テリパックの壁面に一段低くした2個の凹部を設け、こ
れらの凹部内に一対の平板の接続端子をそれぞれ設けた
ものがある。これによれば、壁面にハサミ等の板状の導
電体が接触した場合でも、これが両方の接続端子と同時
に接触することがなく、両接続端子間が短絡することが
ないようになっている。また、バッテリパックケースの
一端面の周囲を囲む周壁をひさし状に延ばしておき、延
びた周壁の内面に接続端子を配して、金属が接続端子に
接触・短絡しないようにしたものが知られている(実公
平1−45083号公報に記載の電池パック)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な凹部に接続端子を設けたバッテリパックでは、折り曲
げが自在なチェーン状のネックレスや起伏のある金属等
では、凹部にその金属の一部が入り込んで、一対の接続
端子と同時に接触して短絡させ、バッテリを損傷させて
しまうという問題がある。実公平1−45083号公報
に記載の電池パックでは、一端面から周壁が延ばす必要
があり、その分バッテリパックが大きくなってしまい、
バッテリパックを小型化できないという問題があった。
さらに、これらのバッテリパックでは、電源端子を凹部
または延びた周壁の内側に入り込むように突出させて設
ける必要があり、電源端子の形状や配置等の設計の自由
度が低いといった問題があった。
【0006】また、バッテリパックが単体の状態にある
時に、接続端子が外部に露呈されないようにして短絡を
防止したバッテリパックが知られている。例えば、実公
平4−526号公報では、接続端子部分に開閉自在なカ
バーを設け、バッテリパックが電子機器に装着される時
には電子機器側のカバー開放部材でカバーを開き、外部
に露呈された接続端子と電子機器側の電源端子とを接続
する。そして、バッテリパックを電子機器から取り外す
とカバーが閉じてバッテリパックの接続端子が覆われる
ようにして、端子間短絡を防止している。しかしなが
ら、このようなバッテリパックでは、接続端子のカバー
部材及びこのカバー部材の開閉機構等が必要になってバ
ッテリパックのコストが上がってしまうとともに、バッ
テリパックのケース内にカバー部材および開閉機構等を
内蔵するスペースが必要となり、バッテリの大容量化を
図りながら小型化が要求されるバッテリパックには適し
ていない。
【0007】本発明は、上記問題点を解消するためにな
されたもので、小型化に適した省スペースでしかも金属
製品等の接触による接続端子間の短絡を確実に防止する
端子間短絡防止構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、接続端子部は、装着時に前記電子機器の
受け面と摺接する取り付け面と装着方向側の先端面にま
たがって開口した凹部と、この凹部内で前記取り付け面
に直交して形成された壁面に設けられ、前記電源端子と
接触して電気的に接続される接続端子から構成したもの
である。接続端子を装着方向と平行な軸を挟んで対向す
る位置にそれぞれに設けると、電源端子と導電性部材の
接続が確実なものとすることができる。
【0009】接続端子部は、装着時に前記電子機器の受
け面と摺接する取り付け面と装着方向側の先端面にまた
がって開口するとともに、取り付け面側の開口部分がひ
さし状に突出した舌片で部分的に覆われた凹部と、この
凹部内で前記取り付け面に直交して形成され、前記舌片
によって取り付け面側に露呈されない壁面に設けられ、
前記電源端子と接触して電気的に接続される接続端子と
から構成したものである。舌片は、前記取り付け面側の
開口部分の装着方向と平行する両側から突出するように
設けられ、前記接続端子は、前記舌片によって取り付け
面側に露呈されない範囲で前記電源端子の進路内に入り
込むように突出して設けられ、装着時には前記電源端子
を挟み込んで前記電源端子と接続するようにするのがよ
い。
【0010】接続端子は、弾性を有する導電性部材から
なり、装着時に前記凹部に入り込む前記電源端子と当接
して押圧されることにより、装着方向と直交する方向に
弾性変形し、前記電源端子を挟み込むようにすると接続
端子部を簡単な構造とすることができる。
【0011】電源ユニットは、二次電池や一次電池等の
円柱状のバッテリを略直方体のバッテリケースに内蔵す
るバッテリパックでは、前記接続端子部をバッテリケー
スにバッテリを収納した際に、ぼほ直交する2つのバッ
テリパックの壁とバッテリの外周面との間に形成される
スペースに設ることによりバッテリパックを小型にする
ことができる。
【0012】
【作用】接続端子が接続端子部の凹部に内に配置されて
いるため、ネックレス等の金属が凹部に入り込みにくく
なり、接続端子間の短絡が防止される。また、凹部に接
続端子を取り付け面側から隠す舌片により、より確実に
短絡を防止することができる。さらに、凹部が取り付け
面と先端面とに開口していることにより、電源端子の突
出方向、取り付け位置,形状等に自由度が増す。
【0013】
【実施例】ビデオカメラには、電源供給用にバッテリパ
ック,電源アダプタ,ACチャージャー,及びDCチャ
ージャーが用意されている。本実施例では、バッテリパ
ックや電源アダプタ等を電源ユニットと称し、またビデ
オカメラやACチャージャー,DCチャージャー等を電
子機器と称しており、電源ユニットに設けられた外部接
続用の接続端子間の短絡を防止するようにしている。
【0014】図2に示すバッテリパック11は、例えば
リチウムイオン電池からなる蓄電池(二次電池)12
と、これを内蔵した略直方体のバッテリケース13とか
ら構成されており、バッテリケース13は絶縁性の材
料、例えば絶縁性のエンジニアリングプラスチックで形
成された上ケース13aと下ケース13bとから構成さ
れている。下ケース13bの底部は、ビデオカメラ1
4,ACチャージャー15及びDCチャージャー(図示
省略)に装着可能な取り付け面16が形成されている。
ビデオカメラ14の背面外部には、バッテリパック11
または電源アダプタ17のカプラー18を装着するため
の受け面19が設けられている。
【0015】ACチャージャー15は、電源トランスを
有する一次回路と、整流回路及び充電制御回路等からな
る二次回路とを内蔵している。このACチャージャー1
5は、一次回路に接続された電源プラグ20から家庭用
電源(交流100V)を取り入れ、上面に設けられた受
け面21を介して装着されたバッテリパック11に充電
制御回路から直流電流を供給して充電する。また、AC
チャージャー15の外側には、整流回路に接続されたコ
ネクタ受け22が露呈して設けられており、このコネク
タ受け22からは、ビデオカメラ14の駆動に必要な直
流電圧が出力される。
【0016】なお、DCチャージャーは、電源プラグ2
0の代わりに車のシガレット用ソケットに接続されるプ
ラグを有し、内蔵した直流変圧回路でカーバッテリから
得た直流電圧(12V,24V)を変圧して、バッテリ
パック11を充電するとともに、コネクタ受けからビデ
オカメラ14の駆動に必要な直流電圧を出力するもので
あって、これに設けられた受け面及びコネクタ受けと
は、構造的及び機能的にACチャージャー15と同じで
あるため、詳しい説明を省略する。
【0017】電源アダプタ17は、ACチャージャー1
5、又はDCチャージャーとビデオカメラ14との間に
接続して使用するものであり、コネクタ受け22に接続
されるコネクタ23と、ビデオカメラ14に接続される
カプラー18とを有している。このカプラー18には、
ビデオカメラ14の受け面19に装着可能な取り付け面
24が形成されている。なお、バッテリパッック11,
カプラー18の取り付け面,ビデオカメラ14,ACチ
ャージャー15及びDCチャージャーの受け面の形状
を、カプラー18がACチャージャー15及びDCチャ
ージャーの受け面に装着できない形状とするのがよい。
【0018】図3に示すように、バッテリパック11の
取り付け面16の装着方向(長手方向)の先端側には、
一対の接続端子部25,26が設けられている。なお、
この接続端子部25,26については後述する。また、
取り付け面16には、幅方向の両側面43,44に4つ
の凹溝27〜30が、さらに長手方向の後端の中央に補
助溝31がそれぞれ形成されている。4つの凹溝27〜
30は、略L字形状となっている。
【0019】図4に示すように、ビデオカメラ14の受
け面19には、受け面19を「コ」字状に取り囲む装着
規制壁32が突設されている。この装着規制壁32が取
り囲む受け面19のサイズは、バッテリパック11のサ
イズと同じか僅かに広くなっており、受け面19の1辺
方向側が開放されている。これにより、バッテリパック
11の幅方向に沿った移動を規制し、長手方向に沿った
スライド移動を許容している。
【0020】装着規制壁32の対峙する内面32a,3
2bには、4つの凸部34〜37が設けられている。各
凸部34〜37は、逆L字形状で突出して形成さてお
り、バッテリパック11の4つの凹溝27〜30に各々
係合してバッテリパック11の長手方向のうち同図に示
す矢印B方向(装着方向)へのスライド移動を規制す
る。
【0021】バッテリパック11の装着は、バッテリパ
ック11を長手方向で受け面19の開放された1辺側に
ずらした位置で、取り付け面16を装着規制壁32に囲
まれた受け面19に押し付けてから(矢印A)、矢印B
方向にスライド移動させる。このスライド移動は、4つ
の凸部34〜37が4つの凹溝27〜30に係合した時
点で規制される。なお、取り外す際には、これと逆の操
作を行う。また、符号38は、受け面19の一部を切り
欠いて形成された弾性を有する補助爪であり、バッテリ
パック11が所定の位置に装着された時に、補助溝31
に係合する。これにより、矢印B方向と逆の方向へのバ
ッテリパック11の移動を規制し、装着されたバッテリ
パック11の脱落を防止する。
【0022】バッテリパック11の装着時に一対の接続
端子部25,26が対峙する装着規制壁32の位置に
は、装着方向と逆方向に延びた断面が四角形の棒状の1
対の電源端子39,40が設けられている。この一対の
電源端子39,40の間には、断面略T字形状のカバー
部材41が設けられている。このカバー部材41は、両
端下部の隙間内に電源端子39,40を被覆する被覆位
置と、両端下部の隙間から電源端子39,40を露呈す
る露呈位置との間で装着方向に沿ってスライド自在にな
っている。
【0023】カバー部材41は、例えばコイルバネ,板
バネ等の付勢手段42(図5参照)により被覆位置に向
けて常に付勢されている。カバー部材41は、矢印B方
向に向けて挿入されるバッテリパック11のバッテリケ
ース13の先端面に当接,押圧されて、付勢手段42の
付勢に抗して被覆位置から露呈位置にスライドする。バ
ッテリパック11を取り外した際には、カバー部材41
は付勢手段42に付勢されて、被覆位置にスライドして
電源端子39,40を被覆する。これにより、電源端子
39,40の腐食や変形が防止される。
【0024】図1及び図5に示すように、接続端子部2
5は、バッテリパック11の下ケース13bの装着方向
側の一端面(以下、先端面と称する)50と取り付け面
16とにまたがって開口した凹部に取り付け面16側の
開口部分の部分的に覆うようにして装着方向と平行な軸
を挟んだ両側(幅方向側)からひさし状に突出した舌片
51a,51bが形成された断面T字形状のT字溝51
と、このT字溝51の内に配設された弾性を有する導電
性部材53とから構成されている。T字溝51内の幅方
向の両側には、導電性部材53の一部をT字溝51内に
露呈するための長方形の開口が設けられている。
【0025】導電性部材53は、コ字状に折り曲げら
れ、両端部が内側に突出するように円弧状に曲げられた
接続端子(電極端子)53a,53bを有した形状にな
っている。導電性部材53は、接続端子53a,53b
をT字溝51の両側の開口から対面するようにしてT字
溝51内に露呈させて下ケース13bに組み付けられ
る。両接続端子53a,53bは、他の金属と接触しに
くくするめに、舌片51a,51bよりも、T字溝51
の中心側に突出しないようにされている。導電性部材5
3の端部53cは、バッテリケース13の内部で蓄電池
12の電極に接続されている。
【0026】なお、本実施例では、バッテリパック11
の装着時に接続端子が弾性変形するようにし、装着時に
電源端子を挟み込んで接続端子と電源端子を接続するよ
うにしているが、電源端子側に弾性を持たせて、T字溝
51の幅方向の両側に固定された平板の接続端子に接続
するようにしてもよい。この場合には、舌片51a,5
1bを省略することもできるが、短絡防止を確実にする
ためにこれらを設けておくのが好ましい。また、接続端
子を凹部内の面51cの位置に設け、この接続端子を取
り付け面16側に露呈しないようにするひさし状の舌片
を形成してもよい。接続端子部26は、接続端子部25
と同様な構成となっているので、接続端子26の各部材
を図1及び図5に括弧付きの符号で示し説明を省略す
る。
【0027】電源端子39は、図5に示すように、その
先端が面取りを施された略直方体の棒状になっており、
装着規制壁32に固定されている。電源端子39は、T
字溝51の先端面50側の開口のサイズと同じかあるい
は僅かに小さくされており、バッテリパック11の装着
時にはT字溝51内に先端面50側の開口から入り込
む。接続端子53a,53bと確実に接触するようにす
るために、電源端子39の幅L1は、接続端子53a,
53bの内間隔L2よりも広くなるようにされ、接続端
子53a,53bが電源端子39の進路内に入り込むよ
うにされている。電源端子39は、ビデオカメラ14内
の回路に接続されている。なお、他方の電源端子も、電
源端子39と同様な構成となっているので図5に括弧付
きの符号で示し説明を省略する。
【0028】図6に示すように、接続端子部25,26
は、略直方体のバッテリケース13に円柱状の蓄電池1
2を収納した時に、ほぼ直交するバッテリケースの2つ
の壁面(側面43と取り付け面16,及び側面44と取
り付け面16)と蓄電池12の外周面とによって形成さ
れる空きスペースに設けられている。このため、接続端
子部25,26を配置するための専用のスペースを設け
る必要がないので、バッテリパック11を小型化するこ
とができる。
【0029】カプラー18の取り付け面24は、図7に
示すように、バッテリパック11の取り付け面16と同
じサイズになっており、これもビデオカメラ14の受け
面19に装着できるように、バッテリパック11と同様
な一対の接続端子部60,61、凹溝62〜65、及び
補助溝66が設けられている。
【0030】また、ACチャージャー15の受け面21
は、図8に示すように、ビデオカメラ14の受け面19
と同じサイズになっており、これにもバッテリパック1
1の取り付け面16が装着できるように、ビデオカメラ
14と同様な装着規制壁67、一対の電源端子68,6
9、凸部70〜73、補助爪74及びカバー部材75が
設けられている。
【0031】次に上記構成の作用について説明する。バ
ッテリパック11をビデオカメラ14に装着する場合に
は、図4に示すように、取り付け面16を長手方向にず
らした状態で装着規制壁32に囲まれた受け面19に押
し付ける(矢印A)。これにより、取り付け面16に押
されて、補助爪38が下方に向けて弾性変形する。
【0032】次に、バッテリパック11を矢印B方向に
向けてスライド移動させる。このスライド移動は、4つ
の凸部34〜37が4つの凹溝27〜30に係合した時
点で規制される。このバッテリパック11のスライド移
動操作によって、バッテリパック11とともにカバー部
材41が付勢手段42の付勢に抗して露呈位置に移動さ
れる。電原端子39,40は、先端面50側の開口から
T字溝51,52にそれぞれ入り込む。
【0033】T字溝51内の接続端子53a,53bは
電源端子39に、T字溝52内の接続端子54a,54
bは電源端子40にそれぞれ当接して、幅方向に弾性変
形する。そして、図9に接続端子部25を示すように、
接続端子53a,53bは電源端子39を挟み込んだ状
態となる。同様にして接続端子54a,54bは電源端
子40を挟み込んだ状態となる。これにより、電源端子
39,40と導電性部材53,54が電気的に接続され
た状態になり、バッテリパック11の内蔵した蓄電池1
2からビデオカメラ14に電源供給ができるようにな
る。また、接続端子53a,53bは電源端子39に、
接続端子54a,54bは電源端子40をそれぞれ挟み
込むようにして接触するので、接続が確実なものとな
る。装着が完了すると、補助爪38が補助溝31に入り
込んで、バッテリパック11が矢印B方向とは逆の方向
にスライド移動するのを規制し、バッテリパック11が
装着状態から脱落するのを防ぐ。
【0034】バッテリパック11を取り外す際には、矢
印B方向とは逆の方向にバッテリパック11をスライド
移動させる。このときには、補助溝31の移動方向の後
端縁で補助爪38を押し下げるため、補助爪38が下方
に向けて弾性変形して、係合が解除される。これによ
り、矢印B方向とは逆の方向にバッテリパック11をス
ライド移動することができるようになる。次に、バッテ
リパック11を上方に向けて引き抜ぬき、ビデオカメラ
14から取り外す。バッテリパック11を取り外した状
態では、カバー部材41が付勢手段42の付勢によって
被覆位置に移動されるため、ビデオカメラ14の電源端
子39,40は指等の接触から保護される。
【0035】一方、取り外されたバッテリパック11の
接続端子53a,53b,54a,54bは、それ自体
の弾性で図5に示される状態に戻る。これらの接続端子
53a,53b,54a,54bは、T字溝51,52
内に配されているため、またT字溝51,52の内側に
突出した各接続端子53a,53b,54a,54bを
舌片51a,51b,52a,52bで取り付け面16
側に露呈されないようにしているため、携帯時に他の金
属、例えばネックレス等が各T字溝51,52に入り込
みにくく、また金属が各接続端子53a,53b,54
a,54bに同時に接触するとことがほとんどない。
【0036】例えば、取り付け面16側に折り曲がり自
在なチェーン状のネックレス等が置かれても、この金属
と各接続端子53a,53b,54a,54bとが接触
することがない。したがって、接続端子53a,53b
と、接続端子54a,54bとの間の短絡が防止され、
バッテリの損傷が発生しない。さらに、接続端子53
a,53b,54a,54bが指触等がされることがな
いので、油やゴミが付着して接触不良が生じることがな
くなる。
【0037】電源アダプタ17のカプラー18をビデオ
カメラ14に、またバッテリパック11をACチャージ
ャー15にそれぞれ装着する場合も、前述した同じ手順
で、装着・取り外しを行えばよい。ところで、電源プラ
グ20をコンセントに差し込み、電源アダプタ17をA
Cチャージャー15に接続した状態で、カプラー18の
接続端子部60,61間で接続端子を短絡させるとAC
チャージャー15の内部回路が破損する。しかしなが
ら、カプラー18の接続端子部60,61もバッテリパ
ック11と同様な構造となっているため、バッテリパッ
クと同様に端子間で短絡することがほとんどない。な
お、ACチャージャー15の各電源端子68,69は、
カバー部材75で被覆されているため短絡しにくい。
【0038】また、T字溝51,52には、先端面50
と取り付け面16とにまたがって開口が形成されている
ため、図10,図11に示すように、ビデオカメラ14
側の電源端子の固定位置、形状を変えることができる。
以下に、図10,図11に示される実施例について説明
する。なお、以下の説明では、上記実施例と同じものに
は同符号を付して説明する。
【0039】図10は、バッテリパック11の接続端子
部26に対応するビデオカメラ14の電源端子80を示
すものである。電源端子80は、バッテリパック11の
先端面50側の開口のサイズに合わせて断面がT字状に
されている。この電源端子80は、装着規制壁32に固
定されて装着方向と逆方向に延びるとともに、下端80
aで受け面19に固定されている。バッテリパック11
を装着する際には、電源端子80の頭部80bがバッテ
リパック11の先端面50側の開口からT字溝52に入
り込み接続端子54a,54bと接触し接続される。一
方、脚部80cは舌片52a,52bの間すなわち取り
付け面16側の開口に入り込む。
【0040】電源端子80は、装着規制壁32に固定さ
れる以外に底部80aにも固定されいるため、その強度
が高くなっており、バッテリパック11の脱着時等にバ
ッテリパック11を介して無理な力が作用しても変形し
にくい。また、この電源端子80に不用意に指等で力を
加えても容易に変形することがない。したがって、電源
端子80が変形し、バッテリパック11の装着不可能と
なることがない。
【0041】図11に示す電源端子90は、図10と同
様な断面形状を有しているが、受け面19から突出する
ようにして電源端子90の底部90aで固定しているも
のである。これによれば、電源端子90を必ずしも装着
規制壁32に固定する必要がなくなるので、ビデオカメ
ラ14側のスペースを考慮して、電源端子90の配置が
選べようになり、ビデオカメラ14側の設計に自由度が
増す。また、T字溝51,52をバッテリパック11の
長手方向に沿って中央部まで延ばすともに、接続端子を
T字溝51,52内でバッテリパック11の中央部に設
ければ、一対の電源端子を受け面19の中央に配置する
ことも可能である。
【0042】なお、接続端子部に舌片が形成されていな
い場合には、電源端子の断面をT字状にする必要はなく
四角形でよい。また、図10,図11では、ビデオカメ
ラ14の電源端子について説明しているが、ACチャー
ジャー15,DCチャージャー等についても同様であ
る。
【0043】上記各実施例では、蓄電池を内蔵するタイ
プのバッテリパックについて説明しているが、乾電池を
内蔵するタイプのバッテリパックであってもよい。ま
た、バッテリパックがビデオカメラの外側の装着される
外付けタイプとされているが、ビデオカメラの内部に内
蔵されるタイプのバッテリパックであってもよい。ま
た、上記各実施例では、バッテリパックを長手方向にス
ライド移動させるものであるが、幅方向にスライド移動
させて装着するものにも、本発明を適用することができ
る。
【0044】また、上記各実施例では、ビデオカメラに
ついて説明しているが、本発明はこれに限らず、例えば
電子スチルカメラ、携帯用電話器、携帯用ワードプロセ
ッサ、携帯用液晶テレビ、玩具等のバッテリパックを用
いる電子機器にも適用することができる。
【0045】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明では、取り
付け面と先端面とにまたがる開口を有する凹部内で取り
付け面と直交する壁面に接続端子を配したからから、例
えばネックレス等が凹部に入り込みにくくなり、接続端
子に同時に接触しにくくいので、安価で確実に短絡を防
止することができるとともに、電源端子の形状,固定方
法,配置等の設計の自由度が高くなる。また、凹部内の
両側に接続端子を配置し、2ヵ所で電気的な接続を行う
ので電源端子との接続が確実にできる。
【0046】取り付け面と先端面とにまたがって開口し
た凹部内に配された接続端子を、取り付け面側の開口部
分にひさし状に突出した舌片で取り付け面側に露呈しな
いようにしたから、例えばネックレス等が凹部に入り込
んで接続端子に同時に接触することがほとんどなくなる
ので、より確実に短絡を防止することができる。また、
取り付け面側の開口部分の両側から突出するようにひさ
し状の舌片を設け、取り付け面側から見た時に露呈され
ない範囲で、電源端子の進路内に入り込むように突出さ
せて接続端子を配するとともに、バッテリパックの装着
時に電源端子を挟み込みようにしたから、電源端子と確
実に接続することができるとともに、短絡を防止するこ
とができる。導電性部材を電源端子と当接して押圧され
ることにより装着方向と直交する方向に弾性変形させて
電源端子を挟み込むようにしたから、簡単な構造で電源
端子との接続を確実なものとすることができる。
【0047】略直方体のバッテリケースに円柱状のバッ
テリを収納した際に、ぼほ直交する2つのバッテリパッ
クの壁とバッテリの外周面との間に形成されるスペース
に接続端子部を設けるようにしたから、バッテリケース
内のスペースを有効利用することができるようになり、
バッテリパックを小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したバッテリパックの接続端子部
を示す斜視図である。
【図2】バッテリパックの外観を示す斜視図である。
【図3】ビデオカメラ,電源アダプタ,ACチャージャ
ー,バッテリの外観を示す斜視図である。
【図4】バッテリパックの取り付け面と、ビデオカメラ
の受け面を示す斜視図である。
【図5】装着前の接続端子部と電源端子を説明する要部
断面図である。
【図6】接続端子部の位置を示す平面図である。
【図7】電源アダプタの外観図を示す斜視図である。
【図8】ACチャージャーの外観図を示す斜視図であ
る。
【図9】バッテリパック装着時の電源端子と接続端子の
接続を説明する要部断面図である。
【図10】装着規制壁と受け面とで固定した電源端子の
斜視図である。
【図11】受け面で固定した電源端子の斜視図である。
【符号の説明】
11 バッテリパック 13 バッテリケース 14 ビデオカメラ 15 ACチャージャー 16,24 取り付け面 17 電源アダプタ 18 カプラー 19,21 受け面 25,26,60,61 接続端子部 39,40,,68,69,80,90 電源端子 50 先端面 51,52 T字溝 51a,51b,52a,52b 舌片 53a,53b,54a,54b 接続端子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器に装着され、この装着により電
    子機器に設けた電源端子と接続される接続端子部を備え
    た電力供給用の電源ユニットの端子間短絡防止構造にお
    いて、 前記接続端子部は、装着時に前記電子機器の受け面と摺
    接する取り付け面と装着方向側の先端面にまたがって開
    口した凹部と、この凹部内で前記取り付け面に直交して
    形成された壁面に設けられ、前記電源端子と接触して電
    気的に接続される接続端子から構成されていることを特
    徴とする端子間短絡防止構造。
  2. 【請求項2】 前記接続端子は、装着方向と平行で、か
    つ対面し合った2つの壁面にそれぞれに設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の端子間短絡防止構造。
  3. 【請求項3】 電子機器に装着され、この装着により電
    子機器に設けた電源端子と接続される接続端子部を備え
    た電力供給用の電源ユニットの端子間短絡防止構造にお
    いて、 前記接続端子部は、装着時に前記電子機器の受け面と摺
    接する取り付け面と装着方向側の先端面にまたがって開
    口するとともに、取り付け面側の開口部分がひさし状に
    突出した舌片で部分的に覆われた凹部と、この凹部内で
    前記取り付け面に直交して形成され、前記舌片によって
    取り付け面側に露呈されない壁面に設けられ、前記電源
    端子と接触して電気的に接続される接続端子とから構成
    されていることを特徴とする端子間短絡防止構造。
  4. 【請求項4】 前記舌片は、前記取り付け面側の開口部
    分の装着方向と平行する両側から突出するように設けら
    れ、前記接続端子は、前記舌片によって取り付け面側に
    露呈されない範囲で前記電源端子の進路内に入り込むよ
    うに突出して設けられ、装着時には前記電源端子を挟み
    込んで前記電源端子と接続することを特徴とする請求項
    3記載の端子間短絡防止構造。
  5. 【請求項5】 前記接続端子は、弾性を有する導電性部
    材からなり、装着時に前記凹部に入り込む前記電源端子
    と当接して押圧されることにより、装着方向と直交する
    方向に弾性変形し、前記電源端子を挟み込むことを特徴
    とする請求項4記載の端子間短絡防止構造。
  6. 【請求項6】 前記電源ユニットは、二次電池や一次電
    池等の円柱状のバッテリを略直方体のバッテリケースに
    内蔵するバッテリパックであって、前記接続端子部はバ
    ッテリケースにバッテリを収納した際に、ぼほ直交する
    2つのバッテリパックの壁面とバッテリの外周面との間
    に形成されるスペースに設けられていることを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれかに記載の端子間短絡防止
    構造。
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Cited By (2)

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US7404733B2 (en) 2004-03-03 2008-07-29 Lg Electronics Inc. Device and method for coupling a battery to a mobile terminal
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