JPH08203243A - テープ用リールおよびこれを用いたテープカセット - Google Patents
テープ用リールおよびこれを用いたテープカセットInfo
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- JPH08203243A JPH08203243A JP7027222A JP2722295A JPH08203243A JP H08203243 A JPH08203243 A JP H08203243A JP 7027222 A JP7027222 A JP 7027222A JP 2722295 A JP2722295 A JP 2722295A JP H08203243 A JPH08203243 A JP H08203243A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 テープ用リールに衝撃が加わった場合に、輪
形体とフランジを結合させるために溶着された結合突部
の破損を回避できるようにする。 【構成】 輪形体30に形成された支持突部31がフラ
ンジ40の支持突部用穴41に挿入され、かつ輪形体3
0に形成された複数の結合突部33がフランジ40の複
数の結合用穴42にそれぞれ挿入された後、結合突部3
3の先端部33aがフランジ40に対して溶着される。
支持突部用穴41と結合用穴42の大きさは、支持突部
31と支持突部用穴41との間の隙間C1 が結合突部3
3と結合用穴42との間の隙間C2 と同じ若しくはそれ
より狭くなるように決定されている。このためフランジ
40に衝撃力Fを受けても、この衝撃力Fは支持突部3
1と結合突部33とで分散され、溶着された結合突部3
3が破損することがない。よって輪形体30とフランジ
40の分離を回避できる。
形体とフランジを結合させるために溶着された結合突部
の破損を回避できるようにする。 【構成】 輪形体30に形成された支持突部31がフラ
ンジ40の支持突部用穴41に挿入され、かつ輪形体3
0に形成された複数の結合突部33がフランジ40の複
数の結合用穴42にそれぞれ挿入された後、結合突部3
3の先端部33aがフランジ40に対して溶着される。
支持突部用穴41と結合用穴42の大きさは、支持突部
31と支持突部用穴41との間の隙間C1 が結合突部3
3と結合用穴42との間の隙間C2 と同じ若しくはそれ
より狭くなるように決定されている。このためフランジ
40に衝撃力Fを受けても、この衝撃力Fは支持突部3
1と結合突部33とで分散され、溶着された結合突部3
3が破損することがない。よって輪形体30とフランジ
40の分離を回避できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープが巻かれるテー
プ用リールおよびこれを用いたテープカセットに関す
る。
プ用リールおよびこれを用いたテープカセットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のテープ用リールとして
は、録画用テープカセットなどに用いるものが知られて
いる。このテープ用リールは、図7に示したように、輪
形体130の両側面にそれぞれフランジ140を取り付
けたものである。輪形体130の一方の側面には輪形体
130の回転中心となる支持突部31が形成されると共
に、この支持突部31の周囲に結合突部133が形成さ
れている。一方、フランジ140には、輪形体130の
支持突部131が挿入される支持突部用穴141および
結合突部133が挿入される結合用穴142がそれぞれ
形成されている。
は、録画用テープカセットなどに用いるものが知られて
いる。このテープ用リールは、図7に示したように、輪
形体130の両側面にそれぞれフランジ140を取り付
けたものである。輪形体130の一方の側面には輪形体
130の回転中心となる支持突部31が形成されると共
に、この支持突部31の周囲に結合突部133が形成さ
れている。一方、フランジ140には、輪形体130の
支持突部131が挿入される支持突部用穴141および
結合突部133が挿入される結合用穴142がそれぞれ
形成されている。
【0003】すなわち、このテープ用リールでは、輪形
体130の支持突部131がフランジ140の支持突部
用穴141に挿入され、かつ輪形体130の結合突部1
33がフランジの結合用穴142に挿入された後、結合
突部133の先端部が溶着され、フランジ140の表面
に固定される。これにより輪形体130とフランジ14
0とが結合される。
体130の支持突部131がフランジ140の支持突部
用穴141に挿入され、かつ輪形体130の結合突部1
33がフランジの結合用穴142に挿入された後、結合
突部133の先端部が溶着され、フランジ140の表面
に固定される。これにより輪形体130とフランジ14
0とが結合される。
【0004】ところで、この従来のテープ用リールで
は、支持突部131は円錐形状に形成されており、支持
突部131と支持突部用穴141との間には若干の隙間
(クリアランス)C1 が設けられている。
は、支持突部131は円錐形状に形成されており、支持
突部131と支持突部用穴141との間には若干の隙間
(クリアランス)C1 が設けられている。
【0005】しかしながら、従来のテープ用リールで
は、この隙間(クリアランス)C1 が結合突部133と
結合用穴142との間の隙間C2 よりもかなり大きくな
っているため、テープ用リールが運搬中または使用者の
取扱中に落下などによる衝撃を受けると、その衝撃がフ
ランジ140から溶着部(結合突部133)にのみ加わ
ってしまい、その結果、結合突部133が破損して輪形
体130からフランジ140が分離されてしまい、回転
不良が生じてしまうという問題があった。
は、この隙間(クリアランス)C1 が結合突部133と
結合用穴142との間の隙間C2 よりもかなり大きくな
っているため、テープ用リールが運搬中または使用者の
取扱中に落下などによる衝撃を受けると、その衝撃がフ
ランジ140から溶着部(結合突部133)にのみ加わ
ってしまい、その結果、結合突部133が破損して輪形
体130からフランジ140が分離されてしまい、回転
不良が生じてしまうという問題があった。
【0006】また、従来のテープ用リールでは、支持突
部31が円錐形状に形成されているので、輪形体130
を射出成形により成形する場合、支持突部131の先端
部分に成形材料が充填されにくく、充填不良が生じてし
まうという問題があった。
部31が円錐形状に形成されているので、輪形体130
を射出成形により成形する場合、支持突部131の先端
部分に成形材料が充填されにくく、充填不良が生じてし
まうという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる問題点
に鑑みてなされたもので、その課題は、フランジ部分に
衝撃を受けても溶着部分(結合突部)が破損しにくく、
更に射出成形により成形する際に、輪形体の支持突部に
おける充填不良を改善できるテープ用リールおよびこれ
を用いたテープカセットを提供することにある。
に鑑みてなされたもので、その課題は、フランジ部分に
衝撃を受けても溶着部分(結合突部)が破損しにくく、
更に射出成形により成形する際に、輪形体の支持突部に
おける充填不良を改善できるテープ用リールおよびこれ
を用いたテープカセットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるテープ用リ
ールは、一側面の中央部に回転中心となる支持突部を有
すると共に前記支持突部の周囲に少なくとも1つの結合
突部を有し、前記支持突部を中心とした回転に伴いその
外周部にそってテープが巻かれる輪形体と、この輪形体
の支持突部が挿入される支持突部用穴および前記輪形体
の結合突部が挿入される結合用穴を有し、前記支持突部
用穴および結合用穴の大きさが、前記支持突部と支持突
部用穴との間の隙間が前記結合突部と結合用穴との間の
隙間と同じ若しくはそれより小さくなるように設定され
ると共に、前記輪形体の一側面に対して取り付けられた
第1のフランジと、この第1のフランジに対向して前記
輪形体の他方の側面に取り付けられた第2のフランジと
を備えたものである。
ールは、一側面の中央部に回転中心となる支持突部を有
すると共に前記支持突部の周囲に少なくとも1つの結合
突部を有し、前記支持突部を中心とした回転に伴いその
外周部にそってテープが巻かれる輪形体と、この輪形体
の支持突部が挿入される支持突部用穴および前記輪形体
の結合突部が挿入される結合用穴を有し、前記支持突部
用穴および結合用穴の大きさが、前記支持突部と支持突
部用穴との間の隙間が前記結合突部と結合用穴との間の
隙間と同じ若しくはそれより小さくなるように設定され
ると共に、前記輪形体の一側面に対して取り付けられた
第1のフランジと、この第1のフランジに対向して前記
輪形体の他方の側面に取り付けられた第2のフランジと
を備えたものである。
【0009】輪形体の支持突部は、具体的には、第1の
フランジの支持突部用穴に対応する拡幅部と、この拡幅
部の上面中央部に形成された円錐部とにより構成され、
このとき輪形体の拡幅部の外壁面と第1のフランジの支
持突部用穴の内壁面とが互いに平行であるようにするこ
とが好ましい。
フランジの支持突部用穴に対応する拡幅部と、この拡幅
部の上面中央部に形成された円錐部とにより構成され、
このとき輪形体の拡幅部の外壁面と第1のフランジの支
持突部用穴の内壁面とが互いに平行であるようにするこ
とが好ましい。
【0010】本発明によるテープカセットは、外ケース
と、この外ケースの内部に収納された本発明による2つ
のテープ用リールと、この2つのテープ用リールに両端
部がそれぞれ配設されたテープとを備えたものである。
と、この外ケースの内部に収納された本発明による2つ
のテープ用リールと、この2つのテープ用リールに両端
部がそれぞれ配設されたテープとを備えたものである。
【0011】
【作用】本発明のテープ用リールでは、第1のフランジ
における支持突部用穴および結合用穴の大きさが、輪形
体の支持突部とフランジの支持突部用穴との間の隙間
(クリアランス)が輪形体の結合突部とフランジの結合
用穴との間の隙間と同じ若しくはそれより小さくなるよ
うに設定されている。従って、運搬中または使用者の取
扱中に落下などによる衝撃を受けても、その衝撃は輪形
体の支持突部および結合突部の双方に分散され、その結
果、結合突部が破損することがなく、輪形体とフランジ
の分離を回避することができる。
における支持突部用穴および結合用穴の大きさが、輪形
体の支持突部とフランジの支持突部用穴との間の隙間
(クリアランス)が輪形体の結合突部とフランジの結合
用穴との間の隙間と同じ若しくはそれより小さくなるよ
うに設定されている。従って、運搬中または使用者の取
扱中に落下などによる衝撃を受けても、その衝撃は輪形
体の支持突部および結合突部の双方に分散され、その結
果、結合突部が破損することがなく、輪形体とフランジ
の分離を回避することができる。
【0012】また、輪形体の支持突部を、第1のフラン
ジの支持突部用穴に対応する拡幅部と、この拡幅部の上
面中央部に形成された円錐部とにより構成し、かつ、輪
形体の拡幅部の外壁面と第1のフランジの支持突部用穴
の内壁面とが互いに平行であるようにした場合には、支
持突部において第1のフランジに加わる衝撃を十分に吸
収できると共に、輪形体を射出成形により成形する際
に、射出成形型の支持突部に対応する部分における成形
材料の流動性が著しく良くなり、支持突部の先端部(円
錐部)に対する充填不良が発生することを回避できる。
ジの支持突部用穴に対応する拡幅部と、この拡幅部の上
面中央部に形成された円錐部とにより構成し、かつ、輪
形体の拡幅部の外壁面と第1のフランジの支持突部用穴
の内壁面とが互いに平行であるようにした場合には、支
持突部において第1のフランジに加わる衝撃を十分に吸
収できると共に、輪形体を射出成形により成形する際
に、射出成形型の支持突部に対応する部分における成形
材料の流動性が著しく良くなり、支持突部の先端部(円
錐部)に対する充填不良が発生することを回避できる。
【0013】また、本発明によるテープカセットでは、
本発明のテープ用リールを利用してテープを巻いている
ので、本発明のテープ用リールと同様の作用をなす。
本発明のテープ用リールを利用してテープを巻いている
ので、本発明のテープ用リールと同様の作用をなす。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例に係るテープカセ
ット10の構成を部分的に断面して表す斜視図である。
このテープカセット10は、外ケース11の内部に磁気
テープ12が巻かれた2つのテープ用リール20を収納
しており、図示しない書込読出装置(カセットデッキ)
に挿入されると、一方のテープ用リール20に巻かれた
磁気テープ12が他方のテープ用リール20で巻き取ら
れと同時に、磁気テープ12に情報が記憶され、あるい
は、この磁気テープ12から記憶情報が読み出されるよ
うになっている。
ット10の構成を部分的に断面して表す斜視図である。
このテープカセット10は、外ケース11の内部に磁気
テープ12が巻かれた2つのテープ用リール20を収納
しており、図示しない書込読出装置(カセットデッキ)
に挿入されると、一方のテープ用リール20に巻かれた
磁気テープ12が他方のテープ用リール20で巻き取ら
れと同時に、磁気テープ12に情報が記憶され、あるい
は、この磁気テープ12から記憶情報が読み出されるよ
うになっている。
【0016】図2は図1に示したテープカセット10の
テープ用リール20の断面図であり、図3は図2に示し
たテープ用リール20の一側面部を拡大して表した断面
図である。このテープ用リール20は、輪形体30とそ
の両側面に第1のフランジとしてのフランジ40および
第2のフランジとしてのフランジ50が取り付けられて
おり、輪形体30に形成された支持突部31を中心とし
て回転すると、輪形体30の外周面にそって2つのフラ
ンジ40,50の間に磁気テープ12が巻かれるように
なっている。
テープ用リール20の断面図であり、図3は図2に示し
たテープ用リール20の一側面部を拡大して表した断面
図である。このテープ用リール20は、輪形体30とそ
の両側面に第1のフランジとしてのフランジ40および
第2のフランジとしてのフランジ50が取り付けられて
おり、輪形体30に形成された支持突部31を中心とし
て回転すると、輪形体30の外周面にそって2つのフラ
ンジ40,50の間に磁気テープ12が巻かれるように
なっている。
【0017】輪形体30は適宜の合成樹脂によって円筒
状に形成されている。輪形体30の一方の側面32は閉
鎖されており、その外側の中央部に支持突部31が形成
されている。支持突部31は、フランジ40の厚さと同
じ高さで円柱形状に形成された拡幅部31Aと、この拡
幅部31Aの中央部に突出形成された円錐部31Bとに
より構成されている。円錐部31Bの底面の大きさは拡
幅部31Aの上面の大きさよりも小さくなっている。ま
た、この円錐部31Bの先端部は輪形体30の回転軸に
一致すると共に外ケース11の適宜の箇所に当接してい
る。輪形体30の一方の側面32には、支持突部31の
周囲にフランジ40を結合するために複数(ここでは6
個)の結合突部33が所定の間隔で形成されている。輪
形体30の他方の側面34には、図示しない書込読出装
置の回転部材を輪形体30の内部空間35に対し挿入し
テープ用リール20を回転させることができるよう挿入
口36が形成されている。
状に形成されている。輪形体30の一方の側面32は閉
鎖されており、その外側の中央部に支持突部31が形成
されている。支持突部31は、フランジ40の厚さと同
じ高さで円柱形状に形成された拡幅部31Aと、この拡
幅部31Aの中央部に突出形成された円錐部31Bとに
より構成されている。円錐部31Bの底面の大きさは拡
幅部31Aの上面の大きさよりも小さくなっている。ま
た、この円錐部31Bの先端部は輪形体30の回転軸に
一致すると共に外ケース11の適宜の箇所に当接してい
る。輪形体30の一方の側面32には、支持突部31の
周囲にフランジ40を結合するために複数(ここでは6
個)の結合突部33が所定の間隔で形成されている。輪
形体30の他方の側面34には、図示しない書込読出装
置の回転部材を輪形体30の内部空間35に対し挿入し
テープ用リール20を回転させることができるよう挿入
口36が形成されている。
【0018】フランジ40は、厚さが輪形体30の支持
突部31および結合突部33の高さよりも薄い円盤状で
あって、適宜の合成樹脂によって形成されている。フラ
ンジ40の中央部には、輪形体30の支持突部31が挿
入される支持突部用穴41と輪形体30の結合突部33
が挿入される複数の結合用穴42が、輪形体30の支持
突部31および結合突部33に対応してそれぞれ形成さ
れている。すなわち、フランジ40は、支持突部用穴4
1に支持突部31を挿入しかつ結合用穴42に結合突部
33を挿入して輪形体30の一方の側面32に対し一面
を当接させて配設されたのち、結合突部33の先端部が
フランジ40と溶着されることにより輪形体30と結合
される。
突部31および結合突部33の高さよりも薄い円盤状で
あって、適宜の合成樹脂によって形成されている。フラ
ンジ40の中央部には、輪形体30の支持突部31が挿
入される支持突部用穴41と輪形体30の結合突部33
が挿入される複数の結合用穴42が、輪形体30の支持
突部31および結合突部33に対応してそれぞれ形成さ
れている。すなわち、フランジ40は、支持突部用穴4
1に支持突部31を挿入しかつ結合用穴42に結合突部
33を挿入して輪形体30の一方の側面32に対し一面
を当接させて配設されたのち、結合突部33の先端部が
フランジ40と溶着されることにより輪形体30と結合
される。
【0019】支持突部用穴41と結合用穴42の大きさ
は、支持突部31および結合突部33の大きさに合わせ
適宜に決定されるが、支持突部31と支持突部用穴41
との間の隙間(クリアランス)C1 が、結合突部33と
結合用穴42との間の隙間C2 と同じ若しくはそれより
小さくなるように決定される。このように支持突部用穴
41と結合用穴42の大きさを決定するのは、テープ用
リール20に対し特に輪形体30の回転軸に垂直方向の
衝撃が加わった場合に、フランジ40から結合突部32
に加わる力を支持突部31にも分散させることにより減
少させ、結合突部33の破損を回避するためである。な
お、支持突部用穴41の深さは支持突部31の拡幅部3
1Aの高さと同じであり、また、その内壁面が拡幅部3
1Aの外壁面に対して平行な面(円柱形状)を有してい
る。
は、支持突部31および結合突部33の大きさに合わせ
適宜に決定されるが、支持突部31と支持突部用穴41
との間の隙間(クリアランス)C1 が、結合突部33と
結合用穴42との間の隙間C2 と同じ若しくはそれより
小さくなるように決定される。このように支持突部用穴
41と結合用穴42の大きさを決定するのは、テープ用
リール20に対し特に輪形体30の回転軸に垂直方向の
衝撃が加わった場合に、フランジ40から結合突部32
に加わる力を支持突部31にも分散させることにより減
少させ、結合突部33の破損を回避するためである。な
お、支持突部用穴41の深さは支持突部31の拡幅部3
1Aの高さと同じであり、また、その内壁面が拡幅部3
1Aの外壁面に対して平行な面(円柱形状)を有してい
る。
【0020】他方のフランジ50は、フランジ40と同
じドーナツ盤状であるが、輪形体30の他方の側面34
側に輪形体30と一体的に形成されている。
じドーナツ盤状であるが、輪形体30の他方の側面34
側に輪形体30と一体的に形成されている。
【0021】次に、本実施例のテープカセット10の製
造方法ならびに作用を説明する。
造方法ならびに作用を説明する。
【0022】本実施例のテープカセット10の外ケース
11,磁気テープ12およびテープ用リール20は、そ
れぞれ別個に形成される。テープ用リール20は、輪形
体30とフランジ50とが一体として射出成形により成
形され、フランジ40が輪形体30とは別体として射出
成形により成形される。
11,磁気テープ12およびテープ用リール20は、そ
れぞれ別個に形成される。テープ用リール20は、輪形
体30とフランジ50とが一体として射出成形により成
形され、フランジ40が輪形体30とは別体として射出
成形により成形される。
【0023】図4は輪形体30およびフランジ50を一
体として射出成形するための射出成形型60を表したも
のである。図5はこの射出成形型60を使用して輪形体
30およびフランジ50を成形する際の成形材料の流動
性を説明するための部分拡大図である。射出成形型60
には、輪形体30の形状に対応する形状の注入空間部6
1と、フランジ50の形状に対応する形状の注入空間部
62とが形成されている。注入空間部61,62に対し
て輪形体30およびフランジ50の成形材料を注入する
ための注入口63は、注入空間部62における注入空間
部61の近傍位置に形成され、成形材料は輪形体30の
他方の側面34側に対応する位置から注入されるように
なっている。
体として射出成形するための射出成形型60を表したも
のである。図5はこの射出成形型60を使用して輪形体
30およびフランジ50を成形する際の成形材料の流動
性を説明するための部分拡大図である。射出成形型60
には、輪形体30の形状に対応する形状の注入空間部6
1と、フランジ50の形状に対応する形状の注入空間部
62とが形成されている。注入空間部61,62に対し
て輪形体30およびフランジ50の成形材料を注入する
ための注入口63は、注入空間部62における注入空間
部61の近傍位置に形成され、成形材料は輪形体30の
他方の側面34側に対応する位置から注入されるように
なっている。
【0024】ここにおいて本実施例のテープ用リール2
0では、輪形体30の支持突部31として、フランジ4
0側の支持突部用穴41に対応させて拡幅部31Aを形
成すると共に、この拡幅部31Aの上部中央に拡幅部3
1Aよりも幅の狭い円錐部31Bを形成するようにして
いる。従って、射出成形型60の拡幅部31Aに対応す
る凹所64も拡大された状態となり、図5に示したよう
に、凹所64における成形材料の流動性が従来に比べて
格段に良くなる。すなわち、円錐部31Bとなる凹所6
4の先端部64aにおいても充填不良が発生することが
なくなり、その結果製造歩留りが向上する。
0では、輪形体30の支持突部31として、フランジ4
0側の支持突部用穴41に対応させて拡幅部31Aを形
成すると共に、この拡幅部31Aの上部中央に拡幅部3
1Aよりも幅の狭い円錐部31Bを形成するようにして
いる。従って、射出成形型60の拡幅部31Aに対応す
る凹所64も拡大された状態となり、図5に示したよう
に、凹所64における成形材料の流動性が従来に比べて
格段に良くなる。すなわち、円錐部31Bとなる凹所6
4の先端部64aにおいても充填不良が発生することが
なくなり、その結果製造歩留りが向上する。
【0025】このようにして成形された輪形体30とフ
ランジ50に対し、別途射出成形されたフランジ40
が、支持突部用穴41に輪形体30の支持突部31を挿
入させ結合用穴42に結合突部33を挿入させることに
より、輪形体30の一方の側面32に一面を当接させて
配設される。そののち、フランジ40の他面側に突出さ
れた結合突部33の先端部33a(図3)が、加熱され
ることにより溶解され、フランジ40と溶着される。こ
れにより輪形体30とフランジ40が結合される。
ランジ50に対し、別途射出成形されたフランジ40
が、支持突部用穴41に輪形体30の支持突部31を挿
入させ結合用穴42に結合突部33を挿入させることに
より、輪形体30の一方の側面32に一面を当接させて
配設される。そののち、フランジ40の他面側に突出さ
れた結合突部33の先端部33a(図3)が、加熱され
ることにより溶解され、フランジ40と溶着される。こ
れにより輪形体30とフランジ40が結合される。
【0026】このテープ用リール20の1つに磁気テー
プ12の一端部が配設され、輪形体30が回転されるこ
とにより、磁気テープ12が輪形体30の外周面にそっ
て2つのフランジ40,50の間に巻かれる。磁気テー
プ12の他端部はもう1つのテープ用リール20の輪形
体30に配設される。磁気テープ12の巻かれた2つの
テープ用リール20は、外ケース11の内部に収納さ
れ、テープカセット10とされる。
プ12の一端部が配設され、輪形体30が回転されるこ
とにより、磁気テープ12が輪形体30の外周面にそっ
て2つのフランジ40,50の間に巻かれる。磁気テー
プ12の他端部はもう1つのテープ用リール20の輪形
体30に配設される。磁気テープ12の巻かれた2つの
テープ用リール20は、外ケース11の内部に収納さ
れ、テープカセット10とされる。
【0027】このテープカセット10を図示しない書込
読出装置に装着して、磁気テープ12に対し情報を書き
込み、または磁気テープ12から記憶情報を読み出す際
には、2つのテープ用リール20の輪形体30の内部空
間35それぞれに対して挿入口35から書込読出装置の
回転部材が挿入される。そして、一方の回転部材が回転
することにより一方のテープ用リール20が輪形体30
の支持突部31を中心にして支持突部31に支持されつ
つ回転し、磁気テープ12を巻き取る。他方のテープ用
リール20は、磁気テープ12が一方のテープ用リール
20によって巻き取られるのに応じて、輪形体30の支
持突部31を中心にして支持突部31と書込読出装置の
回転部材とによって支持されつつ回転する。
読出装置に装着して、磁気テープ12に対し情報を書き
込み、または磁気テープ12から記憶情報を読み出す際
には、2つのテープ用リール20の輪形体30の内部空
間35それぞれに対して挿入口35から書込読出装置の
回転部材が挿入される。そして、一方の回転部材が回転
することにより一方のテープ用リール20が輪形体30
の支持突部31を中心にして支持突部31に支持されつ
つ回転し、磁気テープ12を巻き取る。他方のテープ用
リール20は、磁気テープ12が一方のテープ用リール
20によって巻き取られるのに応じて、輪形体30の支
持突部31を中心にして支持突部31と書込読出装置の
回転部材とによって支持されつつ回転する。
【0028】ここにおいて、本実施例のテープ用リール
20では、支持突部用穴41と結合用穴42の大きさ
が、輪形体30の支持突部31とフランジ40の支持突
部用穴41との間の隙間C1 が、結合突部33と結合用
穴42との間の隙間C2 と同じ若しくはより小さくなる
ように決定されている。従って、図6に示したように、
運搬中または使用者の取扱中に落下などによる衝撃力F
を受けても、衝撃力Fを支持突部31と複数の結合突部
33とで、衝撃力F1 と衝撃力F2 というように、大き
く2つに分散させることができる。そのため結合突部3
3が破損することがなく、輪形体30とフランジ40の
分離を回避できる。従って、テープ用リール20の回転
不良の発生を防止でき、書込読出装置の書き込み不良お
よび読み出し不良などの発生を防止できる。すなわち、
製品の信頼性を向上させることができる。
20では、支持突部用穴41と結合用穴42の大きさ
が、輪形体30の支持突部31とフランジ40の支持突
部用穴41との間の隙間C1 が、結合突部33と結合用
穴42との間の隙間C2 と同じ若しくはより小さくなる
ように決定されている。従って、図6に示したように、
運搬中または使用者の取扱中に落下などによる衝撃力F
を受けても、衝撃力Fを支持突部31と複数の結合突部
33とで、衝撃力F1 と衝撃力F2 というように、大き
く2つに分散させることができる。そのため結合突部3
3が破損することがなく、輪形体30とフランジ40の
分離を回避できる。従って、テープ用リール20の回転
不良の発生を防止でき、書込読出装置の書き込み不良お
よび読み出し不良などの発生を防止できる。すなわち、
製品の信頼性を向上させることができる。
【0029】更に、本実施例のテープ用リール20で
は、輪形体30の支持突部31における拡幅部31Aが
フランジ40の支持突部用穴41と同じ形状、すなわち
対向する壁面同志が平行であるので、テープ用リール2
0に加わる衝撃を充分に支持突部31で吸収することが
できる。
は、輪形体30の支持突部31における拡幅部31Aが
フランジ40の支持突部用穴41と同じ形状、すなわち
対向する壁面同志が平行であるので、テープ用リール2
0に加わる衝撃を充分に支持突部31で吸収することが
できる。
【0030】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
となく、均等の範囲内で種々変形可能である。例えば、
上記実施例では、輪形体30の支持突部31における拡
幅部31Aの高さをフランジ40の厚さにあわせた大き
さとしたが、この拡幅部31Aの高さはフランジ40の
厚さと必ずしも一致させなくても良い。また、この拡幅
部31Aは2段以上に段階的に小さくなるような形状と
してもよい。
となく、均等の範囲内で種々変形可能である。例えば、
上記実施例では、輪形体30の支持突部31における拡
幅部31Aの高さをフランジ40の厚さにあわせた大き
さとしたが、この拡幅部31Aの高さはフランジ40の
厚さと必ずしも一致させなくても良い。また、この拡幅
部31Aは2段以上に段階的に小さくなるような形状と
してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明のテープ用リ
ールによれば、支持突部用穴と結合用穴の大きさを、輪
形体の支持突部とフランジの支持突部用穴との間の隙間
が、輪形体の結合突部とフランジの結合用穴との間の隙
間と同じ若しくはそれより小さくなるように設定したの
で、運搬中または使用者の取扱中に落下などによる衝撃
を受けても、輪形体の支持突部と結合突部とでその衝撃
を分散することができる。従って、輪形体の溶着部分
(結合突部)が破損することがなく、輪形体とフランジ
の分離を回避できる。よって、テープ用リールの回転不
良の発生を防止でき、書き込み不良および読み出し不良
などの発生を防止できるという効果を奏する。
ールによれば、支持突部用穴と結合用穴の大きさを、輪
形体の支持突部とフランジの支持突部用穴との間の隙間
が、輪形体の結合突部とフランジの結合用穴との間の隙
間と同じ若しくはそれより小さくなるように設定したの
で、運搬中または使用者の取扱中に落下などによる衝撃
を受けても、輪形体の支持突部と結合突部とでその衝撃
を分散することができる。従って、輪形体の溶着部分
(結合突部)が破損することがなく、輪形体とフランジ
の分離を回避できる。よって、テープ用リールの回転不
良の発生を防止でき、書き込み不良および読み出し不良
などの発生を防止できるという効果を奏する。
【0032】また、本発明による他のテープ用リールに
よれば、輪形体の支持突部を、第1のフランジの支持突
部用穴に対応する拡幅部と、この拡幅部の上面中央部に
形成された円錐部とにより構成し、かつ、輪形体の拡幅
部の外壁面と第1のフランジの支持突部用穴の内壁面と
が互いに平行であるようにしたので、支持突部において
フランジに加わる衝撃を十分に吸収できると共に、輪形
体を射出成形により成形する際に、射出成形型の支持突
部に対応する部分における成形材料の流動性が著しく良
くなり、支持突部の先端部(円錐部)に対する充填不良
が発生することがなく、製造歩留りが向上するという効
果を奏する。
よれば、輪形体の支持突部を、第1のフランジの支持突
部用穴に対応する拡幅部と、この拡幅部の上面中央部に
形成された円錐部とにより構成し、かつ、輪形体の拡幅
部の外壁面と第1のフランジの支持突部用穴の内壁面と
が互いに平行であるようにしたので、支持突部において
フランジに加わる衝撃を十分に吸収できると共に、輪形
体を射出成形により成形する際に、射出成形型の支持突
部に対応する部分における成形材料の流動性が著しく良
くなり、支持突部の先端部(円錐部)に対する充填不良
が発生することがなく、製造歩留りが向上するという効
果を奏する。
【0033】更に、本発明によるテープカセットでは、
本発明によるテープ用リールを利用してテープを巻いて
いるので、本発明によるテープ用リールと同様の効果を
奏する。
本発明によるテープ用リールを利用してテープを巻いて
いるので、本発明によるテープ用リールと同様の効果を
奏する。
【図1】本発明の一実施例に係るテープカセットの構成
を一部破断して表す斜視図である。
を一部破断して表す斜視図である。
【図2】図1に示したテープカセットのテープ用リール
の構成を表す断面図である。
の構成を表す断面図である。
【図3】図2に示したテープ用リールの一側面を拡大し
て表す断面図である。
て表す断面図である。
【図4】図2に示したテープ用リールを製造するための
射出成形型を説明するための断面図である。
射出成形型を説明するための断面図である。
【図5】図4に示した射出成形型を部分的に拡大した断
面図である。
面図である。
【図6】図2に示したテープ用リールの作用を説明する
ための部分断面図である。
ための部分断面図である。
【図7】従来のテープ用リールの構成を表す部分断面図
である。
である。
10 テープカセット 11 外ケース 12 磁気テープ 20 テープ用リール 30 輪形体 31 支持突部 31A 拡幅部 31B 円錐部 32 一方の側面 33 結合突部 40 フランジ(第1のフランジ) 41 支持突部用穴 42 結合用穴 50 フランジ(第1のフランジ) C1 支持突部と支持突部用穴との間の隙間 C2 結合突部と結合用穴との間の隙間
Claims (4)
- 【請求項1】 一側面の中央部に回転中心となる支持突
部を有すると共に前記支持突部の周囲に少なくとも1つ
の結合突部を有し、前記支持突部を中心とした回転に伴
いその外周部にそってテープが巻かれる輪形体と、 この輪形体の支持突部が挿入される支持突部用穴および
前記輪形体の結合突部が挿入される結合用穴を有し、前
記支持突部用穴および結合用穴の大きさが、前記支持突
部と支持突部用穴との間の隙間が前記結合突部と結合用
穴との間の隙間と同じ若しくはそれより小さくなるよう
に設定されると共に、前記輪形体の一側面に対して取り
付けられた第1のフランジと、 この第1のフランジに対向して前記輪形体の他方の側面
に取り付けられた第2のフランジとを備えたことを特徴
とするテープ用リール。 - 【請求項2】 前記輪形体の支持突部が、前記第1のフ
ランジの支持突部用穴に対応する拡幅部と、この拡幅部
の上面中央部に形成された円錐部とにより構成され、か
つ前記拡幅部の外壁面と前記支持突部用穴の内壁面とが
互いに平行であることを特徴とする請求項1記載のテー
プ用リール。 - 【請求項3】 前記輪形体が射出成形によって成形され
てなることを特徴とする請求項2記載のテープ用リー
ル。 - 【請求項4】 外ケースと、 この外ケースの内部に収納された請求項1ないし3のい
ずれか1に記載の2つのテープ用リールと、 この2つのテープ用リールに両端部がそれぞれ配設され
たテープとを備えたことを特徴とするテープカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02722295A JP3427542B2 (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | テープ用リールおよびこれを用いたテープカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02722295A JP3427542B2 (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | テープ用リールおよびこれを用いたテープカセット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08203243A true JPH08203243A (ja) | 1996-08-09 |
JP3427542B2 JP3427542B2 (ja) | 2003-07-22 |
Family
ID=12215080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02722295A Expired - Fee Related JP3427542B2 (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | テープ用リールおよびこれを用いたテープカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3427542B2 (ja) |
-
1995
- 1995-01-24 JP JP02722295A patent/JP3427542B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3427542B2 (ja) | 2003-07-22 |
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Legal Events
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