JPH08203127A - 光記録媒体 - Google Patents
光記録媒体Info
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- JPH08203127A JPH08203127A JP7010224A JP1022495A JPH08203127A JP H08203127 A JPH08203127 A JP H08203127A JP 7010224 A JP7010224 A JP 7010224A JP 1022495 A JP1022495 A JP 1022495A JP H08203127 A JPH08203127 A JP H08203127A
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- JP
- Japan
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- recording
- groove
- change
- reflectance
- phase difference
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 結晶、非晶質の領域間で反射率の変化も考慮
された最適条件に基づいた光記録媒体の提供を目的とす
る。 【構成】 相変化型の光ディスク1は、非結晶状態の領
域と結晶状態の領域からそれぞれ得られる反射光の位相
差をfca、記録トラックの両側に形成するグルーブの深
さをfg 、非結晶状態の記録マーク形成領域からの反射
光の複素振幅に対する結晶状態の未記録領域からの反射
光の複素振幅の反射率比を複素振幅反射率比としてrca
で表した際に、これらのパラメータがsin(fg )=
rca*sin(fg +fca)の関係を満足している。
された最適条件に基づいた光記録媒体の提供を目的とす
る。 【構成】 相変化型の光ディスク1は、非結晶状態の領
域と結晶状態の領域からそれぞれ得られる反射光の位相
差をfca、記録トラックの両側に形成するグルーブの深
さをfg 、非結晶状態の記録マーク形成領域からの反射
光の複素振幅に対する結晶状態の未記録領域からの反射
光の複素振幅の反射率比を複素振幅反射率比としてrca
で表した際に、これらのパラメータがsin(fg )=
rca*sin(fg +fca)の関係を満足している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録膜に非結晶状態の
領域を情報に応じて形成し、結晶状態の領域と上記非結
晶状態の領域との光学定数の変化による反射率の差を用
いて情報が読み出される光記録媒体に関する。
領域を情報に応じて形成し、結晶状態の領域と上記非結
晶状態の領域との光学定数の変化による反射率の差を用
いて情報が読み出される光記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】光記録媒体には、情報を追記したり、可
逆的に情報の書換え可能な材料を用いて行うものがあ
る。現在、光記録媒体は、情報に応じていわゆるピット
を形成する情報記録が主流である。
逆的に情報の書換え可能な材料を用いて行うものがあ
る。現在、光記録媒体は、情報に応じていわゆるピット
を形成する情報記録が主流である。
【0003】この他に結晶と非結晶、すなわちアモルフ
ァスの相変化を利用した記録材料を用いた相変化型の光
記録媒体も市場に供給されている。この相変化型の光記
録媒体は、記録膜の結晶状態とアモルファス状態での光
学定数(n,k)の変化による反射率の差を用いて情報
の記録/再生を行うものである。ここで、光学定数n
は、屈折率、kは、消衰係数である。
ァスの相変化を利用した記録材料を用いた相変化型の光
記録媒体も市場に供給されている。この相変化型の光記
録媒体は、記録膜の結晶状態とアモルファス状態での光
学定数(n,k)の変化による反射率の差を用いて情報
の記録/再生を行うものである。ここで、光学定数n
は、屈折率、kは、消衰係数である。
【0004】この相変化型の光記録媒体では、記録/再
生に際し例えばレーザ光源から照射される光の反射率や
位相差及び記録再生に必要な案内溝の最適化が必要であ
り、特に、安定なトラッキング特性と再生信号の高いS
/N比が要求されている。
生に際し例えばレーザ光源から照射される光の反射率や
位相差及び記録再生に必要な案内溝の最適化が必要であ
り、特に、安定なトラッキング特性と再生信号の高いS
/N比が要求されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光学的なフ
ァクタとして位相差を用いて再生信号を得る位相差再生
相変化光ディスクに関する条件が、日本応用物理学会の
1994年春季大会(28p-L-13)において報告されてい
る。位相差再生相変化光ディスクの鏡面記録は、位相差
がπの場合、ROMタイプの光ディスクと同等の振幅周
波数特性が得られることが既に知られている。
ァクタとして位相差を用いて再生信号を得る位相差再生
相変化光ディスクに関する条件が、日本応用物理学会の
1994年春季大会(28p-L-13)において報告されてい
る。位相差再生相変化光ディスクの鏡面記録は、位相差
がπの場合、ROMタイプの光ディスクと同等の振幅周
波数特性が得られることが既に知られている。
【0006】位相差再生相変化光ディスクは、例えば連
続溝サーボで安定なトラッキング特性と良好な周波数特
性を得るためにレーザ光の波長をλとすると、案内溝の
深さを3λ/32付近にし、結晶−非晶質での位相差が-0.6
πの案内溝記録あるいは同じ案内溝の深さで位相差が+
0.6πのランド記録することにより、振幅・変調度が大
きく、かつ記録によるトラッキングエラー信号の変化も
小さい記録再生特性が報告されている。
続溝サーボで安定なトラッキング特性と良好な周波数特
性を得るためにレーザ光の波長をλとすると、案内溝の
深さを3λ/32付近にし、結晶−非晶質での位相差が-0.6
πの案内溝記録あるいは同じ案内溝の深さで位相差が+
0.6πのランド記録することにより、振幅・変調度が大
きく、かつ記録によるトラッキングエラー信号の変化も
小さい記録再生特性が報告されている。
【0007】ところが、ここでの報告は、結晶と非晶質
の領域での反射率が共に11%と変化のない場合の位相
差再生相変化光ディスクにおける最適条件としてしか報
告されていない。
の領域での反射率が共に11%と変化のない場合の位相
差再生相変化光ディスクにおける最適条件としてしか報
告されていない。
【0008】そこで、本発明は、上述したような実情に
鑑みてなされたものであり、結晶、非晶質の領域間で反
射率の変化も考慮された最適条件に基づいた光記録媒体
の提供を目的とする。
鑑みてなされたものであり、結晶、非晶質の領域間で反
射率の変化も考慮された最適条件に基づいた光記録媒体
の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光記録媒体
は、上述した課題を解決するために、記録膜に非結晶状
態の領域を情報に応じて形成し、結晶状態の領域と非結
晶状態の領域との光学定数の変化による反射率の差を用
いて情報が読み出される光記録媒体であって、非結晶状
態の領域と結晶状態の領域からそれぞれ得られる反射光
の位相差をfca、記録トラックの両側に形成するグルー
ブの深さをfg 、非結晶状態の記録マーク形成領域から
の反射光の複素振幅に対する結晶状態の未記録領域から
の反射光の複素振幅の反射率比を複素振幅反射率比とし
てrcaで表した際に、これらのパラメータがsin(f
g )=rca*sin(fg +fca)の関係を満足するこ
とを特徴としている。
は、上述した課題を解決するために、記録膜に非結晶状
態の領域を情報に応じて形成し、結晶状態の領域と非結
晶状態の領域との光学定数の変化による反射率の差を用
いて情報が読み出される光記録媒体であって、非結晶状
態の領域と結晶状態の領域からそれぞれ得られる反射光
の位相差をfca、記録トラックの両側に形成するグルー
ブの深さをfg 、非結晶状態の記録マーク形成領域から
の反射光の複素振幅に対する結晶状態の未記録領域から
の反射光の複素振幅の反射率比を複素振幅反射率比とし
てrcaで表した際に、これらのパラメータがsin(f
g )=rca*sin(fg +fca)の関係を満足するこ
とを特徴としている。
【0010】ここで、グルーブと記録トラックに形成さ
れる非結晶状態の記録マーク領域のそれぞれの幅を等し
く設定するようにしてもよい。
れる非結晶状態の記録マーク領域のそれぞれの幅を等し
く設定するようにしてもよい。
【0011】
【作用】本発明に係る光記録媒体では、パラメータを用
いてsin(fg )=rca*sin(fg +fca)と簡
単な関係で表されることにより、相変化記録膜構成とグ
ルーブの最適な組合せが容易に求められる。
いてsin(fg )=rca*sin(fg +fca)と簡
単な関係で表されることにより、相変化記録膜構成とグ
ルーブの最適な組合せが容易に求められる。
【0012】グルーブと記録トラックに形成される記録
マーク領域のそれぞれの幅を等しく設定することによ
り、グルーブの深さに対するRF信号を最大にする条件
と記録前後でのプッシュプル信号量の変化がない条件と
を一致させている。
マーク領域のそれぞれの幅を等しく設定することによ
り、グルーブの深さに対するRF信号を最大にする条件
と記録前後でのプッシュプル信号量の変化がない条件と
を一致させている。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る光記録媒体の一実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0014】本発明では、例えば相変化型の光ディスク
のモデルを一例に挙げて、反射率、位相差といった光学
的な変化量と溝が形成されたグルーブの深さや幅といっ
た量等をパラメータとして用いて得られる関係式を説明
する。
のモデルを一例に挙げて、反射率、位相差といった光学
的な変化量と溝が形成されたグルーブの深さや幅といっ
た量等をパラメータとして用いて得られる関係式を説明
する。
【0015】相変化型の光ディスクは、例えば図1
(a)に示すように、光ディスク1をレーザ光が照射さ
れる照射面側から見た際に、図1(b)の要部拡大平面
と、図1(c)の破断線A−Bに沿った断面に位相差の
変化も含めて模式的に表すことができる。
(a)に示すように、光ディスク1をレーザ光が照射さ
れる照射面側から見た際に、図1(b)の要部拡大平面
と、図1(c)の破断線A−Bに沿った断面に位相差の
変化も含めて模式的に表すことができる。
【0016】この模式的に示した図を参照しながら、こ
の光ディスク1のモデルで使用する各パラメータについ
て説明する。図1(b)の長さpは、最小記録マークの
倍の長さで表される記録波長を示す。幅qは、トラック
間のピッチ、すなわちトラックピッチを示す。トラック
幅qのトラックにおいて、案内溝(以下、グルーブとい
う)は、例えばトラック中心TC からディスク径方向に
等しい幅で形成されている。このグルーブの幅は、γg
で表している。トラックにおいてこれ以外の領域がラン
ド領域に対応している。このグルーブの深さfg は、屈
折率n、厚さd及びレーザ光の波長λを用いて、(2n
d/λ)の関係で表される。
の光ディスク1のモデルで使用する各パラメータについ
て説明する。図1(b)の長さpは、最小記録マークの
倍の長さで表される記録波長を示す。幅qは、トラック
間のピッチ、すなわちトラックピッチを示す。トラック
幅qのトラックにおいて、案内溝(以下、グルーブとい
う)は、例えばトラック中心TC からディスク径方向に
等しい幅で形成されている。このグルーブの幅は、γg
で表している。トラックにおいてこれ以外の領域がラン
ド領域に対応している。このグルーブの深さfg は、屈
折率n、厚さd及びレーザ光の波長λを用いて、(2n
d/λ)の関係で表される。
【0017】また、例えばこのグルーブ内に記録する記
録マーク長は、βで表している。この記録マークの幅
は、γとしている。
録マーク長は、βで表している。この記録マークの幅
は、γとしている。
【0018】レーザ光の照射により記録膜がアモルファ
スに相変化して記録マークが形成された領域RMでの複
素表示されるレーザ光の反射率(記録マーク反射率)
は、ra としている。また、記録マークが形成されてい
ない未記録領域NRMでの複素表示されるレーザ光の反
射率(未記録部反射率)は、rc としている。
スに相変化して記録マークが形成された領域RMでの複
素表示されるレーザ光の反射率(記録マーク反射率)
は、ra としている。また、記録マークが形成されてい
ない未記録領域NRMでの複素表示されるレーザ光の反
射率(未記録部反射率)は、rc としている。
【0019】相変化型の光ディスクは、記録前後での相
対的な反射率の変化に注目しているので、未記録部の反
射率rc に対する記録マーク反射率ra の比は、記録前
後でのレーザ光における複素振幅の実部の反射率の変化
(複素振幅反射率の変化)をrca、情報を読み取るレー
ザ光の波長λで正規化した記録前後での位相差の変化を
fcaとする複素振幅である。すなわち、この比は、 ra /rc =rca*exp(i*fca) ・・・(1) で表される。
対的な反射率の変化に注目しているので、未記録部の反
射率rc に対する記録マーク反射率ra の比は、記録前
後でのレーザ光における複素振幅の実部の反射率の変化
(複素振幅反射率の変化)をrca、情報を読み取るレー
ザ光の波長λで正規化した記録前後での位相差の変化を
fcaとする複素振幅である。すなわち、この比は、 ra /rc =rca*exp(i*fca) ・・・(1) で表される。
【0020】この相変化型の光ディスクのモデルに対す
る再生信号は、例えば H. H. Hopkins によって J. Op
t. Soc. Am., Vol.69, No.1, p4の“Diffraction theor
y oflaser read-out systems for optical video disc
s”に示されている回折理論に基づく式に近似を導入し
た関係式から求められる。
る再生信号は、例えば H. H. Hopkins によって J. Op
t. Soc. Am., Vol.69, No.1, p4の“Diffraction theor
y oflaser read-out systems for optical video disc
s”に示されている回折理論に基づく式に近似を導入し
た関係式から求められる。
【0021】この回折理論において受光素子で検出する
光は、光ディスクからの複素反射係数で記述される回折
光で表される。各回折光の成分は、回折スペクトラムと
してRmnで与えられる。このRmnは、複素フーリエ級数
の係数であり、
光は、光ディスクからの複素反射係数で記述される回折
光で表される。各回折光の成分は、回折スペクトラムと
してRmnで与えられる。このRmnは、複素フーリエ級数
の係数であり、
【0022】
【数1】
【0023】で与えられる。ここで、式(2)で用いる
関数 sinc(x)は、 sinc(x)=sin(x)/x ・・・(3) と定義され、x=0 のとき、1になる性質を有している。
また、回折スペクトラムRmnの添字は、2次元回折スペ
クトラムの次数で、次数m,nは、それぞれ0,±1,
±2,・・・と整数値となる。
関数 sinc(x)は、 sinc(x)=sin(x)/x ・・・(3) と定義され、x=0 のとき、1になる性質を有している。
また、回折スペクトラムRmnの添字は、2次元回折スペ
クトラムの次数で、次数m,nは、それぞれ0,±1,
±2,・・・と整数値となる。
【0024】次に、式(2)の反射率を未記録部の反射
率rc で規格化し、さらに式(1)を適用することによ
り、
率rc で規格化し、さらに式(1)を適用することによ
り、
【0025】
【数2】
【0026】が回折スペクトラムの式として得られる。
【0027】このホプキンスによる回折理論を適用した
際に対物レンズ上の反射光振幅分布を示す関数a(x,y,u,
v)は、
際に対物レンズ上の反射光振幅分布を示す関数a(x,y,u,
v)は、
【0028】
【数3】
【0029】と表される。ここで、関数a(x,y,u,v)の
u,vは、光ディスクの記録マークを中心にしてこの中心
に対する読み取りスポットの位置座標を示し、u が光デ
ィスクのトラック方向、v がトラックに垂直な方向を示
している。式(5)の関数f(x,y)は、情報の読み取り用
対物レンズの瞳関数である。
u,vは、光ディスクの記録マークを中心にしてこの中心
に対する読み取りスポットの位置座標を示し、u が光デ
ィスクのトラック方向、v がトラックに垂直な方向を示
している。式(5)の関数f(x,y)は、情報の読み取り用
対物レンズの瞳関数である。
【0030】この反射光振幅分布は、例えば図2に示す
ように、記録マーク中心R00からの読み取りスポットの
ずれで決まる位相項exp{-2πi(mu/p+nv/q)} に記録波長
p、トラック幅q、開口数NA、レーザ光の波長λで決
まる位置に立つ回折スペクトラムRmnを掛け合わせたも
のの和として表される。
ように、記録マーク中心R00からの読み取りスポットの
ずれで決まる位相項exp{-2πi(mu/p+nv/q)} に記録波長
p、トラック幅q、開口数NA、レーザ光の波長λで決
まる位置に立つ回折スペクトラムRmnを掛け合わせたも
のの和として表される。
【0031】さらに、最終結果に影響をもたらさない近
似をいくつか導入する。先ず瞳関数f(x,y)の簡単化が関
数a(x,y,u,v)に施される。すなわち、x2 +y2 <1 のと
き、f(x,y)=1にし、x2 +y2 >1 のとき、f(x,y)=0に設定
する。
似をいくつか導入する。先ず瞳関数f(x,y)の簡単化が関
数a(x,y,u,v)に施される。すなわち、x2 +y2 <1 のと
き、f(x,y)=1にし、x2 +y2 >1 のとき、f(x,y)=0に設定
する。
【0032】第2に、高次回折スペクトラムの影響を無
視することが挙げられる。すなわち|m|+|n|>1の
とき、Rmn=0とする。最後の条件は、例えば図2に示
すように、各回折スペクトラム内ので主要な重なり部分
だけを考慮して近似する方法である。この条件によっ
て、0次光のR00とそれぞれ周辺の1次回折光R01、R
0-1 、R10、R-10 との4種類の重なりだけを考慮すれ
ばよいことになる。
視することが挙げられる。すなわち|m|+|n|>1の
とき、Rmn=0とする。最後の条件は、例えば図2に示
すように、各回折スペクトラム内ので主要な重なり部分
だけを考慮して近似する方法である。この条件によっ
て、0次光のR00とそれぞれ周辺の1次回折光R01、R
0-1 、R10、R-10 との4種類の重なりだけを考慮すれ
ばよいことになる。
【0033】このような条件をすべて考慮して再生され
るRF信号rfを計算してみると、RF信号rfは、
るRF信号rfを計算してみると、RF信号rfは、
【0034】
【数4】
【0035】と簡単な式で得られる。
【0036】また、この条件によって得られるプッシュ
プル信号ppは、
プル信号ppは、
【0037】
【数5】
【0038】と表される。
【0039】ここで、各パラメータを用いて新たなパラ
メータをg0 =γg /q,g1 =γ/q,b1=β/qとして用い、
RF信号rfとプッシュプル信号ppの近似した値を示
すと、RF信号rfとプッシュプル信号ppをそれぞれ
qrfとqppとおくと、qrfとqppが
メータをg0 =γg /q,g1 =γ/q,b1=β/qとして用い、
RF信号rfとプッシュプル信号ppの近似した値を示
すと、RF信号rfとプッシュプル信号ppをそれぞれ
qrfとqppとおくと、qrfとqppが
【0040】
【数6】
【0041】
【数7】
【0042】で表される。
【0043】このように表されたRF信号がグルーブの
深さfg に対する極値をとるには、δqrf/δfg =0
の条件を満足すればよいから、式(8)をfg で微分す
ると、
深さfg に対する極値をとるには、δqrf/δfg =0
の条件を満足すればよいから、式(8)をfg で微分す
ると、
【0044】
【数8】
【0045】が得られる。このように、式(10)は、
[]で囲まれた項が0になれば条件を満足することがわ
かる。従って、与えられた複素振幅の実部の反射率の変
化rcaと記録前後での位相差の変化fcaに対して最大振
幅を与えるグルーブの深さfgとの関係は、グルーブの
幅γg に無関係な sin(fg )=rca sin(fca+fg ) ・・・(11) によって得られることがわかる。
[]で囲まれた項が0になれば条件を満足することがわ
かる。従って、与えられた複素振幅の実部の反射率の変
化rcaと記録前後での位相差の変化fcaに対して最大振
幅を与えるグルーブの深さfgとの関係は、グルーブの
幅γg に無関係な sin(fg )=rca sin(fca+fg ) ・・・(11) によって得られることがわかる。
【0046】さらに、g0 =g1 (あるいはγg =γ)とす
ると、近似したプッシュプル信号qppは、
ると、近似したプッシュプル信号qppは、
【0047】
【数9】
【0048】となる。この式(12)が、記録前後のプ
ッシュプル信号量に変化をきたさない簡便な条件であ
る。
ッシュプル信号量に変化をきたさない簡便な条件であ
る。
【0049】また、記録前の条件としては、rca=1、
fca=0とおくことができるので、この記録前のプッシ
ュプル信号をqpp0 とすると、記録前のプッシュプル信
号qpp0は、
fca=0とおくことができるので、この記録前のプッシ
ュプル信号をqpp0 とすると、記録前のプッシュプル信
号qpp0は、
【0050】
【数10】
【0051】と表される。記録前のプッシュプル信号q
pp0 と記録後のプッシュプル信号qppの信号量に変化が
ないということは、 qpp=qpp0 ・・・(14) でなければならない。この条件を考慮すると、結果とし
て式(11)と同じ関係が得られる。
pp0 と記録後のプッシュプル信号qppの信号量に変化が
ないということは、 qpp=qpp0 ・・・(14) でなければならない。この条件を考慮すると、結果とし
て式(11)と同じ関係が得られる。
【0052】従って、グルーブの幅と記録マークの幅が
等しいとき、グルーブの深さに対するRF信号を最大に
する条件と記録前後でのプッシュプル信号量の変化がな
いようにする条件は、一致することになる。
等しいとき、グルーブの深さに対するRF信号を最大に
する条件と記録前後でのプッシュプル信号量の変化がな
いようにする条件は、一致することになる。
【0053】この条件による関係を踏まえて実際の様子
をシミュレートしてみる。先ず、図3及び図4では、条
件としてグルーブの幅γg /トラックピッチqをg0 =
0.3、記録マークの幅γ/トラックピッチqをg1 =0.3
、記録マーク長β/記録波長pをb1 =0.5 と設定し
ている。すなわち、この設定は、グルーブの幅γg と記
録マークの幅γが等しいときを示している。
をシミュレートしてみる。先ず、図3及び図4では、条
件としてグルーブの幅γg /トラックピッチqをg0 =
0.3、記録マークの幅γ/トラックピッチqをg1 =0.3
、記録マーク長β/記録波長pをb1 =0.5 と設定し
ている。すなわち、この設定は、グルーブの幅γg と記
録マークの幅γが等しいときを示している。
【0054】図3では、それぞれこの条件におけるグル
ーブの深さに依存して変化する記録前のプッシュプル信
号ppが、破線で示されている。また、図中の実線は、
線が太くなるに連れて複素振幅反射率比racが、0、
1、2の場合を示している。
ーブの深さに依存して変化する記録前のプッシュプル信
号ppが、破線で示されている。また、図中の実線は、
線が太くなるに連れて複素振幅反射率比racが、0、
1、2の場合を示している。
【0055】グルーブの深さfg に対するプッシュプル
信号ppが、図3(a)〜(f)では、記録前後での位
相差の変化fcaを0〜1*π まで0.2*πの間隔でシミュ
レートされている。また、グルーブの深さfg に対する
RF信号RFも、図4(a)〜(f)で、記録前後での
位相差の変化fcaを0〜1*π まで0.2*πの間隔でシミ
ュレートされている。
信号ppが、図3(a)〜(f)では、記録前後での位
相差の変化fcaを0〜1*π まで0.2*πの間隔でシミュ
レートされている。また、グルーブの深さfg に対する
RF信号RFも、図4(a)〜(f)で、記録前後での
位相差の変化fcaを0〜1*π まで0.2*πの間隔でシミ
ュレートされている。
【0056】図3から明らかなように、設定した記録前
後での位相差の変化fcaにおいてプッシュプル信号pp
に信号量の変化がない条件とは、破線で示した記録前の
プッシュプル信号と実線で示される3本の記録後のプッ
シュプル信号とがそれぞれ交差するときを意味してい
る。従って、この記録前後のプッシュプル信号が交差し
た位置でのグルーブの深さfg が、記録前後での位相差
の変化fcaにおいてプッシュプル信号ppに信号量の変
化を生じさせないグルーブの深さになる。
後での位相差の変化fcaにおいてプッシュプル信号pp
に信号量の変化がない条件とは、破線で示した記録前の
プッシュプル信号と実線で示される3本の記録後のプッ
シュプル信号とがそれぞれ交差するときを意味してい
る。従って、この記録前後のプッシュプル信号が交差し
た位置でのグルーブの深さfg が、記録前後での位相差
の変化fcaにおいてプッシュプル信号ppに信号量の変
化を生じさせないグルーブの深さになる。
【0057】また、RF信号がグルーブの深さfg に対
して極値をとる条件とは、図4でのRF信号の振幅が最
大になる際のグルーブの深さを意味している。これらの
条件によって得られるグルーブの深さfg は、図3及び
図4から明らかなように、一致していることがわかる。
して極値をとる条件とは、図4でのRF信号の振幅が最
大になる際のグルーブの深さを意味している。これらの
条件によって得られるグルーブの深さfg は、図3及び
図4から明らかなように、一致していることがわかる。
【0058】この一致するグルーブの深さfg は、それ
ぞれ設定した記録前後での位相差の変化fcaの値を0〜
1*π まで変化させても、RF信号最大の条件と記録前
後でのプッシュプル信号量の変化のないグルーブの深さ
が一致していることがわかる。
ぞれ設定した記録前後での位相差の変化fcaの値を0〜
1*π まで変化させても、RF信号最大の条件と記録前
後でのプッシュプル信号量の変化のないグルーブの深さ
が一致していることがわかる。
【0059】従って、式(11)の関係を満足させるこ
とにより、設定に基づくグルーブの深さを決めることが
できる。
とにより、設定に基づくグルーブの深さを決めることが
できる。
【0060】次に、グルーブの幅γg と記録マークの幅
γが等しくないときの設定に関するシミュレーションを
図5及び図6を参照しながら説明する。
γが等しくないときの設定に関するシミュレーションを
図5及び図6を参照しながら説明する。
【0061】このシミュレーションにおける条件は、グ
ルーブの幅γg /トラックピッチqをg0 =0.5 、記録
マークの幅γ/トラックピッチqをg1 =0.3 、記録マ
ーク長β/記録波長pをb1 =0.5 と設定している。図
5及び図6では、両方とも設定した記録前後での位相差
の変化fcaの値を0〜1*π まで変化させた6つの場合
が示されている(図5及び図6の(a)〜(f)を参
照)。
ルーブの幅γg /トラックピッチqをg0 =0.5 、記録
マークの幅γ/トラックピッチqをg1 =0.3 、記録マ
ーク長β/記録波長pをb1 =0.5 と設定している。図
5及び図6では、両方とも設定した記録前後での位相差
の変化fcaの値を0〜1*π まで変化させた6つの場合
が示されている(図5及び図6の(a)〜(f)を参
照)。
【0062】それぞれ設定した記録前後での位相差の変
化fcaの値を0〜1*π まで変化させた際に、記録前後
でのプッシュプル信号量を変化させない条件を満足する
グルーブの深さfg が、図3と図5で一致していない。
これは、グルーブの幅γg が記録マークの幅γよりも大
きいので、記録前後でのプッシュプル信号ppの信号量
の変化がないグルーブの深さを示す関係が、式(11)
の関係を満足していないことを示している。
化fcaの値を0〜1*π まで変化させた際に、記録前後
でのプッシュプル信号量を変化させない条件を満足する
グルーブの深さfg が、図3と図5で一致していない。
これは、グルーブの幅γg が記録マークの幅γよりも大
きいので、記録前後でのプッシュプル信号ppの信号量
の変化がないグルーブの深さを示す関係が、式(11)
の関係を満足していないことを示している。
【0063】しかしながら、図6に示すRF信号を最大
にするグルーブの深さfg は、図4と比較してみると、
図4の最大振幅でのグルーブの深さfg 一致しているこ
とがわかる。すなわち式(11)の関係が満足されてい
る。
にするグルーブの深さfg は、図4と比較してみると、
図4の最大振幅でのグルーブの深さfg 一致しているこ
とがわかる。すなわち式(11)の関係が満足されてい
る。
【0064】従って、このような条件下では、RF信号
の最大条件だけを考慮すればよいことがわかる。
の最大条件だけを考慮すればよいことがわかる。
【0065】これまで述べてきたような近似が妥当なも
のかどうかについて図7及び図8を参照しながら説明す
る。
のかどうかについて図7及び図8を参照しながら説明す
る。
【0066】図7及び図8に示すシミュレーションの条
件は、複素振幅の実部の反射率の変化rcaを1、開口数
NAを0.55、記録の読み取り波長λ= 680nm、グルーブ
の幅γg =0.35μm、トラックピッチq= 1μm、記録
マークの幅γ=0.35μm、記録マークの長さβ= 0.5μ
m及び記録波長p= 1μmと設定している。これによ
り、シミュレーションで用いる各パラメータは、それぞ
れグルーブの幅γg /トラックピッチq=g0 =0.35、
記録マークの幅γ/トラックピッチq=g1 =0.35及び
記録マークの長さβ/記録波長p=b1 = 0.5になる。
図7及び図8のシミュレーション結果は、読み取るレー
ザ光の波長λで正規化した記録前後での位相差の変化f
caを0〜0.9πまで変化させて近似を用いずに計算した場
合である。図7及び図8の横軸は、記録の読み取るレー
ザ光の波長λを4分の1した長さでグルーブの深さを規
格化して表している。記録前のプッシュプル信号は、位
相差が0の太い実線で示されている。図7に示すこの記
録前のプッシュプル信号とそれぞれの位相差の変化fca
を持つ記録後のプッシュプル信号との交差により得られ
るグルーブの深さの位置は、図8に示す記録前のRF信
号とそれぞれの位相差の変化fcaを持つ記録後のRF信
号との交差により得られるグルーブの深さの位置が一致
している様子が示されている。
件は、複素振幅の実部の反射率の変化rcaを1、開口数
NAを0.55、記録の読み取り波長λ= 680nm、グルーブ
の幅γg =0.35μm、トラックピッチq= 1μm、記録
マークの幅γ=0.35μm、記録マークの長さβ= 0.5μ
m及び記録波長p= 1μmと設定している。これによ
り、シミュレーションで用いる各パラメータは、それぞ
れグルーブの幅γg /トラックピッチq=g0 =0.35、
記録マークの幅γ/トラックピッチq=g1 =0.35及び
記録マークの長さβ/記録波長p=b1 = 0.5になる。
図7及び図8のシミュレーション結果は、読み取るレー
ザ光の波長λで正規化した記録前後での位相差の変化f
caを0〜0.9πまで変化させて近似を用いずに計算した場
合である。図7及び図8の横軸は、記録の読み取るレー
ザ光の波長λを4分の1した長さでグルーブの深さを規
格化して表している。記録前のプッシュプル信号は、位
相差が0の太い実線で示されている。図7に示すこの記
録前のプッシュプル信号とそれぞれの位相差の変化fca
を持つ記録後のプッシュプル信号との交差により得られ
るグルーブの深さの位置は、図8に示す記録前のRF信
号とそれぞれの位相差の変化fcaを持つ記録後のRF信
号との交差により得られるグルーブの深さの位置が一致
している様子が示されている。
【0067】これにより、式(11)が、光学的な位相
の深さであるグルーブの深さを得るための良い近似であ
ることがわかる。
の深さであるグルーブの深さを得るための良い近似であ
ることがわかる。
【0068】以上のように構成することにより、簡単な
関係式で相変化型の光ディスクにおける相変化記録膜と
グルーブの最適な組合せを容易に求めることができ、高
いS/N比で安定に記録再生することのできる相変化型
の光ディスクの設計が見通しよく行うことができ設計時
間を短縮化することができる。
関係式で相変化型の光ディスクにおける相変化記録膜と
グルーブの最適な組合せを容易に求めることができ、高
いS/N比で安定に記録再生することのできる相変化型
の光ディスクの設計が見通しよく行うことができ設計時
間を短縮化することができる。
【0069】
【発明の効果】本発明に係る光記録媒体では、簡単な関
係式で相変化型の光ディスクにおける相変化記録膜とグ
ルーブの最適な組合せを容易に求めることができ、高い
S/N比で安定に記録再生することのできる相変化型の
光ディスクの設計が見通しよく行うことができ設計時間
を短縮化することができる。
係式で相変化型の光ディスクにおける相変化記録膜とグ
ルーブの最適な組合せを容易に求めることができ、高い
S/N比で安定に記録再生することのできる相変化型の
光ディスクの設計が見通しよく行うことができ設計時間
を短縮化することができる。
【図1】本発明に係る光記録媒体として相変化型の光デ
ィスクに適用する際の各パラメータの関係を説明する模
式図である。
ィスクに適用する際の各パラメータの関係を説明する模
式図である。
【図2】上記光ディスクから反射する反射光振幅分布を
示す図である。
示す図である。
【図3】上記光ディスクにおけるグルーブの深さと記録
前後での位相差の変化に対するプッシュプル信号の信号
量の関係を示す図である。
前後での位相差の変化に対するプッシュプル信号の信号
量の関係を示す図である。
【図4】上記光ディスクにおけるグルーブの深さと記録
前後での位相差の変化に対するRF信号の振幅の関係を
示す図である。
前後での位相差の変化に対するRF信号の振幅の関係を
示す図である。
【図5】上記グルーブの深さと記録前後での位相差の変
化に対するプッシュプル信号の信号量においてグルーブ
の幅と記録マークの幅が等しくないときの関係を示す図
である。
化に対するプッシュプル信号の信号量においてグルーブ
の幅と記録マークの幅が等しくないときの関係を示す図
である。
【図6】上記グルーブの深さと記録前後での位相差の変
化に対するRF信号の振幅においてグルーブの幅と記録
マークの幅が等しくないときの関係を示す図である。
化に対するRF信号の振幅においてグルーブの幅と記録
マークの幅が等しくないときの関係を示す図である。
【図7】上記グルーブの深さと記録前後での位相差の変
化に対するプッシュプル信号の信号量を近似しないで求
めた際の関係を示す図である。
化に対するプッシュプル信号の信号量を近似しないで求
めた際の関係を示す図である。
【図8】上記グルーブの深さと記録前後での位相差の変
化に対するRF信号の振幅を近似しないで求めた際の関
係を示す図である。
化に対するRF信号の振幅を近似しないで求めた際の関
係を示す図である。
1 相変化型の光ディスク p 記録波長 q トラックピッチ γg グルーブの幅 fg グルーブの深さ γ 記録マークの幅 β 記録マーク長 λ 読み取りのレーザ光の波長 ra 記録マーク反射率 rc 未記録部反射率 rca 複素振幅反射率 fca 記録前後での位相差の変化
Claims (2)
- 【請求項1】 記録膜に非結晶状態の領域を情報に応じ
て形成し、結晶状態の領域と上記非結晶状態の領域との
光学定数の変化による反射率の差を用いて情報が読み出
される光記録媒体であって、 上記非結晶状態の領域と上記結晶状態の領域からそれぞ
れ得られる反射光の位相差をfca、記録トラックの両側
に形成する案内溝の深さをfg 、上記非結晶状態の領域
からの反射光の複素振幅に対する上記結晶状態の領域か
らの反射光の複素振幅の反射率比を複素振幅反射率比と
してrcaで表した際に、これらのパラメータが sin(fg )=rca*sin(fg +fca) の関係を満足することを特徴とする光記録媒体。 - 【請求項2】 上記案内溝と上記記録トラックに形成さ
れる上記非結晶状態の領域のそれぞれの幅を等しく設定
することを特徴とする請求項1記載の光記録媒体。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08203127A true JPH08203127A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=1762118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7010224A Pending JPH08203127A (ja) | 1995-01-25 | 光記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08203127A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6744724B2 (en) * | 1997-03-27 | 2004-06-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Recording and reproducing method for optical information recording medium and optical information recording medium |
-
1995
- 1995-01-25 JP JP7010224A patent/JPH08203127A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6744724B2 (en) * | 1997-03-27 | 2004-06-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Recording and reproducing method for optical information recording medium and optical information recording medium |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030729 |