JPH08202459A - 制御装置 - Google Patents

制御装置

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JPH08202459A
JPH08202459A JP2757995A JP2757995A JPH08202459A JP H08202459 A JPH08202459 A JP H08202459A JP 2757995 A JP2757995 A JP 2757995A JP 2757995 A JP2757995 A JP 2757995A JP H08202459 A JPH08202459 A JP H08202459A
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JP
Japan
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control
measurement signals
detecting means
control signal
arithmetic means
Prior art date
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Pending
Application number
JP2757995A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Hishikari
功 菱刈
Yukikoto Hosoya
幸言 細矢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chino Corp
Original Assignee
Chino Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Chino Corp filed Critical Chino Corp
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Publication of JPH08202459A publication Critical patent/JPH08202459A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】操業の安全性、恒常性が保てる制御装置を提供
する。 【構成】制御対象1についての制御量を複数の検出手段
21、22、…、2nで検出し、この各測定信号に基き
所定のアルゴリズムで演算手段3は制御信号を発生し、
操作手段4を通じて電源5の電力等を負荷6に供給す
る。そして、演算手段3は、検出手段21、22、…、
2nのうち少くとも1個を選択し演算を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気炉等の制御対象
を制御するような制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気炉等の加熱炉等の制御対象を制御す
る場合、1個の熱電対等で温度の測定信号を検出し、調
節計で設定値と比較して制御信号を発生し、操作端によ
りヒータへの電力等を制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、熱電対が劣
化する等して異常出力になると、たとえば調節計のバー
ンアウト回路が働いてヒータを安全側にコントロールす
るようにしている。
【0004】しかしながら、熱電対が劣化して、バーン
アウト回路が働くと、その間、加熱炉の操業はできなく
なり、また、熱電対の交換時期が不明のため劣化してか
らの応急的な対策にとどまり、操業の恒常性が保てない
問題点がある。
【0005】この発明の目的は、以上の点に鑑み、操業
の安全性、恒常性が保てる制御装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、1個の制御
対象について制御量を検出する複数の検出手段と、この
検出手段から出力される各測定信号に基き所定のアルゴ
リズムで演算を行い制御信号を発生する演算手段と、こ
の演算手段の制御信号により操作される操作手段と、こ
の操作手段により駆動される負荷とを備えるようにした
制御装置である。
【0007】
【実施例】図1は、この発明の一実施例を示す構成説明
図である。図において、1は電気炉等の制御対象で、2
1、22、…、2nは制御対象1の温度等の制御量を検
出し各測定信号e1、e2、…、enを発生する熱電対
等の検出手段で、その信号は演算手段3に入力される。
演算手段3は、これら測定信号e1、e2、…、enに
基き目標設定値と比較し、所定のアルゴリズムで制御信
号を発生する。この演算手段3の制御信号によりサイリ
スタ等の操作手段4は操作され、電源5からヒータ等の
負荷6へ供給される電力等の調節制御を行い、負荷6は
駆動される。また、演算手段3とパソコン等の操作表示
器7との通信は伝送ラインLを介して可能となってい
る。
【0008】つまり、通常時は演算手段3は、たとえば
各測定信号e1、e2、…、enについて平均値演算を
行いその平均値em、あるいは中央値等を用いて、設定
値と比較して制御信号を発生するようなアルゴリズムを
とる。このことにより、制御対象1の平均的な状態によ
り制御が行われる。また、検出手段21、22、…、2
nのうち特定のものを測定信号として用いて制御を行
い、また、異常が発生した場合に、順次正常なものに切
り換えて用いるようにして任意の少くとも1個の測定信
号を選択して用いてもよい。
【0009】次に異常の時に検出手段21、22、…、
2nの、劣化、断線等の異常を見い出すには、たとえば
各出力の差Δeが所定値以上の異常となったときや、各
測定値と平均値や中央値とが所定の差以上となったとき
に異常とすればよい。これらの異常情報は、演算手段3
から伝送ラインLを介し、操作表示器7に送信され、音
声、画面等で報知でき直ちに対応をとることができる。
そして、異常となった検出手段からの測定信号は除外
し、残りの正しいものの測定信号により、引き続き、制
御が続行される。
【0010】このように、複数の検出手段と所定のアル
ゴリズムを用いて、操業の安全性、恒常性を図ってい
る。また、複数の検出手段21、22、…、2nの各々
について設定値と比較し複数の制御信号を生成してお
き、それら制御信号の演算値を含む大きさの比較等から
異常監視を行うようなアルゴリズムでもよい。
【0011】図2は、この発明の他に一実施例を示す構
成説明図である。この例では、制御対象1に2組の検出
手段21、22、これに対応した2組の演算手段31、
32、操作手段41、42、たとえば同一箇所に設けら
れた負荷61、62を備え制御ループが2組設けられ、
電源5、伝送ラインL、表示操作器7も図1と同様に設
けられている。
【0012】つまり、検出手段21の測定信号e1は、
演算手段31で設定値と比較されて制御信号を発生し、
操作手段41を操作し、電源5の電力を負荷に供給して
第1の制御ループを構成し制御することができる。同様
にして、検出手段22の測定信号e2は、演算手段32
で設定値と比較されて制御信号を発生し、操作手段42
を操作し、電源5の電力を負荷に供給して第2の制御ル
ープを構成し制御することができる。そして、演算手段
31、32間で情報の交換を行っている。
【0013】そして、この2つの制御ループは、たとえ
ば、第1の検出手段21を含む制御ループで制御を行っ
ていたところ、検出手段21、あるいは演算手段31で
異常が発生すると、この情報を受けて、第2の制御ルー
プの演算手段32が直ちに制御を開始することができ
る。
【0014】また、立ち上げ時に両方の制御ループで動
作させて、目標値まで迅速にもっていき、安定状態、あ
るいは低操業、低温度制御のときは、いずれか一方のみ
の制御ループを用いるようにしてもよい。つまり、大き
な電力を要するときは、両制御ループを用い、低電力で
済むときは一方の制御ループを用いるようにしてもよ
い。この場合においても、動作している制御ループが異
常のとき、他方の制御ループに切り換える。そして、こ
れら異常情報は伝送ラインLを介し演算手段31、32
から操作表示器7に伝えられ、必要な処置をとることが
できる。
【0015】また、検出手段21の信号e1を演算手段
32に入力し、検出手段22の信号e2を演算手段31
に入力し、それぞれ複数の測定信号を用いて、図1のよ
うな所定のアルゴリズムで演算するようにしてもよい。
たとえば、一方の検出手段が使用不能となったとき、他
方の検出手段の出力を両演算手段31、32のそれぞれ
に入力し、制御信号を発生し、負荷61、62を同時に
駆動することができ、制御の安定性、恒常性が保てる。
【0016】なお、演算手段31、32は、1個の装置
とすることもできるし、遠隔に設置して通信で結合して
もよく、また、操作手段41、42、あるいは負荷6
1、62は、各々まとめることもできる。また、制御ル
ープは2以上でもよい。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、この発明は、複数の
検出手段の測定信号に基いて所定のアルゴリズムで制御
を行うようにした制御装置である。このため、ある検出
手段が異常となったとき、直ちに他のものに切り換えて
制御を続行でき、制御の安全性、連続性、恒常性が保て
る。また、複数の制御ループを設けることにより、1つ
の制御ループの制御のみ、あるいは複数の制御ループを
同時に動作させて使い分け電力消費に応じた、高速、低
消費電力で、柔軟性に富んだ制御が可能となる。また、
複数の測定信号を用いて、これらの関係を利用すること
で、平均的な制御対象の温度を検出して、高精度制御も
可能となる。また、複数の検出手段のうち劣化したもの
が常に演算により分るので、これを除外して制御を行う
ことにより、信頼性が向上し、保守、交換も計画的、安
全、容易なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す構成説明図である。
【図2】この発明の一実施例を示す構成説明図である。
【符号の説明】
1 制御対象 21〜2n 検出手段 3、31、32 演算手段 4、41、42 操作手段 5 電源 6、61、62 負荷 7 操作表示器 L 伝送ライン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1個の制御対象について制御量を検出する
    複数の検出手段と、この検出手段から出力される各測定
    信号に基き所定のアルゴリズムで演算を行い制御信号を
    発生する演算手段と、この演算手段の制御信号により操
    作される操作手段と、この操作手段により駆動される負
    荷とを備えたことを特徴とする制御装置。
  2. 【請求項2】前記演算手段は、複数の検出手段の測定信
    号のうち少くとも1個以上の測定信号を選択して演算を
    行うことを特徴とする請求項1記載の制御装置。
  3. 【請求項3】前記演算手段、操作手段、負荷を各々複数
    設け、複数の制御ループを構成したことを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の制御装置。
JP2757995A 1995-01-24 1995-01-24 制御装置 Pending JPH08202459A (ja)

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Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103175413A (zh) * 2011-12-20 2013-06-26 宋瞻川 电煅炉恒功率调节装置及电煅炉恒功率调节方法
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