JPH08201880A - 電気接続体 - Google Patents

電気接続体

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Publication number
JPH08201880A
JPH08201880A JP3451695A JP3451695A JPH08201880A JP H08201880 A JPH08201880 A JP H08201880A JP 3451695 A JP3451695 A JP 3451695A JP 3451695 A JP3451695 A JP 3451695A JP H08201880 A JPH08201880 A JP H08201880A
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JP
Japan
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winding
portions
winding portion
longitudinal direction
parts
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Pending
Application number
JP3451695A
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English (en)
Inventor
Masaki Uchida
昌樹 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Whitaker LLC
Original Assignee
Whitaker LLC
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Publication date
Application filed by Whitaker LLC filed Critical Whitaker LLC
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Publication of JPH08201880A publication Critical patent/JPH08201880A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 両端の第1及び第2接続部の相対的な回動を
可能にすると共に、少なくとも一方の接続部が湾曲する
ことのない電気接続体の提供。 【構成】 可撓性基板の長手方向の中間を渦巻き状に巻
回することによって第1及び第2巻回部10a、10b
が形成され、第1及び第2巻回部10a、10bの巻回
終端から延長して形成された第1及び第2接続部10
h、10iを具えている。 【効果】 第1及び第2巻回部10a、10bの巻回状
態の変化によって、第1及び第2接続部10h、10i
を相対的に回動可能にする。また、接続部10h、10
iが巻回円周方向へ延出するので湾曲することがなく、
平面としての取扱が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相対的に回動自在な複
数の部品を電気的に接続する電気接続体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の相対的に回動自在な複数の部品、
例えばカメラ一体型VTRにおけるビューファインダ側
の回路及び本体キャビネット側の回路を電気的に接続す
る可撓性の接続体として、図5及び図6に示す接続体3
0が特開平6−95212号公報に開示されている。こ
の接続体30は、中央部を渦巻き状に巻回してなる巻回
部30aと、この巻回部30aの始端30b及び終端3
0cからそれぞれ巻回部30aの巻回軸心に平行で互い
に逆方向に延びた第1及び第2の接続部30d、30e
とを有する。巻回部30aの巻回状態を変化させて、第
1及び第2の接続部30d、30eを相対的に回動可能
にする。
【0003】
【解決すべき課題】ところが、前記接続体においては、
第1及び第2の接続部30d、30eが巻回部30aの
始端30b及び終端30cから巻回部30aの軸心に平
行で互いに逆方向に延びているため、接続部30d、3
0eに巻回により湾曲が生じるという問題がある。この
問題は接続部30d、30eの位置を巻回部30aから
充分離すことによって解決できるが、接続体が大型にな
るため好ましくない。
【0004】また、接続部30d、30eが湾曲するこ
とによって、接続部30d、30eを巻回部30aの軸
心に対して略直交方向に曲げることが困難になるばかり
でなく、接続部30d、30eに電気コネクタ等の被接
続部品に接続することも困難になる等の問題がある。
【0005】従って、本発明は、上述の問題を解決する
電気接続体、即ち第1及び第2接続部の相対的な回動を
可能にすると共に、少なくとも一方の接続部が湾曲する
ことのない電気接続体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電気接続体は、
相対的に回動自在な複数の部品を電気的に接続する可撓
性の電気接続体において、該電気接続体の長手方向の中
間に渦巻き状に数回巻回することによって形成された第
1及び第2の巻回部の各々の終端から前記各巻回部の長
手方向に沿って延長して形成された第1及び第2の接続
部を有することを特徴とする。
【0007】また、本発明の電気接続体は、相対的に回
動自在な複数の部品を電気的に接続する可撓性の電気接
続体において、該電気接続体の長手方向の中間に渦巻き
状に数回巻回することによって形成された巻回部を有す
ると共に、前記巻回部の内側の始端から前記巻回部の軸
心方向に延びた第1接続部と、前記巻回部の外側の終端
から前記巻回部の長手方向に沿って延長して形成された
第2接続部とを有し、該第2接続部における前記電気接
続体の導体が前記巻回部の円周に略直交する方向に延び
ることを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、本発明の電気接続体の好適実施例を図
面を参照して説明する。図1は、本発明の電気接続体の
第1実施例を示す斜視図である。図2は、図1の電気接
続体の展開図である。尚、図1においては、導体の一部
を、図2においては全部の導体を省略した。
【0009】電気接続体10は、FPC(可撓性印刷回
路)あるいはFFC(フレキシブルフラットケーブル)
等の可撓性基板の長手方向の中間に巻回始端10d、巻
回終端10f間を被接続部品(図示せず)間の相対的な
回動に追従し得るように可撓性を有して渦巻き状に数回
巻回することによって形成された第1巻回部10a、及
び巻回始端10e、巻回終端10g間を可撓性を有して
渦巻き状に数回巻回することによって形成された第2巻
回部10bが形成され、第1及び第2巻回部10a、1
0bの巻回始端10d、10eは連結部10cにより接
続されている。また、第1及び第2巻回部10a、10
bの巻回終端10f、10gから延長して形成された第
1及び第2の接続部10h、10iを具えている。電気
接続体10の複数の導体10jは、第1及び第2巻回部
10a、10bにおいてそれらの円周方向に沿って形成
されると共に、接続部10h、10iにおいて巻回部1
0a、10bの円周に略直交する方向に延びて先端で露
出している。
【0010】従って、電気接続体10においては、第1
及び第2の巻回部10a、10bの巻回状態の変化によ
って、第1及び第2接続部10h、10iの相対的な回
動が可能になる。
【0011】また、第1及び第2接続部10h、10i
を第1及び第2巻回部10a、10bの終端から延長し
て形成することによって、接続部10h、10iが巻回
部10a、10bの巻回による影響で湾曲することがな
いため、平面としての取扱が可能である。従って、図1
に示すように、第1及び第2接続部10h、10iを巻
回の円周方向に対して略直交方向に容易に折曲げること
も可能になると共に、第1及び第2接続部10h、10
iの各々を電気コネクタ等の被接続部品に容易に接続で
きる。更に、2つの巻回部10a、10bにより巻回数
を増大させることができるので、第1及び第2接続部1
0h、10iの相対的な回転角度を増大できる。
【0012】次に、本発明の電気接続体の第2の好適実
施例を説明する。図3は、本発明の電気接続体の第2実
施例を示す斜視図である。図4は、図3の電気接続体の
展開図である。尚、図3においては導体の一部を、図4
にあっては全部の導体を省略した。
【0013】電気接続体20は、FPCあるいはFFC
等の可撓性基板の長手方向の中間に巻回始端20b、巻
回終端20c間を被接続部品(図示せず)間の相対的な
回動に追従し得るように可撓性を有して渦巻き状に数回
巻回することによって形成された巻回部20aを形成さ
れている。巻回部20aの始端20bから巻回部20a
の軸心方向に延びた第1接続部20dと、巻回部20a
の終端20cから延長して形成された第2接続部20e
とを具えている。電気接続体20の複数の導体20f
は、巻回部20aにおいてその円周方向に沿って形成さ
れると共に、第2接続部20eにおいて巻回部20aの
円周に略直交する方向に延びて先端で露出している。
尚、巻回部は複数形成されてもよい。
【0014】従って、電気接続体20においては、巻回
部20aの巻回状態によって、第1及び第2接続部20
d、20eに相対的な回動が可能になる。
【0015】また、巻回部20aの始端20bから巻回
部20aの軸心方向に延びた第1接続部20dと、巻回
部20aの終端20cから延長して形成された第2接続
部20eとを具えている。このため、第2接続部20e
が巻回部20aの巻回による影響で湾曲することなく、
平面としての取扱が可能である。従って、図3に示すよ
うに、第2接続部20eを巻回の円周方向に対して略直
交方向に容易に折曲げることも可能になると共に、電気
コネクタ等の被接続部品に容易に接続できる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、可撓性基板の長手方向
の中間に設けられた可撓性を有する巻回部の巻回状態の
変化によって、可撓性基板の捩れや可撓性基板上の配線
パターンを切断することなく、第1及び第2接続部に相
対的な回動を可能にする。更に、巻回部の巻回数を増大
することによって相対的な回動の回転角度を増大するこ
とが可能である。
【0017】また、第1及び第2接続部の少なくとも一
方の接続部に湾曲が生じず、平面としての取扱ができる
ため、巻回の円周方向に対して略直交方向に容易に折曲
げることが可能になるばかりでなく、少なくとも一方の
接続部を容易に電気コネクタ等の被接続部品に接続する
ことが可能になる。更に、電気接続体の小型化が可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気接続体の第1実施例を示す斜視図
である。
【図2】図1の電気接続体の展開図である。
【図3】本発明の電気接続体の第2実施例を示す斜視図
である。
【図4】図3の電気接続体の展開図である。
【図5】従来の電気接続体を示す斜視図である。
【図6】図5の電気接続体の展開図である。
【符号の説明】
10、20 電気接続体 10a 第1巻回部 10b 第2巻回部 10h、20d 第1接続部 10i、20e 第2接続部 20a 巻回部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対的に回動自在な複数の部品を電気的
    に接続する可撓性の電気接続体において、 該電気接続体の長手方向の中間に渦巻き状に数回巻回す
    ることによって形成された第1及び第2の巻回部の各々
    の終端から前記各巻回部の長手方向に沿って延長して形
    成された第1及び第2の接続部を有することを特徴とす
    る電気接続体。
  2. 【請求項2】 相対的に回動自在な複数の部品を電気的
    に接続する可撓性の電気接続体において、 該電気接続体の長手方向の中間に渦巻き状に数回巻回す
    ることによって形成された巻回部を有すると共に、前記
    巻回部の内側の始端から前記巻回部の軸心方向に延びた
    第1接続部と、前記巻回部の外側の終端から前記巻回部
    の長手方向に沿って延長して形成された第2接続部とを
    有し、 該第2接続部における前記電気接続体の導体が前記巻回
    部の円周に略直交する方向に延びることを特徴とする電
    気接続体。
JP3451695A 1995-01-31 1995-01-31 電気接続体 Pending JPH08201880A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012035372A (ja) * 2010-08-09 2012-02-23 Denso Wave Inc 多関節ロボット
JP2019020467A (ja) * 2017-07-12 2019-02-07 日本電産サンキョー株式会社 振れ補正機能付き光学ユニット
JP2023508664A (ja) * 2019-12-26 2023-03-03 華為技術有限公司 カメラアセンブリ及び電子装置

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JP2012035372A (ja) * 2010-08-09 2012-02-23 Denso Wave Inc 多関節ロボット
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