JPH08201550A - 覚醒装置 - Google Patents
覚醒装置Info
- Publication number
- JPH08201550A JPH08201550A JP894895A JP894895A JPH08201550A JP H08201550 A JPH08201550 A JP H08201550A JP 894895 A JP894895 A JP 894895A JP 894895 A JP894895 A JP 894895A JP H08201550 A JPH08201550 A JP H08201550A
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- time
- awakening
- waking
- sleep
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- Withdrawn
Links
- 230000002618 waking effect Effects 0.000 title abstract 6
- 230000033764 rhythmic process Effects 0.000 claims abstract description 18
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 206010062519 Poor quality sleep Diseases 0.000 description 3
- 210000004556 brain Anatomy 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 230000004620 sleep latency Effects 0.000 description 1
- 230000004622 sleep time Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 心地よい覚醒を実現する。
【構成】 睡眠状態を検出する睡眠状態検出部2の履歴
情報に基づいて、睡眠リズム検出・予測部4が、睡眠の
リズムを検出し、眠りの浅い睡眠状態となる時刻を予測
し、予測された時刻と、覚醒時刻設定部5に設定された
覚醒希望時刻とに基づいて、覚醒時刻制御部6が覚醒時
刻を決定し、決定された時刻に、覚醒制御部7がアラー
ム音を出力する。
情報に基づいて、睡眠リズム検出・予測部4が、睡眠の
リズムを検出し、眠りの浅い睡眠状態となる時刻を予測
し、予測された時刻と、覚醒時刻設定部5に設定された
覚醒希望時刻とに基づいて、覚醒時刻制御部6が覚醒時
刻を決定し、決定された時刻に、覚醒制御部7がアラー
ム音を出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、設定された時刻にアラ
ーム音などを発して覚醒を促す覚醒装置に関するもので
ある。
ーム音などを発して覚醒を促す覚醒装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の覚醒装置では、設定時刻にアラー
ム音を発して覚醒を促し、また、覚醒を促しても被覚醒
者が覚醒状態とならない場合は、一定の周期で再度アラ
ーム音を発して覚醒を促すようにしている。
ム音を発して覚醒を促し、また、覚醒を促しても被覚醒
者が覚醒状態とならない場合は、一定の周期で再度アラ
ーム音を発して覚醒を促すようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで図3に示すよう
に、人間の睡眠状態にはリズムがあり、眠りの深い時と
浅い時がある周期で繰り返されている。そして眠りの浅
い時(図3中の斜線部)の覚醒は心地よいことが定性的
に知られている。
に、人間の睡眠状態にはリズムがあり、眠りの深い時と
浅い時がある周期で繰り返されている。そして眠りの浅
い時(図3中の斜線部)の覚醒は心地よいことが定性的
に知られている。
【0004】しかしながら上記従来例では、被覚醒者の
睡眠状態に関わらず、設定した時刻に覚醒が促されるた
め、被覚醒者は不快な覚醒が強いられる事が起こるとい
う問題があった。
睡眠状態に関わらず、設定した時刻に覚醒が促されるた
め、被覚醒者は不快な覚醒が強いられる事が起こるとい
う問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の覚醒装置は、覚醒希望時刻を設定する設定
手段と、睡眠状態を検出する検出手段と、該検出手段の
履歴情報に基づいて、睡眠のリズムを検出し、所定の睡
眠状態となる時刻を予測する予測手段と、該予測手段に
より予測された時刻と、前記設定手段により設定された
覚醒希望時刻とに基づいて、覚醒時刻を決定する決定手
段と、該決定手段により決定された時刻に、覚醒促進情
報を出力する出力手段とを具える。
に、本発明の覚醒装置は、覚醒希望時刻を設定する設定
手段と、睡眠状態を検出する検出手段と、該検出手段の
履歴情報に基づいて、睡眠のリズムを検出し、所定の睡
眠状態となる時刻を予測する予測手段と、該予測手段に
より予測された時刻と、前記設定手段により設定された
覚醒希望時刻とに基づいて、覚醒時刻を決定する決定手
段と、該決定手段により決定された時刻に、覚醒促進情
報を出力する出力手段とを具える。
【0006】
【作用】本発明の覚醒装置は、睡眠状態を検出する検出
手段の履歴情報に基づいて、予測手段が、睡眠のリズム
を検出し、所定の睡眠状態となる時刻を予測し、予測さ
れた時刻と、設定手段により設定された覚醒希望時刻と
に基づいて、決定手段が覚醒時刻を決定し、決定された
時刻に、出力手段が覚醒促進情報を出力する。
手段の履歴情報に基づいて、予測手段が、睡眠のリズム
を検出し、所定の睡眠状態となる時刻を予測し、予測さ
れた時刻と、設定手段により設定された覚醒希望時刻と
に基づいて、決定手段が覚醒時刻を決定し、決定された
時刻に、出力手段が覚醒促進情報を出力する。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の1実施例の構成図であり、
1は被覚醒者からの脳波8を入力し、被覚醒者にアラー
ム音14を出力する被覚醒者インタフェース、2は被覚
醒者の睡眠状態検出部、3は時刻計測部、4は睡眠リズ
ム検出及び睡眠状態予測部、5は覚醒時刻設定部、6は
覚醒時刻制御部、7は覚醒促進部である。
1は被覚醒者からの脳波8を入力し、被覚醒者にアラー
ム音14を出力する被覚醒者インタフェース、2は被覚
醒者の睡眠状態検出部、3は時刻計測部、4は睡眠リズ
ム検出及び睡眠状態予測部、5は覚醒時刻設定部、6は
覚醒時刻制御部、7は覚醒促進部である。
【0008】上記の構成において、被覚醒者インタフェ
ース1からの脳波8を用いて、脳波の周波数成分の比率
から睡眠状態検出部2において被覚醒者の睡眠状態を検
出する。ここで検出された睡眠状態情報9は、睡眠リズ
ム検出・予測部4に伝えられる。
ース1からの脳波8を用いて、脳波の周波数成分の比率
から睡眠状態検出部2において被覚醒者の睡眠状態を検
出する。ここで検出された睡眠状態情報9は、睡眠リズ
ム検出・予測部4に伝えられる。
【0009】ここで、図3に示したように、入眠時T0
には脳波のうち高い周波数成分(β波≒26Hz)が観
測され、徐々に低い周波数成分が支配的となり、ある時
刻T1において最も低い周波数成分(δ波<4Hz)と
なる。こののち再び徐々に高い周波数成分へと移行し、
時刻T2において入眠時T0に近い周波数成分が検出さ
れ、ピーク周波数を迎え、こののち再び低い周波数成分
へと移行するリズムを繰り返している。
には脳波のうち高い周波数成分(β波≒26Hz)が観
測され、徐々に低い周波数成分が支配的となり、ある時
刻T1において最も低い周波数成分(δ波<4Hz)と
なる。こののち再び徐々に高い周波数成分へと移行し、
時刻T2において入眠時T0に近い周波数成分が検出さ
れ、ピーク周波数を迎え、こののち再び低い周波数成分
へと移行するリズムを繰り返している。
【0010】このため、睡眠リズム検出・予測部4で
は、時刻計測部3からの時刻情報10と時刻T2までの
睡眠状態情報9とにより睡眠リズムを検出し、T2以降
における任意の時刻の睡眠状態を動的に予測する。ここ
で睡眠リズム検出・予測部4はT2以降も継続的に睡眠
状態検出部2からの睡眠状態情報9を入力し、リズムの
変化を監視しながら睡眠状態予測の補正・修正などに反
映させているものとする。
は、時刻計測部3からの時刻情報10と時刻T2までの
睡眠状態情報9とにより睡眠リズムを検出し、T2以降
における任意の時刻の睡眠状態を動的に予測する。ここ
で睡眠リズム検出・予測部4はT2以降も継続的に睡眠
状態検出部2からの睡眠状態情報9を入力し、リズムの
変化を監視しながら睡眠状態予測の補正・修正などに反
映させているものとする。
【0011】次に、覚醒時刻制御部6の働きを、覚醒制
御原理を説明する図2を用いて説明する。
御原理を説明する図2を用いて説明する。
【0012】睡眠リズム検出・予測部4からの睡眠状態
予測情報11と、覚醒時刻設定部5からの覚醒時刻設定
情報12(図2ではT)との関係から、Tが睡眠の浅い
時間帯Δtに入っていなかった場合には、Tより睡眠リ
ズムのサイスクルで一つ前の睡眠の浅い時間帯Δtにお
いて、覚醒時刻T′を決定する。ここでΔtにおける
T′の選択及びΔtを決定するための睡眠の深さによる
スレッショールドレベルは被覚醒者の経験的な好みによ
り任意に設定できるものとする。
予測情報11と、覚醒時刻設定部5からの覚醒時刻設定
情報12(図2ではT)との関係から、Tが睡眠の浅い
時間帯Δtに入っていなかった場合には、Tより睡眠リ
ズムのサイスクルで一つ前の睡眠の浅い時間帯Δtにお
いて、覚醒時刻T′を決定する。ここでΔtにおける
T′の選択及びΔtを決定するための睡眠の深さによる
スレッショールドレベルは被覚醒者の経験的な好みによ
り任意に設定できるものとする。
【0013】このようにして決定された時刻T′に、覚
醒時刻制御部6は覚醒促進部制御情報13を覚醒促進部
7に伝え、これを受けて覚醒促進部7は被覚醒者インタ
フェース1より、アラーム音14を出力し、覚醒を促
す。
醒時刻制御部6は覚醒促進部制御情報13を覚醒促進部
7に伝え、これを受けて覚醒促進部7は被覚醒者インタ
フェース1より、アラーム音14を出力し、覚醒を促
す。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の覚醒装置
によれば、生体のリズムに合わせて、眠りの浅い時に覚
醒されるようにしたので、ヒューマンテクノロジーの観
点から心地良い覚醒ができるという効果がある。
によれば、生体のリズムに合わせて、眠りの浅い時に覚
醒されるようにしたので、ヒューマンテクノロジーの観
点から心地良い覚醒ができるという効果がある。
【図1】本発明の覚醒装置の1実施例の機能構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】覚醒制御原理を説明する図である。
【図3】睡眠のリズムを説明する図である。
1 被覚醒者インタフェース 2 睡眠状態検出部 3 時刻計測部 4 睡眠リズム検出・予測部 5 覚醒時刻設定部 6 覚醒時刻制御部 7 覚醒促進部 8 脳波 9 睡眠状態情報 10 時刻情報 11 睡眠状態予測情報 12 覚醒時刻設定情報 13 覚醒促進部制御情報 14 アラーム音
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松岡 宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 小俣 智司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 覚醒希望時刻を設定する設定手段と、 睡眠状態を検出する検出手段と、 該検出手段の履歴情報に基づいて、睡眠のリズムを検出
し、所定の睡眠状態となる時刻を予測する予測手段と、 該予測手段により予測された時刻と、前記設定手段によ
り設定された覚醒希望時刻とに基づいて、覚醒時刻を決
定する決定手段と、 該決定手段により決定された時刻に、覚醒促進情報を出
力する出力手段とを具えたことを特徴とする覚醒装置。 - 【請求項2】 前記予測手段は動的に予測を行い、前記
決定手段は、当該予測手段による新たな予測に基づい
て、覚醒時刻を再決定することを特徴とする請求項1に
記載の覚醒装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP894895A JPH08201550A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 覚醒装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP894895A JPH08201550A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 覚醒装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08201550A true JPH08201550A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11706902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP894895A Withdrawn JPH08201550A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 覚醒装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08201550A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115202231A (zh) * | 2022-09-14 | 2022-10-18 | 深圳市心流科技有限公司 | 一种基于睡眠状态的智能家电的预约设置方法及终端设备 |
-
1995
- 1995-01-24 JP JP894895A patent/JPH08201550A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115202231A (zh) * | 2022-09-14 | 2022-10-18 | 深圳市心流科技有限公司 | 一种基于睡眠状态的智能家电的预约设置方法及终端设备 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020402 |