JP2718324B2 - 起床判定装置 - Google Patents

起床判定装置

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JP2718324B2
JP2718324B2 JP4147135A JP14713592A JP2718324B2 JP 2718324 B2 JP2718324 B2 JP 2718324B2 JP 4147135 A JP4147135 A JP 4147135A JP 14713592 A JP14713592 A JP 14713592A JP 2718324 B2 JP2718324 B2 JP 2718324B2
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は睡眠状態を検出して快適
な起床が得られるタイミングを判定する起床判定装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の起床判定装置は、睡眠中の
体動の特徴として、REM睡眠中には体動が頻繁に生じ
ることと、このREM睡眠中に起床させると目覚めがよ
いということから、図3に示すように、体動検出手段1
により体動を検出し、計数手段2において単位時間当り
の人体の体動頻度を算出して警報信号発生手段3へ信号
を出力し、閾値設定手段4においてREM睡眠であると
判定される設定された閾値を越える体動頻度があれば、
判定手段5において予め入力されていた起床時間帯であ
ることが判定されると、警報発生手段6によて目覚しの
アラームを発生させるようになっていた(例えば、特開
昭63−125263号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の起床判定装置では、次のような課題があった。起床
した時の目覚め感は深い睡眠をとったという自覚のある
方がよいが、睡眠が深ければ体動の静止している時間も
長く、睡眠が浅いときは体動は頻繁に生じ、浅い睡眠で
あるという自覚も生じている。快適な起床を得るために
は、深い睡眠をとった後の浅い睡眠において起床するこ
とが最も好ましい。しかし、従来技術における起床判定
装置の体動頻度に注目した判定だけでは、体動静止時間
には注目していないので、深い睡眠をとったかどうかに
ついてはわからず、深い睡眠が得られないまま警報が発
した場合では、快適な起床が得られないという課題があ
った。
【0004】本発明の目的は上記のような課題を解決す
るため検出した体動から体動静止時間を体動頻度ととも
に算出し、睡眠が深い状態であった後に浅くなたことを
検知して、就寝者が「ぐっすり眠れた」という自覚のあ
る睡眠感のよい、より快適な起床のタイミングの判定が
可能な起床判定装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、寝具に配設された圧電素子と、前記圧電
素子の出力信号のある特定の周波数成分をろ波するフィ
ルタと、前記フィルタの出力信号を増幅する増幅手段
と、前記増幅手段の出力信号を平滑化する平滑化手段
と、前記平滑化手段の出力信号と予め定められた第1の
設定値及び第2の設定値とを比較する第1の比較手段
と、前記平滑化手段の出力信号が前記第1の設定値以上
で、かつ前記第2の設定値未満であればその継続時間を
計時するタイマーと、前記タイマーによる計時時間の時
系列データの変化量を演算する第1の演算手段と、前記
平滑化手段の出力信号が前記第2の設定値以上となる頻
度を演算する第2の演算手段と、前記第1の演算手段の
出力信号と予め定められた第3の設定値とを比較する第
2の比較手段と、前記第2の比較手段の出力信号に基づ
き前記第2の演算手段の出力信号と予め定められた第4
の設定値とを比較する第3の比較手段と、前記第3の比
較手段からの出力信号により前記寝具上の就寝者の起床
のタイミングを判定する判定手段とを備えたものであ
る。
【0006】
【作用】本発明は上記構成によって以下のように作用す
る。寝具上に人体が存在する場合、寝具に配設された圧
電素子からの出力信号に基づいて体動の静止時間と体動
頻度とが演算され、体動静止時間の変化量が第3の設定
値以上となりかつ引続き起こる人体の体動頻度が第4の
設定値以上となった時点を快適な起床のタイミングであ
ると判定する。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の実施例における起床判定装置
のブロック図、図2は、同装置の出力信号の波形図であ
る。
【0008】図1において、7はベッドなどの寝具に配
設した圧電素子である。圧電素子7はポリフッ化ビニリ
デン(PVDF)等の高分子圧電材料を薄膜状にし両面
に可とう性の電極膜を付着させテープ状に成形されたも
のである。回路ユニット8の中には、圧電素子7からの
出力信号を処理するフィルタ9、増幅手段10、平滑化
手段11、第1の比較手段12、タイマー13、第1の
演算手段14、第2の演算手段15、第2の比較手段1
6、第3の比較手段17、判定手段18が内蔵されてい
る。
【0009】上記実施例の構成による作用を以下に説明
する。人体がベッドに入床すると、寝具に配設された圧
電素子7が人体の体動により変形を受け、圧電効果によ
り電圧が発生する。フィルタ9により圧電素子7の出力
信号のある特定の周波数成分がろ波され、増幅手段10
により増幅され、平滑化手段11により平滑化される。
【0010】図2(a)に実際の入床、寝返り、離床の
際の平滑化手段11の出力信号波形を示す。図2(a)
より明らかのように入床、寝返り、離床といった粗体動
の場合は全身にわたる動作であるので圧電素子は大きな
変形を受けて、平滑化手段11からは出力の大きな信号
波形がでる。入床した人が安静状態を保っていると、人
体の心臓の活動や呼吸活動により伝搬される身体の微小
な体動によりS1及びS2で示したような比較的レベルの
低い出力がでる。人が寝具上にいなければ、出力は0と
なる。このことに基づき、第1の比較手段12では、平
滑化手段11の出力Vと予め定められた第1の設定値V
a及び第2の設定値Vbとが比較され、V<Vaならば不
在、Va≦V<Vbならば安静在床、Vb≦Vならば体動
の判定がなされる。次にタイマー13では、第1の比較
手段12でVa≦V<Vbとなることが判定されると計時
が行われる。この計時体動はV<VaまたはVb≦Vなら
ばリセットされる。これにより、タイマー13では図2
(b)に示すように、人体が安静在床である時間すなわ
ち体動静止時間が計時される。また第2の演算手段15
では、Vb≦Vすなわち体動が起こったことが図2
(c)のようにカウントされ、単位時間当りの体動頻度
が演算される。第1の演算手段14では第1の比較手段
12により体動が判定される毎に、タイマー13により
計時された最新の体動静止時間TNとそれより一つ前に
計時された体動静止時間TPとの差TP−TNが演算され
る。第2の比較手段16では、第1の演算手段14の出
力値が予め設定された第3の設定値YOを超えると、図
2(d)のように、出力信号がHiレベルになる。第2
の比較手段16からの出力信号がHiレベルになると第
3の比較手段17では、第2の演算手段15の出力値と
予め設定されていた第4の設定値との比較を行い、第4
の設定値を超える出力値であれば、図2(e)のように
第3の比較手段17の出力信号がHiレベルになる。判
定手段18においては、第3の比較手段17からの信号
がHiになった時点が快適な起床のタイミングであると
判断され、図2(f)のような信号が出力される。
【0011】一般に睡眠中の体動と睡眠深度との関係
は、深い睡眠だと体動静止時間が長く、浅い睡眠だと体
動頻度が増加して体動静止時間は短い。すなわち、第1
の演算手段で求められる体動静止時間の変化量TP−TN
の大小により深→浅、浅→深といった睡眠の深さの移行
が推定できる。よって上記作用より、体動静止時間の変
化量を求めて深い睡眠から浅い睡眠への移行をとらえ、
その後に体動頻度を算出して真に浅い睡眠となったこと
を検出するので、従来のように深い睡眠をとったかどう
かを判定せずに起床のタイミングを発生するといったこ
とがなく、快適な起床のタイミングを判定することがで
きるといった効果がある。
【0012】また、この起床判定装置における出力を目
覚し装置に送れば、快適に起きられる覚醒刺激を制御で
きる。例えば、起床判定手段によって起床と判定される
と、徐々に照明を明るくしたり、カーテンや雨戸等の開
閉を行なったり、目覚めの気分をよくするような香りを
ながしたり、また、AV機器を使って目覚めのシーンを
演出する音楽や映像を徐々に始めたり、他には、空調機
を就寝用中の制御から、目覚めにふさわしいような制御
に変えていったり、寝具の調節を行なって、就寝者に振
動などの機械的な覚醒刺激を与える制御を行なったり、
ホームオートメーションシステム等に応用することがで
きる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明の起床判定装
置によれば次の効果が得られる。
【0014】すなわち、体動静止時間の変化量を求めて
深い睡眠から浅い睡眠への移行をとらえ、その後に体動
頻度を算出して真に浅い睡眠となったことを検出するの
で、従来のように深い睡眠をとったかどうかを判断せず
に起床のタイミングを発生するといったことがなく、快
適な起床のタイミングを判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における起床判定装置のブロッ
ク図
【図2】同装置における出力信号の波形図
【図3】従来の起床判定装置におけるブロック図
【符号の説明】
7 圧伝素子 8 回路ユニット 9 フィルタ 10 増幅手段 11 平滑化手段 12 第1の比較手段 13 タイマー 14 第1の演算手段 15 第2の演算手段 16 第2の比較手段 17 第3の比較手段 18 判定手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】寝具に配設された圧電素子と、前記圧電素
    子の出力信号のある特定の周波数成分をろ波するフィル
    タと、前記フィルタの出力信号を増幅する増幅手段と、
    前記増幅手段の出力信号を平滑化する平滑化手段と、前
    記平滑化手段の出力信号と予め定められた第1の設定値
    及び第2の設定値とを比較する第1の比較手段と、前記
    平滑化手段の出力信号が前記第1の設定値以上で、かつ
    前記第2の設定値未満であればその継続時間を計時する
    タイマーと、前記タイマーによる計時時間の時系列デー
    タの変化量を演算する第2の演算手段と、前記平滑化手
    段の出力信号が前記第2設定値以上となる頻度を演算す
    る第1の演算手段と、前記第1の演算手段の出力信号と
    予め定められた第3の設定値とを比較する第2の比較手
    段と、前記第2の比較手段の出力信号に基づき前記第2
    の演算手段の出力信号と予め定められた第4の設定値と
    を比較する第3の比較手段と、前記第3の比較手段から
    の出力信号により前記寝具上の就寝者の起床のタイミン
    グを判定する判定手段とからなる起床判定装置。
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