JPH08201254A - 打撃診断装置 - Google Patents

打撃診断装置

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JPH08201254A
JPH08201254A JP7009489A JP948995A JPH08201254A JP H08201254 A JPH08201254 A JP H08201254A JP 7009489 A JP7009489 A JP 7009489A JP 948995 A JP948995 A JP 948995A JP H08201254 A JPH08201254 A JP H08201254A
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伸一 野田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被診断部材の強度を自動的に測定して判定す
ることが可能な打撃診断装置を提供する。 【構成】 作業者がハンマ1のヘッド部によりかご形誘
導電動機のロータバーを打撃すると、その打撃力データ
は打撃力センサ1dにより出力されて、FFTアナライ
ザ4はその打撃力データを周波数軸上の波形に処理す
る。マイコン5は、その処理データ波形の振幅値が最初
に零点に収束する周波数を検出して基準値と比較するこ
とにより、かご形誘導電動機のロータバーと端絡環との
ろう付け部の接合強度の良否を判定し、その判定結果を
表示器6に表示させるように打撃診断装置7を構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被診断部材を打撃する
ことにより、その被診断部材の強度を診断する打撃診断
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、かご形誘導電動機の2次巻線と
しては、鉄心のスロット中に納められた銅製のロータバ
ーと、鉄心の両側でこれらを短絡する端絡環とから構成
されたものがある。これらのロータバーは端絡環に手作
業によってろう付けされるため、そのろう付けの品質管
理が重要な課題となっている。
【0003】例えば、かご形誘導電動機の運転中におい
ては、ロータバーと端絡環とのろう付け部には、ロータ
バーと端絡環との温度差、ロータバーにかかる遠心力や
機械的振動などによって種々の応力が発生するので、ろ
う付け部の接合強度が小なる場合(ろう付け品質が悪い
場合)には、ロータバーが端絡環から早期に剥離する不
具合が生ずる。
【0004】また、近年の省エネルギー化の技術動向に
より、例えば工場などの電動機においては、その始動及
び停止が頻繁に行われる傾向にある。このため、鉄心の
スロットに収納された複数のロータバーには始動時の突
入電流に基づく電磁加振力により強大な電磁振動が作用
することになる。
【0005】従って、製造直後には良好な装着状態にあ
ったスロットとロータバーとの間には、電動機の始動の
度に作用する電磁加振力によりギャップが形成され、始
動の回数を重ねることにより次第にギャップが大きくな
って緩みが生ずることもあり得る。もし、この様な緩み
が発生した場合には、装着強度が小さくなり、上述した
様々な応力も加味されて、ロータバーに繰返し疲労によ
るクラックが発生し、更に進展するとロータバーが破損
する不具合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この様な事態の発生を
防止するため、例えば、かご形誘導電動機においては、
製造時及び総始動回数の5000乃至10000回を目
安とした時点において、ロータバーと端絡環とのろう付
け部の接合強度やロータバーとスロットとの装着強度を
点検することが励行されている。この場合、従来の点検
においては、熟練した作業者がハンマでロータバーを軽
く打撃することにより、その打音の響きや、指に伝わる
振動の具合などによって良否の判定を行っていた。しか
しながら、この様な従来の方法では作業者の長年の経験
と勘とが必要であり、また、作業者によって判定に差が
生じるなどの欠点があった。
【0007】本発明は上記問題を解決するもので、その
目的は、被診断部材の強度を自動的に判定することが可
能な打撃診断装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の打撃診断装置は、作業者により把持
される把持部及びこの把持部に固定されて被診断部材に
打撃されるヘッド部を有するハンマ部並びにこのハンマ
部のヘッド部に設けられて被診断部材への打撃力を検出
する打撃力検出手段からなる打撃装置と、この打撃装置
のヘッド部が被診断部材に打撃されたときに打撃力検出
手段が検出した打撃力データの波形を処理してその処理
結果を出力するデータ処理手段と、このデータ処理手段
により出力された処理結果と基準値とを比較する比較手
段と、この比較手段の比較結果を表示する表示手段とを
具備したことを特徴とするものである。
【0009】この場合、データ処理手段は、打撃力検出
手段が検出した打撃力データを周波数軸上の波形として
処理し、比較手段は、データ処理手段により出力された
周波数軸上の波形が最初に零点に収束する周波数と基準
値とを比較するようにしても良い(請求項2)。
【0010】また、データ処理手段は、打撃力検出手段
が検出した打撃力データを周波数軸上の波形として処理
し、比較手段は、データ処理手段により出力された周波
数軸上の波形の振幅値が最大値から一定値低下したとき
の周波数と基準値とを比較するようにしても良い(請求
項3)。
【0011】更に、データ処理手段は、打撃力検出手段
が検出した打撃力データを周波数軸上の波形として処理
し、比較手段は、データ処理手段により出力された周波
数軸上の波形の振幅が減衰する傾きと基準値とを比較す
るようにしても良い(請求項4)。
【0012】加えて、データ処理手段は、打撃力検出手
段が検出した打撃力データを周波数軸上の波形として処
理し、比較手段は、データ処理手段により出力された周
波数軸上の波形のピーク数と基準値とを比較するように
しても良い(請求項5)。
【0013】また、データ処理手段は、打撃力検出手段
が検出した打撃力データを時間軸上の波形として処理
し、比較手段は、データ処理手段により出力された時間
軸上の波形の立上りから最初に零点に収束するまでの作
用時間と基準値とを比較するようにしても良い(請求項
6)。
【0014】更に、データ処理手段は、打撃力検出手段
が検出した打撃力データを時間軸上の波形として処理
し、比較手段は、データ処理手段により出力された時間
軸上の波形のピーク数と基準値とを比較するようにして
も良い(請求項7)。
【0015】加えて、データ処理手段は、打撃力検出手
段が検出した打撃力データを時間軸上の波形として処理
し、比較手段は、データ処理手段により出力された時間
軸上の波形の最大振幅値と請求項6記載の作用時間との
比と基準値とを比較するようにしても良い(請求項
8)。
【0016】
【作用】請求項1記載の打撃診断装置によれば、データ
処理手段は、打撃装置のヘッド部が被診断部材に打撃さ
れたときに打撃力検出手段が検出した打撃力データの波
形を処理し、比較手段は、その比較結果と基準値とを比
較し、そして、表示手段は、その比較結果を表示するの
で、被診断部材の強度の良否を自動的に判定することが
でき、その判定が作業者の違いによって異なることがな
い。
【0017】請求項2乃至5記載の打撃診断装置によれ
ば、データ処理手段は、打撃力検出手段が検出した打撃
力データを周波数軸上の波形として処理し、比較手段
は、その周波数軸上の波形について、最初に零点に収束
する周波数、振幅値が最大値から一定値低下したときの
周波数、振幅が減衰する傾き、若しくは、波形のピーク
数を比較データとするので、請求項1と同様の効果が得
られる。
【0018】請求項6乃至8記載の打撃診断装置によれ
ば、データ処理手段は、打撃力検出手段が検出した打撃
力データを時間軸上の波形として処理し、比較手段は、
その時間軸上の波形について、波形の立上りから最初に
零点に収束するまでの作用時間、波形のピーク数、若し
くは、波形の最大振幅値と作用時間との比を比較データ
とするので、請求項1と同様の効果が得られる。
【0019】
【実施例】以下、本発明をかご形誘導電動機の打撃診断
に適用した場合の第1実施例について、図1乃至図8を
参照して説明する。まず、打撃診断装置の打撃装置の構
成を図1に従って述べる。打撃装置であるハンマ(商品
名 インパクトハンマキット〜米国PCB社製)1は、
棒状の把持部1aと、その一端部に直交するように取付
けられた軟鋼若しくはステンレス製の円柱状のハンマ部
1bとを有している。そのハンマ部1bの一端部である
ヘッド部1cには、例えば、圧電素子形ロードセルから
なる打撃力センサ(打撃力検出手段)1dが設けられて
いる。そして、ハンマ1の把持部1aには、作業者が把
持する場合のすべりどめのグリップ1eが装着されてい
る。
【0020】電気的構成を示す図4において、ハンマ1
の打撃力検出センサ1dの出力信号は、増幅器2を介し
てA/D変換器3の入力端子に与えられるようになって
いる。そして、A/D変換器3の出力信号は、データ処
理手段であるFFT(Fast Fourier Transform)アナラ
イザ4の入力端子に与えられ、FFTアナライザ4は、
与えられた入力信号を周波数軸上若しくは時間軸上の波
形として選択的に処理する。このFFTアナライザ4の
出力信号は、比較手段及び演算手段であるマイクロコン
ピュータ(以下、マイコンと称す)5の入力端子に与え
られるようになっている。また、マイコン5は、表示手
段である例えばCRTディスプレイからなる表示器6に
対して、各種の表示を行わせるための表示データ信号を
与えるようになっている。以上が打撃診断装置7を構成
している。
【0021】次に、被診断部材を供するかご形誘導電動
機の回転子を中心とする構成について、図1乃至図3に
従って述べる。図1において、回転子軸8には、複数個
のリブ9を介して積層鉄心10a,10b,10c,…
が嵌着されている。これらの積層鉄心10a,10b,
10c,…の間には、内側間隔片11が介挿されて相互
に間隔を保つようになっており、外側の積層鉄心10a
(一方側のみ図示)と回転子鉄心押え板12との間に
は、外側間隔片13が介挿されている。そして、多数の
銅若しくは銅合金製のロータバー14は、積層鉄心10
a,10b,10c,…に形成された半閉形のスロット
10aa,10bb,10cc,…(図3参照)に収納
され、その両端部は端絡環15(一方側のみ図示)にろ
う付け(ろう付け部を16で示す)により接合固定され
ている。以上がかご形誘導電動機17を構成している。
【0022】次に、本実施例の作用を図5乃至図7をも
参照して説明する。作業者がハンマ1のグリップ1eを
把持してハンマ部1bを振り下ろし、そのヘッド部1c
により被診断部材たるロータバー14における端絡環1
5とろう付け部16によって接合固定されている付近を
打撃すると、打撃力センサ1dは、そのときの打撃力デ
ータをFFTアナライザ4に対して出力する。FFTア
ナライザ4は、その打撃力データを周波数軸上の波形に
処理し、その処理されたデータはマイコン5に与えられ
る。
【0023】この場合、FFTアナライザ4によって処
理された打撃力データの波形は、ロータバー14と端絡
環15とのろう付け部16の接合強度によって異なる。
ここで、図5乃至図7は、ハンマ1により3Kgfの打
撃力で異なる接合強度のろう付け部16を有するロータ
バー14を打撃した場合の周波数特性を示す波形図であ
り、横軸は周波数(KHz),縦軸は各周波数成分が示
す打撃力のレベル(Kgf)である。
【0024】例えば、接合強度が大きい場合、その波形
は図5に示すように、振幅値が最初に零点に収束する周
波数F0 は5KHzであり、最大振幅値は0.5Kgf
である。また、図6に示す波形は接合強度が中程度の場
合であり、周波数F0 は約3KHz、最大振幅値は0.
4Kgfである。そして、図7に示す波形は接合強度が
小さい場合であり、周波数F0 は約1KHz、最大振幅
値は0.35Kgfである。
【0025】ここで、周波数F0 に注目すると、ろう付
け部16の接合強度が大きいと周波数F0 は高く、接合
強度が小さくなるにつれて周波数F0 は次第に低くなる
傾向を示す。この場合、作業者がロータバー14にハン
マ1により3Kgfの打撃力で打撃を加えたとしても、
個人差若しくはその時々によって打撃力に誤差を生ずる
ので、実際には、同一箇所を複数回打撃するようにし、
マイコン5は、FFTアナライザ4からの打撃力データ
を平均するように演算して平均周波数F0 を得る。
【0026】この原理に従い、マイコン5は、平均周波
数F0 を予め定めた基準値と比較することにより、ロー
タバー14と端絡環15とのろう付け部16の接合強度
の良否を判定する。例えば、平均周波数F0 が基準値
(例えば4KHz)よりも高い(F0 ≧4KHz)場合
は、その接合強度の確保に十分な値を示しているとし
て、表示器6に「good」と表示させ、平均周波数F
0 が基準値よりも低い(F0 <4KHz)場合は、その
接合強度の確保に不十分な値であるとして、表示器6に
「bad」と表示させる。そして、接合強度が基準値を
満たさないと判定された場合は、作業者は、その部分の
ろう付け部16の補修を行うようにする。
【0027】以上のように本実施例によれば、作業者が
ハンマ1のヘッド部1cによりかご形誘導電動機17の
ロータバー14のろう付け部16の近傍を打撃して打撃
力センサ1dにより得られた打撃力データをFFTアナ
ライザ4により周波数軸上の波形に処理し、マイコン5
は、その処理データ波形の振幅値が最初に零点に収束す
る周波数F0 を演算して基準値と比較することにより、
かご形誘導電動機17のロータバー14と端絡環15と
のろう付け部16の接合強度の良否を判定し、その判定
結果を表示器6に表示させるように打撃診断装置7を構
成した。
【0028】従って、ろう付け部16の接合強度の良否
の判定を自動的に行うことができ、従来とは異なり、作
業者の違いによって判定結果が異なることがない。ま
た、作業者は表示器6を見るだけで容易に判定結果を知
ることができるので、かご形誘導電動機17の保守管理
をより正確に行うことができる。しかも、ハンマ1によ
りロータバー14の同一箇所を複数回打撃してその平均
周波数F0 を得、これと基準値とを比較してろう付部1
6の接合強度の良否を判定するようにしたので、打撃力
にばらつきがあってもより正確な判定を行うことができ
る。
【0029】尚、以上ではろう付け部16の接合強度の
判定について説明したが、図8に示すように、ハンマ1
によって、ロータバー14の積層鉄心10a,10b,
10c,…のスロット10aa,10bb,10cc,
…に収納されている部分で、例えば、積層鉄心10a,
10b間、10b,10c間、10c,…間を打撃する
ことにより、被診断部材たるロータバー14とスロット
10aa,10bb,10cc,…との装着強度である
緩み度合いを判定することも同様にして行われる。
【0030】図9は本発明の第2実施例の作用を示す波
形図である。この第2実施例の構成は第1実施例と同様
であり、以下、異なる作用を説明する。打撃力センサ1
dにより得られた打撃力データを、FFTアナライザ4
によって周波数軸上の波形に処理する部分までは第1実
施例と同様であるが、第2実施例では、マイコン5は、
その波形の振幅値を、単位をdB(対数)で表すように
演算する。この場合、横軸は周波数(KHz)である。
【0031】そして、マイコン5は、この波形の最大振
幅値から一定値として例えば30dB低下した振幅値を
示す周波数Fb を演算により求める。この周波数Fb
は、ロータバー14と端絡環15とのろう付け部16の
接合強度が大きい場合は高くなり、接合強度が小さい場
合は低くなる。従って、周波数Fb の高低を基準値と比
較することによって、ロータバー14と端絡環15との
ろう付け部16の接合強度の良否の判定を第1実施例と
同様に行うことができる。また、表示器6に対する表示
も第1実施例と同様に、周波数Fb が基準値より高い場
合は「good」と表示させ、周波数Fb が基準値より
も低い場合は、「bad」と表示させる。
【0032】以上のように第2実施例によれば、打撃力
センサ1dにより得られた打撃力データをFFTアナラ
イザ4により周波数軸上の波形に処理し、マイコン5
は、その処理データ波形の振幅値の最大振幅値から30
dB低下した値を示す周波数Fb を演算して基準値と比
較することにより、かご形誘導電動機17のロータバー
14と端絡環15とのろう付け部16の接合強度の良否
を判定し、その判定結果を表示器6に表示させるように
構成したので、第1実施例と同様の効果が得られ、しか
も、ハンマ1によるロータバー14への打撃力の大きさ
に関係なく判定できるので、ハンマ1による1回の打撃
による打撃データだけでも正確にろう付部16の接合強
度の良否を判定することができる。
【0033】図10は本発明の第3実施例の作用を示す
波形図である。第3実施例の構成は第1実施例と同様で
あり、以下、異なる作用を説明する。第3実施例では、
打撃力センサ1dにより得られた打撃力データをFFT
アナライザ4によって周波数軸上の波形に処理する部分
までは第1実施例と同様であるが、第3実施例では、マ
イコン5は、波形が減衰する傾きの角度θを、例えばそ
の波形が最初に収束した零点おいて演算して求める。
【0034】この傾き角θは、ロータバー14と端絡環
15とのろう付け部16の接合強度が大きい場合は小さ
な値を示し、接合強度が小さい場合は大きな値を示す。
従って、傾き角θの大小を基準値と比較することによっ
て、ロータバー14と端絡環15とのろう付け部16の
接合強度の良否の判定を第1実施例と同様に行うことが
できる。また、表示器6に対する表示も第1実施例と同
様に、傾き角θが基準値より小さい場合は「good」
と表示させ、傾き角θが基準値よりも大きい場合は、
「bad」と表示させる。
【0035】以上のように第3実施例によれば、打撃力
センサ1dにより得られた打撃力データをFFTアナラ
イザ4により周波数軸上の波形に処理し、マイコン5
は、その処理データ波形が最初に収束した零点における
傾き角θを演算して基準値と比較することにより、かご
形誘導電動機17のロータバー14と端絡環15とのろ
う付け部16の接合強度の良否を判定し、その判定結果
を表示器6に表示させるように構成したので、第2実施
例と同様の効果が得られる。
【0036】次に、本発明の第4実施例について、再び
図5乃至図7を参照して説明する。第4実施例の構成は
第1実施例と同様であり、以下、異なる作用を説明す
る。第4実施例では、打撃力センサ1dにより得られた
打撃力データを、FFTアナライザ4によって周波数軸
上の波形に処理する部分までは、第1実施例と同様であ
る。
【0037】ここで、図5乃至図7において、周波数軸
上の波形が示すピーク数に注目すると、ろう付け部16
の接合強度が大きい場合は波形のピーク数は少なく、接
合強度が小さくなるに従って波形のピーク数は多くなる
傾向を示している。第4実施例は、この原理に基づくも
ので、マイコン5は、周波数軸上の波形が示すピーク数
を演算する。そして、そのピーク数を基準値と比較する
ことにより、ロータバー14と端絡環15とのろう付け
部16の接合強度の良否の判定を第1実施例と同様に行
うことができる。また、表示器6に対する表示も第1実
施例と同様に、波形のピーク数が基準値より少ない場合
は「good」と表示させ、波形のピーク数が基準値よ
りも多い場合は「bad」と表示させる。
【0038】以上のように第4実施例によれば、打撃力
センサ1dにより得られた打撃力データをFFTアナラ
イザ4により周波数軸上の波形に処理し、マイコン5
は、その処理データ波形のピーク数を演算して基準値と
比較することにより、かご形誘導電動機17のロータバ
ー14と端絡環15とのろう付け部16の接合強度の良
否を判定し、その判定結果を表示器6に表示させるよう
に構成したので、第1実施例と同様の効果が得られる。
【0039】図11乃至図13は本発明の第5実施例の
作用を示す波形図である。第5実施例の構成は第1実施
例と同様であり、以下、異なる作用を説明する。第1実
施例と同様に作業者がハンマ1のヘッド部1cによりか
ご形誘導電動機17のロータバー14を打撃して打撃力
センサ1dにより得られた打撃力データを、第5実施例
では、FFTアナライザ4によって時間軸上の波形に処
理する。
【0040】この場合、FFTアナライザ4によって処
理された打撃力データの波形は、ロータバー14と端絡
環15とのろう付け部16の接合強度によって異なる。
ここで、図11乃至図13は、ハンマ1により3Kgf
の打撃力で異なる接合強度のろう付け部16を打撃した
場合の時間特性を示す波形図であり、横軸は時間(ms
ec),縦軸は各周波数成分が示す打撃力のレベル(K
gf)である。
【0041】例えば、接合強度が大きい場合、その波形
は図11に示すように、波形の立上りから最初に零点に
収束するまでの時間である作用時間tは小さく、最大振
幅値Fmax は3Kgfである。また、図12に示す波形
は接合強度が中程度,図13に示す波形は接合強度が小
さい場合であり、接合強度が小さくなるに従って、作用
時間tは大きく、最大振幅値Fmax は小さくなる傾向を
示す。
【0042】第5実施例は、この原理に基づくもので、
マイコン5は、作用時間tを演算により求めて予め定め
た基準値と比較することにより、ロータバー14と端絡
環15とのろう付け部16の接合強度の良否を判定す
る。例えば、作用時間tが基準値よりも短い場合は、そ
の接合強度は確保に十分な値を示しているとして、表示
器6に「good」と表示させ、作用時間tが基準値よ
りも長い場合は、その接合強度は確保に不十分な値であ
るとして、表示器6に「bad」と表示させるようにす
る。
【0043】以上のように第5実施例によれば、作業者
がハンマ1のヘッド部1cによりかご形誘導電動機17
のロータバー14を打撃して、打撃力センサ1dにより
得られた打撃力データをFFTアナライザ4により時間
軸上の波形に処理し、マイコン5は、その処理データ波
形が示す作用時間tを演算により求めて基準値と比較す
ることにより、かご形誘導電動機17のロータバー14
と端絡環15とのろう付け部16の接合強度の良否を判
定し、その判定結果を表示器6に表示させるように構成
したので、第1実施例と同様の効果が得られる。
【0044】次に、本発明の第6実施例について、再び
図11乃至図13を参照して説明する。第6実施例の構
成は第1実施例と同様であり、以下、異なる作用を説明
する。打撃力センサ1dにより得られた打撃力データ
を、FFTアナライザ4によって時間軸上の波形に処理
する部分までは第5実施例と同様である。
【0045】ここで、図11乃至図13において、時間
軸上の波形が示すピーク数に注目すると、ろう付け部1
6の接合強度が大きい場合は波形のピーク数は少なく、
強度が小さくなるに従って波形のピーク数は多くなる傾
向を示している。第6実施例は、この原理に基づくもの
で、マイコン5は、その波形のピーク数を演算して基準
値と比較することによって、ロータバー14と端絡環1
5とのろう付け部16の接合強度の良否の判定を第1実
施例と同様に行うことができる。また、表示器6に対す
る表示も第1実施例と同様に、波形のピーク数が基準値
より少ない場合は「good」と表示させ、波形のピー
ク数が基準値よりも多い場合は「bad」と表示させ
る。
【0046】以上のように第6実施例によれば、打撃力
センサ1dより得られた打撃力データをFFTアナライ
ザ4により時間軸上の波形に処理し、マイコン5は、そ
の処理データ波形が示すピーク数を演算して基準値と比
較することにより、かご形誘導電動機17のロータバー
14と端絡環15とのろう付け部16の接合強度の良否
を判定し、その判定結果を表示器6に表示させるように
構成したので、第1実施例と同様の効果が得られる。
【0047】そして、本発明の第7実施例について、も
う一度図11乃至図13を参照して説明する。第7実施
例の構成は第1実施例と同様であり、以下、異なる作用
を説明する。打撃力センサ1dにより得られた打撃力デ
ータを、FFTアナライザ4によって時間軸上の波形に
処理する部分までは、第5及び第6実施例と同様であ
る。
【0048】ここで、図11乃至図13において、時間
軸上の波形が示す最大振幅値Fmax及び第5実施例にお
いて示した作用時間tに注目すると、ろう付け部16の
接合強度が大きい場合は最大振幅値Fmax は大きく、作
用時間tは短い。そして、ろう付け部16の接合強度が
小さくなるにつれて、最大振幅値Fmax は小さく、作用
時間tは長くなる傾向を示している。従って、最大振幅
値Fmax と作用時間tとの比r(=Fmax /t)を求め
ると、接合強度が大きい場合には比rは大きくなり、接
合強度が小さい場合には比rは小さくなる。
【0049】第7実施例は、この原理に基づくもので、
マイコン5は、波形の最大振幅値Fmax と作用時間tと
の比rを演算して基準値と比較することによって、ロー
タバー14と端絡環15とのろう付け部16の接合強度
の良否の判定を第1実施例と同様に行うことができる。
また、表示器6に対する表示も第1実施例と同様に、比
rが基準値より大きい場合は「good」と表示させ、
比rが基準値よりも小さい場合は「bad」と表示させ
る。
【0050】以上のように第7実施例によれば、打撃力
センサ1dにより得られた打撃力データをFFTアナラ
イザ4により時間軸上の波形に処理し、マイコン5は、
その処理データ波形が示す最大振幅値Fmax と作用時間
tとの比rを演算して基準値と比較することにより、か
ご形誘導電動機17のロータバー14と端絡環15との
ろう付け部16の接合強度を判定し、その判定結果を表
示器6に表示させるように構成したので、第2実施例と
同様の効果が得られる。
【0051】本発明は上記しかつ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、次のような変形が可能
である。第2乃至第7実施例においても、ロータバー1
4と積層鉄心10a,10b,10c,…のスロット1
0aa,10bb,10cc,…との装着強度を判定す
るようにしても良い。また、ロータバー14とスロット
10a,10bb,10cc,…との装着強度の診断
は、積層鉄心10a,10b間、10b,10c間、1
0c,…間の部分に限ること無く、任意の位置において
行って良い。
【0052】打撃力センサ1dに圧電素子形ロードセル
を使用したが、歪形ロードセルでも良い。ハンマ1によ
りロータバー14を打撃する打撃力を3Kgfとした
が、これより多く若しくは少なくても良い。表示器6に
おいて判定結果を表示するだけでなく、判定結果を音声
で出力して作業者に報知する手段を設けても良い。
【0053】被診断部材はかご形誘導電動機17の構成
部品たるロータバー14,端絡環15,スロット10a
a,10bb,10cc,…に限ること無く、ボルト,
ナット,或いはビスの締付け強度や、スロット内に打ち
込んだ楔の圧入強度なども同様に診断することができ
る。
【0054】第2実施例において波形の振幅値が最大振
幅値から一定値として30dB低下したときの周波数を
周波数Fb としたが、一定値は30dBに限ること無
く、これより高い値若しくは低い値でも良い。第3実施
例において波形の振幅が減衰する傾き角θを、波形が最
初に収束する零点において求めたが、例えば、最大振幅
値から任意の値として30dB低下した点において求め
ても良い。また、振幅が減衰する傾きについては傾き角
θに限らず、例えばtanθで表される値と基準値とを
比較しても良い。
【0055】第4実施例において波形のピーク数を求め
たが、ピーク数を求める周波数範囲を任意に限定しても
良く、例えば、0Hzから10KHzの範囲においてピ
ーク数を求めても良い。また、各実施例における判定を
任意に組合わせて、総合的に判定するように構成しても
良い。
【0056】
【発明の効果】本発明は以上説明した通りであるので、
以下の効果を奏する。請求項1記載の打撃診断装置によ
れば、データ処理手段は、打撃装置のヘッド部が被診断
部材に打撃されたときに打撃力検出手段が検出した打撃
力データの波形を処理して、比較手段は、その処理結果
と基準値とを比較し、そして、表示手段は、その比較結
果を表示するので、被診断部材の強度の良否の判定を自
動的に行うことができ、作業者の違いによって異なるこ
とがない。
【0057】請求項2乃至5記載の打撃診断装置によれ
ば、データ処理手段は、打撃力検出手段が検出した打撃
力データを周波数軸上の波形として処理し、比較手段
は、その周波数軸上の波形について、最初に零点に収束
する周波数、振幅値が最大値から一定値低下したときの
周波数、振幅が減衰する傾き、若しくは、波形のピーク
数を比較データとするように構成したので、請求項1と
同様の効果が得られる。
【0058】請求項6乃至8記載の打撃診断装置によれ
ば、データ処理手段は、打撃力検出手段が検出した打撃
力データを時間軸上の波形として処理し、比較手段は、
その時間軸上の波形について、波形の立上りから最初に
零点に収束するまでの時間、波形のピーク数、若しく
は、波形の最大振幅値と作用時間との比を比較データと
するように構成したので、請求項1と同様の効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の打撃装置と共に示す要部
の構成図
【図2】同斜視図
【図3】図2とは異なる方向の斜視図
【図4】電気的構成を示すブロック図
【図5】第1及び第4実施例の作用を示す波形図
【図6】図5相当図
【図7】図5相当図
【図8】変形例における図1相当図
【図9】本発明の第2実施例の作用を示す図5相当図
【図10】本発明の第3実施例の作用を示す図5相当図
【図11】本発明の第5,第6及び第7実施例の作用を
示す図5相当図
【図12】図11相当図
【図13】図11相当図
【符号の説明】
1はハンマ(打撃装置)、1aは把持部、1bはハンマ
部、1cはヘッド部、1dは打撃力センサ(打撃力検出
手段)、4はFFTアナライザ(データ処理手段)、5
はマイクロコンピュータ(比較手段)、6は表示器(表
示手段)、7は打撃診断装置、10a,10b,10
c,…は積層鉄心、10aa,10bb,10cc,…
はスロット(被診断部材)、14はロータバー(被診断
部材)、15は端絡環(被診断部材)、17はかご形誘
導電動機を示す。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業者により把持される把持部と、この
    把持部に固定されて、被診断部材に打撃されるヘッド部
    を有するハンマ部と、このハンマ部のヘッド部に設けら
    れて前記被診断部材への打撃力を検出する打撃力検出手
    段とからなる打撃装置と、 この打撃装置のヘッド部が前記被診断部材に打撃された
    ときに前記打撃力検出手段が検出した打撃力データの波
    形を処理してその処理結果を出力するデータ処理手段
    と、 このデータ処理手段により出力された処理結果と基準値
    とを比較判定する比較手段と、 この比較手段の比較結果を表示する表示手段とを具備し
    たことを特徴とする打撃診断装置。
  2. 【請求項2】 データ処理手段は、打撃力検出手段が検
    出した打撃力データを周波数軸上の波形として処理し、
    比較手段は、データ処理手段により出力された周波数軸
    上の波形が最初に零点に収束する周波数と基準値とを比
    較することを特徴とする請求項1記載の打撃診断装置。
  3. 【請求項3】 データ処理手段は、打撃力検出手段が検
    出した打撃力データを周波数軸上の波形として処理し、
    比較手段は、データ処理手段により出力された周波数軸
    上の波形の振幅値が最大値から一定値低下したときの周
    波数と基準値とを比較することを特徴とする請求項1記
    載の打撃診断装置。
  4. 【請求項4】 データ処理手段は、打撃力検出手段が検
    出した打撃力データを周波数軸上の波形として処理し、
    比較手段は、データ処理手段により出力された周波数軸
    上の波形の振幅が減衰する傾きと基準値とを比較するこ
    とを特徴とする請求項1記載の打撃診断装置。
  5. 【請求項5】 データ処理手段は、打撃力検出手段が検
    出した打撃力データを周波数軸上の波形として処理し、
    比較手段は、データ処理手段により出力された周波数軸
    上の波形のピーク数と基準値とを比較することを特徴と
    する請求項1記載の打撃診断装置。
  6. 【請求項6】 データ処理手段は、打撃力検出手段が検
    出した打撃力データを時間軸上の波形として処理し、比
    較手段は、データ処理手段により出力された時間軸上の
    波形の立上りから最初に零点に収束するまでの作用時間
    と基準値とを比較することを特徴とする請求項1記載の
    打撃診断装置。
  7. 【請求項7】 データ処理手段は、打撃力検出手段が検
    出した打撃力データを時間軸上の波形として処理し、比
    較手段は、データ処理手段により出力された時間軸上の
    波形のピーク数と基準値とを比較することを特徴とする
    請求項1記載の打撃診断装置。
  8. 【請求項8】 データ処理手段は、打撃力検出手段が検
    出した打撃力データを時間軸上の波形として処理し、比
    較手段は、データ処理手段により出力された時間軸上の
    波形の最大振幅値と波形の立上がりから最初に零点に収
    束するまでの作用時間との比と基準値とを比較すること
    を特徴とする請求項1記載の打撃診断装置。
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