JPH08201245A - 濾液測定方法およびその装置 - Google Patents

濾液測定方法およびその装置

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JPH08201245A
JPH08201245A JP7029931A JP2993195A JPH08201245A JP H08201245 A JPH08201245 A JP H08201245A JP 7029931 A JP7029931 A JP 7029931A JP 2993195 A JP2993195 A JP 2993195A JP H08201245 A JPH08201245 A JP H08201245A
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slurry
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    • G01N2001/2057Sample chamber in a valve/piston

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルタの目詰まりを防ぐ。 【構成】 スラリーが流れているプロセス配管2に、採
取シリンダ3をを取付ける。採取シリンダ3内を摺動す
る前ピストン9および後ピストン10を、駆動ロッド1
2を介し流体圧シリンダ11で駆動する。両ピストン
9,10を摺動させ、両ピストン9,10間の採取空間
30内にスラリーを採取する。前ピストン9を後ピスト
ン10に接近させ、採取空間30の容積を小さくする。
すると、採取したスラリー中の濾液のみがフィルタ5を
通して濾液採取槽6に送られる。この濾液のpH等をセ
ンサ8で測定する。次いで、前ピストン9を後ピストン
10から引離し、採取空間30の容積を大きくする。す
ると、濾液がフィルタ5を逆洗しながら採取空間30内
に戻される。その後、採取空間30内のスラリーを、プ
ロセス配管2に戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パルプ原料等のスラリ
ーから濾液のみを採取するとともに、濾液のpHあるい
は導電率等を測定する濾液測定方法およびその装置に係
り、特に濾液測定の都度フィルタを逆洗することができ
る濾液測定方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばパルプ濾液を採取してその
pH等を測定する濾液測定装置としては、実開平6−7
8844号公報に示されているように、パルプ原料送給
用のプロセス配管に接続され、先端部にフィルタが取付
けられた濾液採取パイプと;この濾液採取パイプ内を摺
動し、前記フィルタから離れる動作により、濾液採取パ
イプ内に濾液を採取するとともに、前記フィルタに接近
する動作により、フィルタを逆洗するピストンと;前記
濾液採取パイプに開閉弁を介して接続され、採取した濾
液が供給される検出槽と;この検出槽内に配された検出
器と;前記濾液採取パイプに接続され、洗浄水を前記濾
液採取パイプおよび開閉弁を介し検出槽に供給する洗浄
弁と;を備えた装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の濾液測定装
置においては、ピストンの摺動により濾液のみを装置内
に採取するようにしているため、装置構成が簡単で、し
かも短時間で完全に装置内部を洗浄することができる等
の利点を有してるが、フィルタがプロセス配管内を送給
されるスラリーに常に接触しているため、ピストンによ
りフィルタを内面側から閉止しておいても、スラリーの
種類によっては、フィルタの外面側にスラリー中の固形
分が付着し、フィルタに目詰まりが生じるおそれがあ
る。また、濾液を採取した分だけスラリーの性状が変化
してしまうという問題もある。
【0004】本発明は、かかる現況に鑑みなされたもの
で、どのような種類のスラリーを用いた場合であって
も、フィルタの目詰まりを生じさせるおそれがなく、ま
た濾液測定に起因してスラリーの性状が変化するおそれ
もない濾液測定方法およびその装置を提供することを目
的とする。
【0005】本発明の他の目的は、採取したスラリーの
後処理を容易なものとすることができるようにすること
にある。
【0006】本発明の他の目的は、濾液の測定精度を向
上させることができるようにすることにある。
【0007】本発明の他の目的は、採取機構の構造を簡
素化できるようにすることにある。
【0008】本発明の他の目的は、単一の駆動源で前ピ
ストンおよび後ピストンを駆動することができるように
することにある。
【0009】本発明の他の目的は、洗浄ノズルの目詰ま
りを防止できるようにすることにある。
【0010】本発明のさらに他の目的は、洗浄水を容易
に処理できるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、スラリー送給用のプロセス配管に接続された
採取シリンダと、採取シリンダにフィルタを介し接続さ
れた濾液採取槽と、濾液採取槽内に取付けられた濾液測
定用のセンサと、採取空間を有して前記採取シリンダ内
を摺動する採取機構とを備え、前記プロセス配管から一
定量のスラリーを採取空間内に採取し、次いで採取空間
の容積縮小により、採取スラリー中の濾液のみを濾液採
取槽に送って濾液の測定を行ない、次いで採取空間の容
積拡大により、濾液採取槽内の濾液をフィルタを逆洗し
つつ採取空間内に戻すようにしたことを特徴とする。
【0012】本発明はまた、濾液採取槽内の濾液が戻さ
れた後の採取空間内の採取スラリーを、プロセス配管に
戻すようにしたことを特徴とする。
【0013】本発明はまた、濾液測定後のセンサを洗浄
し、洗浄後の洗浄水をプロセス配管外に排出するように
したことを特徴とする。
【0014】本発明はまた、スラリー送給用のプロセス
配管に接続された採取シリンダと;採取シリンダにフィ
ルタを介し接続された濾液採取槽と;濾液採取槽内に取
付けられた濾液測定用のセンサと;採取空間を有して採
取シリンダ内を摺動し、プロセス配管からのスラリーの
採取空間への採取および採取したスラリーのプロセス配
管への戻しを行なうとともに、採取空間の容積拡縮によ
り、採取したスラリー中の濾液の濾液採取槽への送給お
よび濾液採取槽内の濾液の採取空間内への戻しを行なう
採取機構と;を設けるようにしたことを特徴とする。
【0015】本発明はまた、採取機構に、採取シリンダ
内とプロセス配管内との間で往復動する前ピストンと、
採取シリンダ内で往復動する後ピストンとを設け、これ
ら両ピストンと採取シリンダとにより採取空間を構成す
るようにしたことを特徴とする。
【0016】本発明はまた、採取機構に、後ピストンを
摺動自在に貫通して先端が前ピストンに連結され、前ピ
ストンを往復動させる駆動ロッドと;駆動ロッドに設け
られ、駆動ロッドのプロセス配管側への前進動により後
ピストンの背面に当接するロッドストッパ;ロッドスト
ッパまたは後ピストンのうちの少なくともいずれか一方
に設けられ、後ピストンをロッドストッパに磁着する第
1マグネットと;採取シリンダに設けられ、駆動ロッド
の後退動により後ピストンの背面が当接するシリンダス
トッパと;シリンダストッパまたは後ピストンのうちの
少なくともいずれか一方に設けられ、後ピストンをシリ
ンダストッパに磁着する第2マグネットと;を設けるよ
うにしたことを特徴とする。
【0017】本発明はまた、濾液採取槽に、濾液測定後
のセンサを洗浄する洗浄手段を設けるようにしたことを
特徴とする。
【0018】本発明はまた、洗浄手段に、洗浄水を吐出
する洗浄ノズルと、洗浄ノズルの先端部を開閉する栓体
と、栓体を常時閉方向に付勢するスプリングとを設け、
前記栓体を、洗浄水の吐出圧によりスプリングの付勢力
に抗し開とするようにしたことを特徴とする。
【0019】本発明はさらに、採取シリンダを水平方向
に配置するとともに、その上面側にフィルタを介して濾
液採取槽を連設し、採取シリンダの下面側には、センサ
洗浄後の洗浄水を、フィルタおよび採取シリンダ内部を
介して排出する排出部を設けるようにしたことを特徴と
する。
【0020】
【作用】本発明においては、採取機構の摺動により、プ
ロセス配管から一定量のスラリーか採取空間内に採取さ
れ、次いで採取空間の容積縮小により、採取スラリー中
の濾液のみが濾液採取槽に送られて濾液の測定が行なわ
れ、次いで採取空間の容積拡大により、濾液採取槽内の
濾液がフィルタを逆洗しつつ採取空間内に戻される。こ
のため、濾液のみを装置内に採取する場合と異なり、プ
ロセス配管内のスラリーの性状が変化することがなく、
また逆洗によりフィルタを常に清浄に保つことが可能と
なる。また、フィルタはプロセス配管内のスラリーとは
非接触となっているので、どのような種類のスラリーを
用いた場合であっても、スラリー中の固形分がフィルタ
に付着して目詰まりを生じさせるといった不具合がな
い。
【0021】本発明においてはまた、濾液採取槽内の濾
液を戻した後の採取空間内の採取スラリーがプロセス配
管に戻される。このため、採取スラリーを別の場所に排
出して処理する場合に比較して後処理が容易であるとと
もに、プロセス配管を介し次工程に送られるスラリーの
量が減少するといった不具合もない。
【0022】本発明においてはまた、濾液測定後のセン
サが洗浄され、洗浄後の洗浄水は、プロセス配管外に排
出される。このため、濾液の測定精度を向上させること
が可能となるとともに、洗浄水によってプロセス配管内
のスラリーの性状が変化することもない。
【0023】本発明においてはまた、採取シリンダ内を
摺動する採取機構により、プロセス配管からのスラリー
の採取空間への採取および採取したスラリーのプロセス
配管への戻しが行なわれるとともに、採取空間の容積拡
縮により、採取したスラリー中の濾液の採取槽への送給
および濾液採取槽内の濾液の採取空間への戻しが行なわ
れる。このため、簡単な構造で、あらゆる種類のスラリ
ーの濾液測定を精度よく行なうことが可能となり、また
フィルタを常に清浄に保つことが可能となる。また、採
取スラリーの後処理も容易である。
【0024】本発明においてはまた、採取機構に前ピス
トンおよび後ピストンが設けられ、これら両ピストンと
採取シリンダとにより採取空間が構成されている。この
ため、両ピストンを往復動させるだけで、スラリーの採
取空間内への採取および採取スラリーのプロセス配管へ
の戻しを行なうことが可能となり、また両ピストン間の
間隔を変化させるだけで、採取空間の容積拡縮を行なう
ことが可能となり、構造が簡素化される。
【0025】本発明においてはまた、前ピストンが駆動
ロッドで直接駆動され、一方後ピストンは、第1および
第2マグネットを介し駆動ロッドで間接的に駆動され
る。このため、両ピストンの動作が異なるにもかかわら
ず、駆動ロッドのみで両ピストンを駆動することが可能
となる。
【0026】本発明においてはまた、濾液採取槽に、濾
液測定後のセンサを洗浄する洗浄手段が設けられてい
る。このため、前回の濾液測定によりセンサが汚れた場
合であっても、次回の濾液測定に悪影響を及ぼすことが
なく、測定精度を向上させることが可能となる。
【0027】本発明においてはまた、洗浄ノズルの先端
部が、栓体により閉止されている。このため、洗浄ノズ
ルを濾液中に没入する位置に設置したとしても、洗浄ノ
ズルが目詰まりして洗浄できないといった不具合がな
い。
【0028】本発明においてはさらに、採取シリンダが
水平方向に配置されるとともに、その上面側にフィルタ
を介して濾液採取槽が連設され、また採取シリンダの下
面側に排出部が設けられている。このため、洗浄手段か
らの洗浄水は、センサ洗浄後フィルタを通して採取シリ
ンダ内に流下し、さらに排出部から排出されることにな
り、洗浄水の処理が容易であるとともに、フィルタの洗
浄も可能となる。
【0029】
【実施例】以下、本発明を図面を参照して説明する。図
1は、本発明に係る濾液測定装置の一例を示すもので、
この濾液測定装置1は、パルプ原料等のスラリーを送給
するための垂直方向のプロセス配管2に直角状に接続さ
れる採取シリンダ3を備えており、この採取シリンダ3
には、採取機構4,フィルタ5,濾液採取槽6および洗
浄水排出管7がそれぞれ取付けられている。そして、前
記プロセス配管2を流れるスラリーは、採取機構4によ
り採取シリンダ3内に一定量採取されるとともに、この
採取スラリー中の濾液のみが濾液採取槽6に送られ、濾
液採取槽6内に着脱可能に設置したセンサ8により、濾
液のpHあるいは導電率等が測定されるようになってい
る。
【0030】前記採取機構4は、図1および図2に示す
ように、前記採取シリンダ3内とプロセス配管2内との
間で往復動する前ピストン9と、採取シリンダ3内で往
復動する後ピストン10と、前記採取シリンダ3の後端
部に固設された流体圧シリンダ11と、流体圧シリンダ
11の駆動力を前記各ピストン9,10に伝達する駆動
ロッド12とを備えており、後に詳述するように、前記
駆動ロッド12の前進,後退動のみにより、各ピストン
9,10が異なった動きで作動するようになっている。
【0031】すなわち、前記前ピストン9は、図2に示
すように、前記駆動ロッド12の先端部に装着された例
えばゴム製のパッキング13と、このパッキング13を
両側から挾持する支持部材14,15と、これらをワッ
シャ16およびスプリングワッシャ17を介し締付ける
ナット18と、このナット18の緩み止めピン19とか
ら構成されており、この前ピストン9には、駆動ロッド
12の駆動力が直接伝達されるようになっている。そし
てこれにより、前ピストン9は、図2に実線で示す後死
点位置と図1に二点鎖線で示す前死点位置との間で往復
動するようになっている。
【0032】一方、前記後ピストン10は、図2に示す
ように、磁性材料で形成されたピストン本体20と、こ
のピストン本体20の外周部に装着された例えばゴム製
のパッキング21と、ピストン本体20内に配設された
円環状のマグネット22,例えば合成樹脂製の軸受部材
23および例えばゴム製のシールリング24と、これら
をピストン本体20内に保持するドーナツ円板状の保持
板25とから構成されており、この後ピストン10の中
心部には、前記駆動ロッド12が摺動自在に貫通してい
る。
【0033】この駆動ロッド12の後ピストン10背面
側位置には、図2に示すように、ロッドストッパ26が
固設されており、このロッドストッパピン26の前面側
には、磁性材料で形成した取付カバー27を介して、円
環状のマグネット28が取付けられている。そして、こ
のロッドストッパ26は、前記前ピストン9を後死点位
置から前死点位置まで移動させる途中で後ピストン10
の背面側に当接するとともに、この当接状態で、前記両
マグネット22,28により後ピストン10を磁着し、
以後前死点位置まで、後ピストン10を前ピストン9と
同時に移動させることができるようになっている。
【0034】一方、前死点位置の前ピストン9が後死点
位置まで移動する際には、図2に示すように、後ピスト
ン10が採取シリンダ3に設けられたシリンダストッパ
29に当接するまでは、ロッドストッパ26と後ピスト
ン10との磁着により両ピストン9,10が同時に移動
するとともに、後ピストン10がシリンダストッパ29
に当接した後、前ピストン9の後死点位置までは、図2
に二点鎖線と実線とで示すように、前ピストン9のみが
単独で移動するようになっている。
【0035】なおこの際、後ピストン10は、ロッドス
トッパ26との磁着が強制的に解除されるとともに、シ
リンダストッパ29に当接した状態で、マグネット22
によりピストン本体20を介しシリンダストッパ29に
磁着されるようになっている。すなわち、後ピストン1
0のマグネット22は、後ピストン10とロッドストッ
パ26とを磁着するための第1マグネットとして機能す
るとともに、後ピストン10をシリンダストッパ29に
磁着するための第2マグネットとしても機能するように
なっている。
【0036】以上の構成を有する両ピストン9,10の
間には、図1に示すように、外周部が採取シリンダ3で
囲まれた採取空間30が形成されるようになっており、
前記プロセス配管2内を流れるスラリーは、採取機構4
の作動により、この採取空間30内に一定量ずつ採取さ
れるようになっている。そして、この採取スラリーは、
図2に示す二点鎖線位置から実線位置まで前ピストン9
を移動させて採取空間30の容積をほぼ半分程度にまで
縮小することにより、採取スラリー中の濾液のみが前記
濾液採取槽6内に送り込まれ、センサ8により濾液のp
Hあるいは導電率等が測定されるようになっている。
【0037】センサ8により測定された後の濾液は、図
2に示す実線位置から二点鎖線位置まで、前ピストン9
を移動させて採取空間30の容積を元の大きさまで拡大
することにより、フィルタ5を逆洗しつつ採取空間30
に全量が戻されるようになっている。濾液が戻されたこ
の採取スラリーは、採取機構4により前記プロセス配管
2に戻されるようになっている。なお、これについては
後に詳述する。
【0038】前記濾液採取槽6は、図1に示すように、
水平方向に延在する採取シリンダ3の上面側に、フィル
タ5を介し垂直に連設されており、この濾液採取槽6内
には、その上端側からセンサ8が着脱可能に挿入配置さ
れている。
【0039】また、この濾液採取槽6の下端外面部に
は、図1に示すように、濾液測定後のセンサ8を洗浄す
るための洗浄装置31が設置されており、この洗浄装置
31による洗浄により、前回の濾液測定によりセンサ8
が汚れた場合であっても、次回の濾液測定に悪影響を及
ぼすことがなく、測定精度を向上させることができるよ
うになっている。
【0040】前記洗浄装置31は、図1および図3に示
すように、軸方向孔33と径方向孔34とを有して濾液
採取槽6に貫通配置される洗浄ノズル32を備えてお
り、この洗浄ノズル32の後端部には、前記径方向孔3
4を内包した状態で、連結部材35が取付けられてい
る。そして、洗浄水供給管36からの洗浄水は、連結部
材35を介し洗浄ノズル32に送られ、軸方向孔33の
先端から吐出されるようになっている。
【0041】この洗浄ノズル32の軸方向孔33先端部
には、図3に示すように先端に向かって次第に内径が拡
大するテーパ孔部37が設けられており、このテーパ孔
部37には、栓体38が装着されている。
【0042】この栓体38には、図3に示すように、軸
方向孔33内に配した連結紐39の先端が固設されてお
り、連結紐39の基端には、抜き止めブロック40が固
設され、この抜止めブロック40は、スプリング41の
付勢力により、栓体38でテーパ孔部37を閉止する方
向に常時押圧されている。したがって栓体38は、洗浄
水が供給されてきたときのみ、その吐出圧でテーパ孔部
37を開放するようになっている。そして、洗浄ノズル
32の先端部を栓体38により開閉することにより、洗
浄ノズル32を濾液中に没する位置に設置したとして
も、軸方向孔33が詰まって洗浄できなくなるといった
不具合が生じないようになっている。
【0043】前記採取シリンダ3の下面側には、図1に
示すように、センサ8を洗浄した後の洗浄水を、前記フ
ィルタ5および採取シリンダ3内を通して外部に排出す
るための洗浄水排出管7が設けられており、この洗浄水
排出管7には、操作ハンドル43により駆動される常開
の開閉弁42が設けられている。そしてこの開閉弁42
は、給水ノズル44からの給水を、採取シリンダ3内お
よびフィルタ5を介し濾液採取槽6内に送り込んでセン
サ8を水没させる際に、閉駆動されるようになってい
る。
【0044】次に、本実施例の作用を、図4ないし図1
0を参照して説明する。図4は、濾液測定装置1の初期
状態を示すもので、この状態では、前ピストン9はプロ
セス配管2内に位置しており、また後ピストン10は採
取シリンダ3の先端部に位置して、採取シリンダ3を閉
止している。
【0045】この状態から、プロセス配管2内を流れる
スラリーを、採取シリンダ3内に一定量採取する場合に
は、流体圧シリンダ11の駆動により、駆動ロッド12
を流体圧シリンダ11側に後退させる。この際、後ピス
トン10はロッドストッパ26に磁着されて駆動ロッド
12に固定された状態となっているので、後ピストン1
0がシリンダストッパ29に当接する位置までは、両ピ
ストン9,10は同時に後退する。このため、両ピスト
ン9,10と採取シリンダ3とで構成される採取空間3
0は一定の容積が確保され、図5に示すように、この一
定容積の採取空間30内に、一定量のスラリーが採取ス
ラリー45として採取される。
【0046】後ピストン10がシリンダストッパ29に
当接した状態で、駆動ロッド12をさらに後退させる
と、後ピストン10はそれ以上は後退しないので、図6
に示すように、後ピストン10とロッドストッパ26と
の磁着が強制的に解除され、前ピストン9のみが後退す
る。このため、採取空間30の容積が縮小するととも
に、採取スラリー45が加圧され、採取スラリー45中
の濾液46のみがフィルタ5を通して濾液採取槽6内に
送り込まれる。そして、センサ8により濾液46のpH
あるいは導電率等が測定される。
【0047】センサ8による濾液46の測定後、駆動ロ
ッド12をプロセス配管2側に前進させると、前ピスト
ン9は駆動ロッド12とともに前進する。ところで、後
ピストン10は、シリンダストッパ29に磁着されてい
るので、ロッドストッパ26が後ピストン10の背面側
に当接するまでは、図7に示すように、後ピストン10
はシリンダストッパ29に当接した状態が維持される。
この結果、前ピストン9のみが前進することになり、こ
れにより採取空間30が拡大し、採取空間30内が減圧
される。このため、図6に示す濾液46は、強制的に採
取空間30内にその全量が戻される。この際濾液46
は、フィルタ5を通して採取空間30内に戻されること
なるので、フィルタ5が濾液46により逆洗されること
になる。
【0048】濾液46が採取空間30内に戻された後、
駆動ロッド12をさらに前進させると、後ピストン10
は、ロッドストッパ26に磁着された状態で、ロッドス
トッパ26により背面側から押圧されることになるの
で、後ピストン10とシリンダストッパ29との磁着が
強制的に解除され、両ピストン9,10は駆動ロッド1
2とともに同時に前進することになる。そして、前ピス
トン9を前死点位置まで前進させることにより、図8に
示すように、採取スラリー45はプロセス配管2内に排
出されることになる。ところでこの際、採取スラリー4
5は、濾液採取槽6内の濾液46が採取空間30内に戻
される際に、採取空間30内で撹拌されることになるの
で、採取スラリー45をプロセス配管2に戻した際に、
固形分が大きな固まりとなってプロセス配管2に戻され
るといった不具合がない。
【0049】採取スラリー45がプロセス配管2に戻さ
れた後、図9に示すように、洗浄装置31から洗浄水4
7を噴射させ、センサ8を洗浄する。センサ8洗浄後の
洗浄水47は、フィルタ5を通して採取シリンダ3内に
流下し、さらに洗浄水排出管7を介してプロセス配管2
外に排出される。この際、洗浄水排出管7を吸引するよ
うにすれば、センサ8洗浄後の洗浄水47を、より迅速
かつ完全に排出することが可能となる。
【0050】以後、前述の動作が繰返されて、濾液測定
が定期的あるいは必要に応じて不定期に行なわれる。
【0051】ところで、図4に示す装置の初期状態のま
ま、濾液測定を長期間行なわれないと、センサ8が乾燥
するおそれがある。そして、センサ8が乾燥した場合に
は、センサ8が故障して高精度の測定結果が得られない
おそれがある。
【0052】そこで本実施例においては、濾液測定を長
期間行なわない場合には、図10に示すように、操作ハ
ンドル43を操作して開閉弁42を閉じた後、給水ノズ
ル44から採取シリンダ3内に水48を供給するように
している。この水48は、採取シリンダ3内を満たした
後、フィルタ5を介し濾液採取槽6内に流入し、センサ
8が水没することになる。
【0053】なお、濾液採取槽6には、図示していない
が、濾液46の液面(図6参照)よりも稍高所位置にオ
ーバフロー口が設けられ、このレベルまで水位が上昇し
てきた後、水48はオーバフロー口から排出される。そ
こで、オーバフロー口から水48が排出されていること
を確認した後、給水ノズル44からの給水を停止する。
【0054】しかして、フィルタ5は濾液46の測定の
都度、濾液46により逆洗されるとともに、センサ8を
洗浄した後の洗浄水47によっても逆洗されることにな
るので、フィルタ5を常に清浄に保つことができる。ま
た、このフィルタ5は、プロセス配管2内を流れるスラ
リーとは非接触となっているので、どのような種類のス
ラリーを対象とする場合であっても、スラリー中の固形
分がフィルタ5に付着して目詰まりを生じさせるといっ
た不具合がない。
【0055】なお、前記実施例においては、濾液測定の
都度センサ8を洗浄装置31により洗浄する場合につい
て説明したが、洗浄しなくても高精度の測定結果が期待
できる場合には、洗浄装置31は省略するようにしても
よい。
【0056】また、前記実施例においては、両ピストン
9,10を単一の流体圧シリンダ11で駆動する場合に
ついて説明したが、各ピストン9,10を各別の流体圧
シリンダで駆動するようにしてもよく、また流体圧シリ
ンダ以外の駆動源を用いて駆動するようにしてもよい。
【0057】また、前記実施例においては、両ピストン
9,10の間隔を変化させることにより、採取空間30
の容積を拡縮させる場合について説明したが、例えば両
ピストン9,10とは異なる部材を採取空間30内に挿
脱することにより、採取空間30の容積を拡縮させるよ
うにしてもよい。
【0058】また、前記実施例においては、主としてパ
ルプ原料の濾液測定について説明したが、パルプ原料以
外のスラリー,例えば有機汚泥等の他のあらゆるスラリ
ーについても同様に適用でき、同様の効果が期待でき
る。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、採取機構
の摺動により一定量のスラリーを採取空間内に採取する
とともに、採取空間の容積縮小により、濾液のみを濾液
採取槽に送って濾液の測定を行ない、次いで採取空間の
容積拡大により、濾液採取槽内の濾液を、フィルタを逆
洗しつつ採取空間内に戻すようにしているので、濾液の
みを装置内に採取する場合と異なり、プロセス配管内の
スラリーの性状を変化させるおそれが全くなく、また逆
洗によりフィルタを常に清浄に保つことができる。ま
た、フィルタはプロセス配管内のスラリーとは非接触と
なっているので、どのような種類のスラリーを用いた場
合であっても、スラリー中の固形分がフィルタに付着し
て目詰まりを生じさせるといった不具合がない。
【0060】本発明はまた、濾液採取槽内の濾液を戻し
た後の採取空間内の採取スラリーを、プロセス配管に戻
すようにしているので、採取スラリーを別の場所に排出
して処理する場合に比較して後処理が容易であるととも
に、濾液測定を頻繁に行なった場合であっても、プロセ
ス配管を介し次工程に送られるスラリーの量が減少する
といった不具合もない。
【0061】本発明はまた、濾液測定後のセンサを洗浄
するようにしているので、濾液の測定精度を向上させる
ことができ、また洗浄後の洗浄水は、プロセス配管外に
排出するようにしているので、洗浄水によってプロセス
配管内のスラリーの性状が変化することもない。
【0062】本発明はまた、採取シリンダ内を摺動する
採取機構により、スラリーの採取および採取スラリーの
プロセス配管への戻しを行なうとともに、採取空間の容
積拡縮により、採取したスラリー中の濾液の濾液採取槽
への送給および濾液採取槽内の濾液の採取空間への戻し
を行なうようにしているので、簡単な構造であらゆる種
類の濾液測定を精度よく行なうことができるとともに、
逆洗によりフィルタを常に清浄に保つことができ、また
採取スラリーの後処理も容易である。
【0063】本発明はまた、採取機構に前ピストンおよ
び後ピストンを設け、これら両ピスシトンと採取シリン
ダとにより採取空間を構成するようにしているので、両
ピストンを往復動させるだけで、スラリーの採取空間内
への採取および採取スラリーのプロセス配管への戻しを
行なうことができる。また、両ピストン間の間隔を変化
させるだけで、採取空間の容積を拡縮でき、構造を簡素
化できる。
【0064】本発明はまた、前ピストンを駆動ロッドで
直接駆動するとともに、後ピストンを第1および第2マ
グネットを介し駆動ロッドで間接的に駆動するようにし
ているので、両ピストンの動作が異なるにもかかわら
ず、駆動ロッドのみで両ピストナを駆動することができ
る。
【0065】本発明はまた、濾液採取槽に、濾液測定後
のセンサを洗浄する洗浄手段を設けるようにしているの
で、前回の濾液測定によりセンサが汚れた場合であって
も、次回の濾液測定に悪影響を及ぼすことがなく、測定
精度を向上させることができる。
【0066】本発明はまた、洗浄ノズルの先端部を、栓
体により開閉するようにしているので、洗浄ノズルを濾
液中に没入する位置に設置したとしても、洗浄ノズルが
目詰まりして洗浄できないといった不具合がない。
【0067】本発明はさらに、水平方向に配置した採取
シリンダの上面側に、フィルタを介して濾液採取槽を連
設するとともに、採取シリンダの下面側に排出部を設け
るようにしているので、センサ洗浄後の洗浄水でフィル
タを洗浄することができるとともに、洗浄水の処理が容
易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る濾液測定装置の一例を示す部分断
面図である。
【図2】図1の要部詳細図である。
【図3】洗浄装置の詳細を示す断面図である。
【図4】装置の初期状態を示す動作説明図である。
【図5】スラリーを採取した状態を示す動作説明図であ
る。
【図6】採取空間の容積を縮小した状態を示す動作説明
図である。
【図7】採取空間の容積を拡大した状態を示す動作説明
図である。
【図8】採取スラリーをプロセス配管に戻した状態を示
す動作説明図である。
【図9】センサを洗浄している状態を示す動作説明図で
ある。
【図10】センサを水没させた状態を示す動作説明図で
ある。
【符号の説明】
1 濾液測定装置 2 プロセス配管 3 採取シリンダ 4 採取機構 5 フィルタ 6 濾液採取槽 7 洗浄水排出管 8 センサ 9 前ピストン 10 後ピストン 11 流体圧シリンダ 12 駆動ロッド 22,28 マグネット 26 ロッドストッパ 29 シリンダストッパ 30 採取空間 31 洗浄装置 32 洗浄ノズル 37 テーパ孔部 38 栓体 39 連結紐 40 抜止めブロック 41 スプリング 42 開閉弁 44 給水ノズル 45 採取スラリー 46 濾液 47 洗浄水 48 水

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スラリー送給用のプセス配管に接続され
    た採取シリンダと、採取シリンダにフィルタを介し接続
    された濾液採取槽と、濾液採取槽内に取付けられた濾液
    測定用のセンサと、採取空間を有して前記採取シリンダ
    内を摺動する採取機構とを備え、前記プロセス配管から
    一定量のスラリーを採取空間内に採取し、次いで採取空
    間の容積縮小により、採取スラリー中の濾液のみを濾液
    採取槽に送って濾液の測定を行ない、次いで採取空間の
    容積拡大により、濾液採取槽内の濾液をフィルタを逆洗
    しつつ採取空間内に戻すことを特徴とする濾液測定方
    法。
  2. 【請求項2】 濾液採取槽内の濾液が戻された後の採取
    空間内の採取スラリーを、プロセス配管に戻すことを特
    徴とする請求項1記載の濾液測定方法。
  3. 【請求項3】 濾液測定後のセンサを洗浄し、洗浄後の
    洗浄水をプロセス配管外に排出することを特徴とする請
    求項1または2記載の濾液測定方法。
  4. 【請求項4】 スラリー送給用のプロセス配管に接続さ
    れた採取シリンダと;採取シリンダにフィルタを介し接
    続された濾液採取槽と;濾液採取槽内に取付けられた濾
    液測定用のセンサと;採取空間を有して採取シリンダ内
    を摺動し、プセス配管からのスラリーの採取空間への採
    取および採取したスラリーのプロセス配管への戻しを行
    なうとともに、採取空間の容積拡縮により、採取したス
    ラリー中の濾液の濾液採取槽への送給および濾液採取槽
    内の濾液の採取空間内への戻しを行なう採取機構と;を
    具備することを特徴とする濾液測定装置。
  5. 【請求項5】 採取機構は、採取シリンダ内とプロセス
    配管内との間で往復動する前ピストンと、採取シリンダ
    内で往復動する後ピストンとを備え、これら両ピストン
    と採取シリンダとにより採取空間が構成されていること
    を特徴とする請求項4記載の濾液測定装置。
  6. 【請求項6】 採取機構は、後ピストンを摺動自在に貫
    通して先端が前ピストンに連結され、前ピストンを往復
    動させる駆動ロッドと;駆動ロッドに設けられ、駆動ロ
    ッドのプロセス配管側への前進動により後ピストンの背
    面に当接するロッドストッパと;ロッドストッパまたは
    後ピストンのうちの少なくともいずれか一方に設けら
    れ、後ピストンをロッドストッパに磁着する第1マグネ
    ットと;採取シリンダに設けられ、駆動ロッドの後退動
    により後ピストンの背面が当接するシリンダストッパ
    と;シリンダストッパまたは後ピストンのうちの少なく
    ともいずれか一方に設けられ、後ピストンをシリンダス
    トッパに磁着する第2マグネットと;を備えていること
    を特徴とする請求項5記載の濾液測定装置。
  7. 【請求項7】 濾液採取槽は、濾液測定後のセンサを洗
    浄する洗浄手段を有していることを特徴とする請求項
    4,5または6記載の濾液測定装置。
  8. 【請求項8】 洗浄手段は、洗浄水を吐出する洗浄ノズ
    ルと、洗浄ノズルの先端部を開閉する栓体と、栓体を常
    時閉方向に付勢するスプリングとを備え、栓体は、洗浄
    水の吐出圧によりスプリングの付勢力に抗し開となるこ
    とを特徴とする請求項7記載の濾液測定装置。
  9. 【請求項9】 採取シリンダは、水平方向に配置されて
    いるとともに、濾液採取槽は、採取シリンダの上面側に
    フィルタを介して連設され、採取シリンダの下面側に
    は、センサ洗浄後の洗浄水を、フィルタおよび採取シリ
    ンダ内部を介して排出する排出部が設けられていること
    を特徴とする請求項7または8記載の濾液測定装置。
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