JPH08201134A - 振動式測定装置 - Google Patents

振動式測定装置

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JPH08201134A
JPH08201134A JP749795A JP749795A JPH08201134A JP H08201134 A JPH08201134 A JP H08201134A JP 749795 A JP749795 A JP 749795A JP 749795 A JP749795 A JP 749795A JP H08201134 A JPH08201134 A JP H08201134A
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JP
Japan
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case
lid members
sensor
beams
bellows
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JP749795A
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English (en)
Inventor
Kenichi Abe
賢一 阿部
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Tokico Ltd
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Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はセンサチューブの伸縮をベローズに
より吸収するよう構成した振動式測定装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 質量流量計11は、流体が流れるセンサチュ
ーブ17,18を加振器29により振動させ、流量に比
例したコリオリ力によりセンサチューブ17,18の変
位を上下流側のピックアップ30,31により検出す
る。蓋部材24,25は、ケース12の両端開口12
a,12bに溶接される。蓋部材24,25間には、一
対の梁33,34が装架されている。蓋部材24,25
は、梁33,34により所定間隔離間した位置に保持さ
れる。このように梁33,34に支持された状態の蓋部
材24,25は、流量計測する際の最適位置であり、こ
れにより質量流量計11の計測精度を維持することがで
きる。また、梁33,34は、センサチューブ17,1
8を保護するプロテクタとしても機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振動式測定装置に係り、
特にセンサチューブを有する管路の伸縮をベローズによ
り吸収するよう構成した振動式測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】流体が供給された管路を振動させて流体
の物理量を測定する振動式測定装置として、例えばコリ
オリ式質量流量計又は振動式密度計がある。このコリオ
リ式質量流量計では、被測流体が通過するセンサチュー
ブを加振器により半径方向に振動させ、流量に比例した
コリオリ力によるセンサチューブの変位をピックアップ
により検出するよう構成されている。又、振動式密度計
も上記コリオリ式質量流量計と同様な構成になってお
り、センサチューブが被測流体の密度に応じた周波数で
振動する。
【0003】上記センサチューブ、加振器、ピックアッ
プよりなる組立体は、周囲の影響を受けないように密閉
された筒状ケース内に収納されており、さらにセンサチ
ューブの表面に結露が発生すると固有振動数が変動して
計測精度が低下するため、ケース内部には結露防止のた
め乾燥した保護気体が充填されている。
【0004】図5及び図6に従来の組立工程を示す。一
対のセンサチューブ1は、支持板2a,2bにより平行
の状態に支持され、且つ一対のセンサチューブ1間には
加振器3,ピックアップ4a,4bが配設されている。
また、センサチューブ1の両端部は流入側マニホールド
5a,流出側マニホールド5bに嵌合固定される。さら
に、流入側マニホールド5a及び流出側マニホールド5
bの端部には、ベローズ6a,6bが接続され、ベロー
ズ6a,6bの端部には蓋部材7a,7bが固定され
る。
【0005】このように組立てられた組立体8は、筒状
ケース9(図中、一点鎖線で示す)内に挿入された後、
蓋部材7a,7bが筒状ケース9の両端開口9a,9b
を閉蓋した状態で溶接されて筒状ケース9に固定され
る。そして、組立体8においては、温度変化に伴うセン
サチューブ1の伸縮を吸収するベローズ6a,6bが配
設されているため、図中破線で示すようにベローズ6
a,6bの長手方向のばらつき等により蓋部材7a,7
bが傾いたり、あるいは蓋部材7a,7b間の距離が変
動するといった問題があった。
【0006】そのため、組立体8を組み立てる際は、治
具(図示せず)によりベローズ6a,6bの長さや蓋部
材7a,7b間の距離が所定の寸法になるように調整し
て各部材間を溶接していた。従って、組立体8は上記の
ような治具により各部材が所定位置となるように設定さ
れた後、治具が外されて筒状ケース9内に挿入される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように治具を使用して組立体8の各部材を最適位置に設
定した場合、組立体8を筒状ケース9に挿入する前に治
具を外さなければならず、手間がかかると共に、治具を
外すことにより上記のように設定された組立体8の最適
値に狂いが生じるといった問題がある。
【0008】即ち、従来のように治具を使用して組立体
8の各部材を最適位置に設定したにも拘わらず、治具を
外して組立体8を筒状ケース9内に挿入させる際には、
ベローズ6a,6bが変形してセンサチューブ1に歪が
発生し、これによりセンサチューブ1の振動特性が変化
して計測精度が低下してしまうといった問題があった。
【0009】また、ベローズ6a,6bが変形した状態
で蓋部材7a,7bが筒状ケース9の両端開口9a,9
bに溶接されると、図5,図6において破線で示される
ように蓋部材7a,7bが傾いたまま溶接されたり、あ
るいは蓋部材7a,7b間の距離が所定の設定値と異な
る寸法のまま溶接されることになる。この場合も溶接に
よる歪がセンサチューブ1に及ぶため、組立後は上記と
同様な理由により計測精度が低下するといった問題が生
ずる。
【0010】そこで、本発明は上記課題を解決した振動
式測定装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、被測流体が流
れるセンサチューブの端部と該センサチューブを収納す
るケースの開口を閉塞する蓋部材との間にベローズを配
設し、該センサチューブに加振器及びピックアップを設
けてなる振動式測定装置において、前記ケースの両端開
口を閉塞する一対の蓋部材を所定間隔の位置に支持する
支持部材を前記蓋部材間に装架したことを特徴とするも
のである。
【0012】
【作用】本発明によれば、ケースの両端開口を閉塞する
一対の蓋部材を所定間隔の位置に支持する支持部材を蓋
部材間に装架することにより、一対の蓋部材間の間隔を
最適値に維持することが可能となり、従来のように治具
を外すといった面倒な作業を無くして組立工程の作業効
率をより高めるられる。また、センサチューブをケース
内に挿入する際に支持部材によりベローズの変形を防止
して、組立後の計測精度を維持することが可能となる。
また、センサチューブをケース内に挿入する際は、蓋部
材間に装架された支持部材がセンサチューブを保護し、
センサチューブがケースに接触して損傷することを防止
しうる。さらに、蓋部材をケースに溶接する際に最適値
に設定された状態のまま溶接できるので、溶接による歪
がセンサチューブに影響することを抑制できる。
【0013】
【実施例】図1及び図2に本発明になる振動式測定装置
の一実施例を示す。尚、図1は振動式測定装置の縦断面
図であり、図2は振動式測定装置の横断面図である。ま
た、被測流体が流れるセンサチューブを振動させる構成
とされた振動式測定装置には、コリオリ式質量流量計と
振動式密度計がある。コリオリ式質量流量計は振動式密
度計と実質同様な構成であるので、本実施例では質量流
量計について詳細に説明する。
【0014】質量流量計11は、密閉された筒状のケー
ス12内に被測流体が通過する管路13を挿通してな
る。管路13は、軸方向に変位可能なベローズ14a,
14bと、流入管15と、流入側マニホールド16と、
一対のセンサチューブ17,18と、流出側マニホール
ド19と、流出管20とより構成されている。
【0015】一対のセンサチューブ17,18は流体の
流れ方向(X方向)に直線状に延在するステンレス製の
直管よりなり、上記流入側マニホールド16と流出側マ
ニホールド19との間で平行に設けられている。又、セ
ンサチューブ17,18の両端近傍には、センサチュー
ブ17,18が貫通して固定される支持板21,22が
横架されている。そして、センサチューブ17,18
は、両端の支持板21,22により平行となるように支
持されている。
【0016】ケース12は円筒状に形成され、且つ両端
開口12a,12bを蓋部材24,25により閉蓋され
た密閉構造になっている。このように密閉されたケース
12内には収納室26が形成されており、収納室26に
は上記管路3が収納される。さらに、密閉された収納室
26には、乾燥した保護気体(例えば、アルゴンガス
等)が所定圧力に充填されており、センサチューブ1
7,18の結露発生が防止される。そのため、センサチ
ューブ17,18の表面に結露が生じて計測精度が低下
することが防止される。
【0017】この蓋部材24,25は、夫々管路3に設
けられたベローズ14a,14bとケース12の両端開
口12a,12bとを結合するように設けられている。
また、蓋部材24,25の外周24a,25aは、ケー
ス12の両端開口12a,12bに嵌合された状態で
イ、ロの部分で溶接される。
【0018】そのため、蓋部材24,25の外周24
a,25aがケース12の両端開口12a,12bに溶
接されることにより、流入側マニホールド16、センサ
チューブ17,18、流出側マニホールド19は、ベロ
ーズ14a,14bを介してケース12内に装架され
る。
【0019】そして、蓋部材24,25間には、一対の
梁(支持部材)33,34が装架されている。また、蓋
部材24,25は、夫々各梁33,34の端部33a,
33b,34a,34bが固定される段部24b,24
c,25b,25cを有する。この段部24b,24
c,25b,25cは、ケース12より内側に位置し、
後述する防振機構27,28より外側に位置するように
設けられている。
【0020】各梁33,34は例えばステンレス材等よ
りなる平板状の金属材により形成され、夫々長手方向
(X方向)の全長が同一長さとなるように予め所定の長
さに切断されている。そして、梁33,34は両端部3
3a,33b,34a,34bが蓋部材24,25の段
部24b,24c,25b,25cに取付ボルト35に
より固定される。
【0021】そのため、蓋部材24,25は、一対の梁
33,34によりケース12の両端開口12a,12b
を閉塞する所定間隔の位置に支持されている。このよう
に梁33,34に支持された状態の蓋部材24,25
は、流量計測する際の最適位置であり、これにより質量
流量計11の計測精度を維持することができる。
【0022】また、梁33,34は、蓋部材24,25
間の機械的強度を高めると共に、センサチューブ17,
18の外側に平行に延在するように設けられているた
め、センサチューブ17,18を保護するプロテクタと
しても機能する。上記流入管15は、流入側端部に上流
側配管(図示せず)に連結されるフランジ15aを有
し、流入管15の他端は蓋部材24を貫通してケース1
2の内部に挿通されている。
【0023】流入側マニホールド16は、上流側がベロ
ーズ14aに接続固定され、下流側がセンサチューブ1
7,18の上流側端部に接続固定されている。流出側マ
ニホールド19は、上流側がセンサチューブ17,18
の下流側端部に接続され、下流側がベローズ14bの上
流側端部に接続されている。
【0024】流出管20は、上流側端部が流出側マニホ
ールド19に接続固定され、下流側端部が蓋部材25を
貫通して下流側へ挿通されている。尚、流出管20の下
流側端部には下流側配管(図示せず)に連結されるフラ
ンジ20aが設けられている。
【0025】上流側のベローズ14aは、軸方向に伸縮
自在な構造でセンサチューブ17,18が熱膨張あるい
は収縮した場合、センサチューブ17,18の長手方向
(X方向)の伸縮を吸収する。そのため、蓋部材24と
流入側マニホールド16との間には、流入側マニホール
ド16が振動しないように支持する防振機構27が設け
られている。
【0026】この防振機構27は、一端が蓋部材24に
固定され他端がケース12内に延在する複数の支柱27
aと、複数の支柱27aの他端間に横架されて流入側マ
ニホールド16に結合された金属ダイヤフラム27bと
よりなる。従って、流入側マニホールド16は、防振機
構27により軸方向に移動可能に支持されるとともに、
横方向への移動を規制される。
【0027】又、下流側のベローズ14bも上記上流側
のベローズ14aと同様に伸縮自在な構造でセンサチュ
ーブ17,18が熱膨張あるいは収縮した場合、センサ
チューブ17,18の長手方向の伸縮を吸収する。その
ため、蓋部材25と流出側マニホールド19との間に
は、流入側マニホールド19が振動しないように支持す
る防振機構28が設けられている。
【0028】この防振機構28は、一端が蓋部材25に
固定され他端がケース12内に延在する複数の支柱28
aと、複数の支柱28aの他端間に横架されて流出側マ
ニホールド19に結合された金属ダイヤフラム28bと
よりなる。従って、流出側マニホールド19は、防振機
構28により軸方向に移動可能に支持されるとともに、
横方向への移動を規制される。
【0029】29は加振器で、励振信号が入力される励
振コイルとマグネットとを対向させた実質電磁ソレノイ
ドと同様な構成であり、一対のセンサチューブ17,1
8の略中間部間に設けられている。30は上流側ピック
アップで、センサチューブ17,18の振幅に応じた検
出信号を出力する検出コイルとマグネットとを対向させ
た構成であり、上記加振器29より上流側に位置するよ
うに配設されている。
【0030】31は下流側ピックアップで、センサチュ
ーブ17,18の振幅に応じた検出信号を出力する検出
コイルとマグネットとを対向させた構成であり、上記加
振器29より下流側に位置するように配設されている。
即ち、上記各ピックアップ30,31は、夫々電磁ソレ
ノイドと同様な構成であり、加振器29により加振され
たセンサチューブ17,18の変位を検出する。
【0031】流量計測時、上記構成になる質量流量計1
において、一対のセンサチューブ17,18は加振器2
9により近接、離間する方向(Y方向)に加振される。
上流側配管(図示せず)から供給された被測流体は流入
管15より上流側のベローズ14aを通って流入側マニ
ホールド16に至り、さらに流入側マニホールド16の
流路を通過して振動するセンサチューブ17,18内に
流入する。そして、センサチューブ17,18を通過し
た流体は流出側マニホールド19の流路より下流側のベ
ローズ14bを通って流出管20より下流側配管(図示
せず)に流出する。
【0032】このように、振動するセンサチューブ1
7,18に流体が流れると、その流量に応じた大きさの
コリオリ力が発生する。そのため、直管状のセンサチュ
ーブ17,18の流入側と流出側で動作遅れが生じ、こ
れにより上流側のピックアップ30の出力信号と下流側
のピックアップ31の出力信号とでは位相差があらわれ
る。
【0033】このように流入側と流出側との位相差が流
量に比例するため、流量計測制御装置32は、ピックア
ップ30からの出力信号とピックアップ31からの出力
信号の位相差に基づいて流量を演算する。ここで、上記
のように構成された質量流量計11の組立工程について
説明する。
【0034】図3はケース12に挿入される前の組立体
36の正面図であり、図4はケース12に挿入される前
の組立体36の横断面図である。組立体36は、ケース
12及び流入管15、流出管20を組み付ける前の状態
であり、両端に位置する蓋部材24,25間が梁33,
34により連結されて所定間隔を維持するように支持さ
れているため、管路13に可撓性を有するベローズ14
a,14bが設けられていてもベローズ14a,14b
が撓むことを防止できる。
【0035】また、上記のような組立体36をケース1
2内に挿入する際、梁33,34がセンサチューブ1
7,18及びセンサチューブ17,18間に配設された
加振器29,ピックアップ30,31がケース12内壁
に接触することが防止され、組立工程時にセンサチュー
ブ17,18、加振器29,ピックアップ30,31が
損傷することを防止できる。
【0036】従って、蓋部材24,25間に梁33,3
4を装架させることにより、従来のように治具を使って
蓋部材24,25の間隔を所定距離に設定した後に治具
を外すといった面倒な作業が不要になるとともに、治具
を外した後に蓋部材24,25の間隔がずれてしまうお
それもない。
【0037】また、センサチューブ17,18や加振器
29,ピックアップ30,31がケース12内壁に接触
する心配もないので、組立工程時の組立作業が容易とな
り、組立時の作業効率を高めることにより製造コストを
安価にしうる。また、上記組立体36をケース12内に
挿入した後も蓋部材24,25の間隔が梁33,34に
より所定距離に維持されるため、組立完了後も蓋部材2
4,25が最適位置となるように保持され、ベローズ1
4a,14bに不要な応力が作用しない。そのため、セ
ンサチューブ17,18にベローズ14a,14bの撓
みによる歪が生ずることがないため、センサチューブ1
7,18の振動特性が影響を受けず、計測精度を維持す
ることができる。
【0038】さらに、蓋部材24,25間を連結する梁
33,34により機械的強度が向上しているため、上記
組立体36がケース12内に挿入された後、蓋部材2
4,25の外周24a,25aをケース12の両端開口
12a,12bに溶接する際、溶接熱により生じた歪が
センサチューブ17,18に影響することが防止され、
溶接後の計測精度を維持することができる。
【0039】尚、上記実施例では、ベローズ14a,1
4bが流入側マニホールド16,流出側マニホールド1
9と蓋部材24,25との間に配設された構成を一例と
して挙げたが、これに限らず、例えばベローズ14a,
14bがセンサチューブ17,18と流入側マニホール
ド16,流出側マニホールド19との間に配設された構
成にも適用することができる。
【0040】その場合、流入側マニホールド16,流出
側マニホールド19は蓋部材24,25に固定されるた
め、センサチューブ17,18をケース12に結合する
ことになり、梁33,34は、上記実施例のように蓋部
材24,25に固定される構成としても良いし、あるい
は流入側マニホールド16,流出側マニホールド19に
固定される構成としても良い。
【0041】また、上記実施例では、平板状の梁33,
34がセンサチューブ17,18と平行に配設された
が、梁33,34の形状はこれに限るものではなく、例
えばロッドを使用しても良い。また、梁33,34の数
は、2本以上でも良いし、2本未満でも良いのは言うま
でもない。
【0042】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、ケースの
両端開口を閉塞する一対の蓋部材を所定間隔の位置に支
持する支持部材を蓋部材間に装架することにより、一対
の蓋部材間の間隔を最適値に維持することができる。ま
た、従来のように治具を外すといった面倒な作業を無く
して組立工程の作業効率をより高めることができる。ま
た、センサチューブをケース内に挿入する際に支持部材
によりベローズの変形を防止して、組立後の計測精度を
維持することが可能となる。また、センサチューブをケ
ース内に挿入する際は、蓋部材間に装架された支持部材
がセンサチューブを保護し、センサチューブがケースに
接触して損傷することを防止できる。さらに、支持部材
によりセンサチューブにベローズが接続された組立体の
機械的強度が向上して蓋部材をケースに溶接する際に最
適値に設定された状態のまま溶接できるので、溶接によ
る歪がセンサチューブに影響することを抑制し、溶接歪
による計測精度をの低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる振動式測定装置の一実施例として
の質量流量計の縦断面図である。
【図2】質量流量計の横断面図である。
【図3】ケースに挿入される前の組立体の正面図であ
る。
【図4】ケースに挿入される前の組立体の横断面図であ
る。
【図5】従来の構成の問題を説明するための図である。
【図6】従来の構成の問題を説明するための図である。
【符号の説明】
11 質量流量計 12 ケース 13 管路 14a,14b ベローズ 15 流入管 16 流入側マニホールド 17,18 センサチューブ 19 流出側マニホールド 20 流出管 24,25 蓋部材 29 加振器 30,31 ピックアップ 33,34 梁 36 組立体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測流体が流れるセンサチューブの端部
    と該センサチューブを収納するケースの開口を閉塞する
    蓋部材との間にベローズを配設し、該センサチューブに
    加振器及びピックアップを設けてなる振動式測定装置に
    おいて、 前記ケースの両端開口を閉塞する一対の蓋部材を所定間
    隔の位置に支持する支持部材を前記蓋部材間に装架した
    ことを特徴とする振動式測定装置。
JP749795A 1995-01-20 1995-01-20 振動式測定装置 Pending JPH08201134A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110455362A (zh) * 2019-09-11 2019-11-15 中国测试技术研究院流量研究所 流量计传感器、流量计以及改善流体冲击振动管的方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110455362A (zh) * 2019-09-11 2019-11-15 中国测试技术研究院流量研究所 流量计传感器、流量计以及改善流体冲击振动管的方法

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