JPH08200972A - プレートフィン型熱交換器 - Google Patents
プレートフィン型熱交換器Info
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- JPH08200972A JPH08200972A JP7006549A JP654995A JPH08200972A JP H08200972 A JPH08200972 A JP H08200972A JP 7006549 A JP7006549 A JP 7006549A JP 654995 A JP654995 A JP 654995A JP H08200972 A JPH08200972 A JP H08200972A
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- JP
- Japan
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- fin
- fins
- temperature side
- heat exchanger
- flow
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D9/00—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
- F28D9/0062—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits for one heat-exchange medium being formed by spaced plates with inserted elements
- F28D9/0068—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits for one heat-exchange medium being formed by spaced plates with inserted elements with means for changing flow direction of one heat exchange medium, e.g. using deflecting zones
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D9/00—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
- F28D9/0031—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits for one heat-exchange medium being formed by paired plates touching each other
- F28D9/0043—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits for one heat-exchange medium being formed by paired plates touching each other the plates having openings therein for circulation of at least one heat-exchange medium from one conduit to another
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F2250/00—Arrangements for modifying the flow of the heat exchange media, e.g. flow guiding means; Particular flow patterns
- F28F2250/10—Particular pattern of flow of the heat exchange media
- F28F2250/108—Particular pattern of flow of the heat exchange media with combined cross flow and parallel flow
Abstract
(57)【要約】
【目的】 剛性の不連続を防止して構造上の健全性を向
上し、且つフィン流路形成部材相互の境界部における高
さ誤差の集積を防止して隔離板に対するフィン流路形成
部材のろう付け不良を防止する。 【構成】 フィン流路形成部材である対向流フィン２
ａ，３ａと交差流フィン２ｂ，３ｂを介在させつつ隔離
板１を多段に積層し、各隔離板１の間に高温側流路２と
低温側流路３とを交互に形成するようにしたプレートフ
ィン型熱交換器１２において、各段の対向流フィン２
ａ，３ａと交差流フィン２ｂ，３ｂの境界部２ｘ，３ｘ
を、各隔離板１の積層方向に千鳥状にずらして構成す
る。このようにすれば、境界部２ｘ，３ｘが各段におい
て同じ位置で重なることが回避されるので、境界部２
ｘ，３ｘに対する歪みの集中や高さ誤差の集積を回避で
きる。
上し、且つフィン流路形成部材相互の境界部における高
さ誤差の集積を防止して隔離板に対するフィン流路形成
部材のろう付け不良を防止する。 【構成】 フィン流路形成部材である対向流フィン２
ａ，３ａと交差流フィン２ｂ，３ｂを介在させつつ隔離
板１を多段に積層し、各隔離板１の間に高温側流路２と
低温側流路３とを交互に形成するようにしたプレートフ
ィン型熱交換器１２において、各段の対向流フィン２
ａ，３ａと交差流フィン２ｂ，３ｂの境界部２ｘ，３ｘ
を、各隔離板１の積層方向に千鳥状にずらして構成す
る。このようにすれば、境界部２ｘ，３ｘが各段におい
て同じ位置で重なることが回避されるので、境界部２
ｘ，３ｘに対する歪みの集中や高さ誤差の集積を回避で
きる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プレートフィン型熱交
換器に関するものである。
換器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図４〜図９は従来のプレートフィン型熱
交換器の一例を示すもので、中心線Ａを中心に六角形状
を軸対称とした如き平面形状を有する隔離板１を、複数
に分割されたフィン流路形成部材を介在させつつ多段に
積層して各隔離板１の間に高温側流路２（図７参照）と
低温側流路３（図８参照）とを交互に形成し、斯かる積
層構造をケーシング６内に収容するようにしてある。
交換器の一例を示すもので、中心線Ａを中心に六角形状
を軸対称とした如き平面形状を有する隔離板１を、複数
に分割されたフィン流路形成部材を介在させつつ多段に
積層して各隔離板１の間に高温側流路２（図７参照）と
低温側流路３（図８参照）とを交互に形成し、斯かる積
層構造をケーシング６内に収容するようにしてある。
【０００３】図示する例では、前記フィン流路形成部材
を、全体的な平面形状が矩形状を成し且つ断面形状がパ
ルス波状の波形（図９参照）を成すよう形成されて各隔
離板１の間の中央部に配置された対向流フィン２ａ，３
ａと、全体的な平面形状が三角形状を成し且つ断面形状
がパルス波状の波形（図９参照）を成すよう形成されて
前記対向流フィン２ａ，３ａの入側及び出側に夫々配置
された交差流フィン２ｂ，３ｂとしており、隔離板１を
挟んで上下に隣接する対向流フィン２ａ，３ａ同士は互
いに平行な流路を形成し且つ交差流フィン２ｂ，３ｂ同
士は互いに交差する流路を形成するようになっている。
を、全体的な平面形状が矩形状を成し且つ断面形状がパ
ルス波状の波形（図９参照）を成すよう形成されて各隔
離板１の間の中央部に配置された対向流フィン２ａ，３
ａと、全体的な平面形状が三角形状を成し且つ断面形状
がパルス波状の波形（図９参照）を成すよう形成されて
前記対向流フィン２ａ，３ａの入側及び出側に夫々配置
された交差流フィン２ｂ，３ｂとしており、隔離板１を
挟んで上下に隣接する対向流フィン２ａ，３ａ同士は互
いに平行な流路を形成し且つ交差流フィン２ｂ，３ｂ同
士は互いに交差する流路を形成するようになっている。
【０００４】また、図７及び図８に示す如く、前記高温
側流路２及び低温側流路３の夫々の入口２ｃ，３ｃ及び
出口２ｄ，３ｄは互いに逆の配置となっており、しか
も、図４に示す如く、前記ケーシング６内には、前記高
温側流路２及び低温側流路３の夫々の入口２ｃ，３ｃ及
び出口２ｄ，３ｄの配置に対応するよう高温側流入ヘッ
ダ７及び高温側流出ヘッダ８と、低温側流入ヘッダ９及
び低温側流出ヘッダ１０とが形成されており、前記高温
側流入ヘッダ７から入口２ｃを介して高温側流路２内に
導入された高温側流体４が出口２ｄを介して高温側流出
ヘッダ８へと排出され、且つ前記低温側流入ヘッダ９か
ら入口３ｃを介して低温側流路３内に導入された低温側
流体５が出口３ｄを介して低温側流出ヘッダ１０へと排
出されるようになっており、隔離板１を挟んで上下に隣
接する対向流フィン２ａ，３ａ相互が形成する平行な流
路において高温側流体４と低温側流体５とが対向流式に
熱交換を行い得るようにしてある。
側流路２及び低温側流路３の夫々の入口２ｃ，３ｃ及び
出口２ｄ，３ｄは互いに逆の配置となっており、しか
も、図４に示す如く、前記ケーシング６内には、前記高
温側流路２及び低温側流路３の夫々の入口２ｃ，３ｃ及
び出口２ｄ，３ｄの配置に対応するよう高温側流入ヘッ
ダ７及び高温側流出ヘッダ８と、低温側流入ヘッダ９及
び低温側流出ヘッダ１０とが形成されており、前記高温
側流入ヘッダ７から入口２ｃを介して高温側流路２内に
導入された高温側流体４が出口２ｄを介して高温側流出
ヘッダ８へと排出され、且つ前記低温側流入ヘッダ９か
ら入口３ｃを介して低温側流路３内に導入された低温側
流体５が出口３ｄを介して低温側流出ヘッダ１０へと排
出されるようになっており、隔離板１を挟んで上下に隣
接する対向流フィン２ａ，３ａ相互が形成する平行な流
路において高温側流体４と低温側流体５とが対向流式に
熱交換を行い得るようにしてある。
【０００５】尚、図中１１はプレートフィン型熱交換器
の最上面及び最下面（図中では最上面のものだけを図
示）に配置されるサイドプレートを示す。
の最上面及び最下面（図中では最上面のものだけを図
示）に配置されるサイドプレートを示す。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】斯かるプレートフィン
型熱交換器において、各隔離板１は対向流フィン２ａ，
３ａと交差流フィン２ｂ，３ｂとをろう付けされること
により補強されているが、対向流フィン２ａ，３ａと交
差流フィン２ｂ，３ｂとの境界部２ｘ，３ｘが各段にお
いて同じ位置で重なっていた為、この部分で剛性が不連
続となって強度的に弱くなり、何らかの外力が作用した
際に前記境界部２ｘ，３ｘに歪みが集中してクラック等
を生じる虞れがあった。
型熱交換器において、各隔離板１は対向流フィン２ａ，
３ａと交差流フィン２ｂ，３ｂとをろう付けされること
により補強されているが、対向流フィン２ａ，３ａと交
差流フィン２ｂ，３ｂとの境界部２ｘ，３ｘが各段にお
いて同じ位置で重なっていた為、この部分で剛性が不連
続となって強度的に弱くなり、何らかの外力が作用した
際に前記境界部２ｘ，３ｘに歪みが集中してクラック等
を生じる虞れがあった。
【０００７】また、製作時において、対向流フィン２
ａ，３ａと交差流フィン２ｂ，３ｂとは必ずしも高さ寸
法が厳密に一致せず、各段の対向流フィン２ａ，３ａと
交差流フィン２ｂ，３ｂとの境界部２ｘ，３ｘには僅か
な高さ誤差が生じていることが多いが、例え僅かな高さ
誤差であっても前述した如く対向流フィン２ａ，３ａと
交差流フィン２ｂ，３ｂとの境界部２ｘ，３ｘが各段に
おいて同じ位置で重なっていると、この部分に高さ誤差
が集積してしまい、上段に積み上げていく程に境界部２
ｘ，３ｘに段差が生じて隔離板１に対する対向流フィン
２ａ，３ａ及び交差流フィン２ｂ，３ｂのろう付け不良
を招く虞れがあった。
ａ，３ａと交差流フィン２ｂ，３ｂとは必ずしも高さ寸
法が厳密に一致せず、各段の対向流フィン２ａ，３ａと
交差流フィン２ｂ，３ｂとの境界部２ｘ，３ｘには僅か
な高さ誤差が生じていることが多いが、例え僅かな高さ
誤差であっても前述した如く対向流フィン２ａ，３ａと
交差流フィン２ｂ，３ｂとの境界部２ｘ，３ｘが各段に
おいて同じ位置で重なっていると、この部分に高さ誤差
が集積してしまい、上段に積み上げていく程に境界部２
ｘ，３ｘに段差が生じて隔離板１に対する対向流フィン
２ａ，３ａ及び交差流フィン２ｂ，３ｂのろう付け不良
を招く虞れがあった。
【０００８】本発明は上述の実情に鑑みてなしたもの
で、剛性の不連続を防止して構造上の健全性を向上し、
且つフィン流路形成部材相互の境界部における高さ誤差
の集積を防止して隔離板に対するフィン流路形成部材の
ろう付け不良を防止することを目的としている。
で、剛性の不連続を防止して構造上の健全性を向上し、
且つフィン流路形成部材相互の境界部における高さ誤差
の集積を防止して隔離板に対するフィン流路形成部材の
ろう付け不良を防止することを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数に分割さ
れたフィン流路形成部材を介在させつつ隔離板を多段に
積層し、各隔離板の間に高温側流路と低温側流路とを交
互に形成するようにしたプレートフィン型熱交換器にお
いて、各段のフィン流路形成部材相互の境界部を、各隔
離板の積層方向に千鳥状にずらして構成したことを特徴
とするものである。
れたフィン流路形成部材を介在させつつ隔離板を多段に
積層し、各隔離板の間に高温側流路と低温側流路とを交
互に形成するようにしたプレートフィン型熱交換器にお
いて、各段のフィン流路形成部材相互の境界部を、各隔
離板の積層方向に千鳥状にずらして構成したことを特徴
とするものである。
【００１０】前記フィン流路形成部材は、各隔離板の間
の中央部に配置される対向流フィンと、該対向流フィン
の入側及び出側に夫々配置される交差流フィンであって
も良い。
の中央部に配置される対向流フィンと、該対向流フィン
の入側及び出側に夫々配置される交差流フィンであって
も良い。
【００１１】
【作用】従って本発明では、各段のフィン流路形成部材
相互の境界部を、各隔離板の積層方向に千鳥状にずらし
て構成するようにしてあるので、前記境界部が各段にお
いて同じ位置で重なることが回避され、この部分で剛性
が不連続となって強度的に弱くなることがなくなり、何
らかの外力が作用しても前記境界部に歪みが集中するこ
とがなくなる。
相互の境界部を、各隔離板の積層方向に千鳥状にずらし
て構成するようにしてあるので、前記境界部が各段にお
いて同じ位置で重なることが回避され、この部分で剛性
が不連続となって強度的に弱くなることがなくなり、何
らかの外力が作用しても前記境界部に歪みが集中するこ
とがなくなる。
【００１２】また、製作時において、各段のフィン流路
形成部材相互の境界部に生じる僅かな高さ誤差が同じ位
置に集積することが回避される。
形成部材相互の境界部に生じる僅かな高さ誤差が同じ位
置に集積することが回避される。
【００１３】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
する。
【００１４】図１〜図３は本発明の一実施例を示すもの
で、図４〜図９と同一の符号を付した部分は同一物を表
わしている。
で、図４〜図９と同一の符号を付した部分は同一物を表
わしている。
【００１５】前述した従来のプレートフィン型熱交換器
と略同様に対向流フィン２ａ，３ａと交差流フィン２
ｂ，３ｂを介在させつつ隔離板１を多段に積層し、各隔
離板１の間に高温側流路２と低温側流路３とを交互に形
成するようにしたプレートフィン型熱交換器１２の積層
構造に関し、対向流フィン２ａ，３ａと交差流フィン２
ｂ，３ｂのサイズを高温側流路２と低温側流路３とで異
なるものとして、各段の対向流フィン２ａ，３ａと交差
流フィン２ｂ，３ｂとの境界部２ｘ，３ｘを、各隔離板
１の積層方向に千鳥状にずらして構成する。
と略同様に対向流フィン２ａ，３ａと交差流フィン２
ｂ，３ｂを介在させつつ隔離板１を多段に積層し、各隔
離板１の間に高温側流路２と低温側流路３とを交互に形
成するようにしたプレートフィン型熱交換器１２の積層
構造に関し、対向流フィン２ａ，３ａと交差流フィン２
ｂ，３ｂのサイズを高温側流路２と低温側流路３とで異
なるものとして、各段の対向流フィン２ａ，３ａと交差
流フィン２ｂ，３ｂとの境界部２ｘ，３ｘを、各隔離板
１の積層方向に千鳥状にずらして構成する。
【００１６】例えば、本実施例では、低温側流路３の対
向流フィン３ａと交差流フィン３ｂのサイズを従来通り
とする一方、高温側流路２の対向流フィン２ａの長さ寸
法Ｌ 1を低温側流路３の対向流フィン３ａの長さ寸法Ｌ2
より大きくし、且つ高温側流路２の交差流フィン２ｂの
長さ寸法Ｌ3を低温側流路３の交差流フィン３ｂの長さ
寸法Ｌ4より小さくしており、高温側流路２における対
向流フィン２ａと交差流フィン２ｂとの境界部２ｘを低
温側の境界部３ｘに対し千鳥状にずらすようにしてあ
る。
向流フィン３ａと交差流フィン３ｂのサイズを従来通り
とする一方、高温側流路２の対向流フィン２ａの長さ寸
法Ｌ 1を低温側流路３の対向流フィン３ａの長さ寸法Ｌ2
より大きくし、且つ高温側流路２の交差流フィン２ｂの
長さ寸法Ｌ3を低温側流路３の交差流フィン３ｂの長さ
寸法Ｌ4より小さくしており、高温側流路２における対
向流フィン２ａと交差流フィン２ｂとの境界部２ｘを低
温側の境界部３ｘに対し千鳥状にずらすようにしてあ
る。
【００１７】このとき、高温側流路２の交差流フィン２
ｂは、図３に示す如く幅寸法Ｗ1も小さくなって対向流
フィン２ａの幅寸法Ｗ2と合致しなくなるが、高温側流
路２の対向流フィン２ａの隅部に適当な切欠部１３を形
成しておけば、従来と同様に対向流フィン２ａの全領域
に高温側流体４を流通せしめることが可能である。
ｂは、図３に示す如く幅寸法Ｗ1も小さくなって対向流
フィン２ａの幅寸法Ｗ2と合致しなくなるが、高温側流
路２の対向流フィン２ａの隅部に適当な切欠部１３を形
成しておけば、従来と同様に対向流フィン２ａの全領域
に高温側流体４を流通せしめることが可能である。
【００１８】而して、以上に述べた如く各段の対向流フ
ィン２ａ，３ａと交差流フィン２ｂ，３ｂとの境界部２
ｘ，３ｘを、各隔離板１の積層方向に千鳥状にずらして
構成するようにすれば、対向流フィン２ａ，３ａと交差
流フィン２ｂ，３ｂとの境界部２ｘ，３ｘが各段におい
て同じ位置で重なることが回避されるので、この部分で
剛性が不連続となって強度的に弱くなることがなくな
り、何らかの外力が作用しても前記境界部２ｘ，３ｘに
歪みが集中することがなくなる。
ィン２ａ，３ａと交差流フィン２ｂ，３ｂとの境界部２
ｘ，３ｘを、各隔離板１の積層方向に千鳥状にずらして
構成するようにすれば、対向流フィン２ａ，３ａと交差
流フィン２ｂ，３ｂとの境界部２ｘ，３ｘが各段におい
て同じ位置で重なることが回避されるので、この部分で
剛性が不連続となって強度的に弱くなることがなくな
り、何らかの外力が作用しても前記境界部２ｘ，３ｘに
歪みが集中することがなくなる。
【００１９】また、製作時において、各段の対向流フィ
ン２ａ，３ａと交差流フィン２ｂ，３ｂとの境界部２
ｘ，３ｘに生じる僅かな高さ誤差が同じ位置に集積する
ことが回避される。
ン２ａ，３ａと交差流フィン２ｂ，３ｂとの境界部２
ｘ，３ｘに生じる僅かな高さ誤差が同じ位置に集積する
ことが回避される。
【００２０】従って上記実施例によれば、各段の対向流
フィン２ａ，３ａと交差流フィン２ｂ，３ｂとの境界部
２ｘ，３ｘにおける剛性の不連続を防止することができ
るので、従来より構造上の健全性を大幅に向上すること
ができ、且つ対向流フィン２ａ，３ａと交差流フィン２
ｂ，３ｂとの境界部２ｘ，３ｘに生じる高さ誤差が同じ
位置に集積することを回避できるので、隔離板１に対す
る対向流フィン２ａ，３ａ及び交差流フィン２ｂ，３ｂ
のろう付け不良を防止することができる。
フィン２ａ，３ａと交差流フィン２ｂ，３ｂとの境界部
２ｘ，３ｘにおける剛性の不連続を防止することができ
るので、従来より構造上の健全性を大幅に向上すること
ができ、且つ対向流フィン２ａ，３ａと交差流フィン２
ｂ，３ｂとの境界部２ｘ，３ｘに生じる高さ誤差が同じ
位置に集積することを回避できるので、隔離板１に対す
る対向流フィン２ａ，３ａ及び交差流フィン２ｂ，３ｂ
のろう付け不良を防止することができる。
【００２１】尚、本発明のプレートフィン型熱交換器
は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、隔離
板やフィン流路形成部材の形状には図示以外の形状を採
用し得ること、また、フィン流路形成部材は対向流フィ
ンと交差流フィン以外のものでも良いこと、その他、本
発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え
得ることは勿論である。
は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、隔離
板やフィン流路形成部材の形状には図示以外の形状を採
用し得ること、また、フィン流路形成部材は対向流フィ
ンと交差流フィン以外のものでも良いこと、その他、本
発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え
得ることは勿論である。
【００２２】
【発明の効果】上記した本発明のプレートフィン型熱交
換器によれば、各段のフィン流路形成部材相互の境界部
における剛性の不連続を防止することができるので、従
来より構造上の健全性を大幅に向上することができ、且
つ前記境界部に生じる高さ誤差が同じ位置に集積するこ
とを回避できるので、隔離板に対するフィン流路形成部
材のろう付け不良を防止することができるという優れた
効果を奏し得る。
換器によれば、各段のフィン流路形成部材相互の境界部
における剛性の不連続を防止することができるので、従
来より構造上の健全性を大幅に向上することができ、且
つ前記境界部に生じる高さ誤差が同じ位置に集積するこ
とを回避できるので、隔離板に対するフィン流路形成部
材のろう付け不良を防止することができるという優れた
効果を奏し得る。
【図１】本発明の一実施例の要部を拡大し一部を切り欠
いて示した平面図である。
いて示した平面図である。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ方向の矢視図である。
【図３】図１の高温側流路の平面図である。
【図４】従来例を示す平面図である。
【図５】図４の要部を拡大し一部を切り欠いて示した平
面図である。
面図である。
【図６】図５のＶＩ−ＶＩ方向の矢視図である。
【図７】図５の高温側流路の平面図である。
【図８】図５の低温側流路の平面図である。
【図９】図５の対向流フィン（交差流フィン）の断面図
である。
である。
１ 隔離板 ２ 高温側流路 ２ａ 対向流フィン（フィン流路形成部材） ２ｂ 交差流フィン（フィン流路形成部材） ２ｘ 境界部 ３ 低温側流路 ３ａ 対向流フィン（フィン流路形成部材） ３ｂ 交差流フィン（フィン流路形成部材） ３ｘ 境界部 １２ プレートフィン型熱交換器
Claims (2)
- 【請求項１】 複数に分割されたフィン流路形成部材を
介在させつつ隔離板を多段に積層し、各隔離板の間に高
温側流路と低温側流路とを交互に形成するようにしたプ
レートフィン型熱交換器において、各段のフィン流路形
成部材相互の境界部を、各隔離板の積層方向に千鳥状に
ずらして構成したことを特徴とするプレートフィン型熱
交換器。 - 【請求項２】 フィン流路形成部材が、各隔離板の間の
中央部に配置される対向流フィンと、該対向流フィンの
入側及び出側に夫々配置される交差流フィンである請求
項１に記載のプレートフィン型熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7006549A JPH08200972A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | プレートフィン型熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7006549A JPH08200972A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | プレートフィン型熱交換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08200972A true JPH08200972A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11641421
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7006549A Pending JPH08200972A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | プレートフィン型熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08200972A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1296107A3 (de) * | 2001-09-21 | 2004-07-21 | Theodor Blum | Gegenstromwärmetauscher |
| WO2009108238A3 (en) * | 2007-12-06 | 2009-12-10 | Modine Manufacturing Company | Recuperative heat exchanger and method of operating the same |
| EP2950026A3 (en) * | 2014-03-31 | 2016-02-10 | Venmar CES, Inc. | Systems and methods for forming spacer levels of a counter flow energy exchange assembly |
-
1995
- 1995-01-19 JP JP7006549A patent/JPH08200972A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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