JP2518263B2 - プレ−トフィン熱交換器 - Google Patents

プレ−トフィン熱交換器

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JP2518263B2 JP62064121A JP6412187A JP2518263B2 JP 2518263 B2 JP2518263 B2 JP 2518263B2 JP 62064121 A JP62064121 A JP 62064121A JP 6412187 A JP6412187 A JP 6412187A JP 2518263 B2 JP2518263 B2 JP 2518263B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はプレートフィン熱交換器に係り、特に一次流
体及び二次流体の新規な流路を有する熱交換器に関す
る。
[従来の技術] 従来のプレートフィン熱交換器の一例を第6図に示
す。プレートとフィンとが交互に多層に積み重ねられた
対向流部aにその一層おきに一次流体bと二次流体cと
を対向させて流通し熱交換を行なうものである。このよ
うな熱交換器では対向流部aに隣接して交差流部dが設
けられており、入口ヘッダeから導入されて出口ヘッダ
fから排出される一次流体bと交差流部dに直接流れ込
む二次流体cとを対向流部aの各層に振り分けている。
実際には、第6図に示す熱交換器本体gを第7図のよ
うな円筒容器h内に格納して円筒容器h内に二次流体c
を流通させることにより二次流体cの交差流部dへの導
入が行なわれる。このように円筒容器hを用いることに
よって耐圧性能の向上を図ることができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、第7図に示すように熱交換器本体gは
一般に矩形の断面形状を有しているので、このような熱
交換器本体gを円筒容器h内に格納すると、熱交換器本
体gの周辺に大きな空隙部iが形成されることとなる。
この空隙部iは何ら熱交換に寄与するものではなく、無
駄なスペースとなっていた。
かくして、本発明の目的は上記従来技術の問題点を解
消し、円筒容器内のスペースを有効に利用して熱交換の
効率を向上させることができるプレートフィン熱交換器
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明のプレートフィン熱交換器は上記目的を達成す
るために、一次流体と二次流体の通るプレートとフィン
からなる一次と二次の伝熱要素を交互に積層すると共
に、その各伝熱要素に一次流体と二次流体とを流通させ
て熱交換を行なうプレートフィン熱交換器において、各
伝熱要素を扇状に形成すると共に、その一次伝熱要素の
半径方向に一次流体の通路を形成し、二次伝熱要素円周
方向に二次流体の通路を形成し、その各伝熱要素を、そ
の軸を中心に対向させると共に一次と二次の上下交互に
積層して積層体を形成し、積層体を円筒容器内に収容
し、積層体の中心と積層体の外周に位置した円筒容器内
に一次流体の出入口ヘッダを形成すると共に、円周方向
で対向する積層体間の円筒容器内に二次流体の出入口ヘ
ッダを形成したものである。
[作 用] 伝熱要素としての高温側要素と低温側要素とを扇形に
形成して交互に積層することにより、その積層体は円筒
容器内に収まりよく格納され、円筒容器内に径方向の通
路と周方向の通路とが交互に積層される。すなわち、円
筒容器内の無駄なスペースを排除して最大限にスペース
の有効利用を図ることができるようになる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添付図面に従って説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るプレートフィン熱交
換器の一部破断斜視図である。円筒容器1内に2つの積
層体2が対向して格納されている。各積層体2は円筒容
器1の軸方向に積層された複数の扇形伝熱要素から構成
されている。また、円筒容器1の中心軸に沿って管形状
の一次流体としての高温流体の高温入口ヘッダ3が、各
積層体2の外側部には一次流体としての高温流体の高温
出口ヘッダ4がそれぞれ設けられると共に2つの積層体
2に挟まれて扇形状の二次流体としての低温流体の低温
入口ヘッダ5及び二次流体としての低温流体の低温出口
ヘッダ6がそれぞれ設けられている。なお、図中7,8及
び9はそれぞれ高温出口ヘッダ4,低温入口ヘッダ5及び
低温出口ヘッダ6に接続された高温側出口ノズル,低温
側入口ノズル及び低温側出口ノズルを示している。
ここで、扇形の伝熱要素を構成を第2図に示す。伝熱
要素には高温流体の通路を形成する高温側要素10と低温
流体の通路を形成する低温側要素11との二種類がある。
高温側要素10においては扇形に切り抜かれた隔離板12の
外側円弧上に円弧状スペーサ13が、2本の切線上にディ
スタンスプレート14が、内側円弧上に環状スペーサ15が
それぞれロウ付けされると共にこれら円弧状スペーサ1
3,ディスタンスプレート14及び環状スペーサ15が互いに
ロウ付けされて扇形の区画室を形成している。そして、
この区画室内の隔離板12上にフィン16が接合されてい
る。なお、円弧状スペーサ13及び環状スペーサ15にはそ
れぞれ高温流体を流通させるための複数の貫通口17が設
けられている。
このような高温側要素10は環状スペーサ15を共通して
その両側に対向して設けられる。
同様にして低温側要素11では、扇形の隔離板18の外側
円弧上に円弧状ディスタンスプレート19が、2本の切線
上にスペーサ20が、内側円弧上に環状ディスタンスプレ
ート21がそれぞれロウ付けされると共にこれら円弧状デ
ィスタンスプレート19,スペーサ20及び環状ディスタン
スプレート21が互いにロウ付けされて扇形の区画室を形
成している。そして、この区画室内の隔離板18上にフィ
ン22が接合されている。なお、スペーサ20には低温流体
を流通させるための複数の貫通口23が設けられている。
そして、この低温側要素11も環状ディスタンスプレー
ト21を共通としてその両側に対向して設けられている。
また、フィン16及び22としてはその表面上に多数の突
起物が設けられているオフセットフィンを用いることが
できる。ここで、突起物の形状はどのようなものでもか
まわないが、各伝熱要素を積層した場合にこの突起物が
すぐ上の層の隔離板の裏面に接触するような高さを有す
ることが望ましい。
このような高温側要素10及び低温側要素11を交互に積
層して第3図に示すような積層体2を形成する。さら
に、この積層体2を仕切板24を用いて円筒容器1内に格
納設置する。ここで、仕切板24は各高温側要素10のディ
スタンスプレート14及び各低温側要素11のスペーサ20の
延長線上に配置される。これにより、円筒容器1の中心
軸上には環状スペーサ15及び環状ディスタンスプレート
21の積層によって管形状の高温入口ヘッダ3が形成され
ると共に積層体2の外側部に高温出口ヘッダ4が形成さ
れる。また、高温出口ヘッダ4と仕切板24を隔てて低温
入口ヘッダ5と低温出口ヘッダ6とがそれぞれ形成され
る。
このような構成の熱交換器に高温入口ヘッダ3から高
温流体を、低温入口ヘッダ5から低温流体をそれぞれ供
給する。すると、高温流体は第4図に示すように高温入
口ヘッダ3から高温側要素10の環状スペーサ15の貫通口
17を通って高温側要素10の区画室内に放射状に流れ、円
弧状スペーサ13の貫通口17から高温出口ヘッダ4に抜け
出て外部へ排出される。
一方、低温流体は第5図に示すように低温入口ヘッダ
5から低温側要素11のスペーサ20の貫通口23を通って低
温側要素11の区画室内に円弧状に流れ、反対側のスペー
サ20の貫通口23から低温出口ヘッダ6に抜け出て外部へ
排出される。
このようにして高温流体と低温流体とは隔離板を隔て
て一層毎に流れ、これにより熱交換が行なわれる。
なお、上記実施例においては円筒容器1内に2つの積
層体2を格納したが、各伝熱要素の扇形の中心角を小さ
く設定して4つあるいはそれ以上の積層体を円筒容器内
に格納し、これに伴って高温出口ヘッダ,低温入口ヘッ
ダ及び低温出口ヘッダをそれぞれ複数個設けるようにす
ることもできる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、次の如き優れた
効果が発揮される。
(1) 一次と二次の伝熱要素を扇形としてこれを円筒
容器の軸方向に積層することにより、その積層体は円筒
容器内に収まりよく格納され、円筒容器内に無駄なスペ
ースがなくなる。すなわち、伝熱面積が拡大され、熱交
換の効率が向上する。
(2) 各ノズルの取付位置が円筒容器の軸方向におい
て自由度を有すると共に各ディスタンスプレートや各ス
ペーサの形状が簡単化されているので、製造が容易であ
り、また大型化が容易である。
(3) 円筒容器を用いているので、耐圧設計上有利で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るプレートフィン熱交換
器の一部破断斜視図、第2図は実施例の伝熱要素の組立
図、第3図は実施例の要部構成図、第4図及び第5図は
それぞれ高温流体及び低温流体の流路を示す断面図、第
6図及び第7図は従来例を示す説明図である。 図中、1は円筒容器、2は積層体、3は高温入口ヘッ
ダ、4は高温出口ヘッダ、5は低温入口ヘッダ、6は低
温出口ヘッダである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一次流体と二次流体の通るプレートとフィ
    ンからなる一次と二次の伝熱要素を交互に積層すると共
    に、その各伝熱要素に一次流体と二次流体とを流通させ
    て熱交換を行なうプレートフィン熱交換器において、各
    伝熱要素を扇状に形成すると共に、その一次伝熱要素の
    半径方向に一次流体の通路を形成し、二次伝熱要素の円
    周方向に二次流体の通路を形成し、この各伝熱要素を、
    その軸を中心に対抗されると共に一次と二次の上下交互
    に積層して積層体を形成し、該積層体を円筒容器内に収
    容し、上記積層体の中心と積層体と外周に位置した円筒
    容器内に一次流体の出入口ヘッダを形成すると共に、円
    周方向で対向する積層体間の円筒容器内に二次流体の出
    入口ヘッダを形成したことを特徴とするプレートフィン
    熱交換器。
JP62064121A 1987-03-20 1987-03-20 プレ−トフィン熱交換器 Expired - Fee Related JP2518263B2 (ja)

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SE529808C2 (sv) * 2006-04-06 2007-11-27 Alfa Laval Corp Ab Plattvärmeväxlare
US20100170666A1 (en) * 2009-01-07 2010-07-08 Zess Inc. Heat Exchanger and Method of Making and Using the Same

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