JPH0819976A - 工作機械用ジョイスティック装置 - Google Patents

工作機械用ジョイスティック装置

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JPH0819976A
JPH0819976A JP6154852A JP15485294A JPH0819976A JP H0819976 A JPH0819976 A JP H0819976A JP 6154852 A JP6154852 A JP 6154852A JP 15485294 A JP15485294 A JP 15485294A JP H0819976 A JPH0819976 A JP H0819976A
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JP
Japan
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display
feed amount
machine tool
axis
joystick device
Prior art date
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Pending
Application number
JP6154852A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Suzuki
賢一 鈴木
Yasuo Ogi
康男 荻
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Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP6154852A priority Critical patent/JPH0819976A/ja
Publication of JPH0819976A publication Critical patent/JPH0819976A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手元で座標値や送り量などの軸移動情報を確
認でき、また手元で送り量の表示値のリセットが行われ
得るよう改良された操作性に優れた工作機械用ジョイス
ティックを提供することにある。 【構成】 傾動可能に設けられたスティック5を有し、
スティック5の傾斜度に応じて軸移動指令を工作機械の
制御装置へ出力する工作機械用ジョイスティック装置に
おいて、工作機械の制御装置より座標値、送り量などの
軸移動情報を入力し、この軸移動情報を表示する表示器
11、13と、送り量の表示値をリセットするリセット
スイッチ15、17とをジョイスティック装置のケーシ
ング1に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NC工作機械、その他
自動位置決め装置付きの工作機械にて使用される工作機
械用ジョイスティック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】傾動可能に設けられたスティックを有
し、当該スティックの傾斜度に応じて軸移動指令を工作
機械の制御装置へ出力する工作機械用ジョイスティック
装置は知られており、このジョイスティック装置は1軸
もしくは2軸同時の手動操作に用いられる。
【0003】ジョイスティック装置は、多くの場合、工
作機械の制御装置に信号伝送ケーブルにより接続されて
可搬式になっており、工作機械の制御装置やそれに付随
する操作箱とは離れた任意の場所にて手動操作され得る
ようになっている。
【0004】この種の工作機械の軸移動の座標値や送り
量などの軸移動情報の表示はジョイスティック装置とは
別の操作箱に設けられた表示器にて行われ、また送り量
の表示値のリセットは操作箱に設けられたキーボードに
より行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ジョイスティック装置
による軸移動時に、座標値や送り量を確認するために
は、ジョイスティック装置の操作位置とは離れた位置に
ある操作箱の表示器を見なければならず、特にジョイス
ティック装置の操作位置が操作箱より遠く離れている
と、表示器の表示内容を読み取る視覚面で問題がある。
【0006】また、穴明け加工など、作業開始点から所
定距離だけジョイスティック装置によって軸送りする場
合には、操作箱の表示器に表示されている座標値を見な
がら計算して送るか、あるいは一旦、操作箱の場所に戻
り、操作箱の表示器による表示を送り量表示に切り換
え、更にキーボードを使用して送り量表示を零にリセッ
トを行ってから、軸送りを開始すると云う煩わしさがあ
る。
【0007】本発明は、上述の如き問題点に着目してな
されたものであり、手元で座標値や送り量などの軸移動
情報を確認でき、また手元で送り量の表示値のリセット
が行われ得るよう改良された操作性に優れた工作機械用
ジョイスティックを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的を達成す
るため、本発明による工作機械用ジョイスティック装置
は、傾動可能に設けられたスティックを有し、当該ステ
ィックの傾斜度に応じて軸移動指令を工作機械の制御装
置へ出力する工作機械用ジョイスティック装置におい
て、工作機械の制御装置より座標値、送り量などの軸移
動情報を入力し、当該軸移動情報を表示する表示器と、
送り量の表示値をリセットするリセットスイッチとを有
していることを特徴としている。
【0009】また本発明による工作機械用ジョイスティ
ック装置は、上述の構成に加えて、前記表示器による軸
移動情報の表示項目を切り換える切換スイッチを有して
いることをもう一つの特徴としている。
【0010】
【作用】上述の如き構成によれば、ジョイスティック装
置に設けられた手元の表示器に座標値、送り量などの軸
移動情報が表示され、またジョイスティック装置に設け
られた手元のリセットスイッチにより送り量の表示値が
リセットされる。
【0011】またジョイスティック装置に設けられた手
元の切換スイッチにより表示器による軸移動情報の表示
項目が切り換えられる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0013】図1、図2は本発明による工作機械用ジョ
イスティック装置の一実施例を示している。これらの図
において、符号1は工作機械用ジョイスティック装置の
小箱状のケーシングを示しており、ケーシング1には信
号伝送ケーブル3が接続されている。
【0014】ケーシング1にはスティック5が直交2軸
方向に各々傾動可能に設けられており、このスティック
5の各軸方向の傾斜度がケーシング1内に設けられたポ
テンショメータ7、9(図3参照)により検出される。
【0015】ケーシング1には第一軸用ディジタル表示
器11と第二軸用ディジタル表示器13とが設けられて
おり、その各表示器11、13について表示切換スイッ
チ15、17、送り量表示ランプ19、21、リセット
スイッチ23、25が設けられている。
【0016】表示切換スイッチ15、17は表示器1
1、13における表示項目を座標値と送り量の何れか一
方に切換設定し、送り量表示ランプ19、21はその表
示項目が送り量であるときに点灯する。
【0017】リセットスイッチ23、25は表示器1
1、13における送り量の表示値を零にリセットする。
【0018】またケーシング1には、スティック3によ
る軸移動の対象軸を選択設定する軸選択スイッチ27
と、スティック3による軸移動の送り速度を選択設定す
る送り速度選択スイッチ29とが設けられている。
【0019】図3は本発明による工作機械用ジョイステ
ィック装置の電気回路の一実施例を示している。
【0020】ジョイスティック装置は、CPU31と、
メモリ33と、通信用インタフェース部35と、I/O
インタフェース部37と、A/Dコンバータ39、41
とを有している。
【0021】通信用インタフェース部35には信号伝送
ケーブル3が接続されており、CPU31は通信用イン
タフェース部35を介して工作機械の制御装置43との
間に双方向にデータ通信を行う。
【0022】メモリ33は、システムメモリとワーキン
グメモリとを兼ねており、システムプログラム、リセッ
トスイッチ23、25が操作された時の座標値などを記
憶する。
【0023】I/Oインタフェース部37には、第一軸
用ディジタル表示器11、第二軸用ディジタル表示器1
3と、表示切換スイッチ15、17と、送り量表示ラン
プ19、21と、リセットスイッチ23、25と、軸選
択スイッチ27と、送り速度選択スイッチ29と、A/
Dコンバータ39、41とが各々接続されており、A/
Dコンバータ39、41にはポテンショメータ7,9が
各々接続されている。
【0024】ポテンショメータ7,9のアナログ出力信
号は、A/Dコンバータ39、41によってディジタル
信号に変換され、I/Oインタフェース部37を介して
CPU31に入力され、軸移動指令信号として通信用イ
ンタフェース部35を介して工作機械の制御装置43へ
伝送される。
【0025】CPU31は、通信用インタフェース部3
5を介して制御装置43より、スティック3による軸移
動の対象軸の座標値、送り量などの軸移動情報を入力
し、表示切換スイッチ15、17よりオン信号を入力す
るたびにその座標値データと送り量データとを交互に第
一軸用ディジタル表示器11、第二軸用ディジタル表示
器13へ出力する。
【0026】これにより第一軸用ディジタル表示器1
1、第二軸用ディジタル表示器13は、表示切換スイッ
チ15、17が操作されることにより、各々スティック
3による軸移動の対象軸の座標値と送り量とを交互に表
示する。
【0027】たとえば、軸選択スイッチ27によりステ
ィック3による軸移動の対象軸としてX軸、1軸が選択
されていれば、第一軸用ディジタル表示器11がX軸の
座標値と送り量とを表示し、X軸、Y軸の2軸が選択さ
れていれば、第一軸用ディジタル表示器11がX軸の座
標値と送り量とを表示し、第二軸用ディジタル表示器1
3がY軸の座標値と送り量とを表示する。
【0028】この表示内容が送り量であるか、座標値で
あるかは、送り量表示ランプ19、21が点灯している
か、否かにより判別される。
【0029】送り量の表示時に、リセットスイッチ21
あるいは23が操作されると、第一軸用ディジタル表示
器11、第二軸用ディジタル表示器13による送り量の
表示値が零にリセットされ、この時の座標値がプリセッ
ト座標値としてメモリ33に格納され、CPU31が最
新の座標値よりメモリ33に格納されているプリセット
座標値を差し引く演算を行い、この演算値を送り量とし
て出力する。
【0030】またこの送り量の表示値は、リセットスイ
ッチ21あるいは23が操作されたことを示す信号を通
信用インターフェース部35を介して制御装置43に伝
送することにより、制御装置43で演算し、送り量情報
として再び通信用インターフェース部35を介してCP
U31へ入力する方法もある。
【0031】これにより送り量の表示はリセットスイッ
チ21あるいは23が操作された時の座標値を原点とす
る相対量をもって行われる。
【0032】図4は本発明による工作機械用ジョイステ
ィック装置の電気回路の他の実施例を示している。この
実施例では、CPU31、メモリ33、I/Oインタフ
ェース部37、A/Dコンバータ39、41が工作機械
の制御装置43に設けられ、ジョイスティック装置の各
表示器11、13、送り量表示ランプ19、21、各ス
イッチ15、17、23、25、27、29、ポテンシ
ョンメータ7、9に対するデータの入出力が制御装置4
3にて行われる。
【0033】この実施例においても、表示器11、1
3、送り量表示ランプ19、21、各スイッチ15、1
7、23、25、27、29はジョイスティック装置の
ケーシング1に設けられているから、上述の実施例と同
様の作用効果が得られる。
【0034】なお、何れの実施例においても、表示器1
1、13は座標値と送り量とを同時に表示できるものに
より構成されていてもよく、この場合には表示切換スイ
ッチ15、17および送り量表示ランプ19、21は不
要になる。
【0035】以上に於ては、本発明を特定の実施例につ
いて詳細に説明したが、本発明は、これらに限定される
ものではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能
であることは当業者にとって明らかであろう。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
による工作機械用ジョイスティック装置によれば、ジョ
イスティック装置に設けられた手元の表示器に座標値、
送り量などの軸移動情報が表示され、またジョイスティ
ック装置に設けられた手元のリセットスイッチにより送
り量の表示値がリセットされるから、座標値や送り量な
どの軸移動情報が視認性よく確認され得るようになり、
また送り量の表示値のリセットに際してジョイスティッ
ク装置の使用場所より離れた場所にある制御装置の操作
箱まで行かなくてすみ、ジョイスティック装置を使用し
た工作機械の操作性、作業性が著しく向上する。
【0037】またジョイスティック装置に設けられた手
元の切換スイッチにより表示器による座標値や送り量な
どの軸移動情報の表示項目が切り換えられるから、表示
内容が複雑なものになることがなく、必要なデータのみ
が選択されて見やすく表示される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による工作機械用ジョイスティック装置
の一実施例を示す平面図である。
【図2】本発明による工作機械用ジョイスティック装置
の一実施例を示す側面図である。
【図3】本発明による工作機械用ジョイスティック装置
の一実施例を示す電気回路図である。
【図4】本発明による工作機械用ジョイスティック装置
の他の実施例を示す電気回路図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 3 信号伝送ケーブル 5 スティック 7、9 ポテンショメータ 11 第一軸用ディジタル表示器 13 第二軸用ディジタル表示器 15、17 表示切換スイッチ 19、21 送り量表示ランプ 23、25 リセットスイッチ 27 軸選択スイッチ 29 送り速度選択スイッチ 31 CPU 33 メモリ 35 通信用インタフェース部 37 I/Oインタフェース部 39、41 A/Dコンバータ 43 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05B 19/4061 19/409 G06F 3/033 330 C 7208−5E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾動可能に設けられたスティックを有
    し、当該スティックの傾斜度に応じて軸移動指令を工作
    機械の制御装置へ出力する工作機械用ジョイスティック
    装置において、 工作機械の制御装置より座標値、送り量などの軸移動情
    報を入力し、当該軸移動情報を表示する表示器と、送り
    量の表示値をリセットするリセットスイッチとを有して
    いることを特徴とする工作機械用ジョイスティック装
    置。
  2. 【請求項2】 前記表示器による軸移動情報の表示項目
    を切り換える切換スイッチを有していることを特徴とす
    る請求項1記載の工作機械用ジョイスティック装置。
JP6154852A 1994-07-06 1994-07-06 工作機械用ジョイスティック装置 Pending JPH0819976A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6154852A JPH0819976A (ja) 1994-07-06 1994-07-06 工作機械用ジョイスティック装置

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JP6154852A JPH0819976A (ja) 1994-07-06 1994-07-06 工作機械用ジョイスティック装置

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JPH0819976A true JPH0819976A (ja) 1996-01-23

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ID=15593318

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JP6154852A Pending JPH0819976A (ja) 1994-07-06 1994-07-06 工作機械用ジョイスティック装置

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JP (1) JPH0819976A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0829332A1 (de) * 1996-09-12 1998-03-18 Adolf Mohr Maschinenfabrik GmbH & Co. KG Vorrichtung zum Schneiden von blättrigem Gut
JP2009093102A (ja) * 2007-10-12 2009-04-30 Nikon Corp 電動ステージ制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0829332A1 (de) * 1996-09-12 1998-03-18 Adolf Mohr Maschinenfabrik GmbH & Co. KG Vorrichtung zum Schneiden von blättrigem Gut
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