JPH0819969A - 油圧式パルスレンチ - Google Patents

油圧式パルスレンチ

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JPH0819969A
JPH0819969A JP17751894A JP17751894A JPH0819969A JP H0819969 A JPH0819969 A JP H0819969A JP 17751894 A JP17751894 A JP 17751894A JP 17751894 A JP17751894 A JP 17751894A JP H0819969 A JPH0819969 A JP H0819969A
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JP
Japan
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cylinder
hole
main shaft
adjusting
torque
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JP17751894A
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Inventor
Takashi Ohito
隆司 大仁
Fukuo Wakano
福男 若野
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Nippon Pneumatic Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Pneumatic Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 外筒6内に、シリンダ12を内有するケーシ
ング13が備えられ、トルク調整弁17は、シリンダ1
2の弁孔47内のスプール48と、ケーシング13に螺
挿される調整ネジ49から成る。弁孔47の後部は、連
通孔51,52で、シリンダ12内と連通し、連通孔5
1の弁孔側開口が、スプール48で絞られる。前蓋23
はカバー18で覆われ、外筒6の外側調整孔7やカバー
18の内側調整孔59と主軸14間の距離は、調整ネジ
49の六角孔49Bと主軸14間の距離と同一とされて
いる。トルク調整時には、油圧パルスレンチを上向きと
して、外側調整孔7から、六角レンチ55を挿入した
後、主軸14を回動させて、カバー18を回動させ、六
角レンチ55の先端部をカバー18上で摺動させて、内
側調整孔59に進入させ、調整ネジ49の六角孔49B
に係合させる。 【効果】 トルク調整を容易に短時間で行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属製ハンマによる打
撃機構の代わりに、油圧パルス発生装置を使用した油圧
式パルスレンチに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】油圧式
パルスレンチとしては、図11に示すものがある。この
ものでは、外筒70内に、回転駆動され且つ内部に作動
油が充填されるシリンダ71が備えられて、シリンダ7
1内に、外筒70の前壁70Aから前方に突出する主軸
72の後部が、回転自在に備えられている。又、主軸7
2の後部に、シリンダ71内に位置するブレード73,
74が備えられて、シリンダ71が主軸72に対して所
定角度回動する毎に、シリンダ71内が、主軸72とブ
レード73,74により、内部油圧が高い高圧室と、内
部油圧が低い低圧室に仕切られる。そして、シリンダ7
1に、高圧室と低圧室を連通させるトルク調整弁75が
備えられると共に、シリンダ71には、その前面から、
給油孔76が軸心方向に形成されて、該給油孔76に、
給油孔76を閉鎖する給油栓77が解除可能に螺結され
ている。又、外筒70の前壁70Aに、トルク調整弁7
5の調整ネジ78を操作するための外側調整孔79が軸
心方向に貫通形成されている。
【0003】そして、トルク調整時には、六角レンチ8
0を外側調整孔79から挿入すると共に、主軸72を回
転させて、シリンダ71を回転させ、シリンダ71に備
えられた調整ネジ78の六角孔78Bに、六角レンチ8
0を係合させる。
【0004】ところで、上記従来においては、給油栓7
7と調整ネジ78の各六角孔77B,78Bと主軸72
間の距離は、ほぼ同一とされていた。
【0005】このため、トルク調整時に、シリンダ71
を回転させて、六角レンチ80を調整ネジ78の六角孔
78Bに係合する際に、六角レンチ80が給油栓77の
六角孔77Bに係合することがあり、トルク調整を容易
に短時間で行えないという問題があった。
【0006】上記問題を少しでも改善するために、図1
1に示す油圧式パルスレンチでは、外側調整孔79の内
径を、六角レンチ80の外径よりもかなり大きくして、
トルク調整時に、外側調整孔79と六角レンチ80の隙
間から、外筒70内部を覗けるようにしている。
【0007】しかしながら、上記のようにしても、外筒
70内部は暗くて、はっきりと視認できず、逆に、六角
レンチ80が外側調整孔79内で大きく遊ぶため、六角
レンチ80を調整ネジ78の六角孔78Bに係合するこ
とがより困難となって、上記問題を更に悪化させていた
のが実情である。
【0008】本発明の目的は、上記問題点を解決した油
圧式パルスレンチを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の特徴とするところは、外筒内に、回転駆動
され且つ内部に作動油が充填されるシリンダが備えら
れ、シリンダ内に、外筒の前壁から前方に突出する主軸
の後部が、回転自在に備えられ、主軸の後部に、シリン
ダ内に位置するブレードが備えられ、シリンダが主軸に
対して所定角度回動する毎に、シリンダ内が、主軸とブ
レードにより、内部油圧が高い高圧室と、内部油圧が低
い低圧室に仕切られ、シリンダに、高圧室と低圧室を連
通させ且つシリンダ前方から操作される操作部を有する
トルク調整弁が備えられ、外筒の前壁に、トルク調整弁
の調整用工具が挿通される外側調整孔が軸心方向に貫通
形成された油圧式パルスレンチにおいて、外側調整孔と
主軸間の距離が、トルク調整弁の操作部と主軸間の距離
と同一とされ、シリンダに、その前面を覆うカバーが備
えられ、カバーには、トルク調整弁の操作部と同軸位置
に、調整用工具が挿通される内側調整孔が軸心方向に貫
通形成され、各調整孔の内径が、調整用工具の外径に対
して、同径又は若干大径とされた点にある。
【0010】尚、外筒内に、回転駆動され且つ内部に作
動油が充填されるシリンダが備えられ、シリンダ内に、
外筒の前壁から前方に突出する主軸の後部が、回転自在
に備えられ、主軸の後部に、シリンダ内に位置するブレ
ードが備えられ、シリンダが主軸に対して所定角度回動
する毎に、シリンダ内が、主軸とブレードにより、内部
油圧が高い高圧室と、内部油圧が低い低圧室に仕切ら
れ、シリンダに、高圧室と低圧室を連通させ且つシリン
ダ前方から操作される操作部を有するトルク調整弁が備
えられると共に、シリンダに、その前面から、給油孔が
軸心方向に形成され、給油孔に、給油孔を閉鎖し且つシ
リンダ前方から操作される操作部を有する給油栓が解除
可能に螺結され、外筒の前壁に、トルク調整弁の調整用
工具が挿通される外側調整孔が軸心方向に貫通形成され
た油圧式パルスレンチにおいて、トルク調整弁の操作部
と主軸間の距離を、給油栓の操作部と主軸間の距離と相
違させ、外側調整孔の内径を、調整用工具の外径に対し
て、同径又は若干大径とすることもある。
【0011】尚、外筒に、外側調整孔を閉鎖するプラグ
が解除可能に螺結され、プラグが、外側調整孔と交差す
るように、螺結されることもある。
【0012】
【作用】トルクの調整時には、まず、外側調整孔を開放
した後、油圧パルスレンチを上向きとして、外側調整孔
から、調整用工具を挿入する。その後、主軸を回動させ
て、カバーを回動させ、調整用工具の先端部をカバー上
で摺動させて、内側調整孔内に進入させ、トルク調整弁
の操作部に係合させる。次に、調整用工具によりトルク
調整弁を操作した後、外側調整孔を閉鎖する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1乃至図7の
図面に基づき説明すると、図1において、1は油圧式パ
ルスレンチの本体で、上部内に、駆動源として、エアー
モータが備えられている。尚、駆動源として、電動モー
タ、油圧モータ等が使用されることもある。
【0014】本体1の下部には、ハンドル2が形成され
て、ハンドル2内には、エアーモータを起動又は停止さ
せる起動停止弁と、エアーモータの正逆転切換えを行う
正逆転切換弁が備えられると共に、ハンドル2の前部に
は、起動停止弁を操作する起動停止レバー3と、正逆転
切換弁を操作する正逆転切換レバー4が備えられてい
る。
【0015】6は外筒(ハウジングと言うこともあ
る。)で、本体1の前端部に着脱自在に固定されて、前
方に突出している。図2及び図3に示すように、外筒6
は後方に開口すると共に、前壁6Aを有する。前壁6A
の中央部には、前壁6Aから前後に突出し且つ前後に開
口する円筒状の筒部6Bが形成されている。前壁6Aの
下部には、外側調整孔7が軸心方向(尚、以下におい
て、軸心方向と前後方向は同一方向である。)に貫通形
成されると共に、前壁6Aには、外側調整孔7を閉鎖す
るためのプラグ孔8が、下面から外側調整孔7に直交状
として上下方向に形成され、このプラグ孔8に、外側調
整孔7を閉鎖するプラグ9が解除可能に螺結されてい
る。プラグ9の頭部9Aには、操作部として例示される
六角孔9Bが形成されている。
【0016】11は油圧パルス発生装置で、モータの回
転力を油圧によって衝撃パルスに変換するもので、外筒
6内に備えられている。油圧パルス発生装置11は、シ
リンダ12と、主軸14と、一対のブレード15,16
と、トルク調整弁17と、カバー18等から成る。
【0017】上記シリンダ12は、モータにより回転駆
動されると共に、密閉状とされて、内部に作動油が充填
されるもので、ケーシング13内に嵌合され且つ前後に
開口する円筒状のライナ20と、その前後端部にノック
ピン21,22により一体化される前・後蓋23,24
等から成る。
【0018】図4〜図6に示すように、ライナ20の内
周は楕円形状とされており、その内周面において、短径
方向に対向する部分には、細い1条のシール部26,2
7が軸心方向に形成されると共に、長径方向に対向する
部分の一方には、細い1条のシール部28が軸心方向に
形成され、又、他方には、細い2条のシール部29,3
0が軸心方向に形成されている。
【0019】前蓋23の外周部の径方向対称箇所には、
ライナ20内に作動油を供給するための一対の給油孔3
2が、軸心方向に貫通形成されており、図7にも示すよ
うに、給油孔32に、給油孔32を閉鎖する給油栓33
が解除可能に螺結されている。給油栓33の頭部33A
は、前蓋23の前面から前方に突出すると共に、該頭部
33Aには、操作部として例示される六角孔33Bが形
成されて、シリンダ12の前方から操作可能とされてい
る。後蓋24の後部には、モータと連動連結される入力
軸34が形成されている。
【0020】主軸14(アンビルと言うこともある。)
は、ライナ20及び前蓋23に挿通されると共に、後蓋
24の前部に挿入されて、これらと同心状とされてい
る。主軸14は、前・後蓋23,24により相対回転自
在に支持されると共に、外筒6の筒部6Bにもブッシュ
36を介して回転自在に支持されている。主軸14の後
部の径方向対称箇所には、横溝37が径方向に貫通形成
されると共に、主軸14の後部の外周面における、横溝
37と直交する径方向対称箇所には、径方向外方に突出
し且つライナ20のシール部26,27に同時に当接す
る一対の細いシール部38,39が軸心方向に形成され
ている。
【0021】各ブレード15,16は横溝37に径方向
に移動可能に備えられて、ライナ20内に配設されると
共に、両ブレード15,16間には圧縮バネ41が弾発
状に介装されて、径方向外方に付勢され、ライナ20内
面を摺動する。各ブレード15,16の先端部42,4
3における、ライナ20の周方向に関して、相互に反対
面側は、斜めにカットされて、先端部42,43は細く
されている。このように、先端部42,43がカットさ
れているので、パルスレンチの駆動時には、ブレード1
5,16は回転方向に対して傾斜して、その先端部4
2,43は、横溝37よりも回転方向後方側に位置す
る。
【0022】前記ケーシング13は、後方に開口する円
筒形状とされ、ライナ20に外嵌されて、そのリング状
とされた前壁13Aが前蓋23の前面と当接すると共
に、ケーシング13の後端部内周面に、ナット44が螺
結されることで、ライナ20及びケーシング13が一体
化されている。前壁13Aの内周部には、給油栓33の
頭部33Aが嵌入される座ぐり45が形成されている。
【0023】トルク調整弁17は、ライナ20の周壁部
に軸心方向に貫通形成された弁孔47と、弁孔47に軸
心方向に摺動自在に挿入されたスプール48と、前蓋2
3に軸心方向に摺動可能に挿入された調整ネジ49等か
ら成る。
【0024】弁孔47の後部は、一対の連通孔51,5
2を介して、ライナ20内部と連通している。各連通孔
51,52は、シール部27を挟んで、ライナ20内部
に対して開口すると共に、連通孔51は、連通孔52の
前方に位置する。
【0025】スプール48の前後部には、それぞれ、ラ
ンド48A,48Bが形成され、後方のランド48Bに
より、連通孔51の開口が絞られる。
【0026】調整ネジ49は、その位置調整によって、
スプール48の位置を設定し、連通孔51の開口の絞り
量を設定するもので、その頭部49Aは、ケーシング1
3の前壁13Aに軸心方向に螺挿されると共に、頭部4
9Aには、操作部として例示される六角孔49Bが形成
されて、シリンダ12の前方から操作可能とされてい
る。尚、この六角孔49Bと、給油栓33の六角孔33
Bとは同径とされている。
【0027】カバー18は、リング状とされて、前蓋2
3の前面を覆うように、ケーシング前壁13Aに取付ボ
ルト57により着脱自在に取付けられている。取付ボル
ト57はカバー18の外周部に配設されており、各ボル
ト57と主軸14との距離は、調整ネジ49と主軸14
との距離とは、大きく相違している。又、六角孔57B
が形成された取付ボルト57の頭部は、カバー18の座
ぐり孔58に殆ど隙間なく埋込まれている。カバー18
には、内側調整孔59が軸心方向に貫通形成されてお
り、外側・内側調整孔7,59と主軸14間の距離が、
調整ネジ49の六角孔49Bと主軸14間の距離と同一
とされると共に、内側調整孔59と調整ネジ49の六角
孔49Bが、同軸位置、即ち、一直線上にくるように、
カバー18がケーシング前壁13Aに取付けられてい
る。又、各調整孔7,59の内径は、調整ネジ49の六
角孔49Bに対して、同径又は若干大径とされている。
【0028】上記のように構成した実施例によれば、ナ
ットを締結する際には、主軸14の先端部に回動工具を
固定して、この回動工具をナットに係合させると共に、
正逆転切換レバー4を正転位置とし、起動停止レバー3
を押して、モータにより、油圧パルス発生装置11のシ
リンダ12を図4〜図6に向かって右方向(矢示方向)
に回転させる。
【0029】又、ナットを緩める際には、正逆転切換レ
バー4を逆転位置とし、起動停止レバー3を押すと、シ
リンダ12が図4に向かって左方向に回転して、ナット
を高速で緩める。
【0030】上記のナット締結弛緩作業において、被締
結物の材質や厚さあるいはネジの種類等によって締付ト
ルクを適切な値に変える必要がでてくる。
【0031】このような発生するトルクを調整するに
は、まず、図3に示すように、六角レンチ55によりプ
ラグ9を緩めて、外側調整孔7を開放する。このよう
に、プラグ9を緩めるだけで、外側調整孔7を開放でき
るので、プラグを取外すものと比較して、簡単であり、
しかも、外側調整孔7の開放時に、プラグ9を紛失する
惧れもない。
【0032】次に、油圧パルスレンチを上向きとして、
外側調整孔7から、上記六角レンチ55を挿入する。そ
して、片手で主軸14を回して、六角レンチ55の先端
部をカバー18上で摺動させる。
【0033】内側調整孔59と主軸14間の距離が、外
側調整孔7と主軸14間の距離と同じであるので、六角
レンチ55の先端部は、内側調整孔59内に回転させる
だけで容易にはまり、調整ネジ49の六角孔49Bに係
合する。
【0034】尚、上記の場合において、外側調整孔7と
内側調整孔59の各内径と、六角レンチ55の外径とを
同一又はほぼ同一としておけば、各調整孔7,59内で
六角レンチ55が大きく遊ばず、六角レンチ55を内側
調整孔59内により一層容易に挿入できる。
【0035】上記のようにした後、六角レンチ55を回
動させて、調整ネジ49を回動させれば、調整ネジ49
が軸心方向に移動するので、スプール48の位置を変更
でき、スプール48のランド48Bによる、連通孔51
の開口の絞り量を変更できて、発生するトルクを調整で
きる。
【0036】トルクの調整が終了すれば、上記六角レン
チ55により、プラグ9を締結して、外側調整孔7を閉
鎖する。
【0037】上記のように、トルクの調整時に、六角レ
ンチ55をトルク調整弁17の調整ネジ49の六角孔4
9Bに容易に係合できると共に、上記同一サイズの六角
レンチ55により、外側調整孔7を閉鎖するプラグ9も
操作でき、しかも、プラグ9を取り外さなくても、外側
調整孔7を開放できるようにしたので、トルク調整を極
めて容易に短時間で行える。
【0038】図8〜図10は本発明の第2実施例を示
し、カバーを備えない代わりに、調整ネジ49の六角孔
49Bと主軸14間の距離を、給油栓33やノックピン
21と主軸14間の距離と相違させている。
【0039】尚、図例では、主軸14からの距離を基準
とすると、調節ネジ49の六角孔49Bの配設範囲は、
給油栓33の六角孔33Bとはラップしていないが、ノ
ックピン21の配設範囲とは、一部ラップしている。し
かし、このラップ量は小さく、外側調整孔7から、六角
レンチ55を挿入して、前蓋23上を摺動させた際に、
六角レンチ55の先端部が、ノックピン21の挿入孔内
に係合する惧れはない。
【0040】尚、主軸14からの距離を基準として、調
節ネジ49の六角孔49Bの配設範囲を、ノックピン2
1の配設範囲と、全く、ラップさせないようにすること
もある。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
トルク調整を容易に短時間で行える。
【0042】又、請求項3によれば、外側調整孔を容易
に開放でき、トルク調整をより一層容易に短時間で行え
ると共に、外側調整孔の開放時に、外側調整孔を閉鎖す
るプラグを紛失する惧れもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体側面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す要部の縦側断面図で
ある。
【図3】本発明の第1実施例を示すトルク調整時の要部
の縦側断面図である。
【図4】図2のA−A線矢視断面図である。
【図5】本発明の第1実施例における、図4とは異なる
作動状態を示す横断面図である。
【図6】本発明の第1実施例における、図4、図5とは
異なる作動状態を示す横断面図である。
【図7】図2のB−B線矢視断面図である。
【図8】本発明の第2実施例を示す要部の縦側断面図で
ある。
【図9】本発明の第2実施例を示すトルク調整時の要部
の縦側断面図である。
【図10】図8のC−C線矢視矢視断面図である。
【図11】従来例を示す要部の縦側断面図である。
【符号】
1 本体 2 ハンドル 6 外筒 6A 前壁 7 外側調整孔 9 プラグ 9B,49B 六角孔(操作部) 11 油圧パルス発生装置 12 シリンダ 14 主軸 15,16 ブレード 17 トルク調整弁 18 カバー 20 ライナ 32 給油孔 33 給油栓 49 調整ネジ 55 六角レンチ(調整用工具) H 高圧室 L 低圧室

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒内に、回転駆動され且つ内部に作動
    油が充填されるシリンダが備えられ、 シリンダ内に、外筒の前壁から前方に突出する主軸の後
    部が、回転自在に備えられ、 主軸の後部に、シリンダ内に位置するブレードが備えら
    れ、 シリンダが主軸に対して所定角度回動する毎に、シリン
    ダ内が、主軸とブレードにより、内部油圧が高い高圧室
    と、内部油圧が低い低圧室に仕切られ、 シリンダに、高圧室と低圧室を連通させ且つシリンダ前
    方から操作される操作部を有するトルク調整弁が備えら
    れ、 外筒の前壁に、トルク調整弁の調整用工具が挿通される
    外側調整孔が軸心方向に貫通形成された油圧式パルスレ
    ンチにおいて、 外側調整孔と主軸間の距離が、トルク調整弁の操作部と
    主軸間の距離と同一とされ、 シリンダに、その前面を覆うカバーが備えられ、 カバーには、トルク調整弁の操作部と同軸位置に、調整
    用工具が挿通される内側調整孔が軸心方向に貫通形成さ
    れ、 各調整孔の内径が、調整用工具の外径に対して、同径又
    は若干大径とされたことを特徴とする油圧式パルスレン
    チ。
  2. 【請求項2】 外筒内に、回転駆動され且つ内部に作動
    油が充填されるシリンダが備えられ、 シリンダ内に、外筒の前壁から前方に突出する主軸の後
    部が、回転自在に備えられ、 主軸の後部に、シリンダ内に位置するブレードが備えら
    れ、 シリンダが主軸に対して所定角度回動する毎に、シリン
    ダ内が、主軸とブレードにより、内部油圧が高い高圧室
    と、内部油圧が低い低圧室に仕切られ、 シリンダに、高圧室と低圧室を連通させ且つシリンダ前
    方から操作される操作部を有するトルク調整弁が備えら
    れると共に、 シリンダに、その前面から、給油孔が軸心方向に形成さ
    れ、 給油孔に、給油孔を閉鎖し且つシリンダ前方から操作さ
    れる操作部を有する給油栓が解除可能に螺結され、 外筒の前壁に、トルク調整弁の調整用工具が挿通される
    外側調整孔が軸心方向に貫通形成された油圧式パルスレ
    ンチにおいて、 トルク調整弁の操作部と主軸間の距離を、給油栓の操作
    部と主軸間の距離と相違させ、 外側調整孔の内径を、調整用工具の外径に対して、同径
    又は若干大径としたことを特徴とする油圧式パルスレン
    チ。
  3. 【請求項3】 外筒に、外側調整孔を閉鎖するプラグが
    解除可能に螺結され、プラグが、外側調整孔と交差する
    ように、螺結された請求項1又は2記載の油圧式パルス
    レンチ。
JP17751894A 1994-07-05 1994-07-05 油圧式パルスレンチ Withdrawn JPH0819969A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100913655B1 (ko) * 2008-02-28 2009-08-24 현대제철 주식회사 서보 밸브의 스풀 조정용 공구
JP2010260147A (ja) * 2009-05-08 2010-11-18 Hitachi Koki Co Ltd オイルパルス工具

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KR100913655B1 (ko) * 2008-02-28 2009-08-24 현대제철 주식회사 서보 밸브의 스풀 조정용 공구
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