JPH0819914A - 旋回式サイドトリマーの幅調整速度制御方法 - Google Patents

旋回式サイドトリマーの幅調整速度制御方法

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JPH0819914A
JPH0819914A JP17955794A JP17955794A JPH0819914A JP H0819914 A JPH0819914 A JP H0819914A JP 17955794 A JP17955794 A JP 17955794A JP 17955794 A JP17955794 A JP 17955794A JP H0819914 A JPH0819914 A JP H0819914A
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JP
Japan
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speed
strip
shift
rotary blade
revolving
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Application number
JP17955794A
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English (en)
Inventor
Tatsuro Sasaki
達朗 佐々木
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転刃のシフト及び旋回状態を理想状態に近
づけたまま幅変えが行え、回転刃に長期の寿命を与える
ことができる旋回式サイドトリマーの幅調整速度制御方
法を提供する。 【構成】 ストリップ11を剪断する対向する回転刃1
2、13のシフト手段と旋回手段とを有し、回転刃1
2、13のシフト位置を計測するシフト位置センサー2
1、回転刃12、13の旋回角度を計測する旋回角度セ
ンサー24、25及びストリップ11の搬送速度を検出
する搬送速度センサー26を備えたサイドトリマーの幅
調整速度制御方法であって、ストリップ11の基準とな
る搬送速度に対応する回転刃12、13のシフト速度及
び旋回速度のパターンを予め設定しておき、ストリップ
11の搬送速度が変わった場合には、搬送速度に比例又
は近似比例させて回転刃12、13のシフト速度及び旋
回速度のパターンを変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、旋回式サイドトリマー
の幅調整速度制御方法に係り、更に詳しくは仮に、スト
リップの搬送速度が変わっても、円滑に幅調整が行なえ
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ストリップのサイドトリミング幅を連続
的に変更する分野で使用されるサイドトリマーにおいて
は、回転刃の旋回手段と、回転刃を横方向に移動させる
横移動手段とを有している。そして、トリミング幅調整
を行う場合には、例えば、特公昭54−15151号公
報に記載のように、回転刃の水平旋回を行いつつ、回転
刃を軸承する左右のハウジングを接近又は離反させてい
る。そして、前記回転刃のシフト及び旋回にあっては、
ストリップの搬送速度を事前に設定しておき、そのスト
リップの搬送速度に対応したシフト速度及び旋回速度に
よって幅調整を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記方法
においては、幅調整中のストリップ搬送速度は、事前に
設定した速度と異なったり、また幅変え中に速度変動が
生じる場合があり、かかる場合には変化したストリップ
搬送速度に対応した新たなシフト速度及び旋回速度によ
る幅調整を行わなければ理想的な移動軌跡を得られなく
なるので、回転刃にストリップのトリミング部から無理
な力がかかり、結果として刃物寿命を低下させるという
問題があった。また、ストリップの搬送量を監視して、
回転刃のシフト速度及び旋回速度を決めようとすると、
実際の幅調整を行う時のストリップ搬送速度が、事前に
設定したストリップ搬送速度と異なった場合、最終的な
幅調整の位置に誤差が生じるという問題があった。本発
明はかかる事情に鑑みてなされたもので、仮にストリッ
プの搬送速度が変わっても、刃物である回転刃のシフト
及び旋回状態を理想状態に近づけたまま幅変えが行え、
回転刃に長期の寿命を与えることができる旋回式サイド
トリマーの幅調整速度制御方法を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の旋回式サイドトリマーの幅調整速度制御方法は、
ストリップを剪断する対向する回転刃のシフト手段と旋
回手段とを有し、前記回転刃のシフト位置を計測するシ
フト位置センサー、該回転刃の旋回角度を計測する旋回
角度センサー及び前記ストリップの搬送速度を検出する
搬送速度センサーを備えた旋回式サイドトリマーの幅調
整速度制御方法であって、前記ストリップの基準となる
搬送速度に対応する前記回転刃のシフト速度及び旋回速
度のパターンを予め設定しておき、前記ストリップの搬
送速度が変わった場合には、該搬送速度に比例又は近似
比例させて前記回転刃のシフト速度及び旋回速度のパタ
ーンを変えるようにして構成されている。また、請求項
2記載の旋回式サイドトリマーの幅調整速度制御方法
は、請求項1記載の方法において、前記シフト位置セン
サー及び旋回角度センサーは、それぞれの駆動モータに
取付けられたパルスジェネレータであるように構成され
ている。
【0005】
【作用】請求項1、2記載の旋回式サイドトリマーの幅
調整速度制御方法においては、予め基準となるストリッ
プの搬送速度に対する回転刃の旋回速度及びシフト速度
のパターンを決めておき、実際のストリップの搬送速度
を搬送速度センサーによって計測し、該搬送速度に比例
又は近似比例させて、前記回転刃のシフト速度及び旋回
速度を変えているので、予め決められた最良の切断軌跡
に合わせて回転刃をシフト及び旋回移動させることがで
きる。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係る旋回式サイ
ドトリマーの幅調整速度制御方法を適用した装置の概略
構成図、図2は同説明図、図3は同フロー図である。
【0007】まず、図1に示す本発明の一実施例に係る
旋回式サイドトリマーの幅調整速度制御方法を適用した
サイドトリマー装置10について説明する。切断しよう
とするストリップ11の両側には対となる上下の回転刃
12及び13が旋回可能にそれぞれ設けられたハウジン
グ14、15を有している。該ハウジング14、15に
は左右逆雄ねじが形成されたねじ棒16に螺合する雌ね
じ17、18が取付けられ、前記ねじ棒16を減速機1
9を介してモータ20で回転駆動することによって、前
記回転刃12、13の切断幅が変わるようになってい
る。また、前記モータ20にはパルスジェネレータ(回
転発信器の一種)からなるシフト位置センサー21が取
付けられ、前記回転刃12、13のシフト距離及びその
位置を直接測定できるようになっている。なお、以上の
ねじ棒16、雌ねじ17、18、減速機19及びモータ
20によって回転刃のシフト手段が構成されている。
【0008】一方、前記回転刃12、13はそれぞれ前
記ハウジング14、15に取付けられ、旋回手段を構成
する減速機付きのモータ22、23によって前記ハウジ
ング14、15ごと旋回駆動されているが、回転刃1
2、13の旋回角度は前記モータ22、23に取付けら
れたパルスジェネレータからなる旋回角度センサー2
4、25によって検出している。前記ストリップ11の
図示しない搬送手段には、ストリップ11の搬送速度を
検出するパルスジェネレータからなる搬送速度センサー
26が設けられ、実際のストリップ11の搬送速度を制
御装置27に伝えている。
【0009】前記制御装置27は内部にコンピュータを
備え、CPU28、これに付属するROM(ハードディ
スク、フロッピーを含む)29、RAM30、並びに入
出力インターフェィス31を備え、前記シフト位置サン
セー21、旋回角度センサー24、25及び搬送速度セ
ンサー26の信号をデジタル化して入力している。そし
て、前記入出力インターフェイス31には前記モータ2
0、22、23を駆動する駆動回路32〜34が接続さ
れている。前記ROM29には、実験によって基準とな
る搬送速度に対して良好にストリップ11が切断される
旋回角度と旋回速度のデータが記載されていると共に、
ストリップ11の搬送速度が基準となる速度と異なった
場合に、回転刃12、13のシフト及び旋回速度を変更
するためのプログラムが記載されている。以下、これら
を具体的に説明する。
【0010】まず、実験によって、ストリップ11の基
準搬送速度に対する回転刃12、13の理想的なシフト
速度(横移動速度)パターンと旋回速度パターンを予め
決めておく必要があり、これを図2(A)、(B)の折
れ線aにそれぞれ示す。これは、基本的には、シフト位
置センサー21によって回転刃12、13が移動したと
きの幅方向位置を測定し、この位置に対応して回転刃の
シフト速度(即ち、モータ20の回転速度)及び旋回速
度(即ち、モータ22、23の回転速度)を決めてい
る。この速度パターンは、実際の幅変え寸法及び幅調整
時のストリップ搬送速度に応じて必要な種類用意されて
いることになる。
【0011】次に、図3に示すように、トリミング中に
寸法を指定して幅変え命令があると(ステップS1)、
回転刃12、13が予め決められたプログラムに基づい
てシフト及び旋回を始め(ステップS2)、更に形式的
にストリップ11の幅変えが完了していないことを確認
して(ステップS3)、ストリップ11の搬送速度を検
出する(ステップS4)。そして、ストリップ11の搬
送速度が、基準速度と比較して差があるか否から判断し
(ステップS5)、差にない場合には回転刃12、13
をそのままの速度命令でシフト及び旋回を継続させる
(ステップS7)。
【0012】一方、ステップS5において、差があると
判断した場合には、そのまま継続すると、回転刃12、
13の寿命が短くなったり、幅変えが正確に行われない
ことになるので、回転刃の旋回速度及びシフト速度を補
正する。この場合の補正は、まず基準となる速度に対す
る実際の速度の比ηを計算し、仮に予めプログラムされ
た速度パターンにηを含む係数をかけることによって行
う。この様子を、図2(A)に示すが、回転刃12、1
3のシフト速度は実際に幅調整を行うときのストリップ
11の搬送速度が事前に設定されたストリップ搬送速度
より大きくなれば、折れ曲がり線cのようになり、遅く
なれば折れ曲がり線bのようになる。また、回転刃1
2、13の旋回速度は、図2(B)に示すように、スト
リップ11の搬送速度が大きくなれば、折れ曲がり線c
のようになり、遅くなれば折れ曲がり線bのようにな
る。以上の工程を終了すると、再度ステップS3に戻
り、前記工程を繰り返してストリップの幅変えを終了す
る。
【0013】このように、制御することによってシフト
した距離(図2(A)の速度の積分値)が一定になり、
更には対応して回転刃12、13も旋回するので、結果
としてストリップ11の搬送速度が変わっても、一定の
切断曲線を描くことになり、ストリップ11が円滑に切
断されることになる。なお、前記実施例は、予め速度を
設定しこれにストリップの搬送速度に対応する比例定数
ηをかけて制御したが、回転刃12、13に無理な力が
かからない範囲で、ストリップ11の搬送速度に対応す
る段階的な定数をかけて制御する場合も含まれる。
【0014】
【発明の効果】請求項1、2記載の旋回式サイドトリマ
ーの幅調整速度制御方法においては、予め設定した回転
刃の旋回速度及びシフト速度のパターンを実際のストリ
ップの搬送速度に合わせて変えているので、変化したス
トリップ搬送速度に対応した最良の切断軌跡に合わせて
回転刃をシフト及び旋回移動させることができ、これに
よって回転刃の寿命を延長することができる。また、回
転刃はストリップ上を変化したストリップ搬送速度に対
応した切断軌跡によってシフト及び旋回するので、切断
幅の位置精度も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る旋回式サイドトリマー
の幅調整速度制御方法を適用した装置の概略構成図であ
る。
【図2】同説明図である。
【図3】同フロー図である。
【符号の説明】
10 サイドトリマー装置 11 ストリップ 12 回転刃 13 回転刃 14 ハウジング 15 ハウジング 16 ねじ棒 17 雌ねじ 18 雌ねじ 19 減速機 20 モータ 21 シフト位置センサー 22 モータ 23 モータ 24 旋回角度センサー 25 旋回角度センサー 26 搬送速度センサー 27 制御装置 28 CPU 29 ROM 30 RAM 31 入出力インターフェイス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストリップを剪断する対向する回転刃の
    シフト手段と旋回手段とを有し、前記回転刃のシフト位
    置を計測するシフト位置センサー、該回転刃の旋回角度
    を計測する旋回角度センサー及び前記ストリップの搬送
    速度を検出する搬送速度センサーを備えた旋回式サイド
    トリマーの幅調整速度制御方法であって、 前記ストリップの切断軌跡の基準となる搬送速度に対応
    する前記回転刃のシフト速度及び旋回速度のパターンを
    予め設定しておき、 前記ストリップの搬送速度が変わった場合には、該搬送
    速度に比例又は近似比例させて前記回転刃のシフト速度
    及び旋回速度のパターンを変えることを特徴とする旋回
    式サイドトリマーの幅調整速度制御方法。
  2. 【請求項2】 前記シフト位置センサー及び旋回角度セ
    ンサーは、それぞれの駆動モータに取付けられたパルス
    ジェネレータである請求項1記載の旋回式サイドトリマ
    ーの幅調整速度制御方法。
JP17955794A 1994-07-06 1994-07-06 旋回式サイドトリマーの幅調整速度制御方法 Pending JPH0819914A (ja)

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JPH0819914A true JPH0819914A (ja) 1996-01-23

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JP17955794A Pending JPH0819914A (ja) 1994-07-06 1994-07-06 旋回式サイドトリマーの幅調整速度制御方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007144548A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Nippon Steel Corp トリマーの走間切り込み方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007144548A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Nippon Steel Corp トリマーの走間切り込み方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010522