JPH0819765B2 - 自動天井開孔機 - Google Patents

自動天井開孔機

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JPH0819765B2
JPH0819765B2 JP12770893A JP12770893A JPH0819765B2 JP H0819765 B2 JPH0819765 B2 JP H0819765B2 JP 12770893 A JP12770893 A JP 12770893A JP 12770893 A JP12770893 A JP 12770893A JP H0819765 B2 JPH0819765 B2 JP H0819765B2
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JP
Japan
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ceiling
turntable
cutting
attached
opening
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JP12770893A
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JPH06307076A (ja
Inventor
宏志 種村
Original Assignee
第一工業株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建築物の二重天井部
に空調設備等の送排気孔、照明器具の取付孔、音響機器
の取付孔等を自動的に開孔するための天井開孔機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、天井部にこの種の孔を開孔する作
業は手作業で行われるが、直接開孔位置を天井部に墨付
けすることは寸法採り等の困難性もあって容易でないた
め、まず床面に開孔中心のポイント位置を墨付けし、つ
いで脚立またはローリングタワー上より下げ振りを上記
墨付けした床面のポイント位置に合わせ、その垂直上位
置の天井部に開孔ポイント位置を墨付けする。そして該
墨付け位置を中心として例えば丸孔を開孔する場合は、
円形の墨出しを行い、これに沿って手動工具またはジグ
ソーにより天井部を切削して丸孔を開孔するものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術のものは、床面の墨付けから天井部の開孔までの
略全工程が作業員による手作業で行われるものであるた
め、作業能率が悪いのみならず、作業員は顔、手を上に
向けた状態の作業を強要されるので、首、腕の筋肉は疲
労が甚だしく極めて重労働を伴なう上、切削開孔時の切
粉が顔に降りかかり健康を害する虞れがある。そこで、
この発明は、上記した従来技術の問題点に鑑み、これを
解決したものであって、床面に墨付けした開孔位置を光
学的に検出し、自動的に天井部を切削開孔し、作業員に
よる煩瑣な作業を軽減して、正確に能率良く開孔するこ
とができる自動天井開孔機を得ることを目的としたもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】これを達成する手段とし
て、この発明は、移動固定可能な搬送部の台車に、天井
部の開孔位置に相当する床面の墨付けポイントを検出す
る検出器を設けると共に、台車上に昇降部を立設し、該
昇降部の伸縮マストに取付けた切削部の固定基板体上に
ターンテーブルを回転駆動するように設け、該ターンテ
ーブルに切削工具を取付けて、切削工具の切削作動とタ
ーンテーブルの回転作動によって自動的に天井部に所望
の孔を開孔するものである。
【0005】
【実施例】この発明の構成を図面に示す実施例について
以下詳細に説明する。図1および図2はこの発明の第1
実施例であって、自動天井開孔機1は搬送部2、昇降部
10、切削部13を有している。搬送部2である台車3
は、走行駆動装置29により回転駆動する車輪4を有す
る自走式であって、四隅に台車3を固定するアウトリガ
ー5が取付けられており、該台車3上には水平度を検出
するレベルゲージ6、床面の墨付けを検出する検出器で
あるジヤイロ機構を組込んだレーザーセンサー7、油圧
ポンプ8、全体の作動機構をコントロールする制御盤9
が取付けられている。昇降部10は台車3上に固定マス
ト11が垂直に立設され、該固定マスト11に伸縮マス
ト12を摺動自在に嵌合すると共に、油圧機構(図示省
略)を内臓して、上記油圧ポンプ8により伸縮マスト1
2を昇降可能に取付ける。切削部13は伸縮マスト12
の上端に固定基板体14が水平に取付けられており、該
固定基板体14上に円形に配設したボールベアリング1
6にターンテーブル15が載置され、固定基板体14に
取付けたターンテーブル駆動用のクラッチモーター17
の駆動ギヤ18とターンテーブル15の中心に取付けた
従動ギヤ19とをチエーン20で連結した伝導機構によ
ってターンテーブル15を回転駆動する。またターンテ
ーブル15上には切削工具、この実施例では例えばジグ
ソー22を取付けた切削具取付け台21が設けられ、こ
の切削具取付け台21は半径方向に調節可能で、例えば
最大径1300mmφの丸孔が開孔できるようにセット
可能に構成されている。さらに切削具取付け台21には
ターンテーブル15上に取付けた集塵器23に連結され
ている吸引ホース24が取付けられている。一方固定基
板体14にはターンテーブル15の外周部の4か所に等
間隔に天井保持体25のアッパーアーム26が立設固定
され、該アッパーアーム26に可動アーム27を摺動可
能に嵌合すると共に、該アッパーアーム26と可動アー
ム27との間にスプリング28を張設して可動アーム2
7を常時上方に付勢状態に取付けられている。
【0006】このように構成されているので、天井に丸
孔を開孔するには、まず、自動天井開孔機1の切削部1
3に組込んだジグソー22を開孔する丸孔の径に合わせ
るように切削具取付け台21を摺動調節してセットす
る。ついで、床面Aに天井部Bの開孔中心位置に相当す
る位置を施工図から墨出してポイントPを墨付けし、該
ポイントP位置に自動天井開孔機1を自走して行き、レ
ーザーセンサー7より発光されるレーザービームによっ
て該ポイントPを検出すると同時に、天井部Bに向かっ
てレーザービームを照射する。その際レーザーセンサー
7はジヤイロ機構が組込まれているので常に垂直方向に
セットされているので、この状態でアウトリガー5を下
方に突出調節するが、台車3が傾斜していると上記レー
ザービームはターンテーブル15の中心小孔を貫通透過
されず天井部Bにビームポイントが照射されないので、
台車3の水平度を容易に確認できる。そこで、台車3に
取付けたレベルゲージ6を監視しつつアウトリガー5を
調節して台車3を迅速に水平状態に調節されて台車3を
定位置に固定設置することができる。なお、天井部Bに
照射されビームポイントを墨付けしても良い。ついで、
昇降部10の伸縮マスト12を油圧機構によって伸長す
ると、該昇降部10上端の切削部13に取付けた天井保
持体26の可動アーム27はスプリング28の弾性に抗
して天井部Bに圧接するので固定基板体14は確実に固
定される。しかる後、ジグソー22を駆動して天井部B
を穿孔すると共に、クラッチモーター17を駆動しチエ
ーン20を介して従動ギヤ18を回転することによりタ
ーンテーブル15をボールベアリング16上でゆっくり
と回転する。これによって、ジグソー22は天井部Bを
天井支持体Cと共に円形に切削し、ターンテーブル15
が一回転することにより、天井部Bに丸孔を開孔するこ
とができる。この間ジグソー22の駆動によって天井部
Bは上下に振動或いは撓み作用が発生する場合があって
も、天井保持体26が天井部Bに圧接状態に保持してい
るので、妄動することなく天井部Bに丸孔を確実に開孔
する。これと同時に集塵器23を駆動して吸引ホース2
4を作動させれば、ジグソー22によって切削された切
粉を確実に吸引し、切粉は飛散することなく清潔に作業
することができる。天井部Bに丸孔を開孔し終ったなら
ば、上記操作と逆に操作することによって台車3は再び
自由に移動させることができる。
【0007】図3はこの発明の第2実施例であって、天
井保持体26の可動アーム27に、上面に緩衝板31を
貼着した支持リング30を取付けたものである。これに
よってジグソー22により天井部Bを開孔する際、天井
部Bをさらに確実に保持することができて天井部Bの上
下振動を押さえスムーズに切削することができる。
【0008】なお、ターンテーブル回転時に、切削工具
取付台を中心線に平行となるように移動させることによ
り、角形状のものを開孔することも可能となる。また、
切削工具はジグソーに限定されるものでなく、ドリルを
回転しつつ切削する等、従来周知の切削工具を取付けて
も良いことは勿論である。さらに、台車は自走式に限ら
ず手押式のものであっても良い。また、レーザーセンサ
ーは、レーザービームで床面のポイントのみを検出し、
天井部にレーザービームを照射しないものであっても良
い。
【0009】
【発明の効果】以上、実施例について詳述したように、
この発明は、床面に墨付けしたポイントをレーザーセン
サーで検出し、これに台車を合わせて固定設置すること
で、自由に天井部のポイントを設定できるものであるか
ら、従来のような床面の墨付けから天井部への煩瑣な墨
付け作業を省略できると共に、墨付け位置のズレを確実
に防止することができるものである。さらに台車上の切
削部に取付けた切削工具を作動すると同時にターンテー
ブルを回転駆動することにより自動的に天井部を開孔す
るようにしたものであるから、従来の切粉の降りかかる
下での手作業による重労働を軽減し得ると共に、確実に
且つ迅速に所望の孔を開孔し得るものであって、極めて
能率良く作業することができる等の優れた効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の一部切欠せる側面図
【図2】同じくこの発明の第1実施例の平面図
【図3】この発明の第2実施例の要部の縦断側面図
【符号の説明】
1 自動天井開孔機 2 搬送部 3 台車 7 レーザーセンサー 10 昇降部 12 伸縮マスト 13 切削部 14 固定基板体 15 ターンテーブル 21 切削具取付け台 22 ジグソー 25 天井保持体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動固定可能な搬送部の台車に、天井部
    の開孔位置に相当する床面の墨付けポイントを検出する
    検出器を設けると共に、台車上に昇降部を立設し、該昇
    降部の伸縮マストに取付けた切削部の固定基板体上にタ
    ーンテーブルを回転駆動するように設け、該ターンテー
    ブルに切削工具を取付けて、切削工具の切削作動とター
    ンテーブルの回転作動によって自動的に天井部に所望の
    孔を開孔することを特徴とする自動天井開孔機。
JP12770893A 1993-04-19 1993-04-19 自動天井開孔機 Expired - Lifetime JPH0819765B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12770893A JPH0819765B2 (ja) 1993-04-19 1993-04-19 自動天井開孔機

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JP12770893A JPH0819765B2 (ja) 1993-04-19 1993-04-19 自動天井開孔機

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JPH06307076A JPH06307076A (ja) 1994-11-01
JPH0819765B2 true JPH0819765B2 (ja) 1996-02-28

Family

ID=14966748

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JP12770893A Expired - Lifetime JPH0819765B2 (ja) 1993-04-19 1993-04-19 自動天井開孔機

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JPH06307076A (ja) 1994-11-01

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