JPH08197161A - 板の結着手段 - Google Patents

板の結着手段

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JPH08197161A
JPH08197161A JP2867095A JP2867095A JPH08197161A JP H08197161 A JPH08197161 A JP H08197161A JP 2867095 A JP2867095 A JP 2867095A JP 2867095 A JP2867095 A JP 2867095A JP H08197161 A JPH08197161 A JP H08197161A
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Kazuo Karakawa
和雄 唐川
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Yamato Kogyo Co Ltd
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Yamato Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】縁を三つ折りに縁曲げして三つ折縁部を形成し
た板Aと、縁を直角に縁曲げして直角縁部を形成した板
Bを結着する板A、Bの結着手段を提供する。 【構成】縁を三つ折りに縁曲げして三つ折縁部aを形成
した板Aと、縁を直角に縁曲げて直角縁部bを形成した
板Bを、板Bの直角縁部bの先端b1 を板Aの三つ折縁
部aの上明き溝a1 に嵌挿した状態で、三つ折縁部aの
先端a2 を内方直角に縁曲げて、板A、Bを結着する方
法であり、2面1、2が交叉してコーナー部c1 を形成
した固定金型と、大径部3と小径部4からなり、大径部
下面3aと小径部円周面4a及び両面3a、4aが交叉
するコーナー面d1 の3面回転形成部dとし、モーター
等の原動力で回転するように、少なくとも1個の成形ロ
ールDを設け、成形ロールDを、固定金型のコーナー部
1 にそのコーナー面d1 を近接して設置し、回転しつ
つ該コーナー部c1 に沿って平行移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】縁(ふち)を三つ折りに縁曲げ
(ヘミング)して三つ折縁部を形成した板Aと、縁を直
角に縁曲げして直角縁部を形成した板Bを、板Bの直角
縁部の先端を板Aの三つ折縁部の上明き溝に嵌挿した状
態で、三つ折縁部の先端を内方直角に縁曲げて、板A、
Bを結着する(シーミング)ようにした、板A、Bの結
着手段を提供する。
【0002】
【従来技術】従来、スチール薄板、ステンレス薄板等の
板金同志を結着する(シーミング)手段として、種々の
手段が用いられているが、その内、2板の板A、Bの縁
同志を主として直角方向に結着する手段として、
【0003】縁(ふち)を三つ折りに縁曲げて(ヘミン
グ)三つ折縁部aを形成した板Aと、縁を直角に縁曲げ
て直角縁部bを形成した板Bを、板Bの直角縁部bの先
端b1 を板Aの三つ折縁部aの上明き溝a1 に嵌挿した
状態で、三つ折縁部aの先端a2 を内方直角に縁曲げ
て、板A、Bを結着する(シーミング)ようにした、板
A、Bの結着手段が広く行われている。
【0004】上記の結着手段の主も一般的な実施例とし
ては、図11〜図16に示すように2枚の板金A、Bを
用いてフランジカバー7、バルブカバー8、10、Y型
ストレーナーカバー12、モーターカバー13等のよう
なカバー(函体)を製造する場合の板A、Bのコーナー
部eの結着手段が挙げられる。
【0005】上記のフランジカバー7、バルブカバー
8、10、Y型ストレーナーカバー12等は建造物の屋
内外配管(例えば、配管14の外周を保温材15とラッ
キングカバー16で覆った配管)の管路中に配置された
フランジやバルブに套嵌着してそれらをカバーするもの
であり、モーターカバー13は配置されたモーターに套
嵌してカバーするものであって、
【0006】フランジカバー7、バルブカバー8、1
0、Y型ストレーナーカバー12等は当初、それらカバ
ーを2分割した半円筒状、半角筒状等のカバー半体を2
枚の板A、Bの結着によって設け、
【0007】1対のカバー半体を腹合わせにねじ11、
或はさや金9で連結して、フランジカバー7、バルブカ
バー8、10、Y型ストレーナーカバー12等を製造す
るものであり、
【0008】また、上記のように、1対のカバー半体を
連結して構成するものの他、モーターカバー13等は2
枚板A、Bの結着だけで製造するものである。
【0009】従って、上記板の結着手段の用途は、この
結着手段を適用し得るものであれば、全く任意であり、
かつ多様である。
【0010】そして、上記結着手段(図4参照)の特性
は、まず、板Aの三つ折縁部aと板Bの直角縁部bが略
直角方向に結着され、その結着が三つ折り縁部aの上明
き溝a1 に先端b1 を嵌挿した板Bの直角縁部bの上
に、更に三つ折り縁部aの先端a2 が内方直角に縁曲げ
されるため、両板A、Bの結着が非常に強固に行われる
こと、
【0011】上記の如き結着状態のため、気密性、水密
性(防水性)に優れていること、
【0012】結着部分(コーナー部e)が四重板(三つ
折縁部a+直角縁部b)となるため、該部分が骨材乃至
柱材の役目を果たして、カバーの構造体としての剛性が
極めて大で、外圧、外部衝撃で容易に潰れないこと等で
ある。
【0012】
【従来の課題】ところが、従来における上記結着手段の
実施は、図17に示す如く、縁を三つ折りに縁曲げて三
つ折縁部aを形成した板Aと、縁を直角に縁曲げて直角
縁部bを形成した板Bを、板Bの直角縁部bの先端b1
を板Aの三つ折縁部aの上明き溝a1 に嵌挿した状態
で、アンビル18等上に載せ、作業者が手に持った肉厚
鉄板17(工具)で、三つ折縁部aの先端a2 を内方直
角に、はしから順々に叩き倒し、叩き潰して結着する仕
方で、全て手作業によって行っていたものである。
【0013】その結果、下記の如き重大な欠点、課題が
生じていた。即ち、三つ折縁部aの先端a2 を上方若し
くは斜上方から肉厚鉄板17で叩いて、衝撃的かつ強引
に直角縁曲げするため、どうしても、三つ折縁部aの外
面側にふくらみが生じてしまい外観を損うばかりでな
く、三つ折縁部aと直角縁部bの結着(シーム)状態が
緩くなって気密性、水密性が低下し、また、手作業であ
るため縁曲げ仕上りがむらで均一性に欠ける。
【0014】三つ折縁部aの先端は肉厚鉄板17で内方
直角に叩き潰されるため、表面に叩き跡が残って凸凹や
傷ができて外観が悪い上に、塗装やメッキが壊され、剥
げ、劣化して発銹の原因となる。
【0015】作業者による手作業であるため極めて効率
が悪く、特に、板金を鉄板で強く叩くため、非常な騒音
を発し、作業者の聴覚保健に悪いばかりでなく環境的な
公害問題となっている。
【0016】本発明は上記従来の課題を有効に解決する
手段を提供するものである。即ち、本発明は、
【0017】縁を三つ折りに縁曲げて三つ折縁部aを形
成した板Aと、縁を直角に縁曲げて直角縁部bを形成し
た板Bを、板Bの直角縁部bの先端b1 を板Aの三つ折
縁部aの上明き溝a1 に嵌挿した状態で、三つ折縁部a
の先端a2 を内方直角に縁曲げて、板A、Bを結着する
ようにした、板A、Bの結着手段であり、
【0018】2面が交叉してコーナー部c1 を形成した
固定金型Cと、大径部と小径部からなり、大径部下面と
小径部円周面及び両面が交叉するコーナー面d1 の3面
を回転成形部dとし、モーター等の原動力で回転するよ
うに備えた、少なくとも1個の成形ロールDを設け、
【0019】成形ロールDを、固定金型Cのコーナー部
1 にそのコーナー面d1 を近接して設置すると共に、
回転しつつ該コーナー部c1 に沿って平行移動するよう
に設けたものであり、
【0020】上記固定金型Cに、板A、Bを、板Bの直
角縁部bの先端b1 を板Aの三つ折縁部aの上明き溝a
1 に嵌挿し、その内側コーナー部を固定金型Cのコーナ
ー部c1 に合わせた状態に設置したのち、回転する成形
ロールDをコーナー部c1 に沿って平行移動し、その回
転成形部dの小径部円周面で三つ折縁部aを固定金型C
の面に押し付け、同時に大径部下面で三つ折縁部aの先
端a1 を内方直角に面上に押し倒して縁曲げ成形し乍
ら、コーナー面d1 で縁曲結着のコーナー部eを目的形
状に成形して、板A、Bを結着するようにしたことを特
徴とする、板の結着手段によって課題を解決したもので
ある。
【0021】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面(図1〜図1
1)につき説明すると、縁を三つ折りに縁曲げ(ヘミン
グ)して三つ折縁部aを形成した板Aと、縁を直角に縁
曲げて直角縁部bを形成した板Bを、板Bの直角縁部b
の先端b1 を板Aの三つ折縁部aの上明き溝a1 に嵌挿
した状態で、三つ折縁部aの先端a2 を内方直角に縁曲
げて、板A、Bを結着する(シーミング)ようにした、
板A、Bの結着手段であり、
【0022】2面1、2が交叉してコーナー部c1 を形
成した固定金型Cと、大径部3と小径部4からなり、大
径部下面3aと小径部円周面4a及び両面3a、4aが
交叉するコーナー面d1 の3面回転形成部dとし、モー
ター等の原動力で回転するように備えた、少なくとも1
個の成形ロールDを設け、
【0023】成形ロールDを、固定金型Cのコーナー部
1 にそのコーナー面d1 を近接して設置すると共に、
回転しつつ該コーナー部c1 に沿って平行移動するよう
に設けたものであり、
【0024】上記固定金型Cに、板A、Bを、板Bの直
角縁部bの先端b1 を板Aの三つ折縁部aの上明き溝a
1 に嵌挿し、その内側コーナー部5を固定金型Cのコー
ナー部c1 に合わせた状態に設置したのち、
【0025】回転する成形ロールDをコーナー部c1
沿って平行移動し、その回転成形部の小径部円周面4a
で三つ折縁部aを固定金型Cの面2に押し付け、同時に
大径部下面3aで三つ折縁部aの先端a1 を内方直角に
面1上に押し倒して縁曲げ成形し乍ら、コーナー面d1
で縁曲結着のコーナー部eを目的形状に成形して、板
A、Bを結着するようにしたものである。
【0026】上記の本発明手段において、固定金型Cの
コーナー部c1 、成形ロールDのコーナー面d1 、板
A、Bを嵌挿したものの内側コーナー部5、及び縁曲げ
成形し板A、Bを結着した後のコーナー部6等のコーナ
ー形状は、通例、任意の半径(例、0.1〜1.0m
m)の円弧状、若しくは直角、若しくは任意角度(鋭
角、鈍角)の角状である、
【0027】固定金型Cの面2のコーナー部c1 に沿っ
て、必要に応じて、三つ折縁部内側を係合当接する凹条
6を形成して、板A、Bの縁曲げ結着加工時に小径部円
周面4aが三つ折縁部aの外面を押し着けたときに、該
三つ折縁部aの外面とその下方の板Aの下面とが平面状
に美麗に仕上げられるようにする。
【0028】また、三つ折縁部aの先端a2 を成形ロー
ルDを回転圧接して内方直角に縁曲げ成形する場合、板
Aの肉厚が比較的薄ければ1個の成形ロールD(この場
合、コーナー面d1 は目的形状と同一)で縁曲げ成形で
きるが、板Aに負担を与えず、スムーズに滑らかで均一
な成形を行うためには2個以上の成形ロールDで行う方
が良い。
【0029】そして、2個以上の成形ロールDを備えた
ときは、各成形ロールDの大径部下面3a及びコーナー
面d1 の形状を、前位の成形ロールDの大径部下面3a
及びコーナー面a1 の方を後位の成形ロールDの大径部
下面3a及びコーナーd1 面より成形量を小(例、半径
を大)に形成し、最後位の成形ロールDの大径部下面3
a及びコーナー面a1 の形状を成形目的に一致した形状
(例、目的形状の半径)に形成する。
【0030】然して、上記の如くして、板A、Bを縁曲
げ成形結着するものであるが、その結着完了した製品の
コーナー部eの形状、そしてそれは該成形加工のために
板A、Bを取付ける固定金型Cのコーナー部c1 の形状
の全部若しくは一部に相当する形状であるが、それらコ
ーナー部の形状は直線状、曲線状、円形、半円形、楕円
形、直角形、方形、多角形、及びそれらの組合せ形状、
その他任意の形状に設定できるものである。
【0031】】例えば、図11のフランジカバー7は半
円筒形の板Aの上下の三つ折縁部a、aに半円形の板B
の直角縁部bを嵌挿し半円形のコーナー部eを形成して
縁曲げ結着して設けた1対のカバー半体7a、7bをね
じ11で連結して製作したものであり、
【0032】図14のバルブカバー10は半多角筒形と
1/4円筒形の複合した半筒形の板Aの左右の三つ折縁
部a、aに、半多角形と1/4円形の複合した形状の板
Bの直角縁部bを嵌挿し、半多角形と1/4円形の複合
形状のコーナー部eを形成して縁曲げ結着して設けた1
対のカバー半体10a、10bをさや金9で連結して製
作したものであり、
【0033】図13の方形函状のバルブカバー8及び、
図15の1対の半円筒形のカバー半体12a、12bを
さや金9で連結し、一方のカバー半体12bに変形半円
筒形のカバー半体12cをねじ11で連結して製作した
Y型ストレーナーカバー12、そして図16のモーター
カバー13等も、何れかの形状のコーナー部eを形成し
て縁曲げ結着して設けたものである。
【0034】
【作用】製造目的とするフランジカバー、バルブカバー
等の板A、Bを用意し、板Aの三つ折縁部aの上明き溝
1 に板Bの直角縁部bの先端b1 を嵌挿した状態で、
その内側コーナー部5を固定金具Cのコーナー部c1
合わせて設置し、該設置状態を、例えば、ゴムベルト1
9を板Aの側面に巻き付けて該板Aを固定金型Cの側面
に圧着保持し、(図2参照)
【0035】成形ロールDをモーター等で回転駆動しつ
つ、該成形ロールDを固定金型Cのコーナー部c1 に沿
って、コーナー部の一方端から他方端に向かって平行移
動する。(図1参照)
【0036】上記成形ロールDの平行移動の過程でその
回転成形部dの小径部円周面4aで凹条7に係合した三
つ折縁部a及びその下方部を固定金型Cの面2に押し付
け乍ら、同時に大径部下面3aで三つ折縁部aの先端a
2 を内方直角に面1上に押し倒して縁曲げ成形し乍ら、
コーナー面d1 で縁曲げのコーナー部6を目的形状に形
成して、両板A、Bを結着する(シーミング)ものであ
る。(図1、図3参照)
【0037】例えば、図11の半円筒形のフランジカバ
ー半体7a(7b)のコーナー部eを縁曲げ成形する場
合は、半円形の一方端から僅かに離れた位置から成形ロ
ールDをスタートし、コーナー部c1 (e)に沿って半
円形に平行移動し、他方端から僅かに外れた位置まで移
行停止して成形を終了する。(図1参照)
【0038】また、図14のバルブカバーのように、1
/4円筒形と多角形半筒体(若しくは長方形半筒体の角
をとった形状)のように複合的な形状のものの場合は、
例えば、まず成形ロールDを1/4円形部分及びそれに
連結した直線部分に沿って移動して該コーナー部eを縁
曲げ結着したのち、一旦離隔して角の直線のコーナー部
e部を縁曲げ結着して、また一旦離隔し、残りの直線の
コーナー部eを縁曲結着して完了するなど、成形対象物
のコーナー部eの形状によって、成形ロールの移動手順
をコンピューターにプログラムしコントロールする等に
よって、直線状、曲線状、角状、円弧状及びそれらの複
合形状など、あらゆる形状に対応し得る。
【0039】
【効果】固定金型と成形ロールを設け、成形ロールを固
定金型のコーナー部に沿って回転し乍ら平行移動するだ
けで、板Aの三つ折縁部の先端を内方直角に縁曲げ成形
して、板A、Bを結着(シーム)し得て、従来、作業者
が全て手作業で、肉厚鉄板で三つ折縁部の先端を内方直
角に叩き潰して行っていた極めて粗雑,不正確で非効率
的な作業を、自動化し、また高速度,高効率、高精度化
し得た革期的な効果がある。
【0040】回転しつつ移動する成形ロールの小径部円
周面で三つ折縁部を固定金型の面に押し付け乍ら、大径
部下面及びコーナー面で三つ折縁部の先端を固定金型の
面上に内方直角に縁曲げ成形するようにしたので、従来
のように先端部肉厚鉄板で叩き潰すのと異なり、全て回
転面の接触押圧力で全く無理なくスムーズに縁曲げ成形
され、その結果、叩き傷、凹凸、塗装、メッキの損傷な
ど無しになし得ると共に、三つ折縁部が小径部円周面に
よって押圧保持及び平面成形されて美麗な平滑面状に仕
上げられ、よって、従来のように叩打撃で三つ折縁部の
外側面が外方にふくらんで外観を損なうようなことが全
く無い。
【0041】成形対象物のコーナー部の形状に従って、
固定金型のコーナー部を設定し、成形ロールをコンピュ
ータープログラムなどによりコーナー部の形状に沿って
コントロール移動するものであるので、コーナー部の形
状が直線、円形、曲線、角形、及びそれらの組合わせ形
状など、殊どあらゆるコーナー部形状の成形対象物に対
応し得る。
【0042】自動化により高生産性、高精度であると同
時に、殆んど無音作業化し得たので、従来のような金属
同志の叩打作業のすざましい騒音による職場、環境上の
公害問題を生じる恐れが全くない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成概略を示す平面図で、併
わせて本発明の作用を説明する図。
【図2】図1のF−F線断面拡大図で、併わせて本発明
の作用を説明する図。
【図3】本発明手段(図1、図2)で設けた製品の一部
断面斜視図。
【図4】板A、Bの縁曲げ成形結着の工程順を示す断面
図で、(イ)は板A、Bの嵌挿着前を示す図、(ロ)は
板Aの上明き溝a1 に板Bの先端b1 を嵌挿して両板
A、Bを嵌挿着した図、(ハ)は板Aの先端a2 を縁曲
げ結着して両板A、Bを結着完了した図。
【図5】固定金具Dの構成を示す断面図。
【図6】固定金具Dの1実施例(コーナー部c1 が半円
形)の平面図。
【図7】図6のE−E線断面斜視図。
【図8】固定金型Cのコーナー部c1 の実施例を示す平
面図で、(イ)は半円形、(ロ)は長方形、(ハ)は1
/4円形と多角形の複合形の実施例の図。
【図9】成形ロールDの構成を示す正面図、底面図、及
び断面図。
【図10】2個以上の成形ロールDを備えた場合の、
(イ)は前位の成形ロールDの一部断面図、(ロ)は最
後位の成形ロールの一部断面図。
【図11】(イ)は本発明を実施して設けた1対のカバ
ー半体の斜視図、(ロ)は1対のカバー半体をねじ止め
連結して設けたフランジカバーの斜視図。
【図12】図11のフランジカバーを配管(ラッキング
カバーで被覆した)のフランジをカバーして取付けた状
態を示す斜視図。
【図13】本発明を実施して設けたバルブカバーの斜視
図。
【図14】本発明を実施して設けたバルブカバーの斜視
図。
【図15】本発明を実施して設けたY型ストレーナーカ
バーの斜視図。
【図16】本発明を実施して設けたモーターカバーの斜
視図。
【図17】従来の板の結着手段の説明図。
【符号の説明】
A 板 a 三つ折縁部 a1 上明き溝 a2 先端 B 板 b 直角縁部 b1 先端 C 固定金型 c1 コーナー部 D 成形ロール d 回転成形部 d1 コーナー面 e コーナー部(板A、Bを縁曲げ結着) 1 面(固定金型) 2 面(固定金型) 3 大径部(成形ロール) 3a 大径部下面 4 小径部 4a 小径部円周面 5 内側コーナー部(板A、Bを嵌挿した、) 6 凹条(固定金型C) 7 フランジカバー 7a、7b カバー本体 8 バルブカバー 8a、8b カバー半体 9 さや金 10 バルブカバー 10a、10b カバー半体 11 ねじ 12 Y型ストレーナーカバー 12a、12b、12c カバー半体 13 モーターカバー 14 配管 15 保温材 16 ラッキングカバー 17 肉厚鉄板 18 アンピル 19 ゴムベルト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縁を三つ折りに縁曲げて三つ折り縁部を形
    成した板Aと、縁を直角に縁曲げて直角縁部を形成した
    板Bを、板Bの直角縁部の先端を板Aの三つ折縁部の上
    明き溝に嵌挿した状態で、三つ折縁部の先端を内方直角
    に縁曲げて、板A、Bを結着するようにした、板A、B
    の結着手段であり、 2面が交叉してコーナー部c1 を形成した固定金型C
    と、 大径部と小径部からなり、大径部下面と小径部円周面及
    び両面が交叉するコーナー面d1 の3面を回転成形部d
    とし、モーター等の原動力で回転するように備えた、少
    なくとも1個の成形ロールDを設け、 成形ロールDを、固定金型Cのコーナー部c1 にそのコ
    ーナー面を近接して設置すると共に、回転しつつ該コー
    ナー部c1 に沿って平行移動するように設けたものであ
    り、 上記固定金型Cに、板A、Bを、板Bの直角縁部の先端
    を板Aの三つ折縁部の上明き溝に嵌挿し、その内側コー
    ナー部を固定金型Cのコーナー部c1 に合わせた状態に
    設置したのち、 回転する成形ロールDをコーナー部c1 に沿って平行移
    動し、その回転成形部の小径部円周面で三つ折縁部を固
    定金型Cの面に押し付け、同時に大径部下面で三つ折縁
    部の先端を内方直角に面上に押し倒して縁曲げ成形し乍
    ら、コーナー面で縁曲げのコーナー部eを目的形状に成
    形して、板A、Bを結着するようにしたことを特徴とす
    る、 板の結着手段。
  2. 【請求項2】固定金型Cのコーナー部c1 、成形ロール
    Dのコーナー面d1 、板A、Bの内側コーナー部、及び
    縁曲げ成形したコーナー部e等のコーナー形状は、任意
    の半径の円弧状、若しくは直角、若しくは任意角度の角
    状である、 請求項1の板の結着手段。
  3. 【請求項3】固定金型Cの面eのコーナー部c1 に沿っ
    て、必要に応じて、三つ折縁部a内側を係合当接する凹
    条を形成した、 請求項1の板の結着手段。
  4. 【請求項4】2個以上の成形ロールDを備えたときは、
    各成形ロールの大径部下面及びコーナー面の形状を、前
    位の成形ロールの大径部下面及びコーナー面の方を後位
    の成形ロールの大径部下面及びコーナー面より成形量を
    小に形成し、最後位の成形ロールの大径部下面及びコー
    ナー面の形状を成形目的に一致した形状に形成するよう
    にした、 請求項1の板の結着手段。
  5. 【請求項5】板A、Bを縁曲げ成形結着したコーナー部
    e、及び固定金型Cのコーナー部c1 の平面形状は、直
    線状、曲線状、円形、半円形、楕円形、直角形、方形、
    多角形、及びそれらの組合せ形状、その他任意の形状で
    ある、 請求項1の板の結着手段。
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