JPH08197104A - 強度と靭性に優れた極厚h形鋼の製造方法 - Google Patents

強度と靭性に優れた極厚h形鋼の製造方法

Info

Publication number
JPH08197104A
JPH08197104A JP822395A JP822395A JPH08197104A JP H08197104 A JPH08197104 A JP H08197104A JP 822395 A JP822395 A JP 822395A JP 822395 A JP822395 A JP 822395A JP H08197104 A JPH08197104 A JP H08197104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
strength
toughness
section steel
cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP822395A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Uchida
清 内田
Akihiro Matsuzaki
明博 松崎
Kenichi Amano
虔一 天野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP822395A priority Critical patent/JPH08197104A/ja
Publication of JPH08197104A publication Critical patent/JPH08197104A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Metal Rolling (AREA)
  • Heat Treatment Of Steel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】フランジの強度、靭性のばらつきおよび残留応
力、歪を発生させることなく、強度、靭性および溶接性
に優れ、かつ、強度、靭性のばらつきの小さい高強度の
極厚H形鋼の製造方法を提供することを目的とする。 【構成】加熱された鋼片を、フランジ板厚40mm以上
のH形鋼に熱間圧延した後、強制空冷により750℃以
下まで急冷し、その後室温まで空冷することを特徴とす
る強度と靭性に優れた極厚H形鋼の製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築、土木構造物など
に用いられる極厚H形鋼の製造方法に関し、詳しくは、
強度、靭性および溶接性に優れ、且つ強度、靭性のばら
つきの小さいフランジ板厚40mm以上のH形鋼の製造
方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】建築や土木などの分野では、JIS G
3101で規定される一般構造用圧延鋼材やJIS
G 3106で規定される溶接構造用圧延鋼材を熱間圧
延したH形鋼が広く利用されている。しかしながら、こ
れら通常の熱間圧延法で製造されるH形鋼は、一般に、
強度確保のために素材のC当量が高く、特に厚肉材ほど
その傾向が強い。そのため、該H形鋼は、溶接時に溶接
割れが発生しやすいこと、溶接熱影響部(所謂HAZ
部)の靭性が低くなる等、実用に際しての問題があっ
た。
【0003】一方、板厚40mm以上の極厚H形鋼の製
造において高強度と溶接性を確保する方法としては、T
MCP(Thermo Mechanical Con
trolled Process,所謂水冷による加速
冷却)を活用して、素材中のC当量を低減する方法が知
られている。例えば、特公昭56−35734号公報
は、C 0.01〜0.30%、Mn 0.30〜1.
50%を含有する鋼材をオーステナイト域でH形鋼に熱
間加工後、そのフランジ温度を該表面からAr1点〜M
s点の温度範囲に急冷した後、空冷して微細な低温変態
生成物を形成せしめるフランジ強化H形鋼の製造方法を
開示した。また、特公昭58−10442号公報は、C
0.005〜0.2%、Si 1.0%以下、Nb,
Vの1種又は2種を0.005〜0.2%含有し、残部
が鉄及び不可避不純物よりなる鋼材を1000〜130
0℃に加熱し、少なくとも980℃〜Ar3 点の温度範
囲で減面率30%以上に加工してフェライトを析出させ
た後、急冷してフェライトとマルテンサイトの2相層状
組織とする加工性に優れた高靭性高張力鋼の製造方法を
提案している。
【0004】しかしながら、これらの公報に記載の技術
は、熱間圧延後にフランジ外面側から急冷するため、フ
ランジの板厚断面で強度や靭性に差が生じたり、低温ま
で急冷することにより残留応力、歪が発生するなど極厚
H形鋼の製造に適用した場合には、多くの問題が発生し
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる事情
に鑑み、強度、靭性のばらつきおよび残留応力、歪を発
生させることなく、強度、靭性および溶接性に優れ、か
つ、強度、靭性のばらつきの小さい高強度の極厚H形鋼
の製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明者は、上記目的を達
成するために、種々の実験、研究を鋭意行い、以下の新
しい知見を得た。 1.熱間圧延後の極厚H形鋼に強制空冷を適用すると、
冷却速度が加速し、その強度が向上する。
【0007】2.フランジ板厚が40mm以上の極厚H
形鋼は、水冷では冷却能が大きすぎて表層と内部とで冷
却速度の差が著しいが、強制空冷では表層と内部とで冷
却速度の差がほとんどつかない。 3.熱間圧延後の極厚H形鋼に強制空冷を適用すると、
フランジ板厚方向の機械的性質や溶接性等の特性に差を
生じることなく、高強度化を達成することができる。
【0008】4.強制空冷で強度が向上する分だけ素材
中に添加する合金成分が削減でき、C当量が低減(溶接
性向上)できる。 本発明は、以上の知見に基づきなされたもので、具体的
には、加熱された鋼片を、フランジ板厚40mm以上の
H形鋼に熱間圧延した後、強制空冷により750℃以下
まで急冷し、その後室温まで空冷することを特徴とする
強度と靭性に優れた極厚H形鋼の製造方法である。ま
た、本発明は、上記加熱された鋼片が、C:0.05〜
0.25重量%、Si:1.00重量%以下、Mn:
0.50〜1.80重量%、Al:0.005〜0.0
50重量%、N:0.0020〜0.0070重量%を
含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなることを
特徴とする強度と靭性に優れた極厚H形鋼の製造方法で
あり、さらに、前記加熱された鋼片が、Nb:0.00
5〜0.050重量%、Ti:0.005〜0.020
重量%、Cu:0.050〜0.60重量%、Ni:
0.05〜0.60重量%、Cr:0.050〜0.5
0重量%、Mo:0.02〜0.30重量%、Ca:
0.0010〜0.0100重量%、V:0.005〜
0.080重量%、REM:0.0010〜0.020
0重量%、B:0.0002〜0.0030重量%の1
種又は2種以上を含有することを特徴とする強度と靭性
に優れた極厚H形鋼の製造方法でもある。
【0009】この場合、強制空冷とは、ブロア、コンプ
レッサ等を利用して空気の流速を早めて被冷却対象物に
吹付けることであり、大気中に被冷却対象物を放置する
通常の所謂空冷より冷却速度が大きい。
【0010】
【作用】本発明では、加熱された鋼片を、フランジ板厚
40mm以上のH形鋼に熱間圧延した後、強制空冷によ
り750℃以下まで急冷し、その後室温まで空冷するよ
うにしたので、フランジ板厚が通常より厚くても、冷却
速度が早くなり、靭性や強度に優れた極厚H形鋼の製造
が可能となる。また、本発明では、上記加熱された鋼片
が、C:0.05〜0.25重量%、Si:1.00重
量%以下、Mn:0.50〜1.80重量%、Al:
0.005〜0.050重量%、N:0.0020〜
0.0070重量%を含有し、残部Feおよび不可避的
不純物からなり、さらに、Nb:0.005〜0.05
0重量%、Ti:0.005〜0.020重量%、C
u:0.050〜0.60重量%、Ni:0.05〜
0.60重量%、Cr:0.050〜0.50重量%、
Mo:0.02〜0.30重量%、Ca:0.0010
〜0.0100重量%、V:0.005〜0.080重
量%、REM:0.0010〜0.0200重量%、
B:0.0002〜0.0030重量%の1種又は2種
以上を含有させるようにしたので、上記効果が確実に達
成されるようになる。
【0011】以下に、本発明に係る製造方法における構
成要素の限定理由を説明する。まず、素材鋼材の化学組
成に関してであるが、Cは、母材(主にフランジ部)お
よび溶接部の強度を確保するために、0.05重量%以
上必要であるが、0.25重量%を超えると、母材靭性
および溶接性が劣化するので、0.05〜0.25重量
%の範囲に限定した。
【0012】Siは、上記強度の向上に有効な元素であ
るが、その量が1.00%を超えると、溶接性およびH
AZ部の靭性が悪くなると共に、圧延前の加熱で鋼片の
酸化が顕著になり、圧延後のH形鋼の表面性状も悪くな
るので、1.00重量%を上限とした。Mnも、上記強
度を確保する上で不可欠の元素であり、その下限は0.
50重量%とした。しかし、その量が、1.80重量%
を超えると、溶接性やHAZ部の靭性劣化が大きくなる
ので、その上限を1.80重量%とした。
【0013】Alは、脱酸の為に通常0.005重量%
以上必要であるが、それ以上添加しても脱酸効果は向上
しないので、上限を0.050重量%とした。Nbは、
母材のγ(オーステナイト)結晶粒中に固溶して、冷却
によるα(フェライト)変態後のα地に析出して母材を
強化する。これら強化作用を発揮させるためには、少な
くとも0.005重量%以上のNb添加が必要であり、
一方、その添加量が0.050重量%を超えると、溶接
性およびHAZ部の靭性を低下させるので、0.005
〜0.50重量%の範囲とした。
【0014】Cu,Ni,Cr,Moは、いずれも焼入
性の向上に有効な元素であり、熱間圧延後の空冷での母
材強度を高める。そのためには、それぞれ0.05重量
%,0.05重量%,0.05重量%,0.02重量%
以上が必要である。また、Cu,Niは、溶接性をほと
んど劣化させないが、Cuには熱間加工性を劣化させる
欠点がある。Cuのその熱間加工性低下を抑制するには
ほぼ等量のNi添加を必要とするが、Niを0.60重
量%を超えて添加すると、H形鋼の製造コストが高価に
なりすぎるため、Cu,Niの上限は0.60重量%と
した。Cr,Moは、それぞれ0.50重量%,0.3
0重量%を超えると、溶接性や低温靭性を損うなどの弊
害をもたらすので、それを上限とした。
【0015】Vは、析出することで母材を強化する元素
であり、空冷材の強度を向上させる。0.005重量%
以下の添加ではその効果がなく、一方0.080重量%
を超えるとHAZ部の靭性を劣化させるので、0.00
5〜0.080重量%の範囲に制限した。Caは、母材
中に生成するMnSの形態を制御し、とくに板厚方向の
延性、靭性を向上させる。しかし、0.0010重量%
以下では実用上効果がなく、0.010重量%を超える
と、CaO,CaSが多くなり、かえって鋼の清浄性、
靭性を劣化させるので、Caの添加範囲は0.0010
〜0.010重量%とした。
【0016】Tiは、母材中にTiNを形成して、12
00〜1350℃加熱時のγ結晶粒の粗大化を抑制する
とともに、γ→α変態時のフェライト粒の成長を抑制
し、フェライト粒を微細化し、母材靭性を向上させる。
特に、1200〜1000℃の高温で圧延する場合に
は、上記細粒化のために、Tiの添加が必要である。ま
た、同様の理由でHAZ部の靭性も向上させる。そのた
め、Tiは、0.005重量%以上の添加が必要である
が、0.020重量%を超えて添加すると、かえって母
材およびHAZ部の靭性を劣化させる。
【0017】Nは、母材中にTiNを形成し、上記Ti
と同じ効果がある。そのために、Nは0.0020重量
%以上が必要であるが、0.0070重量%を超えると
母材およびHAZ部の靭性が劣化するので、0.002
0〜0.0070重量%の範囲に限定した。REMは、
高温においても安定で、TiNと同様に結晶粒の微細化
に効果がある。この効果を十分発揮させるには、0.0
010重量%以上の添加が必要であるが、0.020重
量%を超えると、かえって鋼の清浄性および靭性が劣化
する。
【0018】Bは、REM,TiNと共存して母材のフ
ェライト粒を細かくするが、その効果は0.0002重
量%以上で得られる。しかし、0.0030重量%を超
えると細粒化の効果が小さくなり、かえって靭性が低下
するので、0.0002〜0.0030重量%の範囲に
限定した。なお、TiN存在下でBNを形成するには、
Ti(TiN)に対して過剰のNが必要である。Ti/
Nの比は、TiNの化学量論的組み合わせよりも若干の
Nが過剰に存在する組み合わせ、すなわち、Ti/Nの
比で2〜3あることが望ましい。
【0019】次に、圧延条件の限定理由を述べる。本発
明は、熱間圧延後の冷却方法に特徴があり、熱間圧延で
の加熱および圧延条件についてはとくに限定しない。通
常の熱間圧延もしくは制御圧延においても、本発明の効
果はある。熱間圧延後に極厚H形鋼に水冷を適用すれ
ば、フランジ板厚断面で冷却速度に大きな差が生じ、特
性値にばらつきが生じるが、本発明に係る強制空冷であ
れば、該板厚断面で冷却速度に大きな差を生じることな
く、冷却速度を高めることができる。該強制空冷時の冷
却速度は、風量、鋼材の板厚等によって異なるが、例え
ば、板厚80mmの場合、強制空冷を適用することによ
って、フランジ幅の1/4t(tは、板厚)部の冷却速
度は、空冷時の約0.1℃/sから0.2〜0.6℃/
s程度に高めることができる。本発明では、該強制空冷
の適用によって、母材の焼入れ性が向上し、強度は引張
強さで10〜50MPa程度上昇できるのである。
【0020】極厚H形鋼の冷却停止温度が750℃を超
える場合には、強制空冷による母材の強化はほとんど期
待できない。そこで、本発明では強制空冷で強度向上を
はかるために、冷却停止温度は750℃以下に限定し
た。なお、該停止温度の下限はとくに限定しないが、5
00℃より低温を強制空冷しても強度の向上は小さいの
で、該冷却停止温度は、実質的に500℃程度が望まし
い。また、本発明においては、室温まで強制空冷を実施
する場合があっても良い。何故ならば、それによって母
材に残留応力、歪みが発生することはないからである。
【0021】
【実施例】表1及び表2で化学組成を示す鋼片を130
0〜1320℃に加熱後、表3〜5に示す種々の圧延条
件および冷却条件でフランジ板厚40〜95mmの極厚
H形鋼を製造した。冷却に際しての空気吹付け方向4
は、図1に示すように、フランジ2外面から吹付けるA
法と、フランジ2外面と内面の両方から吹付けるB法の
2種類である。そして、各極厚H形鋼のフランジ幅の1
/4位置部で表面下8mmの部分と1/2厚の部分(図
1中に記号3で示す)とより、日本工業規格に規定する
4号引張試験片および4号衝撃試験片を採取し、それぞ
れの機械的性質(降伏強度(YS),引張強度(T
S),降伏比(YR)及び衝撃靭性値(vE 0 )を調査
した。その調査結果は、表3〜5に同時に示してある。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】
【0025】
【表4】
【0026】
【表5】
【0027】なお、表1及び表2の英文字記号A,B,
C,D,E,F、Iは、本発明に係る製造方法の実施例
に対応する鋼片で、G,Hは比較例のための鋼片に対応
する。但し、上記AからIまでの鋼片でも、表3〜5に
示すように、A2,B2,C2,C4,C7,D2,E
2,F2,G2,H2で表わす鋼片は、熱間圧延後の冷
却が通常の空冷であり、本発明の強制空冷条件から外れ
る(比較例)。また、表4のC8は、圧延後に水冷を施
したもので、これまた本発明の強制空冷条件から外れて
いる。
【0028】表3〜5に示すように、強制空冷を実施し
た本発明例は、同一鋼片の比較例(通常の空冷材)より
も、強度はTSで20〜50MPa程度高く、衝撃靭性
値(vEo)も同等以上である。また、本発明例では、
フランジ部の表層と1/4t部との強度及び靭性の差が
小さいことから、本発明に係る製造方法によれば板厚方
向の特性のばらつきを生じることなく、極厚H形鋼の強
化が達成できることがわかる。さらに、強制空冷を適用
しても、極厚H形鋼に曲り、反りなどの歪発生はなく、
残留応力も通常の空冷材と同レベルであった。
【0029】このように、本発明に係る製造方法を極厚
H形鋼の製造に適用することによって、その高強度化が
図れるし、高強度化による成分の削減が可能になるの
で、溶接性の向上も達成できた。これに対し、比較例の
C8の場合は、圧延後に水冷を実施しているが、水冷を
適用することによって極厚H形鋼自体の顕著な強化は図
れたが、表層部と1/4t部での強度差が大きくなった
り、降伏比が80%以上に高くなる欠点もあった。ま
た、比較例の英文字記号Gでは、Mn含有量が低いため
強制空冷を適用しても強度の向上効果が小さく、TSで
430MPa以上の高強度が得られないし、英文字記号
Hでは、C含有量が高すぎるため、良好な靭性が得られ
てない。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る製造方
法を採用すれば、フランジ強度のばらつきが小さく、且
つ強度の絶対値も高い建築、土木構造物用の極厚H形鋼
の製造が可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明での極厚H形鋼フランジ部の空気冷却
を説明する図である。
【符号の説明】
1 ウエブ 2 フランジ 3 試験片採取位置 4 空気吹付け方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱された鋼片を、フランジ板厚40m
    m以上のH形鋼に熱間圧延した後、強制空冷により75
    0℃以下まで急冷し、その後室温まで空冷することを特
    徴とする強度と靭性に優れた極厚H形鋼の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記加熱された鋼片が、C:0.05〜
    0.25重量%、Si:1.00重量%以下、Mn:
    0.50〜1.80重量%、Al:0.005〜0.0
    50重量%、N:0.0020〜0.0070重量%を
    含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなることを
    特徴とする請求項1記載の強度と靭性に優れた極厚H形
    鋼の製造方法。
  3. 【請求項3】 さらに、前記加熱された鋼片が、Nb:
    0.005〜0.050重量%、Ti:0.005〜
    0.020重量%、Cu:0.050〜0.60重量
    %、Ni:0.05〜0.60重量%、Cr:0.05
    0〜0.50重量%、Mo:0.02〜0.30重量
    %、Ca:0.0010〜0.0100重量%、V:
    0.005〜0.080重量%、REM:0.0010
    〜0.0200重量%、B:0.0002〜0.003
    0重量%の1種又は2種以上を含有することを特徴とす
    る請求項2記載の強度と靭性に優れた極厚H形鋼の製造
    方法。
JP822395A 1995-01-23 1995-01-23 強度と靭性に優れた極厚h形鋼の製造方法 Withdrawn JPH08197104A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP822395A JPH08197104A (ja) 1995-01-23 1995-01-23 強度と靭性に優れた極厚h形鋼の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP822395A JPH08197104A (ja) 1995-01-23 1995-01-23 強度と靭性に優れた極厚h形鋼の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08197104A true JPH08197104A (ja) 1996-08-06

Family

ID=11687190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP822395A Withdrawn JPH08197104A (ja) 1995-01-23 1995-01-23 強度と靭性に優れた極厚h形鋼の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08197104A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3323058A1 (de) * 1982-09-25 1984-03-29 Stiebel Eltron Gmbh & Co Kg, 3450 Holzminden Elektrischer durchlauferhitzer
JPH11315341A (ja) * 1998-03-05 1999-11-16 Kawasaki Steel Corp 靱性に優れた降伏強さが325MPa以上の極厚H形鋼
JP2017186594A (ja) * 2016-04-04 2017-10-12 新日鐵住金株式会社 低温用h形鋼及びその製造方法
KR20200046548A (ko) * 2018-10-25 2020-05-07 현대제철 주식회사 형강 및 그 제조 방법

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3323058A1 (de) * 1982-09-25 1984-03-29 Stiebel Eltron Gmbh & Co Kg, 3450 Holzminden Elektrischer durchlauferhitzer
JPH11315341A (ja) * 1998-03-05 1999-11-16 Kawasaki Steel Corp 靱性に優れた降伏強さが325MPa以上の極厚H形鋼
JP2017186594A (ja) * 2016-04-04 2017-10-12 新日鐵住金株式会社 低温用h形鋼及びその製造方法
KR20200046548A (ko) * 2018-10-25 2020-05-07 현대제철 주식회사 형강 및 그 제조 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6007644A (en) Heavy-wall H-shaped steel having high toughness and yield strength and process for making steel
JP6645107B2 (ja) H形鋼及びその製造方法
US5743972A (en) Heavy-wall structural steel and method
JP5034290B2 (ja) 低降伏比高強度厚鋼板およびその製造方法
JP3410241B2 (ja) 強度、靭性及び溶接性に優れた極厚h形鋼の製造方法
JPH09118952A (ja) 降伏比の低い高強度熱延鋼板部材
JP3290595B2 (ja) 靱性、溶接性に優れた高張力厚鋼板の製造方法
JP2007023346A (ja) 歪時効特性に優れた高強度溶接鋼管の製造方法
JP2017057483A (ja) H形鋼及びその製造方法
JPH08197104A (ja) 強度と靭性に優れた極厚h形鋼の製造方法
JP3440710B2 (ja) フィレット部靱性に優れたh形鋼およびその製造方法
JPH08197102A (ja) 靭性と溶接性に優れた極厚h形鋼の製造方法
JP3622246B2 (ja) 強度、靭性及び溶接性に優れた極厚h形鋼の製造方法
JP2002363685A (ja) 低降伏比高強度冷延鋼板
JPH1068016A (ja) 極厚h形鋼の製造方法
JP2023045253A (ja) 鋼板およびその製造方法
JP3337246B2 (ja) 板厚方向の機械的特性差の小さい肉厚40mm以上の厚肉のH形鋼の製造方法
JP3779811B2 (ja) 加工性に優れた電縫鋼管とその製造方法
US20040003876A1 (en) Structural Fe-Cr steel sheet, manufacturing method thereof, and structural shaped steel
JPH05154672A (ja) 高強度および高靱性クラッド鋼板の製造法
JP7493138B2 (ja) 超低降伏比高張力厚鋼板およびその製造方法
JPH08176660A (ja) 耐火性を有し溶接性に優れ、板厚方向の強度変化の少ない建築向け高強度極厚圧延h形鋼の製造方法
JP3426465B2 (ja) 靱性と加工性に優れた400〜800N/mm2級高強度熱延鋼板及びその製造方法
JP2000192143A (ja) 均質性に優れた非調質高張力鋼板の製造方法
JP2944806B2 (ja) 母材靱性に優れる低降伏比耐火h形鋼及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020402