JPH08196742A - 魚釣り遊戯装置及びこれに用いる擬似リール - Google Patents

魚釣り遊戯装置及びこれに用いる擬似リール

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JPH08196742A
JPH08196742A JP7012407A JP1240795A JPH08196742A JP H08196742 A JPH08196742 A JP H08196742A JP 7012407 A JP7012407 A JP 7012407A JP 1240795 A JP1240795 A JP 1240795A JP H08196742 A JPH08196742 A JP H08196742A
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fishing
rotation
fishing line
encoder
handle
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JP7012407A
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English (en)
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Yuji Osono
祐治 大園
Tomohiro Matsunaga
智裕 松永
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Sega Corp
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Sega Enterprises Ltd
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F2300/00Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game
    • A63F2300/80Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game specially adapted for executing a specific type of game
    • A63F2300/8035Virtual fishing

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  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】モニター装置に表示される実際の魚釣り映像と
一体で遊戯者に魚釣りを擬似的に容易に体感させること
が可能な魚釣り遊戯装置を提供する。 【構成】正逆回転制御可能の釣り糸巻き取り手段と、釣
り糸巻き取り装置から繰り出される釣り糸が先端部に固
定された釣り竿と、釣り竿の先端部と反対側に取り付け
られた疑似リールを備え、疑似リールは、遊戯者により
回転されるハンドルと、ハンドルの動きに対し負荷制動
力を与えるブレーキ機構を有し、ブレーキ機構による制
動力の大きさを、釣り糸巻き取り装置の回転状態に対応
して制御する制御手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、魚釣り遊戯装置に関
し、特にモニター装置に表示される実際の魚釣り映像と
一体で遊戯者に魚釣りを擬似的に容易に体感させること
が可能な魚釣り遊戯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生活の中での各種の娯楽を、電子装置に
より模擬的に体験できる遊戯装置、例えば、ドライビン
グゲーム、格闘ゲーム、将棋、囲碁等のゲームが広く普
及している。魚釣りゲームに関しても種々方式が提案さ
れている。
【0003】例えば、特開昭63−17481号公報に
魚釣り遊戯機が記載されている。ここに示される技術
は、模擬竿の揺動時の負荷とリール回転ハンドルに対す
る回転負荷を制御することにより、魚釣り時の魚の引込
みを遊戯者に体感させるものである。
【0004】一方、実際の魚釣りにおいては、魚の引込
みにより魚釣り竿の先端から魚釣り竿に重みが与えら
れ、これにより魚釣り竿にしなりが与えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、魚釣りに
際し、釣り人は、魚釣り竿のしなりとその先端の動きが
重要である。しかし、上記特開昭63−17481号公
報に開示される遊戯機では、模擬竿自体の変形すなわ
ち、しなりは生じず、揺動時の負荷により、遊戯者に対
して専ら上下方向に対して模擬竿の重み負荷を感じさせ
るのみである。
【0006】また、実際の魚釣りに際し、魚の引きによ
り巻取りリールのハンドルの回転に負荷が生じるが、こ
れを模擬的に体感させるために、上記公報では発電機と
可変負荷によりリール回転ハンドルの回転操作に負荷を
与えると記載しているのみである。
【0007】更に、かかる魚釣り遊戯装置は、より実際
の魚釣りの状態を遊戯者に体験させることが可能であ
り、かつ不特定多数の遊戯者により利用されるものであ
ることから、装置として構造が簡単であり、したがっ
て、メインテナンスが容易であることが望ましい。
【0008】しかるに上記の公報に記載された魚釣り遊
戯機では、模擬竿自体の変形すなわち、しなりは生じ
ず、必ずしも実際の魚釣りを体験しうるには十分ではな
い。
【0009】したがって、本発明の目的は、より実際の
魚釣りの状況に近い体験を遊戯者に与えることが可能で
あり、且つ不特定多数の遊戯者により利用されるもので
あることを考慮した簡易の構造を有する魚釣り遊戯装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明に従う魚
釣り遊戯装置の請求項1に記載の構成は、正逆回転制御
可能の釣り糸巻取り手段と、この釣り糸巻取り手段から
繰り出される釣り糸が先端部に固定された釣り竿と、こ
の釣り竿の先端部と反対側に取り付けられた疑似リール
を備え、前記疑似リールは、遊戯者により回転されるハ
ンドルと、ハンドルの動きに対し負荷制動力を与えるブ
レーキ機構を有し、このブレーキ機構による制動力の大
きさを前記釣り糸巻取り手段の回転状態に対応して制御
する制御手段を有する。
【0011】かかる構成において、釣り糸巻取り手段は
正逆回転が制御可能であるから、釣り糸の巻取り方向に
回転することにより釣り竿の先端に対し、引き力を与
え、釣り竿は下方にしなる。また、釣り糸巻取りを解く
方向に回転することにより釣り竿は、元に復元する。こ
のように、釣り竿のしなりの状態をみることにより遊戯
者は、魚の引きを模擬的に体感することができる。
【0012】また、釣り糸巻取り手段から繰り出される
釣り糸は、釣り竿の先端部に固定される。このため、糸
切れが生じる場合であっても、釣り竿の先端部の一点に
固定修復するのみで良い。
【0013】上記において、請求項2の記載の発明では
前記釣り糸巻取り手段の具体的構成として、一方向に回
転するモータと、入力軸と出力軸を有し、前記入力軸と
出力軸間の結合量が電磁的に制御される2つのクラッチ
を有し、この2つのクラッチの入力軸が互いに反対方向
に回転するように前記モータの回転を伝動する第一の伝
動手段と、前記釣り糸を巻き取るドラムと、2つのクラ
ッチの出力軸の回転をドラムに伝動する第二の伝動手段
を有する。
【0014】また請求項2の本発明にしたがう釣り糸巻
取り手段は、釣り糸を巻き取るドラムを釣り糸を巻き取
る方向又は、釣り糸の巻取りを解く方向に正逆回転する
ために、一方向のみに回転するモータと、2つのクラッ
チ及びこれらの回転を繋ぐために第一の伝動手段及び第
二の伝動手段を有して構成される。
【0015】したがって、2つのクラッチのいずれかを
結合することにより、一方向のみに回転するモータの回
転を正逆にすることができる。このため、モータは一方
向のみに回転するのみであるから、その負担が軽減され
る。また、モータ自体を正転、逆転するために生じるト
ルクのタイムラグを生じることがない。
【0016】請求項3の発明として、前記ドラムの回転
量に対応する電気信号を出力するエンコーダを有する。
このエンコーダにより、釣り糸巻取り手段による釣り糸
の巻取り量の状態を電気的に得ることが可能である。
【0017】別の具体例として、請求項4の発明は、前
記疑似リールが、更に、前記ハンドルに連結する回転部
と、この回転部の回転量に対応する電気信号を出力する
エンコーダとを有し、前記ブレーキ機構は、前記回転部
と連結する回転機構部と固定機構部を有し、回転機構部
と固定機構部の結合量が電磁的に制御される。
【0018】請求項4の発明では、ハンドルに連結する
回転部の回転量に対応する電気信号を出力するエンコー
ダを有するので、この出力により、遊戯者による糸の巻
取り量を疑似的に得ることが可能である。このため、疑
似リールが実際に釣り糸を巻き取る必要がなく、釣り糸
を釣り糸巻取り手段に直接繋げる必要が無くなる。この
ため、糸切れによる問題を生じさせることがない。
【0019】さらに、ブレーキ機構は、回転部と連結す
る回転機構部と固定機構部を有し、これらの結合を電磁
的に制御するようにしているので、簡易な構成でリール
ハンドル部に魚の引きに相応した負荷力(手応え)を感
じさせることが出来る。
【0020】別の請求項5に記載の具体例では、前記釣
り糸巻取り手段は、一方向に回転するモータと、入力軸
と出力軸を有し、該入力軸と出力軸間の結合量が電磁的
に制御される2つのクラッチを有し、2つのクラッチの
入力軸が互いに反対方向に回転するように該モータの回
転を伝動する第一の伝動手段と、前記釣り糸を巻き取る
ドラムと、2つのクラッチの出力軸の回転を該ドラムに
伝動する第二の伝動手段と、前記ドラムの回転量に対応
する電気信号を出力する第一のエンコーダを有し、前記
疑似リールは、更に、前記ハンドルに連結する回転部
と、この回転部の回転量に対応する電気信号を出力する
第二のエンコーダとを有し、前記ブレーキ機構は、回転
部と連結する回転機構部と固定機構部を有し、回転機構
部と固定機構部の結合量が電磁的に制御され、前記制御
手段は、第一のエンコーダの出力に応じて、該ブレーキ
機構の回転機構部と固定機構部の結合量を制御し、該第
二のエンコーダの出力に応じて、2つのクラッチの入力
軸と出力軸の結合量を制御する。
【0021】上記において、請求項6の発明は、魚釣り
の映像を表示するモニタ装置を備え、前記制御手段は、
前記第一のエンコーダ及び第二のエンコーダの出力に基
づき、モニタ装置への映像の表示を切替え制御する。
【0022】
【実施例】以下図面にしたがい本発明の実施例を説明す
る。尚、図に於いて、同一または類似のものには、同一
の参照番号及び記号を付して説明する。
【0023】図1は、本発明の魚釣り遊戯装置の全体を
示し、理解容易のために一部に断面部を有する横面図で
ある。
【0024】本発明の実施例装置は、遊戯施設等に備え
られる形態であり、本発明の実施例装置のキャビネット
の構成を説明する図2において、図2(1)に示される
ように、フロットキャビネットA、メカキャビネットB
及びシートキャビネットCで構成される。
【0025】図2(2)に示されるように、これらのキ
ャビネットを図2(2)に示すように、装置下部におい
てジョイントブラケット20、21により一体に接続さ
れている。また、図2(2)において、22は、サイド
プロテクトである。
【0026】図1に戻り説明すると、フロットキャビネ
ットAは、後に説明する魚釣りゲームの全体を制御する
制御盤の中心をなすメインボード3等を収容する。更
に、実際の映像、あるいはゲームの状況等をゲームの進
行に従い表示するモニタ43を有する。モニタ43の前
面の20は、モニタ43がCRTで構成される場合は、
そのCRT表面または、投影型のモニタである場合は、
映像が投影されるスクリーンを示す。
【0027】シートキャビネットCに遊戯者が座り、本
発明の魚釣り遊戯装置の機械部分が収容されるメカキャ
ビネットBに向いて、ゲームが行われる。メカキャビネ
ットBにおいて、30は通常のものと同様の先端に向か
う程細くなるように形成される釣り竿である。釣り竿3
0には、遊戯者側の手元に位置するように疑似リール1
が取り付けられている。
【0028】この疑似リール1は、本発明の魚釣り遊戯
装置を特徴づけるための、後に説明する構造を有してい
る。さらに、疑似リール1の先端には、釣り糸40が固
定され、釣り糸40は、後に詳細に説明する本発明の特
徴的構造を有する釣り糸巻取り装置2まで導かれ、余長
部分が釣り糸巻取り装置2のドラムに巻かれている。
【0029】50は、釣り糸40と同質の材料のダミー
糸であり、釣り竿30の先端部と疑似リール1の間に固
定的に張られている。したがって、ダミー糸50は、あ
たかも疑似リール1から繰り出され、釣り竿30の先端
部を通り、釣り糸巻取り装置2に繋がっているように遊
戯者10には、観察される。
【0030】しかし、ダミー糸50は釣り竿30の先端
部と疑似リール1の間に固定的に張られているので、糸
巻取り装置2による引く力、あるいは疑似リール1の回
転とは無関係であり、糸巻取り装置2及び疑似リール1
の動きにより糸切れが生じることはない。したがって、
本発明において、より実際の釣りの状況を遊戯者10に
感じさせることが可能であると同時に、糸切れによる障
害によりゲームの進行が妨げられる恐れが減少する。
【0031】図1において、更に魚釣りゲームの進行の
過程で、遊戯者の操作によって魚のアタリ、アワセ等の
調整のために釣り竿30の先端部が持ち上げ可能に構成
されている。
【0032】図3は、本発明の実施例装置の制御系ブロ
ック図である。交流電源ユニット61から供給されるA
C電流が電圧供給回路6において直流に変換され、各部
に必要な直流電圧が供給される。
【0033】3は、メインボードであり、内部にCPU
を有し、制御系の各部を制御する。以降各部について、
必要に応じて他の詳細図を参照しながら動作を説明す
る。
【0034】1は疑似リールであり、この疑似リール1
に対して、メインボード3によりクラッチ制御ボード3
1を通してブレーキ制御が行われる。更に、疑似リール
1のハンドルの回転量に対応する電気信号がエンコーダ
より出力され、メインボード3に入力される。
【0035】本発明の特徴とする疑似リール1の実施例
が図4に示される。図4において、11は、ハンドルで
あり遊戯者によって、魚の引きに合わせ、釣り糸を巻き
上げあるいは繰り出す感覚で回転される。
【0036】12は、ハンドル11と繋がる回転軸であ
る。回転軸の先には、歯131を有する歯車13が連結
している。14、16は、それぞれ歯141、161を
有する歯車である。
【0037】歯車14の軸は、エンコーダ15に連結し
ている。したがって、ハンドル11の回転が、歯車13
及び14を通じてエンコーダ15に伝えられる。エンコ
ーダ15からは、ハンドル11の回転に対応した電気信
号が出力され、図3に示すメインボード3に入力され
る。
【0038】疑似リール1の歯車13は、更に歯161
を有する歯車16に連結されている。歯車16の軸は、
ブレーキ機構17に連結されている。ブレーキ機構17
は、原理的に後に説明するパウダークラッチと同様であ
る。
【0039】ここで簡単に説明すると、ブレーキ機構1
7は、歯車16の軸と連結するブレーキ機構17の回転
軸と、固定部を有し、これら回転軸と固定部間に更に磁
性の粉体が介在されている。外部より電磁的にすなわ
ち、励磁によりこの磁性粉体を集中させることにより回
転軸と固定部の結合が強固となる。
【0040】回転軸と固定部の結合の度合いは、励磁電
流の大きさに比例する。回転軸と固定部の結合の度合い
が大きくなると、歯車16、歯車13を通してハンドル
11の回転に対し負荷が与えられることになる。
【0041】上記のエンコーダ15の出力及びブレーキ
機構17に対する励磁電流の制御については、本発明の
魚釣り遊戯装置の実際の使用例と関連して、更に後に説
明する。
【0042】図4において、更に18は、一端が固定さ
れ、他端が歯車16の歯161と係合している板バネで
ある。歯車16の回転に伴い、板バネ18の先端が振動
し、通常のリールと同様のラッチ音を再現させるための
ものである。
【0043】図1に戻り説明すると、2は釣り糸巻取り
装置である。釣り糸巻取り装置2は、後に詳細に説明す
るように、釣り糸巻取り用ドラムにクラッチを介してモ
ータの回転を伝動するように構成されている。
【0044】このクラッチの結合、切離しをメインボー
ド3からクラッチ・モータ制御ボード32を通して制御
する。更に、釣り糸巻取り装置2には、釣り糸巻取り用
ドラムの回転量に対応する電気信号を出力するエンコー
ダを備え、このエンコーダ出力がメインボード3に入力
される。
【0045】エンコーダ出力に基づく制御及び、クラッ
チの結合、切離しの制御についても後に本発明の魚釣り
遊戯装置の使用例と関連して更に後に説明する。
【0046】図5は、釣り糸巻取り機構部2の上面より
見た時の一部分解図であり、図6は、図5の右側より見
たときの側面一部分解図である。図5、図6共通にし
て、詳細構成について説明する。
【0047】70は駆動モータであり、その軸にはタイ
ミングプーリ71が取り付けられている。72、73は
同一のパウダークラッチである。パウダークラッチは例
えば、小倉クラッチ(株)より市販されているものであ
り、入力軸と出力軸を有する。この入力軸と出力軸の間
に磁性粉体が介在されている。
【0048】磁性粉体を外部より電磁的すなわち、励磁
により集中させることにより入力軸と出力軸が結合さ
れ、入力軸の回転が出力軸に伝達される。磁性粉体に対
する励磁電流を制御することにより入力軸と出力軸の結
合度が制御可能とされる。
【0049】入力軸と出力軸のそれぞれには、タイミン
グプーリ74、75が取り付けられている。76はその
取付位置の調整が可能のプーリアイドラである。タイミ
ングプーリ71、パウダークラッチ72のタイミングプ
ーリ74、プーリアイドラ76及びパウダークラッチ7
3のタイミングプーリ74には図6に示されるようにタ
イミングベルト77が張られている。
【0050】したがって、パウダークラッチ72、73
の入力軸のタイミングプーリ74は、それぞれ反対方向
に回転される。78は釣り糸巻取りドラムであり、その
軸に連結してタイミングプーリ79が取り付けられてい
る。
【0051】タイミングプーリ79と、パウダークラッ
チ72、73の出力軸に取り付けられているタイミング
プーリ75に、図6に示されるようにタイミングベルト
80が張られている。尚、81は、プーリアイドラであ
り、これに取付位置の調整によりタイミングベルト80
の張り力が調整される。
【0052】釣り糸巻取りドラム78の軸の延長部分に
エンコーダが取り付けられており、エンコーダは、円周
上にスリット穴を有するスリット板82と、スリット板
82を両側から挟むフォトカプラよりなるセンサ83を
有して構成される。
【0053】釣り糸巻取りドラム78の回転に伴いスリ
ット板82のスリット穴を通過する光を検知して電気信
号に変換して出力する。この出力は、先に説明したよう
に図3においてメインボード3に入力される。
【0054】エンコーダと釣り糸巻取りドラム78の中
間部にタイミングプーリ84が取り付けられている。タ
イミングプーリ84の回転すなわち、釣り糸巻取りドラ
ム78の回転がタイミングベルト85を介して、釣り糸
ガイド部のタイミングプーリ86に伝動される。
【0055】釣り糸ガイド部は、釣り糸巻取りドラム7
8に平均的に釣り糸が巻き取られるように、釣り糸巻取
りドラム78の回転と同期して、釣り糸を軸方向に左右
に移動させる機能を有するものである。
【0056】主要部としてトラバスカム87と糸ガイド
88を有し、タイミングプーリ86の回転がトラバスカ
ム87に伝動する。したがって、トラバスカム87は、
釣り糸巻取りドラム78の回転に同期して回転される。
尚、89は、トラバスカム87の保護筒である。
【0057】図7、図8は、図6に基づき、パウダーク
ラッチ72、73の制御と糸巻きドラム78の回転方向
との関係を説明する図である。図7、図8において、モ
ータ70の回転方向が時計回り方向である場合、モータ
70の回転がタイミングベルト77により伝動され、パ
ウダークラッチ72、73の入力軸のタイミングプーリ
74に図示される方向の回転を与える。すなわち、パウ
ダークラッチ72の入力軸は、反時計方向に回転し、パ
ウダークラッチ73の入力軸は、時計方向に回転する。
【0058】ここで、今第一のパウダークラッチ72に
励磁電流が与えられ、パウダークラッチ72の入力軸と
出力軸が結合する場合を想定する(図7)。この場合
は、パウダークラッチ72の入力軸の回転方向が、出力
軸に出力される。したがって、図7に示されるようにパ
ウダークラッチ72の出力軸に繋がるタイミングプーリ
75は、反時計方向に回転される。
【0059】パウダークラッチ72のタイミングプーリ
75にタイミングベルト80を介して係合するパウダー
クラッチ73のタイミングプーリ75及び巻取りドラム
78は、同様に反時計方向に回転される。
【0060】反対に、図8に示されるように、第二のパ
ウダークラッチ73に励磁電流が与えられ、パウダーク
ラッチ73の入力軸と出力軸が結合する場合を想定す
る。この場合は、パウダークラッチ73の入力軸の回転
方向が、出力軸に出力される。
【0061】パウダークラッチ73の入力軸の回転方向
は図8に示されるように時計方向であり、パウダークラ
ッチ73の出力軸に繋がるタイミングプーリ75は、時
計方向に回転される。
【0062】パウダークラッチ73のタイミングプーリ
75にタイミングベルト80を介して係合するパウダー
クラッチ72のタイミングプーリ75及び巻取りドラム
78は、同様に時計方向に回転される。
【0063】既に説明したようにパウダークラッチ7
2、73の励磁電流を制御することにより、入力軸と出
力軸との結合度が変えられるので、この結合度に対応し
て巻取りドラム78から引き出される釣り糸に対する引
力負荷が変わる。
【0064】次に図9乃至図12を参照して本発明の魚
釣り遊戯装置の使用例を説明しながら本発明装置の動作
を説明する。更に、必要により前記の図1乃至図8を参
照しながら説明する。
【0065】本発明装置の使用例動作フロー(その1)
を示す図9において、魚釣りゲームの開始に当たって先
ず、本発明装置の図示しない投入スロットからコインが
投入され、上級、中級、初級等の難易度が遊戯者により
設定される。
【0066】これに基づき、メインボード3(図3参
照)がその内部に格納されている魚釣りゲームプログラ
ムに基づき音源ボード5及びレーザディスクプレーヤ4
を駆動する。音源ボード5からは、所定のゲームに付随
する音声信号がオーディオミキサボード51、音声増幅
器52を通り、拡声器53に対応する音声を出力する。
【0067】レーザディスクプレーヤ4からは、所定フ
レーム数分の画像信号がピクチャインピクチャボード4
1に送られる。ピクチャインピクチャボード41は、音
声に対するオーディオミキサボード51に対応し、画像
信号を合成する回路である。ピクチャインピクチャボー
ド41において、レーザディスクプレーヤ4からの画像
信号とメインボード3からのゲームの進行に応じた表示
画像信号とを混合し、RGBボード42に1フレーム分
ずつの映像信号が送られる。
【0068】RGBボード42において、ピクチャイン
ピクチャボード41から送られる画像信号がアナログの
ビデオ信号に変換されモニタ43に表示される。具体的
には、図9に示されるように、ゲームの始めにおいて、
所定の初期画面が表示される。この所定の初期画面は、
実施例として5種のパターンの動画像であり、例えば、
釣り糸を海中に垂らす場面が表示される(ステップS
1)。
【0069】5種のパターンの動画像は、レーザディス
クプレーヤ4に格納されており、メインボード3の制御
によりその内の一の種類のパターンの動画像がランダム
に出力される。
【0070】次いで、遊戯者による「アワセ」のタイミ
ングが判定される(ステップS2)。所定の期間におい
て、遊戯者による「アワセ」のタイミングが所定期間と
一致するとヒットとなる(ステップS3)。
【0071】「アワセ」のタイミングの判定動作は、図
10を用いて説明できる。すなわち、所定期間0〜20
秒(SEC)中に複数の「アワセ」タイミングの判定期
間(I)が設けられる。この複数の「アワセ」タイミン
グ期間において、釣り糸巻取り機構2の巻取りドラム7
8が正逆に回転制御される。
【0072】巻取りドラム78が正逆に回転されると、
巻取りドラム78に巻回され、繰り出された釣り糸が固
定されている釣り竿30の先端部が上下動する。この釣
り竿30の先端部の上下動が遊戯者に対し、あたかも魚
が釣餌をつついている状態すなわち、アタリと認識させ
る。
【0073】実際の釣りの場合においては、釣り人が釣
針に魚がかかるように釣竿を上下に操作し、魚の餌への
食いつきに合わせる、「アワセ」操作を行う。 本発明
の魚釣り遊戯装置においては、この「アワセ」操作のタ
イミングが「アワセ」タイミング期間(i)に設けた
「ヒット」期間(II)に一致するか、否かを判断する。
この複数の「アワセ」タイミング(I)の判定期間中の
ヒットタイミング期間(II)と、遊戯者による釣り竿3
0の引き上げタイミングすなわち、「アワセ」操作のタ
イミングとがメインボード3で比較される。
【0074】遊戯者による釣り竿30の引き上げタイミ
ングは、次のようにして判断できる。すなわち、釣り竿
30の先端には、釣り糸巻取り機構2の巻取りドラム7
8から繰り出される釣り糸が固定されている。したがっ
て、遊戯者による釣り竿30の引き上げが行われると、
釣り竿30の先端部が上方に移動するので、上方に移動
分だけ釣り糸を繰り出すために巻取りドラム78が回転
される。
【0075】この時の巻取りドラム78の回転量に対応
するパルス信号がセンサ83から出力されるので、「ア
ワセ」タイミング(I)の判定期間中のヒットタイミン
グ期間(II)に、センサ83から所定の回転量を超える
出力が現れる場合、メインボード3で「ヒット」と判定
する。
【0076】「ヒット」と判定すると(ステップS2:
Y)、その旨をモニター43に表示するためにメインボ
ード3からピクチャインピクチャボード41に表示信号
を送り、RGBボード42を通してモニター43に送ら
れる(ステップS3)。
【0077】一方、「アワセ」のタイミング判定(ステ
ップS2)において、「ヒット」と判定されない時(ス
テップS2:N)、スカすなわち、外れ(ステップS
4)となる。外れ(ステップS4)の場合は、モニター
43には何も表示されずに、メインボード3においてタ
イマーが所定値(20秒)までカウントアップしたか否
かが判定される(ステップS5)。
【0078】所定値(20秒)まで残り時間がある場合
は、ステップS1に戻り、上記処理を繰り返す(ステッ
プS5:Y)。残り時間がない場合(ステップS5:
N)は、強制的にヒット処理(ステップS3)に移行す
る(図10参照)。
【0079】ヒット処理(ステップS3)が終了する
と、メインボード3は、魚とのつり上げの格闘(サオア
リ)をする画像レーザディスクプレーヤ4から読出制御
して、モニター43に表示し、また関連する音声を拡声
器53に表示する(ステップS6)。この「サオアリ」
の画像は、実施例として8パターンが用意される。
【0080】「サオアリ」の画像の表示中に遊戯者は、
釣竿30を上方に引き上げ、あるいは同時に疑似リール
1のハンドル11を回転して、釣り糸を徐々に巻き上げ
る模擬操作を行う。
【0081】実際の釣において、釣竿の上方への引き上
げが急であったり、釣り糸の巻き上げのためのリール回
転操作の速度が所定値より大きいと、釣り糸に許容張力
以上の張力を与え、糸切れが生じる。
【0082】本発明の魚釣り遊戯装置においては、以降
の処理が本発明装置の使用例動作フロー(その2)を示
す図11に示されるように、魚釣りゲームの進行中に、
釣り糸に許容張力T以上の張力が与えられたか否かが判
断される(ステップS7)。このステップS7における
判断は、実施例として次のようにして行われる。
【0083】魚釣りゲームの進行中の所定タイミング、
実施例として図12に示される引込みタイミング(II
I)において、遊戯者10により釣り竿30が急激に持
ち上げられると、釣り竿30の先端に結ばれた釣り糸4
0が上方に引き上げられる。したがって、釣り糸40が
巻回されている釣り糸巻取り機構2の巻取りドラム78
が、釣り糸40を繰り出すべく釣り竿30の引上げ速度
に対応した速度で回転する。
【0084】釣り糸巻取り機構2の巻取りドラム78の
回転に応じて、パルス信号がセンサ83から出力され
る。メインボード3は、このパルス信号のパルス数を所
定時間においてカウントする。そのカウント値を実際の
張力tとして、所定の許容値Tと比較する。
【0085】この比較において、実際の張力tが所定の
許容値Tより大きい場合(t>T)は、許容値以上の張
力が釣り糸に与えられたと判断され(ステップS7:
N)、糸切れの処理が行われる。
【0086】糸切れの処理は、先ず糸切れを表現する効
果音「ブチッ」を拡声器53から出力するようにメイン
ボード3の制御に基づき、音源ボード5から出力される
(ステップS8)。
【0087】次に魚に水中に逃げられる画像がレーザデ
ィスクプレーヤ4から読みだされてモニタ43に表示さ
れる。実施例として、魚に水中に逃げられる画像は、実
施例として3パターンシーンが用意され、ランダムに表
示される(ステップS9)。そして、釣果データが表示
され、ゲームは終了する(ステップS10)。
【0088】ここで上記のように、許容値T以上の張力
が釣り糸に与えられたか否かの判断において、釣り糸巻
取り機構2の巻取りドラム78の回転量によって、釣竿
30の所定期間内の上方移動量から急激に持ち上げら
れ、その結果所定値以上の張力が釣り糸に与えられたと
模擬的に判断するようにしている。しかし、本発明はか
かる場合によらず、疑似リール1のハンドル11の所定
期間内の回転数を所定値と比較するようにしても良い。
【0089】釣竿30の引上げ量と疑似リール1のハン
ドル11の所定期間内の回転数との二つの値の組合わせ
から判断することも他の態様として可能である。
【0090】ゲームの進行において、釣り糸を規定値N
以上巻き取ったか否かが判断される(ステップS1
1)。このステップS11の判断も図12の引込みタイ
ミング(III)において判断される。
【0091】本発明の魚釣り遊戯装置では、メインテナ
ンスを容易とすべく、疑似リール1と釣り糸巻取り装置
1から繰り出される釣り糸40とは繋がっていない。し
たがって、釣り糸巻取り装置1の巻取りドラム78の回
転量からは、リールによる釣り糸の巻取り量nを判定す
ることはできない。
【0092】そこで本発明は、疑似リール1にエンコー
ダ15を備えるように構成している。エンコーダ15か
らは、先に説明したように疑似リール1のハンドル11
の回転量に対応した電気信号が出力され、メインボード
3に入力される。
【0093】メインボード3において、入力されるエン
コーダ15からの疑似リール1のハンドル11の回転数
に対応した電気信号に基づき、所定期間である引込みタ
イミング(III)において、所定量以上の大きさに対応
する電気信号すなわち、疑似リール1のハンドル11の
回転数nが入力されたか否かが判定される。
【0094】所定期間において、規定量以上の大きさに
対応する電気信号すなわち、疑似リール1のハンドル1
1の回転数量nが入力された場合(t<T、n>N)
は、規定数量N以上の巻取りが行われたと判定する(ス
テップS11:Y)。
【0095】一方、所定期間において、規定量以下の大
きさに対応する電気信号すなわち、疑似リール1のハン
ドル11の回転数量nが入力された場合(t<T、n<
N)は、規定数量N以上の巻取りが行われていないと判
定し(ステップS11:N)、格闘中に魚別に逃げられ
るシーンが表示される(ステップS12)。この魚別に
逃げられるシーンは、実施例として6パターン用意さ
れ、これらが魚別にランダムに表示される。
【0096】魚別にシーンが分けられるのは、遊戯者が
ゲームの開始に先立って入力されたゲームの難易度に応
じて魚別の種類が決定されるように制御されるようにし
ているためである。
【0097】ステップS11において、規定数量N以上
の巻取りが行われたと判定される場合(ステップS1
1:Y)は、魚別の格闘シーンであって、徐々に魚が海
面上に浮上するシーンが表示される(ステップS1
3)。ここで、魚別に格闘シーンが表示されるのは、ス
テップS12における表示と同様の理由である。
【0098】更に、ステップS7と同様にして、釣り糸
の張力tが許容張力T以内であるか否かが判断される
(ステップS14)。釣り糸の張力tが許容張力T以上
にされている場合(ステップS14:N)には、水面上
に出た魚が再び水面に落ち、「バシャ」という音が拡声
器53に表示されるとともに、魚に逃げられる像が表示
され(ステップS15)、釣果が表示されて終了する
(ステップS10)一方、ステップS14で釣り糸の張
力tが許容張力T以内である場合(t<T)は、3枚目
か否か、すなわちゲームが3回目か否かが判断される
(ステップS16)すなわち、本実施例では、うまく魚
を釣り上げた場合は、3回迄釣りゲームを継続すること
ができる。したがって、3枚目でなければ、餌づけシー
ンが表示され(ステップS17)、ゲームはスタートに
戻る。また3枚目であれば(ステップS16:Y)、釣
果が表示されて、ゲームは終了する。
【0099】図3において、本発明の魚釣り遊戯装置に
は、必要により遊戯者への指示と効果的電飾を与えるラ
ンプ表示盤63と、それを制御する半導体スイッチリレ
ー盤62を有して構成される。
【0100】
【発明の効果】以上実施例にしたがい説明したように、
本発明により、実際の魚釣りの状況に近い体験を遊戯者
に与えることが可能であり、且つ不特定多数の遊戯者に
より利用されるものであることを考慮しメインテナンス
性に優れた簡易の構造を有する魚釣り遊戯装置が提供さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例装置の横面図である。
【図2】本発明の実施例装置のキャビネットの構成を説
明する図である。
【図3】本発明の実施例装置の制御系ブロック図であ
る。
【図4】疑似リールの実施例を示す図である。
【図5】釣り糸巻取り装置の上面より見たときの一部分
解図である。
【図6】図5の右側より見たときの側面一部分解図であ
る。
【図7】パウダークラッチの制御と糸巻きドラムの回転
方向との関係を説明する図(その1)である。
【図8】パウダークラッチの制御と糸巻きドラムの回転
方向との関係を説明する図(その2)である。
【図9】本発明装置の使用例動作フロー(その1)であ
る。
【図10】図9のタイムチャートである。
【図11】本発明装置の使用例動作フロー(その2)で
ある。
【図12】図11のタイムチャートである。
【符号の説明】
1 疑似リール 11 ハンドル 12 回転軸 13、14、16 歯車 15 エンコーダ 17 ブレーキ機構 31 クラッチコントロールボード 2 釣り糸巻取り装置 32 クラッチモータコントロールボード 3 メインボード 43 モニター 4 レーザディスクプレーヤ 5 音源ボード 6 電圧供給回路 10 遊戯者 20 スクリーン 30 釣り竿 40 釣り糸 50 ダミー糸

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正逆回転制御可能の釣り糸巻取り手段と、 該釣り糸巻取り手段から繰り出される釣り糸が先端部に
    固定された釣り竿と、 該釣り竿の先端部と反対側に取り付けられた疑似リール
    を備え、 該疑似リールは、遊戯者により回転されるハンドルと、
    該ハンドルの動きに対し負荷制動力を与えるブレーキ機
    構を有し、 該ブレーキ機構による制動力の大きさを、該釣り糸巻取
    り手段の回転状態に対応して制御する制御手段を有する
    ことを特徴とする魚釣り遊戯装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記釣り糸巻取り手段
    は、 一方向に回転するモータと、 入力軸と出力軸を有し、該入力軸と出力軸間の結合量が
    電磁的に制御される2つのクラッチを有し、 該2つのクラッチの入力軸が互いに反対方向に回転する
    ように該モータの回転を伝動する第一の伝動手段と、 前記釣り糸を巻き取るドラムと、 該2つのクラッチの出力軸の回転を該ドラムに伝動する
    第二の伝動手段を有することを特徴とする魚釣り遊戯装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 更に、前記ドラムの回転量に対応する電気信号を出力す
    るエンコーダを有することを特徴とする魚釣り遊戯装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記疑似リールは、 更に、前記ハンドルに連結する回転部と、 該回転部の回転量に対応する電気信号を出力するエンコ
    ーダとを有し、 前記ブレーキ機構は、該回転部と連結する回転機構部と
    固定機構部を有し、該回転機構部と該固定機構部の結合
    量が電磁的に制御されることを特徴とする魚釣り遊戯装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記釣り糸巻取り手段
    は、 一方向に回転するモータと、 入力軸と出力軸を有し、該入力軸と出力軸間の結合量が
    電磁的に制御される2つのクラッチを有し、 該2つのクラッチの入力軸が互いに反対方向に回転する
    ように該モータの回転を伝動する第一の伝動手段と、 前記釣り糸を巻き取るドラムと、 該2つのクラッチの出力軸の回転を該ドラムに伝動する
    第二の伝動手段と、、 該記ドラムの回転量に対応する電気信号を出力する第一
    のエンコーダを有し、 前記疑似リールは、 更に、前記ハンドルに連結する回転部と、 該回転部の回転量に対応する電気信号を出力する第二の
    エンコーダとを有し、 前記ブレーキ機構は、該回転部と連結する回転機構部と
    固定機構部を有し、該回転機構部と該固定機構部の結合
    量が電磁的に制御され、 前記制御手段は、該第一のエンコーダの出力に応じて、
    該ブレーキ機構の回転機構部と固定機構部の結合量を制
    御し、該第二のエンコーダの出力に応じて、該2つのク
    ラッチの入力軸と出力軸の結合量を制御することを特徴
    とする魚釣り遊戯装置。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5において、 更に、魚釣りの映像を表示するモニタ装置を備え、前記
    制御手段は、前記第一のエンコーダ及び第二のエンコー
    ダの出力に基づき、該モニタ装置への映像の表示を切替
    え制御することを特徴とする魚釣り遊戯装置。
  7. 【請求項7】回転可能のハンドルと、 該ハンドルの軸方向と同一方向の軸を有し、該ハンドル
    の回転に応じて回転される回転部と、 該回転部の回転量に対応する電気信号を出力するエンコ
    ーダと、 該回転部と連結する回転機構部と、 該回転機構部との結合が電磁的に制御可能な固定機構部
    とを有し、 該回転機構部と該固定機構部との結合量を制御して、該
    ハンドルの回転に対し、負荷を与えるように構成された
    ことを特徴とする擬似リール。
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