JPH0819578B2 - 結束紡績機 - Google Patents

結束紡績機

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JPH0819578B2
JPH0819578B2 JP62109158A JP10915887A JPH0819578B2 JP H0819578 B2 JPH0819578 B2 JP H0819578B2 JP 62109158 A JP62109158 A JP 62109158A JP 10915887 A JP10915887 A JP 10915887A JP H0819578 B2 JPH0819578 B2 JP H0819578B2
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H15/00Piecing arrangements ; Automatic end-finding, e.g. by suction and reverse package rotation; Devices for temporarily storing yarn during piecing
    • D01H15/002Piecing arrangements ; Automatic end-finding, e.g. by suction and reverse package rotation; Devices for temporarily storing yarn during piecing for false-twisting spinning machines

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は糸継ぎ操作が確実にでき、しかも糸継ぎ部の
強度を大きくすることができる結束紡績機に関するもの
である。
(従来技術とその問題点) 一般に、粗糸、又はスライバー等のステープル繊維束
をドラフト装置に供給してドラフトしリボン状にして送
出せしめ、この送出された繊維を繊維分離用ノズルと負
圧ダクトに連結された負圧室、及び仮撚りノズルにより
形成される糸形成装置に連続的に供給して、中心層が無
撚りで表層繊維が中心層に螺旋状に巻き付いた結束紡績
糸を製造する結束紡績機は既に広く知られている。かか
る紡績機は近時急速に発達してその紡出速度も150m/min
以上に達している。
そのため、運転の途中で糸切れが発生した場合、紡出
糸に発生したスラブを除去するためにスラブキャッチャ
等の信号により糸を切断した場合、あるいは他の理由に
より一時紡出を中断した場合は、操業率を良くするため
短時間で確実に糸継ぎ操作を行なう必要がある。
そこで、特願昭59−162655号公報に記載されているよ
うな糸継方法を実施した。
すなわち、ドラフト装置と糸形成装置と引取り装置及
び巻き取り装置とにより構成されると共に、前記糸形成
装置が繊維分離用ノズルと、負圧ダクトが連結されてい
る負圧室と、仮撚りノズルとにより形成された紡績機に
より、結束紡績糸を製造している途中において紡出を中
断した場合に、ドラフト装置と引取り装置、及び巻き取
り装置を停止させると共に、仮撚ノズルへの圧空の供給
を停止させる。該状態で、巻き取り装置のパッケージか
ら結束紡績糸を引き出して下糸として仮撚ノズルに供給
し負圧ダクトに吸引させると共に、ドラフト装置を作動
させて繊維束を繊維分離用ノズルに供給し負圧ダクトに
吸引させる。そして、巻き取り装置を作動させて下糸の
引取りを開始すると共に、仮撚ノズルに圧空を供給して
下糸に旋回力を作用させ、次いで、引取り装置を作動さ
せて糸形成装置内で下糸と紡出糸を接合させつつ下糸を
引き取ることにより糸継ぎする方法である。
該糸継ぎ方法を実施することにより、短時間で確実に
糸継することができるようになった。
しかし、上述のような方法で得られた糸継ぎ部では必
要とする糸強度を得ることができず、後処理工程におい
て糸切れを発生するという問題が生じた。
(目的) 本発明は上述のような問題点を解決し、糸継ぎ操作が
簡単に、かつ確実にできると共に、必要とする強度を有
する糸継ぎ部が形成できる結束紡績機を提供することを
目的に検討の結果得られたものである。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本発明はドラフト装置と糸形成装置と引取
り装置及び巻き取り装置とにより構成されると共に、前
記糸形成装置が繊維分離用ノズルと、負圧ダクトが連結
されている負圧室と、仮撚りノズルとにより形成された
紡績機において、糸継ぎ部に対して前記糸形成装置内に
おいて作用する旋回流と同一方向の旋回流を作用させる
ように形成された補助ノズルを前記糸形成装置と引取り
装置の間に配設せしめた構成にしてある。
又、補助ノズルを糸をノズル側部より出し入れできる
ようスリットが形成された形状にするのが好ましい。
更に、補助ノズルを機枠に沿って走行する台車に装着
するのが好ましい。
(実施例) 本発明の結束紡績機の1実施例の構成を図面に基づい
て説明する。
1は機枠10に設置されたドラフト装置であり、バック
ローラ11とセカンドローラ12とフロントローラ13とで構
成されている。そして、バックローラ11には駆動軸とロ
ーラを切り離して回転させる機構14が装着されている。
2は糸形成装置であり、ドラフト装置1のフロントロー
ラ13に隣接するよう機枠10に設置され、該ローラ13から
供給された繊維束を吸引し、旋回力を作用させるように
なっている。
その詳細は第2図に示す通りであって、図中、21はケ
ーシングであり、繊維分離用ノズル21−1と仮撚ノズル
管22を装着し負圧室21−3を形成する孔21−2と、負圧
ダクト7に連通する孔21−4、及び圧空供給用管62に連
通する孔21−5が穿設されている。仮撚ノズル管22には
その軸心に繊維束通過用孔22−1が穿設され、該孔22−
1の周囲に連通するよう複数個の細孔22−2が放射状に
穿設されている。又、その外周部にはOリングを装着す
るための溝と、圧空室を形成するための溝が穿設されて
いる。
3は機枠10に沿って走行する台車80に設置された補助
ノズルであり、糸切れを生じた場合に糸形成装置2と引
き取り装置4の間に位置し、糸継ぎされた部分に対して
上述の糸形成装置2内において作用する旋回流と同一方
向の旋回流を作用させるようになっている。
その詳細は第2図、及び3図に示す通りであって、図
中、31はケーシングであり、糸条通過用の溝31−1と、
該溝31−1と圧空供給用管65に連通する孔31−2が少な
くとも1箇所穿設され、仮撚ノズル管22内に作用する旋
回流と同一方向の旋回流が生じるようになっている。該
旋回流は糸条に対する搬送力があってもなくてもよい。
上述の糸条通過用の溝31−1は糸条を長手方向と直交
する方向に出し入れするためのスリット部31−1aと糸条
が長手方向に移動するための溝部31−1bによ形成されて
いる。
上述の引き取り装置4は、糸形成装置2より送出され
た糸条を所定の速度で引き取るようになっており、ドラ
イブローラ41と切り離し機構43を有するニップローラ42
とにより構成されている。
5は巻き取り装置であり、引き取り装置4から送出さ
れた糸条を巻き取るようになっており、綾振用溝付きド
ライブローラ51と、ボビンを回転自在に装着するクレー
ドル52と、ドライブローラ51からボビンを離すための切
り離し機構り53とにより構成されている。
6は圧空供給ラインであり、圧空供給用管61〜65と各
管に装着された電磁切り替え弁66〜70とで形成され、バ
ックローラ11の切り離し機構14には電磁切り替え弁66が
装着された圧空供給用管61が、ニップローラ42の切り離
し機構43には電磁切り替え弁68が装着された圧空供給用
管63が、クレードル52の切り離し機構53には電磁切り替
え弁69が装着された圧空供給用管64が接続されている。
又、ケーシング2には電磁切り替え弁67が装着された圧
空供給用管62が、補助ノズル3のケーシング31には電磁
切り替え弁70が装着された圧空供給用管65が接続されて
いる。
8は糸切れ検知器であり、シーケンサ9により電磁切
り替え弁66〜70を作動させ圧空の供給路を切り替えるよ
うになっている。
台車80は機枠10に沿って走行するようになっており、
糸切れ検知器8が作動すると、シーケンサ9により対応
する錘に移動される 上述の結束紡績機により紡糸が行われている状態で、
ある錘に糸切れが発生し、糸切れ検知器8が作動する
と、シーケンサ9が作動して対応する錘の電磁切り替え
弁66に信号が送られ、圧空の供給路が切り替えられる。
すると、ドラフト装置1の切り離し機構14が作動して駆
動軸とローラが切り離されてバックローラ11の回転が停
止され、繊維束Y−1の供給が停止される。次いで、電
磁切り替え弁67〜69に信号が送られ、圧空の供給路が切
り替えられる。すると、引き取り装置4と巻き取り装置
5の切り離し機構43、53が夫々作動してドライブローラ
41からニップローラ42が、ドライブローラ51から巻き取
りパッケージ55が切り離されると共に、糸形成装置2の
仮撚りノズル管22への圧空の供給が停止される。この
時、負圧ダクト7は作動状態のままになっており、糸形
成装置2の負圧室21−3には吸引力が作用している。一
方、糸切れ検知器8が作動すると、シーケンサ9が作動
して台車80に信号が送られ対応する錘に移動され、補助
ノズル3が糸形成装置2と引取り装置4の間に位置す
る。そして、巻き取りパッケージ55の回転が停止する
と、該パッケージ55から糸条Y−2を引き出してその端
部を20〜50mm開繊して下糸とし、補助ノズル3のスリッ
ト部31−1aから溝部31−1b内に挿入すると共に、糸形成
装置2の仮撚ノズル管22に対して66mm以上挿入する。す
ると、下糸Y−2は仮撚りノズル管22から負圧室21−3
を介して負圧ダクト7に吸引される。該下糸Y−2が吸
引されると、糸継ぎ操作スイッチ(図示せず)を押して
シーケンサ9を作動させ、電磁切り替え弁66に信号を送
って圧空の供給路を切り替える。すると、ドラフト装置
1の切り離し機構14が作動して駆動軸とローラが連結さ
れてバックローラが回転され繊維束Y−1が送出され
る。そして、所定のドラフト処理がなされた後フロント
ローラ13から糸処理装置2に供給される。該繊維束Y−
1がケーシング21の繊維分離用ノズル21−1から負圧室
21−3を介して負圧ダクトに吸引されると、電磁切り替
え弁69が作動して圧空の供給路が切り替えられて、巻き
取り装置5の切り離し機構53が作動しパッケージ55がド
ライブローラ51に当接されて回転され糸Y−2の巻き取
りが開始される。次いで、電磁切り替え弁67が作動して
圧空の供給路が切り替えられて仮撚ノズル管22に圧空が
供給され下糸Y−2に旋回力が付与されると共に、電磁
切り替え弁68が作動して圧空の供給路が切り替えられて
引き取り装置4の切り離し機構43が作動し、ニップロー
ラ42がドライブローラ41に圧接されて下糸Y−2が引き
取られる。該動作により下糸Y−2が糸形成装置2内に
おいて紡出糸と接合した状態で引き出されながら回転す
ることにより、負圧ダクト7内において該下糸Y−2と
共に吸引されていた繊維束Y−1と下糸Y−2の開繊さ
れた単糸が芯部の糸条に絡みついて糸継ぎされ、通常の
糸形成時と同じように仮撚りノズル管22より紡出され
る。そして、上述の引き取り装置4が作動すると、電磁
切り替え弁70が作動して圧空の供給路が切り替えられて
補助ノズル3の溝3−1に圧空が供給され、仮撚りノズ
ル管22によって糸継ぎされた部分に対して仮撚りノズル
管22内において作用した旋回流と同一方向の旋回流が付
与されて糸継ぎ部が糸形成時の状態とほぼ同一の状態に
なり、糸形成装置2において芯部の糸条に対して絡み付
かなかった周辺部の単糸を芯部の糸条に絡み付かせると
共に、糸形成装置2において芯部の糸条に絡み付いた単
糸をより強い力で芯部の糸条に絡み付かせる。そして、
引き取り装置4により引き取られて巻き取り装置5のパ
ッケージ55上に巻き取られる。
上述の糸継ぎ操作における糸形成装置2、引き取り装
置4、及び巻き取り装置5の作動順序、及び作動開始時
間の関係は、ドラフト装置1のバックローラ11の作動時
を基準にして設定する。又、補助ノズル3の作動開始時
間は引き取り装置4のニップローラ42の作動時を基準に
して設定する。
仮撚ノズル管22への圧空供給開始時間T−2は、2.2
秒≦T−2≦3.5秒 巻き取り装置5の作動開始時間T−5は、 2.1秒≦T−5≦3.5秒 (T−2−0.1秒≦T−5≦T−2) ニップローラ42の作動開始時間T−3は、 2.2秒≦T−4≦3.8秒 補助ノズル3への圧空供給開始時間T−3は、 −0.5秒≦T−3≦1.0秒 上述の補助ノズル3への圧空供給時間T−3′は、0.
5秒〜1.0秒の範囲で繊維束の種類、繊維長さ、繊維太
さ、及び糸形成、巻き取り速度等により設定する。
又、補助ノズル3への圧空供給開始時間T−3は、引
き取り装置4のドライブローラ41とニップローラ42の直
径、硬度、ニップ圧力等による下糸の加速度、下糸の長
さ、及び糸継ぎ補助ノズルの立ち上り速度等により設定
する。
上述の各動作はシーケンサ9により電気的に行もでき
る。
上述の補助ノズル3への圧空供給時間T−3′は、0.
5秒以下になると仮撚量が少なすぎて芯部の糸条に絡み
付かなかった単糸を確実に芯部の糸条に絡み付かせるこ
とができず、1.0秒以上になると仮撚が掛かり過ぎて芯
部に絡み付いた単糸によって巻締まりを生じ糸に太さ
斑、風合斑を生じる。そのため、圧空供給時間0.5秒か
ら1.0秒の間に設定するのが好ましい。
上述の結束紡績機により下記条件で糸継ぎ操作を行な
った。この時のタイムチャートは第4図に示す通りであ
る。
糸継ぎ条件 糸の種類:ポリエステルと綿の混紡糸(36番手)引き取
り速度:182m/min 巻き取り速度:187m/min T−2:3秒 圧空圧力:3.5kg/cm2 T−3:0秒 T−3′:0.5秒間 圧空圧力:5kg/cm2 T−4:2.9秒 T−5:2.9秒 下糸挿入長さ:200 mm 上述の条件で複数回糸継ぎ操作を行なったところ、パ
ッケージに巻き取られている結束紡績糸の平均強度295g
に対して糸継ぎ部の強度は、最大のものが270g、最小の
ものが175gで、平均的には230gあった。
これに対して、補助ノズルを設置しない結束紡績機の
場合は、最大のものが205g、最小のものが105gで、平均
的には160gあり、補助ノズルを設置することにより、約
1.4倍の強度になり充分実用に耐えることがわかる。
上述の繊維を分離するための繊維分離用ノズル21−1
に代えて、軸心に繊維通過用の孔が穿設され、該孔の周
囲に仮撚ノズルとは逆方向の旋回流を作用させる細孔が
穿設された繊維分離用ノズルを使用し、該繊維分離用ノ
ズルと仮撚ノズルにより繊維を分離することもできる。
又、上述の補助ノズル3は第5図に示すように走行台
車101に設置することができる。
この場合、補助ノズル3は一端が走行台車101に回動
自在に装着されたアーム102の端部に取り付けられてい
る。そして、台車が走行する時は台車内に収納され、糸
継ぎを操作行なう錘に移動した時に回動装置(図示せ
ず)が作動してアームが回動され、補助ノズル3が糸形
成装置2の近傍位置に移動される。該補助ノズル3への
圧空の供給は走行台車101にコンプレッサー等の圧空供
給装置を設置して行なうか、あるいは機枠10側に設置さ
れている圧空供給用管65にフレキシブル管等を介して連
結することにより行なうことができる。
上述のような走行台車101に設置された補助ノズル3
によって糸継ぎ操作を行なう場合は、予め人手、あるい
は台車101に設置された糸端挿入装置(図示せず)によ
り糸端を糸形成装置2内に挿入する。そして、回動装置
(図示せず)を作動してアーム102を回動させ補助ノズ
ル3を糸形成装置2に近接した位置に移動せしめ、上述
の補助ノズル3が機台に設置されている場合と同じ順序
で糸継ぎ動作を行なう。
(発明の効果) 本発明は上述のようにドラフト装置と糸形成装置と引
取り装置及び巻き取り装置とにより構成されると共に、
前記糸形成装置が負圧ダクトが連結されている負圧室
と、仮撚りノズルとにより形成された紡績機において、
糸継ぎ部に対して前記糸形成装置内において作用する旋
回流と同一方向の旋回流を作用させるように形成された
補助ノズルを前記糸形成装置と引取り装置の間に配設せ
しめることにより次のような効果を奏することができ
る。
(1)糸継ぎ部に対して前記糸形成装置内において作用
する旋回流と同一方向の旋回流を作用させるように形成
された補助ノズルを糸形成装置と引取り装置の間に配設
することにより、糸継ぎ部を糸形成時の状態とほぼ同一
の状態にするため、糸形成装置において芯部の糸条に対
して絡み付かなかった周辺部の単糸を芯部の糸条に絡み
付かせると共に糸形成装置において芯部の糸条に絡み付
いた単糸をより強い力で芯部の糸条に絡み付かせた糸継
ぎ部にすることができ、従来の糸継ぎ部の強度に対して
約1.4倍の強度を有する糸継ぎ部を形成することができ
る。
(2)糸継ぎ部が補助ノズルによって糸形成装置におい
て芯部の糸条に対して絡み付かなかった周辺部の単糸を
芯部の糸条に絡み付かせると共に、糸形成装置において
芯部の糸条に絡み付いた単糸はより強い力で芯部の糸条
に絡み付かせた糸継ぎ部にすることができるため、結束
紡績糸と略同一の糸径になり後処理工程において糸切
れ、あるいは織り傷、染め斑等が発生するのを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の結束紡績機の1実施例を示す概略図で
ある。 第2図は第1図における糸形成装置、及び補助ノズルの
拡大断面図である。 第3図は第2図における補助ノズルのZ矢視図である。 第4図は糸継ぎ動作状況を示すタイムチャートである。 第5図は本発明の結束紡績機の他の実施例を示す概略図
である。 1:ドラフト装置、2:糸形成装置、3:補助ノズル、4:引き
取り装置、5:巻き取り装置、6:圧空供給ライン、7:負圧
ダクト、8:糸切れ検知器、9:シーケンサ、11:バックロ
ーラ・13:フロントローラ、14,43,53:切り離し機構、2
1、31:ケーシング、22:仮撚ノズル、41,51:ドライブロ
ーラ、42:ニップローラ、52:クレードル、61〜65:圧空
供給用管、66〜70:電磁切り替え弁、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドラフト装置と糸形成装置と引取り装置及
    び巻き取り装置とにより構成されると共に、前記糸形成
    装置が繊維分離用ノズルと、負圧ダクトが連結されてい
    る負圧室と、仮撚りノズルとにより形成された紡績機に
    おいて、糸継ぎ部に対して前記糸形成装置内において作
    用する旋回流と同一方向の旋回流を作用させるように形
    成された補助ノズルを前記糸形成装置と引取り装置の間
    に配設せしめたことを特徴とする結束紡績機。
  2. 【請求項2】前記補助ノズルが、糸をノズル側部より出
    し入れできるようスリットが形成されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の結束紡績機。
  3. 【請求項3】前記補助ノズルが、機枠に沿って走行する
    台車に装着されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項または第2項に記載の結束紡績機。
JP62109158A 1987-05-01 1987-05-01 結束紡績機 Expired - Lifetime JPH0819578B2 (ja)

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