JPH08195739A - ユニークワードパターン制御方式 - Google Patents

ユニークワードパターン制御方式

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JPH08195739A
JPH08195739A JP397895A JP397895A JPH08195739A JP H08195739 A JPH08195739 A JP H08195739A JP 397895 A JP397895 A JP 397895A JP 397895 A JP397895 A JP 397895A JP H08195739 A JPH08195739 A JP H08195739A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/04Speed or phase control by synchronisation signals
    • H04L7/041Speed or phase control by synchronisation signals using special codes as synchronising signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/0602Systems characterised by the synchronising information used

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は簡単で、しかも安価な構成で伝送デ
ータの秘匿性を高め得るユニークワードパターン制御方
式を提供することを目的とする。 【構成】 基準UWパターン発生器12の出力基準UW
パターンと特殊パターン発生器13の出力特殊パターン
とは、それぞれ加算器15で各々の対応するビット同士
の排他的論理和演算を行われ、これにより送出すべきU
Wパターン100が生成される。フレーム制御部20は
多重部19からUWパターンを送出した後、次のUWパ
ターンを多重化するまでにUW送出終了信号101をシ
フト制御部14に供給し、特殊パターン発生器13の出
力特殊パターンを1ビットシフトさせる。これにより、
1フレーム毎にUWパターン100が変更されることと
なり、また、送信データがバースト信号の場合は先頭フ
レーム毎にパラメータ設定部11により特殊パターンが
初期化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はユニークワードパターン
制御方式に係り、特にフレームフォーマットを有するデ
ータ伝送において秘匿性の高いデータ通信を行うための
ユニークワードパターン制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】データをフレーム単位で伝送するデータ
伝送システムにおいて、各フレームにはデータ以外の冗
長ビットとしてプリアンブルやユニークワード(以下、
UWともいう)を多重して通信するシステムが知られて
いる。このデータ通信システムでは、各局では受信信号
に含まれているUWを検出してフレーム同期を確立し、
UWの検出タイミングを基準にその後に続く受信信号中
のデータの分離検出等を行う。
【0003】従来、このUWのパターンは中央処理装置
(CPU)等から設定するようにしている(特開昭60
−227542号公報)。図4はこの従来のユニークワ
ードパターン制御方式の一例の構成図で、同図(A)は
送信部、同図(B)は受信部の構成を示す。
【0004】送信部では、図4(A)に示すように、C
PU等のパラメータ設定部11により設定されたパラメ
ータに基づいてUWパターン発生器23を制御して固定
パターンのデータ列NビットのUWパターンをパラレル
に出力させ、このUWパターンをパラレル/シリアル変
換部16によりシリアルデータに変換後、多重部19内
のフレーム制御部20の制御により、端末装置17から
送信系通信信号処理部18を介して入力される送信用通
信信号と多重し、この多重化データを送信データとして
送信する。
【0005】一方、受信部では、図4(B)に示すよう
に、CPU等のパラメータ設定部31により設定された
パラメータに基づいてUWパターン発生器55を制御し
て、送信部と同一のパターンに設定したUWパターンを
発生させて比較部56へ供給し、ここでシリアル/パラ
レル変換部35によりパラレルデータに変換された受信
データと比較させ、その比較結果に基づいて不一致数加
算部38により不一致数、つまり誤り数を算出させる。
【0006】この誤り数は比較部39でパラメータ設定
部31により設定される誤り許容数発生器40よりの誤
り許容数と比較され、誤り数が誤り許容数以下の場合は
UW検出パルス送出部41から同期判定部42へUW検
出パルスを出力させる。
【0007】同期判定部42は上記のUW検出パルスが
一度入力されると、それ以降フレーム周期毎に入力され
るUW検出パルスの回数が後方保護回数以上であれば非
同期モードから同期モードに変更し、同期モードとなっ
ている時にフレーム周期のUW検出パルスが入力されな
くなった回数が前方保護回数以上になった時に再び非同
期モードに戻す同期/非同期モード連絡信号103を出
力する。
【0008】受信系通信信号処理部44はこの同期/非
同期モード連絡信号103により同期モード時に受信デ
ータを処理し、端末装置45へ出力する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
のユニークワードパターン制御方式では、システムによ
りUWパターンを変更することはあっても、同一のシス
テムでは固定パターンのUWを使用していたため、一度
UWを検出するとその後に続くデータをすべて受信する
ことが可能となり、他に漏れては困るデータの伝送にお
いて安全性が低くなるという問題がある。また、暗号回
路を付加してデータの秘匿性を高めようとすると、回路
が複雑で、高価になるという問題がある。
【0010】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
簡単で、しかも安価な構成で伝送データの秘匿性を高め
得るユニークワードパターン制御方式を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、固定パターンの基準ユニ
ークワードパターンと特殊パターンとを排他的論理和演
算してユニークワードパターンを生成し、該ユニークワ
ードパターンを送信用通信信号に多重化して1フレーム
の信号として送信した後、特殊パターンを所定ビットシ
フトして基準ユニークワードパターンと排他的論理和演
算して次のフレームのユニークワードパターンを生成
し、次のフレームのユニークワードパターンを次の送信
用通信信号に多重化して次の1フレームの信号として送
信することを繰り返す送信部と、初期値が送信部より送
信された先頭フレームのユニークワードパターン生成時
に用いられた特殊パターンと同じパターンに設定された
受信用特殊パターンと受信データとの排他的論理和演算
をして得たビット列と、基準ユニークワードパターンと
同一の受信用基準ユニークワードパターンとを比較する
第1の比較手段と、第1の比較手段により得られた1フ
レーム当りの不一致数が設定した誤り許容数以下かどう
か比較する第2の比較手段と、不一致数が誤り許容数以
下の時にユニークワード検出パルスを出力するパルス送
出部と、ユニークワード検出パルス数に基づいて同期/
非同期を判定する同期判定部と、同期判定部により同期
状態と判定されているときには少なくともユニークワー
ド検出パルスに基づいて受信用特殊パターンを所定ビッ
トシフトする受信用シフト制御部とを具備する受信部と
より構成したものである。
【0012】また、請求項3記載の発明では受信部を、
M通りの特殊パターンに対応してM通りあるユニークワ
ードパターンをそれぞれ発生するユニークワードパター
ン発生器と、M通りのユニークワードパターンのうちの
一のユニークワードパターンを選択する選択部と、基準
ユニークワードパターンと同一の受信用基準ユニークワ
ードパターンを発生する発生器と、受信用基準ユニーク
ワードパターンと選択部により選択されたユニークワー
ドパターンとの排他的論理和演算を行う第1の演算手段
と、第1の演算手段の出力に基づいて初期値が設定され
る受信用特殊パターン発生器と、受信用特殊パターン発
生器の出力受信用特殊パターンと受信用基準ユニークワ
ードパターンとの排他的論理和演算を行う第2の演算手
段と、M通りのユニークワードパターンのそれぞれ又は
第2の演算手段の出力と受信データとの比較を行う第1
の比較手段と、第1の比較手段により得られた1フレー
ム当りの不一致数が設定した誤り許容数以下かどうか比
較する第2の比較手段と、不一致数が誤り許容数以下の
時にユニークワード検出パルスを出力するパルス送出部
と、同期/非同期を判定する同期判定部と、同期状態と
判定されているときには少なくともユニークワード検出
パルスに基づいて受信用特殊パターンを所定ビットシフ
トする受信用シフト制御部とを具備する構成としたもの
である。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明では、送信部により送信用
通信信号と多重化されるユニークワードとして、1フレ
ーム毎に所定ビットシフトされる特殊パターンを基準ユ
ニークワードパターンと排他的論理和演算して求めてい
るため、暗号回路を用いることなく1フレーム毎にユニ
ークワードパターンを変更でき、また受信部によりこの
ユニークワードパターンを受信データと受信用特殊パタ
ーンとの排他的論理和演算したビット列に送信部と同じ
受信用基準ユニークワードパターンと比較することで検
出できる。
【0014】また、請求項3記載の発明では、第1の比
較手段はユニークワード検出パルスが入力されるまでは
M通りのユニークワードパターンのそれぞれと受信デー
タとの比較を行うと共に、第2の比較手段は誤り許容数
以下で最も誤り数の少ないユニークワードパターンとの
比較結果を出力し、パルス送出部を介して選択部により
最も誤り数の少ないユニークワードパターンを選択さ
せ、第1の比較手段はユニークワード検出パルスが入力
された後は第2の演算手段の出力と受信データとの比較
を行うようにしたため、非同期時には第1の比較手段に
よりM通りのユニークワードパターンと受信データとが
それぞれ並行して同時に比較されることとなり、受信デ
ータに含まれるユニークワードパターンを迅速に検出す
ることができる。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明の第1実施例の送信部の構成図、図2は本発
明の第2実施例の受信部の構成図を示す。本実施例の送
信部は、図1に示すように、パラメータ設定部11、基
準UWパターン発生器12、特殊パターン発生器13、
シフト制御部14、加算器(排他的論理和回路)15、
パラレル/シリアル変換器(P/S)16、端末装置1
7、送信系通信信号処理部18及び多重部20より構成
されている。
【0016】この送信部では、CPU等のパラメータ設
定部11により基準UWパターン発生器12にパラメー
タを設定して所定の固定パターンのNビットの基準UW
パターンをパラレル出力させると共に、特殊パターン発
生器13にパラメータを初期設定してNビットの特殊パ
ターンをパラレル出力させる。これらの基準UWパター
ンと特殊パターンとは、それぞれ加算器15で各々の対
応するビット同士の排他的論理和演算を行われ、これに
より送出すべきUWパターン100が生成される。
【0017】このNビットのパラレル信号であるUWパ
ターン100は、パラレル/シリアル変換器16により
シリアルデータに変換された後、多重部19に供給され
る。一方、端末装置17から送信系通信信号処理部18
を通して送信用通信信号がシリアルに多重部19に供給
される。多重部19は、内部のフレーム制御部20の制
御により少なくとも上記のUWパターンと送信用通信信
号とが時系列的に合成された固定長のフレームを構成し
てそれを送信データとして衛星回線などの伝送路へ送信
する。
【0018】また、フレーム制御部20は多重部19か
らUWパターンを送出した後、次のUWパターンを多重
化するまでにUW送出終了信号101をシフト制御部1
4に供給し、特殊パターン発生器13の出力特殊パター
ンを1ビットシフトさせる。これにより、1フレーム毎
にUWパターンが変更されることとなり、また、送信デ
ータがバースト信号の場合は先頭フレーム毎にパラメー
タ設定部11により特殊パターンが初期化される。従っ
て、本実施例によれば、UWパターンが1フレーム毎に
変化するようにしているため、受信側で一度UWを検出
したとしても、その後に続くデータをすべて受信するこ
とは困難となり、データの秘匿性を高められる。
【0019】次に、本実施例の受信部の構成及び動作に
ついて説明する。本実施例の受信部は図2に示すよう
に、パラメータ設定部31、基準UWパターン発生器3
2、特殊パターン発生器33、シフト制御部34、シリ
アル/パラレル変換部35、加算器36、比較部37、
39、不一致数加算部38、誤り許容数発生器40、U
W検出パルス送出部41、同期判定部42、タイマ4
3、受信系通信信号処理部44及び端末装置45から構
成されている。
【0020】この受信部では受信データをシリアル/パ
ラレル変換部35によりNビットのパラレルデータに変
換した後、パラメータ設定部31より送信部と同じパタ
ーンに初期設定された特殊パターン発生器33よりのN
ビットパラレル特殊パターンとそれぞれ加算器36で各
々の対応するビット同士の排他的論理和演算を行って得
たNビットパラレルデータを比較部37に供給し、ここ
でパラメータ設定部31によりパラメータが設定されて
基準UWパターン発生器32より出力された送信部と同
じパターンの基準UWパターンと比較する。
【0021】比較部37は加算器36の出力Nビットパ
ラレルデータとNビットパラレル基準UWパターンとの
対応するビット同士の値の一致/不一致を1フレーム毎
に比較し、その比較結果を不一致数加算部38に供給し
てそれぞれの不一致の数を加算させる。この不一致数加
算部38により得られる1フレーム毎の不一致数、すな
わち誤り数は比較部39に入力され、ここでパラメータ
設定部31によりパラメータが設定された誤り許容数発
生器40よりの誤り許容数と比較され、誤り数が誤り許
容数以下の場合はUW検出パルス送出部41よりUW検
出パルス102をシフト制御部34、同期判定部42及
びタイマ43へそれぞれ出力させる。
【0022】同期判定部42は従来と同様に、非同期モ
ードになっている時に一度UW検出パルスが入力される
と、それ以降フレーム周期毎に入力されるUW検出パル
スの回数が後方保護回数以上であれば非同期モードから
同期モードに変更し、同期モードとなっている時にフレ
ーム周期のUW検出パルスが入力されなくなった回数が
前方保護回数以上になった時に再び非同期モードに戻す
同期/非同期モード連絡信号103を出力する。
【0023】この同期/非同期モード連絡信号103は
タイマ43に供給され、非同期モード時にUW検出パル
ス102がUW検出パルス送出部41より送出されるま
ではタイマ43をリセット状態とし、これによりタイマ
43の出力が入力されるシフト制御部34は特殊パター
ン発生器33を初期状態に保持し、UW検出パルスが送
出されると、シフト制御部34が特殊パターン発生器3
3より出力される特殊パターンを1ビットシフトさせ
る。
【0024】このようにして、1フレーム周期のUW検
出パルス102がUW検出パルス送出部41より送出さ
れる毎に、特殊パターンが1ビットずつシフトされるこ
とにより特殊パターンが変更されていき、UW検出パル
ス102の数が後方保護回数以上になった時に同期モー
ドとする。
【0025】また、本実施例では、同期モード時に回線
品質の劣化等により一瞬UWを検出できなかった場合
は、タイマ43によりUW検出パルス時間にUW検出パ
ルス102を受けなかったと認識し、タイマ43がシフ
ト制御部34を制御して特殊パターンを1ビット強制的
にシフトさせることにより、次にUWを検出した時にす
ぐに復旧できるようになされている。
【0026】また、UW検出パルスが前方保護回数分以
上UW検出パルス送出部41より出力されなくなり、非
同期モードに戻った時には同期/非同期モード連絡信号
103によりタイマ43をリセットしてシフト制御部3
4による特殊パターン発生器33の出力特殊パターンの
1ビットシフトを停止し、特殊パターン発生器33を初
期化する。以上の方法によりUW検出を行い、受信系通
信信号処理部44は同期/非同期モード連絡信号103
により同期モード時に受信データを処理して端末装置4
5へ出力する。
【0027】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。本実施例の送信部は図1に示した第1実施例と同一
であるが、受信部を図3に示す構成としたものである。
図3中、図2と同一構成部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。図3に示す第2実施例では特殊パター
ン発生器46、それぞれ排他的論理和回路で構成されて
いる加算器47、48、M通り(M≦N)のUWパター
ンをそれぞれ独立して固定的に発生するUWパターン発
生器491〜49M、UWパターン発生器491〜49M
どれか一の出力UWパターンを選択する選択部50、及
びUWパターン発生器491〜49Mの出力UWパターン
又は加算器47の出力UWパターン104とシリアル/
パラレル変換部35の出力パラレル受信データとを比較
する比較部51を設けた点に特徴がある。
【0028】送信側の特殊パターンがMビットの繰り返
しフォーマットから生成されているとすると、特殊パタ
ーンがM通り存在するため、送信側でのUWパターンも
M通り生成される。そこで、上記のUWパターン発生器
491〜49Mはこの送信側のM通りのUWパターンと同
じM通りのUWパターンをそれぞれ一つずつ固定的に発
生する。
【0029】次に、本実施例の動作について説明する。
UWパターン発生器491〜49Mの各出力UWパターン
は比較部51にそれぞれ供給される一方、選択部50に
それぞれ供給される。比較部51はUW検出パルス送出
部41からUW検出パルス102が入力されるまでは、
UWパターン発生器491〜49MからのM通りのUWパ
ターンとシリアル/パラレル変換部35によりNビット
パラレルデータに変換された受信データとをそれぞれ比
較しており、それらの比較結果を不一致数加算部52に
それぞれ供給する。
【0030】比較部53は第1実施例と同様に、パラメ
ータ設定部31により設定された誤り許容数を出力する
誤り許容数発生器40の出力誤り許容数と不一致数加算
部52からの1フレーム毎の不一致数、すなわち誤り数
とを比較し、誤り数が誤り許容数以下であった時にはそ
の旨の比較結果をUW検出パルス送出部54に供給し
て、これよりUW検出パルス102及び102’を出力
させる。
【0031】このUW検出パルス102’は選択部50
にセレクト信号として供給され、UWパターン発生器4
1〜49MからのM通りのUWパターンのうち、誤り数
が誤り許容数以下であったUWパターンを発生している
一のUWパターン発生器の出力UWパターンを選択させ
る。なお、誤り数が誤り許容数以下であるUWパターン
が複数存在する場合には、比較部53はその中で最も誤
り数の少ないUWパターンとの比較結果をUW検出パル
ス送出部54に通知する。これにより、UW検出パルス
送出部54から選択部50へ出力されるUW検出パルス
102’により、選択部50は上記の最も誤り数の少な
いUWパターンを選択する。
【0032】選択部50で選択されたUWパターンは、
パラメータ設定部31により送信部と同一のパターンに
設定された基準UWパターン発生器32よりの固定デー
タのNビットパラレル基準UWパターンと加算器48で
排他的論理和演算されて特殊パターンに変換される。こ
の特殊パターンは特殊パターン発生器46の出力特殊パ
ターンの初期値となる。
【0033】この特殊パターン発生器46よりNビット
パラレル信号として出力される上記の特殊パターンの初
期値は、基準UWパターン発生器32よりの基準UWパ
ターンと加算器47で排他的論理和演算されてUWパタ
ーン104に変換された後、比較部51に供給される。
【0034】比較部51はその直前に入力された前記U
W検出パルス102により、シリアル/パラレル変換部
35によりNビットパラレルデータに変換された受信デ
ータをこのUWパターン104と比較するように切り換
わり、その比較結果を不一致数加算部52に供給する。
以後の動作は第1実施例と同様であり、比較部53で誤
り数が誤り許容数以下の比較結果が得られると、UW検
出パルス送出部54よりUW検出パルス102が送出さ
れ、シフト制御部34が特殊パターン発生器46より出
力される特殊パターンを1ビットシフトさせる。
【0035】このようにして、1フレーム周期のUW検
出パルス102がUW検出パルス送出部54より送出さ
れる毎に、特殊パターンが1ビットずつシフトされるこ
とにより特殊パターンが変更されていき、UW検出パル
ス102の数が後方保護回数以上になった時に同期モー
ドとなる。
【0036】また、UW検出パルス102あるいは回線
品質の劣化等で一瞬UWを検出できなかった場合は、タ
イマ43によりシフト制御部34を制御し、特殊パター
ン発生器46の出力特殊パターンを1フレーム毎にシフ
トさせてUW検出を行い、受信系通信信号処理部44は
同期/非同期モード連絡信号103により同期モード時
に受信データを処理し端末装置45へ出力する。
【0037】本実施例は第1実施例に比べて構成がやや
複雑ではあるが、UWを検出するまでM通りのUWパタ
ーンと受信データとを並行して比較するため、第1実施
例に比べてより早く同期することが可能となり、受信デ
ータが連続信号の場合に適している。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1フレーム毎にユニークワードパターンを変更した信号
を送受信することができるため、本発明の受信部を有し
ない場合にはたまたま一度ユニークワードパターンを検
出してもその後に続く送信用通信信号などのデータをす
べて受信することが困難であり、データの秘匿性を高め
ることができ、また送信部では暗号回路を用いることな
くユニークワードパターンを変更し、受信部では復号回
路を用いることなくユニークワードを検出しているた
め、簡単な構成で、しかも安価な構成にできる。
【0039】また、請求項3記載の発明によれば、非同
期時には第1の比較手段によりM通りのユニークワード
パターンと受信データとがそれぞれ並行して同時に比較
することになり、受信データに含まれるユニークワード
パターンを迅速に検出することができるため、受信デー
タが連続信号の場合に好適である。
【0040】更に、本発明によれば、回線品質の劣化等
によりユニークワードを受信部で検出できなくても、タ
イマによりシフト制御部を制御して特殊パターンを所定
ビットシフトするようにしているため、次にユニークワ
ードを検出したときに迅速に復旧することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の送信部の構成図である。
【図2】本発明の第2実施例の受信部の構成図である。
【図3】本発明の第2実施例の構成図である。
【図4】従来方式の一例の構成図である。
【符号の説明】
11、31 パラメータ設定部 12、32 基準UWパターン発生器 13、33、46 特殊パターン発生器 14、34 シフト制御部 15、36、47、48 加算器 16 パラレル/シリアル(P/S)変換器 18 送信系通信信号処理部 19 多重部 20 フレーム制御部 35 シリアル/パラレル(S/P)変換部 37、39、51、53 比較部 38、52 不一致数加算部 40 誤り許容数発生器 41、54 ユニークワード(UW)検出パルス送出器 42 同期判定部 43 タイマ 44 受信系通信信号処理部 491〜49M ユニークワード(UW)パターン発生器 50 選択部 100、104 ユニークワード(UW)パターン 102、102’ UW検出パルス 103 同期/非同期モード連絡信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定パターンの基準ユニークワードパタ
    ーンと特殊パターンとを排他的論理和演算してユニーク
    ワードパターンを生成し、該ユニークワードパターンを
    送信用通信信号に多重化して1フレームの信号として送
    信した後、前記特殊パターンを所定ビットシフトして前
    記基準ユニークワードパターンと排他的論理和演算して
    次のフレームのユニークワードパターンを生成し、該次
    のフレームのユニークワードパターンを次の送信用通信
    信号に多重化して次の1フレームの信号として送信する
    ことを繰り返す送信部と、 初期値が前記送信部より送信された先頭フレームのユニ
    ークワードパターン生成時に用いられた前記特殊パター
    ンと同じパターンに設定された受信用特殊パターンと受
    信データとの排他的論理和演算をして得たビット列と、
    前記基準ユニークワードパターンと同一の受信用基準ユ
    ニークワードパターンとを比較する第1の比較手段と、
    該第1の比較手段により得られた1フレーム当りの不一
    致数が設定した誤り許容数以下かどうか比較する第2の
    比較手段と、該不一致数が該誤り許容数以下の時にユニ
    ークワード検出パルスを出力するパルス送出部と、該ユ
    ニークワード検出パルス数に基づいて同期/非同期を判
    定する同期判定部と、該同期判定部により同期状態と判
    定されているときには少なくとも前記ユニークワード検
    出パルスに基づいて前記受信用特殊パターンを所定ビッ
    トシフトする受信用シフト制御部とを具備する受信部と
    を有することを特徴とするユニークワードパターン制御
    方式。
  2. 【請求項2】 同期状態時に前記ユニークワード検出パ
    ルスが所定時間内に入力されないときは前記受信用特殊
    パターンを前記所定ビットシフトさせるように前記受信
    用シフト制御部を制御し、非同期状態に戻ったときに前
    記同期判定部の出力信号によりリセットされて前記受信
    用シフト制御部を介して前記受信用特殊パターンを前記
    初期値に設定させるタイマを更に有することを特徴とす
    る請求項1記載のユニークワードパターン制御方式。
  3. 【請求項3】 固定パターンの基準ユニークワードパタ
    ーンと特殊パターンとを排他的論理和演算してユニーク
    ワードパターンを生成し、該ユニークワードパターンを
    送信用通信信号に多重化して1フレームの信号として送
    信した後、前記特殊パターンを所定ビットシフトするこ
    とによりM通りある該特殊パターンを次のパターンに変
    更して前記基準ユニークワードパターンと排他的論理和
    演算を行って次のフレームのユニークワードパターンを
    生成し、該次のフレームのユニークワードパターンを次
    の送信用通信信号に多重化して次の1フレームの信号と
    して送信することを繰り返す送信部と、 前記M通りの特殊パターンに対応してM通りある前記ユ
    ニークワードパターンをそれぞれ発生するユニークワー
    ドパターン発生器と、該M通りの前記ユニークワードパ
    ターンのうちの一のユニークワードパターンを選択する
    選択部と、前記基準ユニークワードパターンと同一の受
    信用基準ユニークワードパターンを発生する発生器と、
    該受信用基準ユニークワードパターンと該選択部により
    選択されたユニークワードパターンとの排他的論理和演
    算を行う第1の演算手段と、該第1の演算手段の出力に
    基づいて初期値が設定される受信用特殊パターン発生器
    と、該受信用特殊パターン発生器の出力受信用特殊パタ
    ーンと前記受信用基準ユニークワードパターンとの排他
    的論理和演算を行う第2の演算手段と、前記M通りのユ
    ニークワードパターンのそれぞれ又は前記第2の演算手
    段の出力と受信データとの比較を行う第1の比較手段
    と、該第1の比較手段により得られた1フレーム当りの
    不一致数が設定した誤り許容数以下かどうか比較する第
    2の比較手段と、該不一致数が該誤り許容数以下の時に
    ユニークワード検出パルスを出力するパルス送出部と、
    該ユニークワード検出パルス数に基づいて同期/非同期
    を判定する同期判定部と、該同期判定部により同期状態
    と判定されているときには少なくとも前記ユニークワー
    ド検出パルスに基づいて前記受信用特殊パターンを所定
    ビットシフトする受信用シフト制御部とを具備する受信
    部とを有し、前記受信部の前記第1の比較手段は前記ユ
    ニークワード検出パルスが入力されるまでは前記M通り
    のユニークワードパターンのそれぞれと受信データとの
    比較を行うと共に、前記第2の比較手段は前記誤り許容
    数以下で最も誤り数の少ないユニークワードパターンと
    の比較結果を出力し、前記パルス送出部を介して前記選
    択部により前記最も誤り数の少ないユニークワードパタ
    ーンを選択させ、前記第1の比較手段は前記ユニークワ
    ード検出パルスが入力された後は前記第2の演算手段の
    出力と受信データとの比較を行うことを特徴とするユニ
    ークワード制御方式。
  4. 【請求項4】 同期状態時に前記ユニークワード検出パ
    ルスが所定時間内に入力されないときは前記受信用特殊
    パターンを前記所定ビットシフトさせるように前記受信
    用シフト制御部を制御し、非同期状態に戻ったときに前
    記同期判定部の出力信号によりリセットされて前記受信
    用シフト制御部を介して前記受信用特殊パターンを前記
    初期値に設定させるタイマを更に有することを特徴とす
    る請求項3記載のユニークワードパターン制御方式。
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