JPH08195616A - 複数波共用アンテナ - Google Patents

複数波共用アンテナ

Info

Publication number
JPH08195616A
JPH08195616A JP7077895A JP7789595A JPH08195616A JP H08195616 A JPH08195616 A JP H08195616A JP 7077895 A JP7077895 A JP 7077895A JP 7789595 A JP7789595 A JP 7789595A JP H08195616 A JPH08195616 A JP H08195616A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency band
antenna element
band antenna
wave
antenna
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7077895A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Shinkawa
正己 新川
Akira Wakui
明 和久井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Harada Industry Co Ltd
Original Assignee
Harada Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Harada Industry Co Ltd filed Critical Harada Industry Co Ltd
Priority to JP7077895A priority Critical patent/JPH08195616A/ja
Publication of JPH08195616A publication Critical patent/JPH08195616A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】洗車時のアンテナ素子損傷の虞がなく、高速走
行時の風切り音発生が少く、MT波の送受信特性(利
得、帯域),AM/FM波の受信感度がともに良好で、
構成簡単で信頼性の高い動作が期待できる複数波共用ア
ンテナを提供。 【構成】本複数波共用アンテナは、円筒形導電パイプか
らなる高域周波数帯の電波に適合する第1周波数帯アン
テナ素子10と、素子10の軸心部に対し同軸的に絶縁嵌挿
された可撓性細径導電ロッドからなり低域周波数帯の電
波に適合する第2周波数帯アンテナ素子20と、素子10の
基端部に設けられた第1給電部50と、素子20の基端部に
設けられた第2給電部80とを備え、高域周波数帯の中心
周波数の波長をλとしたとき、接地導体Wから素子10の
先端までの電気長L1 はλ/4〜λ/2で素子10の上端部か
ら突出した第2素子20の電気長L2 はλ/4の奇数倍、素
子10の上端部から第2給電部80までの電気長L3 はλ/2
の整数倍に設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば900MHz 帯
の電話波(以下MTと称する)を含む高域周波数帯の電
波の送受信、1MHz 帯のAM放送波や100MHz 帯
のFM放送波等を含む低域周波数帯の電波の受信等に好
適な複数波共用アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のアンテナとして、車両用
三波共用アンテナがある。この三波共用アンテナは、例
えば900MHz 帯のMT波の送受信、1MHz 帯のA
M放送波および100MHz 帯のFM放送波の受信が行
なえるように構成されたアンテナであって、棒状アンテ
ナ素子の途中に位相コイルを付加したコーリニア方式の
ものと、同じく棒状アンテナ素子の途中にスリーブを付
加したスリーブ方式のものとがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成の従来の
アンテナでは、自動車を洗車する際にアンテナ素子の収
納を怠ると、このアンテナ素子自体および付設されてい
る高価な付属品等を損傷してしまう虞が多分にある。ま
た自動車が高速走行する際、付属品を装着された状態の
アンテナ素子が所謂風切り音を発生し、不快な騒音とな
る不具合もある。さらに機能的にみるとコーリニア方式
のものはMT波に対しては利得および帯域ともに優れた
特性のものとなるが、マスト全長がMT波送受信による
制約(500〜600mm程度)を受けることから、A
M/FM波の受信感度に不足をきたす。
【0004】一方、スリーブ方式のものは、マスト全長
を700mm程度にすることができるので、AM/FM
波の受信感度はコーリニア方式のものに比べて向上す
る。しかしMT波に対してはコーリニア方式に比べて帯
域が狭いという問題がある。更にいずれの方式のもの
も、アンテナ素子に位相コイルやスリーブ等の付属品を
設ける必要があることから、構成が複雑化し信頼性に欠
けるという欠点がある。
【0005】本発明の目的は、下記の複数波共用アンテ
ナを提供することにある。
【0006】(a) アンテナ素子を収納せずに自動車を洗
車したような場合であっても、アンテナ素子を損傷する
虞がなく、また自動車が高速走行する場合においても、
アンテナ素子による風切り音の発生が少くて済む自動車
用として好適な複数波共用アンテナ。
【0007】(b) MT波の送受信特性(利得、帯域)は
もとより、AM/FM波の受信感度が良好で、しかも構
成が簡単で信頼性の高い動作が期待できる複数波共用ア
ンテナ。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の複数波共用アンテナは、以下
の如く構成されている。
【0009】(1)本発明の複数波共用アンテナは、基
端部を接地導体近傍に配置された円筒形導電パイプから
なり、高域周波数帯の電波に適合する如く設けられた第
1周波数帯アンテナ素子と、この第1周波数帯アンテナ
素子の軸心部に対し同軸的に絶縁して嵌挿された可撓性
を有する細径導電ロッドからなり、低域周波数帯の電波
に適合する如く設けられた第2周波数帯アンテナ素子
と、前記第1周波数帯アンテナ素子の基端部に設けられ
た第1給電部と、前記第2周波数帯アンテナ素子の基端
部に設けられた第2給電部とから構成されており、前記
高域周波数帯の中心周波数の波長をλとしたとき、前記
接地導体から第1周波数帯アンテナ素子の先端までの電
気長L1 はλ/4〜λ/2に設定され、前記第1周波数
帯アンテナ素子の上端部から外方へ突出した前記第2周
波数帯アンテナ素子の電気長L2 は、前記第1周波数帯
アンテナ素子と非共振となるように(電気長L2 の素子
上に誘起される前記高域周波数帯の電波の電流振幅を最
小に抑えるように)λ/4の奇数倍に設定され、前記第
1周波数帯アンテナ素子の上端部から前記第2給電部ま
での電気長L3 は、前記第2給電部における前記高域周
波数帯の電波に対するインピーダンスが無限大となるよ
うにλ/2の整数倍に設定されている。
【0010】(2)本発明の複数波共用アンテナは、上
記(1)に記載のアンテナであって、かつ第1周波数帯
アンテナ素子は、全長を前記接地導体から第2給電部ま
での長さ以下に縮小して収納部へ収納可能な如く、複数
の異径導電パイプを互いに摺動自在に接続したものであ
り、第2周波数帯アンテナ素子は、長手方向へ移送され
ることにより収納部へ挿脱自在に収納可能な如く単一ロ
ッドで形成されたものである。
【0011】(3)本発明の複数波共用アンテナは、上
記(2)に記載のアンテナであって、かつ第1周波数帯
アンテナ素子はアンテナ取付けナットにより係止されて
収納部外への脱抜を阻止され第2周波数帯アンテナ素子
は、上記第1周波数帯アンテナ素子により係止されて上
記収納部外への脱抜を阻止され、第2周波数帯アンテナ
素子の先端には帽部が着脱自在に取付けられている。
【0012】
【作用】上記手段(1)〜(3)を講じた結果、それぞ
れ次のような作用が生じる。
【0013】(1)本発明の複数波共用アンテナにおい
ては、第1周波数帯アンテナ素子の伸長時の全長が比較
的短尺であり、かつ表面積が比較的小さいこと、また第
2周波数帯アンテナ素子は比較的長尺ではあるが、可撓
性に富んだ細径導電ロッドで形成されているため柔軟性
に富んでいること、等の理由から、アンテナ素子を収納
しないまま洗車したような場合であっても、大きな損傷
を受けずに済み、風切り音の発生も少なくて済む。
【0014】また第1周波数帯アンテナ素子と第2周波
数帯アンテナ素子とが、それぞれ独立に働くことになる
ため、第1周波数帯アンテナ素子の特性(利得、帯域)
を良好なものとなし得るのは勿論、第2周波数帯アンテ
ナ素子の長さを任意に選定できるため、第2周波数帯ア
ンテナ素子による第2周波数帯(例えばAM/FM波
帯)の感度向上が計れる。
【0015】(2)本発明の複数波共用アンテナにおい
ては、第1周波数帯アンテナ素子を伸縮できるので、接
地導体から第2給電部までの範囲内に、電気長L1 の第
1周波数帯域アンテナ素子を無理なく収納することが可
能となる。このためアンテナとしての所要条件を損なわ
ずに全体を収納部内へ支障なく収納することが可能とな
る。
【0016】(3)本発明の複数波共用アンテナにおい
ては、アンテナ取付けナットを取り外すことにより、第
1および第2周波数帯アンテナ素子を収納部から外部へ
適時離脱することが可能となる。また、第2周波数帯ア
ンテナ素子の先端に取付けてある帽部を取外すことによ
り、第1周波数帯アンテナ素子を第2周波数アンテナ素
子の先端側から離脱することが可能となる。その結果、
第1周波数帯および第2周波数帯のアンテナ素子全部の
交換、第1周波数帯または第2周波数帯のアンテナ素子
のいずれか一方のみの交換を任意に行なえるものとな
り、メンテナンスが容易となる上、経済性に優れたもの
となる。
【0017】
【実施例】
(第1実施例)図1は本発明の第1実施例に係る「自動
車用電動伸縮形三波共用アンテナ」の全体の構成を示す
側面図、図2は同実施例に係る三波共用アンテナの主要
部の構成(伸長状態)をー部切断して示す側面図、図3
は同実施例に係る三波共用アンテナのアンテナ素子部の
みを示す側面断面図、図4は同実施例に係る三波共用ア
ンテナの主要部の構成(収納状態)をー部切断して示す
側面図、図5は同実施例に係る三波共用アンテナの電気
的作用を説明するための図である。
【0018】図1に示すように、この三波共用アンテナ
は車体壁Wに対して後述する取り付け機構60により取
り付けられている。第1周波数帯アンテナ素子10は、
基端部を接地導体である車体壁Wの近くに位置させた円
筒形導電パイプからなり、高域周波数帯(例えば900
MHz 帯のMT波の帯域)の電波に適合し、この電波の
送受信が可能な如く設けられている。この第1周波数帯
アンテナ素子10は、2本の異径導電パイプ11,12
を互いに摺動自在に接続し、収納部30へ挿脱自在に収
納可能な如く設けられている。
【0019】第2周波数帯アンテナ素子20は、可撓性
を有する例えばステンレス製の単一細径導電ロッドから
なり、第1周波数帯アンテナ素子10の軸心部に対し、
同軸的に絶縁して嵌挿され、かつ収納部30へ挿脱自在
に収納され得るものとなっている。この第2周波数帯ア
ンテナ素子20は低域周波数帯(例えば1MHz 帯のA
M放送波,100MHz 帯のFM放送波の帯域)の電波
に適合し、上記放送波を受信可能な如く設けられてい
る。第2周波数帯アンテナ素子20の先端には通称飾玉
と称される帽部21が取り付けられている。
【0020】アンテナ素子収納部30は、第1周波数帯
アンテナ素子10および第2周波数帯アンテナ素子20
を収納筒30A内に挿脱自在に収納可能な如く設けられ
たものであって、収納筒30Aの給電機構30Bには、
第1給電線路F1 と第2給電線路F2 とが接続されてい
る。52は第1給電線路F1 における給電ケーブルであ
り、その先端にはMT波用コネクタ53が取り付けてあ
る。82は第2給電線路F2 における給電ケーブルであ
り、その先端にはAM/FM波用コネクタ83が取り付
けてある。
【0021】本実施例のアンテナは、図5にも明示され
ているように、前記高域周波数帯の中心周波数の波長を
λとすると、接地導体である車体壁Wから第1周波数帯
アンテナ素子10の先端までの電気長L1 はλ/4〜λ
/2に設定されている。また第1周波数帯アンテナ素子
10の上端部から外方へ突出している第2周波数帯アン
テナ素子20の電気長L2 は、前記第1周波数帯アンテ
ナ素子10と非共振となるようにλ/4の奇数倍に設定
され、電気長L2 の素子10上に誘起される前記高域周
波数帯の電波の電流振幅が最小となるようにしている。
さらに第1周波数帯アンテナ素子10の上端部から後述
する第2給電部の配設点P2 までの電気長L3 は、上記
配設点P2 における前記第1周波数帯(高域)の電波に
対するインピーダンスが無限大となるように、λ/2の
整数倍に設定されている。図5において10iおよび2
0iは電流分布曲線である。
【0022】図1に示すように収納筒30Aの基端部に
は、各アンテナ素子10,20を自動的に収納部から外
方へ押出したり、引込んだりするための駆動装置40が
取り付けられている。この駆動装置40は電動機41
と、この電動機41の動力で回転し、ラック付き移送ロ
ープ(図1には不図示)を駆動するロープ送り機構42
とからなっている。なお、ラック付き移送ロープの先端
は細径導電ロッドからなる第2周波数帯アンテナ素子2
0の基端部に結合されている。
【0023】図2に示すように、収納部30は収納筒3
0Aの上方位置に給電機構30Bを設けたものとなって
いる。収納部30Aは金属筒体31の上端部に筒状のグ
ランドベース32が結合され、このグランドベース上に
アース金具33を載置し得るものとなっている。金属筒
体31,グランドベース32の内部には樹脂製筒体34
および35が成形手段により設けられている。筒体35
の図中下方には樹脂製ガイドパイプ36の図中上端のフ
ランジ部36aが接合されており、上記フランジ部36
aが樹脂製の固定部材37により図中下方から支持固定
されている。
【0024】樹脂製筒体34の内径がD1 の大径部内周
面には、第1給電部としての給電パイプ50が、その内
周面を上記筒体34の大径部内周面と面一状態にして埋
設されている。この第1の給電パイプ50の外周面には
第1給電線路F1の一部である給電ケーブル51の中心
導体51aが接続されている。上記給電ケーブル51の
外部導体51bは、リード部片を介して前記グランドベ
ース32の一部に接続されている。給電ケーブル51の
他端は後述するスプリッタ70内に導入されている。
【0025】樹脂製筒体35の内径がD2 の小径部内周
面には、第2給電部としての給電パイプ80が、その内
周面を上記筒体35の小径部内周面と面一状態にして埋
設されている。この第2の給電パイプ80の外周面に
は、第2給電線路F2 の一部であるリード線81の一端
が接続されている。このリード線81の他端は、次に述
べるスプリッタ70内に導入されている。
【0026】スプリッタ70は前記収納筒30Aの金属
筒体31の外周に電気的に導通させて嵌合させたシール
ドケース内に、高域通過フィルタ,低域通過フィルタ
(いずれも不図示)等を搭載したプリント配線基板71
を収容したものとなっている。スプリッタ70のシール
ドケース内に、樹脂製支持部材72を介して導入された
前記給電ケーブル51の他端は、プリント配線基板71
上の高域通過フィルタの一端に接続されている。同フィ
ルタの他端は別の樹脂製支持部材73を介して一端をス
プリッタ70のシールドケース内に導入されている前記
給電ケーブル52に接続されている。
【0027】スプリッタ70のシールドケース内に導入
された前記リード線81の他端は、プリント配線基板7
1上の低域通過フィルタの一端に接続されている。同フ
ィルタの他端は、別の樹脂製支持部材73を介して一端
がスプリッタ70のシールドケース内に導入されている
前記給電ケーブル82に接続されている。
【0028】ところで前記第1の給電パイプ50の内周
面には、収納部30の外方から筒状の接触ばね54が挿
着されている。この接触ばね54の上端には、フランジ
部54aが形成されており、このフランジ部54aが前
記第1給電パイプ50の図中上端開口部にて支えられて
いる。
【0029】アンテナ取付け機構60は、車体壁Wに設
けたアンテナ取付け孔の周辺部外表面に密着する環状パ
ッド61と、このパッド61上に載置される押さえ部材
62と、この押さえ部材62を上方から加圧可能なよう
に前記給電パイプ50の上端外周に設けてあるねじ部に
螺合する取付けナット63とからなっている。この取付
けナット63の中心孔の内周部は、軸心方向へ絞り込ま
れた状態に小径化されている。この小径化されている部
分は、前記接触ばね54のフランジ部54aを前記第1
給電パイプ50の上端開口部へ押し付けて接触ばね54
を係止する係止部となっている。
【0030】図3に示すように、円筒状をなす接触スプ
リング54は、その外周面側へ突出する如く形成された
爪部54bと、内周面側へ突出する如く形成された爪部
54d(不図示)とを有している。上記外周面側へ突出
している爪部54bは、接触スプリング54の外周に配
置される第1給電パイプ50(図2参照)の内周面に所
定接触圧力で接触し、上記内周面側へ突出している爪部
54d(不図示)は、接触スプリング54の内周に配置
される第1周波数帯アンテナ素子10の大径パイプ12
の外周面に所定接触圧力で接触し、大径パイプ12と第
1給電パイプ50との間が接触スプリング54を介して
電気的に導通するようになっている。
【0031】第1周波数帯アンテナ素子10は、図4に
示すように全長を接地導体である車体壁Wから第2給電
パイプ80までの長さ以下の長さL4 に縮小して収納部
30へ収納可能な如く、二つの異径導電パイプ11,1
2を互いに摺動自在に接続したものとなっている。
【0032】図3に説明を戻す。図3において、13は
第1周波数帯アンテナ素子10の小径パイプ11と第2
周波数帯アンテナ素子20との間に介在する絶縁物、1
4は二つの異径導電パイプ11と12との間の電気的導
通をはかるための接触片であり、小径パイプ11の基端
側開口部外周に嵌め込まれている。15は第1周波数帯
アンテナ素子10と第2周波数帯アンテナ素子20との
間の絶縁を計るための外径D3 の絶縁管であり、その先
端部は上記小径パイプ11の基端側開口部に嵌挿固定さ
れている。絶縁管15の基端部近傍には、ばね取付け孔
16が設けられており、このばね取付け孔16に接触子
17が取付けられている。この接触子17の絶縁管内方
へ突出した部分は、第2周波数帯アンテナ素子20の外
周面に接触し、絶縁管外方へ突出した部分は、図2に示
すように伸張時において第2給電パイプ80の内周面に
接触する。かくして上記接触子17により、第2周波数
帯アンテナ素子20と第2給電パイプ80との間の電気
的導通がはかれるようになっている。
【0033】再び図3に説明を戻す。図3において、1
8は第1周波数帯アンテナ素子10の大径パイプ12の
基端部に固定されたストッパであり、前記樹脂製筒体3
4の大径部内径D1 より若干小さいD1 ′なる外径を有
しており、内径D1 の筒体34と筒体35の内周面に沿
ってスムーズに摺動可能となっている。
【0034】図3に示すように、第2周波数帯アンテナ
素子20の先端には、帽部21が着脱自在な状態に螺合
されている。また絶縁管15の基端側開口部から導出し
ている第2周波数帯アンテナ素子20の基端部には、つ
ば状の突起からなるストッパ23を備えたジョイント2
4を介して、所謂ラック付き移送ロープ43が連結され
ている。かくして第2周波数帯アンテナ素子20は、電
動機41の動力で駆動される移送ロープ43によって長
手方向へ移送されるものとなっている。
【0035】本実施例のアンテナの取付けに際しては、
所要状態に組付けたアンテナ本体を車体壁Wの取付孔に
車体内方から挿入し、車体壁外方へ突出した部分に対し
て取付け機構60を装着し、第1給電パイプ50の頂部
近傍のねじ部に対して取付けナット63を螺合させて締
付ける。こうすることにより、車体壁Wの裏面に食い込
んだ状態のアース金具33と押圧子62とで本体壁Wが
挟圧保持され取付けが完了する。
【0036】アンテナ素子伸長時において、電動機41
を正転させるとロープ送り機構42が回転し、移送ロー
プ43が巻き戻され、第2周波数帯アンテナ素子20が
収納部外方へ移送されていく。ジョイント24のストッ
パ23が絶縁管15の基端に当接すると、絶縁管15は
押し出されて同方向へ移送される。このため第2周波数
帯アンテナ素子20、絶縁管15、第1周波数帯アンテ
ナ素子10の小径パイプ11が一体となって押し出され
ていく。接触ばね14の一端が大径パイプ12の絞り加
工部に当接すると、大径パイプ12が押し出される。大
径パイプ12の基端に固定されているストッパ18が接
触ばね54の端部54cに当接すると、大径パイプ12
は移送を停止される。そうすると、小径パイプ11、第
2周波数帯アンテナ素子20も移送を停止される。かく
して図2に示すように大径パイプ12の基端部が第1給
電パイブ50と導通し、第2周波数帯アンテナ素子20
の基端部が第2給電パイプ80と導通した状態となる。
【0037】アンテナ素子収納時において、電動機41
を逆転させると移送ロープ43が巻き取られ、第2周波
数帯アンテナ素子20が引込まれ、帽部21が小径パイ
プ11の頂部に当接することにより小径パイプ11が引
込まれ、続いて大径パイプ12が引込まれ、収納動作が
完了する。収納完了時において第1周波数帯アンテナ素
子10の全長は図4に示すようにL4 となり、接地導体
である車体壁Wから第2給電部80までの長さ以下に縮
小されて収納される。
【0038】図6〜図9は、本実施例に係る実験結果を
示す図である。図6は第1周波数帯(MT波帯)につい
てのリターンロス特性を示す図、図7は第2周波数帯
(FM波帯)についてのリターンロス特性を示す図であ
る。また図8はMT波送受信中における第1給電ケーブ
ル52からみた第1給電ケーブル52と第2給電ケーブ
ル82との間のアイソレーション特性Bを示す図(A曲
線は参考までに記録したリターンロス特性)、図9はF
M波受信中の第2給電ケーブル82側からみた第2給電
ケーブル82と第1給電ケーブル52との間のアイソレ
ーション特性Bを示す図(A曲線は参考までに記録した
リターンロス特性)である。
【0039】図6および図7から明らかなように、本実
施例のアンテナは第1周波数帯(MT波帯)については
VSWRに換算して1.7以下であり、第2周波数帯
(FM波帯)についてはVSWRに換算して3.5以下
であり、いずれも実用上支障のない広帯域特性が得られ
ることが分かった。
【0040】図8および図9から明らかなように、本実
施例のアンテナは第1周波数帯(MT波帯)について送
受信中であっても、また第2周波数帯(FM波帯)につ
いて受信中であっても、アイソレーションは所要帯域に
亘ってー30dB以上確保でき、第1周波数帯(MT波
帯)の給電系と第2周波数帯(FM波帯)の給電系とが
明確に分離されることが分かった。
【0041】(実施例のまとめ)実施例に示された複数
波共用アンテナの構成および作用効果をまとめると次の
通りである。
【0042】[1]実施例に示された複数波共用アンテ
ナは、基端部を接地導体(車体壁W)の近傍に配置され
た円筒形の導電パイプからなり、高域周波数帯の電波に
適合するように設けられた第1周波数帯アンテナ素子1
0と、この第1周波数帯アンテナ素子10の軸心部に対
し、同軸的に絶縁して嵌挿された可撓性を有する細径導
電ロッドからなり、低域周波数帯の電波に適合する如く
設けられた第2周波数帯アンテナ素子20と、前記第1
周波数帯アンテナ素子10の基端部に設けられた第1給
電部(給電パイプ50)と、前記第2周波数帯アンテナ
素子20の基端部に設けられた第2給電部(給電パイプ
80)とから構成されており、前記高域周波数帯の中心
周波数の波長をλとしたとき、前記接地導体(車体壁
W)から第1周波数帯アンテナ素子10の先端までの電
気長L1 はλ/4〜λ/2に設定され、前記第1周波数
帯アンテナ素子10の上端部から外方へ突出した前記第
2周波数帯アンテナ素子20の電気長L2 は、前記第1
周波数帯アンテナ素子10と非共振となるように(電気
長L2 の素子10上に誘起される前記高域周波数帯の電
波の電流振幅を最小に抑えるように)、λ/4の奇数倍
に設定され、前記第1周波数帯アンテナ素子10の上端
部から前記第2給電部(給電パイプ80)までの電気長
L3 は、前記第2給電部(給電パイプ80)における前
記高域周波数帯の電波に対するインピーダンスが無限大
となるように、λ/2の整数倍に設定されている。
【0043】したがって上記複数波共用アンテナにおい
ては、第1周波数帯アンテナ素子10の伸長時の全長が
比較的短尺であり、かつ表面積が比較的小さいこと、ま
た第2周波数帯アンテナ素子20は比較的長尺ではある
が、可撓性に富んだ細径導電ロッドからなっており柔軟
性に富んでいること、等の理由から、アンテナ素子を収
納しないまま洗車したような場合であっても、大きな損
傷を受けずに済み、風切り音の発生も少なくて済む。
【0044】また第1周波数帯アンテナ素子10と第2
周波数帯アンテナ素子20とがそれぞれ独立に働くこと
になるため、第1周波数帯アンテナ素子10の特性(利
得、帯域)を良好なものとなし得るのは勿論、第2周波
数帯アンテナ素子20の長さを任意に選定することがで
きるため、第2周波数帯アンテナ素子20による第2周
波数帯(例えばAM/FM波帯)の感度向上が計れる。
【0045】[2]実施例に示された複数波共用アンテ
ナは、上記[1]に記載のアンテナであって、かつ高域
周波数帯はMT波の帯域であり、低域周波数帯はAM放
送波およびFM放送波の帯域である。
【0046】したがって上記複数波共用アンテナにおい
ては、現在日本国で実施されている例えば900MHz帯
のMT波の送受信、1MHz帯のAM放送波および100
MHz帯のFM放送波の受信用として使用可能なすぐれた
特性の三波共用アンテナを実現可能となる。
【0047】[3]実施例に示された複数波共用アンテ
ナは、上記[1]に記載のアンテナであって、かつ第1
周波数帯アンテナ素子10は全長を前記接地導体(車体
壁W)から第2給電部(給電パイプ80)までの長さ以
下に縮小して収納部30へ収納可能な如く、複数の異径
導電パイプを互いに摺動自在に接続したものであり、第
2周波数帯アンテナ素子20は、長手方向へ移送される
ことにより収納部30へ挿脱自在に収納可能な如く単一
ロッドで形成されたものである。
【0048】したがって上記複数波共用アンテナにおい
ては、第1周波数帯アンテナ素子10を伸縮できるの
で、電気長L3 に設定されている接地導体(車体壁W)
から第2給電部(給電パイプ80)までの範囲内に、電
気長L1 の第1周波数帯域アンテナ素子10を無理なく
収納することが可能となる。このためアンテナとしての
所要条件を損なわずに全体を収納部内へ支障なく収納す
ることが可能となる。
【0049】[4]実施例に示された複数波共用アンテ
ナは、上記[3]に記載のアンテナであって、かつ第1
周波数帯アンテナ素子10は第2周波数帯アンテナ素子
20の動きに追従して伸縮動作し、上記第2周波数帯ア
ンテナ素子20は、電動機41で駆動される移送ロープ
43によって長手方向へ移送され、自動的に押出しまた
は引込み操作される。
【0050】したがって上記複数波共用アンテナにおい
ては、第1周波数帯アンテナ素子10および第2周波数
帯アンテナ素子20が、電動機41の動力により連動し
て押出し操作、引込み操作されるので、通常の自動車用
電動伸縮形アンテナと同様に取扱うことが可能となる。
【0051】[5]実施例に示された複数波共用アンテ
ナは、上記[3]に記載のアンテナであって、かつ第1
周波数帯アンテナ素子10はアンテナ取付けナット63
により係止されて収納部30外への脱抜を阻止され第2
周波数帯アンテナ素子20は、上記第1周波数帯アンテ
ナ素子10により係止されて上記収納部30外への脱抜
を阻止され、第2周波数帯アンテナ素子20の先端には
帽部21が着脱自在に取付けられている。
【0052】したがって上記複数波共用アンテナにおい
ては、アンテナ取付けナット63を取り外すことによ
り、第1および第2周波数帯アンテナ素子10,20を
収納部30から外部へ適時離脱することが可能となる。
また、第2周波数帯アンテナ素子20の先端に取付けて
ある帽部21を取外すことにより、第1周波数帯アンテ
ナ素子10を第2周波数アンテナ素子20の先端側から
離脱することが可能となる。その結果、第1周波数帯ア
ンテナ素子10および第2周波数帯アンテナ素子20の
全部の交換、第1周波数帯アンテナ素子10または第2
周波数帯アンテナ素子20のいずれか一方のみの交換等
を、任意に行なえるものとなり、メンテナンスが容易と
なる上、経済性に優れたものとなる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、下記の複数波共用アン
テナを提供できる。
【0054】(a) アンテナ素子を収納せずに自動車を洗
車したような場合であっても、アンテナ素子を損傷する
虞がなく、また自動車が高速走行する場合においても、
アンテナ素子による風切り音の発生が少くて済む自動車
用として好適な複数波共用アンテナ。
【0055】(b) MT波の送受信特性(利得、帯域)は
もとより、AM/FM波の受信感度が良好で、しかも構
成が簡単で信頼性の高い動作が期待できる複数波共用ア
ンテナ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動車用電動伸縮形三
波共用アンテナの全体の構成を示す側面図。
【図2】本発明の一実施例に係る三波共用アンテナの主
要部の構成(伸長状態)をー部切断して示す側面図。
【図3】本発明の一実施例に係る三波共用アンテナのア
ンテナ素子部のみを示す側面断面図。
【図4】本発明の一実施例に係る三波共用アンテナの主
要部の構成(収納状態)をー部切断して示す側面図。
【図5】本発明の一実施例に係る三波共用アンテナの電
気的作用を説明する為の図。
【図6】本発明の一実施例に係る三波共用アンテナの実
験結果を示す図で、MT波リターンロス特性を示す図。
【図7】本発明の一実施例に係る三波共用アンテナの実
験結果を示す図で、FM波リターンロス特性を示す図。
【図8】本発明の一実施例に係る三波共用アンテナの実
験結果を示す図で、第1給電ケーブル側からみた両ケー
ブル間のアイソレーション特性を示す図。
【図9】本発明の一実施例に係る三波共用アンテナの実
験結果を示す図で、第2給電ケーブル側からみた両ケー
ブル間のアイソレーション特性を示す図。
【符号の説明】
10…第1周波数帯アンテナ素子 11…小径パイプ 12…大径パイ
プ 13…絶縁物 14…接触片 15…絶縁管 16…ばね取付
け孔 17…接触子 18…ストッパ 20…第2周波数帯アンテナ素子 21…帽部 22…ねじ部 23…ストッパ 24…ジョイン
ト 30…収納部 30A…収納筒 30B…給電機構 31…金属筒体 32…グランドベース 33…アース金
具 34,35…樹脂製筒体 36…ガイドパ
イプ 37…固定部材 40…駆動機構 41…電動機 42…ロープ送り機構 43…ラック付
き移送ロープ 50…第1給電パイプ(第1給電部) 51,52…給
電ケーブル 53…MT波用コネクタ 54…接触ばね 54a…フランジ部 54b…爪部 54c…端部 60…取付け機
構 61…パッド 62…押さえ部
材 63…取付けナット 70…スプリッタ 71…プリント
配線基板 72,73…樹脂製支持部材 80…第2給電パイプ(第2給電部) 81,82…給
電ケーブル 83…AM/FM波用コネクタ F1 …第1給電線路 F2 …第1給電
線路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基端部を接地導体近傍に配置された円筒形
    導電パイプからなり、高域周波数帯の電波に適合する如
    く設けられた第1周波数帯アンテナ素子と、 この第1周波数帯アンテナ素子の軸心部に対し、同軸的
    に絶縁して嵌挿された可撓性を有する細径導電ロッドか
    らなり、低域周波数帯の電波に適合する如く設けられた
    第2周波数帯アンテナ素子と、 前記第1周波数帯アンテナ素子の基端部に設けられた第
    1給電部と、 前記第2周波数帯アンテナ素子の基端部に設けられた第
    2給電部と、 を具備し、 前記高域周波数帯の中心周波数の波長をλとしたとき、
    前記接地導体から第1周波数帯アンテナ素子の先端まで
    の電気長L1 はλ/4〜λ/2に設定され、前記第1周
    波数帯アンテナ素子の上端部から外方へ突出した前記第
    2周波数帯アンテナ素子の電気長L2 は、前記第1周波
    数帯アンテナ素子と非共振となるようにλ/4の奇数倍
    に設定され、前記第1周波数帯アンテナ素子の上端部か
    ら前記第2給電部までの電気長L3 は、前記第2給電部
    における前記高域周波数帯の電波に対するインピーダン
    スが無限大となるようにλ/2の整数倍に設定されてい
    ることを特徴とする複数波共用アンテナ。
  2. 【請求項2】第1周波数帯アンテナ素子は、全長を前記
    接地導体から第2給電部までの長さ以下に縮小して収納
    部へ収納可能な如く、複数の異径導電パイプを互いに摺
    動自在に接続したものであり、第2周波数帯アンテナ素
    子は、長手方向へ移送されることにより収納部へ挿脱自
    在に収納可能な如く単一ロッドで形成されたものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の複数波共用アンテ
    ナ。
  3. 【請求項3】第1周波数帯アンテナ素子は、アンテナ取
    付けナットにより係止されて収納部外への脱抜を阻止さ
    れ、第2周波数帯アンテナ素子は、上記第1周波数帯ア
    ンテナ素子により係止されて上記収納部外への脱抜を阻
    止され、第2周波数帯アンテナ素子の先端には帽部が着
    脱自在に取付けられていることを特徴とする請求項2に
    記載の複数波共用アンテナ。
JP7077895A 1994-11-16 1995-04-03 複数波共用アンテナ Pending JPH08195616A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7077895A JPH08195616A (ja) 1994-11-16 1995-04-03 複数波共用アンテナ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28185394 1994-11-16
JP6-281853 1994-11-16
JP7077895A JPH08195616A (ja) 1994-11-16 1995-04-03 複数波共用アンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08195616A true JPH08195616A (ja) 1996-07-30

Family

ID=26418942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7077895A Pending JPH08195616A (ja) 1994-11-16 1995-04-03 複数波共用アンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08195616A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004304797A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Ma Com Inc 可撓性アンテナ素子及びアンテナ
JP2009272863A (ja) * 2008-05-07 2009-11-19 Nippon Antenna Co Ltd 伸縮アンテナ
CN104270164A (zh) * 2014-09-24 2015-01-07 重庆长安汽车股份有限公司 一种车用收音机和对讲机共用天线

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004304797A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Ma Com Inc 可撓性アンテナ素子及びアンテナ
JP2009272863A (ja) * 2008-05-07 2009-11-19 Nippon Antenna Co Ltd 伸縮アンテナ
CN104270164A (zh) * 2014-09-24 2015-01-07 重庆长安汽车股份有限公司 一种车用收音机和对讲机共用天线

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4675687A (en) AM-FM cellular telephone multiband antenna for motor vehicle
US5079562A (en) Multiband antenna
US5079558A (en) Extendable antenna device
JPS61502579A (ja) 伸縮自在アンテナ
EP0862239A1 (en) Multiple frequency antenna
US4721965A (en) AM-FM-cellular telephone multiband antenna for motor vehicle
WO1987000351A1 (en) Axial multipole mobile antenna
US3798654A (en) Tunable sleeve antenna
JPH03159402A (ja) 自動車用三波共用アンテナ
JPS62502509A (ja) 多帯域アンテナ
EP0747993A2 (en) Three-wave receiving antenna apparatus
JP2985196B2 (ja) 車両用アンテナ装置
US5025263A (en) Multi-frequency antenna
JPH08195616A (ja) 複数波共用アンテナ
JPH042002B2 (ja)
JPH08116206A (ja) 移動通信機用アンテナの接続方法、および、同接続構造
US5151047A (en) Connector for connecton to a celluar telephone
JPH11298219A (ja) アンテナとそれを用いた携帯用無線機
JPH043124B2 (ja)
JPH0219004A (ja) 車両用三波共用アンテナ
JP2797122B2 (ja) アンテナ装置
JPH087689Y2 (ja) アンテナ装置
JP3230278B2 (ja) 移動体アンテナ
JPH046250Y2 (ja)
JP3204631B2 (ja) 車載用アンテナ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040518

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041005