JPH08195592A - コネクタ圧入装置の圧入制御方法 - Google Patents

コネクタ圧入装置の圧入制御方法

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JPH08195592A
JPH08195592A JP7022211A JP2221195A JPH08195592A JP H08195592 A JPH08195592 A JP H08195592A JP 7022211 A JP7022211 A JP 7022211A JP 2221195 A JP2221195 A JP 2221195A JP H08195592 A JPH08195592 A JP H08195592A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 適正な圧入力でコネクタ1をプリント基板3
に圧入するコネクタ圧入装置の圧入制御方法を提供す
る。 【構成】 圧力センサ4はコネクタ1をプリント基板3
に圧入するときの反力を電圧信号に変換する。サーボ弁
5はコネクタ1を押下するシリンダ2の加圧力を制御す
る。圧力センサ5の変化検出値を微小単位時間で除算し
て常時圧力勾配値「ΔP」を算出する。既知の圧力勾配
値「Porg 」と圧力勾配値「ΔP」を比較し、検出され
る圧力勾配値が既知値となった時点の圧入力でシリンダ
2がコネクタ1を加圧するので、適正な圧入力でコネク
タ1をプリント基板3に圧入できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コネクタ圧入装置の
圧入制御方法についてのものである。特に、「プレスフ
ィットコネクタ」と呼ばれる無ハンダ圧入型のコネクタ
をプリント基板に圧入する場合に、必要以上の圧力をプ
リント基板にかけない圧入制御方法についてのものであ
る。コネクタ圧入装置には、例えば、この出願人が特願
平5-288675号の明細書で記載したものがある。
【0002】
【従来の技術】次に、従来技術によるコネクタ圧入装置
の構成を図4により説明する。図4の1はコネクタ、2
はシリンダ、3はプリント基板、4は圧力センサ、5は
サーボ弁、7は制御部である。
【0003】図4では、コネクタ1は圧入ヘッド8にコ
ネクタ1のピン上端が挿入され、圧入ヘッド8に吸着保
持される。圧入ヘッド8の上端にはプッシュロッド8a
とガイドシャフト8bが取り付けられる。ベース9とプ
ッシュロッド8aの頭部間には圧縮コイルばね8dが巻
装され、圧縮コイルばね8dは圧入ヘッド8を上に移動
する力を付勢する。
【0004】シリンダ2は往復動型の油圧シリンダであ
り、シリンダ2が駆動するとシリンダ2のピストンロッ
ドがコネクタ1を押し下げる。
【0005】圧入ヘッド8の下方には、プリント基板3
が配置される。プリント基板3はダイ10に搭載され
る。ダイ10にはプリント基板3に形成されるスルーホ
ールに対応した逃げ穴が形成される。Xテーブル10X
はダイ10を平面上のX軸方向に移動する。Yテーブル
10YはXテーブル10Xを平面上のY軸方向に移動す
る。Xテーブル10XとYテーブル10Yで移動テーブ
ルを構成し、移動テーブルはベット10Z上に載置され
る。
【0006】圧力センサ4はシリンダ2のピストンロッ
ド先端とプッシュロッド8aの頭部間に介在され、圧力
センサ4はコネクタ1のピンをプリント基板3のスルー
ホールに圧入するときの反力を電圧信号に変換して出力
する。圧力センサ4はロードセルなどの歪ゲージが使用
される。
【0007】サーボ弁5はシリンダ2と接続される。サ
ーボ弁5は方向・流量制御型の電気・油圧弁であり、電
流信号により油の流れとその流量を連続的に制御でき
る。サーボ弁5の流量を適正に制御すればシリンダ2の
加圧力を制御できる。サーボ弁5は例えば、油研工業社
製のSVD−11形電気・油圧サーボ弁を使用する。
【0008】図4のサーボ弁5は無通電の状態である。
図4の状態から第1の指令電流をサーボ弁5に印加する
とスプールは第1の方向に移動し、AポートとPポート
が接続し、BポートとRポートが接続する。Pポートは
油圧ポンプと接続しており、シリンダ2のピストンロッ
ドを押下し、シリンダ2の戻り油はRポートから油タン
クに戻される。第2の指令電流をサーボ弁5に印加する
とシリンダ2のピストンロッドを引き上げる。
【0009】制御部7は比較手段7Aと出力電圧発生手
段7Bと電圧電流変換手段7Cで構成される。比較手段
7Aは圧力センサ4の出力電圧「P」と、設定圧力値
「Ps」が入力される。比較手段7Aは出力電圧「P」
と設定圧力値「Ps 」を比較する。
【0010】出力電圧発生手段7Bは「P」<「Ps 」
のときは、シリンダ2の加圧力が「Ps 」となるよう第
1の電圧を発生する。出力電圧発生手段7Bは「P」≧
「Ps 」となった時点で、シリンダ2の加圧力が「Ps
」となるような第1の電圧を発生する。出力電圧発生
手段7Bは「Ps 」を保持すべく帰還制御する。電圧電
流変換手段7Cは出力電圧発生手段7Bの出力電圧が入
力され、前記出力電圧を電流値に変換してサーボ弁5に
出力し、サーボ弁5の方向と流量を制御する。
【0011】図4の制御部7の構成品はCPUで制御ま
たは指令される。例えば、比較手段7Aの内部ではアナ
ログ値はディジタル値に変換されて処理されるものとす
る。また、圧力設定値などはキーボードなどの入力手段
によりメモリに書き込まれている。
【0012】次に、コネクタ1とプリント基板3の関係
を図5により説明する。図5は図4の要部拡大図であ
る。コネクタ1はピン1Aとハウジング1Bで構成さ
れ、ピン1Aは取付部12でハウジング1Bに保持され
る。ピン1Aの先端部14はプリント基板3のスルーホ
ール3Aに入り、ピン配列に対応した穴をもつ圧入ヘッ
ド8でピン1Aの取付部12が押され、圧入部11とス
ルーホール3Aが機械的・電気的に接続する。
【0013】図5では、スルーホール3Aの内径は圧入
部11の外形より小さく、先端部14の外形より大きく
形成されている。また、スルーホール3Aに圧入部11
が圧入されると、圧入部11は圧縮変形してスルーホー
ル3Aと接続する。
【0014】ピン1Aとスルーホール3Aは図5で説明
したようになっているので、図4の装置でコネクタ1を
プリント基板3に圧入する場合に、先端部14が挿入さ
れる深さに比例して弱い反力が圧力センサ4で検出され
る。圧入部11がスルーホール3Aに挿入し始めると強
い反力が圧力センサ4で検出される。ハウジング1Bの
底面がプリント基板3に圧接すると、シリンダ2の加圧
力が圧力センサ4で検出される。
【0015】図4のコネクタ圧入装置では、圧入部11
とスルーホール3Aが良好に接続するよう、シリンダ2
がコネクタ1をプリント基板3に圧接した状態を一定時
間保持する。一定時間経過後は圧入ヘッド8は復帰し、
次のコネクタをプリント基板に圧入する。
【0016】次に、図4のシリンダ2のピストン行程と
ピストン速度と圧力センサ4の検出値の関係を図6の作
動サイクル線図により説明する。図6のサイクル線61
はシリンダ2のピストン行程を、サイクル線62はシリ
ンダ2のピストン速度を、サイクル線63は圧力センサ
4の検出値を示している。図6の横軸は時間であり、一
連のサイクル開始は説明の便宜上、ピン1Aの先端がス
ルーホール3Aに挿入するときであるとする。
【0017】ピストンが下降開始してt1 時間経過する
間は、ピン1Aの先端部14がスルーホール3Aに挿入
されるので、圧力センサ4の検出値は理論上は零とな
る。B点からC点間のt2 時間経過中は、圧入部11が
スルーホール3Aに圧入される。B−C間は圧入部11
の形状により異なる場合もあるが、ほぼ一定の勾配で圧
力センサ4の圧力値が増加する。
【0018】図6のC点はハウジング1Bの底面がプリ
ント基板3に接触したときである。シリンダ2は設定圧
力値PS に到達するまで下降するよう制御されているの
で、C点からピストンが下降停止するD点までのt3 時
間は圧力勾配が急勾配となる。
【0019】ピストンが下降停止する状態を保持してい
る時間t4 は、前述のとおり、圧入部11とスルーホー
ル3Aが良好に接続するよう、予め、実験や経験で求め
られた保持時間である。図4の制御部7には予め、保持
時間t4 が入力されており、保持時間t4 経過後、ピス
トンは上昇し、一連の圧入サイクルを終了する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】図4の装置では、コネ
クタをプリント基板に圧入する力はピン1本当たり20k
g程度が必要である。200 ピンのコネクタを圧入すると
きは、4トンの圧入力を必要とする。
【0021】しかし、この圧入力は、スルーホールの内
径のばらつきやピンの圧入部の外形寸法のばらつきによ
って、大きく異なる。例えば、スルーホールの内径がピ
ン外形より大きめの場合は圧入力は少なくて済む。逆の
場合は、大きな圧入力が必要である。
【0022】図3の装置では、最悪条件を考慮して十分
圧入可能な大きな圧入値Ps を設定している。このた
め、適正な圧入力で個別にコネクタをプリント基板に圧
入できず、むしろ、過剰な力をプリント基板に与えると
いう問題がある。
【0023】この発明は、単位時間当たりの圧入力の変
化である圧力勾配値を演算し、既知である圧力勾配値と
比較し、変化圧力勾配値が既知圧力勾配値以上となった
時点で圧入力を増加させないことにより、適正な圧入力
でコネクタをプリント基板に圧入するコネクタ圧入装置
の圧入制御方法の提供を目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明は、コネクタ1をシリンダ2で押下し、プ
リント基板3に圧入するコネクタ圧入装置であって、シ
リンダ2のピストンロッド先端とコネクタ1間に介在
し、コネクタ1をプリント基板3に圧入するときの反力
を電圧信号に変換する圧力センサ4と、シリンダ2に接
続し、電流信号によりシリンダ2の移動方向の切換とシ
リンダ2の加圧力を連続的に制御するサーボ弁5とを備
え、除算回路6Aは圧力センサ4の電圧信号「P」を入
力とし、微小単位時間「Δt」当たりの圧力勾配値「Δ
P」を出力し、比較手段6Bは圧力勾配が高い既知値
「Porg 」と、除算回路6Aの圧力勾配値「ΔP」を入
力とし、既知値「Porg 」と圧力勾配値「ΔP」を比較
し、出力電圧発生手段6Cは比較手段6Bの比較値を入
力とし、「ΔP」<「Porg 」のときは、シリンダ2を
第1の加圧力で移動させる第1の出力電圧を発生し、
「ΔP」≧「Porg 」となった時点でシリンダ2を第1
の加圧力より微少に高い第2の加圧力となる第2の出力
電圧を発生し、電圧電流変換手段6Dは出力電圧発生手
段6Cの出力電圧を入力とし、前記出力電圧をサーボ弁
5を制御する出力電流に変換する。
【0025】
【作用】この発明は、コネクタ1をプリント基板3に圧
入するときの反力を電圧信号に変換する圧力センサ4
と、シリンダ2の加圧力を制御できるサーボ弁5を予め
備えている。
【0026】この発明は、前記構成において、コネクタ
1を押下し、ハウジング1Bの底面がプリント基板3に
接触した以降は圧力勾配値が急勾配になるという現象を
利用している。すなわち、圧力センサ4の変化検出値を
微小単位時間で除算して常時圧力勾配値を算出し、前述
の急勾配値を既知値として制御部に格納し、検出される
圧力勾配値が既知値となった時点の圧入力「P」でシリ
ンダ2がコネクタを加圧するので、適正な圧入力でコネ
クタをプリント基板に圧入できる。
【0027】
【実施例】次に、この発明によるコネクタ圧入装置の構
成を図1の実施例により説明する。図1の6は制御部で
あり、その他は図4と同じものである。すなわち、この
発明では、制御部を除く構成は従来のコネクタ圧入装置
と同じであり、圧入制御方法を改良したものである。し
たがって、図1では、コネクタ1の移動機構やプリント
基板3の移動機構は従来技術による図4と同じであるの
で、これらの機構を省略した。
【0028】図1の制御部6は除算回路6Aと、比較手
段6Bと、出力電圧発生手段6Cと電圧電流変換手段6
Dで構成される。除算回路6Aは圧力センサ4の電圧信
号「P」を入力とし、微小単位時間「Δt」当たりの圧
力勾配値「ΔP」を出力する。除算回路6Aには圧力セ
ンサ4の現在の圧力値Pa が入力され、微小単位時間
「Δt」後の圧力値Pb が入力され、除算回路6Aは
「(Pb −Pa)/Δt)」を演算して、圧力勾配値
「ΔP」を出力する。
【0029】比較手段6Bは圧力勾配が高い既知値であ
る圧力勾配値「Porg 」と、除算回路6Aの圧力勾配値
「ΔP」を入力とし、既知値「Porg 」と変化する圧力
勾配値「ΔP」を比較する。既知値「Porg 」は端的に
言えば、図5におけるC−D間の圧力勾配値であり、よ
り実際的にはコネクタ圧入装置に固有の係数であり、実
験や試験運転から求められる。
【0030】出力電圧発生手段6Cは比較手段6Bの比
較値を入力とし、「ΔP」<「Porg 」のときは、シリ
ンダ2を第1の加圧力で移動させる第1の出力電圧を発
生し、「ΔP」≧「Porg 」となった時点でシリンダ2
を第1の加圧力より微少に高い第2の加圧力となる第2
の出力電圧を発生する。
【0031】電圧電流変換手段6Dは出力電圧発生手段
6Cの出力電圧が入力され、前記出力電圧を電流値に変
換してサーボ弁5に出力し、サーボ弁5の方向と流量を
制御する。
【0032】図1の制御部6の構成品はCPUで制御ま
たは指令される。例えば、比較手段6Bの内部ではアナ
ログ値はディジタル値に変換されて処理されるものとす
る。また、圧力勾配値「Porg 」などはキーボードなど
の入力手段により予め、メモリに書き込まれている。
【0033】次に、図1のコネクタ圧入装置の圧入制御
手順を図2のフローチャートにより説明する。図1のス
テップ101では、CPUはシリンダ2がコネクタ1を
押下するようサーボ弁5の圧入開始を指令する。ステッ
プ102では、除算回路6Aは圧力センサ4の現在の圧
力値「Pa 」を読み込む。ステップ103では、微小時
間「Δt」待機し、ステップ104では、除算回路6A
は微小時間「Δt」後の圧力センサ4の圧力値「Pb 」
を読み込む。
【0034】ステップ105では、除算回路6Aは圧力
勾配値「ΔP」を「(Pb −Pa)/Δt)」の演算式
で算出する。ステップ106では、比較手段6Bは圧力
勾配値「ΔP」と、既知の圧力勾配値「Porg 」を比較
する。
【0035】ステップ106で、圧力勾配値「ΔP」が
既値圧力勾配値「Porg 」より小さいときは、ステップ
102の前段に戻る。ステップ106でステップ102
の前段に戻った場合は、前回の圧入値「Pb 」が次回の
「Pa 」に置き換えられて読み込まれる。
【0036】ステップ106で、圧力勾配値「ΔP」が
既知の圧力勾配値「Porg 」以上となると、出力電圧発
生手段6Cは圧力センサ4の圧力値「P」をシリンダ2
の加圧力となるような出力電圧を発生し、前記加圧力を
保持し、一連の圧入制御を終了する。
【0037】次に、図1のシリンダ2のピストン行程と
ピストン速度と圧力センサ4の検出値の関係を図3の作
動サイクル線図により説明する。図3のサイクル線31
はシリンダ2のピストン行程を、サイクル線32はシリ
ンダ2のピストン速度を、サイクル線33は圧力センサ
4の検出値を示している。図3の横軸は時間であり、一
連のサイクル開始は説明の便宜上、図6と同様に、ピン
1Aの先端がスルーホール3Aに挿入するときであると
する。
【0038】ピストンが下降開始してt1 時間経過する
間は、ピン1Aの先端部14がスルーホール3Aに挿入
されるので、圧力センサ4の検出値は理論上は零とな
る。B点からC点間のt2 時間経過中は、圧入部11が
スルーホール3Aに圧入される。B−C間は圧入部11
の形状により異なる場合もあるが、ほぼ一定の勾配で圧
入値が増加する。
【0039】図3のC点はハウジング1Bの底面がプリ
ント基板3に接触したときである。図3のC点は、「Δ
P」≧「Porg 」となった時点であり、微小時間t3 経
過後、D点でサーボ弁5を制御して、D点での圧力セン
サ4の検出値をシリンダ2の加圧力として保持する。
【0040】その後、圧入部11とスルーホール3Aが
良好に接続する図6と同じ保持時間t4 経過後、ピスト
ンは上昇し、一連の圧入サイクルを終了する。なお、図
1の制御部6には予め保持時間t4 が入力されている。
また、図3の一点鎖線で描かれたサイクル線は図6のサ
イクル線図を示している。
【0041】図3のサイクル線図に示されるように、こ
の発明では、一連のサイクルタイムを短くすることが可
能となり、プリント基板に不要な圧力が加わらないこと
がわかる。
【0042】
【発明の効果】この発明は、コネクタをプリント基板に
圧入するときの反力を電圧信号に変換する圧力センサ
と、コネクタを押下するシリンダの加圧力を制御するサ
ーボ弁を予め備えている。圧力センサの変化検出値を微
小単位時間で除算して常時圧力勾配値を算出し、急勾配
値を既知値として制御部に格納し、検出される圧力勾配
値が既知値となった時点の圧入力でシリンダがコネクタ
を加圧するので、適正な圧入力でコネクタをプリント基
板に圧入できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるコネクタ圧入装置の実施例によ
る構成図である。
【図2】図1の圧入制御手順を示すフローチャートであ
る。
【図3】図1の作動サイクル線図である。
【図4】従来技術によるコネクタ圧入装置の構成図であ
る。
【図5】図4の要部拡大図である。
【図6】図4の作動サイクル線図である。
【符号の説明】
1 コネクタ 2 シリンダ 3 プリント基板 4 圧力センサ 5 サーボ弁 6A 除算回路 6B 比較手段 6C 出力電圧発生手段 6D 電圧電流変換手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタ(1) をシリンダ(2) で押下し、
    プリント基板(3) に圧入するコネクタ圧入装置であっ
    て、 シリンダ(2) のピストンロッド先端とコネクタ(1) 間に
    介在し、コネクタ(1)をプリント基板(3) に圧入すると
    きの反力を電圧信号に変換する圧力センサ(4)と、 シリンダ(2) に接続し、電流信号によりシリンダ(2) の
    移動方向の切換とシリンダ(2) の加圧力を連続的に制御
    するサーボ弁(5) とを備え、 除算回路(6A)は圧力センサ(4) の電圧信号「P」を入力
    とし、微小単位時間「Δt」当たりの圧力勾配値「Δ
    P」を出力し、 比較手段(6B)は圧力勾配が高い既知値「Porg 」と、除
    算回路(6A)の圧力勾配値「ΔP」を入力とし、既知値
    「Porg 」と圧力勾配値「ΔP」を比較し、 出力電圧発生手段(6C)は比較手段(6B)の比較値を入力と
    し、「ΔP」<「Porg 」のときは、シリンダ(2) を第
    1の加圧力で移動させる第1の出力電圧を発生し、「Δ
    P」≧「Porg 」となった時点でシリンダ(2) を第1の
    加圧力より微少に高い第2の加圧力となる第2の出力電
    圧を発生し、 電圧電流変換手段(6D)は出力電圧発生手段(6C)の出力電
    圧を入力とし、前記出力電圧をサーボ弁(5) を制御する
    出力電流に変換することを特徴とするコネクタ圧入装置
    の圧入制御方法。
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