JPH08195577A - バルクカセット - Google Patents

バルクカセット

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JPH08195577A
JPH08195577A JP7019911A JP1991195A JPH08195577A JP H08195577 A JPH08195577 A JP H08195577A JP 7019911 A JP7019911 A JP 7019911A JP 1991195 A JP1991195 A JP 1991195A JP H08195577 A JPH08195577 A JP H08195577A
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P21/00Machines for assembling a multiplicity of different parts to compose units, with or without preceding or subsequent working of such parts, e.g. with programme control
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/66Structural association with built-in electrical component
    • H01R13/70Structural association with built-in electrical component with built-in switch
    • H01R13/713Structural association with built-in electrical component with built-in switch the switch being a safety switch
    • H01R13/7137Structural association with built-in electrical component with built-in switch the switch being a safety switch with thermal interrupter

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バルク化された電子部品を保持部で保持して
プリント基板に装着する電子部品装着装置に取り付け、
電子部品を上記保持部に供給するバルクカセットにおい
て、内部への塵埃の進入を防止し、また、少量装着時の
電子部品の飛び出しを防止する。 【構成】 バルクカセット1のバルクケース装着部8に
形成された開口部9の内側に板状の主部19を有する蓋
部材18を回動自在に設け、該蓋部材にねじりコイルバ
ネ23によって上記開口部を閉塞する方向への回動力を
付勢する。上記主部に形成した突出部22がバルクケー
ス26の装着時にその連結部27によって押され、これ
によって、上記蓋部材が開口部を開放する方向へ回動さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なバルクカセットに
関する。詳しくは、バルク化された電子部品を保持部で
保持してプリント基板に装着する電子部品装着装置に取
り付けられ、電子部品を上記保持部に供給するバルクカ
セットにおいて、内部への塵埃の進入を防止し、また、
少量装着時の電子部品の飛び出しを防止することができ
る新規なバルクカセットを提供しようとするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】バルク化された電子部品を保持部で保持
してプリント基板に装着する電子部品装着装置に取り付
けられ、電子部品を上記保持部に供給するバルクカセッ
トが知られている。
【0003】図16はそのようなバルクカセットの一例
を示すものである。
【0004】aはバルクカセットであり、フレームbに
所要の部材が装着されて成る。
【0005】そして、バルクケース装着部cにバルク化
された電子部品を収納したバルクケースdが装着され、
これによって、バルクケースd内に収容されていた電子
部品がバルクカセットa内に供給され、図示しない電子
部品装着機の図示しないアームがフィードレバーeを押
圧すると、電子部品が一個づつ図示しない部品供給部に
供給され、該部品供給部から電子部品装着機の吸着ヘッ
ドが電子部品を吸着してプリント基板等に装着するよう
になっている。
【0006】ところで、バルクカセットaのバルクケー
ス装着部cには図示しない開口部が形成されており、バ
ルクケースdが装着されると、該開口部がバルクケース
dの開口部と連通され、これによってバルクケースd内
の電子部品がバルクカセットa内に供給されるようにな
っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のバルクカセット
aにおいて、バルクケース装着部cに設けられた開口部
にはこれを閉塞する蓋のようなものが設けらていないの
で、未使用時のバルクケースdが装着されていない状態
では、開放されたままになっている。
【0008】従って、該開口部から塵埃がバルクカセッ
トa内に進入し、これが電子部品を部品供給部まで送る
シュートの入口部やシュート内に溜まって固まりとなる
と、電子部品の供給の妨げとなり、部品供給ミスが生じ
るという問題がある。
【0009】また、少量の電子部品の装着を行う場合、
バルクケースを使用せずに、直接電子部品をバルクカセ
ットa内に入れて使用する場合がある。このような場
合、バルクカセットaのハンドリング中や又は電子部品
装着機の稼働中の振動等によりバルクカセットa内の電
子部品が上記開口部から飛び出してしまうことがあると
いう問題がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明バルクカセット
は、上記した課題を解決するために、バルク化された電
子部品を保持部で保持してプリント基板に装着する電子
部品装着装置に取り付けられ、電子部品を上記保持部に
供給するバルクカセットにおいて、該バルクカセットに
電子部品を供給するバルクケースの装着部に設けられた
開口部を開閉する閉塞手段を形成すると共に、該閉塞手
段をバルクケースの装着時に開放位置へ移動させる開放
手段を形成したものである。
【0011】
【作用】従って、本発明バルクカセットにあっては、バ
ルクケースが装着されていない未使用時には、バルクケ
ース装着部の開口部が閉塞手段によって閉塞されている
ので、該開口部からの塵埃の進入やバルクケースを装着
しない状態での少量装着時における電子部品の飛び出し
を防止することができる。
【0012】また、上記閉塞手段はバルクケースを装着
するときに開放手段により開放されるので、閉塞手段の
開閉のための煩わしさが無いばかりか、必要に応じて確
実に開閉されるので、該開口部の閉じ忘れによる塵埃の
進入や電子部品の飛び出しが生じることがない。
【0013】
【実施例】以下に、本発明バルクカセットの詳細を図示
した実施例に従って説明する。
【0014】図1乃至図6は本発明バルクカセットの第
1の実施例を示すものである。
【0015】図中1がバルクカセットである。まず、バ
ルクカセット1の概要を説明する。
【0016】2はバルクカセット1のフレームであり、
該フレーム2に所用の部材が支持されている。
【0017】3はチャッキングレバーであり、フレーム
2の前端部下面に設けられた図示しない係合部を電子部
品装着機の移動ベースに係合し、かつ、上記チャッキン
グレバー3の操作により係合爪4を上記移動ベースに係
合させて、バルクカセット1が電子部品装着機に取り付
けられる。
【0018】5はフィードレバーであり、該フィードレ
バー5が電子部品装着機の押圧アームによって押圧され
ることによって、バルクカセット1内の電子部品が一個
づつ部品供給部に供給される。6は正圧エアー供給孔で
あり、該正圧エアー供給孔6からエアー供給路7がバル
クカセット1内部に向かって延びている。
【0019】8はバルクケース装着部であり、略上下方
向に長い開口部9を有している。また、該バルクケース
装着部8には開口部9の両側から突出した対向壁10、
10が一体に形成されており、該対向壁10、10の互
いに対向した面には係合溝11、11が形成されてい
る。
【0020】12は部品搬送路としてのシュートであ
り、該シュート12の入口部12aと上記開口部9との
間はやや広い部品待機部13となっている。そして、シ
ュート12の先端は部品供給部14につながっている。
【0021】上記エアー供給路7はその先端で2つに分
岐され、その一方は上記シュート入口部12aの下面に
開口した部品かくはん用ノズル15に連結され、他方は
シュート12の中間部の下面に開口した部品シュート用
ノズル16に連結されている。
【0022】しかして、上記部品待機部13内に電子部
品17、17、・・・が収容されている状態で、上記フ
ィードレバー5が押圧されると、正圧エアー供給孔6か
ら正圧エアーが供給され、該エアーはエアー供給路7を
経て部品かくはん用ノズル15及び部品シュート用ノズ
ル16から噴射される。
【0023】そして、部品かくはん用ノズル15から噴
射されたエアーで部品待機部13にあった電子部品1
7、17、・・・がかくはんされ、そのうちの一個17
がシュート12内に落下する。そして、シュート12内
に落下した電子部品17は部品シュート用ノズル16か
ら噴射されるエアーによって部品供給部14へと送られ
る。そして、部品供給部14に送られた電子部品17は
電子部品装着機の図示しない吸着ヘッドによって吸着さ
れて行く。
【0024】18はバルクケース装着部8の上記開口部
9を開閉する蓋部材である。19は該蓋部材の主部であ
り、上下方向にやや長い矩形の板状をしている。20は
筒状の被支持部であり、上記主部19の上縁に一体に形
成されている。主部19の上端部の被支持部20に接し
た部分のうち一方の側部に寄った位置に横長の切欠孔2
1が形成されている。22は主部19の一方の側面のう
ち上端から稍下方へ寄った位置に一体に突設された突出
部である。
【0025】23はねじりコイルバネであり、そのコイ
ル部23aが被支持部20の切欠孔21に対応した部分
に外嵌状に支持され、一方の腕片23bが主部19の他
方の面、即ち、突出部22が突出された面と反対側の面
に当接され、他方の腕片23cが略上方へ向けて突出さ
れている。
【0026】24は支持軸であり、その先端部に螺軸部
24aが形成されている。
【0027】しかして、上記蓋部材18がその主部19
がバルクケース装着部8の開口部9を内側から覆った状
態に位置され、外方からバルクカセット1の側面壁を挿
通された支持軸24が蓋部材の被支持部20に挿通さ
れ、そして、該支持軸24の螺軸部24aが部品待機部
13の内面壁に形成された図示しない螺穴に螺合され、
これによって、蓋部材18がバルクカセット1の部品待
機部13内において回動自在に支持される。
【0028】尚、25は部品待機部13内の開口部9の
直ぐ上の位置に形成された係合穴であり、上記ねじりコ
イルバネ23の他方の腕片23cが係合され、これによ
って、蓋部材18にはその主部19が上記開口部9を内
側から閉塞する方向への回動力が付勢されている。ま
た、蓋部材18が上記したように支持された状態で、そ
の突出部22の先端はバルクケース装着部8の係合溝1
1、11に対応した位置にある。
【0029】26はバルクケースであり、その前端面に
連結部27が突設され、該連結部27にバルクケース2
6の内外を連通させる開口部28が形成されている。
尚、該開口部28は図示しないシャッターによって開閉
されるようになっている。
【0030】そして、上記連結部27の両側面には係合
突条29、29が突設されている。
【0031】しかして、バルクケース26はその連結部
27の係合突条29、29がバルクカセット1のバルク
ケース装着部8の係合溝11、11に上方から係合され
ることによってバルクカセット1に装着される。そし
て、バルクケース26がバルクカセット1に装着される
と、上記図示しないシャッターが開放位置へ移動され、
開口部28が開放される。
【0032】そして、バルクケース26の連結部27が
バルクカセット1のバルクケース装着部8に連結される
過程において、該連結部27の下端部が係合溝11、1
1に対応した位置に位置している突出部22の先端部を
下方へ押圧し、これによって、蓋部材18はねじりコイ
ルバネ23によって付勢されている回動力に抗して図2
における時計回り方向に回動して、その主部19によっ
て閉塞されていた開口部9が開放される。そして、上記
突出部22の先端がバルクケース26の連結部27の前
面に当接していることによって蓋部材18の開放状態が
維持される。
【0033】従って、バルクケース26内の電子部品1
7、17、・・・が開口部28、9を介してバルクカセ
ット1内へ供給される。
【0034】そして、バルクケース26がバルクカセッ
ト1から取り外されると、バルクケース26の連結部2
7による突出部22への押圧が解除されるので、蓋部材
18はねじりコイルバネ23によって付勢されている回
動力によって図4における反時計回り方向へと回動さ
れ、その主部19によって開口部9を閉塞した状態とな
る。
【0035】上記したように、上記バルクカセット1に
あっては、バルクケース26が装着されていない間は、
バルクケース装着部8の開口部9が蓋部材18によって
閉塞されており、従って、この開口部9から塵埃がバル
クカセット1内部に侵入することが防止される。そのた
め、内部への塵埃の侵入によって従来惹き起こされてい
た部品供給ミスが解消される。また、少量の電子部品を
供給するために、予備のバルクケースを使用せずに、直
接電子部品をバルクカセット1内に入れて使用する場
合、開口部9が蓋部材18によって閉塞されているの
で、ハンドリング中や電子部品装着機の稼動中の振動等
によってバルクカセット1内の電子部品が開口部9から
飛び出してしまうのを防止することができる。
【0036】図7乃至図9は本発明バルクカセットの第
2の実施例1Aを示すものである。
【0037】尚、この第2の実施例1Aは、上記第1の
実施例1と比較して、蓋部材及びその周辺部の構造が異
なるのみで、その他の部分は上記第1の実施例における
と同様であるので、上記異なる部分について詳細に説明
し、その他の部分については、上記第1の実施例におけ
る同様の部分に付した符号と同じ符号を付して説明を省
略する。尚、このような符号の付し方と説明の省略は、
以後の実施例についても同様である。
【0038】30はバルクケース装着部8の上記開口部
9を開閉する蓋部材である。31は該蓋部材30の主部
であり、上下方向に稍長い矩形の板状をしている。32
は主部31の一方の側面のうち上端から稍下方へ寄った
位置に一体に突設された突出部である。
【0039】33はフレーム2の上記バルクケース装着
部8形成部の下面に突設された延出部である。
【0040】34、34はバルクカセット1Aの部品待
機部13の左右側面のうち上記開口部9に接した位置に
形成された摺動溝である。そして、上記延出部33には
平板状の空間35が形成され、該空間35の両側部は上
記摺動溝34、34に連通している。
【0041】しかして、上記蓋部材30はその主部31
の両側縁部が上記摺動溝34、34及び延出部33の空
間35に摺動自在に支持される。そして、この状態で、
蓋部材30の突出部32の先端部はバルクケース装着部
8の係合溝11、11に対応した位置に位置している。
【0042】36、36は圧縮コイルバネであり、上記
延出部33の空間35内に挿入され、蓋部材30の主部
31の下端と空間35の底部との間で圧縮されている。
これによって、該圧縮コイルバネ36、36により蓋部
材30には上方への移動力が付勢されている。従って、
蓋部材30に特に外力が加えられていない状態では、蓋
部材30はその移動範囲の上限に達しており、その主部
31がバルクケース装着部8の開口部9を閉塞した状態
となっている。
【0043】そして、バルクケース26の連結部27が
バルクカセット1Aのバルクケース装着部8に連結され
る過程において、該連結部27の下端部が係合溝11、
11に対応した位置に位置している突出部32の先端部
を下方へ押圧し、これによって、蓋部材30は圧縮コイ
ルバネ36、36によって付勢されている移動力に抗し
て図7における矢印方向へ移動されて、その主部31に
よって閉塞されていた開口部9が開放される。
【0044】従って、バルクケース26内の電子部品1
7、17、・・・が開口部28、9を介してバルクカセ
ット1A内へ供給される。
【0045】そして、バルクケース26がバルクカセッ
ト1Aから取り外されると、バルクケース26の連結部
27による突出部32への押圧が解除されるので、蓋部
材30は圧縮コイルバネ36、36によって付勢されて
いる移動力によって図7における反矢印方向へと移動さ
れ、その主部31によって開口部9を閉塞した状態とな
る。
【0046】図10乃至図12は本発明バルクカセット
の第3の実施例1Bを示すものである。
【0047】37はフレーム2の上記バルクケース装着
部8形成部の上面に突設された延出部である。
【0048】38、38はバルクカセット1Bの部品待
機部13の左右側面のうち上記開口部9に接した位置に
形成された摺動溝である。そして、上記延出部37には
平板状の空間39が形成され、該空間39の両側部は上
記摺動溝38、38に連通している。
【0049】40は稍縦長の矩形の板状をした蓋部材で
あり、その両側縁部が上記摺動溝38、38及び延出部
37の空間39に摺動自在に支持される。
【0050】41、41は圧縮コイルバネであり、上記
空間39内に挿入され、上記蓋部材40の上端と空間3
9の上面との間で圧縮されている。これによって、該圧
縮コイルバネ41、41により蓋部材40には下方への
移動力が付勢されている。従って、蓋部材40に特に外
力が加えられていない状態では、蓋部材40はその移動
範囲の下限に達しており、バルクケース装着部8の開口
部9を閉塞した状態となっている。
【0051】42は摩擦輪であり、その中心に形成され
た支持孔43に支持軸44が挿通され、該支持軸44の
先端部に形成された螺軸部44aがバルクケース装着部
8の開口部9の一の内側面に形成された図示しない螺穴
に螺合されることによって開口部9の一方の側部に回転
可能に支持されている。そして、該摩擦輪42はその周
面が蓋部材40に当接し、また、係合溝11、11に対
応した位置に稍突出している。
【0052】しかして、バルクケース26の連結部27
がバルクカセット1Bのバルクケース装着部8に連結さ
れる過程において、該連結部27の前面が摩擦輪42の
係合溝11、11に対応した位置に位置している周面に
当接し、摩擦によってこれ42を図10における時計回
り方向へ回転させる。摩擦輪42が時計回り方向に回転
すると、摩擦によって蓋部材40を略上方へ押し上げる
ように作用するので、これによって、蓋部材40は圧縮
コイルバネ41、41によって付勢されている移動力に
抗して図10における矢印方向へ移動されて、開口部9
が開放される。
【0053】従って、バルクケース26内の電子部品1
7、17、・・・が開口部28、9を介してバルクカセ
ット1B内へ供給される。
【0054】そして、バルクケース26がバルクカセッ
ト1Bから取り外されると、バルクケース26の連結部
27がバルクケース装着部8から外されて行く間にその
前面との摩擦によって摩擦輪42が図10における反時
計回り方向に回転される。そして、摩擦輪42が反時計
回り方向に回転されると、摩擦によって蓋部材40を略
下方へ押し下げるように作用するので、これによって、
蓋部材40は圧縮コイルバネ41、41によって付勢さ
れている移動力と挨まって図10における反矢印方向へ
移動されて、開口部9が閉塞される。
【0055】図13乃至図15は本発明バルクカセット
の第4の実施例1Cを示すものである。
【0056】45は蓋部材であり、稍縦長の矩形の板状
をした主部46と該主部46の下端縁に一体に形成され
た円筒状の被支持部47とから成る。
【0057】48は支持軸であり、その先端部には螺軸
部48aが形成されている。
【0058】しかして、上記蓋部材45がその主部46
がバルクケース装着部8の開口部9を内側から覆った状
態に位置され、外方からバルクカセット1Cの側面壁を
挿通された支持軸48が蓋部材の被支持部47に挿通さ
れ、そして、該支持軸48の螺軸部48aが部品待機部
13の内面壁に形成された図示しない螺穴に螺合され、
これによって、蓋部材45がバルクカセット1Cの部品
待機部13内において回動自在に支持される。
【0059】49は蓋部材45の主部46の外側を向い
た面に固着された磁石であり、その外側を向いた面が、
例えばN極となるように着磁されている。
【0060】50は駆動磁石板であり、上半分の部分5
0aの蓋部材45に対向した面が上記磁石49と同じ極
性に、例えば、N極になるように着磁され、下半分の部
分50bの蓋部材45に対向した面が上記磁石49と反
対の極性に、例えば、S極になるように着磁されてい
る。そして、該駆動磁石板50の外面には操作板51が
突設されている。
【0061】バルクケース装着部8の開口部9の両内側
面の下方部には摺動溝52、52が形成されている。5
3は開口部9の下面に形成された空間であり、該空間5
3の両側部は上記摺動溝52、52に連続している。
【0062】そして、上記駆動磁石板50の両側縁部は
上記摺動溝52、52及び空間53の両側部に摺動自在
に支持される。そして、操作板51の先端部は係合溝1
1、11に対応した位置に位置している。
【0063】54、54は圧縮コイルバネであり、上記
空間53内に挿入され、上記駆動磁石板50の下端と空
間53の底面との間で圧縮されている。これによって、
駆動磁石板50には上方への移動力が付勢され、駆動磁
石板50はそれに特に外力が加わっていない状態では、
その移動範囲の上限に位置し、その状態で、下半分の部
分50bが蓋部材45の磁石49と対向した状態となっ
ている。従って、蓋部材45の磁石49と駆動磁石板5
0の下半分の部分50bとの間の吸引力により、蓋部材
45はその主部46が開口部9を閉塞した状態に維持さ
れる。
【0064】そして、バルクケース26がバルクケース
装着部8に装着されて行く過程において、バルクケース
26の連結部27の下端が駆動磁石板50の操作板51
を下方へ押圧し、これによって、駆動磁石板50は圧縮
コイルバネ54、54による移動力に抗して、下方へ移
動され、その上半分の部分50aが蓋部材45の磁石4
9と対向するようになる。駆動磁石板50の上半分の部
分50aが磁石49と対向すると、両者の間に働く反発
力によって、蓋部材45は図13における反時計回り方
向に回動し、これによって、開口部9が開放される。
【0065】そして、バルクケース26が取り外される
と、駆動磁石板50が圧縮コイルバネ54、54による
移動力によって上方へ移動し、その下半分の部分50b
が蓋部材45の磁石49と対向し、両者の間に吸引力が
働くため、蓋部材45は図15における時計回り方向へ
回動して開口部9を閉じるようになる。
【0066】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明バルクカセットは、バルク化された電子部品
を保持部で保持してプリント基板に装着する電子部品装
着装置に取り付けられ、電子部品を上記保持部に供給す
るバルクカセットにおいて、該バルクカセットに電子部
品を供給するバルクケースの装着部に設けられた開口部
を開閉する閉塞手段を形成すると共に、該閉塞手段をバ
ルクケースの装着時に開放位置へ移動させる開放手段を
形成したことを特徴とする。
【0067】従って、本発明バルクカセットにあって
は、バルクケースが装着されていない未使用時には、バ
ルクケース装着部の開口部が閉塞手段によって閉塞され
ているので、該開口部からの塵埃の進入やバルクケース
を装着しない状態での少量装着時における電子部品の飛
び出しを防止することができる。
【0068】また、上記閉塞手段はバルクケースを装着
するときに開放手段により開放されるので、閉塞手段の
開閉のための煩わしさが無いばかりか、必要に応じて確
実に開閉されるので、該開口部の閉じ忘れによる塵埃の
進入や電子部品の飛び出しが生じることがない。
【0069】尚、上記各実施例に示した各部の具体的形
状及び構造は、何れも本発明の実施に際しての具体化の
ほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発
明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはな
らないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図6と共に本発明バルクカセットの第
1の実施例を示すものであり、本図は全体の斜視図であ
る。
【図2】要部を示す拡大断面図である。
【図3】要部を示す拡大分解斜視図である。
【図4】バルクケースが装着された状態を示す要部の拡
大断面図である。
【図5】バルクケース装着部を拡大して示す一部切欠斜
視図である。
【図6】バルクケースの斜視図である。
【図7】図8及び図9と共に本発明バルクカセットの第
2の実施例を示すものであり、本図は要部を示す拡大断
面図である。
【図8】要部を示す拡大分解斜視図である。
【図9】バルクケースが装着された状態を示す要部の拡
大断面図である。
【図10】図11及び図12と共に本発明バルクカセッ
トの第3の実施例を示すものであり、本図は要部を示す
拡大断面図である。
【図11】要部を示す拡大分解斜視図である。
【図12】バルクケースが装着された状態を示す要部の
拡大断面図である。
【図13】図14及び図15と共に本発明バルクカセッ
トの第4の実施例を示すものであり、本図は要部を示す
拡大断面図である。
【図14】要部を示す拡大分解斜視図である。
【図15】バルクケースが装着された状態を示す要部の
拡大断面図である。
【図16】従来のバルクカセットの一例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 バルクカセット 8 バルクケース装着部 9 開口部 17 電子部品 18 蓋部材(閉塞手段) 22 突出部(開放手段) 26 バルクケース 1A バルクカセット 30 蓋部材(閉塞手段) 32 突出部(開放手段) 1B バルクカセット 40 蓋部材(閉塞手段) 42 摩擦輪(回転輪、開放手段) 1C バルクカセット 45 蓋部材(閉塞手段) 49 磁石(第1のマグネット) 50 駆動磁石板(第2のマグネット、開放手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルク化された電子部品を保持部で保持
    してプリント基板に装着する電子部品装着装置に取り付
    けられ、電子部品を上記保持部に供給するバルクカセッ
    トにおいて、該バルクカセットに電子部品を供給するバ
    ルクケースの装着部に設けられた開口部を開閉する閉塞
    手段を形成すると共に、該閉塞手段をバルクケースの装
    着時に開放位置へ移動させる開放手段を形成したことを
    特徴とするバルクカセット。
  2. 【請求項2】 上記閉塞手段を上記バルクカセット内に
    設けられた支軸を中心に回動可能な板状部材で形成する
    と共に、上記開放手段を上記バルクケースの装着時に該
    バルクケースの一部が当接して上記板状部材を上記開口
    部が開放される開放位置へ移動させる該板状部材に形成
    された突出部で形成したことを特徴とする請求項1に記
    載のバルクカセット。
  3. 【請求項3】 上記閉塞手段を上記バルクカセット内部
    に形成された案内溝に沿って摺動可能な板状部材で形成
    すると共に、上記開放手段を上記バルクケースの装着時
    に該バルクケースの一部が当接して上記板状部材を上記
    開口部が開放される開放位置へ移動させる該板状部材に
    形成された突出部で形成したことを特徴とする請求項1
    に記載のバルクカセット。
  4. 【請求項4】 上記閉塞手段を上記バルクカセット内部
    に形成された案内溝に沿って摺動可能な板状部材で形成
    すると共に、上記開放手段を上記板状部材を摺動させる
    回転輪で形成し、該回転輪を上記バルクケースの装着時
    に当接される該バルクケースの側面で回転させることに
    よって上記板状部材を上記開口部が開放される開放位置
    に移動させるようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載のバルクカセット。
  5. 【請求項5】 上記閉塞手段を上記バルクカセット内部
    に形成された支軸を中心に回動可能な板状部材で形成し
    て該板状部材の所定部分に第1のマグネットを固着する
    と共に、上記開放手段を上記所定部分に対応する部分に
    第2のマグネットが固着され上記バルクケースの着脱時
    に該バルクケースの一部が当接して摺動される摺動板で
    形成し、該摺動板の摺動で相対的に位置が変わる上記第
    1、第2のマグネットの反発、吸引で上記板状部材を上
    記開口部が開放される開放位置に往動、もしくは閉塞さ
    れる閉塞位置に復動させるようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載のバルクカセット。
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