JPH08195278A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JPH08195278A
JPH08195278A JP538095A JP538095A JPH08195278A JP H08195278 A JPH08195278 A JP H08195278A JP 538095 A JP538095 A JP 538095A JP 538095 A JP538095 A JP 538095A JP H08195278 A JPH08195278 A JP H08195278A
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JP
Japan
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magnetron
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heating
heating chamber
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Application number
JP538095A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Kubota
哲男 窪田
Tatsushi Arai
達志 荒井
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Hitachi Appliances Inc
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Hitachi Home Tech Ltd
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 導波管内の整合素子を駆動し、食品毎に最適
な整合状態をつくりだして加熱効率の向上をはかる。 【構成】 マグネトロン3と加熱室1とを接続する導波
管5の加熱室側の一壁の電波進行方向の中心線から偏倚
した位置に、セラミックス製の整合素子支持軸13を回
転自在に貫通して取り付け、更に導波管内内側に円板ベ
ースとスタブとからなる整合素子10を設け、また同導
波管のマグネトロン3と整合素子10の間の導波管壁に
方向性結合器6を取り付ける。制御装置15は加熱の開
始後まず回転駆動装置14を作動させるとともに、方向
性結合器6の検出信号を取り込んで記憶する外、回転駆
動装置の最適停止位置を決定するために検出信号群の中
の特定の検出信号を見出して整合素子支持軸13を回転
駆動し、その後最適停止位置を中心にその前後の所定の
回転角度の範囲内で前記整合素子支持軸13を回転軸1
3を回転駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は導波管壁に取り付けられ
た方向性結合器の検出信号に基づいてマグネトロンと加
熱室とのインピーダンス整合を調節するようにした高周
波加熱装置に関するものである。さらに詳しく言うと、
加熱の期間中、マグネトロンを終始最高効率で動作させ
るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の高周波加熱装置として、
例えば特開昭57-23494号公報の発明のように、マグネト
ロンと加熱室を接続する導波管の内壁の一部に、伝送さ
れるマイクロ波の管内波長の1/4の間隔でかつマイクロ
波の進行方向に沿って3本のインピーダンス調整棒を設
置し、加熱室内に設置された食品毎にマグネトロンの動
作点がリーケ線図上の最大パワー領域に近づくよう、駆
動装置を用いてそれらインピーダンス調整棒の管内突き
出し量を制御するとともに、食品ごとの突き出し量を記
憶しておき、その記憶内容を食品に応じて呼び出して用
いることにより、加熱動作が最高の加熱効率で行われる
ようにしたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述従来例において
は、整合素子である3本のインピーダンス調整棒を管内
波長の1/4の間隔で導波管内に配置しなければならない
ため、そしてさらに3本のインピーダンス調整棒毎に駆
動装置を必要とするため、構造が複雑になってしまうと
いう問題点があった。また、調整棒が導波管壁を貫通す
る部分には漏洩電波対策を施さなければならないため、
構造がますます大形化してしまって、電子レンジのよう
な小形化の要求の強い高周波加熱装置に対しては適用し
にくいという問題があった。加えて、信頼性の低下や、
大幅なコストアップが避けられないという問題もあっ
た。
【0004】そのほか、上述の従来例においては、個々
のインピーダンス調整棒を駆動制御して高周波加熱装置
としての整合をとるため、時間がかかり過ぎてしまい、
電子レンジのように短時間のうちに加熱を完了させなけ
ればならない民生用の機器においては実用的でないとい
う問題点があった。
【0005】また、インピーダンス調整棒はあらかじめ
記憶された動作以外の動きをしないために、形状の異な
るしかも誘電特性の異なる種々の食品に対して最適のイ
ンピーダンス整合を取ることが難しいばかりか、加熱中
に変化するインピーダンス動作点のズレに対しても対応
することができないという致命的な欠点を有している。
【0006】
【問題を解決するための手段】本発明は上述した問題を
解決するためになされたものであり、食品を収納する加
熱室と、この加熱室の外部においてマイクロ波を発振す
るマグネトロンと、一側にてこのマグネトロンと接続す
るとともに他側にて加熱室と接続してマグネトロンと加
熱室とを接続する矩形導波管と、マグネトロンを駆動す
る高周波電源装置と、矩矩形導波管の一壁であってマグ
ネトロンとの接続部と加熱室との接続部の間の位置に取
り付けられて矩形導波管内に伝送されるマイクロ波電力
の入射および反射各方向成分を検出するとともにそれら
の検出信号を出力する方向生結合器と、矩形導波管の一
壁の方向性結合器の取り付けられた位置より加熱室側で
あってしかもその壁の電波進行方向の中心線から偏倚し
た位置に回転自在に貫通して取り付けられた低誘電体損
失材料からなる整合素子支持軸と、矩形導波管内にてこ
の整合素子支持軸に取り付けられて回転駆動される導電
材料製の整合素子と、この整合素子を構成するために整
合素子支持軸に同心状に取り付けられた円板ベースと、
この円板ベースの中心から偏倚した位置に突設された導
電材料製のスタブと、矩形導波管外にて整合素子支持軸
を所定の行程について回転駆動するとともにその駆動行
程中の予め定められた複数の回転駆動位置に関する情報
を出力する回転駆動装置と、そして高周波電源装置を作
動させてマグネトロンの発振を開始させたときに回転駆
動装置を作動させて整合素子支持軸を回転駆動するとと
もにその駆動行程中の予め定められた複数の回転駆動位
置毎の方向性結合器の検出信号を取り込んで記憶するほ
かそれら記憶された検出信号群の中から回転駆動装置の
最適停止位置を決定するために検出信号群の中の特定の
検出信号を見出してその検出信号の検出された第一の回
転駆動位置へ整合素子支持軸を回転駆動しその後の加熱
期間中の所定の時点で再び回転駆動装置を作動させて整
合素子支持軸を回転駆動するとともにその駆動行程中の
予め定められた複数の回転駆動位置毎の方向性結合器の
検出信号を取り込んで記憶するほかそれら記憶された検
出信号群の中から回転駆動装置の最適停止位置を決定す
るために検出信号群の中の特定の検出信号を見出してそ
の検出信号の検出された第二の回転駆動位置へ整合素子
支持軸を回転駆動し固定するよう回転駆動装置を制御す
る制御装置とで高周波加熱装置を構成する。
【0007】
【作用】高周波電源装置を作動させてマグネトロンの発
振を開始させると、制御装置は回転駆動装置を制御して
整合素子支持軸を所定の行程について回転移動させると
ともに、その駆動行程の予め定められた複数の回転駆動
位置における方向性結合器の出力信号を取り込み、それ
らを記憶する。制御装置はそれら記憶された信号群の中
からマグネトロンと加熱室が最良の結合状態であると判
断される検出信号つまりインピーダンス整合の取れてい
ると判断される検出信号を一つ見出し、駆動装置を制御
してその位置(第一の回転駆動位置)へ整合素子支持軸
を移動させる。そしてその後の加熱期間中の所定の時点
で、再び回転駆動装置を作動させて整合素子支持軸を回
転駆動するとともに、その駆動行程中の予め定められた
複数の回転駆動位置毎の方向性結合器の検出信号を取り
込んで記憶するほか、それら記憶された検出信号群の中
から回転駆動装置の最適停止位置を改めて決定するため
に、検出信号群の中の特定の検出信号を見出してその検
出信号の検出された第二の回転駆動位置へ整合素子支持
軸を回転駆動し、固定する。つまり、加熱の進行に伴う
食品の性状変化に対応するように、整合素子支持軸を一
度ならず回転駆動する。
【0008】本発明にあっては、整合素子支持軸と円板
ベースが導波管壁の電波進行方向の中心線から偏倚した
位置に取り付けられているので、整合素子支持軸を回転
させたときのスタブは、導波管内中央部の比較的電界強
度の大きい領域内を比較的大きい回転角度に亘って、す
なわち比較的長い距離に亘って移動することとなるの
で、スタブの移動に基づくマグネトロンと加熱室の結合
度の変化に対して大きな影響を与えることになる。そし
て上記構成は伝送路の整合素子として用いられるシング
ルスタブチューナと同様に作用し、より広い範囲での整
合の実現に寄与する。
【0009】また、円板ベースとスタブはマグネトロン
からみて負荷側にて駆動されるとともに方向性結合器は
マグネトロンと整合素子間で入射、反射各電力成分を検
出するので、能率のよい入射、反射電力の測定とインピ
ーダンス整合が行われる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図1から図5を用いて説
明する。1は金属製の加熱室で、2はこの加熱室1の側
壁に開設された高周波給電口である。3はマグネトロン
で、4はこのマグネトロン3を駆動する高周波電源装
置、5は一側にてマグネトロン3と接続するとともに他
側にて加熱室1と接続することによりマグネトロン3で
発生した高周波電力を加熱室1の高周波給電口2へ伝送
してマグネトロン3と加熱室1とを接続する矩形の導波
管である。6は方向性結合器で両面プリント配線基板か
ら成るものであり、導波管5の長辺のほぼ中央つまりマ
グネトロン3の接続部と加熱室1の接続部の中間部にお
いてマグネトロンから発振されて加熱室1へ向かう高周
波電力と加熱室から反射して戻ってくる高周波電力の両
方にさらされるように取り付けられたものである。7は
導波管5内のマイクロ波をループ結合方式により検出す
る導体ループ部、8はこの導体ループ部7で結合したマ
イクロ波電力に関する信号を伝送するマイクロストリッ
プ線路で、このうち8aは導波管5を伝送するマイクロ
波電力の中の入射電力に関する信号を伝送するマイクロ
ストリップ線路、8bは同じく反射電力に関する信号を
伝送するマイクロストリップ線路である。9はこのマイ
クロストリップ線路8(8a、8b)に伝送されるマイ
クロ波を受信して検波しかつ平滑する処理回路である。
10は導波管5内に取り付けられた整合素子であり、1
1は導電材料製の円板ベース、12はこの円板ベース1
1の回転中心から外れた偏倚部位に突き出して設けられ
た導電材料製のスタブ12であり、円板ベース11が導
波管内にて回転駆動されることにより加熱室1とマグネ
トロン3のインピーダンス整合を取るものである。そし
てその外径寸法Wを導波管5内に伝送されるマイクロ波
の管内波長のほぼ1/4にしたものである。なお図示は省
略しているが、円板ベース11に対してスタブ12を着
脱自在構造とするとともに、異なる形状寸法のものを用
意しておくことにより、円板ベース11、後述整合素子
支持軸13、回転駆動装置14等のユニットを仕様の異
なる各種高周波加熱装置へ簡単に流用することができる
ようになるメリットがある。さて前述整合素子支持軸1
3は図4のごとく、導波管5壁の電波進行方向の中心線
から偏倚した位置にて回転自在に貫通して取り付けられ
た低誘電体損失材料(セラミックス)製のものであり、
導波管内においてその下端に円板ベース11を取り付け
ている。14はこの整合素子支持軸13を回転駆動して
回転角度を制御するステッピングモータ等の回転駆動装
置である。15は方向性結合器6、回転駆動装置14お
よび高周波電源装置4に接続した制御装置で、マイクロ
コンピュータで構成されたものである。そして、16は
食品、17はその受皿である。
【0011】このように構成されたものにおいて、加熱
室1内に食品16が設置され、マグネトロン3の発振が
開始されると、高周波電力は導波管5を通って加熱室1
内に供給され、食品16の誘電加熱を開始する。
【0012】すると、制御装置15はまず駆動装置14
を制御して、整合素子支持軸13を例えば180度すな
わち1/2回転という所定の角度について回転駆動する。
実際その駆動は、円板ベース11の回転中心から外れた
位置に取り付けられているスタブ12が導波管5壁の電
波進行方向の中心線の走る電界強度の大きい領域内にお
いてより多く移動するよう、駆動行程を定めている。
【0013】そして制御装置15は、その回転駆動行程
中の予め定められた複数の駆動位置(回転角度)におい
て方向性結合器6の入射反射電力に関する出力信号を取
り込み、各回転駆動位置毎の電圧定在波比(VSWR)の値
としてそれらを記憶する。制御装置15はそれらの記憶
された信号群の中からマグネトロン3と加熱室1が最良
の結合状態であると判断される検出信号を一つ(電圧定
在波比の最小値)見出し、それが検出された整合素子支
持軸13の回転角度位置つまり回転駆動14の駆動位置
(第一の回転角度位置)を確認し、その駆動位置で整合
素子支持軸13が停止固定されるよう駆動装置14を制
御する。
【0014】そしてその後の加熱期間中の所定の時点、
例えば加熱モードが冷凍品の解凍結加熱なのか、冷えて
いる調理済み品の単なる可食温度への再加熱なのか、そ
れとも炊飯や煮物調理等の本格的加熱調理なのか、とい
った加熱モードの違いに応じてあらかじめ決めておいた
時間後に、再び回転駆動装置を作動させて整合素子支持
軸を回転駆動するとともに、その駆動行程中の予め定め
られた複数の回転駆動位置毎の方向性結合器の検出信号
を取り込んで記憶するほか、それら記憶された検出信号
群の中から回転駆動装置の最適停止位置を改めて決定す
るために、検出信号群の中の特定の検出信号を見出して
その検出信号の検出された第二の回転駆動位置へ整合素
子支持軸を回転駆動し、固定する。つまり、加熱の進行
に伴う食品の性状変化に対応して整合状態が維持される
よう、整合素子支持軸13を最適位置に一度ならず回転
駆動する。なお、当然のことだが、第二の最適回転角度
位置が第一の最適回転角度位置と同一の場合もあること
は言うまでもない。 なお、ここでいう最適結合状態の
得られる回転角度位置というのは、方向性結合器6で検
出される入、反射電力値から求まる反射係数が最小で、
しかも入射電力が最大となる位置のことである。
【0015】そのようにした理由は、反射係数値が小さ
いからといって必ずしもマグネトロンが最大出力で動作
しているとは限らず、その定格出力に比べてはるかに及
ばないことさえあるというマグネトロンの動作特性を考
慮したためであ。つまり、反射係数にのみ着目していた
だけでは、マグネトロン3を真の最大出力で動作させる
ことにはならないからである。そのために、本発明で
は、最小の反射係数においてしかも入射電力が最大にな
る点(位置)を見い出すようにして、マグネトロン3を
最高の効率で動作させるようにしたのである。本発明に
あっては、このことを実行した上で、なおかつその後の
加熱期間中の所定の時点で、再び回転駆動装置を作動さ
せて整合素子支持軸を回転駆動するとともに、その駆動
行程中の予め定められた複数の回転駆動位置毎の方向性
結合器の検出信号を取り込んで記憶するほか、それら記
憶された検出信号群の中から回転駆動装置の最適停止位
置を改めて決定するために、検出信号群の中の特定の検
出信号を見出してその検出信号の検出された第二の回転
駆動位置へ整合素子支持軸を回転駆動し、固定する。つ
まり、加熱の進行に伴う食品の性状変化に対応して整合
状態が維持されるよう、整合素子支持軸13を最適位置
に一度ならず回転駆動する。そしてそれにより、加熱の
進行に伴う食品の性状変化に対応してよりよい整合状態
が維持されるようにし、マグネトロンが最高効率で動作
するようにしたのである。
【0016】なお、整合素子支持軸13を導波管の中心
線に対して偏倚させずに設けた場合に比べ、スタブ12
の移動行程を導波管5壁の電波進行方向の中心線の走る
領域内の電界強度の大きい領域内に位置付けることがで
きるので、整合調節すなわち結合度の調節に対してより
大きな影響力を発揮することができるようになった。
【0017】以上の説明では、整合素子支持軸13を回
転駆動する場合についてのみ説明したが、さらに導波管
5内への突き出し量を制御するようにすると、より一層
きめの細かい制御を行うことが可能になる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、マグネト
ロンからみて負荷(食品)側に順に方向性結合器と整合
素子を取り付けたので、方向性結合器による入射、反射
各電力の極めて能率的な測定と、整合素子によるマグネ
トロンと加熱室の極めて高効率の結合がともに可能とな
った。しかも、スタブを導波管内の比較的電界強度の大
きい領域内で移動させることができるようになった。そ
してその行程中の予め定められた複数の駆動位置毎の方
向性結合器の検出信号を記憶し、それら記憶された検出
信号群の中から加熱室とマグネトロンのインピーダンス
整合の最も良く取れている駆動位置(第一の回転角度位
置)を見出すようにして、直ちにそこへ整合素子を回転
させて移動させ、マグネトロンの発振動作点が短時間の
うちに整合のとれた高効率動作点に移り、能率の良い高
周波加熱を行うことが出来るようになった。しかも、そ
の後の加熱期間中の所定の時点で、再び回転駆動装置を
作動させて整合素子支持軸を回転駆動するとともに、そ
の駆動行程中の予め定められた複数の回転駆動位置毎の
方向性結合器の検出信号を取り込んで記憶するほか、そ
れら記憶された検出信号群の中から回転駆動装置の最適
停止位置を改めて決定するために、検出信号群の中の特
定の検出信号を見出してその検出信号の検出された第二
の回転駆動位置へ整合素子支持軸を回転駆動し固定する
ようにしたので、加熱の進行に伴って食品の性状に変化
が生じても、整合状態が維持されるようになり、高効率
の加熱動作を維持することができるようになった。そし
てなによりも、マグネトロンの寿命に対する悪影響を少
なくすることにも大きく寄与することができるようにな
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概念構成図である。
【図2】本発明に用いられる方向性結合器の一面側の平
面図である。
【図3】本発明に用いられる整合素子の斜視図である。
【図4】整合素子が取り付けられた導波管の一部切欠く
き斜視図である。
【図5】整合素子が取り付けられた導波管天井部の上面
図である。
【符号の説明】
1 加熱室 3 マグネトロン 4 高周波電源装置 5 導波管 6 方向性結合器 7 導体ループ 8 マイクロストリップ線路 9 処理回路部 10 整合素子 11 円板ベース 12 スタブ 13 整合素子支持具 14 駆動装置 15 制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品(15)を収納する加熱室(1)
    と、この加熱室の外部においてマイクロ波を発振するマ
    グネトロン(3)と、一側にてこのマグネトロンと接続
    するとともに他側にて前記加熱室と接続して前記マグネ
    トロンと前記加熱室とを接続する矩形導波管(5)と、
    前記マグネトロンを駆動する高周波電源装置(4)と、
    前記矩矩形導波管の一壁であって前記マグネトロンとの
    接続部と前記加熱室との接続部の間の位置に取り付けら
    れて前記矩形導波管内に伝送されるマイクロ波電力の入
    射および反射各方向成分を検出するとともにそれらの検
    出信号を出力する方向生結合器(6)と、前記矩形導波
    管の一壁の前記方向性結合器の取り付けられた位置より
    前記加熱室側であってしかもその壁の電波進行方向の中
    心線から偏倚した位置に回転自在に貫通して取り付けら
    れた低誘電体損失材料からなる整合素子支持軸(13)
    と、前記矩形導波管内にてこの整合素子支持軸に取り付
    けられて回転駆動される導電材料製の整合素子(10)
    と、この整合素子を構成するために前記整合素子支持軸
    に同心状に取り付けられた円板ベース(11)と、この
    円板ベースの中心から偏倚した位置に突設された導電材
    料製のスタブ(12)と、前記矩形導波管外にて前記整
    合素子支持軸を所定の行程について回転駆動するととも
    にその駆動行程中の予め定められた複数の回転駆動位置
    に関する情報を出力する回転駆動装置(14)と、そし
    て前記高周波電源装置を作動させて前記マグネトロンの
    発振を開始させたときに前記回転駆動装置を作動させて
    前記整合素子支持軸を回転駆動するとともにその駆動行
    程中の予め定められた複数の回転駆動位置毎の前記方向
    性結合器の検出信号を取り込んで記憶するほかそれら記
    憶された検出信号群の中から前記回転駆動装置の最適停
    止位置を決定するために前記検出信号群の中の特定の検
    出信号を見出してその検出信号の検出された第一の回転
    駆動位置へ前記整合素子支持軸を回転駆動しその後の加
    熱期間中の所定の時点で再び前記回転駆動装置を作動さ
    せて前記整合素子支持軸を回転駆動するとともにその駆
    動行程中の予め定められた複数の回転駆動位置毎の前記
    方向性結合器の検出信号を取り込んで記憶するほかそれ
    ら記憶された検出信号群の中から前記回転駆動装置の最
    適停止位置を決定するために前記検出信号群の中の特定
    の検出信号を見出してその検出信号の検出された第二の
    回転駆動位置へ前記整合素子支持軸を回転駆動し固定す
    るよう前記回転駆動装置を制御する制御装置(15)と
    で構成された高周波加熱装置。
JP538095A 1995-01-18 1995-01-18 高周波加熱装置 Pending JPH08195278A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110487328A (zh) * 2019-08-14 2019-11-22 中国科学院近代物理研究所 一种高功率输入耦合器的驻波谐振老练装置及方法

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