JPH0778681A - 高周波加熱装置 - Google Patents
高周波加熱装置Info
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- JPH0778681A JPH0778681A JP5222422A JP22242293A JPH0778681A JP H0778681 A JPH0778681 A JP H0778681A JP 5222422 A JP5222422 A JP 5222422A JP 22242293 A JP22242293 A JP 22242293A JP H0778681 A JPH0778681 A JP H0778681A
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- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/64—Heating using microwaves
- H05B6/72—Radiators or antennas
- H05B6/725—Rotatable antennas
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/64—Heating using microwaves
- H05B6/6447—Method of operation or details of the microwave heating apparatus related to the use of detectors or sensors
- H05B6/6464—Method of operation or details of the microwave heating apparatus related to the use of detectors or sensors using weight sensors
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/64—Heating using microwaves
- H05B6/70—Feed lines
- H05B6/705—Feed lines using microwave tuning
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- Electromagnetism (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加熱むらがなく加熱効率が良い自動調理を実
現する高周波加熱装置を得る。 【構成】 加熱室1と、マグネトロン3と、マグネトロ
ン3と加熱室1とを結合する導波管5と、加熱時間設定
手段18と、導波管5に取り付けられ駆動装置13によ
り駆動される整合アンテナ10と、導波管内に伝送され
るマイクロ波電力を検出する方向性結合器6と、加熱開
始時に整合アンテナを回転させ、予め定めた複数の位置
での方向性結合器6の検出信号を記憶し、この記憶に基
づいて、複数の駆動位置を設定し、それぞれの駆動位置
に整合アンテナ10を停止させ、それぞれの駆動位置で
前記検出信号に基づいて得られるマイクロ波電力の反射
/入射の値に応じて整合アンテナの各駆動位置での加熱
時間を配分する制御装置19とで構成したので、加熱む
らがなく高効率で自動調理を行える。
現する高周波加熱装置を得る。 【構成】 加熱室1と、マグネトロン3と、マグネトロ
ン3と加熱室1とを結合する導波管5と、加熱時間設定
手段18と、導波管5に取り付けられ駆動装置13によ
り駆動される整合アンテナ10と、導波管内に伝送され
るマイクロ波電力を検出する方向性結合器6と、加熱開
始時に整合アンテナを回転させ、予め定めた複数の位置
での方向性結合器6の検出信号を記憶し、この記憶に基
づいて、複数の駆動位置を設定し、それぞれの駆動位置
に整合アンテナ10を停止させ、それぞれの駆動位置で
前記検出信号に基づいて得られるマイクロ波電力の反射
/入射の値に応じて整合アンテナの各駆動位置での加熱
時間を配分する制御装置19とで構成したので、加熱む
らがなく高効率で自動調理を行える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は整合アンテナを駆動して
食品を均一に加熱する高周波加熱装置に関するものであ
る。
食品を均一に加熱する高周波加熱装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の高周波加熱装置として、例
えば特開昭57−3392号公報の発明では、マグネト
ロンと加熱室を結合する導波管の内壁の一部に、方向性
結合器とインピーダンス可変器を設置し、方向性結合器
の検出信号に基づき方向性結合器とインピーダンス可変
器を制御して、負荷と高周波発生源の整合状態を調整し
て加熱動作が高効率で行なわれるようにして省エネルギ
ーを追究したものが提案されている。また、特開平4−
245191号公報の発明のように、方向性結合器の検
出信号に基づきマグネトロンの出力を増減させて導波管
やマグネトロンなどの異常発生を防止するという信頼性
を向上させるものが提案されている。
えば特開昭57−3392号公報の発明では、マグネト
ロンと加熱室を結合する導波管の内壁の一部に、方向性
結合器とインピーダンス可変器を設置し、方向性結合器
の検出信号に基づき方向性結合器とインピーダンス可変
器を制御して、負荷と高周波発生源の整合状態を調整し
て加熱動作が高効率で行なわれるようにして省エネルギ
ーを追究したものが提案されている。また、特開平4−
245191号公報の発明のように、方向性結合器の検
出信号に基づきマグネトロンの出力を増減させて導波管
やマグネトロンなどの異常発生を防止するという信頼性
を向上させるものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上で述べ
た従来例は、いずれも省エネルギーや信頼性向上を目的
とするものであるため、食品の温度状態や種類、重量な
どによって変化する加熱条件の設定や加熱時間の設定は
別の手段を必要とし、加熱調理の自動化に対する思想が
ないため、使用者に加熱条件や加熱時間の設定を委ねた
り、操作のわずらわしさがあるなどという問題があっ
た。
た従来例は、いずれも省エネルギーや信頼性向上を目的
とするものであるため、食品の温度状態や種類、重量な
どによって変化する加熱条件の設定や加熱時間の設定は
別の手段を必要とし、加熱調理の自動化に対する思想が
ないため、使用者に加熱条件や加熱時間の設定を委ねた
り、操作のわずらわしさがあるなどという問題があっ
た。
【0004】しかも前記従来例では、方向性結合器の検
出信号に基づいて単にマグネトロンの出力を制御するだ
けであり、食品が冷凍食品か常温品かの判別や、加熱状
態を判別して加熱条件を自動設定したり加熱調理の自動
化に寄与することはできず方向性結合器の応用が限定さ
れていた。
出信号に基づいて単にマグネトロンの出力を制御するだ
けであり、食品が冷凍食品か常温品かの判別や、加熱状
態を判別して加熱条件を自動設定したり加熱調理の自動
化に寄与することはできず方向性結合器の応用が限定さ
れていた。
【0005】また、従来例のインピーダンス可変器すな
わち整合アンテナは、加熱の高効率化にのみ着目した構
成であるため、加熱室とマグネトロンの整合がとれた位
置に駆動停止されることになる。しかしながら、インピ
ーダンス可変器で整合がとれて加熱効率が向上しても、
インピーダンス可変器の位置を変えると加熱室内のマイ
クロ波定在波分布も大きく変化するため、特に冷凍食品
の場合は、加熱室内の定在波分布が悪くなると加熱むら
が極端に悪化するという問題があった。
わち整合アンテナは、加熱の高効率化にのみ着目した構
成であるため、加熱室とマグネトロンの整合がとれた位
置に駆動停止されることになる。しかしながら、インピ
ーダンス可変器で整合がとれて加熱効率が向上しても、
インピーダンス可変器の位置を変えると加熱室内のマイ
クロ波定在波分布も大きく変化するため、特に冷凍食品
の場合は、加熱室内の定在波分布が悪くなると加熱むら
が極端に悪化するという問題があった。
【0006】本発明は上記の問題を解決するもので、加
熱室内の定在波分布を変えることで加熱むらを解消する
と同時に冷凍食品や常温食品の判別や加熱条件設定等の
自動化が可能となる高周波加熱装置を提供するものであ
る。
熱室内の定在波分布を変えることで加熱むらを解消する
と同時に冷凍食品や常温食品の判別や加熱条件設定等の
自動化が可能となる高周波加熱装置を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した問題を
解決するために、食品を収容する加熱室と、マイクロ波
を発振するマグネトロンと、このマグネトロンと加熱室
とを結合する導波管と、加熱時間を設定する加熱時間設
定手段と、導波管に取り付けられた整合アンテナと、整
合アンテナを駆動する駆動装置と、導波管内に伝送され
るマイクロ波電力の入射および反射各方向成分を検出す
ると共にそれらの検出信号を出力する方向性結合器と、
そして加熱開始時に整合アンテナを駆動装置により回転
させ、予め定めた複数の位置での方向性結合器の検出信
号を記憶し、それらの記憶に基づいて予め定めた複数の
位置から食品を均一加熱するために必要な複数の駆動位
置を選んで設定し、それぞれの駆動位置に整合アンテナ
を順次停止させ、それぞれの駆動位置毎に記憶されてい
る検出信号に基づいて得られるマイクロ波電力の反射/
入射の値に応じて整合アンテナのそれぞれの駆動位置で
の加熱時間を配分する制御装置とで構成したものであ
る。
解決するために、食品を収容する加熱室と、マイクロ波
を発振するマグネトロンと、このマグネトロンと加熱室
とを結合する導波管と、加熱時間を設定する加熱時間設
定手段と、導波管に取り付けられた整合アンテナと、整
合アンテナを駆動する駆動装置と、導波管内に伝送され
るマイクロ波電力の入射および反射各方向成分を検出す
ると共にそれらの検出信号を出力する方向性結合器と、
そして加熱開始時に整合アンテナを駆動装置により回転
させ、予め定めた複数の位置での方向性結合器の検出信
号を記憶し、それらの記憶に基づいて予め定めた複数の
位置から食品を均一加熱するために必要な複数の駆動位
置を選んで設定し、それぞれの駆動位置に整合アンテナ
を順次停止させ、それぞれの駆動位置毎に記憶されてい
る検出信号に基づいて得られるマイクロ波電力の反射/
入射の値に応じて整合アンテナのそれぞれの駆動位置で
の加熱時間を配分する制御装置とで構成したものであ
る。
【0008】また加熱時間設定手段は食品の重量を検出
する重量検出装置からなるものとした。
する重量検出装置からなるものとした。
【0009】
【作用】以上の構成により、整合アンテナを回転駆動さ
せたとき、整合アンテナの位置の変化で加熱室内の電磁
界分布パターン(定在波分布)を変えることが出来るの
で、加熱開始時に駆動装置により整合アンテナを回転さ
せ、予め定めた複数の位置で方向性結合器が検出する検
出信号を記憶し、食品を均一に加熱するための複数の駆
動位置を選んで設定し、それぞれ駆動位置に整合アンテ
ナを順次停止させ、それぞれの駆動位置毎に記憶されて
いる検出信号に基づいて得られるマイクロ波電力の反射
/入射の値の大小に応じて、それぞれの駆動位置におけ
る加熱エネルギーが同一になるように加熱時間を配分し
て加熱するので、加熱むらを解消することが出来る。
せたとき、整合アンテナの位置の変化で加熱室内の電磁
界分布パターン(定在波分布)を変えることが出来るの
で、加熱開始時に駆動装置により整合アンテナを回転さ
せ、予め定めた複数の位置で方向性結合器が検出する検
出信号を記憶し、食品を均一に加熱するための複数の駆
動位置を選んで設定し、それぞれ駆動位置に整合アンテ
ナを順次停止させ、それぞれの駆動位置毎に記憶されて
いる検出信号に基づいて得られるマイクロ波電力の反射
/入射の値の大小に応じて、それぞれの駆動位置におけ
る加熱エネルギーが同一になるように加熱時間を配分し
て加熱するので、加熱むらを解消することが出来る。
【0010】また、冷凍食品は氷点以下では誘電体損失
が小さく、常温になるに従って大きくなるので、方向性
結合器によって検出されるマイクロ波電力の反射と入射
の値は食品温度が氷点以下では大きく、常温では小さく
なるので、方向性結合器で検出されるマイクロ波電力の
反射と入射の値やその状態変化の様子により冷凍食品と
常温食品の判別や冷凍食品の解凍の仕上がり等の検出が
可能となる。
が小さく、常温になるに従って大きくなるので、方向性
結合器によって検出されるマイクロ波電力の反射と入射
の値は食品温度が氷点以下では大きく、常温では小さく
なるので、方向性結合器で検出されるマイクロ波電力の
反射と入射の値やその状態変化の様子により冷凍食品と
常温食品の判別や冷凍食品の解凍の仕上がり等の検出が
可能となる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図1から図6を用いて説
明する。図において、1は食品を収容する加熱室で金属
板例えばステンレス鋼板等により箱型に形成され、その
天井壁には高周波給電口2が開設されてある。3はマイ
クロ波を発振するマグネトロン、4はこのマグネトロン
3を駆動する高周波電源装置、5は導波管であり、前記
マグネトロン3で発生した高周波電力を前述の加熱室1
の高周波給電口2へ伝送してマグネトロン3と加熱室1
とを結合するものである。6は方向性結合器で両面プリ
ント配線基板から成るものであり、マイクロ波電力を検
出するため、導波管5の長辺のほぼ中央の管内天井部の
開口5aに取り付けてある。7は導体ループ部で導波管
5内のマイクロ波をループ結合方式により検出するもの
である。8はマイクロストリップ線路で、導体ループ部
7で結合したマイクロ波電力に関する信号を伝送するた
めのもので、導波管5を伝送するマイクロ波電力の中の
入射電力に関する信号を伝送するマイクロストリップ線
路8aと、同じく反射電力に関する信号を伝送するマイ
クロストリップ線路8bとで構成されてある。9は処理
回路部でマイクロストリップ線路8(8a,8b)を伝
送されるマイクロ波を受信して検波しかつ平滑するもの
である。10は単一の導体のスタブからなるインピーダ
ンス整合アンテナ(金属製)で、導波管5内にて回転自
在に取り付けられ、図4に示すように例えば駆動位置
a、bに停止することにより加熱室1内の電磁界分布パ
ターンをA、Bと可変する機能と加熱室1とマグネトロ
ン3のインピーダンス整合を取り高効率で動作させるた
めのものであり、図5に示すようにその外形寸法Wを導
波管5内を伝送されるマイクロ波の管内波長のほぼ1/
4にし、その下面外周部位に突起部11を設けてある。
またこの整合アンテナ10は導波管5の天井部に図6に
示すように取り付けられている。12は整合アンテナ支
持軸で導波管5を貫通すると共に導波管5内においてそ
の下端に整合アンテナ10を接続した金属製または誘電
体損失の少ないセラミック製の軸である。13は駆動装
置で整合アンテナ支持軸12を回転駆動して整合アンテ
ナ10の回転角度を制御するステッピングモータであ
る。14は整合アンテナ支持軸12からのマイクロ波の
漏洩を防止するチョーク構造で導波管5の上面に設けて
ある。15は封口板で高周波給電口2から導波管5内へ
異物が進入しないよう高周波給電口2を封口する板であ
り、マイクロ波低損失材料からなるものである。16は
食品、17はその受け皿、18は加熱時間を設定する加
熱時間設定手段で、受け皿17上の食品16の重量を検
出する重量検出装置である。19は制御装置で演算機能
や記憶機能等を有するマイクロコンピュータからなり、
方向性結合器、駆動装置および重量検出装置の出力信号
をそれぞれ取り込んで駆動装置13の最適駆動位置への
制御と高周波電源装置4の作動時間の制御を行なうもの
であり、その制御内容は次に述べる。
明する。図において、1は食品を収容する加熱室で金属
板例えばステンレス鋼板等により箱型に形成され、その
天井壁には高周波給電口2が開設されてある。3はマイ
クロ波を発振するマグネトロン、4はこのマグネトロン
3を駆動する高周波電源装置、5は導波管であり、前記
マグネトロン3で発生した高周波電力を前述の加熱室1
の高周波給電口2へ伝送してマグネトロン3と加熱室1
とを結合するものである。6は方向性結合器で両面プリ
ント配線基板から成るものであり、マイクロ波電力を検
出するため、導波管5の長辺のほぼ中央の管内天井部の
開口5aに取り付けてある。7は導体ループ部で導波管
5内のマイクロ波をループ結合方式により検出するもの
である。8はマイクロストリップ線路で、導体ループ部
7で結合したマイクロ波電力に関する信号を伝送するた
めのもので、導波管5を伝送するマイクロ波電力の中の
入射電力に関する信号を伝送するマイクロストリップ線
路8aと、同じく反射電力に関する信号を伝送するマイ
クロストリップ線路8bとで構成されてある。9は処理
回路部でマイクロストリップ線路8(8a,8b)を伝
送されるマイクロ波を受信して検波しかつ平滑するもの
である。10は単一の導体のスタブからなるインピーダ
ンス整合アンテナ(金属製)で、導波管5内にて回転自
在に取り付けられ、図4に示すように例えば駆動位置
a、bに停止することにより加熱室1内の電磁界分布パ
ターンをA、Bと可変する機能と加熱室1とマグネトロ
ン3のインピーダンス整合を取り高効率で動作させるた
めのものであり、図5に示すようにその外形寸法Wを導
波管5内を伝送されるマイクロ波の管内波長のほぼ1/
4にし、その下面外周部位に突起部11を設けてある。
またこの整合アンテナ10は導波管5の天井部に図6に
示すように取り付けられている。12は整合アンテナ支
持軸で導波管5を貫通すると共に導波管5内においてそ
の下端に整合アンテナ10を接続した金属製または誘電
体損失の少ないセラミック製の軸である。13は駆動装
置で整合アンテナ支持軸12を回転駆動して整合アンテ
ナ10の回転角度を制御するステッピングモータであ
る。14は整合アンテナ支持軸12からのマイクロ波の
漏洩を防止するチョーク構造で導波管5の上面に設けて
ある。15は封口板で高周波給電口2から導波管5内へ
異物が進入しないよう高周波給電口2を封口する板であ
り、マイクロ波低損失材料からなるものである。16は
食品、17はその受け皿、18は加熱時間を設定する加
熱時間設定手段で、受け皿17上の食品16の重量を検
出する重量検出装置である。19は制御装置で演算機能
や記憶機能等を有するマイクロコンピュータからなり、
方向性結合器、駆動装置および重量検出装置の出力信号
をそれぞれ取り込んで駆動装置13の最適駆動位置への
制御と高周波電源装置4の作動時間の制御を行なうもの
であり、その制御内容は次に述べる。
【0012】このように構成された高周波加熱装置にお
いて、加熱室1内底部の受け皿17上に食品16が載置
され、加熱調理が開始されると、マグネトロン3で発生
したマイクロ波は導波管5を通って加熱室1内に供給さ
れ、食品16の誘電加熱を開始する。
いて、加熱室1内底部の受け皿17上に食品16が載置
され、加熱調理が開始されると、マグネトロン3で発生
したマイクロ波は導波管5を通って加熱室1内に供給さ
れ、食品16の誘電加熱を開始する。
【0013】この加熱開始時において、制御装置19は
重量検出装置18の信号を取り込んで加熱時間を設定
し、同時に駆動装置13を制御して整合アンテナ10を
所定の行程について回転駆動させると共に、その駆動行
程の予め定められた複数の位置における方向性結合器6
の出力信号を取り込み、それらを記憶する。それらの記
憶に基づいて予め定めた複数の位置から食品を均一加熱
するために必要な複数の駆動位置を選んで設定し、それ
ぞれの駆動位置に整合アンテナ10を順次停止させ、そ
れぞれの駆動位置毎に記憶されている検出信号に基づい
て得られるマイクロ波電力の反射/入射の値が大きい駆
動位置では加熱時間を短くし、同様にしてマイクロ波電
力の反射/入射の値が小さい駆動位置では加熱時間を長
く配分してそれぞれの駆動位置における加熱エネルギー
が同一になるように高周波電源装置4を制御する。
重量検出装置18の信号を取り込んで加熱時間を設定
し、同時に駆動装置13を制御して整合アンテナ10を
所定の行程について回転駆動させると共に、その駆動行
程の予め定められた複数の位置における方向性結合器6
の出力信号を取り込み、それらを記憶する。それらの記
憶に基づいて予め定めた複数の位置から食品を均一加熱
するために必要な複数の駆動位置を選んで設定し、それ
ぞれの駆動位置に整合アンテナ10を順次停止させ、そ
れぞれの駆動位置毎に記憶されている検出信号に基づい
て得られるマイクロ波電力の反射/入射の値が大きい駆
動位置では加熱時間を短くし、同様にしてマイクロ波電
力の反射/入射の値が小さい駆動位置では加熱時間を長
く配分してそれぞれの駆動位置における加熱エネルギー
が同一になるように高周波電源装置4を制御する。
【0014】以上のようにして、制御装置19は駆動装
置13を制御して整合アンテナ支持軸12をまず360
度即ち1回転という所定の行程について回転駆動すると
共に、その回転駆動行程中の予め定められた複数の位置
(回転角度)において方向性結合器6の入射および反射
の各信号を取り込むが、高周波電源装置4の電圧変動に
よる補正を考慮する場合は、その信号情報の処理は各回
転駆動位置ごとの反射/入射の値すなわち電圧定在波比
の値としてそれらを記憶すればよく、この初期情報と加
熱中の各駆動位置ごとに方向性結合器6で検出する信号
情報との比較で電圧定在波以外の変動要因を検出し補正
出来る。
置13を制御して整合アンテナ支持軸12をまず360
度即ち1回転という所定の行程について回転駆動すると
共に、その回転駆動行程中の予め定められた複数の位置
(回転角度)において方向性結合器6の入射および反射
の各信号を取り込むが、高周波電源装置4の電圧変動に
よる補正を考慮する場合は、その信号情報の処理は各回
転駆動位置ごとの反射/入射の値すなわち電圧定在波比
の値としてそれらを記憶すればよく、この初期情報と加
熱中の各駆動位置ごとに方向性結合器6で検出する信号
情報との比較で電圧定在波以外の変動要因を検出し補正
出来る。
【0015】このようにして、加熱室1内に収容されて
いる食品16に対して整合アンテナ10を複数の駆動位
置に停止することで、加熱室1内に電磁界分布パターン
を数通り組み合わせてその重量に合った最適な加熱パタ
ーンを組合せて食品16の加熱むらを防止することが出
来ることになる。特にターンテーブルで食品16を回転
させるシステムではターンテーブルの回転軸方向に電磁
界分布の強弱を変えてやると効果的である。
いる食品16に対して整合アンテナ10を複数の駆動位
置に停止することで、加熱室1内に電磁界分布パターン
を数通り組み合わせてその重量に合った最適な加熱パタ
ーンを組合せて食品16の加熱むらを防止することが出
来ることになる。特にターンテーブルで食品16を回転
させるシステムではターンテーブルの回転軸方向に電磁
界分布の強弱を変えてやると効果的である。
【0016】また、整合アンテナ支持軸12を任意の位
置に停止させ、方向性結合器6の入射反射各信号を取り
込んで反射/入射の値を見張り、制御装置19に予め記
憶してある基準値との値較により食品の温度状態を間接
的に判別する。すなわち、冷凍食品の場合は、誘電体損
失が小さいために食品のマイクロ波電力の吸収も少なく
反射電力が大きくなるため、反射/入射の値が大きくな
る。常温食品は誘電体損失が大きくなるために食品のマ
イクロ波電力の吸収も大きく反射電力が小さくなるた
め、反射/入射の値も小さくなる。このような性質を利
用することにより間接的に食品16の温度状態を判別で
きる。従って、方向性結合器6の検出信号により常温食
品と冷凍食品を見分けることができ、その食品16に合
わせて加熱条件を決定し加熱制御することで自動調理を
可能にすることが出来る。加熱条件の決定においては、
冷凍食品は加熱むらを軽減するために0℃に近ずくにつ
れ入射電力を下げてやるように高周波電源装置4を制御
すればよい。
置に停止させ、方向性結合器6の入射反射各信号を取り
込んで反射/入射の値を見張り、制御装置19に予め記
憶してある基準値との値較により食品の温度状態を間接
的に判別する。すなわち、冷凍食品の場合は、誘電体損
失が小さいために食品のマイクロ波電力の吸収も少なく
反射電力が大きくなるため、反射/入射の値が大きくな
る。常温食品は誘電体損失が大きくなるために食品のマ
イクロ波電力の吸収も大きく反射電力が小さくなるた
め、反射/入射の値も小さくなる。このような性質を利
用することにより間接的に食品16の温度状態を判別で
きる。従って、方向性結合器6の検出信号により常温食
品と冷凍食品を見分けることができ、その食品16に合
わせて加熱条件を決定し加熱制御することで自動調理を
可能にすることが出来る。加熱条件の決定においては、
冷凍食品は加熱むらを軽減するために0℃に近ずくにつ
れ入射電力を下げてやるように高周波電源装置4を制御
すればよい。
【0017】また、冷凍食品のように温度により急激に
誘電体損失が変化するような場合は、大きな高周波出力
では加熱室内のマイクロ波定在波によりマイクロ波電力
の強い位置と弱い位置の差が大きくなり、誘電体損失の
急激な変化で加熱むらが生じやすくなる。従って、冷凍
食品では、比較的小さな高周波出力で加熱むらが生じに
くいように加熱してやる必要があるが、その手段として
は食品16が冷凍状態では冷凍食品に対する加熱室内の
電磁界分布パターン(定在波分布)が良好になるように
整合アンテナ10の位置を適宜必要に応じて回転駆動さ
せてやればよい。
誘電体損失が変化するような場合は、大きな高周波出力
では加熱室内のマイクロ波定在波によりマイクロ波電力
の強い位置と弱い位置の差が大きくなり、誘電体損失の
急激な変化で加熱むらが生じやすくなる。従って、冷凍
食品では、比較的小さな高周波出力で加熱むらが生じに
くいように加熱してやる必要があるが、その手段として
は食品16が冷凍状態では冷凍食品に対する加熱室内の
電磁界分布パターン(定在波分布)が良好になるように
整合アンテナ10の位置を適宜必要に応じて回転駆動さ
せてやればよい。
【0018】また、冷凍食品が氷点以下では誘電体損失
が大きく変化するためマイクロ波の反射電力も大きく変
化することになり、電圧定在波比すなわち反射/入射の
値も大きく変化し、徐々に変化が小さくなる。氷点以上
の常温では誘電体損失はほとんど変化しないため反射/
入射の値もほとんど変化しない。従って、電圧定在波比
が大きく変化する状態から変化がほぼなくなるような状
態を検出することにより冷凍食品の解凍を検出すること
が出来る。また、常温食品においては、例えばスープな
どを加熱した場合、沸騰が生じたりすると液体部分に気
泡が生じたり消滅したりすることで状態変化を生じるた
め、その状態変化を検出することが出来る。即ち反射/
入射の値が大きくなったり小さくなったりを繰り返すゆ
らぎ現象として検出出来る。このようにして、常温食品
でも仕上がりを検出することが出来る。以上のような検
出により、高周波電源装置4を停止するように制御する
ことで調理の自動化を可能に出来る。
が大きく変化するためマイクロ波の反射電力も大きく変
化することになり、電圧定在波比すなわち反射/入射の
値も大きく変化し、徐々に変化が小さくなる。氷点以上
の常温では誘電体損失はほとんど変化しないため反射/
入射の値もほとんど変化しない。従って、電圧定在波比
が大きく変化する状態から変化がほぼなくなるような状
態を検出することにより冷凍食品の解凍を検出すること
が出来る。また、常温食品においては、例えばスープな
どを加熱した場合、沸騰が生じたりすると液体部分に気
泡が生じたり消滅したりすることで状態変化を生じるた
め、その状態変化を検出することが出来る。即ち反射/
入射の値が大きくなったり小さくなったりを繰り返すゆ
らぎ現象として検出出来る。このようにして、常温食品
でも仕上がりを検出することが出来る。以上のような検
出により、高周波電源装置4を停止するように制御する
ことで調理の自動化を可能に出来る。
【0019】本発明にあってはこのほか、重量検出装置
18によって検出される食品16の重量が予め定められ
た値より重い場合には、進行中の加熱動作の途中の適宜
の時点において再び駆動装置13を制御してその作動行
程中の複数の駆動位置ごとに方向性結合器6の検出信号
を取り込み見直して記憶を一新した後、それら新たな記
憶の中からマグネトロン3と加熱室1が最良の結合状態
であると判断される検出信号を(電圧定在波比の最小
値)見出し、それが検出された整合アンテナ支持軸12
の回転角度位置を確認し、その駆動位置で整合アンテナ
支持軸12が停止するように駆動装置13を制御するこ
とも可能であり、また、食品16の温度上昇により整合
が崩れた状態を再び整合の取れた状態に戻し、その位置
で引き続き残された時間だけ高周波電源装置4を制御す
るという高精度の高効率化をも実現出来る。
18によって検出される食品16の重量が予め定められ
た値より重い場合には、進行中の加熱動作の途中の適宜
の時点において再び駆動装置13を制御してその作動行
程中の複数の駆動位置ごとに方向性結合器6の検出信号
を取り込み見直して記憶を一新した後、それら新たな記
憶の中からマグネトロン3と加熱室1が最良の結合状態
であると判断される検出信号を(電圧定在波比の最小
値)見出し、それが検出された整合アンテナ支持軸12
の回転角度位置を確認し、その駆動位置で整合アンテナ
支持軸12が停止するように駆動装置13を制御するこ
とも可能であり、また、食品16の温度上昇により整合
が崩れた状態を再び整合の取れた状態に戻し、その位置
で引き続き残された時間だけ高周波電源装置4を制御す
るという高精度の高効率化をも実現出来る。
【0020】また、制御装置19が方向性結合器6を通
じて駆動装置13の複数の駆動位置ごとに導波管5内に
伝送されるマイクロ波電力の入射および反射各方向の成
分を検出している間は、制御装置19はマグネトロン3
の出力が比較的低出力となるよう高周波電源装置4を制
御するようにすれば、整合アンテナ10の駆動調整時に
マグネトロン3の異常加熱やスパーク発生などの重大事
故の発生を防止出来る。
じて駆動装置13の複数の駆動位置ごとに導波管5内に
伝送されるマイクロ波電力の入射および反射各方向の成
分を検出している間は、制御装置19はマグネトロン3
の出力が比較的低出力となるよう高周波電源装置4を制
御するようにすれば、整合アンテナ10の駆動調整時に
マグネトロン3の異常加熱やスパーク発生などの重大事
故の発生を防止出来る。
【0021】また、単に食品を回転させるターンテーブ
ルでは回転することにより同心円上の加熱むらは改善出
来るが中心と外周との加熱むらは改善出来ないのに対
し、本発明では整合アンテナによりターンテーブルの中
心位置を強弱任意の電磁界加熱パターンに可変すること
が可能であり加熱むら防止の効果が高い。また、整合ア
ンテナは回転駆動のみならず上下移動を組み合わせても
良く、食品の加熱むら防止は整合アンテナ単独でもター
ンテーブルと組み合わせても良い。
ルでは回転することにより同心円上の加熱むらは改善出
来るが中心と外周との加熱むらは改善出来ないのに対
し、本発明では整合アンテナによりターンテーブルの中
心位置を強弱任意の電磁界加熱パターンに可変すること
が可能であり加熱むら防止の効果が高い。また、整合ア
ンテナは回転駆動のみならず上下移動を組み合わせても
良く、食品の加熱むら防止は整合アンテナ単独でもター
ンテーブルと組み合わせても良い。
【0022】
【発明の効果】以上本発明によれば、整合アンテナを複
数の駆動位置に停止させ、それぞれの駆動位置において
記憶されている検出信号に基づいて得られるマイクロ波
電力の反射/入射の値に応じて、それぞれの駆動位置に
おける加熱エネルギーが同一になるように加熱時間を配
分するので、食品の加熱むらを防止する最適な加熱仕上
がり状態や高効率化がなどが可能である。
数の駆動位置に停止させ、それぞれの駆動位置において
記憶されている検出信号に基づいて得られるマイクロ波
電力の反射/入射の値に応じて、それぞれの駆動位置に
おける加熱エネルギーが同一になるように加熱時間を配
分するので、食品の加熱むらを防止する最適な加熱仕上
がり状態や高効率化がなどが可能である。
【0023】しかも方向性結合器の検出信号で解凍検出
等の仕上がり検出が可能であるため、重量検出装置によ
る加熱時間の設定を省略することも可能で安価な構成で
調理の自動化を促進する高周波加熱調理機を提供出来
る。
等の仕上がり検出が可能であるため、重量検出装置によ
る加熱時間の設定を省略することも可能で安価な構成で
調理の自動化を促進する高周波加熱調理機を提供出来
る。
【0024】また、方向性結合器はマイクロ波の入射と
反射の両方を検出して求めた電圧定在波比の値で食品の
加熱状態を判別するようにしてあるので、電源電圧の変
動や食品の温度変化による誘電体損失の変化に伴う入射
電力の変動、あるいは受け皿回転によるインピーダンス
変化による入射電力の変動が生じても、食品の温度変化
による誘電体損失の変化を精度良く検出することが出来
る。
反射の両方を検出して求めた電圧定在波比の値で食品の
加熱状態を判別するようにしてあるので、電源電圧の変
動や食品の温度変化による誘電体損失の変化に伴う入射
電力の変動、あるいは受け皿回転によるインピーダンス
変化による入射電力の変動が生じても、食品の温度変化
による誘電体損失の変化を精度良く検出することが出来
る。
【0025】さらに、加熱開始後まず駆動装置を作動さ
せて整合アンテナを所定の行程について駆動すると共
に、その行程中の予め定められた複数の位置ごとの方向
性結合器の検出信号を記憶し、その後それら記憶された
検出信号群の中から加熱室とマグネトロンのインピーダ
ンス整合の取れている値の検出された駆動位置を見出し
て、直ちにそこへ整合アンテナを駆動して固定するの
で、マグネトロンの発振動作点が短時間のうちに整合の
とれた高効率動作点に移り、高効率な高周波加熱が行な
える。
せて整合アンテナを所定の行程について駆動すると共
に、その行程中の予め定められた複数の位置ごとの方向
性結合器の検出信号を記憶し、その後それら記憶された
検出信号群の中から加熱室とマグネトロンのインピーダ
ンス整合の取れている値の検出された駆動位置を見出し
て、直ちにそこへ整合アンテナを駆動して固定するの
で、マグネトロンの発振動作点が短時間のうちに整合の
とれた高効率動作点に移り、高効率な高周波加熱が行な
える。
【0026】なお、方向性結合器で検出されるマイクロ
波電力の入射と反射の値が一番小さい位置に停止すれ
ば、マイクロ波が食品に一番効率良く吸収される状態、
すなわち高整合な状態にすることが出来る。
波電力の入射と反射の値が一番小さい位置に停止すれ
ば、マイクロ波が食品に一番効率良く吸収される状態、
すなわち高整合な状態にすることが出来る。
【0027】また、食品温度が上昇する加熱動作の途中
で整合を取り直すことも出来るので、終始高効率で調理
することが出来、さらに、整合アンテナの駆動調整をマ
グネトロン出力を比較的低出力にして行なうようにする
ことで、整合アンテナの駆動調整中にマグネトロンの異
常加熱やスパーク発生等を起こすことが無くなり、安全
性を高めることが出来る。
で整合を取り直すことも出来るので、終始高効率で調理
することが出来、さらに、整合アンテナの駆動調整をマ
グネトロン出力を比較的低出力にして行なうようにする
ことで、整合アンテナの駆動調整中にマグネトロンの異
常加熱やスパーク発生等を起こすことが無くなり、安全
性を高めることが出来る。
【図1】本発明の一実施例を示す高周波加熱装置の概念
構成図である。
構成図である。
【図2】本発明の一実施例を示す高周波加熱装置に用い
られる方向性結合器の一面側(表側)の平面図である。
られる方向性結合器の一面側(表側)の平面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す高周波加熱装置の動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例を示す高周波加熱装置の整合
アンテナの位置と対応した加熱室内の強い加熱となる電
磁界分布の組合せ例を示すものである。
アンテナの位置と対応した加熱室内の強い加熱となる電
磁界分布の組合せ例を示すものである。
【図5】本発明の一実施例を示す高周波加熱装置に用い
られる整合アンテナの斜視図である。
られる整合アンテナの斜視図である。
【図6】図1における整合アンテナ取付け部の断面図で
ある。
ある。
1 加熱室 3 マグネトロン 5 導波管 6 方向性結合器 10 整合アンテナ 13 駆動装置 18 加熱時間設定手段(重量検出装置) 19 制御装置
Claims (2)
- 【請求項1】1.食品を収容する加熱室(1)と、 2.マイクロ波を発振するマグネトロン(3)と、 3.このマグネトロンと前記加熱室とを結合する導波管
(5)と、 4.加熱時間を設定する加熱時間設定手段(18)と、 5.前記導波管に取り付けられた整合アンテナ(10)
と、 6.この整合アンテナを駆動する駆動装置(13)と、 7.前記導波管内に伝送されるマイクロ波電力の入射お
よび反射各方向成分を検出すると共にそれらの検出信号
を出力する方向性結合器(6)と、 8.そして加熱開始時に前記駆動装置により前記整合ア
ンテナを回転させ、予め定めた複数の位置で前記方向性
結合器が検出する検出信号を記憶し、それらの記憶に基
づいて前記予め定めた複数の位置から食品を均一加熱す
るために必要な複数の駆動位置を選んで設定し、それぞ
れの駆動位置に前記整合アンテナを順次停止させ、それ
ぞれの駆動位置毎に記憶されている前記検出信号に基づ
いて得られるマイクロ波電力の反射/入射の値に応じて
前記整合アンテナのそれぞれの駆動位置での前記加熱時
間を配分する制御装置(19)とで構成したことを特徴
とする高周波加熱装置。 - 【請求項2】 前記加熱時間設定手段(18)は食品の
重量を検出する重量検出装置からなることを特徴とした
請求項1記載の高周波加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5222422A JPH0778681A (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5222422A JPH0778681A (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 高周波加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0778681A true JPH0778681A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=16782148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5222422A Pending JPH0778681A (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 高周波加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0778681A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2377083A (en) * | 2001-06-30 | 2002-12-31 | Samsung Electronics Co Ltd | Waveguide with microwave field detector |
WO2011149275A2 (en) * | 2010-05-26 | 2011-12-01 | Lg Electronics Inc. | Cooking apparatus |
JP2013133947A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Sharp Corp | 加熱調理器 |
JP2017053533A (ja) * | 2015-09-09 | 2017-03-16 | 日立アプライアンス株式会社 | 加熱調理器 |
WO2017164290A1 (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | マイクロ波加熱装置 |
JP2018078034A (ja) * | 2016-11-10 | 2018-05-17 | 日立アプライアンス株式会社 | 加熱調理器 |
CN110290611A (zh) * | 2019-06-06 | 2019-09-27 | 恩智浦美国有限公司 | 加热电器的检测器 |
WO2021020374A1 (ja) * | 2019-07-31 | 2021-02-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | マイクロ波処理装置 |
WO2022163554A1 (ja) * | 2021-01-29 | 2022-08-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | マイクロ波処理装置 |
-
1993
- 1993-09-07 JP JP5222422A patent/JPH0778681A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2377083A (en) * | 2001-06-30 | 2002-12-31 | Samsung Electronics Co Ltd | Waveguide with microwave field detector |
GB2377083B (en) * | 2001-06-30 | 2003-05-21 | Samsung Electronics Co Ltd | Microwave assembly |
WO2011149275A2 (en) * | 2010-05-26 | 2011-12-01 | Lg Electronics Inc. | Cooking apparatus |
WO2011149275A3 (en) * | 2010-05-26 | 2012-04-26 | Lg Electronics Inc. | Cooking apparatus |
CN102933905A (zh) * | 2010-05-26 | 2013-02-13 | Lg电子株式会社 | 烹调装置 |
JP2013133947A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Sharp Corp | 加熱調理器 |
JP2017053533A (ja) * | 2015-09-09 | 2017-03-16 | 日立アプライアンス株式会社 | 加熱調理器 |
US10912165B2 (en) | 2016-03-25 | 2021-02-02 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Microwave heating device |
CN108781486A (zh) * | 2016-03-25 | 2018-11-09 | 松下知识产权经营株式会社 | 微波加热装置 |
JPWO2017164290A1 (ja) * | 2016-03-25 | 2019-01-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | マイクロ波加熱装置 |
WO2017164290A1 (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | マイクロ波加熱装置 |
CN108781486B (zh) * | 2016-03-25 | 2021-08-10 | 松下知识产权经营株式会社 | 微波加热装置 |
JP2018078034A (ja) * | 2016-11-10 | 2018-05-17 | 日立アプライアンス株式会社 | 加熱調理器 |
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WO2022163554A1 (ja) * | 2021-01-29 | 2022-08-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | マイクロ波処理装置 |
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