JPH0819511A - 内視鏡のアングル操作用ワイヤの弛み調整装置 - Google Patents

内視鏡のアングル操作用ワイヤの弛み調整装置

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JPH0819511A
JPH0819511A JP6156042A JP15604294A JPH0819511A JP H0819511 A JPH0819511 A JP H0819511A JP 6156042 A JP6156042 A JP 6156042A JP 15604294 A JP15604294 A JP 15604294A JP H0819511 A JPH0819511 A JP H0819511A
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JP
Japan
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wire
angle
slack
endoscope
arm
Prior art date
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Pending
Application number
JP6156042A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Morizumi
雅明 森住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アングル操作用ワイヤに押圧当接して弛みを取
る弛み除去部材を、内視鏡の手元操作部ケーシングの内
部に移動自在に設け、弛み除去部材の移動量をケーシン
グ外部から調整可能とするように操作用開口部をケーシ
ングに形成し、ケーシングを分解することなくアングル
操作用ワイヤの弛みを取る。 【構成】アングル操作用ワイヤの弛み調整装置40を、
アングル操作用ワイヤ38に押圧当接し張力を与えるプ
ーリ50、プーリ50を揺動可能に支持するアーム5
2、アーム52を揺動させるネジ54等から構成する。
プーリ50はアーム52の上端部に回動自在に支持さ
れ、アーム52は下端部がフレーム36に揺動自在に支
持され、アーム52を揺動すると、プーリ50がアング
ル操作用ワイヤ38の配設方向と略同方向に移動する。
従って、アーム52を揺動させるとアングル操作用ワイ
ヤ38の弛みが取れる。また、ネジ54を回せばアーム
52が揺動支点55を中心に揺動する。ネジ54に対向
する前カバー12には、ドライバを挿入する為の小孔6
0が穿設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内視鏡のアングル操作用
ワイヤの弛み調整装置に係り、特に内視鏡手元操作部の
アングルツマミを回動操作して、内視鏡挿入部先端の湾
曲部を所望の方向に湾曲させるアングル操作用ワイヤの
弛み調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡手元操作部には、内視鏡挿入部先
端の湾曲部を湾曲操作するアングルツマミが取り付けら
れており、このアングルツマミは、手元操作部のケーシ
ング内に回動自在に配設されたリールに連結されてい
る。リールには、先端が前記湾曲部に接続されたアング
ル操作用ワイヤが巻回され、このアングル操作用ワイヤ
は前記アングルツマミを回動することにより押し引き操
作される。これにより、湾曲部は所望の方向に湾曲され
て、湾曲部の先端硬質部を所望の方向に向ける。
【0003】前記アングル操作用ワイヤは、前記リール
に巻回された短めのワイヤと、前記湾曲部に接続された
長めのワイヤとから構成され、これらのワイヤは手元操
作部のケーシング内でターンバックルを介して接続され
ている。前記アングル操作用ワイヤに経年変化等で弛み
が生じた場合には、手元操作部のケーシングを分解し、
前記ターンバックルを回して弛みを取っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アングル操作用ワイヤの弛み調整方法では、前述したよ
うに手元操作部のケーシングを分解しなければアングル
操作用ワイヤの弛みを取ることができないので、その作
業に手間がかかるという欠点がある。本発明はこのよう
な事情に鑑みてなされたもので、簡単な作業でアングル
操作用ワイヤの弛みを取ることができる内視鏡のアング
ル操作用ワイヤの弛み調整装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、内視鏡手元操作部のアングルツマミに連
結されたリールにアングル操作用ワイヤを巻回して固定
し、該アングルツマミを回動することによりアングル操
作用ワイヤを押し引き操作して内視鏡挿入部先端の湾曲
部を所望の方向に湾曲させる内視鏡に於いて、前記アン
グル操作用ワイヤに押圧当接して弛みを取る弛み除去部
材を、前記手元操作部のケーシングの内部に移動自在に
設けると共に、前記ケーシングには前記弛み除去部材の
移動量をケーシング外部から調整可能なように操作用開
口部が形成されたことを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明によれば、手元操作部のケーシングの操
作用開口部を介して弛み除去部材を移動させることによ
り、アングル操作用ワイヤの弛みを取ることができる。
これにより、本発明では、ケーシングを分解する必要が
ないので、簡単な作業でアングル操作用ワイヤの弛みを
取ることができる。
【0007】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る内視鏡の
アングル操作用ワイヤの弛み調整装置の好ましい実施例
について詳説する。図1は、本発明に係る内視鏡のアン
グル操作用ワイヤの弛み調整装置が適用された内視鏡の
手元操作部の組み立て斜視図であり、図2はその要部拡
大図である。
【0008】内視鏡の手元操作部ケーシング10は、前
カバー12と後カバー14とから構成され、前カバー1
2の前端開口部12Aにはジョイント16を介して内視
鏡挿入部18の基端部が接続されている。前記挿入部1
8の先端部には、湾曲部20を介して先端硬質部22が
接続されており、この先端硬質部22で得られた観察像
は、イメージガイド24を介して接眼部26に導かれ
る。前記接眼部26は、ケーシング10の組み立て時に
後カバー14の後端に形成された接眼部用開口部28か
ら外部に突出位置し、作業者が接眼部26を覗くことに
より前記観察像が観察できるようになっている。
【0009】一方、後カバー14の側面にはアングルツ
マミ30が装着される。このアングルツマミ30は、後
カバー14に形成された円形開口部14Aを介してリー
ル32に接続される。リール32は、軸34を介してフ
レーム36に回動自在に支持される。また、リール32
には、前記湾曲部20を押し引き操作するアングル操作
用ワイヤ38が、後述するアングル操作用ワイヤの弛み
調整装置40とプーリ42とを介して巻回されてネジ4
4により固定されている。
【0010】前記アングル操作用ワイヤ38は、リール
32に巻回された短めのワイヤ38Aと、先端が湾曲部
20に接続された長めのワイヤ38B、38Bとから成
り、このワイヤ38B、38Bは前記ワイヤ38Aの両
端に接続金具46、46によって固定されている。従っ
て、アングルツマミ30を操作してリール32を回動す
ると、ワイヤ38B、38Bがワイヤ38Aを介して押
し引き操作されるので、湾曲部20を所望の方向に湾曲
させることができる。
【0011】また、前記ネジ44に対応した後カバー1
4の側面には小孔47が穿設されている。この小孔47
を利用して、ケーシング10の外部からドライバを挿入
することにより、前記ネジ44を緩めたり締め付けたり
することができる。前記アングル操作用ワイヤの弛み調
整装置40は図1〜図3に示すように、アングル操作用
ワイヤ38に押圧当接し張力を与えるプーリ(弛み除去
部材)50、プーリ50を揺動可能に支持するアーム5
2、及びアーム52を揺動させるネジ54等から構成さ
れる。
【0012】前記プーリ50は前記リール32の上方に
配置され、これにより、アングル操作用ワイヤ38は、
プーリ50によって略90°下側に向けられてリール3
2に巻回される。また、プーリ50は、前記アーム52
の上端部に回動自在に支持されている。前記アーム52
は、下端部がフレーム36に揺動自在に支持され、その
揺動支点55を中心に揺動することにより、前記プーリ
50をアングル操作用ワイヤの配設方向(図3中矢印
A)と略同方向に移動させることができる。これによ
り、アーム52を図3中反時計回り方向に揺動させる
と、アングル操作用ワイヤ38の弛みを取ることができ
る。
【0013】前記ネジ54は軸受56に支持されると共
に、そのネジ部54Aが前記アーム52に折り曲げ形成
された突片58の雌ネジ部58Aに螺合されている。前
記軸受56は図3中矢印Bで示すように、前記アーム5
2の揺動方向と同方向に揺動するようにフレーム36に
支持されている。これにより、ネジ54を回せばネジ部
54Aと雌ネジ部58Aとの作用により、アーム52が
揺動支点55を中心に揺動すると共に、ネジ54がアー
ム52の揺動に追随して前記軸受56を介して揺動す
る。
【0014】また、ネジ54に対向する前カバー12の
前部には、小孔60が穿設されている。この小孔60を
利用して、ケーシング10の外部からドライバを挿入す
ることにより、前記ネジ54を緩めたり締め付けたりす
ることができる。次に前記の如く構成されたフォーカス
用ワイヤの弛み調整装置の作用について説明する。
【0015】アングル操作用ワイヤ38に弛みが生じた
場合は、ケーシング10を分解せずに、先ず、後カバー
14に穿設された小孔47から図示しないドライバを挿
入してネジ44を緩めてリール32に対するアングル操
作用ワイヤ38の固定を解除する。次に、前カバー12
に穿設された小孔60から図2に示すようにドライバ6
2を挿入し、このドライバ62でネジ54を締め付け
て、前述したようにアーム52を揺動支点55を中心に
図2中反時計回り方向に揺動させる。これにより、前記
アングル操作用ワイヤ38は、プーリ50に押されて張
設されるので、その弛みが取られる。この作業が終了す
ると、前記ドライバ62を前記小孔60から引き、そし
て、後カバー14の小孔47からドライバを挿入してネ
ジ44を締め付けてアングル操作用ワイヤ38をリール
32に固定する。
【0016】即ち、本実施例によれば、手元操作部のケ
ーシング10を分解せずに作業できるので、簡単な作業
でアングル操作用ワイヤ38の弛みを取ることができ
る。また、本実施例では、弛み除去部材であるプーリ5
0をアングル操作用ワイヤ38の配設方向と略同方向に
移動させてアングル操作用ワイヤ38の弛みを取るよう
にしたので、プーリ50の移動量に対してアングル操作
用ワイヤ38の弛み取り量を多くすることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る内視鏡
のアングル操作用ワイヤの弛み調整装置によれば、手元
操作部のケーシングの操作用開口部を介して弛み除去部
材を移動操作することにより、アングル操作用ワイヤの
弛みを取るようにしたので、簡単な作業でアングル操作
用ワイヤの弛みを取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内視鏡のアングル操作用ワイヤの弛み
調整装置が適用された内視鏡の手元操作部の組み立て斜
視図
【図2】本発明の内視鏡のアングル操作用ワイヤの弛み
調整装置の要部拡大図
【図3】本発明の内視鏡のアングル操作用ワイヤの弛み
調整装置の動作説明図
【符号の説明】
10…ケーシング 12…前カバー 14…後カバー 32…リール 38…アングル操作用ワイヤ 40…アングル操作用ワイヤの弛み調整装置 50…プーリ(弛み除去部材) 52…アーム 54…ネジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡手元操作部のアングルツマミに連結
    されたリールにアングル操作用ワイヤを巻回して固定
    し、該アングルツマミを回動することによりアングル操
    作用ワイヤを押し引き操作して内視鏡挿入部先端の湾曲
    部を所望の方向に湾曲させる内視鏡に於いて、 前記アングル操作用ワイヤに押圧当接して弛みを取る弛
    み除去部材を、前記手元操作部のケーシングの内部に移
    動自在に設けると共に、前記ケーシングには前記弛み除
    去部材の移動量をケーシング外部から調整可能なように
    操作用開口部が形成されたことを特徴とする内視鏡のア
    ングル操作用ワイヤの弛み調整装置。
JP6156042A 1994-07-07 1994-07-07 内視鏡のアングル操作用ワイヤの弛み調整装置 Pending JPH0819511A (ja)

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JP6156042A Pending JPH0819511A (ja) 1994-07-07 1994-07-07 内視鏡のアングル操作用ワイヤの弛み調整装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016016242A (ja) * 2014-07-10 2016-02-01 オリンパス株式会社 医療用機器および医療用機器の調整方法
JP2016515847A (ja) * 2013-03-07 2016-06-02 インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド 手動及びロボットによるハイブリッド式介入器具及び使用方法

Cited By (3)

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