JPH08194990A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH08194990A
JPH08194990A JP7006177A JP617795A JPH08194990A JP H08194990 A JPH08194990 A JP H08194990A JP 7006177 A JP7006177 A JP 7006177A JP 617795 A JP617795 A JP 617795A JP H08194990 A JPH08194990 A JP H08194990A
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JP
Japan
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absolute address
magnetic tape
recording
program
address
Prior art date
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Pending
Application number
JP7006177A
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English (en)
Inventor
Kenji Kukitani
謙二 久貴谷
Masaharu Shimizu
政春 清水
Hisashi Ota
久司 大田
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Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Video and Information System Inc filed Critical Hitachi Ltd
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】VISS信号を検出しないで番組の検索を高速
且つ正確に行う。 【構成】デコーダ15にて再生された映像信号からVB
I情報を解読し、カセット番号や絶対番地等の情報を元
にマイクロプロセッサ14はメモリ13からカセット番
号が一致する番組のテープデータを取り出し、VTRマ
イクロプロセッサ16に転送する。VTRマイクロプロ
セッサ16は表示釦17でテープデータを画面表示部2
0にて画面に表示し、選択釦18にて選択された番組の
目標の絶対番地の設定し、磁気テープ上の絶対番地から
磁気テープを走行させる方向と移動時間を算出する。開
始釦19でFFまたはREW中にVTRマイクロプロセ
ッサ16は記録速度の判別とCTL信号を計数すること
で磁気テープの移動時間を算出し、磁気テープ1から読
み込んだ絶対番地と目標の絶対番地を比較することで目
的の番組の判別を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置に係わ
り、特に磁気テープに記録された番組の検索の方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来は番組の検索に関するものとしては
特公昭60−48811号公報が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は番組の
検索を行う場合、コントロールトラックに書き込まれて
いるVISS信号を検出することにより番組の検索を行
うがVISS信号を検出するには磁気テープを高速で走
行させることができないため検索時間が遅い。
【0004】また一方、早送り及び巻戻し中に磁気テー
プの移動時間を算出する手段を番組の検索に用いていな
い。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は当該装置固有
の識別番号と磁気テープカセット固有の識別番号と磁気
テープの始端から現在位置の絶対番地を発生する手段と
前記の発生した情報を映像信号の垂直帰線区間に重畳す
る手段と該映像信号を記録する手段と再生した映像信号
から垂直帰線区間の情報を解読する手段と記録した番組
の情報を記憶する手段と記憶手段に記憶された番組の情
報及び当該装置の検索時の磁気テープの走行状態を映像
信号に加算して画面に表示させるための手段と記憶手段
に記憶された番組の情報を画面に表示、番組を選択、番
組の検索を開始させるための入力手段とさらに記憶手段
に記憶された番組の情報から目標の絶対番地を設定する
手段と磁気テープ上の現在の絶対番地と目標の絶対番地
との差から求められた移動時間を、早送りまたは巻戻し
中の記録速度の判別と再生されたコントロール信号を計
数することで算出する手段と再生して読み込んだ磁気テ
ープ上の現在の絶対番地と目標の絶対番地を比較する手
段と磁気テープ上の現在の絶対番地と目標の絶対番地と
の差により検索のための複数の磁気テープの走行状態を
設定する手段と検索のための高速の磁気テープの走行状
態で目標の絶対番地が早送り方向と巻戻し方向で異なっ
た絶対番地を設定する手段と記録開始時に現在の絶対番
地が不明な場合において記録開始から絶対番地計算終了
までの経過時間を仮番地として発生させる手段と絶対番
地計算終了時に判明した絶対番地と仮番地の最終値から
記録開始の絶対番地を算出する手段と番組の検索ための
磁気テープ上から現在の絶対番地を読み込む動作の時に
仮番地を読み込んだ場合に番組の検索動作を強制終了さ
せる判断手段を設けることにより達成できる。
【0006】
【作用】上記各手段を設けたことにより検索のための複
数の磁気テープの走行状態と前記の各走行状態の目標の
絶対番地を設定し、早送りまたは巻戻し中に記録速度の
判別とコントロール信号を計数することで磁気テープの
移動時間を算出し、読み込んだ磁気テープ上の現在の絶
対番地と記録手段に記憶されている番組の情報から算出
された目標の絶対番地を比較することで検索を行う。こ
れによりVISS信号を検出しないため磁気テープを高
速で走行させることができ、検索の高速化を図ることが
できる。また絶対番地は秒単位のために検索を正確に行
うことができる。
【0007】磁気テープの走行状態もしくは磁気テープ
の移動時間を画面に表示することにより目的の番組の検
索動作の状況もしくは磁気テープの進行状況を知らせる
ことができる。
【0008】記録開始時に現在の絶対番地が不明でも、
仮番地を用いることにより記録を開始した絶対番地を算
出し、記憶手段に記憶することができる。
【0009】また磁気テープ上に絶対番地と仮番地の双
方が存在した場合においても番組の検索が可能となる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0011】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
であり、1は磁気テープ、2はコントロールトラック、
3はシリンダ、4はコントロールヘッド、5は供給側リ
ール台回転信号発生デバイス、6は供給側リール台回転
信号入力デバイス、7は巻取側リール台回転信号発生デ
バイス、8は巻取側リール台回転信号入力デバイス、9
はプリアンプ、10は映像信号処理部、11は映像信号
入力端子、12はエンコーダ、13はメモリ、14はマ
イクロプロセッサ、15はデコーダ、16はVTRマイ
クロプロセッサ、17は表示釦、18は選択釦、19は
開始釦、20は画面表示部、21は映像信号出力端子で
ある。
【0012】まず記録時について説明する。VTRマイ
クロプロセッサ16は各々の磁気記録再生装置固有の認
識番号(以下マシン番号とする)と磁気テープカセット
固有の識別番号(以下カセット番号とする)と磁気テー
プの始端を0秒とした現在位置までのVHS方式の3倍
の記録速度で換算した秒単位の経過時間(以下絶対番地
とする)を発生させる。ここで例えば絶対番地は磁気テ
ープ始端から3倍で30分記録した場合では現在の絶対
番地は1800秒であり、標準で30分記録した場合で
は現在の絶対番地は5400秒である。マシン番号はV
TRマイクロプロセッサ16にて任意の値を発生させる
か、もしくはVTRマイクロプロセッサ16に赤外線受
信部を設け、リモートコントロールユニット等の入力手
段を用いて入力された任意の数字をVTRマイクロプロ
セッサ16がマシン番号として保持しても良い。カセッ
ト番号はマイクロプロセッサ14にて発生させても良
い。さらにVTRマイクロプロセッサ16は記録する番
組の記録開始月日/曜日/時間、記録チャンネル、記録
速度などの情報も保持している。VTRマイクロプロセ
ッサ16はこれら情報群をマイクロプロセッサ14に転
送する。マイクロプロセッサ14はエンコーダ12を制
御し、映像信号入力端子11から入力された映像信号の
垂直帰線区間にエンコーダ12にてこれら情報群(以下
VBI情報とする)を少なくても1秒間に1回以上の頻
度で重畳する。VBI情報を重畳された映像信号は映像
信号処理部10及びプリアンプ9を経由し、シリンダ2
で磁気テープ1に記録される。磁気テープ1に記録され
るVBI情報は少なくてもマシン番号、カセット番号、
現在の絶対番地である。さらに番組の情報である記録開
始月日/曜日/時間、記録開始の絶対番地、記録チャン
ネル、記録速度並びに挿入されているカセットの全長
(以下カセットサイズとする)等を書き込むことにより
メモリ14の情報が消失してしまった場合において磁気
テープ1のVBI情報をメモリ14に記憶することによ
り復旧させることもできるため書き込む。次にマイクロ
プロセッサ14は記録終了時までにメモリ13にこれら
情報群(以下テープデータとする)を記憶する。すなわ
ちメモリ13に記憶されるテープデータはマシン番号、
カセット番号、カセットサイズ、さらに番組の情報であ
る記録開始番地、記録時間、記録開始月日/曜日/時
間、記録チャンネル、記録速度等である。ただしメモリ
13に登録する番組は任意の時間以上の番組(以下有効
番組とする)である。例えば記録開始から標準の記録速
度で5分以上、3倍の記録速度で15分以上の番組は有
効番組としてメモリ13に登録する。すなわち記録開始
から絶対番地にして900秒以上の番組を有効番組とす
る。また重ね書き等で生じる有効番組の間に存在する無
効の番組や磁気テープ始端から有効番組まではブラン
ク、有効番組と磁気テープ終端までは残りとし、ブラン
ク及び残りも有効番組ならばメモリ13に登録される。
【0013】ここでブランク及び残りの記録開始の絶対
番地は前の有効番組の記録開始の絶対番地と記録時間を
加算することにより算出される。
【0014】次にVTRマイクロプロセッサ16は磁気
テープ1のコントロールトラック2にコントロールヘッ
ド4にてコントロール信号(以下CTL信号)を書き込
むよう制御する。CTL信号が記録される間隔は一定な
ので記録速度は変わると磁気テープ1に書かれるCTL
信号の間隔が変わる。すなわちVHS方式のにおいては
記録間隔は標準モードで1.116mm、3倍モードで
0.372mmである。
【0015】番組の検索は上記のように磁気テープ1に
VBI情報が書き込まれていて、且つメモリ13にテー
プデータが記憶されている磁気テープカセットのみで行
うことができる。
【0016】次に検索について説明する。カセット挿入
時に再生状態にし、磁気テープ1からシリンダ2、プリ
アンプ9及び映像信号処理部10を経由した映像信号が
デコーダ15に入力される。デコーダ15は入力された
映像信号の垂直帰線区間からVBI情報からマシン番
号、カセット番号、絶対番地等を解読し、マイクロプロ
セッサ14に転送する。ここでマイクロプロセッサ14
はVBI情報とメモリ13のマシン番号が一致している
か比較する。マシン番号が一致していれば、本装置で記
録されていることが判明するため、マイクロプロセッサ
14はカセット番号を元にメモリ13に記憶されている
テープデータを取り出し、VTRマイクロプロセッサ1
6に送信する。以上の動作をID検索モードとする。こ
こでVTRマイクロプロセッサ16はID検索モードで
マシン番号もしくはカセット番号が検索できなかった場
合は挿入されている磁気テープカセットはメモリ13に
登録されていないことを画面表示部20にて映像信号に
重畳し画面に表示させるか、または次の記録のためのカ
セットサイズ入力の画面を表示させても良い。表示釦1
7の入力によりVTRマイクロプロセッサ16は画面表
示部20にてテープデータを映像信号に重畳し、映像信
号出力端子21から出力する。このとき現在の絶対番地
を認識しているため、現在の番組をカーソル等で表示す
る。ここで表示釦17が入力された時にマシン番号もし
くはカセット番号が不明の場合にはID検索モードに入
る。画面に表示されたテープデータの中から選択釦18
にてカーソル等で目的の番組を選択する。選択釦18は
アップ釦とダウン釦があるとより選択が容易である。番
組の検索はメモリに登録されている番組を検索する番組
検索とブランクを検索するブランク検索と残りを検索す
る残り検索がある。目的の番組を選択釦18で選択した
ときにVTRマイクロプロセッサ16はメモリ13から
マイクロプロセッサ14を経由してきたテープデータを
読み込み、目標の絶対番地を設定する。検索動作は開始
釦19を入力することにより開始する。開始釦19はこ
こでは検索後の動作の釦であり、再生釦と停止釦があ
る。再生釦が入力されたならば検索終了後再生になり、
停止釦が入力されたならば検索終了後停止となる。
【0017】早送り(以下FFとする)または巻戻し
(以下REWとする)中の磁気テープの移動時間の算出
は単一の記録速度の磁気記録再生装置ならば磁気テープ
の移動時間はCTL信号を計数するだけで算出できる。
しかし複数の記録速度を有する磁気記録再生装置におい
てはCTL信号を計数するだけでは磁気テープの実記録
時間を算出するのみである。すなわち磁気テープの移動
時間は記録速度に依存する。よってFF/REW中に記
録速度の判別を行い、CTL信号を計数することにより
磁気テープの移動時間を算出することができる。FF/
REW中の記録速度の判別は巻取側リール台回転信号発
生デバイス7が回転することにより巻取側リール台回転
信号入力デバイス8にて検出された信号がVTRマイク
ロプロセッサ16に入力される。同様に供給側リール台
回転信号発生デバイス5が回転することにより供給側リ
ール台回転信号入力デバイス6にて検出された信号がV
TRマイクロプロセッサ16に入力される。さらに磁気
テープ1のコントロールトラック2に書き込まれている
CTL信号がコントロールヘッド4により検出され、V
TRマイクロプロセッサ16に入力される。VTRマイ
クロプロセッサ16は前記の入力された信号から例えば
巻取側の面積を算出し、巻取リール台が一定角度回転し
た時のCTL信号を計数し、記録間隔を求めることによ
り記録速度がVHS方式の標準または3倍かの判別を行
う。
【0018】ここでFF/REWのような高速で磁気テ
ープを走行させる状態(以下高速検索モードとする)に
おいては目標の絶対番地に到達しても急激に減速しない
ため必ず目標の絶対番地を越えて(以下オーバーランと
する)してしまう。すなわち移動時間はオーバーランす
る時間(以下オーバーラン時間とする)に依存する。こ
こでオーバーランしないようにFF/REW中磁気テー
プの走行系の速度制御を行う方法が考えられるが、この
方法は目標番地が近づくにつれて速度を減速させるよう
な速度制御が必要となり、さらにこのような速度制御を
行っていると番組の検索速度が遅くなる。そこで高速の
FF/REWのオーバーランした時間は目標番地をオー
バーランしない低速のFF/REWの磁気テープの走行
状態(以下低速検索モードとする)を用いると正確な移
動時間が算出できる。以下番組の検索を行う時磁気テー
プを高速及び低速のFF/REWで走行させる状態を検
索モードとする。
【0019】検索の終了は検索モード中に磁気テープの
移動時間を算出後、磁気テープ1からVBI情報の現在
の絶対番地を読み込み(以下VBI認識モードとす
る)、目標の絶対番地と比較し一致していれば検索は終
了する。
【0020】図2は番組検索のフローチャートを示す。
GAは検索終了の絶対番地(以下検索終了の絶対番地G
A)、SAは目的の番組の記録開始の絶対番地(記録開
始の絶対番地SAとする)、AAは現在の絶対番地(以
下現在の絶対番地AAとする)、SはVTRマイクロプ
ロセッサ16にて高速または低速の検索モードを判断す
るために設定される任意の値(以下モード設定値S)、
Xは高速検索モードにおいて生じるオーバーラン時間を
補正するために高速検索モードの方向により設定される
値(以下オーバーラン設定値)、TAは検索終了の絶対
番地とオーバーラン設定値Xから算出される検索モード
時の目標番地(以下検索モード時の目標の絶対番地TA
とする)、Tは検索モード時に算出される移動時間Tで
ある。VTRマイクロプロセッサ16は検索終了の絶対
番地GAをメモリ13に記憶されている番組の記録開始
の絶対番地SAから算出する(ステップ31)。検索モ
ードを現在の絶対番地AAと検索終了の絶対番地GAの
差の絶対値とモード設定値Sを比較することにより、高
速もしくは低速検索モードを判断する(ステップ3
2)。ここでは現在の絶対番地AAと検索終了の絶対番
地GAとの差の絶対値がモード設定値Sより大きい場合
は高速検索モード(ステップ33)、それ以外は低速検
索モード(ステップ34)で検索を行うように判断して
いる。またモード設定値Sは高速検索モードにおいて生
ずるオーバーラン時間の最大値より大きい値を設定す
る。次に高速及び低速検索モードにおいて現在の絶対番
地AAと検索終了の絶対番地GAの差から検索開始方向
を判別する(ステップ35,36)。REW方向の高速
検索モードではオーバーラン設定値Xは任意の値N秒が
設定され(ステップ38)、それ以外のFF方向の高速
検索モード及び低速検索モードではオーバーラン設定値
Xは0秒に設定される(ステップ37,39,40)。
検索終了の絶対番地GAとオーバーラン設定値Xから算
出される検索モード時の目標番地TAを算出する(ステ
ップ41)。検索終了の絶対番地GA並びに検索モード
時の目標の絶対番地TAが設定されると検索モードに入
り、検索モードのFF/REW中に記録速度の判別とC
TL信号の計数により移動時間T(以下移動時間Tとす
る)を算出する(ステップ42)。現在の絶対番地AA
と検索モード時の目標の絶対番地TAから求められた移
動時間と算出された移動時間Tと比較し(ステップ4
3)、一致したならばVBI認識モードに入り、絶対番
地を読み込んで現在の絶対番地AAを再設定する(ステ
ップ44)。ここで一致しなければ検索モードを継続す
る。VBI認識モードで読み込んだ現在の絶対番地AA
と検索終了の絶対番地GAと比較し(ステップ45)、
一致していれば検索は終了する。ここで一致していなけ
れば検索モードの判断から検索動作を繰り返す。
【0021】また磁気テープの移動時間をCTL信号の
みで算出しているためCTL信号が録されていない場合
において検索ができないことがある。よってVBI認識
モードの回数を制限を設け、検索を強制終了させる。
【0022】図5は検索時にVTRマイクロプロセッサ
16にて設定される検索終了の絶対番地及び各検索モー
ドのオーバーラン設定値の表を示す。番組検索の検索終
了の絶対番地GAは記録開始の絶対番地SAである。一
方ブランク/残り検索の検索終了の絶対番地GAは記録
開始の絶対番地からVBI認識モードの所要時間より等
しいか大きい任意の値(以下ブランク/残り設定値X)
である。これはブランク/残りの番組はVBI情報が書
き込まれているとは言えず検索終了絶対番地を記録開始
絶対番地すなわち前の番組の記録終了の絶対番地に設定
するとVBI認識モード時に絶対番地が読み込めない場
合があるためVBI認識モードの所要時間を予め考慮す
る。
【0023】次に各検索モード時のオーバーラン設定値
Xであるが、番組検索とブランク/検索の低速検索モー
ド時のオーバーランが生じないためにオーバーラン設定
値は0秒すなわち検索終了の絶対番地に設定されてい
る。番組検索のFF方向の高速検索モードとブランク/
残り検索のREW方向の検索モード時にオーバーランが
生じるが、オーバーランした所は目的の番組である。目
的の番組の磁気テープ上にはVBI情報及びCTL信号
が書き込まれているため、正確に検索できる。よってオ
ーバーラン設定値は0秒すなわち検索終了の絶対番地に
設定されている。番組検索のREW方向及びブランク/
残り検索のREW方向の高速検索モード時にオーバーラ
ン設定値を0秒すなわち検索終了の絶対番地に設定する
と検索終了の絶対番地をオーバーランしてしまい、オー
バーランした所は目的の番組のでない。目的の番組でな
いためVBI情報及びCTL信号が書き込まれていな
い。ことがある。よってオーバーランが生じても目的の
番組の所になるようにオーバーランする時間の最大値よ
り大きい任意の値N秒をオーバーラン設定値として設定
する。
【0024】またブランク/残り検索は図2の番組検索
のフローチャートを図5の表に基づいて検索終了の絶対
番地及び各検索モードのオーバーラン設定値を置き換え
ることにより可能となる。
【0025】磁気テープにおいてはランダムアクセスが
不可能であるためランダムアクセスできる装置に比較し
て検索時間が長い。このためにVTRマイクロプロセッ
サ16にて映像信号に画面表示部20で磁気テープの各
走行状態を表示する画面を重畳することにより検索の状
態を表示することができる。図3に高速検索モード時の
画面表示を示す。矢印をひとつずつ矢印22Aから矢印
E26を1秒毎に順に表示し、矢印E26まで到達した
ら再度矢印A22に戻る。図4に低速検索モード時の画
面表示を示す。これにより検索時の高速検索モードと低
速検索モードの磁気テープの走行状態を画面に表示する
ことにより検索の状態を表示することができる。また図
3において磁気テープ上の絶対番地と高速検索モードの
目標番地との差を例えば5等分に等分し、高速検索モー
ド時等分された磁気テープの移動時間を算出するたびに
矢印A22、矢印B23、矢印C24、矢印D25、矢
印E26と順に表示させることにより高速検索モード時
の磁気テープの移動時間を知らせることができる。ここ
で矢印の表示形態及び個数は任意に設定可能である。
【0026】他己録の磁気テープカセット等において記
録を開始する時に現在の絶対番地が不明の場合がある。
この絶対番地が不明の場合において記録開始を0秒とし
て絶対番地の計算終了までの経過時間(以下仮番地とす
る)をVTRマイクロプロセッサ16は発生させる。仮
番地は絶対番地と同様に磁気テープ1に記録される。こ
のとき巻取側リール台回転信号発生デバイス7が回転す
ることにより巻取側リール台回転信号入力デバイス8に
て検出された信号がVTRマイクロプロセッサ16に入
力される。同様に供給側リール台回転信号発生デバイス
5が回転することにより供給側リール台回転信号入力デ
バイス6にて検出された信号がVTRマイクロプロセッ
サ16に入力される。VTRマイクロプロセッサ16は
この入力信号から残量時間を計算していて、残量時間を
計算終了後、残量時間及びカセットサイズから絶対番地
を発生させ、マイクロプロセッサ14に送信する。この
時にマイクロプロセッサ14は絶対番地と仮番地の最終
値から算出された値を記録開始の絶対番地としてメモリ
13に記憶する。例えば記録速度が3倍においては絶対
番地から仮番地の最終値と1秒を減算した値を標準にお
いては絶対番地から仮番地の最終値と3秒を減算した値
を記録開始の絶対番地とする。
【0027】メモリ13には記録開始の絶対番地が記憶
されているが、磁気テープ1には仮番地が書き込まれて
おり、メモリ13と磁気テープ1の絶対番地は一致しな
い。番組の検索は絶対番地を元に行っているために磁気
テープ上に仮番地が存在すると検索動作に不都合が生じ
る。よって番組の検索中のVBI認識モード時に磁気テ
ープ上から仮番地を読み込んだ場合には番組の検索を強
制終了させる。
【0028】またID検索モード時に仮番地を読み込ん
だ場合、磁気テープをFF方向を任意の時間走行させ、
再度ID検索モードに入ることにより、絶対番地を読み
込むことができるため検索動作が可能となる。
【0029】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば磁気テープの
移動時間を、早送り/巻戻し中に記録速度の判別とCT
L信号を計数することにより算出し、さらに磁気テープ
上の絶対番地と目標番地を比較し、番組の検索を行うこ
とにより番組の検索を高速且つ正確に行うことができる
効果がある。
【0030】本発明の請求項2によれば検索時の磁気テ
ープの走行状態が複数あることにより検索を高速且つ正
確に行うことができる効果がある。
【0031】本発明の請求項3によれば目標の絶対番地
が高速の早送り及び巻戻しと異なる絶対番地に設定する
ことにより番組の検索を高速且つ正確に行うことができ
る。
【0032】本発明の請求項4によれば検索時の磁気テ
ープの走行状態または磁気テープの移動時間を画面に表
示することにより目的の番組の検索状態を知らせること
ができる効果がある。
【0033】本発明の請求項5によれば記録開始時に絶
対番地が不明の場合に仮番地を用いることにより正確な
記録開始番地を記憶することができる。
【0034】本発明の請求項6によれば仮番地を読み込
んだ時に検索を強制終了させることにより絶対番地と仮
番地の双方が磁気テープ上に存在しても番組の検索を行
うことができる効果がある。
【0035】本発明の請求項7によれば磁気テープ上か
ら仮番地を読み込んだ場合においても絶対番地を読み込
むことができ、番組の検索ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明の実施例によるVTRマイクロプロセッ
サ16の番組検索の動作フローチャートを示した図であ
る。
【図3】本発明の実施例による検索時の高速検索モード
時に表示される画面を示した図である。
【図4】本発明の実施例による検索時の低速検索モード
時に表示される画面を示した図である。
【図5】本発明の実施例による検索時にVTRマイクロ
プロセッサ16にて設定される検索終了の絶対番地と各
検索モードのオーバーラン設定値の表を示す図である。
【符号の説明】
1.磁気テープ 2.コントロールトラック 3.シリンダ 4.コントロールヘッド 5.供給側リール台回転信号発生デバイス 6.供給側リール台回転信号入力デバイス 7.巻取側リール台回転信号発生デバイス 8.巻取側リール台回転信号入力デバイス 9.プリアンプ 10.映像信号処理部 11.映像信号入力端子 12.エンコーダ 13.メモリ 14.マイクロプロセッサ 15.デコーダ 16.VTRマイクロプロセッサ 17.表示釦 18.選択釦 19.開始釦 20.画面表示部 21.映像信号出力端子 22.矢印A 23.矢印B 24.矢印C 25.矢印D 26.矢印E
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大田 久司 茨城県ひたちなか市稲田1410番地株式会社 日立製作所パーソナルメディア機器事業部 内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の記録再生速度を持つヘリカルスキャ
    ン方式の磁気記録再生装置において当該装置固有の識別
    番号と磁気テープカセット固有の識別番号と磁気テープ
    の始端から現在位置の絶対番地を発生する手段と前記の
    発生した情報を映像信号の垂直帰線区間に重畳する手段
    と該映像信号を記録する手段と再生した映像信号から垂
    直帰線区間の情報を解読する手段と記録した番組の情報
    を記憶する手段と記憶手段に記憶された番組の情報及び
    当該装置の検索時の磁気テープの走行状態を映像信号に
    加算して画面に表示させるための手段と記憶手段に記憶
    された番組の情報を画面に表示、番組を選択、番組の検
    索を開始させるための入力手段とさらに記憶手段に記憶
    された番組の情報から目標の絶対番地を設定する手段と
    磁気テープ上の現在の絶対番地と目標の絶対番地との差
    から求められた移動時間を、早送りまたは巻戻し中の記
    録速度の判別と再生されたコントロール信号を計数する
    ことで算出する手段と再生して読み込んだ磁気テープ上
    の現在の絶対番地と目標の絶対番地を比較する手段を設
    けることにより磁気テープの早送りまたは巻戻し中に移
    動時間の算出と磁気テープ上の現在の絶対番地の読み込
    み動作を任意の回数繰り返し、現在の絶対番地と目標の
    絶対番地が一致した場合に番組の検索動作を終了させる
    ことにより番組の検索を行うことを特徴とする磁気記録
    再生装置。
  2. 【請求項2】検索のための磁気テープの走行状態の目標
    の絶対番地が早送り方向と巻戻し方向で異なった絶対番
    地を設定する手段を有することを特徴とする請求項1に
    記載の磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】磁気テープ上の現在の絶対番地と目標の絶
    対番地との差により検索のための複数の磁気テープの走
    行状態を設定する手段を有することを特徴とする請求項
    1乃至2のいずれかに記載の磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】検索のための複数の磁気テープの走行状態
    で前記の各状態を画面に表示させる、もしくは磁気テー
    プ上の現在の絶対番地と目標の絶対番地の差を任意の数
    に等分して高速の早送りまたは巻戻しにおいて等分され
    た絶対番地に相当する移動時間を算出する毎に目標の絶
    対番地への進行状態を画面に表示させることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の磁気記録再生装
    置。
  5. 【請求項5】記録開始時に現在の絶対番地が不明な場合
    において記録開始から絶対番地計算終了までの経過時間
    を仮番地として発生させる手段と絶対番地計算終了時に
    判明した絶対番地と仮番地の最終値から記録開始の絶対
    番地を算出する手段を備え、前記の値を記録開始番地と
    して記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれかに記載の磁気記録再生装置。
  6. 【請求項6】番組の検索ための磁気テープ上から現在の
    絶対番地を読み込む動作の時に仮番地を読み込んだ場合
    に番組の検索動作を強制終了させる判断手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の磁気
    記録再生装置。
  7. 【請求項7】磁気テープ上から当該装置固有の識別番号
    と磁気テープカセット固有の識別番号と現在の絶対番地
    を読み込む動作の時に仮番地を読み込んだ場合に早送り
    方向にある一定時間磁気テープを走行させ、再度前記読
    み込み動作に入ることを特徴とする請求項1乃至6に記
    載の磁気記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1113441A2 (en) * 1999-12-27 2001-07-04 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Search mode for a D-VHS recorder

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1113441A2 (en) * 1999-12-27 2001-07-04 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Search mode for a D-VHS recorder
EP1113441A3 (en) * 1999-12-27 2002-07-03 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Search mode for a D-VHS recorder

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