JPH08194815A - イメージデータ回転方法 - Google Patents

イメージデータ回転方法

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JPH08194815A
JPH08194815A JP7007087A JP708795A JPH08194815A JP H08194815 A JPH08194815 A JP H08194815A JP 7007087 A JP7007087 A JP 7007087A JP 708795 A JP708795 A JP 708795A JP H08194815 A JPH08194815 A JP H08194815A
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JP
Japan
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data
rotation
image data
original
unit
Prior art date
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JP7007087A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sueno
浩 末野
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NIPPON DENKI OFFICE SYST
NEC Office Systems Ltd
Original Assignee
NIPPON DENKI OFFICE SYST
NEC Office Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラスタ展開されたイメージデータを90°,
180°,270°に回転処理する必要がある画像処理
の処理時間を短縮する。 【構成】 180°回転の場合、元データを1単位バイ
トずつ取り出し、180°変換テーブルにより得られた
値を出力する。また90°,270°回転の場合、元デ
ータに対し1単位ビットのマスクテーブルによりデータ
を取り出し90°または270°変換テーブルにより得
られた値に一定の演算を行い、それぞれの回転後データ
を得る。 【効果】 従来1ビットずつ座標変換する方法に比べ、
A4版1頁のイメージデータを180°回転させる場合
で約40倍〜70倍の処理速度比を得られた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラスター展開されたイ
メージデータの回転方法に関し、特に、プリントイメー
ジを回転させ印刷出力を行う場合のイメージデータ回転
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来例によるイメージデータ回転
方法を示すフローチャートである。この方法は、スター
トステップ601と、1ビット(画素)抽出ステップ6
02と、回転先アドレス計算ステップ603と、1ビッ
ト(画素)出力ステップ604と、全ビット(画素)終
了判定ステップ605と、終了ステップ606とを含
む。
【0003】通常イメージ回転であらかじめ固定的に回
転角度が決まっている場合のイメージデータ回転処理
は、1度に大量の頁のプリントイメージを出力し、一定
の折り方で折り込み製本をする分野、特に雑誌や文庫本
あるいは新書の製本において、いわゆる面付け手法の処
理として必要になる。
【0004】そのような面付け手法において1頁分のプ
リントイメージを、回転させて出力する場合、1頁分を
X−Y座標のデータとして1ビットずつ取り出し90
°,180°,270°の各々の回転角に応じた座標変
換を行い、1ビットずつ出力している。
【0005】従来のイメージデータ回転方法の一例を図
2に示す。図2において、符号1は180°回転の場合
のX−Y座標変換方法を、符号2は90°回転または2
70°回転の場合のX−Y座標変換方法を示す。この方
法だと、出力先のX−Y座標は、回転角度により、簡単
に定まるが、イメージデータであるため、どうしても1
ビットずつ変換し、出力する方法となる。すなわち、処
理時間はイメージデータのビット数にいちじるしく比例
し、製本上の1頁分に相当するサイズ(B5,A4な
ど)のイメージデータを回転させるのに多くの処理時間
を要するという問題がある。
【0006】以上の要求に関連するものとして、特開昭
64―15881号公報に示す技術があるが、この従来
例では、回転の外に拡大,縮小処理も考慮してあり、さ
らには、カラー画像のような多値データに対する処理を
中心とした技術であるが、白黒2値データを扱うイメー
ジデータ回転処理に関しては、前記従来技術と大差な
く、処理時間の大幅短縮には至っていないため、大量の
モノクロ印刷における面付処理には不十分である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のイメー
ジデータ回転方法では、1ビットずつのX−Y座標変換
処理であるため、イメージサイズの2乗に比例して処理
量が多くなり、処理時間が遅くなるという欠点がある。
【0008】特に製本を目的として数十頁から数百頁に
およぶ多量のプリントイメージを回転させて出力する印
刷出力時には、膨大な出力時間を要する。
【0009】そこで本発明の目的は、以上の欠点を解消
して、90°,180°,270°の固定角度の2値化
されたイメージデータの回転処理を高速化して、イメー
ジサイズの増大による処理時間を短縮させるイメージデ
ータ回転方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のイメージデータ
回転方法は、ラスター展開されたイメージデータの回転
処理において、元データを複数個の元単位データに分割
する分割ステップと、あらかじめ用意してある変換テー
ブルにより、前記元単位データを検索し、回転後の元単
位データを出力する検索ステップと、前記元単位データ
に対し別に定められた一定の演算を施す演算ステップと
を含み、前記分割されたすべての元単位データにつき前
記検索ステップと演算ステップとを繰り返し施すことに
より回転イメージデータとして出力することを特徴とす
る。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0012】図1は本発明によるイメージデータ回転方
法の一実施例を示すフローチャートである。この方法
は、スタートステップ101と、回転角度判定ステップ
102と、単位イメージ抽出マスクテーブル取得ステッ
プ103と、16進コード化による検索による90°テ
ーブル変換ステップ104と、検索結果を領域別にAN
D,F0F0F0F0でORするステップ105と、9
0°,270°回転データ取得ステップ106と、回転
角判定ステップ106と、90°回転データセットステ
ップ109と、270°回転データセットステップ11
0と、1単位バイト抽出ステップ111と、16進コー
ド化検索による180°テーブル変換ステップ112
と、180°回転データ取得ステップ113と、180
°回転データセットステップ114と、全単位終了判定
ステップ115と、終了ステップ116とを含む。
【0013】図2において、符号1は、回転処理前の元
データであり、原点から1バイトずつデータを取り出
し、この1バイトコードにより事前に用意してある18
0°変換テーブルにより回転後の1バイトコードを検索
する。1バードデータの取り出し順は、#1,#2,
…,#nの順である。180°変換テーブルにより得ら
れた回転後の1バイトコードは図2の符号2で示す#
1,#2,…,#nの順でセットする。これにより、1
80°回転を1バード(8ビット)ずつ一括して処理す
る。
【0014】図3は、図1の実施例における90°回転
の場合について示すイメージデータ図である。図3にお
いて、符号1は回転処理前の元データであり、原点から
1単位イメージとして8×8ビットのマスクテーブルを
用いてイメージデータを#1,#2,…,#nで示す順
に抽出し、図4,図5で詳細に説明する変換テーブル
を、一定の演算により得られた回転後の8×8ビットの
マスクテーブルを、図3の符号302で示す#1,#
2,…,#nの順でセットする。
【0015】これにより、90°回転を8×8ビットず
つ一括して処理する。270°回転の場合は、逆方向に
90°回転させればよいので、データのセット順を90
°回転と逆方向にセットすればよい。
【0016】図4,図5は90°回転における1単位イ
メージとしての8×8ビットマスクテーブルの詳細例を
示す。符号401は元データより取り出した8×8ビッ
トマスクテーブルで、符号402は90°回転した結果
のマスクテーブルである。テーブル401を符号403
で示すように4×4ビットの4つの領域、すなわち第1
領域ないし第4領域に分割する。各々分割された領域の
4ビットを、16進コード化したのが符号404で示す
ものである。この16進コードで、符号405で示す事
前に用意してある90°変換テーブルを検索し、符号4
06の変換結果を得る。得られた変換結果は後の演算方
法を考慮して、4ビットずつ同一値を繰り返すよう、符
号404で示すコードの倍の長さ(32ビット)分にな
っている。符号406で示すテーブル変換により得られ
た結果を4つの領域ごとに一定の演算を行う。第1領域
の結果は(0F0F0F0F)16のマスクでAND演算
を行い、データ408を得る。
【0017】第2領域の結果は(F0F0F0F0)16
のマスクでAND演算を行い、データ409を得る。各
々得られたデータ408,409をOR演算することに
より、データ410を得る。次に第3,第4領域の結果
にも同様のマスクで各々AND演算を行い、データ41
1,412を得て、これをOR演算することによりデー
タ413を得る。
【0018】各領域ごとに一定の演算を行って得られた
データ410とデータ413を、連続して読み取ること
により、90°回転させた8×8ビットのマスクテーブ
ルの出力結果としてデータ414を得ることができる。
【0019】符号405で示す事前に用意してある90
°変換テーブルについての詳細例を図6に示す。90°
変換の元データより、8×8ビットのマスクパターンで
取り出したデータに対し、4分割した最小領域(4×4
ビット)が領域501である。この最小領域501を、
その近傍に示す矢印の方向で読み取ると、ビット列50
3になる。このビット列をテーブル504に上から右方
向に順次セットする。すべてのビット列(4×4=16
ビット)がセットされたテーブル504を下から右方向
へ読み取ると、元データの最小領域を90°回転させた
最小領域へセットする16進コードが得られる。この1
6進コードをテーブル502の近傍に示す矢印の方向に
ビット列をセットすると90°回転させた最小領域が得
られる。テーブル504で得られた90°回転後の16
進コードは、他領域との演算(データ410,413)
を効率よく行うことを考慮して、各16進コード(4ビ
ット分)を1回ずつ繰り返し、データ505のように出
力する。
【0020】このようにして、元データの最小領域(4
×4ビット)501を90°変換させた最小領域の値と
してデータ505を算出する。この算出は一定の演算で
あるため、元データの最小領域の全組み合わせ分を演算
すると、符号405で示す90°変換テーブルを事前に
作成することができる。
【0021】以上の説明においては、例として、8×8
ビットのイメージデータを元データとして使用するもの
としたが、これに限られることなく、A4サイズやB5
サイズなどの頁単位のイメージデータでも高速回転処理
の効果が得られることは明らかである。
【0022】従来方法の1ビットずつの座標変換方法
と、本発明の実施例によるイメージデータ回転方法を複
数のイメージサイズのデータにより、性能比較を実施し
た測定結果を図8に示す。図8によると、90°回転で
約5〜6倍、180°回転で約40倍〜70倍の回転処
理高速化が得られている。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
180°回転では1単位ビットとして8ビットずつ一括
した変換を行うことにより、高速回転が実現し、90
°,270°回転では1単位イメージとして8×8ビッ
トのマスクテーブル単位で、一括した変換を行うことに
より、高速回転が実現する。
【0024】各々の高速回転が実現すると、イメージサ
イズ増大による処理時間を短縮されることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のフローチャートである。
【図2】図1の実施例で180°回転の場合のイメージ
データ図である。
【図3】図1の実施例で90°回転の場合のイメージデ
ータ図である。
【図4】図3で示した90°回転方法を詳細に示すブロ
ック図である。
【図5】図3で示した90°回転方法を詳細に示すブロ
ック図である。
【図6】図4,図5で示した90°変換テーブルの作成
過程を示すブロック図である。
【図7】従来例によるイメージデータ回転方法を示すフ
ローチャートである。
【図8】従来例と本発明の実施例の性能比較データを示
す図である。
【符号の説明】
102 回転角度判定ステップ 103 単位イメージ抽出マスクテーブル取得ステッ
プ 104 16進コード化による検索による90°テー
ブル変換ステップ 105 検索結果を領域別にAND,F0F0F0F
0でORするステップ 106 90°,270°回転データ取得ステップ 106 回転角判定ステップ 109 90°回転データセットステップ 110 270°回転データセットステップ 111 1単位バイト抽出ステップ 112 16進コード化検索による180°テーブル
変換ステップ 113 180°回転データ取得ステップ 114 180°回転データセットステップ 115 全単位終了判定ステップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラスター展開されたイメージデータの回
    転処理において、元データを複数個の元単位データに分
    割する分割ステップと、あらかじめ用意してある変換テ
    ーブルにより、前記元単位データを検索し、回転後の元
    単位データを出力する検索ステップと、前記元単位デー
    タに対し別に定められた一定の演算を施す演算ステップ
    とを含み、前記分割されたすべての元単位データにつき
    前記検索ステップと演算ステップとを繰り返し施すこと
    により回転イメージデータとして出力することを特徴と
    するイメージデータ回転方法。
  2. 【請求項2】 前記分割ステップが元データを1単位バ
    イトごとに分割し、前記検索ステップにおける変換テー
    ブルが90°または270°回転の場合の変換テーブル
    と、180°回転の場合の変換テーブルであり、前記演
    算ステップにおいては90°または270°回転の場合
    に演算処理を行い、180°回転の場合は、前記検索ス
    テップの出力結果を用いることを特徴とする請求項1記
    載のイメージデータ回転方法。
  3. 【請求項3】 前記分割ステップに先立ち、イメージデ
    ータ回転角度を判別する判別ステップを含み、その判別
    結果をもとにイメージ回転処理を行うことを特徴とする
    請求項2記載のイメージデータ回転方法。
JP7007087A 1995-01-20 1995-01-20 イメージデータ回転方法 Pending JPH08194815A (ja)

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JP7007087A JPH08194815A (ja) 1995-01-20 1995-01-20 イメージデータ回転方法

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JP7007087A Pending JPH08194815A (ja) 1995-01-20 1995-01-20 イメージデータ回転方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007214802A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、コンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPS62226380A (ja) * 1986-03-28 1987-10-05 Nec Corp イメ−ジ回転回路
JPH06176141A (ja) * 1992-12-03 1994-06-24 Fujitsu Ltd データ出力装置及びデータ出力装置のデータ回転方法
JPH06251140A (ja) * 1993-02-23 1994-09-09 Oki Electric Ind Co Ltd イメージデータの回転方法

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980728