JPH08194661A - データ転送装置 - Google Patents

データ転送装置

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JPH08194661A
JPH08194661A JP2110895A JP2110895A JPH08194661A JP H08194661 A JPH08194661 A JP H08194661A JP 2110895 A JP2110895 A JP 2110895A JP 2110895 A JP2110895 A JP 2110895A JP H08194661 A JPH08194661 A JP H08194661A
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JP
Japan
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data
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bits
transfer
signal
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JP2110895A
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English (en)
Inventor
Takahiro Ichikawa
高廣 市川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同じデータ幅のデバイス間のデータ転送の時
間内にデータ幅の異なるデバイス間においてもデータ転
送を行うことができる。 【構成】 16ビットのデータ幅を有するバッファメモ
リ7からは、上位8ビットのデータと下位8ビットのデ
ータとに分けられ出力され、上位8ビットのデータは、
トライステートバッファ22へ供給され、下位8ビット
のデータは、トライステートバッファ24へ供給され
る。MSBイネーブルがトライステートバッファ22の
制御端子に供給され、また、LSBイネーブルがトライ
ステートバッファ24の制御端子に供給され、それぞれ
のデータがビデオデコード回路8へ供給される。ビデオ
デコード回路8では、I/Oライトクロックに基づい
て、データがデコードされた後、出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばDVD(ディ
ジタルビデオディスク)等のディスクに記録されたディ
ジタルデータを再生する場合に、データバス幅の異なる
デバイス間において、ビット数変換することで容易にデ
ィジタルデータを転送することができるデータ転送装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一例として、16ビット(2バイト)の
データ幅を持つメモリと8ビット(1バイト)のデータ
幅を持つI/Oデバイスを図8に示す。71で示すメモ
リは、例えば圧縮されたディジタルデータが記憶されて
おり、そのディジタルデータは、1ワードが16ビット
からなるものとする。このとき、メモリ71から出力さ
れるディジタルデータは、I/Oデバイス76へ転送さ
れるが、I/Oデバイスのデータ幅が8ビットのため、
メモリ71から読み出された状態でディジタルデータを
転送することができない。そのため、メモリ71から読
み出される16ビットのデータ幅が上位8ビットのデー
タ幅と下位8ビットのデータ幅に分割され、I/Oデバ
イス76へ順次転送される。
【0003】メモリ71から読み出された上位8ビット
は、トライステートバッファ73へ供給される。入力端
子72を介してLSBイネーブルがトライステートバッ
ファ73の制御端子に供給され、供給されたLSBイネ
ーブルに基づいて上位8ビットがI/Oデバイス76に
転送される。同様にメモリ71から読み出された下位8
ビットは、トライステートバッファ75へ供給される。
入力端子74を介してMSBイネーブルがトライステー
トバッファ75の制御端子に供給され、供給されたMS
Bイネーブルに基づいて下位8ビットがI/Oデバイス
76に転送される。
【0004】また、メモリ71から読み出されたディジ
タルデータは、CPU77へ供給され、CPU77にお
いて、上位8ビットのデータと下位8ビットのデータの
どちらをI/Oデバイスに転送するかが判断される。す
なわち、CPU77によって、メモリ71とI/Oデバ
イス76は、制御される。このようにCPU77のリー
ドライトによる手法を用いることにより、メモリ71か
ら読み出したデータがI/Oデバイス76へ転送され
る。
【0005】また、16ビットのデータ幅を持つメモリ
71から直接、8ビットのデータ幅のI/Oデバイス7
6にデータを転送する他の例を図9に示す。上述のよう
にメモリ71に16ビットからなる圧縮されたディジタ
ルデータが記憶され、そのディジタルデータは読み出さ
れた後、I/Oデバイス76へ転送される。このとき、
データ幅が8ビットのI/Oデバイス76は、メモリ7
1から直接データを受け取ることができないため、メモ
リ71とI/Oデバイス76の間にビット変換回路78
を設置する。このビット変換回路78は、メモリ71か
ら出力される16ビットのデータを上位8ビットと下位
8ビットの2つに分割し、I/Oデバイス76へ供給す
る。また、この制御は、DMAコントローラ79によっ
てなされる。
【0006】ここで、メモリ71のアドレスマップの一
例を図10に示す。この図10に示す斜線の部分は、I
/Oデバイス76に必要なデータであり、アドレスのA
0ビットが `1' のとき上位8ビットを示し、アドレス
A0が `0' のとき下位8ビットを示す。図10Aに示
すように、必要なデータは、1バイト(8ビット)単位
で転送される。また、1ワード(16ビット)単位で必
要なデータを転送するため、図10Bに示すようにメモ
リ71の別のアドレスに一度必要なデータを転送し、並
び換えた後、1ワード単位で転送する手法がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、16ビットのデータを上位8ビットのデータと
下位8ビットのデータとに分割し転送するデータ転送の
手法では、かなり転送時間がかかるという問題があっ
た。
【0008】従って、この発明の目的は、異なるデータ
幅を有するデバイス間においても、データの転送時間を
短縮することができるデータ転送装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、ディスクか
ら再生され処理が施された再生データを蓄えるメモリ手
段と、メモリ手段とは異なるデータ幅を有するデコーダ
との間でデータ転送を行うデータ転送手段と、データ転
送手段では、メモリ手段とデコーダとの間にデータ幅変
換を有するデータ幅変換手段と、データ転送手段の転送
サイクルを計数するカウンタ手段と、必要のないデータ
をデコーダに転送しない制御手段とからなることを特徴
とするデータ転送装置である。
【0010】
【作用】16ビットのデータ幅を有するメモリと、8ビ
ットのデータ幅を有するI/Oデバイスとの間を1ワー
ド(16ビット)の時間内に1バイト(8ビット)毎に
1ワード分の全データを転送するデータ転送の手法を用
いることにより転送時間を短縮できる。また、転送時に
必要なデータのみを転送することができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明にかかるデータ転送装置につ
いて図面を参照して説明する。図1は、ディスク再生装
置の一実施例のブロック図を示す。1で示す光ディスク
は、予めピットの有無によりディジタルデータが記録さ
れたディスク状媒体であり、さらにピット形成位置と対
応するグルーブをウォブリングして形成し、このグルー
ブに基づいてトラッキングエラー信号を生成するように
なされている。また、ウォブリングがFM変調され、こ
れを復調することによって、光ディスク1の位置情報が
検出されるようになされている。
【0012】DMAコントローラ等から構成されるシス
テムコントーラ12は、この位置情報を基準にして光デ
ィスク1に対応するアクセスを制御する。ピックアップ
2とRF信号処理部4から再生RF信号を生成し、再生
RF信号の信号レベルが検出される。この信号レベルの
検出結果は、ディジタル信号としてシステムコントーラ
12へ供給される。このように、光ディスク1の位置情
報が検出され、サーボ回路6によって図示しないスピン
ドルモータを回転制御することにより、光ディスク1は
所定の線速度一定(CLV)で駆動する。また、外部の
ホストコンピュータとの間でデータの授受を行うために
設けられたユーザインターフェース回路13は、システ
ムコントーラ12に結合されている。このユーザインタ
ーフェース回路13の動作は、システムコントーラ12
によって制御される。
【0013】光ディスク1へ光ビームを照射して得られ
る反射光をピックアップ2の受光素子(例えば4分割デ
ィテクタ)で受光し、ピックアップ2の出力信号がRF
回路3へ供給される。このRF回路3からの再生RF信
号が信号処理部4へ供給される。信号処理部4は、4分
割ディテクタの各ディテクタから供給された信号を加減
算処理し、RF信号と共にフォーカスエラー信号および
トラッキングエラー信号等が生成される。この信号処理
部4では、EFM(Eight to Fourteen Modulation)等
の処理が施された後、再生ディジタル信号がECC(エ
ラー訂正)回路5へ供給され、また、信号処理部4から
フォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号が
ECC回路5およびサーボ回路6へ供給される。
【0014】ECC回路5では、供給されたエラー信号
からエラー訂正信号の復号化処理等が行われ、処理され
たデータはバッファメモリ7へ供給される。また、サー
ボ回路6では、供給されたフォーカスエラー信号および
トラッキングエラー信号を使用して、ピックアップ2の
トラッキング制御およびフォーカス制御のための制御信
号が発生する。これによりトラッキング制御およびフォ
ーカス制御が行われ、再生時、確実にデータを再生し得
るようになされている。
【0015】光ディスク1から読み出されたデータは、
一旦バッファメモリ7へ蓄えられ、所定のタイミングで
ビデオデコード回路8およびオーディオデコード回路9
へ転送される。バッファメモリ7に蓄えられたデータ中
の圧縮画像データがビデオデコード回路8へ供給され、
ビデオデコード回路8では、圧縮された画像データを復
号し、再生画像データがD/A変換器10へ供給され、
アナログ画像データが出力端子11から取り出される。
同様にバッファメモリ7に蓄えられたデータ中の圧縮音
声データがオーディオデコード回路9へ供給され、オー
ディオデコード回路9では、圧縮音声データが復号さ
れ、オーディオデータとして取り出される。バッファメ
モリ7は、データ転送装置におけるデータレートと、ビ
デオデコード回路8およびオーディオデコード回路9と
の間のデータレートの差を吸収するために設けられてい
る。
【0016】ここで、バッファメモリ7が16ビットの
データ幅を有し、ビデオデコード回路8が8ビットのデ
ータ幅を有するときのデータ転送の一実施例を図2に示
す。バッファメモリ7からは、上位8ビットのデータと
下位8ビットのデータとが出力され、上位8ビットのデ
ータはトライステートバッファ22へ供給され、下位8
ビットのデータはトライステートバッファ24へ供給さ
れる。このトライステートバッファ22の制御端子に
は、MSBイネーブルが入力端子21から供給され、こ
のMSBイネーブルに応じて供給された上位8ビットの
データがビデオデコード回路8へ転送される。同様に、
トライステートバッファ24の制御端子には、LSBイ
ネーブルが入力端子23から供給され、このLSBイネ
ーブルに応じて供給された下位8ビットのデータがビデ
オデコード回路8へ転送される。
【0017】また、入力端子25から供給されるI/O
ライトクロックは、ビデオデコード回路8へ供給され、
ビデオデコード回路8では、このI/Oライトクロック
に基づいて画像データを取り込むか否かが判断されてい
る。上述したようにビデオデコード回路8において、画
像データの復号化処理がなされた信号は、出力端子26
を介してD/A変換器10へ供給される。すなわち、こ
の一例では、入力端子25から供給されるI/Oライト
クロックにより、必要でないデータを取り除くようにし
ている。
【0018】このI/Oライトクロックを生成する一例
のブロック図を図3に示す。先ず、DMAコントローラ
がビデオデコード回路8等の受手側のデバイスの空き容
量の有無を判断して、バッファメモリ7から所定のワー
ド数を転送する。そして、転送数レジスタ32には、ワ
ード数がレジスタ値として設定され、データ転送開始
後、サイクル数が転送数カウンタ31で計数される。こ
の転送数カウンタ31から出力されるカウンタ値は、一
致検出回路37およびオールゼロ検出回路38へ供給さ
れ、転送数レジスタ32から出力されるレジスタ値は、
一致検出回路37へ供給される。一致検出回路37で
は、供給されたカウンタ値とレジスタ値が一致するか否
かが検出され、一致すると検出された場合、そのときの
LSBのデータを取り除くように出力信号がNANDゲ
ート39へ供給される。
【0019】また、一致検出回路37のイネーブル端子
には、入力端子33を介してLSBレジスタ信号が供給
されている。NANDゲート39の一方の入力端子に
は、一致検出回路37の出力信号が供給され、入力端子
34を介してLSBイネーブルがNANDゲート39の
他方の入力端子に供給される。このNANDゲート39
からLSBのデータを取り除くか否かの信号がORゲー
ト41の一方の入力端子に供給される。オールゼロ検出
回路38は、転送数カウンタ31からカウンタ値が供給
され、カウンタ値がオールゼロの場合、MSBを取り除
くように出力信号がNANDゲート40へ供給される。
【0020】また、オールゼロ検出回路38のイネーブ
ル端子には、MSBレジスタ信号が入力端子35を介し
て供給されている。NANDゲート40の一方の入力端
子には、オールゼロ検出回路38の出力信号が供給さ
れ、入力端子36を介してMSBイネーブルがNAND
ゲート40の他方の入力端子に供給される。このNAN
Dゲート40からMSBのデータを取り除くか否かの信
号がORゲート41の他方の入力端子に供給される。す
なわち、ORゲート41の一方の入力端子には、LSB
を取り除くか否かの信号が一致検出回路37から供給さ
れ、ORゲート41の他方の入力端子には、MSBを取
り除くか否かの信号がオールゼロ検出回路38から供給
され、合成された信号がI/Oライトクロックとして図
2に示すように、出力端子25を介してビデオデコード
回路8へ供給される。
【0021】この図2および図3に示すブロック図のタ
イミングチャートを図4に示す。この例では、データ転
送数を4として、転送後の第1転送サイクル目のMSB
と第4転送サイクル目(最終)のLSBを転送しないも
のとする。このデータ転送数が4のとき、転送数レジス
タ32には、データ転送数から1を減算した値(3)が
レジスタ値としてセットされる。先ず、アクノリッジA
CKがLowレベルとなり、データ転送が開始され、ア
ドレスがメモリアドレスA1を出力し、リードパルスと
なるメモリリードMRDがLowレベルとなるとき、バ
ッファメモリ7からMSBデータおよびLSBデータが
読み出される。その後、I/Oデバイスへのライトパル
スとなるI/OライトがLowレベルとなり、バッファ
メモリ7から読み出されたデータがI/Oデバイスへ書
き込まれる。
【0022】この実施例では、トライステートバッファ
22および24へMSBイネーブルおよびLSBイネー
ブルを出力することにより、ビデオデコード回路8へ1
バイト(8ビット)のデータが出力される。すなわち、
I/Oライトが一回Lowレベルとなる間にMSBイネ
ーブルとLSBイネーブルとが一回づつLowレベルと
なり、トライステートバッファ22および24から1バ
イトのデータがビデオデコード回路8へそれぞれ供給さ
れる。このMSBイネーブルとLSBイネーブルから生
成されたクロックに基づいてI/Oデータは読み出され
る。このときカウンタ値は、バッファメモリ7から読み
出されたデータをカウントし、そのカウンタ値がレジス
タ値と等しくなるまで、データは読み出される。その読
み出されたデータは、I/OライトクロックがLowレ
ベルとなるときのデータがI/Oデバイスに書き込まれ
る。
【0023】このように、バッファメモリ7からデータ
が読み出された後、I/Oデバイスに書き込まれる。上
述したようにこの例では、レジスタ値を3とするため、
カウンタ値が0のときのMSBと、カウンタ値が3のと
きのLSBとがI/Oデバイスに書き込まれないように
I/Oライトクロックが生成される。
【0024】次に、一致検出出回路37を複数個使用し
たI/Oライトクロックの生成の一例を図5に示す。こ
の例は、64ビットから構成される1ワードをその1サ
イクル内に1バイト(8ビット)毎にデータ転送を行う
ものである。先ず、DMAコントローラがビデオデコー
ド回路8の空き容量の有無を判断して、バッファメモリ
7から所定のバイト数を転送する。そして、転送数レジ
スタ52a〜52fには、ワード数がレジスタ値として
設定され、データ転送開始後、転送サイクル数が転送数
カウンタ51で計数される。この転送数カウンタ51か
ら出力されるカウンタ値は、一致検出回路53a〜53
fへ供給される。転送数レジスタ52aから出力される
レジスタ値は、一致検出回路53aへ供給され、一致検
出回路53aでは、供給されたカウンタ値とレジスタ値
が一致するか否かが検出され、一致すると検出された場
合、そのときのLSBのデータを取り除くように出力信
号がNANDゲート55へ供給される。
【0025】また、一致検出回路53aのイネーブル端
子には、入力端子54aを介してLSBレジスタ信号が
供給されている。このLSBレジスタ信号に対応して一
致検出回路53aから信号が出力される。同様に、転送
数レジスタ52bから一致検出回路53bにレジスタ値
が供給され、入力端子54bを介して供給されるLSB
レジスタ信号に対応して一致検出回路53bからNAN
Dゲート55へ信号が供給される。さらに、転送数レジ
スタ52cから一致検出回路53cにレジスタ値が供給
され、入力端子54cを介して供給されるLSBレジス
タ信号に対応して一致検出回路53cからNANDゲー
ト55へ信号が供給される。
【0026】NANDゲート55では、入力端子56か
ら供給されるLSBイネーブルに対応して一致検出回路
53a、53b、53cから供給された信号が合成さ
れ、ORゲート59の一方の入力端子へ出力される。こ
のNANDゲート55からORゲート59へ供給される
信号は、LSBのデータを取り除くか否かの信号であ
る。また、MSBのデータを取り除くか否かの信号は、
一致検出回路53d、53e、53fから供給される信
号が入力端子58から供給されるMSBイネーブルに基
づいてNANDゲート57からORゲート59の他方の
入力端子へ供給される。このORゲート59から合成さ
れた信号がI/Oライトクロックとして出力端子60を
介してビデオデコード回路8へ供給される。
【0027】ここで、これまでは16ビットを1ワード
とした例を示したが、32ビットを1ワードとするデー
タ転送の一例の説明をする。図6に示すように32ビッ
トを4つの1バイト(8ビット)のデータとして取り扱
うため、アドレスの下位2ビットで各1バイトのデータ
を示す。ここでは、アドレス(A0,A1)が `11'の
ときMSBを示し、アドレス(A0,A1)が `10' の
とき2NDBを示し、アドレス(A0,A1)が `01'
のとき3RDBを示し、アドレス(A0,A1)が `0
0' のときLSBを示している。この図6は上述したメ
モリ内のアドレスと同様に斜線で示す部分は転送される
データを示し、*で示す部分は転送されないデータを示
す。
【0028】この図6に示したメモリ内のデータを転送
するときの一例を図7のタイミングチャートに示す。1
ワード分のアドレスが出力されている期間を示し、その
期間にリードパルスとなるメモリリードがLowレベル
となる。メモリリードがLowレベルとなるとI/Oデ
バイスへのライトパルスとなるI/OライトがLowレ
ベルとなり、バッファメモリ7から読み出されたデータ
がI/Oデバイスへ書き込まれる。このときMSBイネ
ーブル、2NDBイネーブル、3RDBイネーブル、L
SBイネーブルの順番でI/Oデバイスへ書き込まれる
制御信号が出力され、I/Oライトクロックが生成され
る。ここで、図6に示したアドレスaのデータを書き込
むときのI/OライトクロックをI/Oライトクロック
aに示し、アドレスbのデータを書き込むときのI/O
ライトクロックをI/Oライトクロックbに示す。
【0029】このように、1サイクル中にI/Oライト
クロックを発生させるための論理回路を追加、変更する
ことにより、1ワードが64ビットからなるデータ幅を
有するメモリから8ビットのデータ幅を有するデバイス
へデータ転送を行うことも可能となる。すなわち、転送
数カウンタ、転送数レジスタ、LSBレジスタ信号、M
SBレジスタ信号等の設定を変更することで異なるデー
タ幅を有するデバイス間を接続することが可能である。
【0030】また、この実施例では、最初のデータと最
後のデータとを取り除くようになされているが、最初の
データのみを取り除く場合、最後のデータのみを取り除
く場合さらには全てのデータを転送する場合などを行う
ことも可能である。
【0031】
【発明の効果】この発明に依れば、従来のバイト転送を
ワード転送とすることができるため、データの転送速度
が上がる。
【0032】また、この発明に依れば、一度のワード転
送において、第1転送サイクルの任意のバイトと最後の
転送サイクルの任意のバイトを転送しないことができ
る。
【0033】さらに、この発明に依れば、一度のワード
転送において、転送されるデータのうち複数個の任意の
アドレスのデータをバイト単位で取り除くことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るディスク再生装置の一例を示す
ブロック図である。
【図2】この発明のデータ転送装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図3】この発明に係るI/Oライトクロックを生成す
る一例を示すブロック図である。
【図4】この発明のデータ転送装置の一例を示すタイミ
ングチャートである。
【図5】この発明に係るI/Oライトクロックを生成す
る他の例を示すブロック図である。
【図6】この発明に係るデータ転送装置の他の例を示す
略線図である。
【図7】この発明に係るデータ転送装置の他の例のタイ
ミングチャートである。
【図8】従来のデータ転送の一例を示すブロック図であ
る。
【図9】従来のデータ転送の他の例を示すブロック図で
ある。
【図10】メモリアドレスに記憶されているデータの一
例を示す略線図である。
【符号の説明】
7 バッファメモリ 8 ビデオデコード回路 22、24 トライステートバッファ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】このI/Oライトクロックを生成する一例
のブロック図を図3に示す。先ず、DMAコントローラ
がビデオデコード回路8等の受手側のデバイスの空き容
量の有無を判断して、バッファメモリ7から所定のワー
ド数を転送する。そして、転送数レジスタ32には、ワ
ード数がレジスタ値として設定され、データ転送開始
後、サイクル数が転送数カウンタ31で計数される。こ
の転送数カウンタ31から出力されるカウンタ値は、一
致検出回路37およびオールゼロ検出回路38へ供給さ
れ、転送数レジスタ32から出力されるレジスタ値は、
一致検出回路37へ供給される。一致検出回路37で
は、供給されたカウンタ値とレジスタ値が一致するか否
かが検出され、一致すると検出された場合、そのときの
LSBのデータを取り除くように出力信号がANDゲー
ト39へ供給される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】また、一致検出回路37のイネーブル端子
には、入力端子33を介してLSBレジスタ信号が供給
されている。ANDゲート39の一方の入力端子には、
一致検出回路37の出力信号が供給され、入力端子34
を介してLSBイネーブルがANDゲート39の他方の
入力端子に供給される。このANDゲート39からLS
Bのデータを取り除くか否かの信号がNORゲート41
の一方の入力端子に供給される。オールゼロ検出回路3
8は、転送数カウンタ31からカウンタ値が供給され、
カウンタ値がオールゼロの場合、MSBを取り除くよう
に出力信号がANDゲート40へ供給される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】また、オールゼロ検出回路38のイネーブ
ル端子には、MSBレジスタ信号が入力端子35を介し
て供給されている。ANDゲート40の一方の入力端子
には、オールゼロ検出回路38の出力信号が供給され、
入力端子36を介してMSBイネーブルがANDゲート
40の他方の入力端子に供給される。このANDゲート
40からMSBのデータを取り除くか否かの信号がNO
ゲート41の他方の入力端子に供給される。すなわ
ち、NORゲート41の一方の入力端子には、LSBを
取り除くか否かの信号が一致検出回路37から供給さ
れ、NORゲート41の他方の入力端子には、MSBを
取り除くか否かの信号がオールゼロ検出回路38から供
給され、合成された信号がI/Oライトクロックとして
図2に示すように、出力端子25を介してビデオデコー
ド回路8へ供給される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】次に、一致検出出回路37を複数個使用し
たI/Oライトクロックの生成の一例を図5に示す。こ
の例は、64ビットから構成される1ワードをその1サ
イクル内に1バイト(8ビット)毎にデータ転送を行う
ものである。先ず、DMAコントローラがビデオデコー
ド回路8の空き容量の有無を判断して、バッファメモリ
7から所定のバイト数を転送する。そして、転送数レジ
スタ52a〜52fには、ワード数がレジスタ値として
設定され、データ転送開始後、転送サイクル数が転送数
カウンタ51で計数される。この転送数カウンタ51か
ら出力されるカウンタ値は、一致検出回路53a〜53
fへ供給される。転送数レジスタ52aから出力される
レジスタ値は、一致検出回路53aへ供給され、一致検
出回路53aでは、供給されたカウンタ値とレジスタ値
が一致するか否かが検出され、一致すると検出された場
合、そのときのLSBのデータを取り除くように出力信
号がANDゲート55へ供給される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】また、一致検出回路53aのイネーブル端
子には、入力端子54aを介してLSBレジスタ信号が
供給されている。このLSBレジスタ信号に対応して一
致検出回路53aから信号が出力される。同様に、転送
数レジスタ52bから一致検出回路53bにレジスタ値
が供給され、入力端子54bを介して供給されるLSB
レジスタ信号に対応して一致検出回路53bからAND
ゲート55へ信号が供給される。さらに、転送数レジス
タ52cから一致検出回路53cにレジスタ値が供給さ
れ、入力端子54cを介して供給されるLSBレジスタ
信号に対応して一致検出回路53cからANDゲート5
5へ信号が供給される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】ANDゲート55では、入力端子56から
供給されるLSBイネーブルに対応して一致検出回路5
3a、53b、53cから供給された信号が合成され、
NORゲート59の一方の入力端子へ出力される。この
ANDゲート55からNORゲート59へ供給される信
号は、LSBのデータを取り除くか否かの信号である。
また、MSBのデータを取り除くか否かの信号は、一致
検出回路53d、53e、53fから供給される信号が
入力端子58から供給されるMSBイネーブルに基づい
ANDゲート57からNORゲート59の他方の入力
端子へ供給される。このNORゲート59から合成され
た信号がI/Oライトクロックとして出力端子60を介
してビデオデコード回路8へ供給される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】ここで、これまでは16ビットを1ワード
とした例を示したが、32ビットを1ワードとするデー
タ転送の一例の説明をする。図6に示すように32ビッ
トを4つの1バイト(8ビット)のデータとして取り扱
うため、アドレスの下位2ビットで各1バイトのデータ
を示す。ここでは、アドレス(A,A)が‘11’
のときMSBを示し、アドレス(A,A)が‘1
0’のとき2NDBを示し、アドレス(A,A)が
‘01’のとき3RDBを示し、アドレス(A,A
)が‘00’のときLSBを示している。この図6は
上述したメモリ内のアドレスと同様に斜線で示す部分は
転送されるデータを示し、*で示す部分は転送されない
データを示す。
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクから再生され処理が施された再
    生データを蓄えるメモリ手段と、 上記メモリ手段とは異なるデータ幅を有するデコーダと
    の間でデータ転送を行うデータ転送手段とを備え、 上記データ転送手段は、上記メモリ手段と上記デコーダ
    との間にデータ幅変換を有するデータ幅変換手段と、 上記データ転送手段の転送サイクルを計数するカウンタ
    手段と、 必要のないデータを上記デコーダに転送しない制御手段
    とからなることを特徴とするデータ転送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ転送装置におい
    て、 16ビットからなる1ワードのデータ幅を有する上記メ
    モリ手段と、 8ビットからなる1ワードのデータ幅を有する上記デコ
    ーダとからなり、 上記転送サイクルは、データ幅の大きい上記メモリ手段
    に合わせることを特徴とするデータ転送装置。
JP2110895A 1995-01-13 1995-01-13 データ転送装置 Pending JPH08194661A (ja)

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JP2110895A JPH08194661A (ja) 1995-01-13 1995-01-13 データ転送装置

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JP (1) JPH08194661A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6209393B1 (en) 1996-10-29 2001-04-03 Mitsui Chemicals Inc. Vibration gyroscope
JP2005352985A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Sony Corp 記憶装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6209393B1 (en) 1996-10-29 2001-04-03 Mitsui Chemicals Inc. Vibration gyroscope
JP2005352985A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Sony Corp 記憶装置

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