JPH08194424A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08194424A
JPH08194424A JP7005271A JP527195A JPH08194424A JP H08194424 A JPH08194424 A JP H08194424A JP 7005271 A JP7005271 A JP 7005271A JP 527195 A JP527195 A JP 527195A JP H08194424 A JPH08194424 A JP H08194424A
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JP
Japan
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recording medium
unit
image
image forming
forming apparatus
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Application number
JP7005271A
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English (en)
Inventor
Akira Nakatani
亮 中谷
Hideki Suzuki
英樹 鈴木
Masaharu Tsukada
雅晴 塚田
Hideto Iwama
秀人 岩間
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】両面の画像形成装置において、第2面の画像を
も良好に形成する。 【構成】記録媒体の第1面に、感光ドラム112、転写
ローラ114等を介してトナー画像を転写し、定着器1
16で加熱加圧して定着する。その後、反転ローラ12
7、再給紙ローラ123等によって、定着後の記録媒体
を反転、再給紙し、感光ドラム112等によって第2面
に画像形成を行う。記録媒体は、第1面のトナー画像定
着時の加熱によって、水成分が蒸発されるため、抵抗値
が高くなる。そこで、第1面のトナー画像の定着後、記
録媒体の抵抗値を体積抵抗センサによって検出し、その
結果に基づいて、第2面の画像形成時のプロセススピー
ドを遅くして、良好な画像を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、レーザビーム
プリンタ等の電子写真方式の画像形成装置のうち、記録
媒体の両面に画像形成を行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に、記録媒体の両面に画像形成(以
下適宜「印字」という)を行う画像形成装置の例とし
て、レーザビームプリンタの概略構成を示す。また、こ
の画像形成装置の、電気回路のブロック図を図8に、転
写器の構成を図9に示す。なお、これらの図中の符号の
うちには、後述の実施例の中で説明するものも含まれて
いる。
【0003】図7において、100はコントローラ部
で、図示しないホストコンピュータから入力されたコー
ドデータである電気信号をビデオコントローラ部103
でドットイメージに展開し、ビデオコントローラ内部の
メモリに格納した後、エンジン部102にビデオ信号と
して返送する。エンジン部102の各要素は、エンジン
コントローラ105により制御され、コントローラ部1
00とのビデオ信号のやりとりもエンジンコントローラ
105を介して行われる。エンジンコントローラ105
のビデオインタフェース部(図示しない)に入力された
ビデオ信号は、レーザドライバ106に送出され、ここ
で半導体レーザ107のON/OFFが制御される。こ
の半導体レーザ107から出射されたレーザ光110は
ポリゴンミラー108により偏向されて感光ドラム11
2の長手方向の走査光となり、ミラー109を介して感
光ドラム112上に投影される。感光ドラム112は、
矢印方向に回転し、一次帯電器111により一次帯電さ
れた後、レーザ光のON/OFFに応じた露光を受け、
その表面に静電潜像が形成される。そして、現像器11
3により着色荷電粒子(以下「トナー」という)が付与
され、顕像(トナー画像)が得られた後、転写帯電器1
14により、給紙カセット120から給紙ローラ121
によって一枚ずつ取り出された記録媒体にトナー画像が
移しとられる。転写残りトナーは、感光ドラム112の
表面からクリーニング器115によって払い拭われ、感
光ドラム112は次の画像形成装置工程に備える。
【0004】一方、未定着トナー画像が載った記録媒体
は、定着器116に挿通され、永久定着像が得られた
後、最終プリントとして、図中矢印方向に従って機外に
排出される。なお、図中の矢印は、給紙カセット120
から取り出されて搬送される記録媒体の給送軌跡を示
す。定着器116は、中空の定着ローラ117にヒータ
(定着ヒータ)119を有しており、ヒータ119に通
電することで定着ローラ117が加熱され、定着ローラ
117の表面温度を検知する温度センサの出力がエンジ
ンコントローラに入力され、フューザ制御回路によりヒ
ータ119がON/OFFされて、所定の表面温度が維
持される。加圧ローラ118は付勢手段(図示しない)
により定着ローラ117に押圧されており、記録媒体上
の未定着トナーは定着ローラ117と加圧ローラ118
とのなすニップ内で記録媒体とともに加熱、加圧され永
久定着される。
【0005】上述のようにして第1面にトナー画像が永
久定着された記録媒体は、通常、そのまま排紙される
が、第2面にも印字がなされる場合には、フラッパ12
6がフラッパソレノイド26(図8参照)により切り替
えられることにより、反転搬送路に導かれ、正・逆転ロ
ーラ127により再給紙搬送路に導かれる。再給紙路に
導かれた記録媒体は、搬送ローラ125によって搬送さ
れ、再給紙ローラ123により感光ドラム1に再給紙さ
れ、前述の第1面と同様にして、第2面の印字が行われ
た後、排紙される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子写
真方式の画像形成装置において、記録媒体の両面に印字
を行うと、以下のような不具合が生じることがあった。 (1)トナー画像定着後は記録媒体中の水成分が蒸発し
て減少し、記録媒体の抵抗値が高くなるため、裏面(第
2面)印字時には表面(第1面)印字時に比べ高い転写
電圧が必要となって高圧回路等のコストが高くなる。 (2)トナー画像定着による録媒体中の水成分の蒸発量
は、記録媒体の種類によって異なる。このため、定着後
の抵抗の変化の程度も記録媒体の種類によって異なる。
したがって、裏面(第2面)印字には、プロセス速度、
転写電圧等のプロセス条件が記録媒体の種類によって変
化してまい、全て記録媒体に、最適なプロセス条件を与
えることは困難である。 (3)記録媒体の重送が発生した場合、両面印字できな
くなる。しかし、重送が発生しているかどうかを両面ユ
ニット内で検知して重送の場合は速やかに処理するとい
うことができなかった。 (4)給送系統が複雑になるため、ジャムが発生する頻
度が高くなる。しかし、ジャムが両面ユニット内で発生
してるかどうかを検知し、両面ユニット内のジャムかど
うかに応じて速やかに処理することはできなかった。
【0007】そこで本発明は、第2面における、トナー
画像の形成および記録媒体の搬送を良好に行うようにし
た画像形成装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、画像形成部によって記録媒
体上に形成した未定着トナー画像を、加熱を伴う定着手
段によって記録媒体上に定着する画像形成装置におい
て、トナー画像定着後の記録媒体に対して次の画像形成
を行うべく再度、前記画像形成部に供給する再搬送手段
と、該再搬送手段を介して前記画像形成部に再供給され
た記録媒体に対する次の画像形成時のプロセススピード
を、前回の画像形成時のプロセススピードよりも遅く設
定する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0009】この場合、記録媒体の搬送方向についての
前記定着手段の下流側に、トナー画像定着後の記録媒体
の抵抗を、該記録媒体に対する次の画像形成に先立って
検出する抵抗検出手段を有し、前記制御装置は、前記抵
抗検出手段の出力に基づいて、次の画像形成時のプロセ
ススピードを前回の画像形成時のプロセススピードより
も遅く設定するようにしてもよい。
【0010】また、画像形成部によって記録媒体上に形
成した未定着トナー画像を、加熱を伴う定着手段によっ
て記録媒体上に定着する画像形成装置において、前記画
像形成部を構成する像担持体上に形成されたトナー画像
を、転写電圧の印加によって記録媒体上に転写する転写
手段と、記録媒体の搬送方向についての前記定着手段の
下流側に配設され、トナー画像定着後の記録媒体の抵抗
を、該記録媒体に対する次の画像形成に先立って検出す
る抵抗検出手段と、トナー画像定着後の記録媒体に対し
て次の画像形成を行うべく再度、前記画像形成部に供給
する再搬送手段と、該再搬送手段を介して前記画像形成
部に再供給された記録媒体に対する次の画像形成時の前
記転写電圧を、前記抵抗検出手段の検出結果に基づい
て、前回の画像形成時の前記転写電圧よりも高く設定す
る制御手段とを備えることを特徴とする。
【0011】さらに、画像形成部にて画像形成された記
録媒体を、再搬送手段にて再度、画像形成部に供給する
ことにより、同一の記録媒体に対して複数回の画像形成
を行う画像形成装置において、前記再搬送手段の搬送路
中に配設されて、前回の画像形成後で次の画像形成前の
記録媒体の抵抗を検出する抵抗検出手段と、該抵抗検知
手段の検出結果に基づいて、重送の有無を判断する制御
装置とを備え、該制御装置は、記録媒体の重送を判断し
た場合に、重送に係る記録媒体を次の画像形成前に、前
記再搬送手段を介して画像形成装置本体外に排出するこ
とを特徴とする。
【0012】次に、画像形成部にて第1面に画像形成さ
れた記録媒体を、反転部を含む再搬送手段にて再度、画
像形成部に供給することにより、同一の記録媒体の第2
面に画像形成を行う画像形成装置において、前記第1面
に画像形成された記録媒体の抵抗値を前記反転部にて所
定のタイミングで検出することにより、該反転部の動作
異常の有無を監視する反転部異常検出手段と、前記画像
形成部の動作異常の有無を監視する画像形成部異常検出
手段と、前記反転部または画像形成部に異常があった場
合に前記反転部または画像形成部の動作を制御する制御
装置とを備え、該制御装置は、前記反転部異常検出手段
にて所定のタイミングで記録媒体の抵抗値の検出がなさ
れ、かつ該抵抗値が所定の範囲内にあった場合には、反
転部以外の記録媒体は画像形成装置本体外に排出し前記
反転部内の記録媒体は排出せずに第2面から画像形成を
再開し、一方、反転部異常検出手段にて所定のタイミン
グでの記録媒体の抵抗値の検出がなく、または、該抵抗
値が所定の範囲内になかった場合には、前記反転部内の
記録媒体も含めて前記画像形成装置本体内の記録媒体を
該画像形成装置本体外に排出し、画像形成がされないで
排出された記録媒体の最初から画像形成を再開すること
を特徴とする。
【0013】
【作用】以上構成に基づき、次の画像形成時のプロセス
スピードを、前回の画像形成時のそれよりも遅くするこ
とにより、同じプロセススピードの場合と比較して、例
えば、次の画像形成時の転写電圧をあまり高くする必要
がない。
【0014】上述のプロセススピードの変更を、前回の
画像形成後の記録材の抵抗値に応じて行うときは、記録
媒体の性状や環境の変化に対しても良好な画像を得るこ
とができる。なお、プロセススピードを変更するに代え
て、転写電圧を変更する際も同様である。
【0015】画像形成後の記録媒体の抵抗を検出するこ
とで、重送を検出して速やかに処理することができる。
【0016】また、反転部のセンサで記録媒体の抵抗を
検出することにより、記録媒体がジャムしたとき、反転
部内の記録媒体が正常かどうかを判断でき、正常な場合
はこれ以外の記録媒体を排紙し、反転部内の記録媒体の
画像形成から再開できる。
【0017】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。 〈実施例1〉 (1)構成 図1、図2、図3に、本発明に係る画像形成装置(レー
ザビームプリンタ)の実施例1を示す。なお、図1はの
画像形成装置の構成の概略を示す断面図、また、図2は
感光ドラム近傍を示す拡大図、そして、図3は電気回路
のブロック図である。
【0018】まず、図3を参照して、画像形成装置の電
気的構成を説明する。1は、電源SWで画像形成装置の
電源をON/OFFするために用いる。2は、ノイズフ
ィルタで画像形成装置で発生するノイズがACラインに
伝搬されないようにノイズを低減するものである。3
は、フューザ制御部である。これは、温度センサ5が検
出する温度、つまり熱定着を行うための熱源となる定着
ヒータ119の温度を一定にするためにエンジンコント
ローラ(制御手段)105がON/OFF制御を行うと
きに用いるものである。
【0019】4は低電圧電源ユニットであり、画像形成
装置を動作させるために必要な電圧を発生する。
【0020】21はビデオI/F回路であり、ホストコ
ンピュータからのコードデータに対し受信制御を行い、
ビデオコントローラ103にコードデータを入力するた
めに用いる。ビデオコントローラ103は、CPU10
3a、RAM103b、ROM103c、バッファ10
3d、そして上述のビデオI/F回路21で構成されホ
ストコンピュータからのコードデータをドットイメージ
に展開し、バッファ103dに蓄え、ビデオI/F回路
21を通してエンジンコントローラ105にドットイメ
ージを転送制御し、表示・操作パネル104の表示制御
や入力制御を行う。101は、ホストI/F回路であ
る。
【0021】103fは不揮発性記憶媒体(NVRA
M、EEPROMなど)であり、画像形成装置を制御す
るために必要な初期情報を記憶する。使用者が表示・操
作パネル104を用いて設定した各種情報及び、画像形
成装置の制御プログラムが設定する情報を、電源がOF
Fした後も記憶して、再立ち上げ時に設定状態が復帰す
るようにするためのものである。
【0022】102は、エンジン部であり、画像形成装
置が電子写真プロセスにより記録媒体に画像を出力する
ために必要な各要素から構成されている。
【0023】13はメインモータであり、エンジンコン
トローラ105がメインモータドライバ14の信号をO
N/OFF制御して感光ドラム112、現像器113、
転写ローラ114、転写器クリーナ(不図示)、定着ロ
ーラ117、加圧ローラ118、搬送ローラ(図示しな
い)などのローラを回転制御し、記録媒体の搬送制御を
行う。
【0024】11はスキャナモータであり、レーザダイ
オード107で発生したレーザ光を水平方向(主捜査方
向)に反射し、感光ドラム112の長手方向に当てて潜
像をつくるために、ポリゴンミラー108を回転する。
ポリゴンミラー108を回転制御するスキャナモータド
ライバ12はスキャナモータ11の回転が一定になるよ
うに制御する。
【0025】ビデオコントローラ103が作成したドッ
トイメージをビデオ信号に変換し、ビデオI/F回路2
1を通してエンジンコントローラ105に転送されて、
レーザドライバ106がレーザダイオード107を制御
してレーザ光の強度を調整しビデオ信号による変調を行
う。
【0026】受光素子8は、ポリゴンミラー108で反
射されたレーザ光を受光して電気信号に変換しBD回路
9に伝達する。BD回路9は、この信号を整形して水平
方向の同期信号としてビデオコントローラ103に伝え
る。このため、受光素子8は、水平方向(主捜査方向)
の感光ドラム外に置かれ、水平方向の走査毎に信号を発
生する。
【0027】温度センサ5は、熱定着を行うために定着
器(転写手段)116の温度を検知し、エンジンコント
ローラ105に信号を出力する。エンジンコントローラ
105はこの温度信号を基にフューザ制御部3を制御し
て定着ヒータ119のON/OFFを行う。
【0028】高電圧電源10は、感光ドラム112を一
次帯電するための一次帯電電圧、感光ドラム112に生
じた潜像をトナーで現像するための現像電圧、感光ドラ
ム112から記録媒体に転写するための転写バイアス、
感光ドラム112から記録媒体を分離するための分離電
圧、転写器114から不要なトナーを分離する転写器ク
リーニングバイアスなどを発生する。これらの電圧は、
一次帯電器111、現像器(現像シリンダなど)11
3、転写器(転写ローラ)114、転写器クリーナ、分
離器(不図示)に印加される。エンジンコントローラ1
05がこれらの電圧を発生するタイミングを制御する。
【0029】給紙ソレノイド22は、記録媒体を一枚ず
つ給紙するためにエンジンコントローラ105が制御す
る。
【0030】紙有無センサ16は、給紙可能な状態の記
録媒体があるかないかをエンジンコントローラ105が
検知するための用いられる。カートリッジセンサ20、
はトナーカートリッジの有無を検知するために用いられ
る。給紙センサ18および排紙センサ19は、記録媒体
を搬送して電子写真プロセスを行うときに、記録媒体の
搬送状態を監視するために搬送路上に設けられたセンサ
であり、給紙センサ18は、給紙口付近に設置され、排
紙センサ19は排紙口付近に設置される。
【0031】ファンモータ6は、印字後の定着器116
の温度を低下させ、画像形成装置を形成する各要素の温
度上昇を抑制するために使用され、ファンモータドライ
バ7により回転制御を行う。
【0032】エンジンコントローラ105は、CPU1
05a、RAM105b、ROM105c、ビデオI/
F回路21で構成され、記録媒体を給紙し、電子写真プ
ロセスを用いて印字制御を行うための一連の制御シーケ
ンス、ビデオコントローラ103との通信制御およびエ
ンジン部102の各構成要素制御、電子写真プロセスシ
ーケンスの例外処理制御を行う。 (2)画像形成装置の動作概略 ビデオコントローラ部100は、ホストコンピュータか
らのコードデータを画像情報であるビットマップ情報に
展開する。ビットマップデータは、ビデオコントローラ
103の画像メモリ(バッファ)103aに一旦記憶さ
れる。1ページの画像が蓄えられたビデオコントローラ
103は、エンジン部102に対して画像出力の準備を
要求する。
【0033】エンジンコントローラ105は、プリント
可能状態になるように制御を開始し、エンジン部102
を構成する各要素を立ち上げる。定着器116の温度を
定着可能温度になるように定着ヒータ119の制御を開
始する。メインモータ13およびスキャナモータ11の
回転制御を開始する。レーザ光量を制御して所定光量に
なるようにレーザドライバ106を制御し調整する。ス
キャナモータ11およびレーザ光量の調整が終了した
ら、受光素子8にて検出された信号をBD回路9で整形
したBD信号をモニタし異常ないことを判断する。これ
ら各要素の制御に異常ないことを判断し、給紙カセット
120に記録媒体が有り給紙可能であることを紙有無セ
ンサ16の信号で判断して給紙ソレノイド22をONし
て記録媒体を給紙する。
【0034】給紙された記録媒体が給紙センサ18を通
過するタイミングを検知するとともに、ビデオコントロ
ーラ103に対して記録媒体の先端同期信号(垂直方向
の同期信号)と水平方向の同期信号(BD信号)を発生
する。
【0035】ビデオコントローラ103は、バッファ1
03dのドットイメージを水平方向列毎のビデオ信号と
して、垂直、水平方向の同期信号に同期させてエンジン
部102に送る。エンジンコントローラ105は、記録
媒体に画像を形成可能な領域(画像印字可能領域)と受
光素子8でレーザ光を検出するタイミング以外ではレー
ザダイオード107が発光しないようにビデオ信号をマ
スクする。マスク後のビデオ信号はレーザドライバ10
6およびレーザダイオード107にてレーザ光を変調
し、レーザ光はポリゴンミラー108で反射され、感光
ドラム112を露光する。
【0036】一方、エンジンコントローラ105は、高
電圧電源10を制御して記録媒体の先端から画像を形成
できるよう感光ドラム112を一次帯電するための一次
帯電電圧VPrを発生する。感光ドラム112は、一次帯
電電圧によりマイナス帯電する。これと同時に転写器ク
リーナに転写器クリーニングバイアスVTcの印加を開始
して転写器114のクリーニングを開始する。
【0037】次に、図2に示すように、レーザ光で露光
された感光ドラム表面は、電位が中和される(同図中
「+」で表示)。レーザ光で露光された部分に潜像が形
成され、この潜像はトナーで現像される。現像器113
には、現像電圧VDPが印加され、トナーをマイナス帯電
する。感光ドラム112の暗部はマイナス電位であり、
明部はこの電位に比べて高いために、マイナスに帯電し
たトナーは感光ドラム112の明部を現像する。感光ド
ラム上に現像されたトナー像は、記録媒体に転写され
る。この転写バイアスVTrはプラス電圧であり、マイナ
スに帯電したトナーを記録媒体に引き付ける。転写され
た記録媒体は帯電しているため除電針で除電される。除
電した後、記録媒体は定着器116に導かれ熱圧定着に
より定着される。
【0038】両面印字に第1面の出力時には、フラッパ
ソレノイド26によりフラッパ126を反転再給紙路が
開くように制御される。
【0039】定着後の記録媒体は正逆転ローラ127に
通紙される。完全に定着器116を通過し、反転再給紙
路に記録媒体が排紙されたら、フラッパ126は反転再
給紙路が閉じるように制御される。
【0040】フラッパ126が閉じられた、正逆転モー
タ25を止め逆転を行い記録媒体を再給紙状態にする。
【0041】第2面のプロセススピードを第1面のそれ
よりも遅くするために、以下のようにする。
【0042】ビデオコントローラ103は、第2面の画
像情報を画像展開する。このとき、ビデオ周波数を低く
する。
【0043】データがビットマップに展開されたらエン
ジン部102に反転再給紙を行うように命令を発行す
る。エンジン部102は、再給紙ローラ123を回転さ
せて再給紙する。記録媒体は、第2面に画像出力するた
めに再給紙される。
【0044】第2面では、第1面の印字時と比較して、
スキャナモータ11の回転数を低くし、プロセススピー
ドを遅くする。このことによって、同じプロセススピー
ドで、第1面と第2面とを印字するときに比べて、第2
面のトナー画像の転写に必要な転写電圧をそれほど高く
しなくてすむ。
【0045】ビットマップデータは、記録媒体の第2面
に出力される。フラッパ126は反転再給紙路を閉じる
状態にあるので、定着器116を通過してトナー画像が
定着された記録媒体は、画像印字搬送路122に沿って
排紙される。
【0046】記録媒体の後端が、転写器114を通過し
たら転写バイアスを0Vにして、転写クリーニングバイ
アスを印加し続けて転写器114のクリーニングを行
う。記録媒体が排紙されて印字要求がなければエンジン
コントローラ103は後処理を行い印字シーケンスを終
了する。
【0047】このようなプロセスを経ることにより、記
録媒体の種類や温湿度等の環境が変化した場合でも、記
録媒体の1面と2面に良好にトナー画像が形成される。
【0048】なお、上述の実施例では、正・逆転ローラ
127、搬送ローラ125、再給紙ローラ123等によ
って、記録媒体の再搬送手段を構成している。
【0049】また、図3において、15は紙サイズセン
サ、17はドアセンサ、23は再給紙ソレノイド、24
は正・逆転モータドライバ、28は再給紙センサであ
る。 〈実施例2〉以下、図面を参照して本発明の実施例2を
説明する。
【0050】図10、図5、図2、図12は実施例2を
示す図である。図10は実施例2の画像形成装置の構成
を示す断面図であり、同図中130a、130bは紙体
積抵抗センサ(抵抗検出手段)である。図5は電気ブロ
ック図であり、140(図10中の、130a、130
bと同じ)は紙体積抵抗センサである。図2は感光ドラ
ム112近傍を表す図である。図12は本実施例の画像
形成装置における、記録媒体の体積抵抗を測定する装置
の例である。
【0051】本実施例も電子写真プロセスを用いて両面
印字する画像形成装置である。実施例1と同様に、記録
媒体の第1面に画像出力した後、その記録媒体は正逆転
ローラ127に通紙される。この反転部において、紙体
積抵抗センサ130a、130bへ図12に示す測定装
置の高電圧電源130cから定電圧VP を印加し、この
ときの記録媒体に流れる電流IP をオペアンプ142を
用いた回路で電圧に変換しCPU130dに取り込んで
演算し、紙体積抵抗RPVを得る。この紙体積抵抗R
PVは、同一の記録媒体であっても、第1面の定着後は印
字前に比較してRPVは大きくなる。また、記録媒体の種
類が異なると変化する。RPVが大きくなると必要な転写
電圧は高くなり、転写電圧を一定にしたときは、必要な
プロセス速度は遅くなる。このため、本実施例では、測
定した紙体積抵抗RPVに応じて第2面印字時のプロセス
スピードを切り換える。このことによって、 両面印字するとき、同じプロセススピードの場合と比
較して裏面の転写電圧をあまり高くする必要がないの
で、高圧回路等のコストが高くならない。 両面印字するとき、記録媒体の種類および環境変化に
対しても良好な画質を得られる。 〈実施例3〉図11、図5、図2、図13は実施例3を
示す図である。図11は本実施例の画像形成装置の構成
を示す断面図であり、131a、131bは紙表面抵抗
センサである。本実施例も実施例2と同様電子写真プロ
セスを用いて両面印字する画像形成装置である。
【0052】実施例2においては、紙体積抵抗センサ1
30a、130bと図12に示す測定装置によって記録
媒体の体積抵抗RPVを得たことに対して、本実施例3で
は紙表面抵抗センサ131a、131bと図13に示す
測定装置によって記録媒体の表面抵抗RPSを同様の原理
で得る。このRPSに応じて実施例2と同様の構成で第2
面印字時のプロセススピードを切り換える。
【0053】このことによって、実施例2と同じ効果を
得る。 〈実施例4〉図14、図5、図6、図12は実施例4を
示す図である。図14は本実施例の画像形成装置の構成
を示す断面図であり、130a、130bは紙体積抵抗
センサである。図5は電気ブロック図であり、140は
紙体積抵抗センサである。図6は感光ドラム112近傍
を示す図である。図12は記録媒体の体積抵抗を測定す
る装置の例である。本実施例も電子写真プロセスを用い
て両面印字する画像形成装置である。
【0054】実施例1と同様に、記録媒体の第1面に画
像出力した後、その記録媒体は正逆転ローラ127に通
紙される。この反転部において、紙体積抵抗センサ13
0a、130bへ図12に示す測定装置の高電圧電源1
30cから定電圧VP を印加し、このときの記録媒体に
流れる電流IP をオペアンプ142を用いた回路で電圧
に変換しCPU130dに取り込んで演算し、紙体積抵
抗RPVを得る。第1面定着後は印字前に比較してRPV
大きくなる。また、記録媒体の種類によっても変化す
る。RPVが大きくなると必要な転写電圧は高くなる。こ
のため本実施例では、測定した紙体積抵抗RPVに応じ
て、第2面印字時の転写電圧VTrを切り換える。
【0055】このことによって、両面印字するとき、記
録媒体の種類および環境変化に対して最適な転写電圧V
Trを与えることができるので、良好な画質を得られる。 〈実施例5〉図15、図5、図6、図13は実施例5を
示す図である。図15は本実施例の画像形成装置の構成
を示す断面図であり、131a、131bは紙表面抵抗
センサである。本実施例も実施例2と同様電子写真プロ
セスを用いて両面印字する画像形成装置である。
【0056】実施例4においては、紙体積抵抗センサ1
30a、130bと図12に示す測定装置によって記録
媒体の体積抵抗RPVを得たことに対して、本実施例5で
は紙表面抵抗センサ131a、131bと図13に示す
測定装置によって記録媒体の表面抵抗RPSを同様の原理
で得る。このRPSに応じて実施例4と同様の構成で第2
面印字時の転写電圧VTrを切り換える。このことによっ
て、実施例4と同じ効果を得る。 〈実施例6〉図4、図5、図12は実施例6を示す図で
ある。図4は本実施例の画像形成装置の構成を示す断面
図であり、130a、131bは紙体積抵抗センサであ
る。141a、141bは重送した場合の紙である。図
5は電気ブロック図であり、140は紙体積抵抗センサ
である。図12は記録媒体の体積抵抗を測定する装置の
例である。
【0057】本実施例は電子写真プロセスを用いて両面
印字する画像形成装置において、記録媒体が重なって給
送(重送)されていないかを検知し、重送された記録媒
体を処理する技術についてである。
【0058】実施例1と同様に、記録媒体の第1面に画
像出力した後、その記録媒体は正逆転ローラ127に通
紙される。実施例2と同様に、この反転部において、紙
体積抵抗センサ130a、130bと図12に示す測定
装置によって記録媒体の体積抵抗RPVを得る。
【0059】本実施例において、記録媒体が重送した場
合には、体積抵抗RPVが約2倍以上になるため、RPV
測定することによって重送を検知できる。重送を検知し
た場合、重送された記録媒体を自動的に装置外に排出す
る。 〈実施例7〉図16、図17、図13は実施例7を示す
図である。図16は本実施例の画像形成装置の構成を示
す断面図であり、150、151は紙搬送監視センサで
ある。図17は電気ブロック図である。図13は記録媒
体の表面抵抗を測定する装置の例である。本実施例では
電子写真プロセスを用いて両面印字する画像形成装置に
おけるジャム検知と処理についての実施例である。
【0060】実施例1と同様に、記録媒体の第1面に画
像出力した後、その記録媒体は正逆転ローラ127に通
紙される。実施例3と同様に、この反転部において、紙
表面抵抗センサ131a、131bと図13に示す測定
装置によって記録媒体の表面抵抗RPSを得る。RPSが所
定のタイミングで検出され、かつ、定められた値の範囲
内にあるかどうかで反転部にジャムがないかどうかを検
知できる。また、紙搬送監視センサ150、151によ
って画像印字部にジャムがあるかどうかを検知できる。
【0061】反転部または画像印字部にジャムが発生し
たとき、 紙表面抵抗RPSが所定のタイミングで検出され、か
つ、定められた値の範囲にあるときは、反転部は正常と
判断して、反転部以外の記録媒体を装置外に排出し、反
転部内の記録媒体は排出せずにその第2面から画像情報
の印字を再開する。 紙表面抵抗RPSが所定のタイミングで検出されない、
または定められた値の範囲にないときは、反転部は異常
と判断して、反転部内も含めて装置内の記録媒体を装置
外に排出し、画像情報が印字さないで排出された記録媒
体の最初から画像情報の出力を再開する。
【0062】以上の説明においては、記録媒体の第1面
と第2面とに画像形成(印字)を行ういわゆる両面印字
の場合について説明したが、本発明は、これに限らず、
多重印字の場合、すなわち記録媒体の一方の面(例えば
第1面)に複数回にわたって画像形成を行う場合にも、
基本的な構成を大きく変更することなく適用できるのは
もちろんである。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
次のような効果がある。 (1)同一の記録媒体に複数回の画像形成装置行う際
に、次の画像形成時のプロセススピードを前回の画像形
成時のそれよりも遅く設定することによって、同じプロ
セススピードの場合と比較して次の画像形成時の転写電
圧をあまり高くする必要がないので、転写電圧を発生さ
せるための高圧回路等の構成を簡略化できる。 (2)前回の記録媒体のトナー画像定着後の抵抗値を検
出し、その検出結果に基づいて、次の画像形成時のプロ
セススピードを前回の画像形成時のそれよりも遅く設定
することにより、 前回の画像形成時と次の画像形成時のプロセススピー
ドを同じに下場合と比較して、次の画像形成時の転写電
圧をあまり高くする必要がないので、転写電圧を発生さ
せるための高圧回路等の構成を簡略化できる。 複数回の画像形成において、記録媒体の種類や外部の
環境が変化した場合でも良好な画質の画像を得ることが
できる。 (3)再搬送手段の搬送路中に抵抗検出手段を設け、こ
れによって記録媒体の抵抗を測定することにより、直ち
に記録媒体の重送を検知して残留紙処理を行うことがで
き、速やかな再プリントが可能となる。 (5)再搬送手段の反転部中に抵抗検出手段を設け、こ
れによって記録媒体の抵抗を測定することにより、記録
媒体がジャムしたとき、反転部内の記録媒体が正常かど
うかを判断でき、正常な場合はこれ以外の記録媒体を排
紙し、反転部内の記録媒体の次の画像形成から再開する
ことができる。
【0064】以上をまとめると、本発明によると、同一
の記録媒体に複数回の画像形成を行うに際し、記録媒体
の種類や外部環境の変化にかかわらず、2回目以降の画
像形成をも良好なものとすることができるということが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の画像形成装置の全体模式構成図。
【図2】実施例1、2、3の感光ドラムの近傍の構成を
示す縦断面図。
【図3】実施例1の画像形成装置の電気ブロック図。
【図4】実施例6の画像形成装置の全体模式構成図。
【図5】実施例2、3、4、5、6の画像形成装置の電
気ブロック図。
【図6】実施例4の感光ドラムの近傍の構成を示す縦断
面図。
【図7】従来の画像形成装置の全体模式構成図。
【図8】従来の画像形成装置の電気ブロック図。
【図9】従来の感光ドラムの近傍の構成を示す縦断面
図。
【図10】実施例2の画像形成装置の全体模式構成図。
【図11】実施例3の画像形成装置の全体模式構成図。
【図12】実施例2、4、6において、記録媒体の体積
抵抗を測定する装置の概略構成図。
【図13】実施例2、5、7において、記録媒体の表面
抵抗を測定する装置の概略構成図。
【図14】実施例4の画像形成装置の全体模式構成図。
【図15】実施例5の画像形成装置の全体模式構成図。
【図16】実施例7の画像形成装置の全体模式構成図。
【図17】実施例7の画像形成装置の電気ブロック図。
【符号の説明】
105 制御装置(エンジンコントローラ) 112 像担持体(感光ドラム) 114 転写手段(転写ローラ) 116 定着手段(定着器) 123 再搬送手段(再給紙ローラ) 125 再搬送手段(搬送ローラ) 127 再搬送手段(正・逆転ローラ) 130a、130b抵抗検出手段(体積抵抗センサ) 131a、131b抵抗検出手段(表面抵抗センサ) 140 抵抗センサ
フロントページの続き (72)発明者 岩間 秀人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成部によって記録媒体上に形成し
    た未定着トナー画像を、加熱を伴う定着手段によって記
    録媒体上に定着する画像形成装置において、 トナー画像定着後の記録媒体に対して次の画像形成を行
    うべく再度、前記画像形成部に供給する再搬送手段と、 該再搬送手段を介して前記画像形成部に再供給された記
    録媒体に対する次の画像形成時のプロセススピードを、
    前回の画像形成時のプロセススピードよりも遅く設定す
    る制御手段とを備える、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体の搬送方向についての前記定着
    手段の下流側に、トナー画像定着後の記録媒体の抵抗
    を、該記録媒体に対する次の画像形成に先立って検出す
    る抵抗検出手段を有し、 前記制御装置は、前記抵抗検出手段の出力に基づいて、
    次の画像形成時のプロセススピードを前回の画像形成時
    のプロセススピードよりも遅く設定する、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像形成部によって記録媒体上に形成し
    た未定着トナー画像を、加熱を伴う定着手段によって記
    録媒体上に定着する画像形成装置において、 前記画像形成部を構成する像担持体上に形成されたトナ
    ー画像を、転写電圧の印加によって記録媒体上に転写す
    る転写手段と、 記録媒体の搬送方向についての前記定着手段の下流側に
    配設され、トナー画像定着後の記録媒体の抵抗を、該記
    録媒体に対する次の画像形成に先立って検出する抵抗検
    出手段と、 トナー画像定着後の記録媒体に対して次の画像形成を行
    うべく再度、前記画像形成部に供給する再搬送手段と、 該再搬送手段を介して前記画像形成部に再供給された記
    録媒体に対する次の画像形成時の前記転写電圧を、前記
    抵抗検出手段の検出結果に基づいて、前回の画像形成時
    の前記転写電圧よりも高く設定する制御手段とを備え
    る、 ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像形成部にて画像形成された記録媒体
    を、再搬送手段にて再度、画像形成部に供給することに
    より、同一の記録媒体に対して複数回の画像形成を行う
    画像形成装置において、 前記再搬送手段の搬送路中に配設されて、前回の画像形
    成後で次の画像形成前の記録媒体の抵抗を検出する抵抗
    検出手段と、 該抵抗検知手段の検出結果に基づいて、重送の有無を判
    断する制御装置とを備え、 該制御装置は、記録媒体の重送を判断した場合に、重送
    に係る記録媒体を次の画像形成前に、前記再搬送手段を
    介して画像形成装置本体外に排出する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画像形成部にて第1面に画像形成された
    記録媒体を、反転部を含む再搬送手段にて再度、画像形
    成部に供給することにより、同一の記録媒体の第2面に
    画像形成を行う画像形成装置において、 前記第1面に画像形成された記録媒体の抵抗値を前記反
    転部にて所定のタイミングで検出することにより、該反
    転部の動作異常の有無を監視する反転部異常検出手段
    と、 前記画像形成部の動作異常の有無を監視する画像形成部
    異常検出手段と、 前記反転部または画像形成部に異常があった場合に前記
    反転部または画像形成部の動作を制御する制御装置とを
    備え、 該制御装置は、前記反転部異常検出手段にて所定のタイ
    ミングで記録媒体の抵抗値の検出がなされ、かつ該抵抗
    値が所定の範囲内にあった場合には、反転部以外の記録
    媒体は画像形成装置本体外に排出し前記反転部内の記録
    媒体は排出せずに第2面から画像形成を再開し、一方、
    反転部異常検出手段にて所定のタイミングでの記録媒体
    の抵抗値の検出がなく、または、該抵抗値が所定の範囲
    内になかった場合には、前記反転部内の記録媒体も含め
    て前記画像形成装置本体内の記録媒体を該画像形成装置
    本体外に排出し、画像形成がされないで排出された記録
    媒体の最初から画像形成を再開する、 ことを特徴とする画像形成装置。
JP7005271A 1995-01-17 1995-01-17 画像形成装置 Pending JPH08194424A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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