JPH08194131A - フェルール射出成形用金型 - Google Patents

フェルール射出成形用金型

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JPH08194131A
JPH08194131A JP1990295A JP1990295A JPH08194131A JP H08194131 A JPH08194131 A JP H08194131A JP 1990295 A JP1990295 A JP 1990295A JP 1990295 A JP1990295 A JP 1990295A JP H08194131 A JPH08194131 A JP H08194131A
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ferrule
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pin
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祐治 植田
Yasuo Endo
保夫 遠藤
Nobuyoshi Anakama
伸良 穴竈
Koji Sato
弘次 佐藤
Shunichi Tono
俊一 東野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フェルールを射出成形によつて一体成形する
際、フェルールの外径と光ファイバ挿入孔との同軸が良
好に得られ、かつ嵌合部の外径が均一に得られることに
よつて、光ファイバの接続損失が低減され、かつ、コネ
クタとしての着脱性を向上させることができるフェルー
ル射出成形用金型の提供。 【構成】 両金型2,3の間のキャビティAが、テーパ
状部1a及び嵌合部1bを区画すると共に、小径孔1g
を成形する細ピン13を突設した第1キャビティA1
と、フランジ状部1c及び保持部(1d,1f)を区画
すると共に、細ピン13の他端部を受入れ可能な貫通孔
12aを有し、大径孔1iを成形する太ピン12を突設
した第2キャビティA2とを備え、テーパ状部1aを区
画する箇所に、真空ポンプ5が接続されて空気の排出を
行う空気抜き通路14a,14b,14cが形成され、
貫通孔12aの他端部に、圧縮空気の噴射を行う圧縮空
気供給源4が接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フェルール射出成形用
金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】フェルールは、光ファイバ
の接続に使用する光ファイバコネクタの部品である。光
ファイバの接続は、一対のフェルールを突き合わせ配置
し、両嵌合部にスリーブを外嵌させて行う。従つて、フ
ェルールの嵌合部の外径の均一性及び外径と光ファイバ
の挿入孔との同軸の精度が、光ファイバの接続損失及び
コネクタとしての着脱性に大きな影響を与える。
【0003】しかしながら、フェルールを合成樹脂の射
出成形によつて一体成形する場合、嵌合部においてゲー
トからの距離が長くなるほど、射出時の溶融樹脂の流動
抵抗が増大し、一端部での充填圧力がゲート付近に比し
て低下することとなる。これにより、一端部の充填密度
が低下する。その結果、特にフェルールの嵌合部の外径
が一端に向けて次第に先細りするなどして、嵌合部の断
面形状に不均一を生じ、これが光ファイバの接続損失を
増加させるのみならず、コネクタとしての着脱性を害す
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の技術的課題に鑑みてなされたもので、その構成は、
次の通りである。請求項1の発明は、外径が、一端に向
けて次第に縮径するテーパ状部1aを有する円筒面から
なる嵌合部1b、嵌合部1bよりも大径のフランジ状部
1c、フランジ状部1cよりも小径の保持部(1d,1
f)を一端から順次に形成し、中心には、細孔1g及び
太孔1iが、一端から順次に同芯に形成されたフェルー
ル1を成形するフェルール射出成形用金型であつて、第
1金型2と第2金型3とで区画され、両金型2,3の間
にゲート3cを有するキャビティAが、第1金型2又は
第2金型3の一方に形成され、前記テーパ状部1aを有
する嵌合部1bを区画すると共に、前記細孔1gを成形
する細ピン13を突設した第1キャビティA1と、第1
金型2又は第2金型3の他方に形成され、前記フランジ
状部1c及び保持部(1d,1f)を区画すると共に、
細ピン13の他端部を受入れ可能な貫通孔12aを有
し、前記太孔1iを成形する太ピン12を突設した第2
キャビティA2とを備え、前記第1キャビティA1のテ
ーパ状部1aを区画する箇所に、真空ポンプ5が接続さ
れて空気の排出を行う空気抜き通路14a,14b,1
4cが形成され、かつ、貫通孔12aの他端部に、細ピ
ン13の周囲から一端に向けて圧縮空気の噴射を行う圧
縮空気供給源4が接続されていることを特徴とするフェ
ルール射出成形用金型である。請求項2の発明は、外径
が、一端に向けて次第に縮径するテーパ状部1aを有す
る円筒面からなる嵌合部1b、嵌合部1bよりも大径の
フランジ状部1c、フランジ状部1cよりも小径の保持
部(1d,1f)を一端から順次に形成し、中心には、
細孔1g及び太孔1iが、一端から順次に同芯に形成さ
れたフェルール1を成形するフェルール射出成形用金型
であつて、第1金型2と第2金型3とで区画され、両金
型2,3の間にゲート3cを有するキャビティAが、第
1金型2又は第2金型3の一方に形成され、前記テーパ
状部1aを有する嵌合部1bを区画すると共に、前記細
孔1gを成形する細ピン13を突設した第1キャビティ
A1と、第1金型2又は第2金型3の他方に形成され、
前記フランジ状部1c及び保持部(1d,1f)を区画
すると共に、細ピン13の他端部を受入れ可能な貫通孔
12aを有し、前記太孔1iを成形する太ピン12を突
設した第2キャビティA2とを備え、前記第1キャビテ
ィA1のテーパ状部1aを区画する箇所に、真空ポンプ
5が接続されて空気の排出を行う空気抜き通路14a,
14b,14cが形成され、かつ、貫通孔12aの他端
部に、細ピン13の周囲、フランジ状部1c及び保持部
(1d,1f)を区画する箇所に設けた空気抜き通路1
5a,15b,15c,15dから空気の排出を行う真
空ポンプ6が接続されていることを特徴とするフェルー
ル射出成形用金型である。請求項3の発明は、真空ポン
プ6と並列に圧縮空気供給源4が設けられ、圧縮空気供
給源4が貫通孔12aに選択的に接続して、細ピン13
の周囲から一端に向けて圧縮空気の噴射を行うことが可
能であることを特徴とする請求項2のフェルール射出成
形用金型である。
【0005】
【作用】請求項1の発明によれば、型締した状態で、両
金型2,3間にキャビティAが画成されると共に、太ピ
ン12の貫通孔12aの一端部内に細ピン13の他端部
が嵌入して、両端支持のコアピンを形成する。この状態
から射出工程に移行すれば、溶融樹脂が両金型2,3間
のゲート3cからキャビティA内に射出される。キャビ
ティA内に射出された溶融樹脂は、両方に分かれて流
れ、第2キャビティA2内に充填された溶融樹脂によ
り、フェルール1のフランジ状部1c及び保持部(1
d,1f)が成形され、また、第1キャビティA1内に
充填された溶融樹脂により、フェルール1のテーパ状部
1aを有する嵌合部1bが成形され、中心に細孔1g及
び太孔1iが光ファイバ挿入孔として成形される。
【0006】フェルール1のテーパ状部1aを有する嵌
合部1bは、テーパ状部1aを区画する箇所に空気の排
出を行う空気抜き通路14a,14b,14cが形成さ
れているので、この箇所から真空ポンプ5によつて強制
的に空気抜きが行われると共に、圧縮空気供給源4によ
り、貫通孔12aと細ピン13との間の隙間を通じて強
制的に圧縮空気が送り込まれながら、成形される。
【0007】すなわち、第1キャビティA1内に流入し
た溶融樹脂は、太ピン12の周囲の均一な環状断面箇所
を一端に向けて流れる。太ピン12よりも一端部側に達
した溶融樹脂は、貫通孔12aと細ピン13との間の隙
間を通じて圧縮空気が噴射されているで、外径方向に向
けて押し付けられ、第1キャビティA1の区画面に密着
しながら進行が促される。貫通孔12aと細ピン13と
の間の隙間を通じて送り込まれた圧縮空気は、空気抜き
通路14a,14b(14c)から排出される。このよ
うに、貫通孔12aと細ピン13との間の隙間から送り
込まれた圧縮空気が、第1キャビティA1のテーパ状部
1aを区画する箇所に形成した空気抜き通路14a,1
4b(14c)から排出されることにより、溶融樹脂が
射出圧力に加えて空気流に乗つて押し込まれるように進
行するので、溶融樹脂が第1キャビティA1内の一端に
まで速やかかつ良好に充満する。特に、第1キャビティ
A1のテーパ状部1aを区画する箇所に形成した空気抜
き通路14a,14bから空気を排出させることによ
り、隣接する嵌合部1bの一端部付近に溶融樹脂が密着
するようになり、この付近の外径寸法が良好に得られ
る。
【0008】加えて、テーパ状部1aを有する嵌合部1
bを第1キャビティA1によつて区画し、フランジ状部
1c及び保持部(1d,1f)を第2キャビティA2に
よつて区画したので、フランジ状部1cを第1キャビテ
ィA1によつて区画する場合と比較して、ゲート3cか
らテーパ状部1aまでの長さが短くなり、第1キャビテ
ィA1内での充填圧力の低下が更に良好に抑制される。
【0009】キャビティA内の全体に溶融樹脂が充満し
たなら、保圧及び冷却工程を経た後、型開きして成形品
を取り出す。成形品であるフェルール1は、細孔1gは
勿論のこと嵌合部1bの外径寸法が精密に成形されてい
る。しかして、細孔1g及び太孔1iに光ファイバを挿
入した一対のフェルール1を突き合わせ、一対の嵌合部
1bにスリーブを外嵌させて光ファイバのコネクタを構
成した際、光ファイバの接続状態が良好に得られ、接続
損失が低減される。
【0010】加えて、型締時には、細ピン13の他端部
が太ピン12の貫通孔12aに嵌入して、キャビティA
内で両端支持のコアピンを形成する。しかして、樹脂の
流動圧力によるピン12,13の捩じれや曲がりが防止
され、フェルール1の細孔1g及び太孔1iが曲がつた
り、嵌合部1bの外径と細孔1gとの同芯状態が悪くな
つたりすることが確実に防止される。その結果、光ファ
イバコネクタとしての接続損失が低減される。
【0011】請求項2の発明によれば、型締状態から射
出工程に移行すれば、溶融樹脂が両金型2,3間のゲー
ト3cからキャビティA内に射出される。キャビティA
内に射出された溶融樹脂は、両方に分かれて流れ、第2
キャビティA2内に充填された溶融樹脂により、フェル
ール1のフランジ状部1c及び保持部(1d,1f)が
成形され、また、第1キャビティA1内に充填された溶
融樹脂により、フェルール1のテーパ状部1aを有する
嵌合部1bが成形され、中心に細孔1g及び太孔1iが
成形される。
【0012】この射出成形に際し、テーパ状部1aを区
画する箇所の空気抜き通路14a,14b,14cか
ら、真空ポンプ5によつて強制的に空気抜きが行われる
と共に、貫通孔12aと細ピン13との間の隙間及び空
気抜き通路15a〜15dから、真空ポンプ6によつて
強制的に空気抜きが行われながら、成形が進行する。す
なわち、キャビティA内が減圧された状態で溶融樹脂の
充填が進行する。このため、第1キャビティA1内に流
入した溶融樹脂は、太ピン12の一端部に速やかに達し
た後、一端部側では第1キャビティA1の断面が拡大し
ているにもかかわらず、溶融樹脂が吸引されて速やかに
流入し、第1キャビティA1の一端部にまで速やかかつ
ほぼ均一の充填圧力によつて充満する。特に、第1キャ
ビティA1のテーパ状部1aを区画する箇所に形成した
空気抜き通路14a,14b(14c)から空気を排出
させることにより、隣接する嵌合部1bの一端部付近に
溶融樹脂が密着するようになり、この付近の外径寸法が
良好に得られる。
【0013】加えて、テーパ状部1aを有する嵌合部1
bを第1キャビティA1によつて区画し、フランジ状部
1c及び保持部(1d,1f)を第2キャビティA2に
よつて区画したので、フランジ状部1cを第1キャビテ
ィA1によつて区画する場合と比較して、ゲート3cか
らテーパ状部1aまでの長さが短くなり、第1キャビテ
ィA1内での充填圧力の低下が更に良好に抑制される。
【0014】キャビティA内の全体に溶融樹脂が充満し
たなら、保圧及び冷却工程を経た後、型開きし、成形品
を取り出す。成形品であるフェルール1は、細孔1gは
勿論のこと嵌合部1bの外径寸法が精密に成形されてい
る。しかして、細孔1g及び太孔1iに光ファイバを挿
入した一対のフェルール1を突き合わせ、一対の嵌合部
1bにスリーブを外嵌させて光ファイバのコネクタを構
成した際、光ファイバの接続状態が良好に得られ、接続
損失が低減される。
【0015】加えて、型締時には、細ピン13の他端部
が太ピン12の貫通孔12aに嵌入して、キャビティA
内で両端支持のコアピンを形成する。しかして、樹脂の
流動圧力によるピン12,13の捩じれや曲がりが防止
され、フェルール1の細孔1g及び太孔1iが曲がつた
り、嵌合部1bの外径と細孔1gとの同芯状態が悪くな
つたりすることが確実に防止される。その結果、光ファ
イバコネクタとしての接続損失が低減される。
【0016】請求項3の発明によれば、射出成形に際
し、真空ポンプ5により、空気抜き通路14a,14
b,14cを通じて強制的に空気抜きが行われると共
に、圧縮空気供給源4により、貫通孔12aと細ピン1
3との間の隙間を通じて圧縮空気を強制的に送り込みな
がら、溶融樹脂の充填を進行させることができる。これ
により、請求項1の発明と同様の作用を受けながら、第
1キャビティA1内への溶融樹脂の充填が進行する。
【0017】そして、溶融樹脂の先端がテーパ状部1a
付近にまで達したなら、圧縮空気供給源4を停止すると
共に、真空ポンプ6を駆動し、貫通孔12aと細ピン1
3との間の隙間及び空気抜き通路15a〜15dから強
制的に空気抜きを行いながら溶融樹脂の充填を進行さ
せ、キャビティA内に溶融樹脂を充満させる。このよう
にして、空気抜き通路14a,14bによるテーパ状部
1a付近のばりが防止されると共に、ひけが抑制された
フェルール1が得られる。フェルール1のフランジ状部
1c及び保持部(1d,1f)は、光ファイバの接続性
能に積極的には関与しないので、真空ポンプ6による空
気抜きのみで所要の精度が十分に得られる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1〜図5は、本発明に係るフェルール射
出成形用金型の1実施例を示す。先ず、図4,図5を参
照してフェルールについて説明する。フェルール1は、
合成樹脂によつて一体成形されて円筒状をなし、外径
は、一端(図4上で左端)から順次に、一端に向けて次
第に縮径するテーパ状部1aを有する小径の円筒面から
なる嵌合部1b、大径のフランジ状部1c、中径の短筒
部1d及び最小径の円筒面部1fが形成され、中心に
は、一端から順次に、小径の細孔1g、他端に向けて次
第に拡径するテーパ孔部1h及び大径の太孔1iが同芯
に形成されている。太孔1iは、嵌合部1bの内部にま
で延びている。フランジ状部1cには、短筒部1dに接
する切欠き1jが所定間隔で複数(図5上では4個)形
成されている。細孔1g、テーパ孔部1h及び太孔1i
は、光ファイバ挿入孔を形成し、太孔1i側から挿入し
た光ファイバが太孔1i及び細孔1gに接着固定され
る。
【0019】このようなフェルール1を成形するフェル
ール射出成形用金型について説明する。フェルール射出
成形用金型は、可動の第1金型2と固定の第2金型3と
からなり、第1金型2は可動側受板29及び可動側取付
板29aを介して図外の可動側の型締盤に取付けられ、
トグル式又は直動式の型締装置によつて前後に駆動され
る。第1金型2と可動側受板29との間は、図1に示す
ようにOリング28を介在させ、後記する真空ポンプ6
の駆動に際する空気の漏れが防止され、また、第2金型
3と固定側取付板39との間は、図1に示すようにOリ
ング38によつて気密が保持され、後記する空気抜き通
路14a,14b,14cからの空気の漏れが防止され
ている。
【0020】第1金型2と第2金型3との間に区画した
キャビティAは、図1,図2に示すようにスプルー3
a、ランナ3b及びゲート3cを介して1個形成されて
いるが、複数個取りであつてもよい。両金型2,3の位
置決めは、パーティング面に設けたテーパガイドで行
い、型締め状態での両金型2,3の中心線CLが正確に
合致するようになつている。
【0021】キャビティAは、第1キャビティA1と第
2キャビティA2とからなる。第1キャビティA1は、
第2金型3に形成され、フェルール1のテーパ状部1a
を有する嵌合部1bを区画すると共に、細孔1gを成形
する小径の細ピン13が第2金型3に突設されている。
第2キャビティA2は、第1金型2に形成され、フラン
ジ状部1c及び保持部(1d,1f)を区画すると共
に、テーパ孔部1h及び太孔1iを成形する大径の太ピ
ン12が第1金型2に突設されている。従つて、太ピン
12は、一端部が一端に向けて次第に縮径してテーパ部
12bを形成する。また、太ピン12は、中心軸線方向
の貫通孔12aを有し、貫通孔12aの一端部は、型締
時に図3に示す僅かの環状断面の隙間δを形成して、細
ピン13の他端部が嵌入可能であり、細ピン13の他端
部が太ピン12の貫通孔12aに嵌入して、キャビティ
A内でコアピンを形成する。
【0022】また、貫通孔12aの他端部に、コアピン
を形成する細ピン13の周囲に向けて圧縮空気の噴射を
行う圧縮空気供給源であるコンプレッサ4が接続され、
かつ、前記第1キャビティA1のテーパ状部1aを区画
する箇所に、空気の排出を行う空気抜き通路14a,1
4bが形成されている。一方の空気抜き通路14aは、
テーパ状部1aの他端部に接続し、他方の空気抜き通路
14bは、テーパ状部1aの一端部に接続している。両
空気抜き通路14a,14bは、1本の空気抜き通路1
4cに合流され、真空ポンプ5に接続されている。更
に、第2キャビティA2の短筒部1d及び円筒面部1f
を区画する箇所に、空気の排出を行う空気抜き通路15
a,15b,15cが形成されている。具体的には、短
筒部1dを区画する箇所の一端部及び他端部に、空気抜
き通路15a,15bがそれぞれ形成され、円筒面部1
fを区画する箇所の他端部に、空気抜き通路15cが形
成されている。各空気抜き通路15a,15b,15c
は、1本の空気抜き通路15dに合流され、開閉弁7を
介して貫通孔12aの他端部と共にコンプレッサ4及び
真空ポンプ6に接続されている。貫通孔12a及び空気
抜き通路15dに並列接続されるコンプレッサ4及び真
空ポンプ6は、選択的に駆動される。
【0023】次に、上記実施例の作用について説明す
る。射出成形装置の成形サイクルは、通常のものと同様
であり、型閉じ、型締、射出、保圧、冷却、可塑化等の
各工程が順次に進行する。型締した状態で、キャビティ
Aが画成されると共に、太ピン12の貫通孔12aの一
端部内に細ピン13の他端部が嵌入して、コアピンを形
成する。太ピン12の一端は、嵌合部1bにまで達して
いる。
【0024】この状態から射出工程に移行すれば、射出
成形機内の溶融樹脂は、ノズルから射出され、第2金型
3内のスプルー3a、ランナ3b及びゲート3cを通つ
て第2キャビティA2の一端部から射出される。第2キ
ャビティA2内に射出された溶融樹脂は、左右に分かれ
て流れ、第2キャビティA2内に射出充満された溶融樹
脂により、フェルール1のフランジ状部1c、短筒部1
d及び円筒面部1fが成形され、また、第1キャビティ
A1内に射出充満された溶融樹脂により、フェルール1
のテーパ状部1aを有する嵌合部1bが成形され、中心
に細孔1g及び太孔1iが成形される。
【0025】フェルール1のフランジ状部1c、短筒部
1d及び円筒面部1fは、開閉弁7を閉じることによ
り、空気抜き通路15a,15b,15c,15dを通
じて空気抜きを行いながら成形することができる。フェ
ルール1のフランジ状部1c、短筒部1d及び円筒面部
1fは、光ファイバの接続性能には積極的には関与しな
いので、高度の製作精度が必要なく、空気抜き通路15
a〜15dからの空気抜きのみで所要の精度が得られ
る。
【0026】一方、フェルール1のテーパ状部1aを有
する嵌合部1bは、真空ポンプ5により、空気抜き通路
14a,14b,14cを通じて強制的に空気抜きを行
うと共に、コンプレッサ4により、貫通孔12aと細ピ
ン13との間の隙間δを通じて圧縮空気を強制的に送り
込みながら、成形を行う。コンプレッサ4により送り込
む空気は、加熱空気として溶融樹脂の冷却を抑制するこ
ともできる。
【0027】これにより、第1キャビティA1内に流入
した溶融樹脂は、太ピン12の周囲の均一な環状断面箇
所を一端に向けてほぼ均一に流れ、テーパ部12bに至
る。テーパ部12bよりも一端部側では、第1キャビテ
ィA1の断面が拡大しているので、第2金型3の第1キ
ャビティA1の区画面との間に隙間を生ずる傾向を呈す
る。しかしながら、貫通孔12aと細ピン13との間の
隙間δを通じて圧縮空気が噴射されているで、図3に示
すように溶融樹脂Bは径方向の外側に向けて押し付けら
れ、第1キャビティA1の区画面に密着しながら進行す
る。隙間δを通じて送り込まれる圧縮空気は、空気抜き
通路14a〜14cから排出される。また、隙間δから
送り込まれた圧縮空気が空気抜き通路14a〜14cか
ら排出されることにより、テーパ部12bよりも一端部
側では、溶融樹脂Bが射出圧力に加えて空気流に乗つて
押し込まれるように進行するので、溶融樹脂Bが第1キ
ャビティA1内の一端にまで速やかかつ良好に充満す
る。特に、第1キャビティA1のテーパ状部1aを区画
する箇所に形成した空気抜き通路14a,14b(14
c)から空気を排出させることにより、隣接する嵌合部
1bの一端部付近の外径寸法が良好に得られる。
【0028】加えて、テーパ状部1a及び嵌合部1bを
第1キャビティA1によつて区画し、フランジ状部1c
及び保持部(1d,1f)を第2キャビティA2によつ
て区画したので、フランジ状部1cを第1キャビティA
1によつて区画する場合と比較して、ゲート3cからテ
ーパ状部1aまでの長さが短くなり、第1キャビティA
1内での充填圧力の低下が抑制される。
【0029】溶融樹脂Bの先端がテーパ状部1aの他端
部に接続する空気抜き通路14aに達すれば、以後、第
1キャビティA1内の空気はテーパ状部1aの一端部に
接続する空気抜き通路14bのみから強制的に排出され
る。このようにして溶融樹脂Bの先端がテーパ状部1a
にまで達したなら、コンプレッサ4を停止し、第1キャ
ビティA1内に溶融樹脂Bを充満させる。第1キャビテ
ィA1内に溶融樹脂Bが充満したなら、真空ポンプ5を
停止する。なお、コンプレッサ4の停止時期は、溶融樹
脂Bの先端がテーパ状部1aの他端部に接続する空気抜
き通路14aに達する直前から可能である。コンプレッ
サ4を停止すれば、以後の真空ポンプ5の吸引力を低下
させることができるので、溶融樹脂Bによつて閉塞され
る空気抜き通路14a,14bからの溶融樹脂Bの流出
ひいてはばりの発生が抑制される。
【0030】このような射出成形において、第2金型3
に形成した細孔1gを成形する小径の細ピン13の他端
部が、第1金型2に形成したテーパ孔部1h及び太孔1
iを成形する太ピン12の貫通孔12aに嵌入して、キ
ャビティA内で両端が支持されたコアピンを形成してい
る。しかして、樹脂の流動圧力によるピン12,13の
捩じれや曲がりが防止され、形成されたフェルール1の
細孔1g及び太孔1iが曲がつたり、嵌合部1bの外径
と細孔1gとの同芯状態が悪くなつたりすることが確実
に防止される。その結果、光ファイバコネクタとしての
接続損失が低減される。
【0031】キャビティA内の全体に溶融樹脂Bが充満
したなら、保圧及び冷却工程を経た後、型開きして成形
品を取り出す。このようにして成形された成形品である
フェルール1は、細孔1gは勿論のこと嵌合部1bの外
径寸法が精密成形されている。しかして、細孔1g、テ
ーパ孔部1h及び太孔1iに図外の光ファイバを挿入し
た一対のフェルール1を突き合わせ、一対の嵌合部1b
にスリーブを外嵌させて光ファイバのコネクタを構成し
た際、光ファイバの接続状態が精緻に得られ、接続損失
が低減される。
【0032】ところで、上記実施例にあつては、貫通孔
12aと細ピン13との間の隙間δからコンプレッサ4
によつて圧縮空気を噴射させながら成形を行つたが、コ
ンプレッサ4に代えて真空ポンプ6を駆動し、真空ポン
プ5による空気抜き通路14a〜14cからの空気抜き
のみらず、隙間δ及び空気抜き通路15a〜15dから
も強制的に空気抜きを行いつつフェルール1のテーパ状
部1aを有する嵌合部1bの成形を行うこともできる。
その際、開閉弁7は開く。
【0033】これによれば、キャビティA内の全体、特
に第1キャビティA1内が減圧された状態で溶融樹脂B
の充填が進行する。このため、射出された溶融樹脂は第
1キャビティA1内を速やかに進行し、太ピン12のテ
ーパ部12bに至る。その後、テーパ部12bよりも一
端部側では第1キャビティA1の断面が拡大しているに
も係わらず、溶融樹脂が吸引されて速やかに流入し、第
1キャビティA1の一端部にまで速やかかつほぼ均一の
充填圧力によつて充満する。また、第2キャビティA2
内も減圧された状態で溶融樹脂Bの充填が進行するの
で、フェルール1のフランジ状部1c、短筒部1d及び
円筒面部1fが速やかかつほぼ均一の充填圧力によつて
成形される。
【0034】更に、射出の開始初期においてコンプレッ
サ4によつて隙間δから圧縮空気を送り込み、その後、
真空ポンプ6によつて第1キャビティA1内の空気を排
出させることもできる。これによれば、第1キャビティ
A1内では、射出の開始直後は真空ポンプ5によつて空
気抜き通路14a〜14cから強制的に空気抜きが行わ
れると共に、コンプレッサ4により、貫通孔12aと細
ピン13との間の隙間δを通じて圧縮空気が強制的に送
り込まれながら射出が行われるので、上記実施例とほぼ
同様に射出工程が進行する。そして、溶融樹脂Bの先端
がテーパ状部1aの他端部に接続する空気抜き通路14
a付近に達したなら、以後、コンプレッサ4を停止し真
空ポンプ6の駆動に切り換えてキャビティA内の空気を
強制的に排出させる。このようにして細孔1g及び嵌合
部1bが精密成形されたフェルール1が得られると共
に、上記実施例と比較してキャビティA内の空気の残存
に起因するひけを良好に防止することができる。なお、
真空ポンプ6の駆動時には開閉弁7を開放させ、射出工
程の終了時に第2キャビティA2内に空気が残ることを
防止する。
【0035】
【発明の効果】以上の説明によつて理解されるように、
本発明に係るフェルール射出成形用金型によれば、下記
の効果を奏することができる。キャビティ内の空気の制
御(余剰空気抜き又は圧縮空気の供給)を行いながら成
形することによつて、一端部での溶融樹脂の充填圧力が
低下することが防止されて充填圧力がゲート付近とほぼ
同様に得られ、一端部での充填密度の低下を防止するこ
とができる。これにより、フェルールの嵌合部の断面形
状の外径が均一に得られる。また、細ピン及び太ピンの
配置により、外径と光ファイバ挿入孔との同軸状態が非
常に良好なフェルールが得られる。その結果、光ファイ
バの接続損失が低減されるのみならず、コネクタとして
の着脱性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例に係るフェルール射出成形
用金型の要部を示す断面図。
【図2】 同じくフェルール射出成形用金型を示す断面
図。
【図3】 同じく作用説明図。
【図4】 同じくフェルールを断面で示す側面図。
【図5】 同じくフェルールを示す正面図。
【符号の説明】
1:フェルール、1a:テーパ状部、1b:嵌合部、1
c:フランジ状部、1d:短筒部(保持部)、1f:円
筒面部(保持部)、1g:細孔、1h:テーパ孔部、1
i:太孔、2:第1金型、3:第2金型、3c:ゲー
ト、4:コンプレッサ(圧縮空気供給源)、5:真空ポ
ンプ、6:真空ポンプ、12:太ピン、12a:貫通
孔、13:細ピン、14a,14b,14c:空気抜き
通路、15a,15b,15c,15d:空気抜き通
路、A:キャビティ、A1:第1キャビティ、A2:第
2キャビティ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 穴竈 伸良 神奈川県横浜市金沢区福浦2丁目2−1 株式会社日本製鋼所内 (72)発明者 佐藤 弘次 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話 株式会社内 (72)発明者 東野 俊一 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外径が、一端に向けて次第に縮径するテ
    ーパ状部(1a)を有する円筒面からなる嵌合部(1
    b)、嵌合部(1b)よりも大径のフランジ状部(1
    c)、フランジ状部(1c)よりも小径の保持部(1
    d,1f)を一端から順次に形成し、中心には、細孔
    (1g)及び太孔(1i)が、一端から順次に同芯に形
    成されたフェルール(1)を成形するフェルール射出成
    形用金型であつて、第1金型(2)と第2金型(3)と
    で区画され、両金型(2,3)の間にゲート(3c)を
    有するキャビティ(A)が、第1金型(2)又は第2金
    型(3)の一方に形成され、前記テーパ状部(1a)を
    有する嵌合部(1b)を区画すると共に、前記細孔(1
    g)を成形する細ピン(13)を突設した第1キャビテ
    ィ(A1)と、第1金型(2)又は第2金型(3)の他
    方に形成され、前記フランジ状部(1c)及び保持部
    (1d,1f)を区画すると共に、細ピン(13)の他
    端部を受入れ可能な貫通孔(12a)を有し、前記太孔
    (1i)を成形する太ピン(12)を突設した第2キャ
    ビティ(A2)とを備え、前記第1キャビティ(A1)
    のテーパ状部(1a)を区画する箇所に、真空ポンプ
    (5)が接続されて空気の排出を行う空気抜き通路(1
    4a,14b,14c)が形成され、かつ、貫通孔(1
    2a)の他端部に、細ピン(13)の周囲から一端に向
    けて圧縮空気の噴射を行う圧縮空気供給源(4)が接続
    されていることを特徴とするフェルール射出成形用金
    型。
  2. 【請求項2】 外径が、一端に向けて次第に縮径するテ
    ーパ状部(1a)を有する円筒面からなる嵌合部(1
    b)、嵌合部(1b)よりも大径のフランジ状部(1
    c)、フランジ状部(1c)よりも小径の保持部(1
    d,1f)を一端から順次に形成し、中心には、細孔
    (1g)及び太孔(1i)が、一端から順次に同芯に形
    成されたフェルール(1)を成形するフェルール射出成
    形用金型であつて、第1金型(2)と第2金型(3)と
    で区画され、両金型(2,3)の間にゲート(3c)を
    有するキャビティ(A)が、第1金型(2)又は第2金
    型(3)の一方に形成され、前記テーパ状部(1a)を
    有する嵌合部(1b)を区画すると共に、前記細孔(1
    g)を成形する細ピン(13)を突設した第1キャビテ
    ィ(A1)と、第1金型(2)又は第2金型(3)の他
    方に形成され、前記フランジ状部(1c)及び保持部
    (1d,1f)を区画すると共に、細ピン(13)の他
    端部を受入れ可能な貫通孔(12a)を有し、前記太孔
    (1i)を成形する太ピン(12)を突設した第2キャ
    ビティ(A2)とを備え、前記第1キャビティ(A1)
    のテーパ状部(1a)を区画する箇所に、真空ポンプ
    (5)が接続されて空気の排出を行う空気抜き通路(1
    4a,14b,14c)が形成され、かつ、貫通孔(1
    2a)の他端部に、細ピン(13)の周囲、フランジ状
    部(1c)及び保持部(1d,1f)を区画する箇所に
    設けた空気抜き通路(15a,15b,15c,15
    d)から空気の排出を行う真空ポンプ(6)が接続され
    ていることを特徴とするフェルール射出成形用金型。
  3. 【請求項3】 真空ポンプ(6)と並列に圧縮空気供給
    源(4)が設けられ、圧縮空気供給源(4)が貫通孔
    (12a)に選択的に接続して、細ピン(13)の周囲
    から一端に向けて圧縮空気の噴射を行うことが可能であ
    ることを特徴とする請求項2のフェルール射出成形用金
    型。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6435731B1 (en) 1999-10-01 2002-08-20 Ykk Corporation Ferrule having optical fiber incorporated therein as an integral part thereof and method for production thereof

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