JP2866240B2 - 中空射出成形用加圧流体圧入装置 - Google Patents

中空射出成形用加圧流体圧入装置

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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金型内の溶融樹脂中に
加圧流体を圧入する中空射出成形に使用される加圧流体
圧入装置に関する。更に詳しくは、スプルー、ランナ
ー、型キャビティ等の金型内に直接加圧流体を圧入する
のに用いる加圧流体圧入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金型内に射出された溶融樹脂中に
加圧流体を圧入する中空射出成形において、金型内に直
接加圧流体を圧入するのに用いられる加圧流体圧入装置
として、特公昭48−41264号公報や特公昭59−
19017号公報に示されるものが知られている。
【0003】特公昭48−41264号公報に示される
加圧流体圧入装置は、図5に示されるようなもので、後
端が加圧流体源に接続され、内部が加圧流体通路101
となった細い筒状の突起102を、金型103内へ向か
って突出後退可能に設けたものとなっている。この加圧
流体圧入装置を用いた場合、突起102を金型103内
に突出させた状態で溶融樹脂の射出し、加圧流体を圧入
して中空部を形成し、冷却固化の後、加圧流体を中空部
から排出し、突起102を金型103内から引っ込めて
成形型物を取り出すことになる。
【0004】また、特公昭59−19017号公報に示
される加圧流体圧入装置は、図6に示されるようなもの
で、射出された溶融樹脂を金型キャビティ104へと導
く溶融樹脂通路105の途中に、シリンダー装置106
で加圧流体通路101を開閉する弁107を設け、この
弁107を介して加圧流体の圧入を行うものとなってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の加圧流体圧入装置は、1つの金型の必要な位置に必要
な数だけ容易に設けることができる利点を有する反面、
次のような問題がある。
【0006】特公昭48−41264号公報の加圧流体
圧入装置の場合、溶融樹脂を射出したときに、突起10
2内の加圧流体通路101に溶融樹脂が逆流し、この加
圧流体通路101が詰まる問題がある。この溶融樹脂の
逆流防止のためには、加圧流体通路の孔径を小さくする
ことが考えられるが、このようにしたのでは加圧流体の
圧入と排出に時間がかかり、成形サイクルが長くなって
成形効率が低下する問題がある。また、小孔を精度よく
形成するのが大変で、加圧流体圧入装置毎のバラツキが
大きくなる特公昭59−19017号公報の加圧流体圧
入装置の場合、加圧流体の圧入時に弁107を開くと、
この開放された弁107から溶融樹脂が加圧流体通路1
01に逆流、この加圧流体通路101が詰まる問題があ
る。また、圧入中の加圧流体が、溶融樹脂中に圧入され
ずに、溶融樹脂と金型103の内表面との間を通って金
型103外へ漏れ、中空部を形成できなくなったり、中
空部内の必要な圧力維持ができなくなって型再現性が悪
化する問題もある。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、加圧流体通路への溶融樹脂の逆流がなく、効率よ
く確実に溶融樹脂中に加圧流体を圧入できるようにする
ことを目的とする。
【0008】このために本発明で講じられた手段を、一
実施例に対応する図1で説明すると、本発明では、先端
が金型1内空間に開口したスリーブ2内に、スリーブ2
内面との間に加圧流体源(図示されていない)に接続さ
れた隙間を加圧流体通路3として残しかつ先端部をスリ
ーブ2の先端面より金型内空間に突出させて軸芯4が挿
入されており、軸芯4先端部の、スリーブ2より金型内
空間に突出した側面は、スリーブ2先端部の内面とほぼ
平行であって、加圧流体の案内面10を構成していると
共に、加圧流体通路3の少なくとも金型1側開口部が、
加圧流体は流過させるが溶融樹脂は侵入させない狭隘状
態となっている中空射出成形用加圧流体圧入装置として
いるものである。
【0009】
【作用】本発明において、少なくとも加圧流体通路3の
金型1側開口部が狭隘状態となっているのは、溶融樹脂
の侵入による詰まりを防止するものである。そして、特
にスリーブ2と軸芯4の間を加圧流体通路3としている
のは、両者の径の相違として加圧流体通路3の幅が定め
られるようにすることで、この加圧流体流路3の幅を、
加圧流体は流過できるが溶融樹脂は流入させない程度の
狭い幅に精度よく容易に設定できるようにするものであ
る。また、これと同時に、加圧流体通路3を軸芯4の周
囲に形成することで、加圧流体通路3の幅が小さくなっ
ても、全体としては比較的広い加圧流体通路3の断面積
が得られるようにし、加圧流体の圧入及び排出を短時間
で容易に行えるようにするものである。
【0010】一方、軸芯4の案内面10は、圧入される
加圧流体を、溶融樹脂で覆われるが、圧入される加圧流
体を案内し、確実に溶融樹脂中に導くものである。
【0011】この案内面10の加圧流体の誘導作用を更
に図2で説明すると、本発明の場合、加圧流体通路3か
ら出た加圧流体は、図2の右側に示されるように、案内
面10に沿って金型1の内方へと導かれた後に更に溶融
樹脂中に進行するので、加圧流体を溶融樹脂内の中心部
付近に圧入できる。これに対して案内面10が存在しな
い場合、図2の左側に示されいるように、加圧流体通路
3から出た加圧流体は、スリーブ2の先端面に沿って金
型1の内面方向に導かれた後に更に溶融樹脂中に進行す
ることになる。従って、溶融樹脂と金型1の内面間に加
圧流体が入り込みやすく、加圧流体漏れが生じやすくな
る。
【0012】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を示す縦断面図
で、金型1は固定型1aと移動型1bとから構成されて
おり、両者の間に金型キャビティ5が形成されている。
【0013】本実施例においては、移動型1b側に本加
圧流体圧入装置が設けられている。但し、本加圧流体圧
入装置は、移動型1b側に設けなければならないもので
はなく、固定型1a側に設けることもできる。
【0014】上記本加圧流体圧入装置について更に説明
する。
【0015】本加圧流体圧入装置は、スリーブ2と軸芯
4を主な構成部材とするもので、スリーブ2は、円筒状
をなし、先端が金型キャビティ5内に開口し、後端部に
形成された鍔部6によって移動型1b内に係止されてい
る。
【0016】スリーブ2内の中心部には、スリーブ2の
内面との間に、加圧流体通路3となる円環状の隙間を残
して円柱状の軸芯4が挿入されている。この軸芯4の後
端部は、スリーブ2の後端部と同様に鍔部7となってい
て、スリーブ2の鍔部6内に、シールのためのOリング
8を介して嵌め込まれることで係止されている。
【0017】移動型1bには、加圧流体源(図示されて
いない)に接続された加圧流体供給路9が形成されてお
り、この加圧流体供給路9は、加圧流体通路3に接続さ
れている。従って、加圧流体源から供給された加圧流体
は、加圧流体供給路9から流体通路3を通って金型キャ
ビティ5内へ流出されるものとなっている。
【0018】スリーブ2と軸芯4の間に形成される加圧
流体通路3は、その全体を、加圧流体は流過させるが溶
融樹脂は流入させない幅としてもよいが、工作の容易性
や加圧流体に随伴する異物による目詰まりを防止しやす
るするため、スリーブ2の先端部分のみをこのような幅
の狭隘状態とし、他はこれに比して幅広にしておくこと
が好ましい。
【0019】狭隘状態となっている加圧流体通路3部分
の軸方向長さと幅は、溶融樹脂の粘度や金型1内の溶融
樹脂圧等に応じて定められるが、一般的には、軸方向長
さは1〜50mm、好ましくは3〜20mmで、幅は
0.02〜0.2mm、好ましくは0.05〜0.15
mmである。
【0020】上記加圧流体通路3の状態は、スリーブ2
の内径と軸芯4の外径との差で設定されるので、通常の
精度の工作機械によってで繰り返し再現性良く加工する
ことが可能である。
【0021】加圧流体通路3の別の態様としては、上記
の狭隘状態部分の幅と軸方向長さとなるよう、スリーブ
2先端部内面及び/又は軸芯4の先端部外面に1〜4箇
所程度の溝部を設け、加圧流体通路3の金型1側開口部
を、スリーブ2の周方向に不連続で、金型1内面側から
見て円弧状に不連続なものとすることもできる。この溝
部は、一般的には軸芯4の中心軸に平行に形成される
が、斜めに形成することもできる。
【0022】軸芯4の先端部は、スリーブ2の先端面よ
り突出されており、この突出した軸芯4先端部の側面
が、スリーブ2先端部内面とほぼ平行な案内面10を構
成している。
【0023】案内面10の突き出し量は、軸芯4が突出
する金型1内空間部分における軸芯4の突出方向の間隔
(以下「該当金型空間間隔」という)によって調整する
ことが好ましく、0.01mm以上で、該当金型空間間
隔の1/2以下の間で設定することが好ましい。一般的
には0.05〜5mmの間とすることが好ましい。
【0024】突出した軸芯4の先端部の形状は、上述の
案内面10の突き出し量が確保されていれば、それを越
える部分は円錐形、円錐台形、半球等任意の形状とする
ことができる。
【0025】本実施例において軸芯4の先端部は金型キ
ャビティ5内に突出しているが、この突出位置は金型キ
ャビティ5内に限らず、溶融樹脂が流入する金型1内空
間であれば、スプルー、ランナー、その他の空間でもよ
い。
【0026】加圧流体圧入装置を備えた金型1による中
空射出成形は、従来と同様にして行うことができる。即
ち、溶融樹脂を射出し、これと同時又は所定量の溶融樹
脂の射出後本加圧流体圧入装置から加圧流体を圧入して
中空部を形成し、冷却して金型1内の樹脂を固化させ、
中空部内の加圧流体を中空部から排出した後に金型1を
開いて中空生成型物を取り出すことで行うことができ
る。また、加圧流体の中空部からの取り出しは、加圧流
体圧入装置を介して加圧流体を逆流させることによって
行うことができる。
【0027】図3は本発明の第2の実施例を示すもの
で、上述の第1の実施例のものとほぼ同様であるが、ス
リーブ2の先端側周囲に金型1内空間に連続する環状溝
11が形成されている点が図1のものと相違している。
【0028】上記環状溝11は、スリーブ2の先端部周
囲に樹脂を密着させ、スリーブ2と金型1(移動型1
b)との間から加圧流体が漏れるのを防止するものであ
る。従って、この環状溝11を設けることによって、加
圧流体漏れを一層確実に防止することができる。
【0029】特にこの環状溝11は、金型キャビティ5
内の溶融樹脂が冷却されるときに、環状溝11内の溶融
樹脂がスリーブ2方向へ収縮することによって、環状溝
11内の樹脂とスリーブ2との間に隙間が発生すること
を防止するもので、成形する射出成形型物に形成すべき
リブや凸部とは切り離した独立したものとして設けるこ
とが好ましい。
【0030】尚、図3において図1と同じ符号は図1と
同様の部材を示すものである。
【0031】図4は本発明の第3の実施例を示すもの
で、金型1を構成する固定型1aと移動型1bのうち、
図1で説明したものと同様に、移動型1b側に加圧流体
圧入装置が設けられている。
【0032】加圧流体圧入装置は、図1で説明したスリ
ーブ2及び軸芯4に加えて、ブッシュ12及びフランジ
13を主な構成部材とするものとなっている。
【0033】上記加圧流体圧入装置について更に説明す
る。
【0034】スリーブ2は、円筒状をなすもので、先端
が金型キャビティ5内に開口し、後端部に形成された鍔
部6によって、移動型1bに挿入されたブッシュ12内
に係止されている。
【0035】スリーブ2内の中心部には、スリーブ2の
内面との間に、加圧流体通路3となる円環状の隙間を残
して円柱状の軸芯4が挿入されており、軸芯4の先端部
はスリーブ2の先端面より金型キャビティ5内へ突出し
て、その側面が案内面10を構成している。軸芯4の後
端部は、スリーブ2の後端部と同様に鍔部7となってい
て、スリーブ2の鍔部6内に嵌め込まれることで係止さ
れている。また、軸芯4の鍔部7には、切込状の連結通
路14が形成されている。
【0036】ブッシュ12は、先端側内周が切り欠かれ
ていて、スリーブ2の先端側周囲との間に溝11を形成
している。ブッシュ12の後端部は、固定ボルト15で
移動型の外側に固定されたフランジ13に取り付けられ
ており、上記スリーブ2と軸芯4の各鍔部6,7はこの
フランジ13とブッシュ12の間に挟み付けられている
ものである。また、フランジ13とスリーブ2の鍔部6
の間にはシールのためのOリング8が介在されている。
【0037】フランジ13の中央部分には、上記軸芯4
の鍔部7に設けられた連結通路14に連通する貫通孔1
6が形成されている。この貫通孔16は、接続フィッテ
ィング17を介して加圧流体源(図示されていない)に
接続されている。従って、本加圧流体圧入装置では、加
圧流体源からの加圧流体は接続フィッティング17、貫
通孔16、連結通路14を通って加圧流体通路3を介し
て金型キャビティ5内へと圧入されるものである。
【0038】加圧流体圧入装置は、固定ボルト15で容
易に着脱できるので、一体化された標準部品として金型
1に取り付ける場合に有利である。特に金型1の付属品
であるエジェクター・ピン、エジェクター・スリーブを
使用して安価に装置を構成することができる点で有利で
ある。エジェクター・スリーブの標準品は、その内径の
うち先端部側だけが所定の設計寸法に製作され、先端部
より後方部分の内径は、先端部より大きくなっているの
が通常であるので、これを利用することで容易に加圧流
体圧入装置を得ることができる。
【0039】
【発明の効果】本発明は以上説明した通りのものであ
り、次の効果を奏するものである。
【0040】(1)加圧流体通路3の幅を、加圧流体は
流過できるが溶融樹脂は浸入できない幅に容易に設定で
きるので、溶融樹脂の逆流による加圧流体通路詰まりを
防止できる。
【0041】(2)加圧流体が、案内面10によって金
型1の内方へ案内されるので、加圧流体が溶融樹脂と金
型1の内面との間を通って漏れることを防止でき、確実
に溶融樹脂の深部に加圧流体を圧入できる。
【0042】(3)上記のように加圧流体の漏れが防止
できるので、確実に必要な中空部を形成できると共に、
圧入した加圧流体の圧力維持も確実で、型再現性に優れ
た中空射出成形型物を得ることができる。
【0043】(4)加圧流体通路3は、溶融樹脂が浸入
できない程度の幅としても、環状に広く設けることがで
きるので、加圧流体の圧入及び排出時間が長くなるのを
防止しやすく、成形効率の低下が少ない。
【0044】(5)加圧流体通路3の加工を精度よく容
易に行うことができるので、1つの金型に複数の本加圧
流体圧入装置を設ける場合の各加圧流体圧入装置間のバ
ラツキを小さくでき、成形性が損なわれる心配がない。
このため、金型1の必要な位置に必要な数の本加圧流体
圧入装置を設けることで、金型キャビティ5内に加圧流
体を隅々まで行き渡らせるための誘導路を設ける必要を
なくし、成形型物表面の光沢ムラ等の欠点を発生させず
に成形を行うことが極めて容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明における案内面の作用の説明図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す縦断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示す縦断面図である。
【図5】従来の技術の説明図である。
【図6】従来の技術の説明図である。
【符号の説明】
1 金型 1a 固定型 1b 移動型 2 スリーブ 3 加圧流体通路 4 軸芯 5 金型キャビティ 6 鍔部 7 鍔部 8 Oリング 9 加圧流体供給路 10 案内面 11 溝 12 ブッシュ 13 フランジ 14 連結通路 15 固定ボルト 16 貫通孔 17 接続フィッティング
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−281817(JP,A) 特開 平5−16177(JP,A) 実開 平4−54815(JP,U) 実開 平4−47517(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 45/00 - 45/84

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端が金型内空間に開口したスリーブ内
    に、スリーブ内面との間に加圧流体源に接続された隙間
    を加圧流体通路として残しかつ先端部をスリーブの先端
    面より金型内空間に突出させて軸芯が挿入されており、
    軸芯先端部の、スリーブより金型内空間に突出した側面
    、スリーブ先端部の内面とほぼ平行であって、加圧流
    体の案内面を構成していると共に、加圧流体通路の少な
    くとも金型側開口部が、加圧流体は流過させるが溶融樹
    脂は侵入させない狭隘状態となっていることを特徴とす
    る中空射出成形用加圧流体圧入装置。
  2. 【請求項2】 スリーブ先端部の周囲に金型空間に連続
    する溝が形成されていることを特徴とする請求項1の中
    空射出成形用加圧流体圧入装置。
JP35796691A 1991-12-27 1991-12-27 中空射出成形用加圧流体圧入装置 Expired - Lifetime JP2866240B2 (ja)

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