JPH08194100A - X線顕微鏡及びx線発生装置 - Google Patents

X線顕微鏡及びx線発生装置

Info

Publication number
JPH08194100A
JPH08194100A JP547795A JP547795A JPH08194100A JP H08194100 A JPH08194100 A JP H08194100A JP 547795 A JP547795 A JP 547795A JP 547795 A JP547795 A JP 547795A JP H08194100 A JPH08194100 A JP H08194100A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray
rays
sample
target
laser beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP547795A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Hirose
秀男 広瀬
Tamio Hara
民夫 原
Kozo Ando
剛三 安藤
Katsunobu Aoyanagi
克信 青柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
Original Assignee
Shimadzu Corp
RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp, RIKEN Institute of Physical and Chemical Research filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP547795A priority Critical patent/JPH08194100A/ja
Priority to EP96300325A priority patent/EP0723385A1/en
Priority to US08/587,915 priority patent/US5680429A/en
Publication of JPH08194100A publication Critical patent/JPH08194100A/ja
Priority to US08/876,331 priority patent/US6157701A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • X-Ray Techniques (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 飛散微粒子の放出を阻止して、試料をX線源
に接近して配置させることができるX線顕微鏡及び飛散
微粒子の放出を阻止することができるX線発生装置を提
供する。 【構成】 X線顕微鏡において、ターゲット材11の少
なくとも片面側に間隔を開けて、X線発生工程に伴う作
用によって破損が生じない程度の厚さのX線透過膜12
を設け、該ターゲット材11にレーザビーム30を照射
することによってX線を発生するX線発生装置1を構成
し、試料20を該X線発生装置1のX線透過膜側に近接
して配置し、試料20を透過したX線によりX線像を検
出することによって、飛散微粒子の放出を阻止して、試
料をX線源に接近して配置させることができるX線顕微
鏡を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線顕微鏡に関し、特
に、レーザビームの照射によってターゲットから放出さ
れるX線を用いるX線顕微鏡に関するものであり、ま
た、本発明は所定のターゲットにレーザビームを照射し
てプラズマ化し、X線を発生する装置に関し、特に、X
線レーザ、X線リソグラフィ、X線顕微鏡、あるいはX
線光電子分光顕微鏡等に用いることができるX線発生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線顕微鏡として、所定のターゲットに
レーザビームを照射してX線を発生するX線発生装置を
備え、該X線発生装置からのX線を試料に照射し、透過
したX線像を観察するX線顕微鏡が知られている。図1
0は、従来のX線発生装置を説明するための概略図であ
り、ターゲット19にレーザビーム30を照射して放出
されるX線を集光ミラー44によって試料セル2中の試
料20に集光させ、試料20を通過したX線を拡大光学
系41を介して2次元検出器61によって検出する構成
となっている。
【0003】また、このようなX線顕微鏡やその他の目
的で使用するX線発生装置において、従来所定のターゲ
ットにレーザビームを照射してX線を発生する機構とし
て、例えばターゲットとして平板状あるいは円柱状の固
体金属が用いられており、これらの固体金属の表面上に
レーザビームを集光させることによって高密度プラズマ
を生成し、この自由膨張したプラズマ中から発生するX
線を装置外部へ導く構造のものが知られている。この構
造のX線発生装置では、プラズマが真空中に瞬時に自由
膨張して拡散するため、X線の発生効率が低いという問
題点がある。この問題点を解決するものとして、ターゲ
ットの片側にX線透過膜を設けることによってターゲッ
トとX線透過膜との間に空間を形成し、該空間内にプラ
ズマを閉じ込める構成のX線発生装置が提案されてい
る。
【0004】図11は該X線発生装置を説明するための
概略図であり、テープ状のX線発生ターゲット71に対
して空間73が形成されるようにX線透過膜72を設け
ており、レーザビーム30によって発生したプラズマを
該空間73内に閉じ込めるものである。図11に示す従
来のX線発生装置では、図12に示す順序でX線発生が
行なわれる。図12は従来のX線発生装置におけるター
ゲットとX線透過膜の移動を説明する図であり、図12
の(a)に示すようにX線発生ターゲット71にレーザ
ビーム30を照射すると、図12の(a)に示すように
照射位置のターゲットが蒸発してプラズマが生成され、
該生成プラズマ中からX線が放射されてX線透過膜72
を透過して放出される。このとき、X線発生ターゲット
71にはレーザビーム30によって穴が形成される。
【0005】また、生成プラズマからはX線とともに微
粒子が放出され、X線透過膜72によって減速される。
X線透過膜72は、この微粒子の衝突やプラズマの圧力
によって図12の(c)に示すように穴が開けられる。
したがって、この穴からX線とともに微粒子も放出され
ることになる。レーザビームの照射が終了して次の照射
を行う場合には、穴の開いたX線発生ターゲット71と
X線透過膜72を移動して、レーザビームの照射位置に
穴の開いていない部分が来るように移動する。この移動
によって、次のX線の発生を行なうことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
X線顕微鏡及びX線発生装置では、ターゲットからX線
と同時に放出される飛散微粒子を除去するための装置を
設ける必要があるという問題点がある。
【0007】前記図10に示す従来のX線顕微鏡におい
て、ターゲット19からX線とともに放出される飛散微
粒子は、集光ミラー44、試料20、あるいは検出器に
付着し、試料へのX線の照射量が減少するとともに、構
成要素を劣化させることになる。また、図11に示す従
来のX線発生装置においては、X線透過膜72を設ける
ことによってプラズマの発生効率は向上するが、X線の
発生におけるX線透過膜72の破損によって前記従来例
と同様に、集光ミラー44、試料20、あるいは検出器
側に飛散微粒子が放出されるとい問題点を有している。
【0008】前記X線顕微鏡及びX線発生装置のいずれ
においても、飛散微粒子を除去するために、真空中にガ
スを充満させたり、高速シャッター74等の飛散微粒子
除去装置を設ける必要がある。高速シャッター74は、
X線10と飛散微粒子との速度差を利用して、X線10
の通過後にシャッターを閉じることによって飛散微粒子
を遮断するものである。このような飛散微粒子除去装置
はターゲットと試料との間に配置されるが、ターゲット
と試料間のこの飛散微粒子除去装置によって、例えばc
m単位の間隔を必要とする。ターゲットから放出される
X線は点光源であるため、ターゲットと試料間の間隔が
大きくなると、X線の試料へのX線の照射量が減少する
という問題点が生じることになる。
【0009】したがって、従来のX線顕微鏡及びX線発
生装置では、ターゲットからX線と同時に放出される飛
散微粒子を除去するための装置を設ける必要があるとい
う問題点があり、X線顕微鏡及びX線発生装置はそれぞ
れ以下のようにこの問題点から派生する問題点を有して
いる。例えば、従来のX線顕微鏡では、図10に示すよ
うに、前記飛散微粒子除去装置の設置という問題点によ
って、試料20とX線源との距離が長くなり、ターゲッ
ト19と試料20を収納した試料セル2との間に集光ミ
ラー44を設置する必要がある。そして、この集光ミラ
ー44によって反射させるX線の波長特性と、透過X線
を検出器側に拡大して導く拡大光学系41のX線の波長
特性を合わせる必要がある。この2つの光学系のX線の
波長特性が一致しない場合にはX線発生装置からのX線
の集光あるいは透過X線の拡大が不可能になり、良好な
X線像を得ることができないという問題点も生じること
になり、X線による試料の分析品質が低下するという問
題点が生じることになる。
【0010】また、従来のX線発生装置では、前記飛散
微粒子除去装置の設置という問題点によって、試料とX
線源との距離が長くなり、X線の拡散量が増大して試料
へのX線の照射量が減少するという問題点がある。な
お、この問題点は、このようなX線発生装置を備えたX
線顕微鏡においても同様に有している。そこで、本発明
は前記した従来のX線顕微鏡の問題点を解決し、飛散微
粒子の放出を阻止して、試料をX線源に接近して配置さ
せることができるX線顕微鏡を提供することを目的とす
る。また、本発明は、前記した従来のX線発生装置の問
題点を解決し、飛散微粒子の放出を阻止することができ
るX線発生装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は、
X線顕微鏡において、ターゲット材の少なくとも片面側
に間隔を開けて、X線発生工程に伴う作用によって破損
が生じない程度の厚さのX線透過膜を設け、該ターゲッ
ト材にレーザビームを照射することによってX線を発生
するX線発生装置を備え、試料を該X線発生装置のX線
透過膜側に近接して配置し、試料を透過したX線により
X線像を検出することによって、飛散微粒子の放出を阻
止して、試料をX線源に接近して配置させることができ
るX線顕微鏡を構成する。
【0012】また、本出願の第2の発明は、ターゲット
材にレーザビームを照射することによってX線を発生す
るX線発生装置において、ターゲット材の少なくとも片
面側に間隔を開けて、X線発生工程に伴う作用によって
破損が生じない程度の厚さのX線透過膜を設け、このX
線透過膜を通してX線を取り出すことによって、飛散微
粒子の放出を阻止することができるX線発生装置を構成
する。
【0013】本発明においてX線発生工程に伴ってX線
透過膜に作用するものとしては、例えばX線発生工程で
生じるプラズマの圧力、X線発生のために照射するレー
ザビームの透過、及びプラズマ中で散乱された散乱光等
がある。本出願の第1及び第2の発明のX線発生装置
は、ターゲット材にレーザビームを照射することによっ
てX線を発生するものである。そして、該X線発生装置
に用いるX線透過膜はX線の透過率が良く、かつ飛散微
粒子を阻止する機能を備えた部材であり、その膜厚をレ
ーザビームの照射により生ずる高密度プラズマの発生に
伴うプラズマ圧力や飛散微粒子のエネルギー等により破
損が生じない程度の厚さとするものである。
【0014】本発明の実施態様は、X線発生装置に用い
るX線透過膜の膜厚を少なくとも1μmを超えるもので
あり、例えば2〜3μmの厚さの膜厚が適当であり、こ
れによって、高密度プラズマによって生じるX線を透過
するとともに、同時に発生する飛散微粒子を遮蔽して、
X線透過率の良好なX線透過膜を備えたX線発生装置及
びX線顕微鏡を構成することができる。本発明の他の実
施態様は、X線発生装置に用いるX線透過膜をAl、B
e、C、Sn、Ti、V、Mo、ポリイミド、もしくは
ビニールにより形成するものであり、これによって、X
線透過率の良好なX線透過膜を備えたX線発生装置及び
X線顕微鏡を構成することができる。
【0015】本発明の他の実施態様は、X線発生装置に
用いるX線透過膜をAl、Be、もしくはポリイミドに
より形成するものであり、これによって、20オングス
トローム以下の波長のX線透過率の良好なX線透過膜を
備えたX線発生装置及びX線顕微鏡を構成することがで
きる。本発明の他の実施態様は、X線発生装置に用いる
X線透過膜をSn、Ti、もしくはVにより形成するも
のであり、これによって、20オングストロームから5
0オングストロームの波長のX線透過率の良好なX線透
過膜を備えたX線発生装置及びX線顕微鏡を構成するこ
とができる。
【0016】本発明の他の実施態様は、X線発生装置に
用いるX線透過膜をC、Sn、もしくはMoにより形成
するものであり、これによって、45オングストローム
から100オングストロームの波長のX線透過率の良好
なX線透過膜を備えたX線発生装置及びX線顕微鏡を構
成することができる。本発明のその他の実施態様は、タ
ーゲット材及びX線透過膜をテープ状とし、該テープ材
をレーザビームの焦点及び試料に対して移動可能とする
ものであり、これによって、各レーザビームの照射毎に
ターゲット材及びX線透過膜の交換を行なうことができ
る。
【0017】本発明の別の実施態様は、X線像を検出す
る2次元検出器としてCCD、MCP、あるいはフィル
ムを使用することができ、これによって、X線像を容易
に得られるX線顕微鏡を構成することができる。本発明
の他の実施態様は、X線透過膜と試料とレジストを近接
させて配置するものであり、これによって、試料とレジ
ストとを密着させる密着型X線顕微鏡を構成することが
できる。
【0018】
【作用】本出願の第1の発明によれば、X線顕微鏡のX
線発生装置において、ターゲット材にレーザビームを照
射するとプラズマが発生する。この高密度プラズマ発生
によりX線及び飛散微粒子が放出される。X線は、ター
ゲットと試料との間に設けられたX線透過膜を透過して
試料側に放出され、一方、飛散微粒子はこのX線透過膜
によって遮断され試料側への放出が阻止される。したが
って、X線顕微鏡のX線発生装置からはX線のみが放出
される。
【0019】このX線発生装置からはX線のみが放出さ
れるため、従来のように拡散粒子を除去する装置をX線
発生装置と検出器との間に設ける必要がない。したがっ
て、試料をX線発生装置に近接して配置することができ
る。これによって、従来必要であった集光ミラー等の光
学系の設置や該光学系におけるX線の波長特性の一致が
不要となり、また、X線が拡散する前に試料に照射する
ことができるため、照射X線量を増大させることがで
き、明るいX線像を得ることができる。
【0020】また、本出願の第2の発明によれば、X線
発生装置において、ターゲット材にレーザビームを照射
するとプラズマが発生する。この高密度プラズマ発生に
よりX線及び飛散微粒子が放出される。X線は、ターゲ
ットと試料との間に設けられたX線透過膜を透過して試
料側に放出され、一方、飛散微粒子はこのX線透過膜に
よって遮断され試料側への放出が阻止される。このプラ
ズマ発生において、X線透過膜はプラズマの自由膨張に
よってに圧力を受け、また飛散微粒子の衝突を受ける
が、X線透過膜の膜厚を少なくとも1μmを超えるもの
とし、例えば2〜3μmの厚さ膜厚とすることによって
プラズマ圧力や飛散微粒子のエネルギーに抗するに充分
な膜厚として、X線透過膜の破損による飛散微粒子の飛
散を防止している。
【0021】また、X線発生装置に用いるX線透過膜
を、その透過波長に応じてAl、Be、C、Sn、T
i、V、Mo、ポリイミド、もしくはビニールから選択
して形成することができ、例えば、20オングストロー
ム以下の波長に対してはAl、Be、もしくはポリイミ
ドにより形成し、20オングストロームから50オング
ストロームの波長に対してはSn、Ti、もしくはVに
より形成し、45オングストロームから100オングス
トロームの波長に対してはC、Sn、もしくはMoによ
り形成する。また、X線発生装置においてレーザビーム
の各照射毎にX線の発生を行なうと、テープ状のターゲ
ット材には穴があき、X線透過膜には飛散微粒子が付着
するため、ターゲット材を移動して穴の開いていない新
しいターゲット材にレーザビームを照射させ、また、X
線透過膜を移動して飛散微粒子の付着していない新しい
X線透過膜によって飛散微粒子を遮蔽してX線のみを透
過して、試料へのX線の照射を行なう。
【0022】したがって、本発明によれば、X線顕微鏡
において、本発明のX線発生装置のX線透過膜と試料と
を近接させて配置すると、X線透過膜を透過して放出さ
れるX線は試料に対してX線照射量を減少することなく
照射することができ、X線検出器において明るいX線像
を得ることができる。また、飛散微粒子はX線透過膜に
よって阻止されるため、試料あるいは試料セルや、集光
光学系、拡大光学系等の光学系や、検出器に飛散微粒子
が付着することがない。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照しながら詳
細に説明する。以下、はじめに本出願に共通する構成で
ある第2の発明のX線発生装置について説明し、次に該
第2の発明のX線発生装置を備えた本出願の第1の発明
のX線顕微鏡について説明する。
【0024】(本発明のX線発生装置の一実施例の構
成)図1は本発明のX線発生装置の概略を示す断面図で
ある。図1はX線発生装置1の要部を示しており、11
はX線発生用ターゲットであり、12はX線透過膜であ
って、それぞれテープ状に形成して重ね合わせて二重構
造によって構成することができ、レーザビーム30が照
射される位置においてはX線発生用ターゲット11とX
線透過膜12との間には、例えば1mm程度の間隔があ
けられ、空間部14が形成される。このX線発生用ター
ゲット11とX線透過膜12との間の間隔は、例えば保
持部13によって形成することができる。
【0025】X線発生用ターゲット11はAl,Au,
Mo,Ta,カプトン(商品名),あるいはTi等の固
体テープによって形成することができ、この固体テープ
の幅は例えば5mm程度、厚さt2は1μm〜100μ
m程度とすることができる。
【0026】また、X線透過膜12はAl、Be、C、
Sn、Ti、V、Mo、ポリイミド、もしくはビニール
によって形成することができ、例えば、20オングスト
ローム以下の波長のX線を透過させる場合にはAl、B
e、もしくはポリイミドによって形成し、20オングス
トロームから50オングストロームの波長のX線を透過
させる場合にはC、Sn、Ti、V、もしくはポリイミ
ドによって形成し、45オングストロームから100オ
ングストロームの波長のX線を透過させる場合にはS
n、もしくはMoによって形成する。このX線透過膜の
幅は例えば5mm程度とし、その厚さt1はプラズマ圧
力や飛散微粒子のエネルギーに抗して破損することがな
いよう充分な膜厚とするものであって少なくとも1μm
を超えるものとし、例えば2〜3μmの厚さが適当であ
る。
【0027】なお、この膜厚t1は、プラズマの圧力に
耐え、また、飛散微粒子のエネルギーに耐える厚さであ
る必要があり、ターゲットに照射されるレーザビームの
強度や照射時間、プラズマの形成される空間の容量等の
プラズマや飛散微粒子が形成される条件に応じて変更す
ることができるものである。レーザビーム30は、X線
発生用ターゲット11の裏側から照射され、空間部14
にプラズマを発生し、該プラズマはX線10を発生す
る。X線10は、X線透過膜12を透過してレーザビー
ム30と反対側に照射される。また、プラズマによって
形成される飛散微粒子は、X線透過膜12によって遮断
されて外部への放出は阻止される。
【0028】(本発明のX線発生装置の一実施例の作
用)次に、図2を用いて本発明の実施例の作用について
説明する。図2は本発明のX線発生装置の動作を
(a),(b),(c),(d)の順で示している。は
じめに、図2の(a)において、X線発生用ターゲット
11とX線透過膜12は保持部13によって間隔をあけ
て配置されている。このX線発生用ターゲット11に対
して、図示しないレーザ源からレーザビーム30(図中
の矢印)を照射する。レーザビーム30のX線発生用タ
ーゲット11への照射は、図示しない光学系によって集
光して行なうことができる。
【0029】このレーザビーム30の照射によって、タ
ーゲットの金属が蒸発して高温・高密度のプラズマが生
成され、この生成プラズマ中から高輝度X線が放射状に
発生する。レーザビーム照射によって生成されたプラズ
マは、X線発生用ターゲット11とX線透過膜12によ
って囲まれた空間部14にnsecオーダで閉じ込めら
れ、レーザビームとプラズマとの相互作用を行なう時間
が長くなり効率的なX線発生が行なわれる。このとき、
図2の(b)に示すようにX線発生用ターゲット11に
はレーザビーム30によって径が0.1μm程度の穴1
8が開く。発生したX線はX線透過膜12を通過して試
料側に放射されるとともに、穴18を通ってレーザ源側
に放射する。
【0030】一方、プラズマから発生した微粒子はX線
透過膜12に衝突して、その運動エネルギーが吸収され
て減速され、X線透過膜12を通過せずにX線透過膜1
2に捕らえられる。したがって、X線透過膜12には飛
散微粒子が付着することになる。この工程によって、一
つのレーザビーム30の照射が終了してX線の発生が終
了した段階では、X線発生用ターゲット11には穴18
が形成され、X線透過膜12には飛散微粒子が付着した
状態となり、次のレーザビーム30の照射によるX線の
発生には不適当な環境となる。
【0031】そこで、X線発生用ターゲット11及びX
線透過膜12を移動させ、レーザビームの照射位置にX
線発生用ターゲット11の穴のあいていない部分を移動
させ、また、X線の通過位置にX線透過膜12の飛散微
粒子の付着していない部分を移動させ、再び前記(a)
と同様のX線発生操作を行なう。これによって、新たな
X線の発生と飛散微粒子の阻止が行なわれ、図2の
(c)に示すように、前記図2の(b)と同様の穴が形
成される。さらに、図2の(d)に示すように、X線発
生用ターゲット11及びX線透過膜12を移動させて、
次のレーザビームの照射を行いX線の発生を行なう。以
下、同様にしてX線発生用ターゲット11及びX線透過
膜12の移動とレーザビーム30の照射を繰り返すこと
によって、断続的なX線発生を繰り返して行なうことが
できる。
【0032】X線発生用ターゲット11のレーザビーム
の照射毎の移動量は、少なくともレーザビームの照射位
置と穴18とが重ならない程度で、また、X線透過膜1
2のレーザビームの照射毎の移動量は、少なくともX線
透過位置と飛散微粒子の付着位置が重ならない程度であ
ればよく、例えば1mm程度とすることができる。この
移動量は、前記図11に示した従来のX線発生装置の場
合の移動量と比較して少ない量とすることができる。例
えば前記図12で示したように、従来のX線発生装置の
X線発生用ターゲットとX線透過膜の移動においては、
X線透過膜の穴がプラズマから充分離れる必要があるた
め、例えば2〜3mm程度の移動を行なっている。した
がって、本発明のX線発生装置では、X線発生用ターゲ
ットとX線透過膜の移動量を従来のX線発生装置より少
ない移動量とすることができる。
【0033】(本発明のX線顕微鏡の一実施例)図3は
本発明のX線顕微鏡の一実施例の概略を示す断面図であ
る。本発明のX線顕微鏡は、前記した本発明のX線発生
装置1と、X線発生装置1から放出されたX線により照
射される試料20を保持する試料セル2と、試料20を
透過したX線を検出してX線像を得る検出部6と、レー
ザビーム30を放射するレーザ源31を制御する制御装
置5とを備えている。X線発生装置1は、前記したテー
プ状のX線発生用ターゲット11とX線透過膜12の他
にそれらを卷回している卷回部15,16と、卷回部1
5,16の駆動を行なうための駆動装置17を備えてい
る。X線発生用ターゲット11とX線透過膜12は卷回
部15,16に巻かれており、駆動装置17によって一
方から他方への移動が行なわれる。駆動装置17は例え
ばステッピングモータ等の間欠駆動装置を有しており、
制御装置5からの駆動信号によって間欠駆動して、前記
図2で示したように一定量の移動を行う。
【0034】また、試料セル2は、X線透過膜12に近
接して設けられたX線窓21を有しており、該X線窓2
1を介して試料20へのX線の照射を行なう。X線窓2
1とX線透過膜12との間隔は例えば0.1μm程度に
接近させることができ、X線透過膜12の移動によるX
線窓21との接触による影響が無視できる場合には接触
させることができ、密着型X線顕微鏡を構成することが
できる。このX線窓21とX線透過膜12との近接配置
を行なうことによって、X線透過膜12から放出された
X線の強度が減少する前に試料20への照射を行うこと
ができる。また、前記したようにX線発生装置1からの
飛散微粒子の放出は阻止されるため、飛散微粒子の除去
するための機構を試料側及び検出側に設ける必要がな
い。また、従来試料側と検出側の間に設ける必要があっ
た集光ミラー等の光学系が不要であり、試料と検出器と
の間に設ける光学系とこの集光ミラーとのX線の波長特
性をそろえるための調整が不要となる。
【0035】レーザ源3は、レーザ光源31と光学系3
2を備え、制御装置5からの信号によってレーザ源31
から間欠的に照射されたレーザビーム30は、光学系3
2を介してX線発生用ターゲット11の裏側から照射さ
れる。制御装置5は、レーザ光源31と駆動装置17の
制御を行っており、両装置に送信する信号のタイミング
をずらすことによって、レーザビーム30の照射が終了
してX線の放出が終了した後、X線発生用ターゲットと
X線透過膜の移動を行い、該移動の終了した後に次のレ
ーザビームの照射を行う。なお、レーザ光源31の駆動
は例えば、3〜7nsec程度の駆動パルスによって行
うことができる。また、検出部6は、例えばCCD装置
やMCP装置やフィルム等の種々の検出器を用いること
ができる。
【0036】したがって、本発明のX線顕微鏡では、制
御装置5からの制御によってレーザ光源31を駆動して
レーザビーム30をX線発生用ターゲット11に照射
し、X線の放出を行う。放出されたX線はX線透過膜1
2を透過して後、試料セル2中の試料20を透過し、そ
のX線像を例えばレジスト61上に形成する。一つの駆
動パルスが終了してX線の照射によるX線像の検出が終
わると、制御装置5は駆動装置に駆動信号を送り、卷回
部15及び卷回部16を回してX線発生用ターゲット1
1とX線透過膜12を移動し、次のレーザビーム30の
照射に備える。その後、次の駆動パルスによって再び次
のX線像の検出を行う。したがって、本発明のX線顕微
鏡においては、X線発生装置1からX線のみを試料に照
射することができる。
【0037】(本発明のX線顕微鏡のその他の実施例)
図4は本発明のX線顕微鏡のその他の実施例の概略を示
す断面図である。図4の実施例は、二枚のX線窓21を
有する試料セルをX線透過膜に接近させて配置し、試料
セルを通過した試料のX線像をX線拡大光学系41を通
して拡大し、結像面をX線検出器62を配置する。な
お、図においては、X線拡大光学系41として二枚の凹
凸面鏡からなるシュワルツシハド光学系を用いている。
この実施例の構成によるX線顕微鏡では、前記図10の
従来のX線顕微鏡が備えている試料セルをターゲットか
ら遠ざけるための集光用X線ミラー44を不要とするこ
とができる。
【0038】また、図5,6は本発明のX線顕微鏡のそ
の他の実施例の概略を示す断面図であり、図5の実施例
では、試料セルと検出器との間に配置する拡大光学系と
してゾーンプレート42を用いる構成を示し、図6の実
施例では、試料セルと検出器との間に配置する拡大光学
系としてウオルター型ミラー43を用いる構成を示して
いる。さらに、図7は本発明のX線顕微鏡の別の実施例
の概略を示す断面図であり、ターゲット近傍に設置した
試料のX線像を、例えば数十cm以上離れた2次元検出
器上に直接投影した拡大する構成である。これは、X線
は10μmオーダのスポット径から発生するため、点光
源と見なすことができるためである。
【0039】前記までに示した実施例においては、レー
ザのターゲットへの入射角は0°としているが、この入
射角は任意の角度を選択することができる。このとき、
前記した実施例と同様にターゲット裏面から放出される
X線は放射状となるため、その取り出し方向も任意に選
ぶことができる。そこで、より一般的な配置例を図8に
示す。図8は本発明のX線顕微鏡の更に別の実施例の概
略を示す断面図であり、レーザビームをX線発生用ター
ゲットに対して斜め方向から照射し、ターゲット裏面の
斜め方向に放出するX線を試料に照射する構成である。
【0040】この場合、試料はターゲットを透過したレ
ーザ光の影響を受けず、ターゲット裏面より発生したX
線のみを試料に照射することができる。図9は本発明の
X線顕微鏡の別の実施例の概略を示す断面図であり、X
線発生用ターゲット11を卷回する卷回部15−1及び
16−1と、X線透過膜12を卷回する卷回部15−2
及び16−2とを別の卷回部に卷回する構成である。こ
の構成の場合には、二重構造のX線発生用ターゲット1
1とX線透過膜12を必要とせず、別々のX線発生用タ
ーゲット11とX線透過膜12を用いることができ、ま
た、別個に異なる移動量で移動することができる。
【0041】(実施例の効果)本発明の実施例によれ
ば、ターゲットから得られたX線を試料に導くためのX
線集光光学系を不必要とすることができ、X線の試料へ
のX線の照射量の減少を防止することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
飛散微粒子の放出を阻止して、試料をX線源に接近して
配置させることができるX線顕微鏡を提供することがで
き、また、飛散微粒子の放出を阻止することができるX
線発生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のX線発生装置の概略を示す断面図であ
る。
【図2】本発明のX線発生装置の動作を説明するための
図である。
【図3】本発明のX線顕微鏡の一実施例の概略を示す断
面図である。
【図4】本発明のX線顕微鏡のその他の実施例の概略を
示す断面図である。
【図5】本発明のX線顕微鏡のその他の実施例の概略を
示す断面図である。
【図6】本発明のX線顕微鏡のその他の実施例の概略を
示す断面図である。
【図7】本発明のX線顕微鏡の別の実施例の概略を示す
断面図である。
【図8】本発明のX線顕微鏡の更に別の実施例の概略を
示す断面図である。
【図9】本発明のX線顕微鏡の別の実施例の概略を示す
断面図である。
【図10】従来のX線発生装置を説明するための概略図
である。
【図11】従来のX線発生装置を説明するための概略図
である。
【図12】従来のX線発生装置におけるターゲットとX
線透過膜の移動を説明する図である。
【符号の説明】
1…X線発生装置、2…試料セル、3…レーザ源、4…
光学系、5…制御装置、6…検出器、10…X線、11
…X線発生用ターゲット、12…X線透過膜、15,1
6…卷回部、20…試料、21…X線窓、30…レーザ
ビーム、31…レーザ光源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 剛三 埼玉県和光市広沢2番1号 理化学研究所 内 (72)発明者 青柳 克信 埼玉県和光市広沢2番1号 理化学研究所 内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線顕微鏡において、ターゲット材の少
    なくとも片面側に間隔を開けて、X線発生工程に伴う作
    用によって破損が生じない程度の厚さのX線透過膜を設
    け、該ターゲット材にレーザビームを照射することによ
    ってX線を発生するX線発生装置を備え、試料を該X線
    発生装置のX線透過膜側に近接して配置し、試料を透過
    したX線によりX線像を検出することを特徴とするX線
    顕微鏡。
  2. 【請求項2】 ターゲット材にレーザビームを照射する
    ことによってX線を発生するX線発生装置において、タ
    ーゲット材の少なくとも片面側に間隔を開けて、X線発
    生工程に伴う作用によって破損が生じない程度の厚さの
    X線透過膜を設け、前記X線透過膜を通してX線を取り
    出すことを特徴とするX線発生装置。
JP547795A 1995-01-18 1995-01-18 X線顕微鏡及びx線発生装置 Pending JPH08194100A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP547795A JPH08194100A (ja) 1995-01-18 1995-01-18 X線顕微鏡及びx線発生装置
EP96300325A EP0723385A1 (en) 1995-01-18 1996-01-17 X-ray generating apparatus and x-ray microscope
US08/587,915 US5680429A (en) 1995-01-18 1996-01-17 X-ray generating apparatus and X-ray microscope
US08/876,331 US6157701A (en) 1995-01-18 1997-06-16 X-ray generating apparatus and X-ray microscope

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP547795A JPH08194100A (ja) 1995-01-18 1995-01-18 X線顕微鏡及びx線発生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08194100A true JPH08194100A (ja) 1996-07-30

Family

ID=11612337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP547795A Pending JPH08194100A (ja) 1995-01-18 1995-01-18 X線顕微鏡及びx線発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08194100A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004191124A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Central Res Inst Of Electric Power Ind 高エネルギー粒子の発生方法および高エネルギー粒子発生装置
JP2006085940A (ja) * 2004-09-14 2006-03-30 Laser Gijutsu Sogo Kenkyusho X線発生方法、x線発生装置
US7039157B2 (en) 2001-08-03 2006-05-02 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha X-ray microscope apparatus
US7692169B2 (en) 2004-12-28 2010-04-06 Asml Netherlands B.V. Method for filtering particles out of a beam of radiation and filter for a lithographic apparatus
WO2013035292A1 (ja) * 2011-09-09 2013-03-14 独立行政法人産業技術総合研究所 X線顕微鏡用試料収容セルおよびx線顕微鏡像の観察方法
JP2015526839A (ja) * 2012-06-14 2015-09-10 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft X線源、x線を発生させる方法ならびに単色のx線を放射するx線源の使用

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7039157B2 (en) 2001-08-03 2006-05-02 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha X-ray microscope apparatus
JP2004191124A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Central Res Inst Of Electric Power Ind 高エネルギー粒子の発生方法および高エネルギー粒子発生装置
JP2006085940A (ja) * 2004-09-14 2006-03-30 Laser Gijutsu Sogo Kenkyusho X線発生方法、x線発生装置
JP4617127B2 (ja) * 2004-09-14 2011-01-19 財団法人レーザー技術総合研究所 X線発生方法、x線発生装置
US7692169B2 (en) 2004-12-28 2010-04-06 Asml Netherlands B.V. Method for filtering particles out of a beam of radiation and filter for a lithographic apparatus
WO2013035292A1 (ja) * 2011-09-09 2013-03-14 独立行政法人産業技術総合研究所 X線顕微鏡用試料収容セルおよびx線顕微鏡像の観察方法
JP2013057623A (ja) * 2011-09-09 2013-03-28 National Institute Of Advanced Industrial & Technology X線顕微鏡用試料収容セルおよびx線顕微鏡像の観察方法
US9336918B2 (en) 2011-09-09 2016-05-10 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Sample-containing cell for X-ray microscope and method for observing X-ray microscopic image
JP2015526839A (ja) * 2012-06-14 2015-09-10 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft X線源、x線を発生させる方法ならびに単色のx線を放射するx線源の使用
US9520262B2 (en) 2012-06-14 2016-12-13 Siemens Aktiengesellschaft X-ray source, method for producing X-rays and use of an X-ray source emitting monochromatic X-rays

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2576278B2 (ja) X線発生装置
JP2742415B2 (ja) X線分析装置
US7555102B1 (en) Systems and methods for imaging using radiation from laser produced plasmas
US5138158A (en) Surface analysis method and apparatus
US5680429A (en) X-ray generating apparatus and X-ray microscope
JPH08194100A (ja) X線顕微鏡及びx線発生装置
KR100745704B1 (ko) 극자외선을 얻는 방법, 광선의 소스 및 리소그라피 공정에의 사용
WO2004057625A1 (ja) 高速粒子発生方法及び高速粒子発生装置
EP1309234B1 (en) Method and apparatus for elimination of high energy ions from EUV radiating device
US6313461B1 (en) Scanning-aperture electron microscope for magnetic imaging
JP3371444B2 (ja) X線発生方法及びx線発生装置及びこれを有するx線露光装置
JP3141529B2 (ja) X線源用フィルタ装置,該フィルタ装置を備えたx線源およびx線露光装置。
JP2001135877A (ja) レーザプラズマx線発生装置
Koay et al. High-conversion-efficiency tin material laser-plasma source for EUVL
JPH1064694A (ja) X線発生装置
JP2728627B2 (ja) 波長分散型x線分光装置
JP2001141674A (ja) 斜出射x線回折測定用試料ホルダ及びこれを用いた斜出射x線回折測定装置、並びに、これを用いた斜出射x線回折測定方法
GB2268802A (en) Photo-electron spectroscopy apparatus
JP3448912B2 (ja) レーザプラズマx線源およびx線縮小露光装置
JP3677548B2 (ja) X線発生装置
JPH09260094A (ja) X線発生装置
JPH10318945A (ja) 軟x線反射率測定方法とそのための装置
JP2002323598A (ja) レーザー誘起プラズマによるx線集光方法及び装置
JP3102453U (ja) 軟x線光源装置
JPH08327794A (ja) レーザプラズマ光源

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020809