JPH08193557A - 内燃機関における燃料供給装置 - Google Patents

内燃機関における燃料供給装置

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Publication number
JPH08193557A
JPH08193557A JP7022277A JP2227795A JPH08193557A JP H08193557 A JPH08193557 A JP H08193557A JP 7022277 A JP7022277 A JP 7022277A JP 2227795 A JP2227795 A JP 2227795A JP H08193557 A JPH08193557 A JP H08193557A
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JP
Japan
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fuel
injection valve
fuel injection
flow passage
atomizing plate
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JP7022277A
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English (en)
Inventor
Tomoyasu Yano
智康 谷野
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Keihin Corp
Original Assignee
Keihin Seiki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料分配管1内に滞留する空気を微細化され
た気泡に分散し、燃料噴射弁Jの燃料噴射量に影響与え
ることなく吸気管15内へ排出する。 【構成】 薄板材料よりなるアトマイズプレート4は、
振動片部4Cを備え、振動片部4Cの外周に連通溝4D
が穿設される。燃料分配管1の長手軸心方向X−Xに沿
って形成されるプレート嵌合溝2B内にアトマイズプレ
ート4が配置され、燃料流路2は第1燃料流路2Cと第
2燃料流路2Dとに区分される。第1燃料流路2Cには
燃料ポンプ19に連なる燃料流入路7が開口し、第2燃
料流路2Dには、燃料噴射弁取付け孔3が開口し、この
燃料噴射弁取付け孔3に燃料噴射弁Jが装着される。ア
トマイズプレート4の振動片部4Cは燃料噴射弁取付け
孔3に対向配置され、第1燃料流路2Cと第2燃料流路
2Dとはアトマイズプレート4の連通溝4Dによって連
絡される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料ポンプによって加
圧された燃料を、燃料噴射弁を介して吸気管に向けて噴
射供給する内燃機関における燃料供給装置に関し、その
うち特に、複数の燃料噴射弁が取着され、それらの燃料
噴射弁に燃料を分配する燃料分配管の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】プレッシャーレギュレターを、燃料タン
ク内あるいは燃料タンクの近傍に配置し、プレッシャー
レギュレターと燃料タンクとを接続するリターン配管を
廃止した燃料供給装置は特開平6−129325号公報
に示される。かかる燃料供給装置によると、燃料タンク
内の燃料は、燃料ポンプによって燃料分配管内へ圧送さ
れ、燃料噴射弁より吸気管に向けて噴射される。燃料分
配管から各燃料噴射弁に燃料を分配する各コネクタの少
なくとも1つを燃料分配管内の上部に開口させる。燃料
分配管上流の燃料配管より分岐した燃料パイプを燃料分
配管の上部に設置し、この燃料パイプと燃料分配管とを
連通部絞りによって連通する。以上によると、空気及び
ベーパーガスは、燃料パイプに貯留された後に連通部絞
りを介して燃料分配管内に少しづつ導入され、コネクタ
を介して燃料噴射弁より燃料とともにこの空気が吸気管
内へ排出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の燃料供給
装置によると、燃料パイプ内に貯留された空気は、連通
部絞りを介して微細化されて燃料分配管内に流入するも
のであるが、この連通部絞りが単一に設けられているこ
とから、燃料パイプ内に貯留した空気を効果的に微細化
することができない。これは1の燃料噴射弁は連通部絞
りに対向して配置されるものの残余の燃料噴射弁は直接
的に連通部絞りに対向して配置されるものでなく、残余
の燃料噴射弁の動作時において生起する脈動圧力を直接
的に連通部絞りに作用させることができないからであ
る。又、微細化された空気が流入する燃料分配管は長手
方向に延びるものであり、連通部絞りが開口する側の燃
料分配管内における空気の微細化は図られるものの後流
側の燃料分配管内の空気にあっては徐々に集合して大き
な気泡となる傾向があり、全ての燃料噴射弁から微細化
された空気を均一に排出することができない。更に又、
燃料パイプと燃料分配管とが格別に用意され、それらが
連通部絞り、あるいは鋼管配管からの分岐部によって接
続されなければならないこと及び燃料分配管内にはその
長手方向に複数のコネクタを突出して設けなければなら
ないことから、製造コストが上昇して好ましいものでな
い。
【0004】本発明は、以上の点に鑑みなされたもの
で、プレッシャーレギュレターが燃料タンク内あるいは
燃料タンクの近傍に配置されて燃料リターン配管が廃止
された燃料供給装置において、燃料分配管内に貯まる、
燃料ポンプから給送されてきた空気あるいは燃料分配管
が内燃機関によって暖められたことによって貯留される
ベーパーを、確実に燃料分配管内において微細化し、こ
の微細化された空気を燃料噴射弁より吸気管内に向けて
排出し、空気やベーパーによる燃料噴射量の低下を防止
することのできる燃料供給装置を提供することを第1の
目的とする。又、前記燃料噴射装置を安価に提供するこ
とを第2の目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】前記目的を達成する為に、
本発明の燃料供給装置は、燃料タンク内の燃料を燃料ポ
ンプ、プレッシャーレギュレター、メインフィルターを
介して燃料分配管に取着された燃料噴射弁に供給し、燃
料噴射弁より吸気管に向けて燃料を噴射する内燃機関に
おける燃料供給装置において、燃料分配管の長手軸心方
向に沿って穿設された燃料流路は、該流路に沿って配置
されたアトマイズプレートによって第1燃料流路と第2
燃料流路とに区分され、前記第1燃料流路には、燃料ポ
ンプに連なる燃料流入路が開口し、前記第2燃料流路に
は、燃料噴射弁取付け孔を介して燃料噴射弁が取着さ
れ、燃料噴射弁の上流側流路が開口し、一方、前記アト
マイズプレートの燃料噴射弁取付け孔に対向する部位に
は、第1燃料流路と第2燃料流路とを連絡する連通溝が
その外周に形成される振動片部を備えたことを第1の特
徴とする。
【0006】又、本発明は、前記第1の特徴に加え第1
燃料流路に接続されて開口する燃料流入路の一部を第2
燃料流路に直接的に接続して開口したことを第2の特徴
とする。
【0007】又、本発明は、前記第1の特徴に加え、前
記アトマイズプレートの後端側にバイパス孔を穿設した
ことを第3の特徴とする。
【0008】又、本発明は、前記第1の特徴に加え、、
前記アトマイズプレートを薄板金属材料で形成するとと
もに燃料噴射弁取付け孔に対向する部位にコ字状の溝を
穿設し、コ字状の溝の内方部分にて振動片部を形成し、
コ字状の溝にて連通溝を形成したことを第4の特徴とす
る。
【0009】又、本発明は、前記第4の特徴に加え、前
記アトマイズプレートの連通溝の外側方に、第2燃料流
路内に向かって突出する壁部を立設したことを第5の特
徴とする。
【0010】又、本発明は、前記第1の特徴に加え、前
記アトマイズプレートを、薄板金属材料にて形成し、こ
のアトマイズプレートの燃料噴射弁取付け孔に対向する
部位にコ字状の溝をプレス打ち抜き形成することによっ
て、連通溝と、連通溝の内方にある振動片部とを形成
し、更にコ字状の溝の外側方をプレス打ち抜き形成後に
折り曲げ形成することによって壁部を形成したことを第
6の特徴とする。
【0011】又、本発明は、前記第1の特徴に加え、前
記振動片部の幅を変えて形成したことを第7の特徴とす
る。
【0012】
【作用】前記請求項1記載の発明によると、燃料タンク
内の燃料は、燃料ポンプによって燃料分配管の第1燃料
流路内へ給送され、第1燃料流路内の燃料はアトマイズ
プレートの連通溝を介して第2燃料流路内へと給送さ
れ、第2燃料流路内の燃料は、燃料噴射弁より吸気管内
に向けて噴射される。燃料ポンプから第1燃料流路内へ
給送される燃料中に含まれる空気は、連通溝を介して第
2燃料流路内へ流入する。燃料噴射弁の開閉動作による
と、燃料噴射弁の上流側流路に向けて脈動圧が生起し、
アトマイズプレートの振動片部はこの脈動圧を受けて振
動する。振動片部が振動することによると連通溝を燃料
とともに通過する空気は微細化され、この微細化された
空気を含む燃料は、第2燃料流路から燃料噴射弁に供給
されて吸気管より排出される。
【0013】又、請求項2記載の発明によると、燃料流
入路から直接的に第2燃料流路内へ燃料が供給されるの
で、燃料噴射弁の高流量時における燃料不足が生じるこ
とがなく、更に連通溝の溝幅を小さく設定できるので空
気の微細化を効果的に行なうことができる。
【0014】又、請求項3記載の発明によると、第1燃
料流路内に流入した燃料は、連通溝とバイパス孔を介し
て第2燃料流路内へ流入するもので、特に第1燃料流路
内において積極的な燃料流を生ずる。これによると、微
細化された気泡を早期に排出し、気泡が再び集合するこ
とが抑止される。
【0015】又、請求項4記載の発明によると、アトマ
イズプレートにコ字状の溝を形成することによって振動
片部と連通溝をいちどに形成できる。
【0016】又、請求項5記載の発明によると、燃料噴
射弁からアトマイズプレートに向かう脈動圧を壁部によ
って収束でき、この収束された脈動圧を振動片部に有効
に作用させることができるので、振動片部による空気の
微細化を一層向上できる。
【0017】又、請求項6記載の発明によると、アトマ
イズプレートをコ字状の溝にてプレス打ち抜き成形する
とともにコ字状の溝の外側方をプレス打ち抜き後折り曲
げ形成したので、アトマイズプレートに設けられる連通
溝、振動片部、壁部を極めて容易に製作しうる。
【0018】又、請求項7記載の発明によると、振動片
部の幅をかえることによって振動片部の共振周波数を変
えることができる。この共振周波数を機関の回転数と合
わせることによりその共振時における空気の微細効果を
一層高めることができ、例えば、燃料噴射弁からの噴射
燃料量が少なく空気がもっとも微細化されることが望ま
れる機関のアイドリング運転時において好適である。
【0019】
【実施例】以下、本発明になる内燃機関における燃料供
給装置の一実施例を図1、図2により説明する。図1
は、燃料噴射弁が取着された燃料分配管の縦断面図、
(図2のB−B線における縦断面図に相当する)図2は
図1のA−A線における縦断面図である。1は、図1に
おいて左右方向の長手軸心方向X−Xに延びる燃料分配
管であって以下の構成よりなる。2は燃料分配管1の右
側端1Aから左側端1Bに向かって長手軸心方向X−X
に沿って貫通した燃料流路であり、該燃料流路の図1に
おける下方位置には、燃料噴射弁Jを取着する為の燃料
噴射弁取付け孔3が開口する。本実施例における燃料噴
射弁取付け孔3は、燃料分配管1の右側端1A方向から
左方に向かい、一番目の燃料噴射弁取付け孔3から四番
目の燃料噴射弁取付け孔3迄、4個穿設された。又、燃
料流路2の内周壁2Aには、燃料流路2の長手軸心方向
X−Xに沿い断面短形をなす一対のプレート嵌合溝2B
が右側端1Aから左側端1Bにかけて穿設される。この
プレート嵌合溝2Bは、燃料分配管1をアルミニウム材
の押し出し成形あるいは引き抜き成形によって製作する
と極めて容易に製作できる。
【0020】4は金属材料、合成樹脂材料等よりなる薄
板材によって形成され、前記プレート嵌合溝2B内に嵌
合配置されるアトマイズプレートであり、このアトマイ
ズプレート4について図3により詳細に説明する。アト
マイズプレート4にはコ字状の溝4Aが穿設されるもの
で、コ字状の溝4Aの内方部分に一部が接続部4Bをも
ってアトマイズプレート4に接続され、他部がコ字状の
溝4Aをもってアトマイズプレート4と切り離される振
動片部4Cが形成される。すなわち、振動片部4Cは一
部が接続部4Bをもって固定され、自由状態にある他部
が振動しうる。又、コ字状の溝4Aはアトマイズプレー
ト4の表裏を連通させる連通溝4Dとなる。この連通溝
4Dを備えた振動片部4Cは、燃料噴射弁取付け孔3に
対向して配置すべく間隔をもって4個形成された。そし
て、このアトマイズプレート4はコ字状の溝4Aを含ん
でプレス打ち抜き成形することによって極めて容易に製
作しうる。
【0021】以上の構成は、次の如く燃料分配管1に組
付けられる。燃料分配管1の各燃料噴射弁取付け孔3内
には公知の燃料噴射弁Jが挿入されて取着されるもの
で、燃料噴射弁Jの上流側流路J1は燃料流路2内に開
口する。又、燃料分配管1の右側端1Aの開口から燃料
流路2内のプレート嵌合溝2Bに向けてアトマイズプレ
ート4が嵌合配置されるもので、このアトマイズプレー
ト4は燃料分配管1の左側端1Bに達する。そして、燃
料分配管1の右側端1Aの開口上には該開口を閉塞する
第1閉塞カバー5が配置され、燃料分配管1の左側端1
Bの開口上には該開口を閉塞する第2閉塞カバー6が配
置される。
【0022】以上によると、燃料分配管1の燃料流路2
はアトマイズプレート4によって図2において上方位置
にある第1燃料流路2Cと、下方位置にある第2燃料流
路2Dとに区分され、前記燃料噴射弁Jの上流側流路J
1は第2燃料流路2D内に開口し、さらにアトマイズプ
レート4の振動片部4Cは各燃料噴射弁取付け孔3に対
向して配置され、連通溝4Dは、第1燃料流路2Cと第
2燃料流路2Dとを連通する。又、第2閉塞カバー6に
は、燃料流入路7が穿設されるもので、この燃料流入路
7は第1燃料流路2C内に開口する。
【0023】かかる燃料噴射弁J、アトマイズプレート
4が取着された燃料分配管1は燃料供給装置として図4
に示す内燃機関(以下単に機関)に取着される。機関の
シリンダブロック10の上面に配置されたシリンダヘッ
ド11には燃焼室12に連なる吸気ポート13と排気ポ
ート14とが開口しこの吸気ポート13には、吸気管1
5と絞り弁を備えたスロットルボデー16が接続され、
さらにスロットルボデー16の上流側にはエアクリーナ
17が配置される。そして、吸気管15には、燃料分配
管1に取着された燃料噴射弁Jの先端部が挿入配置さ
れ、燃料噴射弁Jの噴孔(図示せず)が吸気管15内に
向かって開口する。
【0024】18は内部に燃料が貯留される燃料タンク
であり、19は燃料タンク18内の燃料を吸入して吐出
する燃料ポンプであり、20は燃料ポンプ19から吐出
される燃料圧力を大気圧又は吸気管負圧に対して一定に
保つ働きをするプレッシャーレギュレターであり、燃料
タンク18内もしくは燃料タンク18の近傍に配置され
る。21は燃料中に含まれる異物を除去するメインフィ
ルターである。
【0025】そして、燃料タンク18内の燃料は、燃料
ポンプ19にて加圧され、プレッシャーレギュレター2
0、メインフィルター21、燃料流入路7を介して燃料
分配管1の第1燃料流路2C内へ給送される。
【0026】次にその作用について説明する。機関の運
転時において、燃料ポンプ19から給送される燃料は、
燃料流入路7から燃料分配管1の第1燃料流路2Cに流
入し、アトマイズプレート4の連通溝4Dを経て第2燃
料流路2D内へ流入する燃料の流れを生ずる。これは機
関の運転によって燃料噴射弁Jが動作し、燃料噴射弁J
より吸気管15内に向けて第2燃料流路2D内の燃料が
噴射(消費)されるからである。一方、前記燃料分配管
1の第1燃料流路2C内へ給送される燃料中には、何ら
かの理由によって空気が含まれるもので、この燃料中に
含まれる空気は、第1燃料流路2C内に流入した後に燃
料とともに連通溝4Dを介して第2燃料流路2D内へ流
入する。
【0027】一方、機関の運転と同期して燃料噴射弁J
が動作することによると、燃料噴射弁Jのニードル弁は
弁座孔を断続的に開閉動作するものであり、(ニードル
弁、弁座孔は公知であるので図示されない)これによる
と、燃料噴射弁Jの上流側流路J1に向けて脈動圧を発
生する。そして、燃料噴射弁Jが取着される燃料噴射弁
取付け孔3に対向して、アトマイズプレート4に設けた
振動片部4Cを配置したことによると、燃料噴射弁Jに
生起した脈動圧は燃料噴射弁Jの上流側流路J1からア
トマイズプレート4の振動片部4Cに作用する。
【0028】以上によると、振動片部4Cは、脈動圧を
受けて連続した往復動をなすもので、これによると連通
溝4Dを燃料とともに通過する空気は、この連通溝4D
において微細な気泡に細分化される。又、連通溝4Dに
対しても脈動圧は直接的に作用し、連通溝4Dにおいて
脈動圧による大きな衝撃力を受けるので、これによって
も空気は微細な気泡に細分化される。そして、この微細
化された気泡は、浮力ガスが大きく減少することから燃
料噴射弁Jが燃料を噴射する際、その燃料とともに第2
燃料流路2Dから吸気管15に向けて噴射されて排出さ
れる。
【0029】一方、微細化された気泡の一部は連通溝4
Dから第1燃料流路2C内に噴出されることがあるが、
前記と同様に第1燃料流路2Cから第2燃料流路2D内
へ流入する際、連通溝4Dにおいて再び微細化されて第
2燃料流路2D内へ流れ、燃料噴射弁Jより吸気管15
に向けて排出される。仮に、第1燃料流路2C内へ噴出
された気泡が集合して大きな空気に成長した場合、連通
溝4Dを通過する際において再び微細化される。
【0030】以上のように、燃料ポンプ19から第1燃
料流路2Cに給送される燃料中に含まれる空気は、アト
マイズプレート4の連通溝4Dを燃料とともに通過する
際、振動片部4Cに作用する燃料噴射弁Jの脈動圧によ
って振動片部4Cが振動し、これによって微細な気泡へ
と細分化され、この微細な気泡が第2燃料流路2Dを介
して燃料噴射弁Jが噴射する燃料とともに吸気管15内
へ排出されるので燃料分配管1内に空気が貯留すること
はない。そして、燃料噴射弁Jから排出される空気が微
細であって且つ極めて少量づつに制限されるので、燃料
噴射弁Jの噴射時において、空気の噛みこみによる燃料
噴射量の低下が抑止される。
【0031】而して、プレッシャーレギュレター20を
燃料タンク18又は燃料タンク18の近傍に配置した際
において、燃料分配管1の燃料流路2内にある空気は自
動的に微細化されて燃料噴射弁Jより順次排出されるの
で、燃料分配管1内に空気が滞留したり、あるいは大き
な気泡の空気が一気に燃料噴射弁Jから排出されるとい
う不具合は解消される。
【0032】尚、燃料分配管1は機関の比較的近傍に配
置され、機関の熱を受けることから燃料分配管1が暖め
られてその内部にベーパーが発生することがあるが、か
かるベーパーにあっても微細化されて燃料噴射弁Jより
噴射される燃料とともに吸気管15内へ排出される。す
なわち、第1燃料流路2C内に発生したベーパーは、第
1燃料流路2Cから連通溝4Dを介して第2燃料流路2
D内へ流入する際に前述した通りに振動片部4Cにてこ
のベーパーが効果的に微細化されて排出される。一方、
第2燃料流路2D内に発生したベーパーは、自身が有す
る大なる浮力によってアトマイズプレート4及び連通溝
4Dに達し、このアトマイズプレート4上にあるベーパ
ーが脈動圧による衝撃力を受けることによって破壊さ
れ、更に連通溝4Dにあるベーパーは振動片部4Cによ
って微細化され、この微細化された気泡が燃料噴射弁J
より排出される。
【0033】又、燃料噴射弁Jにて生起する脈動圧のエ
ネルギーは、振動片部4Cが振動することによって吸収
して空気の微細化エネルギーとして使用されるので、こ
の脈動圧は減衰されるもので、これによると燃料分配管
1より上流側にある配管内への脈動の伝達を低減できる
もので脈動圧に伴う騒音、例えばメインフィルター2を
脈動圧がたたくことによって発生する騒音等の効果的な
低減を図ることができたものである。
【0034】又、連通溝4D及び振動片部4Cを備えた
アトマイズプレート4の製作は、薄板金属材料をコ字状
の溝4Aをもってプレス打ち抜き形成すること、あるい
は合成樹脂材料を射出成形することによって極めて容易
に製作でき、しかも燃料分配管1内への装着は、プレー
ト嵌合溝2B内に単にアトマイズプレート4を嵌合配置
すればよいもので、その製造を極めて簡単にして且つ安
価に行なうことができる。
【0035】更に、燃料分配管1内にアトマイズプレー
ト4が配置され、その外観形状が大きく変わらないこと
は、機関への搭載の自由度を制限するものでなく、互換
性の高い燃料分配管を提供できる。
【0036】尚、アトマイズプレート4を薄板金属材料
であるバネ板材を用いると、振動片部4Cの振動が良好
に得られるもので、特に空気の微細化を効果的に行なう
ことができる。
【0037】又、図5、図6は振動弁部の他の実施例を
示すもので、図5の実施例にあっては、U字状の溝4E
をもって連通溝4Dと振動片部4Cが形成されたもので
ある。又、図6の実施例にあっては、複数の接続部4B
によって振動片部4Cが支持され、振動片部4Cの外周
には複数の円弧状の連通溝4Dが形成された。本実施例
によると、振動片部4Cの振動をアトマイズプレート4
の面に対して直交して動作できるとともに振動片部4C
の外周全体に均等な振動が発生し且つ連通溝4Dの総溝
長さを長くとることができるので、連通溝4Dにおける
空気の微細化を一層効果的に行なうことができる。
【0038】次に図7には、他の実施例が示されるもの
で図2と相違する部分のみについて説明する。本実施例
において、燃料ポンプ19に連なる燃料流入路7は、第
1燃料流路2Cに接続されて開口するとともにその一部
が第2燃料流路2Dに接続されて開口する。以上による
と、燃料ポンプ19から給送される燃料は、第1燃料流
路2Cと第2燃料流路2Dに共に給送される。そして、
第1燃料流路2C内に給送される燃料中に含まれる空気
は、前述と同様に連通溝4Dを通過する際、振動片部4
Cが振動することによって微細化され、燃料噴射弁Jよ
り吸気管15内へ排出される。一方、第2燃料流路2D
内へ給送される燃料中に含まれる空気は、それが有する
大なる浮力によってアトマイズプレート4のプレート面
上、連通溝4Dの近傍及び振動片部4Cにある。そし
て、プレート面上にある空気はプレート面に向かう脈動
圧によって破壊されて微細化され、連通溝4D、振動片
部4Cにある空気は、脈動圧を受けて振動する振動片部
4Cによって微細化される。そしてこの微細化された気
泡は、燃料噴射弁Jから吸気管内へ排出される。
【0039】そして、かかる実施例によると、燃料流入
路7の一部は、直接的に第2燃料流路2D内に開口した
ので、燃料噴射弁Jへの燃料の供給は連通溝4Dと第2
燃料流路2D内へ開口する燃料流入路7とにより行なわ
れる。従って、連通溝4Dによる供給燃料の制限を受け
ることがないので、燃料噴射弁Jの高流量時における燃
料流量不足を生じさせることがない。又、連通溝4Dの
溝幅は、高流量時における燃料量を全く配慮することな
く選定できるので小なる溝幅に選定できる。以上による
と、微小間隙を有する連通溝4Dによって空気を微細化
できるので、空気の微細化を一層効果的に行なうことが
できる。
【0040】次に、図8、図9によって他の実施例につ
いて説明する。図8は、アトマイズプレートの平面図。
図9は、図8に示されたアトマイズプレートが燃料分配
管1に装着された状態を示す縦断面図。図3に記載され
たアトマイズプレート4と相違する部分について説明す
る。本実施例におけるアトマイズプレート10は、後端
10Aの近傍にバイパス孔10Bが穿設される。(後端
10Aとは図8において右側端をいう。)そしてこのア
トマイズプレート10が燃料分配管1のプレート嵌合溝
2B内に嵌合して配置される。この状態は図9に示され
るもので、このときバイパス孔10Bは燃料流入路7が
開口する燃料流路2の反対側に位置し、第1燃料流路2
Cと第2燃料流路2Dとはアトマイズプレート10の連
通溝4Dとバイパス孔10Bとによって連通される。か
かる実施例によると、燃料分配管1の燃料流路2内にあ
る空気の微細化は、図1、図2に示された実施例と同様
に成されるが、本例にあっては以下の特徴的な作用、効
果を有する。すなわち、アトマイズプレート4にバイパ
ス孔10Bを穿設したことによると、第1燃料流路2C
から第2燃料流路2D内へ流入する燃料量を、連通溝4
Dの溝径を小径に保持した状態で第1燃料流路2Cから
第2燃料流路2Dに向けて大流量を供給できる。従って
燃料噴射弁Jの高流量時における燃料流量不足を生じさ
せることがない。又、前述の如く、連通溝4Dの溝径を
小径にできたことは、微少なる溝において振動片部4C
を振動させることになるので、空気を一層微細な気泡へ
と細分化することができる。更には、バイパス孔10B
を介して第1燃料流路2Cから第2燃料流路2D内へ向
かう積極的な燃料の流れを燃料流路2内に生起すること
ができるので、微細化された気泡を燃料噴射弁より早期
に排出することができ、気泡が再び集合して大きな空気
へと成長することがなく、微細な気泡を排出しつつ安定
した燃料の供給が可能となったものである。
【0041】次に、図10から図14によって更に他の
実施例を説明する。図10は、アトマイズプレートの他
の実施例を示す平面図。図11は図10のD−D線にお
ける縦断面図。図12は図11の右側面図。である。ア
トマイズプレート20には4個のコ字状の溝4Aが間隔
をもって穿設され、各コ字状の溝4Aの内方に振動片部
4Dが形成されるとともにコ字状の溝4Aによって連通
溝4Dが形成される。20Aは、連通溝4Dの長手軸心
方向における外側方に形成された壁部であり、図11に
おいてアトマイズプレート20のプレート面より上方に
向かって突出して形成される。この壁部20Aは、アト
マイズプレート20の後端20B側の第1のコ字状の溝
4Aにあっては、その左方において突出して形成され、
中央部にある第2、第3のコ字状の溝4Aにあっては、
該コ字状の溝4Aの両側方に振動片部4Cをはさんで対
向して形成され、もっとも左方にある第4のコ字状の溝
4Aにあっては、その右方に突出して形成される。
【0042】そして、このアトマイズプレート20は、
図1の実施例と同様に、燃料分配管1の右側端1Aの開
口から燃料流路2のプレート嵌合溝2B内に嵌合配置さ
れる。以上によると、燃料流路2はアトマイズプレート
20によって第1燃料流路2Cと第2燃料流路2Dとに
区分され、第1燃料流路2Cには燃料流入路7が開口
し、第2燃料流路2Dには燃料噴射弁Jが取着される燃
料噴射弁取付け孔3が開口する。そして、アトマイズプ
レート20の各振動片部20Cは各燃料噴射弁取付け孔
3に対向して配置され、壁部20Aは第2燃料流路2D
の内周壁2Aに向かって突出する。
【0043】そして、燃料分配管1のもっとも後端(図
において右方)にある第1の連通溝4Dの左側方には壁
部20Aが突出して配置され、第2及び第3の連通溝4
Dのそれぞれの両側方には、それぞれ壁部20Aが対向
して配置され、もっとも左方にある第4の連通溝4Dの
右側方には壁部20Aが突出して配置される。この状態
は図13、図14に示される。
【0044】以上によると、機関の運転時において、各
燃料噴射弁Jに生起する脈動圧は、壁部20Aによって
燃料噴射弁Jに対向する振動片部4Cに向けて収束され
るので、脈動圧を減衰させることなく強いエネルギーを
もって振動片部4Cに有効に作用させることができ、も
って連通溝4Dにおける空気の微細化を効果的に行なう
ことができる。又、燃料噴射弁Jにて生起する脈動圧は
壁部20Aによって側方へ拡散することが抑止され、隣
接する燃料噴射弁Jに影響を与えることがないので、燃
料噴射弁Jからの燃料噴射量を安定させることができ
る。
【0045】そして、このアトマイズプレート20を薄
板金属材料で形成し、燃料噴射弁取付け孔3に対向する
部位にコ字状の溝4Aをプレス打ち抜き形成することに
よって、コ字状の溝4Aの内方に振動片部4Cを形成す
るとともにコ字状の溝4Aによって連通溝4Dを形成
し、さらにコ字状の溝4Aの外側方をプレス打ち抜き形
成した後に折り曲げ形成して壁部20Aを形成したこと
によると、その製作は極めて簡単にして且つ安価に行な
うことができるものである。
【0046】又、図3に示される振動片部4Cの幅Pを
かえることによって各振動片部4Cのバネ点数をかえる
ことによって振動片部4Cの共振周波数を変えることが
できるものであり、この振動片部4Cの共振周波数を機
関の回転数と合わせることによると振動片部4Cによる
空気の微細化を一層効果的に高めることができる。例え
ば図3において、右方から1番目と3番目の振動片部4
Cの共振周波数を機関のアイドリング運転時における回
転数と共振させることによって、機関のアイドリング運
転時における1番目と3番目の振動片部4Cによる空気
の微細化効果を高めることができ、一方、右方から2番
目と4番目の振動片部4Cの共振周波数を機関の高速運
転時における回転数と共振させることによって機関の高
速運転時における2番目と4番目の振動片部4Cによる
空気の微細化効果を高めることができ、もって燃料分配
管1内における空気の排出性を一層向上できたものであ
る。
【0047】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載のものによる
と、燃料分配管の燃料流路内に燃料とともに流入した空
気は、連通溝を介して流下するもので、このとき振動片
部が燃料噴射弁に生起する脈動圧によって振動するの
で、連通溝において空気は微細な気泡へと積極的に細分
化されて、この微細化された気泡は燃料とよく混合し、
燃料噴射弁より噴射される燃料とともに吸気管内に向け
て噴射される。而して、燃料噴射弁の燃料噴射量に影響
を与えることなく燃料分配管内にある空気を排出できた
ものである。又、燃料噴射弁に生起する脈動圧は振動片
部を動作することによって消化されて減衰するので、脈
動圧に伴なう燃料配管内の騒音を低減できる。又、従来
の燃料分配管構造の内方の燃料流路内に単にアトマイズ
プレートを嵌合配置すればよいことは、機関への搭載の
自由度を制限するものでなく、且つ互換性を有するもの
で、容易に採用することが可能である。
【0048】又、請求項2記載の発明によると、燃料流
入路の一部が第2燃料流路に接続されて開口されたもの
で、これによると、燃料噴射弁の高流量時における燃料
流量不足を生じることがなく、且つ連通溝の溝幅を小さ
くできるので空気の微細化を高めることができる。
【0049】又、請求項3記載の発明によると、アトマ
イズプレートにバイパス孔が穿設されたので、燃料噴射
弁の高流量時における燃料流量不足を生じることがな
く、且つ連通溝の溝幅を小さくできることから空気の微
細化を高めることができ、更には、燃料流路における燃
料流れを促進できて微細化された気泡を早期に排出でき
る。
【0050】又、請求項4記載の発明によると、薄板金
属材料にコ字状溝を穿設することによって振動片部と連
通溝をいちどに形成できるのでアトマイズプレートを安
価に製造することができるものである。
【0051】又、請求項5記載の発明によると、連通溝
の外側方に第2燃料流入路の内周壁に向かう壁部を突出
して設けたので、強い脈動圧エネルギーを振動片部に向
けて収束させて付与することができ、連通溝における空
気の微細化を促進できるとともに隣接する燃料噴射弁に
対する脈動圧の影響を与えることがないので安定した燃
料の供給を達成できる。
【0052】又、請求項6記載の発明によると、薄板金
属材料にコ字状の溝をプレス打ち抜き形成すること及び
コ字状の溝の外側方をプレス打ち抜き形成後に折り曲げ
形成することによって連通溝、振動片部、壁部を形成で
きたのでアトマイズプレートを安価に製造できるもので
ある。
【0053】又、請求項7記載の発明によると、振動片
部の共振周波数を機関の回転数と合わせることができる
もので、これにより空気の微細化を一層向上できたもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内燃機関における燃料供給装置に用い
られる燃料分配管の一実施例を示す要部縦断面図。
【図2】図1のA−A線における要部縦断面図。
【図3】図1に用いられるアトマイズプレート4の平面
図。
【図4】図1に示された燃料分配管を内燃機関に装着し
た状態を示す系統図。
【図5】アトマイズプレートに形成される振動片部の他
の実施例を示す平面図。
【図6】アトマイズプレートに形成される振動片部の他
の実施例を示す平面図。
【図7】本発明になる内燃機関における燃料供給装置の
他の実施例を示す縦断面図。
【図8】アトマイズプレート10の他の実施例を示す平
面図。
【図9】図8に示されるアトマイズプレート10を燃料
分配管に装着した状態における縦断面図。
【図10】アトマイズプレート20の他の実施例を示す
平面図。
【図11】図10のD−D線における縦断面図。
【図12】図11のアトマイズプレート20の右側面
図。
【図13】図10のアトマイズプレートを燃料分配管に
装着した状態を示す縦断面図。
【図14】図13のE−E線における縦断面図。
【符号の説明】
1 燃料分配管 2 燃料流路 2C 第1燃料流路 2D 第2燃料流路 3 燃料噴射弁取付け孔 4、10、20 アトマイズプレート 4A コ字状の溝 4C 振動片部 4D 連通溝 7 燃料流入路 10A 後端 10B バイパス孔 20A 壁部 P 振動片部の幅 J 燃料噴射弁

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンク内の燃料を燃料ポンプ、プレ
    ッシャーレギュレター、メインフィルターを介して燃料
    分配管に取着された燃料噴射弁に供給し、燃料噴射弁よ
    り吸気管に向けて燃料を噴射する内燃機関における燃料
    供給装置において、燃料分配管1の長手軸心方向X−X
    に沿って穿設された燃料流路2は、該流路2に沿って配
    置されたアトマイズプレート4によって第1燃料流路2
    Cと第2燃料流路2Dとに区分され、前記第1燃料流路
    2Cには、燃料ポンプ19に連なる燃料流入路7が開口
    し、前記第2燃料流路2Dには、燃料噴射弁取付け孔3
    を介して燃料噴射弁Jが取着され、燃料噴射弁Jの上流
    側流路J1が開口し、一方、前記アトマイズプレート4
    の燃料噴射弁取付け孔3に対向する部位には、第1燃料
    流路2Cと第2燃料流路2Dとを連絡する連通溝4Dが
    その外周に形成される振動片部4Cを備えたことを特徴
    とする内燃機関における燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 前記第1燃料流路2Cに接続されて開口
    する燃料流入路7の一部を第2燃料流路2Dに直接的に
    接続して開口させてなる請求項1記載の内燃機関におけ
    る燃料供給装置。
  3. 【請求項3】 前記アトマイズプレート10の後端10
    A側にバイパス孔10Bを穿設したことを特徴とする請
    求項1記載の内燃機関における燃料供給装置。
  4. 【請求項4】 前記アトマイズプレート4を薄板金属材
    料で形成するとともに燃料噴射弁取付け孔3に対向する
    部位にコ字状の溝4Aを穿設し、コ字状の溝4Aの内方
    部分にて振動片部4Cを形成し、コ字状の溝4Aにて連
    通溝4Dを形成したことを特徴とする請求項1記載の内
    燃機関における燃料供給装置。
  5. 【請求項5】 前記アトマイズプレート20の連通溝4
    Dの外側方に、第2燃料流路2D内に向かって突出する
    壁部20Aを立設したことを特徴とする請求項4記載の
    内燃機関における燃料供給装置。
  6. 【請求項6】 前記アトマイズプレート20を、薄板金
    属材料にて形成し、このアトマイズプレート20の燃料
    噴射弁取付け孔3に対向する部位にコ字状の溝4Aをプ
    レス打ち抜き形成することによって、連通溝4Dと、連
    通溝4Dの内方にある振動片部4Cとを形成し、更にコ
    字状の溝4Aの外側方をプレス打ち抜き形成後に折り曲
    げ形成することによって壁部20Aを形成したことを特
    徴とする請求項1記載の内燃機関における燃料供給装
    置。
  7. 【請求項7】 前記振動片部4Cの幅Pを変えて形成し
    たことを特徴とする請求項1記載の内燃機関における燃
    料供給装置。
JP7022277A 1995-01-17 1995-01-17 内燃機関における燃料供給装置 Pending JPH08193557A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100605413B1 (ko) * 2003-09-02 2006-08-02 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 연료 분사 시스템 및 그 제조 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100605413B1 (ko) * 2003-09-02 2006-08-02 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 연료 분사 시스템 및 그 제조 방법

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