JPH05157027A - 内燃機関の燃料供給装置 - Google Patents
内燃機関の燃料供給装置Info
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- JPH05157027A JPH05157027A JP3317989A JP31798991A JPH05157027A JP H05157027 A JPH05157027 A JP H05157027A JP 3317989 A JP3317989 A JP 3317989A JP 31798991 A JP31798991 A JP 31798991A JP H05157027 A JPH05157027 A JP H05157027A
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】内燃機関における燃料の霧化促進と、通路構造
の耐久性向上を図る。 【構成】燃料噴射弁11から噴射された燃料は、エアーポ
ンプ15から空気供給管16，空気通路17を介して混合室14
に供給される空気と混合し、更に、混合気通路18及びバ
ルブガイド20に形成した周溝21及び混合気通路22を介し
て吸気弁19の開弁時に燃焼室23に供給される。ここで、
混合気を燃焼室23に導く通路がシリンダヘッド12及びバ
ルブガイド20の内部に設けられるため、耐久性が高い構
造であると同時に、混合気通路22内の混合気の吸気流に
よる冷却が抑制され、燃料の霧化をより効果的に促進で
きる。
の耐久性向上を図る。 【構成】燃料噴射弁11から噴射された燃料は、エアーポ
ンプ15から空気供給管16，空気通路17を介して混合室14
に供給される空気と混合し、更に、混合気通路18及びバ
ルブガイド20に形成した周溝21及び混合気通路22を介し
て吸気弁19の開弁時に燃焼室23に供給される。ここで、
混合気を燃焼室23に導く通路がシリンダヘッド12及びバ
ルブガイド20の内部に設けられるため、耐久性が高い構
造であると同時に、混合気通路22内の混合気の吸気流に
よる冷却が抑制され、燃料の霧化をより効果的に促進で
きる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の燃料供給装
置の改善に関する。
置の改善に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の内燃機関の燃料供給装置として
は、例えば図10に示すようなものがある(実開平１−１
１８１５号公報等参照) 。図において、電磁駆動式の燃
料噴射弁１は、吸気行程時に図示しない制御部から出力
される燃料噴射信号によって通電駆動され、設定された
噴射期間の間開弁して燃料を噴射供給する。
は、例えば図10に示すようなものがある(実開平１−１
１８１５号公報等参照) 。図において、電磁駆動式の燃
料噴射弁１は、吸気行程時に図示しない制御部から出力
される燃料噴射信号によって通電駆動され、設定された
噴射期間の間開弁して燃料を噴射供給する。
【０００３】前記燃料噴射弁１の噴口部を覆って混合器
２が装着されており、該混合器２には、エアーポンプ３
から空気供給管４を介して空気が供給され、前記燃料噴
射弁１から噴射された燃料は該空気によって微粒化され
つつ混合する。更に、前記混合器２と燃焼室５とが伸張
管６を介して連通され、混合器２内で形成された混合気
が該伸張管６を介して吸気ポート７の開口部から燃焼室
に供給される。
２が装着されており、該混合器２には、エアーポンプ３
から空気供給管４を介して空気が供給され、前記燃料噴
射弁１から噴射された燃料は該空気によって微粒化され
つつ混合する。更に、前記混合器２と燃焼室５とが伸張
管６を介して連通され、混合器２内で形成された混合気
が該伸張管６を介して吸気ポート７の開口部から燃焼室
に供給される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の内燃機関の燃料供給装置にあっては、混合器から
吸気弁近くまで長い伸張管を設けた構造となっているた
め、機関の振動などで該伸張管が繰り返し曲げられ、伸
張管の耐久性が低いという問題がある。また、長い伸張
管は、吸気流に晒される時間が長いため、伸張管の温度
が低下して燃料の過冷却が発生し、霧化促進が妨げら
れ、燃焼性が損なわれ、燃費，排気浄化性能を低下させ
る結果となっていた。
従来の内燃機関の燃料供給装置にあっては、混合器から
吸気弁近くまで長い伸張管を設けた構造となっているた
め、機関の振動などで該伸張管が繰り返し曲げられ、伸
張管の耐久性が低いという問題がある。また、長い伸張
管は、吸気流に晒される時間が長いため、伸張管の温度
が低下して燃料の過冷却が発生し、霧化促進が妨げら
れ、燃焼性が損なわれ、燃費，排気浄化性能を低下させ
る結果となっていた。
【０００５】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、耐久性に優れ、かつ、燃料の霧化
も良好に保持されて燃焼性が安定化し、延いては燃費，
排気浄化性能が改善される構成とした内燃機関の燃料供
給装置を提供することを目的とする。
してなされたもので、耐久性に優れ、かつ、燃料の霧化
も良好に保持されて燃焼性が安定化し、延いては燃費，
排気浄化性能が改善される構成とした内燃機関の燃料供
給装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このため本発明に係る内
燃機関の燃料供給装置は、燃料供給手段から吸気行程中
に供給される燃料又は該燃料に空気を混合した混合気
を、吸気弁用バルブガイド内部を介して燃焼室内に導く
通路を設けた構成とした。また、本発明に係る別の内燃
機関の燃料供給装置は、燃料供給手段から吸気行程中に
供給される燃料又は該燃料に空気を混合した混合気を、
シリンダヘッド内部を介して燃焼室内に導く通路を吸気
通路とは独立して設けた構成とした。
燃機関の燃料供給装置は、燃料供給手段から吸気行程中
に供給される燃料又は該燃料に空気を混合した混合気
を、吸気弁用バルブガイド内部を介して燃焼室内に導く
通路を設けた構成とした。また、本発明に係る別の内燃
機関の燃料供給装置は、燃料供給手段から吸気行程中に
供給される燃料又は該燃料に空気を混合した混合気を、
シリンダヘッド内部を介して燃焼室内に導く通路を吸気
通路とは独立して設けた構成とした。
【０００７】また、前記吸気弁用バルブガイド内部又は
シリンダヘッド内部の通路に、先端部を燃焼室内に指向
させて燃料又は混合気を導く管を連結してもよい。
シリンダヘッド内部の通路に、先端部を燃焼室内に指向
させて燃料又は混合気を導く管を連結してもよい。
【０００８】
【作用】本発明に係る第１の内燃機関の燃料供給装置で
は、燃料噴射弁等の燃料供給手段から吸気行程中に供給
される燃料は、そのまま又は別途設けられた空気通路か
ら供給される空気と混合された後、吸気用バルブガイド
内に設けられた通路を介して燃焼室内に供給される。
は、燃料噴射弁等の燃料供給手段から吸気行程中に供給
される燃料は、そのまま又は別途設けられた空気通路か
ら供給される空気と混合された後、吸気用バルブガイド
内に設けられた通路を介して燃焼室内に供給される。
【０００９】また、本発明に係る別の内燃機関の燃料供
給装置では、同じく燃料供給手段から吸気行程中に供給
される燃料は、そのまま又は別途設けられた空気通路か
ら供給される空気と混合された後、吸気ポートとは独立
してシリンダヘッド内に設けられた通路を介して燃焼室
内に供給される。また、吸気弁用バルブガイド内部又は
シリンダヘッド内部の通路に、先端部を燃焼室内に指向
させて燃料又は混合気を導く管を連結した構成としたも
のでは、燃料の吸気ポート内壁への付着が抑制され、燃
料の供給遅れが抑制される。
給装置では、同じく燃料供給手段から吸気行程中に供給
される燃料は、そのまま又は別途設けられた空気通路か
ら供給される空気と混合された後、吸気ポートとは独立
してシリンダヘッド内に設けられた通路を介して燃焼室
内に供給される。また、吸気弁用バルブガイド内部又は
シリンダヘッド内部の通路に、先端部を燃焼室内に指向
させて燃料又は混合気を導く管を連結した構成としたも
のでは、燃料の吸気ポート内壁への付着が抑制され、燃
料の供給遅れが抑制される。
【００１０】
【実施例】以下に本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。第１の発明に係る燃料供給装置の一実施例を示す図
１〜図３において、図示しない制御部から出力される燃
料噴射信号によって通電駆動され設定された燃料噴射期
間の間開弁する燃料噴射弁11は、先端部がシリンダヘッ
ド12の吸気ポート13より上方部分に形成された装着孔に
嵌入されて装着されている。該燃料噴射弁11の噴孔部と
装着孔との間には隙間が介在して混合室14が形成され、
該混合室14には、エアーポンプ15から圧送される空気
が、空気供給管16及びシリンダヘッド12内に形成された
空気通路17を介して供給される。また、前記混合室14
は、シリンダヘッド12内に形成された混合気通路18を介
して吸気弁19用のバルブガイド20の周壁に形成された周
溝21に連通し、更に、該周溝21と連通してバルブガイド
20内を軸方向で、かつ吸気弁19の下流側に形成された混
合気通路22を介してバルブガイド20の下端開口に連通し
ている。尚、前記混合気通路22の開口端部近傍は、図３
に示すように、少し燃焼室23の中心軸方向に近づく方向
に傾斜されている。
る。第１の発明に係る燃料供給装置の一実施例を示す図
１〜図３において、図示しない制御部から出力される燃
料噴射信号によって通電駆動され設定された燃料噴射期
間の間開弁する燃料噴射弁11は、先端部がシリンダヘッ
ド12の吸気ポート13より上方部分に形成された装着孔に
嵌入されて装着されている。該燃料噴射弁11の噴孔部と
装着孔との間には隙間が介在して混合室14が形成され、
該混合室14には、エアーポンプ15から圧送される空気
が、空気供給管16及びシリンダヘッド12内に形成された
空気通路17を介して供給される。また、前記混合室14
は、シリンダヘッド12内に形成された混合気通路18を介
して吸気弁19用のバルブガイド20の周壁に形成された周
溝21に連通し、更に、該周溝21と連通してバルブガイド
20内を軸方向で、かつ吸気弁19の下流側に形成された混
合気通路22を介してバルブガイド20の下端開口に連通し
ている。尚、前記混合気通路22の開口端部近傍は、図３
に示すように、少し燃焼室23の中心軸方向に近づく方向
に傾斜されている。
【００１１】このものの作用を説明すると、吸気弁19が
開いている吸気行程中の燃料噴射期間に、燃料噴射弁11
が開弁して設定された量の燃料が噴射される。同時にエ
アーポンプ15から空気供給管16，空気通路17を介して混
合室14に加圧空気が圧送され、前記燃料噴射弁11から噴
射された燃料は、混合室14内で前記圧送された空気と混
合して微粒化及び霧化を促進される。
開いている吸気行程中の燃料噴射期間に、燃料噴射弁11
が開弁して設定された量の燃料が噴射される。同時にエ
アーポンプ15から空気供給管16，空気通路17を介して混
合室14に加圧空気が圧送され、前記燃料噴射弁11から噴
射された燃料は、混合室14内で前記圧送された空気と混
合して微粒化及び霧化を促進される。
【００１２】前記燃料と加圧空気との混合気は、シリン
ダヘッド12内の混合気通路18内を通ってバルブガイド20
の周溝21に達し、バルブガイド20内部の混合気通路22を
介してバルブガイド20下端の噴口から吸気弁19開口部へ
と噴出して燃焼室23内に供給される。かかる構成とすれ
ば、混合室14から燃焼室23に混合気を導く混合気通路1
8，22及び周溝21が、シリンダヘッド12の内部及びバル
ブガイド20の内部に形成されるため、機関振動等によっ
て変形するようなこともなく、耐久性に優れる。又、吸
気ポート内に突出する部分が短く、該突出部分において
もバルブガイド20周壁から離れて形成され、更には吸気
弁19より下流側の直接吸気流と衝突しないバルブガイド
20に混合気通路22が形成されるため、吸気流で冷却され
にくく、燃料と空気との混合による微粒化及び霧化を十
分促進でき、燃焼性が安定し燃費を向上できるのみなら
ず、排気中の未燃ＨＣ排出量を低減できる等排気浄化性
能も改善される。尚、混合気通路22の前記開口端部近傍
の傾斜により混合気を燃焼室23の中心近くに供給して、
燃焼室23内における混合性も促進することができる。
ダヘッド12内の混合気通路18内を通ってバルブガイド20
の周溝21に達し、バルブガイド20内部の混合気通路22を
介してバルブガイド20下端の噴口から吸気弁19開口部へ
と噴出して燃焼室23内に供給される。かかる構成とすれ
ば、混合室14から燃焼室23に混合気を導く混合気通路1
8，22及び周溝21が、シリンダヘッド12の内部及びバル
ブガイド20の内部に形成されるため、機関振動等によっ
て変形するようなこともなく、耐久性に優れる。又、吸
気ポート内に突出する部分が短く、該突出部分において
もバルブガイド20周壁から離れて形成され、更には吸気
弁19より下流側の直接吸気流と衝突しないバルブガイド
20に混合気通路22が形成されるため、吸気流で冷却され
にくく、燃料と空気との混合による微粒化及び霧化を十
分促進でき、燃焼性が安定し燃費を向上できるのみなら
ず、排気中の未燃ＨＣ排出量を低減できる等排気浄化性
能も改善される。尚、混合気通路22の前記開口端部近傍
の傾斜により混合気を燃焼室23の中心近くに供給して、
燃焼室23内における混合性も促進することができる。
【００１３】図４〜図６は、第２の実施例を示し、前記
第１の実施例と同様の構成において、バルブガイド20内
部に形成される混合気通路22を下端の開口端まで真直に
形成し、その下端部に混合気供給管24を嵌入して装着し
てある。該混合気供給管24は、下端の噴口が吸気弁19の
閉弁時の傘部に近接する位置まで傘部曲面に沿って湾曲
して伸びる形状を有し、かつ先端部を吸気弁19の開口部
から燃焼室23の中心軸方向に指向させている。
第１の実施例と同様の構成において、バルブガイド20内
部に形成される混合気通路22を下端の開口端まで真直に
形成し、その下端部に混合気供給管24を嵌入して装着し
てある。該混合気供給管24は、下端の噴口が吸気弁19の
閉弁時の傘部に近接する位置まで傘部曲面に沿って湾曲
して伸びる形状を有し、かつ先端部を吸気弁19の開口部
から燃焼室23の中心軸方向に指向させている。
【００１４】かかる構成とすれば、前記第１の実施例と
同様の機能，効果が得られる上に、混合気供給管24から
供給される燃料が吸気ポート13内壁に殆ど付着させるこ
とがなく、燃料壁流による燃料の輸送遅れを抑制でき、
更に燃焼室23の中心軸付近、つまり図外の点火栓近傍に
混合気を分布させることも可能となり、機関冷間時にも
安定した燃焼運転を行うことができる。
同様の機能，効果が得られる上に、混合気供給管24から
供給される燃料が吸気ポート13内壁に殆ど付着させるこ
とがなく、燃料壁流による燃料の輸送遅れを抑制でき、
更に燃焼室23の中心軸付近、つまり図外の点火栓近傍に
混合気を分布させることも可能となり、機関冷間時にも
安定した燃焼運転を行うことができる。
【００１５】図７及び図８は、本発明の第２の燃料供給
装置における第１の実施例を示す。図において、燃料噴
射弁11はシリンダヘッド12の吸気ポート13より下方部分
に形成された装着孔に水平方向に嵌入されて装着されて
いる。シリンダヘッド12には、該燃料噴射弁11の先端の
噴口と吸気ポート13とを水平に結ぶ細孔が形成され、該
細孔を通って混合気供給管31が燃料噴射弁11の噴口端面
に突き当たるように圧入又は鋳込み等により装着されて
いる。該混合気供給管31の燃料噴射弁11側の基端部には
図８ (Ｂ) に示すように一部を切り欠いた切り欠き31ａ
が形成され、また、同図 (Ｃ) に示すように吸気ポート
13内に突出する先端の噴口31ｂが燃焼室23内を指向する
ように形成されている。
装置における第１の実施例を示す。図において、燃料噴
射弁11はシリンダヘッド12の吸気ポート13より下方部分
に形成された装着孔に水平方向に嵌入されて装着されて
いる。シリンダヘッド12には、該燃料噴射弁11の先端の
噴口と吸気ポート13とを水平に結ぶ細孔が形成され、該
細孔を通って混合気供給管31が燃料噴射弁11の噴口端面
に突き当たるように圧入又は鋳込み等により装着されて
いる。該混合気供給管31の燃料噴射弁11側の基端部には
図８ (Ｂ) に示すように一部を切り欠いた切り欠き31ａ
が形成され、また、同図 (Ｃ) に示すように吸気ポート
13内に突出する先端の噴口31ｂが燃焼室23内を指向する
ように形成されている。
【００１６】一方、エアーポンプ15に空気供給管16を介
して連通するようにシリンダヘッド12内部に気筒配列方
向に沿って空気通路32が形成され、該空気通路32と気筒
毎の混合気供給管31の切り欠き31ａとを連通して結ぶ連
絡通路33が形成されている。このものの作用を説明する
と、吸気弁19が開いている吸気行程中の燃料噴射期間
に、燃料噴射弁11が開弁して混合気供給管31内に設定さ
れた量の燃料が噴射される。同時にエアーポンプ15から
空気供給管16，空気通路32，連絡通路33及び切り欠き31
ａを介して混合気供給管31内に加圧空気が圧送される。
これにより、前記噴射された燃料は、前記加圧空気と混
合して微粒化及び霧化が促進される。
して連通するようにシリンダヘッド12内部に気筒配列方
向に沿って空気通路32が形成され、該空気通路32と気筒
毎の混合気供給管31の切り欠き31ａとを連通して結ぶ連
絡通路33が形成されている。このものの作用を説明する
と、吸気弁19が開いている吸気行程中の燃料噴射期間
に、燃料噴射弁11が開弁して混合気供給管31内に設定さ
れた量の燃料が噴射される。同時にエアーポンプ15から
空気供給管16，空気通路32，連絡通路33及び切り欠き31
ａを介して混合気供給管31内に加圧空気が圧送される。
これにより、前記噴射された燃料は、前記加圧空気と混
合して微粒化及び霧化が促進される。
【００１７】前記燃料と加圧空気との混合気は、混合気
供給管31を通って先端の噴口31ｂから吸気弁17開口部へ
と噴出して燃焼室23内に供給される。かかる構成とすれ
ば、混合気供給管31の大部分は、シリンダヘッド12内に
あって、吸気ポート13部に露出している部分は従来に比
較して極めて少ない構造であるため、前記各実施例同様
機関振動等によって変形するようなこともなく、耐久性
に優れると共に、吸気流で冷却されにくく、燃料と空気
との混合による微粒化及び霧化を十分促進でき、燃焼
性，燃費，排気浄化性能が改善される。
供給管31を通って先端の噴口31ｂから吸気弁17開口部へ
と噴出して燃焼室23内に供給される。かかる構成とすれ
ば、混合気供給管31の大部分は、シリンダヘッド12内に
あって、吸気ポート13部に露出している部分は従来に比
較して極めて少ない構造であるため、前記各実施例同様
機関振動等によって変形するようなこともなく、耐久性
に優れると共に、吸気流で冷却されにくく、燃料と空気
との混合による微粒化及び霧化を十分促進でき、燃焼
性，燃費，排気浄化性能が改善される。
【００１８】尚、吸気弁19の開口部の中心近くから下方
に向けて混合気を供給するため、吸気ポート13内壁に付
着する燃料を殆ど無くして、燃料壁流による燃料の輸送
遅れを抑制でき、機関冷間時にも安定した燃焼運転を行
うことができる。図９は、第２の燃料供給装置における
第２の実施例を示し、燃料噴射弁11の噴口に連通してシ
リンダヘッド12に形成される細孔41の吸気ポート13側の
端部に混合気供給管42の一部を圧入して装着したもので
ある。また、エアーポンプに空気供給管を介して連通す
るようにシリンダヘッド12内部に形成される空気通路43
と、前記気筒毎の細孔41とが直接連通して形成されてい
る。但し、加工やレイアウト上で空気通路と細孔とを直
接連通させることが難しい場合には、前記実施例同様ド
リル等で形成した連絡通路を介して連通させる構成とし
てもよい。
に向けて混合気を供給するため、吸気ポート13内壁に付
着する燃料を殆ど無くして、燃料壁流による燃料の輸送
遅れを抑制でき、機関冷間時にも安定した燃焼運転を行
うことができる。図９は、第２の燃料供給装置における
第２の実施例を示し、燃料噴射弁11の噴口に連通してシ
リンダヘッド12に形成される細孔41の吸気ポート13側の
端部に混合気供給管42の一部を圧入して装着したもので
ある。また、エアーポンプに空気供給管を介して連通す
るようにシリンダヘッド12内部に形成される空気通路43
と、前記気筒毎の細孔41とが直接連通して形成されてい
る。但し、加工やレイアウト上で空気通路と細孔とを直
接連通させることが難しい場合には、前記実施例同様ド
リル等で形成した連絡通路を介して連通させる構成とし
てもよい。
【００１９】このものの作用は、前記実施例同様である
が、本実施例のように構成すれば、混合気供給管42を短
くして圧入により装着すればよいため、長い管を圧入し
て装着する場合に比較して材料費を低減できると共に耐
久性が更に向上する。尚、以上示した各実施例では、燃
料に空気を混合した状態で供給するものについてのみ示
したが、燃料のみを直接燃焼室に供給する構成のもので
あってもよい。
が、本実施例のように構成すれば、混合気供給管42を短
くして圧入により装着すればよいため、長い管を圧入し
て装着する場合に比較して材料費を低減できると共に耐
久性が更に向上する。尚、以上示した各実施例では、燃
料に空気を混合した状態で供給するものについてのみ示
したが、燃料のみを直接燃焼室に供給する構成のもので
あってもよい。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、燃
料供給手段から吸気行程中に供給される燃料又は該燃料
と空気との混合気を、吸気弁用のバルブガイド内部やシ
リンダヘッド内部に形成した通路を介して燃焼室に供給
する構成としたため、通路の耐久性が向上すると共に、
燃料の微粒化，霧化が促進されて燃焼性が安定し、燃
費，排気浄化性能が改善される。
料供給手段から吸気行程中に供給される燃料又は該燃料
と空気との混合気を、吸気弁用のバルブガイド内部やシ
リンダヘッド内部に形成した通路を介して燃焼室に供給
する構成としたため、通路の耐久性が向上すると共に、
燃料の微粒化，霧化が促進されて燃焼性が安定し、燃
費，排気浄化性能が改善される。
【００２１】また、前記バルブガイド内部の通路の先端
部に管を連結した構成としたものでは、燃料の吸気ポー
ト内壁への付着が抑制されて燃料の供給遅れが抑制さ
れ、冷間時の運転性をより安定化できる。
部に管を連結した構成としたものでは、燃料の吸気ポー
ト内壁への付着が抑制されて燃料の供給遅れが抑制さ
れ、冷間時の運転性をより安定化できる。
【図１】本発明の第１の燃料供給装置の第１の実施例の
構成を示す縦断面図
構成を示す縦断面図
【図２】 (Ａ) は図１のＡ−Ａ矢視断面図、 (Ｂ) は図
１のＢ−Ｂ矢視断面図
１のＢ−Ｂ矢視断面図
【図３】は図１の一部拡大図
【図４】本発明の第１の燃料供給装置の第２の実施例の
構成を示す縦断面図
構成を示す縦断面図
【図５】 (Ａ) は図４のＡ−Ａ矢視断面図 (Ｂ) は図４
のＢ−Ｂ矢視断面図
のＢ−Ｂ矢視断面図
【図６】図４の一部拡大図
【図７】本発明の第２の燃料供給装置の第１の実施例を
示す横断面図
示す横断面図
【図８】 (Ａ) は同上実施例の縦断面図、 (Ｂ) は(Ａ)
のＣ部拡大図、 (Ｃ) は (Ａ) のＤ部拡大図
のＣ部拡大図、 (Ｃ) は (Ａ) のＤ部拡大図
【図９】 発明の第２の燃料供給装置の第２の実施例の
縦断面図
縦断面図
【図10】従来の燃料供給装置の一例を示す縦断面図
11 燃料噴射弁 12 シリンダヘッド 14 混合室 15 エアーポンプ 16 空気供給管 17 空気通路 18 混合気通路 20 バルブガイド 21 周溝 22 混合気通路 23 燃焼室 24 混合気供給管 31 混合気供給管 31ａ 切り欠き 32 空気通路 33 連絡通路 41 細孔 42 混合気供給管 43 空気通路
Claims (3)
- 【請求項１】燃料供給手段から吸気行程中に供給される
燃料又は該燃料に空気を混合した混合気を、吸気弁用バ
ルブガイド内部を介して燃焼室内に導く通路を設けたこ
とを特徴とする内燃機関の燃料供給装置。 - 【請求項２】燃料供給手段から吸気行程中に供給される
燃料又は該燃料に空気を混合した混合気を、シリンダヘ
ッド内部を介して燃焼室内に導く通路を吸気通路とは独
立して設けたことを特徴とする内燃機関の燃料供給装
置。 - 【請求項３】前記吸気弁用バルブガイド内部又はシリン
ダヘッド内部の通路に、先端部を燃焼室内に指向させて
燃料又は混合気を導く管を連結したことを特徴とする請
求項１又は２に記載の内燃機関の燃料供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3317989A JPH05157027A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 内燃機関の燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3317989A JPH05157027A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 内燃機関の燃料供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05157027A true JPH05157027A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18094246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3317989A Pending JPH05157027A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 内燃機関の燃料供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05157027A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0465651A1 (en) * | 1989-03-16 | 1992-01-15 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Pressure control valve |
| KR100435955B1 (ko) * | 2001-09-05 | 2004-06-12 | 현대자동차주식회사 | 기계식 연료 분사 장치 |
-
1991
- 1991-12-02 JP JP3317989A patent/JPH05157027A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0465651A1 (en) * | 1989-03-16 | 1992-01-15 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Pressure control valve |
| EP0465651B1 (en) * | 1989-03-16 | 1994-12-07 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Pressure control valve |
| KR100435955B1 (ko) * | 2001-09-05 | 2004-06-12 | 현대자동차주식회사 | 기계식 연료 분사 장치 |
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