JPH08193243A - 缶底部にストレッチャーストレインの発生しない絞り缶用樹脂被覆鋼板、およびその製造方法 - Google Patents

缶底部にストレッチャーストレインの発生しない絞り缶用樹脂被覆鋼板、およびその製造方法

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JPH08193243A
JPH08193243A JP606595A JP606595A JPH08193243A JP H08193243 A JPH08193243 A JP H08193243A JP 606595 A JP606595 A JP 606595A JP 606595 A JP606595 A JP 606595A JP H08193243 A JPH08193243 A JP H08193243A
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JP
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steel sheet
resin
less
stretcher strain
solid
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JP606595A
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Takashi Hibino
隆 日比野
Kazumasa Yamazaki
一正 山崎
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、缶用樹脂被覆鋼板において、固溶
炭素+固溶窒素の総量、さらには降伏点伸び量を規定す
ることにより、缶底部にストレッチャーストレインの発
生しない樹脂被覆鋼板を提供する。 【構成】 鋼中の固溶炭素+固溶窒素の総量が20重量
ppm以下、さらには降伏点伸びが3%以下である缶用
樹脂被覆鋼板。鋼中のC:0.02以上0.11重量%
以下、Si:0.2%以下、Mn:1.0%以下、P:
0.03%以下、S:0.015%以下、N:0.00
7%以下、Sol.Al:0.01以上0.2%以下、残部
がFeおよび不可避不純物からなる成分を有し、過時効
処理により固溶元素を低減する缶用樹脂被覆鋼板の製造
法。 【効果】 固溶炭素および固溶窒素の減少により樹脂熱
溶着時の鋼板加熱による歪時効硬化を抑制し、缶底加工
時のストレッチャーストレイン発生を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品、飲料等の2ピー
ス・スチール缶容器に於いて、缶胴体製造後の缶底加工
時に、缶底部にストレッチャーストレインの発生しない
絞り缶用樹脂被覆鋼板およびその製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】鋼板を加工して飲料用缶とする場合、従
来より蓋、胴、底の3部品より構成された、いわゆる3
ピース缶があった。しかし近年、深絞り加工により胴と
底が一体成形されることにより、蓋との2部品からな
る、いわゆる2ピース缶が開発された。2ピース缶は内
容物の漏れが少なく、製造効率が高いという利点より生
産量が激増している。なお、本明細書では1回以上の絞
り加工を経て成形される2ピース缶(例えば、絞り缶、
絞り−再絞り缶、絞り−しごき缶等)を総称して絞り缶
と呼ぶ。
【0003】かかる2ピース缶の内外面には内容物への
金属の溶出防止、味、風味の保護および商品名の印刷等
のため有機被覆を施すことが通常である。その手段とし
て一般には、成形後の缶に有機塗料を塗装被覆するもの
と、成形前の金属板に予め樹脂フィルムを被覆した後、
缶に成形するものとがある。後者の例としては特公昭6
3−13829号公報および特公平6−51383号公
報におけるように金属板の表面に樹脂フィルムを熱溶着
する技術が開示されている。
【0004】また従来、樹脂被覆鋼板に用いられる鋼板
にはC:0.10重量%程度、材質グレードにてT−4
〜T−5または調質圧延率を数十%程度に増したDR−
9〜DR−10のアルミキルド鋼板が主に用いられてき
た。これら樹脂被服鋼板を用いて製缶し、耐圧強度確保
等のために缶底加工を行なうと、缶底部に少なからずス
トレッチャーストレインが発生するという問題点があっ
た。
【0005】これらの鋼板は生産性の観点から連続焼鈍
法にて再結晶焼鈍が行なわれることが通常である。しか
しながら連続焼鈍の熱履歴において鋼板は再結晶温度以
上に数十秒間保持された後、数〜数十℃/秒の速度で急
速冷却される。このため鋼中元素のCおよびNは大部分
が固溶状態で鋼中に残存する。この後、鋼板の硬さ調整
のための調質圧延にて転位が鋼中に導入され、次いで樹
脂被覆工程における鋼板加熱により、固溶状態のC、N
が転位線上に析出し、歪時効硬化を引き起こす。この
後、耐圧強度確保のため缶底部にドーミング加工のよう
な低歪の加工を行なうと、降伏点伸びに起因するストレ
ッチャーストレインが発生するのである。なお、絞り加
工の行なわれる缶胴部は高歪が付与されるのでストレッ
チャーストレインの発生は無い。
【0006】低炭素アルミキルド鋼板に連続焼鈍法を用
いた鋼板の製造法については特公昭56−3413号公
報が知られているが、この先行開示には缶底加工時に発
生するストレッチャーストレインの防止対策については
何ら言及されていない。なお、樹脂被覆鋼板を用いた2
ピース缶の製缶方法においては、特開平1−25882
2号公報のように、再絞り加工時にフランジ部に高いし
わ押さえ力を付与し、小さいダイス半径での曲げ曲げ戻
しにより缶壁部を薄肉化する技術が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、予め樹
脂を熱溶着により被覆した鋼板からなる2ピース缶の缶
底部に、耐圧強度確保のために低歪のドーミング加工を
行なうと、ストレッチャーストレインが発生するという
問題がある。このストレッチャーストレインの発生によ
り缶底部の美観を損なう他、延いては樹脂の割れや剥離
により内容物への金属の溶出に至ることが知られてい
る。本発明はこのような問題点を解決するため、鋼中の
固溶炭素と固溶窒素の総量を一定量以下に低減すること
により、樹脂被覆時の加熱およびその後の缶底加工にお
いても缶底部にストレッチャーストレインの発生しない
鋼板およびその製造方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の要旨
とするところは以下の通りである。 (1)鋼板の少なくとも片面に樹脂層を有する缶用樹脂被
覆鋼板において、鋼板中の固溶炭素と固溶窒素の量が合
計で20重量ppm以下であることを特徴とした缶底部
にストレッチャーストレインの発生しない絞り缶用樹脂
被覆鋼板であり、(2)降伏点伸びが3%以下であること
を特徴する前項記載の缶底部にストレッチャーストレイ
ンの発生しない絞り缶用樹脂被覆鋼板であり、さらに
(3)鋼中の化学成分が重量%で、C :0.02以上
0.11%以下、 Si:0.1%以下、Mn:1.0
%以下、 P :0.03%以下、S
:0.015%以下、 N :0.007
%以下、Sol.Al:0.01以上0.2%以下、残部が
Feおよび不可避不純物からなり、この鋼を熱間圧延し
て熱延鋼帯を製造し、該熱延鋼帯を冷間圧延、再結晶焼
鈍後に過時効処理を行なった鋼帯に樹脂被覆処理を施し
たことを特徴とする缶底部にストレッチャーストレイン
の発生しない絞り缶用樹脂被覆鋼板の製造方法である。
ただし、樹脂被覆処理とは、鋼帯の少なくとも片面に有
機樹脂層を熱溶着により形成せしめる処理を言う。
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。本発明記
載の優れた特性については後記実施例にて具体的に示す
が、先に述べたように鋼中の固溶炭素と固溶窒素の総
量、および固溶炭素および固溶窒素の転位線上へ析出に
伴い発生する降伏点伸びの量は本発明において最も重要
な構成要件であり、それらの限定理由の概要を説明する
と次の通りである。
【0010】本発明者らは樹脂被覆鋼板に発生するスト
レッチャーストレインに対し、詳細な検討を行なった。
一般には、樹脂被覆鋼板においては樹脂被覆処理(例え
ば、該樹脂の鋼板への熱溶着処理)での鋼板の加熱条件
は約2百数十℃、数十秒と室温での時効に比べ著しく過
酷なため、鋼板中に残存する固溶元素は容易に転位線上
に移動、析出する。よって歪時効硬化の状態は完全時効
に近い条件となる。このことにより降伏点伸びを増大さ
せ、缶底加工のような低歪域での加工にてストレッチャ
ーストレインを発生させるのであると考えられていた。
【0011】しかしながら本発明者らの検討の結果、従
来の樹脂被覆の無い鋼板に比べ、降伏点伸びの増大程度
に対するストレッチャーストレインの目視判定による発
生状況は非常に少ないものであった。この原因は、樹脂
被覆の無い鋼板にて露見していたストレッチャーストレ
インが、樹脂被覆により、鋼板表面が拘束されていた
り、着色樹脂等にて隠蔽されているためであると本発明
者らは考えている。
【0012】これら状況を加味し、さらに検討した結
果、本発明者らは再結晶焼鈍後に過時効処理を施すこと
により鋼板中の固溶元素を低減せしめ、樹脂被覆処理で
の歪時効硬化を抑制し、延いては降伏点伸びの発生を抑
制することにより、結果としてストレッチャーストレイ
ンの発生を抑制可能となることを見いだした。本発明者
らによるストレッチャーストレイン発生に及ぼす固溶元
素量と降伏点伸びの検討の結果、前記の缶用樹脂被覆鋼
板においては固溶炭素と固溶窒素の総量が20重量pp
m以下であればストレッチャーストレインの発生を抑制
可能であることを見いだした(疑似模様発生の可能性有
り)。
【0013】さらに、引張り試験での降伏点伸び量によ
るストレッチャーストレインの発生状況を比較検討した
結果、降伏点伸びが3%以下であればストレッチャース
トレイン(特に缶底部でのストレッチャーストレイン)
が露見しないことが判明した。よって、固溶炭素と固溶
窒素の総量が20重量ppm以下が望ましく、さらに降
伏点伸び量を3%以下とすることがより望ましい。
【0014】また、本発明鋼の製造方法における鋼中の
化学成分値の限定理由の概要を説明すると次の通りであ
る。Cは0.02%未満にまで低減すると結晶粒が粗大
化し製缶時の肌荒れが著しくなり、樹脂の剥離を引き起
こす。他方、0.11%を超えると非常に硬質化し、缶
体製造時に割れが発生する。このような理由によりCの
含有量の範囲を0.02以上0.11%以下とする。ま
た、鋼板の必要硬さ調整は主に後述の調質圧延にて行な
い、C量が少ない場合ほど多くの調質圧延率を要する。
調質圧延率が数%程度であれば、焼鈍設備に付随の調質
圧延機にて行なうことが通常であるが、低C材にて調質
圧延率が高くなる場合は別工程となるため、生産性が悪
化する。特に薄手材など鋼板硬さを必要とする場合10
%以上の調質圧延率となる場合が多い。そのため、効率
的に硬さを確保するためCを添加することにより、素材
を硬質化し、調質圧延率を低くすることが可能となる。
よってC量は上記範囲、特に0.03以上0.70%以
下が望ましい。
【0015】Siは溶鋼の脱酸を主目的として添加させ
るが、多量に添加しすぎると延性を低下させる。本発明
鋼に於いては、通常の冷延鋼板に含まれる量のSi:
0.1%以下の範囲であれば記述の目的は十分に達成さ
れる。Mnは素材の熱間脆性の防止を主目的に添加され
るが、0.1%を超えるとr値の劣化が激しく、深絞り
を必要とする鋼板には不利であるため、Mnの添加量の
上限を0.1%とする。
【0016】Alは溶鋼のNの固定および脱酸を目的に
添加されるが、その量が鋼中のSol.Al(酸可溶Al)
で0.01%未満ではその目的が十分に達成されない。
またSol.Alが0.20%を超えるとその効果が飽和す
ると共に、非金属介在物を増加させて表面傷の原因とな
るので、その量として0.01以上0.2%以下とす
る。
【0017】Pは、多量に添加すると降伏強度および引
張り強度を高めることとなり、加工性に悪影響を及ぼす
ため、その含有量の上限を0.03%とする。NはCと
同様多量となるとAlでの固定が不十分となり固溶成分
を増加させる。また、成形性を悪化させるので、Nの含
有量の上限を0.007%とする。Sは0.015%を
越えると延性が劣化するためSの含有量の上限をS:
0.015%とする。
【0018】さらに、本発明鋼の製造方法について述べ
る。固溶炭素と固溶窒素の総量を低減する手段として
は、一般に再結晶焼鈍、急速冷却後に過時効処理を行な
う方法がある。その種類としては、急速冷却途中にて一
定温度に数分間保持する方法、過冷却後再加熱して一定
温度に数分間保持する方法、および常温まで冷却した
後、箱焼鈍法にて加熱し一定温度にて数時間保持する方
法等があるが、生産性を考慮した場合、前二者の連続的
に行なう過時効処理が好ましい。
【0019】焼鈍、過時効処理の後、絞り缶に共するべ
く鋼板の硬さ調整を通常の調質圧延にて行なう。必要な
硬さ調整のために行なう調質圧延は、C量、焼鈍条件等
により過時効処理後の鋼板硬さにてその圧延率が決定さ
れる。必要硬さ確保のため過時効処理後に軟質なものほ
ど多くの圧延率を要し、調質圧延率は0.1%以上40
%以下が望ましい。
【0020】その後、樹脂の密着力向上および耐食性の
確保等のため、絞り缶用樹脂被覆鋼板に行なわれる表面
処理を施す場合が有る。本発明鋼に施される表面処理は
その種類、単・複層および片・両面を問わないが、例え
ば、錫メッキ(ブリキ)、クロム酸(ティンフリースチ
ール)等がある。
【0021】また、熱溶着を行なう樹脂の種類、片・両
面および単・複層についても絞り缶用鋼板に用い得る如
何なる樹脂被覆であっても、本発明の効果は発揮され
る。以上のような方法にて、本発明は缶底部にストレッ
チャーストレインの発生しない絞り缶用樹脂被覆鋼板を
得るものである。
【0022】
【実施例】表1に示す化学成分の鋼をそれぞれ転炉にて
溶製、連続鋳造し、加熱温度1100℃にて熱間鍛造し
た後、仕上げ温度860〜920℃、巻き取り温度65
0〜720℃にて熱間圧延し、板厚2.0mmの熱延鋼帯
とした。これを酸洗した後、板厚0.25mmまで冷間圧
延し、これら各冷延鋼帯について、連続焼鈍法にて再結
晶焼鈍し、過時効処理により固溶元素の調整を行なっ
た。鋼中の固溶元素の測定は内部摩擦法にて行なった。
さらに0.1〜40%の調質圧延を行い、製缶に必要な
硬さの鋼板にした後、鋼板両面にクロム酸処理してティ
ンフリースチールとした後、さらにこれら鋼板を200
〜280℃にて10〜30秒間加熱して両面にポリエス
テル樹脂フィルムを熱溶着し、絞り缶用樹脂被覆鋼板と
した。これら樹脂被覆鋼板よりJIS5号引張り試験片
を採取し、降伏点伸び量を調査した。
【0023】また、これらの樹脂被覆鋼板より、円盤を
打ち抜き後、最終絞り比(=円盤径/ポンチ径)=2.
5にて絞り−再絞り加工し、缶底部に最大伸び率3%の
ドーミング加工を施し、ストレッチャーストレインの発
生状況を目視評価した。表2に製造条件、固溶元素量、
特性値および評価を合わせて示す。表1および表2に
て、本発明範囲を逸脱したものは下線にて示してある。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】表2に見られるように、固溶元素量(固溶
炭素と固溶窒素の総量)が20ppm以下の本発明鋼に
おいては、ストレッチャーストレインの抑制が可能とな
り、さらに降伏点伸び量を3%以下としたものはストレ
ッチャーストレインの発生は皆無であった。本発明の請
求範囲外である比較鋼においてはストレッチャーストレ
インが発生しているため、本発明鋼での改善効果が証明
された。これらの関係を図1に模式的に示した。
【0027】なお、ストレッチャーストレインの目視評
価は各水準について30缶製缶後、缶底加工したものに
ついて行なった。全ての缶においてストレッチャースト
レインの発生の無かった場合を「○」、疑似模様の発生
が10%以下のものを「△」、全缶発生した場合を
「×」とした。また、製缶不良となったものについては
評価を行なわず「−」とした。
【0028】
【発明の効果】本発明による缶底部にストレッチャース
トレインの発生しない絞り缶用樹脂被覆鋼板を使用する
ことにより、缶底部の美観を損なわず、延いては樹脂の
割れや剥離により内容物への金属の溶出に至ることの無
い絞り缶の製造が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】固溶炭素量+固溶窒素量(固溶元素の総量)と
降伏点伸びに対するストレッチャーストレインの発生状
況の関係を表す模式図であって、A領域はストレッチャ
ーストレイン抑制可能領域、B領域はストレッチャース
トレイン皆無の領域を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C23C 22/24

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼板の少なくとも片面に樹脂層を有する
    缶用樹脂被覆鋼板において、鋼板中の固溶炭素と固溶窒
    素の量が合計で20重量ppm以下であることを特徴と
    した缶底部にストレッチャーストレインの発生しない絞
    り缶用樹脂被覆鋼板。
  2. 【請求項2】 降伏点伸びが3%以下であることを特徴
    とする請求項1記載の缶底部にストレッチャーストレイ
    ンの発生しない絞り缶用樹脂被覆鋼板。
  3. 【請求項3】 鋼中の化学成分が重量%で、 C :0.02以上0.11%以下、 Si:0.1%以下、 Mn:1.0%以下、 P :0.03%以下、 S :0.015%以下、 N :0.007%以下、 Sol.Al:0.01以上0.2%以下、 残部がFeおよび不可避不純物からなり、この鋼を熱間
    圧延して熱延鋼帯を製造し、該熱延鋼帯を冷間圧延、再
    結晶焼鈍後に過時効処理を行なった鋼帯に樹脂被覆処理
    を施すことを特徴とする缶底部にストレッチャーストレ
    インの発生しない絞り缶用樹脂被覆鋼板の製造方法。
JP606595A 1995-01-18 1995-01-18 缶底部にストレッチャーストレインの発生しない絞り缶用樹脂被覆鋼板、およびその製造方法 Withdrawn JPH08193243A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007197742A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Nippon Steel Corp 溶接缶用冷延鋼板およびその製造方法
CN103205629A (zh) * 2013-03-26 2013-07-17 浙江龙盛薄板有限公司 一种家电用高硬度钢带及制造方法
KR101532857B1 (ko) * 2011-03-17 2015-06-30 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 내압 강도가 높고 가공성이 우수한 에어로졸 캔 보텀용 강판 및 그 제조 방법

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