JPH08192934A - ベルト搬送装置 - Google Patents

ベルト搬送装置

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JPH08192934A
JPH08192934A JP27148695A JP27148695A JPH08192934A JP H08192934 A JPH08192934 A JP H08192934A JP 27148695 A JP27148695 A JP 27148695A JP 27148695 A JP27148695 A JP 27148695A JP H08192934 A JPH08192934 A JP H08192934A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置等に装備される無端ベルトの駆
動装置におけるベルトのロール軸方向への移動を防止す
る。 【解決手段】 画像形成装置1にあっては、記録紙搬送
用の無端ベルト50は、4本のロール60、62、6
4、66にかけわたされ、例えばロール64が駆動機構
によって駆動される。ロール62、66はアイドルロー
ルであって、ロール60はテンションロールとして機能
し、ロールのテンション装置100のスプリング150
によってベルト50に常時一定の張力が付与される。ベ
ルト50は、テンションロール60の外周に対してある
角度を伴って接触する。この角度はラップアングルと称
され、この角度2θを2等分する軸線Xをハードアキシ
スと称し、軸線Xに直交する軸線Yをソフトアキシスと
称する。テンションロール60の軸受の変位軸線をハー
ドアキシスXに対してベルトの進行方向の下流側に傾け
て設けることにより、ベルトのロール軸方向への移動を
防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無端状のベルトを
用いたベルト搬送装置におけるベルトの走行方向に直交
する方向への移動を防止する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】無端ベルトを用いたベルト搬送装置は、
無端ベルトを複数本のロールにかけわたしてベルトの走
行経路を形成し、ロール軸のうちの少なくとも1本のロ
ールを回転駆動してベルトを駆動する。この種のベルト
搬送装置にあっては、無端ベルトをロール群にかけわた
し、走行中のベルトの伸縮を吸収するために、テンショ
ンロールを装備する。このテンションロールは、例えば
無端ベルトの周長を伸縮する方向に移動可能なロール
と、このロールをベルトの周長を伸ばす方向に付勢する
スプリングにより構成される。
【0003】この種の無端状ベルトを用いたベルト搬送
装置にあっては、ロールの幾何学的製造誤差、位置バラ
ツキ、ベルトの製造誤差、等から発生する走行中のベル
トのロール軸方向移動(以下、ベルトのウォークと称す
る)をどのように押さえるかが技術上の課題になってい
る。信頼性、維持性の観点からベルトに極力ダメージを
与えず駆動したい。また、画質劣化防止の観点から、ベ
ルトのロール軸方向移動が画像形成中に発生せず、か
つ、移動量も小さくなるように押さえたい。その他に
も、低コスト、作業性などの要求項目がある。
【0004】この問題の解決手段として、 (1) 特開平4−317936号公報は、円筒状のロ
ールの両端に径寸法が大きなエッジガイドを設けて、エ
ッジガイドによってベルトのウォークを規制するものを
開示する。 (2) 特開平5−165385号公報は、ベルトのウ
ォークを検知してロールを軸方向に移動するものを開示
する。 (3) 特開平4−60915号公報は、テーパー状の
ロールにウォークするベルトを乗り上げさせ、その回転
によりロールを変位させるものを開示する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た手段のうち、(1)ではベルトは常にエッジガイドに
接触しており、ベルト端面の摩耗、座屈によるダメー
ジ、ベルトにシームがある場合のシーム部の亀裂、等信
頼性、維持性の観点から満足な性能が得られない。ま
た、ロール両端にリンク機構が有るため、ベルト脱着時
には、作業性を悪化させる原因になる。また、(2)、
(3)では制御用の機構を必要とし、構造も複雑とな
る。本発明はこの種の不具合を解消するベルト搬送装置
を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の無端ベルトの搬
送装置は、複数本の回転ロールのうちの少なくとも1本
のロールは、前記無端ベルトのロールの軸方向への移動
に従って変位する変位ロールとしたものである。
【0007】
【作用】ベルトがロールの軸方向に移動しようとする
と、変位ロールはこのベルトの軸方向の移動を阻止する
方向に移動し、ベルトの軸方向の移動を自動的に修正す
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明のベルト搬送装置を
無端ベルトを利用した画像形成装置に実施する例を示
す。全体を符号1で示す画像形成装置は無端ベルト50
の走行経路上に配設される4基の現像装置10K、10
Y、10M、10Cを備える。トレイ20内に用意され
た記録紙25は、トレイ上から送り出され、コロトロン
30によって帯電されるベルト50上に吸着される。ベ
ルト50の移動によって記録紙25は順次現像装置10
K、10Y、10M、10Cを通過し、それぞれのカラ
ーの転写が実行される。現像が完了した記録紙25は、
定着装置40により定着され、フルカラーの画像が形成
される。
【0009】この画像形成装置にあっては、記録紙搬送
用の無端ベルト50は、4本のロール60、62、6
4、66にかけわたされ、例えばロール64が駆動機構
によって駆動される。ロール62、66はアイドルロー
ルであって、ロール60はテンションロールとして機能
し、ロールのテンション装置100のスプリング150
によってベルト50に常時一定の張力が付与される。
【0010】ベルト50は、テンションロール60の外
周に対してある角度を伴って接触する。この角度はラッ
プアングルと称され、この角度2θを2等分する軸線X
をハードアキシスと称し、軸線Xに直交する軸線Yをソ
フトアキシスと称する。
【0011】図2、図3は、ベルトに張力を付与するテ
ンション装置100の詳細を示す。テンション装置10
0は、画像形成装置のフレーム110に固着される1対
のブラケット120を有する。ブラケット120にはガ
イドレール130が固着され、ガイドレール130内に
スライダ135が挿入される。スライダ135の外側に
は摺動アーム140がとりつけられる。スライダ135
はガイドレール130上を走行するローラを有し、アー
ム140はスライダ135に締結されている。この構成
により、アーム140はガイドレール130に案内され
るとともに、スライダ13bの移動速度の2倍の速度で
X軸方向に移動する。この移動はローラを介して行われ
るので、抵抗も小さく、スムーズな移動が達成される。
【0012】フレーム110に固定されたブラケット1
20の端部122とアーム140の後端部142との間
にはコイルスプリング150が張設される。このコイル
スプリング150は、アーム140を常時ブラケット1
20から突出する方向に付勢する。一対のアーム140
の先端にテンションロール60が支持される。テンショ
ンロール60はその軸160がベアリング162を介し
てアーム140に対して回転自在に支持される。テンシ
ョンロール60上には無端ベルト50がかけわたされ
る。この無端ベルト50のテンションロール60の軸線
方向wの移動は先にも述べたように、ウォークと称され
る。テンションロール60の両側には、テンションロー
ル60の直径よりも大きな直径寸法を有するフランジロ
ール170を設けて、ベルト50の側部52のウォーク
を規制する。
【0013】このフランジロール170は、スプリング
172によってテンションロール60側へ付勢する構成
とすることができる。この構成によって、ベルト50の
側部52に作用する力を軽減することができる。
【0014】次に、図4、図5、図6を利用して本発明
の原理と具体的な実施例を説明する。図4はテンション
ロール60にかけられる無端ベルト50の状態を示す側
面図、図5は図4のE矢視図、図6は図4のF矢視図で
ある。無端ベルト50はテンションロール60に対して
角度2θの接触角度(ラップ角度)をもってかけわたさ
れている。このラップ角度2θを2等分した角度θとテ
ンションロール60の中心を通る軸線Xを前述したよう
にハードアキシスと称する。これはテンションロール6
0をベルトに張力を付加する方向に動かす際に多大な抵
抗を受けることから、ハードアキシスと称されるもので
ある。
【0015】このハードアキシスXに対して、図4の平
面上で直交する軸をソフトアキシスYと称する。これは
テンションロール60を軸線Y方向に動かす際に小さな
抵抗しか受けないことから、ソフトアキシスと称される
のである。図5は図4のE矢視図、すなわち、テンショ
ンロール60の軸心R1とハードアキシスXとを含む平
面における、ベルト50のウォークを解析する図面であ
る。正常な状態にあっては、ロールの軸線方向の中心C
1とベルトの幅方向の中心線は一致してベルトは移動し
ている。
【0016】いま、なんらかの原因によって、ベルト5
0がウォークを始めるとすると、例えば図5においてベ
ルトのW方向移動に従いベルトがロールにかかるテンシ
ョン分布位置が変化するため、破線位置方向にテンショ
ンロール、ベルト共に移動する。そのためテンションロ
ールの中心軸R1は中心軸R2へ反時計回りに移動し、ベ
ルトの中心位置はロールの中心位置C1から移動し、最
終的にはテンションロールの姿勢は実線で示す正規の姿
勢60Aから破線で示す姿勢60Bに角度αだけ変化
し、ベルト50の走行軌跡は実線で50Aから破線50
Bまで移動する。
【0017】図6は図4のF矢視図、すなわちテンショ
ンロール60の軸心R3とソフトアキシスYとを含む平
面におけるベルト50のウォークを解析する図面であ
る。図6において、いまテンションロールが実線で示す
姿勢60aで軸心R3を中心に回転しているものとす
る。このロールの姿勢にあっては、ベルトは実線50a
で示す軌跡を走行する。
【0018】このテンションロールの軸心R3を軸心R4
まで角度βだけ回動し、ロールを破線で示す姿勢60b
に変化させたとする。このテンションロールの姿勢の変
化により、ベルトは矢印W2方向にウォークを開始し、
軌跡は破線50b示す位置に変化する。このソフトアキ
シスYを含む平面上でのテンションロールの傾きとベル
トのウォークの関係は、実験でも容易に確認することが
できる。
【0019】本発明は以上に説明したテンションロール
の姿勢の変化とベルトのロール軸方向への移動(ウォー
ク)との関係の解析に基づいてなされたものである。す
なわち、図5において、テンションロールの軸心R1
反時計廻り方向に傾斜して、ベルトが矢印W1方向にウ
ォークを開始しようとしたときには、図6においてテン
ションロールの軸線を時計廻り方向に傾ける。このロー
ルの傾きによって、ベルトは矢印W2方向にウォークを
開始しようとする。このベルトのウォークの方向W1
2は、互いに反対方向であるので、ベルトの側幅方向
にかかるテンションの差に起因するベルトのウォークを
防止し、補正することができる。
【0020】上述したロールの軸線の制御は、例えば図
4の軸線Gで示す軌跡に沿って、テンションロールの両
端を支持する軸受を案内すればよい。この軸線Gは、ハ
ードアキシスXに対して、ベルト進行方向に向かって下
側に角度ψをもって傾く軸線である。すなわち、図4に
示すようにテンションロールの姿勢が変化しようとする
と、大きなテンションを受ける側の軸受は、図4におい
て、軸線G上を矢印L方向に移動する。この軸受の移動
は、図6において、ロールの軸線を角度βで示す方向に
傾けることとなる。この作用によって、ベルトのウォー
クは補正される。
【0021】次に、図7は本発明の他の実施例のベルト
搬送装置を備えた画像形成装置の概要を示す説明図であ
る。全体を符号2で示す画像形成装置は感光体ドラム2
00と、現像ユニット210と、記録用紙を搬送するベ
ルト搬送装置300とを有する。ベルト搬送装置300
は、複数のロール320,322,324,326,3
28,350と、これらのロールにかけ渡されるベルト
310を備える。これらのロール320,322,32
4,326,328,350のうちのいずれかを駆動ロ
ールとし、モータ等により回転駆動することで、ベルト
310を駆動する。
【0022】図8は、図7のA部に示すロール350の
詳細を示すもので、ロール350は、ロール350の一
端部の回転中心C5がハードアクシスとなる軌線L1に沿
って移動することを示している。
【0023】図9は、ロール350の支持機構を示す説
明図である。ロール350の両端部は、ベアリング36
0,362を介してアーム370に回転自在に支持され
る。アーム370は、フレーム372にとりつけてあっ
てフレーム372の中央部はシャフト374によって旋
回動自在に支持される。フレーム372は固定部380
の間をバネ382を介して連結される。このバネ382
はフレーム372をシャフト374のまわりに積極的に
旋回駆動するためのものではなく、フレーム372がシ
ャフト374まわりに遊動するのを防止するためのもの
である。
【0024】図9において、ロール350にかけ渡され
たベルト310が、矢印W1に示す方向にウォークを発
生させて、実線位置で示す位置から破線位置310aで
示す位置に移動を始めたとする。ベルト310が矢印W
1方向に移動を始めると、ロール350はベルトの移動
方向(矢印W1で示す)とは反対方向(矢印F1で示す)
に反力を受ける。実験によると、ベルトの移動速度と反
力が比例することが確かめられている。
【0025】ロール350が矢印F1方向の反力を受け
ると、このロール350を支持するフレーム372に
は、フレーム372をシャフト374まわりに旋回させ
るモーメントM1が発生する。このモーメントM1によっ
て、フレーム372とロール350は、シャフト374
の中心軸C6を中心として旋回する。この結果、ロール
350は実線位置から破線位置350aに姿勢を変化さ
せる。このロール350の旋回動は、ベルト310のウ
ォークの発生原因が補償されるまで継続し、ウォークの
発生原因が補償された位置で、ロール350の旋回動は
停止する。したがって、このロール350の姿勢位置で
ベルト310は安定した軌道に沿ってベルト搬送装置3
00内で走行することができる。
【0026】図10は、本発明の他の実施例を示す図9
と同様の説明図である。ベルト310がかけ渡されるロ
ール350は、ベアリング360,362を介してアー
ム370により回転自在に支持され、アーム370はフ
レーム400にとりつけられる。フレーム400はバネ
402,404を介して固定側の部材380に連結され
る。このバネ402,404はフレーム400の遊動を
防止する機能を有する。フレーム400は2個の回転す
るカムフォロワ410,412を有し、カムフォロワ4
10,420は固定されたカム部材420のカム面42
2に沿って移動する。カム面422は、中央部が隆起す
る円弧状の形状を有する。
【0027】ベルト310が矢印W1方向に移動する
と、ロール350はその反力を受けて矢印F1方向に移
動する力が作用する。このカムによってフレーム400
は矢印F1方向に移動し、カムフォロワ410,420
とカム面422の作用によって、ロール350とフレー
ム400のユニットを旋回させるモーメントM1が生ず
る。このモーメントM1によって、ロール350は実線
で示す姿勢から破線350aで示す姿勢に変化し、ベル
ト310のウォークを発生させる要因を補償する。この
作用によって、ベルト310のウォークは停止し、安定
した軌道上を搬送される。
【0028】図11は、本発明の他の実施例を示す図9
と同様の説明図である。ベルト310がかけ渡されるロ
ール350は、ベアリング360,362を介してアー
ム370により回転自在に支持され、アーム370はフ
レーム500にとりつけられる。フレーム500はバネ
502,504を介して固定側の部材380に連結され
る。このバネ502,504はフレーム400の遊動を
防止する機能を有する。フレーム500は、2本のピン
510,512を有し、各ピンにはリンクアーム53
0,532の一端が回動自在にとりつけられる。リンク
アーム530,532の他端部は固定側にとりつけられ
たピン520,522に回動自在にとりつけられる。
【0029】ベルト310が矢印W1方向に移動する
と、ロール350はその反力を受けて矢印F1方向に移
動する力が作用する。このカムによってフレーム500
は矢印F1方向に移動し、リンクアーム530,532
の作用によってロール350とフレーム500のユニッ
トを旋回させるモーメントM1が生ずる。このモーメン
トM1によって、ロール350は実線で示す姿勢から破
線350aで示す姿勢に変化し、ベルト310のウォー
クを発生させる要因を補償する。この作用によって、ベ
ルト310のウォークは停止し、安定した軌道上を搬送
される。
【0030】本発明は以上のように、ベルトのウォーク
を検出する手段、ロールの制御機構、アクチュエータ等
のなんらの機構を付加することなく、ベルトのウォーク
を防止、補正することができる。なお、本発明は、テン
ションロールに限らず、無端ベルトを支持するテンショ
ンロール以外のロールに対しても適用することができ
る。また、本発明は画像形成装置に限らず、無端ベルト
の搬送装置の全てに適用することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上のように、画像形成装置等
に使用される無端ベルトの搬送装置において、無端ベル
トを支持する複数本のロールのうちの例えばテンション
ロールのように軸位置が変位するロールと無端ベルトの
軸方向の移動との間の運動を実験的に解析し、無端ベル
トの軸方向への移動を阻止するロールの変位方向を見出
したものである。
【0032】このロールの変位方向は、テンションロー
ル等の移動を案内する機構の方向を特定することによっ
て容易に実現することができる。また、ロールの変位
は、無端ベルトがロールの軸方向に移動することに起因
するロールにかかるテンションのロールの両軸端におけ
る不釣合によって行われ、ロールを変位するためのアク
チュエータを必要としない。したがって、ベルトの搬送
装置に新たな機構を付加することなく、無端ベルトをウ
ォークなしに駆動することができる。そこでこのベルト
搬送装置を、例えば画像形成装置に利用することによっ
て高画質の画像形成を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施する画像形成装置の概要を示す
説明図。
【図2】 テンションロール装置の説明図。
【図3】 図2のX矢視図。
【図4】 テンションロールの側面図。
【図5】 図4のE矢視図。
【図6】 図4のF矢視図。
【図7】 本発明を実施する他の画像形成装置の概要を
示す説明図。
【図8】 ロールの一端部の回転中心の移動方向を示す
説明図。
【図9】 ベルト搬送装置の変位ロールの構造を示す説
明図。
【図10】 ベルト搬送装置の変位ロールの他の構造を
示す説明図。
【図11】 ベルト搬送装置の変位ロールの更に他の構
造を示す説明図。
【符号の説明】
1 画像形成装置、 50 無端ベルト、 60 テン
ションロール、 64駆動ロール、 100 ロールの
テンション装置、 110 フレーム、 120 ブラ
ケット、 140 アーム、 150 コイルスプリン
グ、 170フランジロール。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端ベルトと、無端ベルトがかけ渡され
    る複数本の回転ロールと、無端ベルトを駆動するための
    複数本の回転ロールのうちの少なくとも1本の駆動ロー
    ルと、無端ベルトに張力を付与する複数本の回転ロール
    のうちの少なくとも1本のテンションロールとを有する
    ベルト駆動装置において、 前記複数本の回転ロールのうちの少なくとも1本のロー
    ルは、前記無端ベルトのロールの軸方向への移動に従っ
    て変位する変位ロールであることを特徴とするベルト搬
    送装置。
  2. 【請求項2】 前記変位ロールの変位は、前記無端ベル
    トが寄ってくる側のロールの変位方向が、ベルトがロー
    ルにラップしている角度の2等分線よりベルト進行方向
    の下流側に変位し、他端側が相対的に上流側に変位する
    ことを特徴とする請求項1記載のベルト搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記変位ロール変位方向は、前記無端ベ
    ルトが寄って来る側のロールの変位方向が、ベルトのテ
    ンションが大きくなる方向に変位することを特徴とする
    請求項1記載のベルト搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記変位ロールの変位は、ベルトのロー
    ル軸方向移動によるロールに加わるベルトの移動反力に
    よって行われることを特徴とする請求項1記載のベルト
    搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記変位ロールは、テンションロールで
    あることを特徴とする請求項2記載のベルト搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記変位ロールは、ベルトのロール軸方
    向の移動により発生するロールにかかるベルトテンショ
    ンのロール両端部に対する不釣り合いにより行われるこ
    とを特徴とする請求項1記載のベルト搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記無端ベルトが画像形成装置の感光体
    であることを特徴とする請求項1記載のベルト搬送装
    置。
  8. 【請求項8】 前記無端ベルトが画像形成装置の中間転
    写体であることを特徴とする請求項1記載のベルト搬送
    装置。
  9. 【請求項9】 前記無端ベルトが画像形成装置の転写用
    紙搬送体であることを特徴とする請求項1記載のベルト
    搬送装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007163695A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Fuji Xerox Co Ltd ベルト搬送装置および画像形成装置
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