JPH08191423A - 光ディスク記録再生方法 - Google Patents

光ディスク記録再生方法

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JPH08191423A
JPH08191423A JP190695A JP190695A JPH08191423A JP H08191423 A JPH08191423 A JP H08191423A JP 190695 A JP190695 A JP 190695A JP 190695 A JP190695 A JP 190695A JP H08191423 A JPH08191423 A JP H08191423A
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Application number
JP190695A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Nagasawa
雅人 長沢
Yasuhiro Kiyose
泰広 清瀬
Hiroyuki Ohata
博行 大畑
Shigeaki Funaki
茂彰 船木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH08191423A publication Critical patent/JPH08191423A/ja
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 鮮明なキャラクタを表示でき、また、フォン
トデータの備蓄手段を必要とせず、また、キャラクタ情
報を指定した場所,サイズおよび色で表示できる光ディ
スク記録再生方法を得る。 【構成】 GOP23に、キャラクタヘッダ41と、キ
ャラクタデータ42の記録領域を設け、光ヘッドの走査
スポットにより光ディスクに記録されているディジタル
映像情報(GOP)を検出し、再生する。この再生GO
P情報は、誤り訂正回路で訂正処理を行い、データ分割
回路で振り分けられる。キャラクタ情報はキャラクタヘ
ッダ解析回路で詳細な制御データが摘出される。摘出さ
れた制御情報により、CPUが表示制御指示とビット情
報等により構成したデータをキャラクタジェネレータに
与え、モニタに表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクの記録再生
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は特開平4−114369号公報に
示されている光ディスク記録再生装置のブロック回路図
である。図において、1はビデオ信号やオーディオ信号
等をディジタル情報に変換するためのA/D変換器、2
は文字情報などのキャラクタ情報をディジタル情報に変
換するA/D変換器、3は音声信号を符号化するエンコ
ーダ、4は情報圧縮手段、5は上記圧縮情報をフレーム
周期の整数倍に等しいセクター情報に変換するフレーム
セクター変換手段、6は映像データとキャラクタデータ
とオーディオデータを合成するフォーマットエンコー
ダ、7は記録媒体での符号間干渉を小さくするため所定
の変調符号に変換するための変調回路、8は上記変調符
号に従ってレーザを変調するレーザ変調器である。
【0003】また、9は上記レーザー光を出射するため
の光ヘッド、10は光ヘッド9から出射される光ビーム
をトラッキングするためのアクチュエータ、11は光ヘ
ッド9を搬送するためのトラバースモータ、12はディ
スク13を回転させるためのディスクモータ、14はサ
ーボ回路、15はシステムコントローラである。
【0004】また、16は光ヘッド9からの再生信号を
増幅するための再生アンプ、17は記録された変調信号
からピットデータを得るための復調器、18は映像デー
タとオーディオデータを分離するデコーダ、19はフレ
ームセクタ逆変換手段、20は上記圧縮情報を伸長する
ための情報伸長手段、21は伸長された情報を、例えば
アナログビデオ信号やオーディオ信号に変換するための
D/A変換器、22はオーディオデータをアナログオー
ディオ信号に復号化するオーディオデコーダである。
【0005】図7はディジタル動画情報を圧縮して伝送
・蓄積するために規格化が進められているMOVING
PICTURE CODING EXPERTS G
ROUP(以下、「MPEG」と称する)方式のデータ
配列構造(レイヤ構造)を簡略化して示した図で、23
は複数のフレーム情報からなるGOP、24はいくつか
のピクチャ(画面)から構成されるGOPレイヤ、25
は1画面をいくつかのブロックに分割したスライス、2
6はいくつかのマクロブロック(MB)27から構成さ
れるスライスレイヤ、28は8画素×8画素で構成され
るブロックレイヤである。
【0006】図8は17画面を1GOPとする時の符号
化構造を示した図で、29はフレーム内DCTを行う映
像情報(以下、「I−ピクチャ」と称する)、30は前
方向の動き補償を行うDCT符号化による映像情報(以
下、「P−ピクチャ」と称する)、31は時間的に前後
に位置する上記I−ピクチャおよびP−ピクチャを参照
画面として動き補償を行ったDCT符号化が行われる映
像情報(以下、「B−ピクチャ」と称する)である。
【0007】次に、動作を説明する。ディジタル映像情
報の圧縮技術が進むにつれ、圧縮された映像情報を光デ
ィスクに記録することにより、従来のVTR等に代表さ
れるようなテープ媒体に比べて検索性にすぐれ、きわめ
て使い勝手の良い映像ファイリング装置を実現すること
が可能となっている。また、このようなディスクファイ
ル装置は、ディジタル情報を扱うためにアナログビデオ
信号を記録する場合に比べてダビング劣化が無く、更に
光記録再生であるため、非接触で信頼性に優れたシステ
ムが実現できる。
【0008】従来、このような圧縮動画情報を光ディス
クに記録する場合は、図6に示されるような光ディスク
記録再生装置で、例えば図8に示したMPEG方式のデ
ィジタル圧縮動画情報を記録することとなる。この時、
A/D変換器1にてディジタル化された映像情報は、情
報圧縮手段4によって例えばMPEG方式の圧縮動画情
報に変換される。この圧縮情報は、エンコードされると
ともにディスクの符号間干渉の影響を小さくするための
変調を行い、光ディスク13に記録される。この時、例
えば各GOP単位でのデータ量はほぼ同じ量になるよう
にし、また、フレーム周期の整数倍に等しいセクタに振
り分けることによって、GOP単位での編集等がセクタ
単位で行え、処理が容易となる。
【0009】また、映像情報に対応した音声情報を記録
する際、オーディオエンコーダ3にて符号化され、フォ
ーマットエンコーダ6にて映像情報と合成される。
【0010】また、再生時においては、光ディスク13
から再生された映像情報を再生アンプ16にて増幅し、
復調器17およびデコーダ18にてディジタルデータに
復元した後、フレームセクタ逆変換手段19にてアドレ
ス,パリティ等のデータを取り除いた純粋な映像元デー
タとして復元し、さらに情報伸長手段20にて例えばM
PEG複号化を行うことで映像信号に再現し、D/A変
換器21によってモニタ等に表示可能なアナログ映像信
号に変換する。一方、再生時は、デコーダ18にて映像
情報と分離された音声情報はオーディオデコーダ22に
て復元される。
【0011】ここで、上述したようにディジタル動画圧
縮方法としてMPEG方式を用いると、フレーム内DC
Tによる圧縮を行うI−ピクチャ29と、前方向の動き
補償を行うDCT符号化による映像情報であるP−ピク
チャ30、および時間的に前後に位置する上記I−ピク
チャおよびP−ピクチャを参照画面として動き補償を行
ったDCT符号化が行われるB−ピクチャ31が、いく
つか組合わさった符号化構造を光ディスク13に記録す
ることとなる。
【0012】この時、上記I−ピクチャはフレーム内D
CTを行っているため、この情報単独で画像再生を行う
ことが可能であるが、P−ピクチャは前方向の動き補償
を行っているため、上記I−ピクチャを再生した後でな
ければ画像再生を行うことが出来ない。また、B−ピク
チャは、両方向からの予測画面であるため、前後にある
上記I−ピクチャまたはP−ピクチャを再生した後でな
ければ再生不可能である特徴を有しているが、両方向予
測を行っているため最もデータ量が少なく、符号化効率
が良い。
【0013】しかし、このB−ピクチャは単独で再生で
きないため、I−ピクチャやP−ピクチャを必要とする
が、その分、B−ピクチャの枚数を増やすと処理回路に
おけるバッファメモリ量が増えるとともに、データ入力
から映像再生までの遅延時間が増大する問題がある。し
かし、光ディスク等に代表される蓄積系メディアにおい
ては、長時間記録のために圧縮効率の良い符号化方式が
望まれる他、上記映像再生の遅延時間はあまり問題にな
らないため、図7に示すような符号化方式が適してい
る。
【0014】従来のカラオケ機器においては、映像情報
内に文字情報を混入させ、映像表示として歌詞を表示し
ていた。しかし、ピクチャ映像内に文字情報を混入させ
てエンコードを行っているため、圧縮処理によりモスキ
ートノイズが発生する問題がある。また、映像に文字を
混入させた情報を圧縮する際、映像と文字のエッジ部分
が大量に発生するため、圧縮効率が低下する問題があ
る。また、一般のテレビ画面はコンピュータ用画面に比
べて解像度が低く、テキストファイルからの高精細な文
字の表示には適していないためキャラクタジェネレータ
等を用いて大きな文字を表示するのが一般的となってい
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記のような映画等の
映像画面に字幕等のキャラクタ情報を表示する従来のデ
ィジタル動画記録再生装置では、映像情報にキャラクタ
情報を混入し映像として表示させているため、キャラク
タ混入によるデータ圧縮率が低下するという問題点があ
った。
【0016】また、映像データ圧縮時に、背景となる映
像にキャラクタ混入によるモスキートノイズが発生する
という問題点があった。
【0017】また、テキストデータによる日本語および
漢字等のフォントデータを必要とするキャラクタデータ
を使用する表示手段において、表示コントロール部にフ
ォントデータが必要となり、記録再生装置の小規模化が
困難であった。
【0018】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、第1の目的は、鮮明な映像とキャ
ラクタの表示を可能とする記録再生方法を得ることであ
る。
【0019】また、第2の目的は、キャラクタ表示用フ
ォントデータを必要としないコンパクトな記録再生方法
を得ることである。
【0020】また、第3の目的は、媒体容量の使用効率
を改善することができる記録再生方法を得ることであ
る。
【0021】また、第4の目的は、映像情報と別にキャ
ラクタ情報のみの再生表示処理を可能とする記録再生方
法を得ることである。
【0022】また、第5の目的は、キャラクタ情報の表
示形式を設定可能とする記録再生方法を得ることであ
る。
【0023】また、第6の目的は、キャラクタの表示順
序を設定可能とする記録再生方法を得ることである。
【0024】また、第7の目的は、ディスクへの長時間
記録を可能とする記録再生方法を得ることである。
【0025】また、第8の目的は、テキスト入力による
キャラクタ情報を記録可能とする記録再生方法を得るこ
とである。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような圧
縮ディジタル映像を光ディスクに記録再生し表示手段に
表示する際に、再生時映像に表示されるキャラクタの機
能効率を向上するためになされたもので、請求項1の発
明は、映像情報(GOP)内にキャラクタ情報を記録す
る領域を設けて画面に表示するキャラクタ情報を記録
し、映像を表示する際にキャラクタを画面に挿入するよ
うにしたものである。
【0027】また、請求項2の発明は、キャラクタの情
報をドット単位で表示の有無を指定したキャラクタデー
タとドット表示色を指定したデータにより構成し、キャ
ラクタジェネレータにより画面に表示するようにしたも
のである。
【0028】また、請求項3の発明は、システムヘッダ
内にキャラクタ情報領域の情報の有無を示すフラグを存
在させるようにしたものである。
【0029】また、請求項4の発明は、システムヘッダ
内にキャラクタ情報領域の開始アドレス、およびデータ
量を示す情報を存在させるようにしたものである。
【0030】また、請求項5の発明は、キャラクタ情報
に画面内の表示位置、および表示サイズを指示した情報
を設定するようにしたものである。
【0031】また、請求項6の発明は、キャラクタ情報
にGOP内に存在するピクチャのどれを表示したタイミ
ングでキャラクタ情報表示を行うかを示した情報を付加
したものである。
【0032】また、請求項7の発明は、圧縮処理を施し
たキャラクタ情報をGOP内に存在させ、再生時にキャ
ラクタジェネレータに転送する前に解凍処理を行うよう
にしたものである。
【0033】また、請求項8の発明は、キャラクタ情報
を付加したディジタル映像情報を媒体に記録する際、入
力されたテキスト情報をキャラクタデータフォーマット
に変換するようにしたものである。
【0034】
【作用】請求項1の発明では、映像情報とキャラクタ情
報を分割しGOP内に存在させ、映像情報は映像のみの
情報、キャラクタ情報はキャラクタのみの情報で構成
し、再生は別々に処理する。
【0035】また、請求項2の発明では、キャラクタを
表示ドットパターンに分解したデータと、ドットの表示
色を指定したデータを使用し構成する。
【0036】また、請求項3の発明では、MPEG方式
のGOP構造において、GOP先頭に存在し属性情報等
を記録するヘッダ情報領域に、キャラクタ情報の有無を
示す情報を記録する領域を新たに設ける。
【0037】また、請求項4の発明では、MPEG方式
のGOP構造において、GOP先頭に存在し属性情報等
を記録するヘッダ情報領域に、キャラクタ情報記録領域
の開始アドレスと情報量を示す情報を記録する領域を新
たに設ける。
【0038】また、請求項5の発明では、キャラクタを
表示ドットパターンに分解したデータと、ドットの表示
色を指定したデータと、画面表示時の縦横の倍率指定情
報と、画面表示座標の指定情報によりキャラクタ情報を
構成する。
【0039】また、請求項6の発明では、キャラクタ情
報領域の先頭位置に存在するヘッダ情報領域に、ピクチ
ャ表示タイミングと同期させたキャラクタ表示タイミン
グ情報を記録する領域を設け、その情報よりキャラクタ
ジェネレータに与えるキャラクタデータを制御し、キャ
ラクタの表示を行う。
【0040】また、請求項7の発明では、構成されたキ
ャラクタ情報に、圧縮手段を用いて圧縮処理を施しデー
タ量の縮小を行う。
【0041】また、請求項8の発明では、キャラクタ情
報をGOPに挿入する際、入力されたテキストデータを
変換手段によりキャラクタデータに変換し、ヘッダ情報
と表示タイミング情報を付加する生成手段により構成さ
れたキャラクタ情報を用いる。
【0042】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の実施例1におけるディジタル
動画映像のデータ構造を示した図で、図7と同一符号は
それぞれ同一または相当部分を示しており、32はデー
タの先頭位置を示すヘッダ信号、33はGOP毎の編集
単位となすアドレスを示すためのGOPアドレス、34
はディジタル動画映像データに付随する属性データ、3
5はオーディオデータの先頭位置を示すためのオーディ
オヘッダ、36はオーディオデータ、37はビデオデー
タの先頭位置を示すためのビデオヘッダ、38はビデオ
データ、また39はP−ピクチャの先頭位置を示すため
のPヘッダ、40はB−ピクチャの先頭位置を示すため
のBヘッダ、41は文字データの先頭位置を示すための
キャラクタヘッダ、42はキャラクタデータである。
【0043】次に、実施例1の動作を説明する。GOP
内に挿入されている映像データとオーディオデータは、
それぞれの詳細情報であるヘッダ情報を有している。し
たがって、図1に示すように、キャラクタデータ40に
先頭位置を示すとともに、キャラクタデータ40の詳細
情報を記録したキャラクタヘッダ41を設けることで、
映像情報から独立したキャラクタ情報となる。このた
め、映像情報とは別に、独立して処理されるので、伸張
処理による映像へのモスキートノイズが発生しなくな
る。
【0044】また、映像情報がキャラクタを含まないの
で、圧縮処理時に負荷となる映像の色調差によるエッジ
部分が減少し、データ圧縮率が向上する。
【0045】さらに、キャラクタもキャラクタのみの表
示処理を行うので、映像に影響されない鮮明なキャラク
タを表示することが可能となる。
【0046】また、システムはキャラクタヘッダ41の
情報を解読することにより、キャラクタデータ40の詳
細な構成情報を得ることができ、必要なデータのみを取
り出すことが可能となる。このため、GOPを単位とし
て、例えばキャラクタデータのみの差し替え等が可能と
なり、アフレコや編集が可能となる。
【0047】また、システムヘッダ情報領域に設けたキ
ャラクタデータの有無を示す情報を記録した領域をシス
テムが解読することにより、キャラクタデータ処理の実
行を制御することができる。このため、GOP内に確定
したキャラクタデータ領域を確保する必要がなくなるの
で、媒体の使用効率が向上する。
【0048】また、キャラクタの表示は、キャラクタデ
ータを点灯ドット位置指定によるデータおよび点灯ドッ
ト表示色のデータにより構成し、このデータをキャラク
タジェネレータに与えて表示処理を行う。上記したキャ
ラクタデータの構成を使用することで、キャラクタジェ
ネレータに表示キャラクタデータを書き込むこととな
り、フォントデータをシステムで管理する必要が無くな
る。このため、アルファベットおよび日本語に限らず、
あらゆるキャラクタ形式に対応可能となる。例えば映画
の字幕等の場合、映像データを変更する必要が無く、キ
ャラクタ情報のみを差し替えることで何処の言語のソフ
トにも編集可能であり、編集作業の簡単化および時間短
縮が可能となる。
【0049】以上のように、動画処理でキャラクタを表
示する場合、GOP内にキャラクタ情報を存在させるこ
とにより、映像ではないキャラクタを表示することが可
能となる。
【0050】また、映像とキャラクタを分割したことに
より、鮮明なキャラクタを表示することが可能となる。
これにより、従来の映像にキャラクタを混入させ圧縮し
ていた方式と比較し、キャラクタ混入によるモスキート
ノイズの発生は無くなり、データ圧縮率も大幅に改善さ
れディスク容量使用効率も改善される。
【0051】また、映画やカラオケ等に字幕を挿入する
際、キャラクタを映像に混入させる必要がなく、ディジ
タル動画情報へのキャラクタ情報の簡単な入力が可能と
なる。
【0052】また、キャラクタデータを使用することに
より、表示コントロール部のシステムを簡単化でき、各
国の言語への対応も簡単となる。
【0053】実施例2.図2は本発明の実施例2におけ
るキャラクタ情報記録系のブロック回路図で、図6と同
一符号はそれぞれ同一または相当部分を示している。図
において、50は、映像、音声に合わせたキャラクタ表
示制御を行うCPU、51は入力されたキャラクタデー
タのビットフォーマットに変換するキャラクタエンコー
ダ、52はキャラクタデータを圧縮する情報圧縮手段、
53は映像データを処理する映像エンコーダである。
【0054】図3は本発明の実施例2におけるキャラク
タ情報再生系のブロック回路図で、図6および図2と同
一符号はそれぞれ同一または相当部分を示している。図
において、61は再生信号からデータを検出するデータ
検出回路、62は検出されたデータの訂正処理を行う誤
り訂正回路、63は訂正されたGOPデータのAV分離
を行うデータ分割回路、64はキャラクタヘッダ情報を
解析しジェネレータに指示を与える解析回路、65は再
生されたキャラクタデータの伸張処理を行う伸張回路、
66はキャラクタ表示処理を行うキャラクタジェネレー
タ、68は映像データを処理する映像デコーダ、69は
音声処理された信号を出力するスピーカ、70は映像を
表示するモニタである。
【0055】次に、実施例2の動作を説明する。キャラ
クタ情報領域に画面内の表示位置およびサイズを指示す
る情報を記録する領域を設け、キャラクタの付加情報と
してキャラクタ情報内に存在させる。キャラクタジェネ
レータ66によりモニタ70に表示する際、キャラクタ
データと上記指示情報を与え、指示情報に従った表示を
行う。これにより、任意の位置に任意のサイズおよび色
でキャラクタを表示することが可能となる。
【0056】また、表示動作時の指示情報を、キャラク
タ情報以外からの設定、例えば再生時にユーザが行った
設定をシステムが解読し、表示設定に生成した指示情報
をキャラクタジェネレータ66に与えることにより、ユ
ーザ側で任意の表示形式を設定することが可能となる。
例えば図5(a)に示すように、説明等の字幕が映像の
重要な部分と重なってしまう場合、字幕表示位置を図5
(b)のように変更し、視聴者が見やすい画面を構成す
ることができる。
【0057】また、記録時にキャラクタをGOPに挿入
する際、テキスト入力されたデータをキャラクタエンコ
ーダ51により点灯ドット位置指定によるデータおよび
点灯ドット表示色のデータによるデータに変換し、指示
情報を付加されたキャラクタ情報をGOPに挿入する。
入力されたキャラクタはキャラクタエンコーダ51によ
り変換処理を行うため、どのような形式のテキストデー
タでも対応可能となる。
【0058】また、GOP内に挿入されるキャラクタ情
報はキャラクタデータであり、ビット指定、色の指定、
および上記の各指示等が情報として含まれているため、
文字形式以外のユーザーキャラクタを使用する場合等は
かなり大きな情報量となる。よって、キャラクタ情報は
情報圧縮手段52により圧縮処理を施されてGOPに挿
入する。
【0059】また、再生時は、伸張回路65により伸張
処理を施し、圧縮前の状態に戻したキャラクタ情報を解
析し表示処理を行う。これにより、キャラクタ情報のデ
ータ量が縮小され、媒体容量の使用効率が向上する。
【0060】以上のように、動画処理でキャラクタを表
示する場合において、GOP内のキャラクタ情報に上記
設定指示を与えることによって、表示キャラクタの映像
への補助効果を拡大することが可能となる。また、キャ
ラクタデータの表示位置およびサイズを設定可能とする
ことにより、ユーザによる設定手段を設けることが可能
になり、ユーザーライクなシステムを構築することが可
能となる。また、圧縮伸張手段52,65により処理を
施すことによりキャラクタ情報量拡大を抑え、媒体の容
量使用効率を向上させることが可能となる。
【0061】実施例3.図4は本発明の実施例3におけ
るキャラクタヘッダ41の構成を示した図で、78はキ
ャラクタアドレス、79はキャラクタデータの先頭位置
を示すスタートアドレス、80はキャラクタデータ量を
示すレングス、81は表示タイミングを指示するタイミ
ングチャート、82はデータの圧縮/非圧縮を示す圧縮
フラグ、83は予備エリアである。
【0062】GOP内の映像データである複数のピクチ
ャデータに対し、どのピクチャ表示時にどのキャラクタ
を表示させるかを指定する情報を記録する領域を、キャ
ラクタヘッダ情報領域内に設け、再生時に、その指示に
従いキャラクタデータ42をキャラクタジェネレータ6
6に与え、キャラクタ表示を制御する。これにより、上
記表示指示情報を用いて、表示タイミングをコントロー
ルすることが可能となる。例えば、時間により文字およ
び色を変化させるカラオケの歌詞等を表示する場合、上
記表示指示情報でタイミングをコントロールし文字を表
示することが可能となる。また、キャラクタデータ42
によるグラフィックを、上記表示指示情報で表示タイミ
ングをコントロールすることにより、映像と別に、アニ
メーション処理を表示することが可能となる。例えば図
5(c)に示すように、カラオケの歌の始まりを示すカ
ウントの表示等を、映像に混入させずキャラクタ表示す
ることが可能となる。
【0063】以上のように、動画処理でキャラクタを表
示する場合において、GOP内のキャラクタ情報に上記
表示指示情報を与えることによって、表示キャラクタの
映像への補助効果を拡大することが可能となる。また、
表示指示により表示タイミングをコントロールすること
により、変化するキャラクタデータを映像とは別に表示
することが可能となり、使用範囲の拡大が可能となる。
【0064】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、キャラクタ情
報として存在する情報を使用することにより、鮮明な映
像と映像に影響されず鮮明なキャラクタを表示すること
が可能となる。
【0065】請求項2の発明によれば、文字以外のユー
ザーキャラクタ表示が可能となる。また、使用するデー
タがキャラクタデータであるため、フォントデータをR
OM等に備蓄しておく必要がなくなり構成の簡単化が可
能となる。
【0066】請求項3の発明によれば、キャラクタ情報
の有無情報を確認することにより、キャラクタ情報処理
の短縮、および確定領域の存在が必要無く媒体の使用効
率の向上が可能となる。
【0067】請求項4の発明によれば、キャラクタ情報
内のキャラクタヘッダ情報を解析することにより、キャ
ラクタ情報だけを取り出し可能となる。
【0068】請求項5の発明によれば、キャラクタを表
示する形式として、さまざまな表示方法が可能となる。
【0069】請求項6の発明によれば、映像とは別にキ
ャラクタジェネレータによる表示タイミングの制御処理
が可能となる。
【0070】請求項7の発明によれば、キャラクタ情報
を圧縮し情報量を少なくすることにより、媒体の使用効
率が向上する。
【0071】請求項8の発明によれば、テキスト入力デ
ータからキャラクタデータを作成することにより、キャ
ラクタ情報の記録が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1におけるディジタル動画映
像データ配列を示す図である。
【図2】 本発明の実施例2におけるキャラクタ情報記
録処理を示すブロック回路図である。
【図3】 実施例2におけるキャラクタ情報再生処理系
を示すブロック回路図である。
【図4】 本発明の実施例3におけるキャラクタヘッダ
構成を示す図である。
【図5】 実施例3における画面表示構成例を示す図で
ある。
【図6】 従来のディジタル動画映像を記録再生する光
ディスク装置の記録再生系のブロック回路図である。
【図7】 従来のディジタル動画映像情報の構造を示す
図である。
【図8】 従来のディジタル動画映像情報のピクチャ構
造を示す図である。
【符号の説明】
3 オーディオエンコーダ、6 フォーマットタエンコ
ーダ、9 光ヘッド、11 送りモータ、12 ディス
クモータ、13 光ディスク、16 再生アンプ、22
オーディオデコーダ、23 GOP、25 スライ
ス、26 スライスレイヤ、27 マクロブロックレイ
ヤ、28 ブロックレイヤ、29 I−ピクチャ、30
B−ピクチャ、31 P−ピクチャ、32 ヘッダ信
号、33GOPアドレス、34,43 属性データ、3
5 オーディオヘッダ、36 オーディオデータ、37
ビデオヘッダ、38 ビデオデータ、39,44 P
−ピクチャヘッダ、40 B−ピクチャヘッダ、41
キャラクタヘッダ、42キャラクタデータ、50 CP
U、51 キャラクタエンコーダ、52 情報圧縮手
段、53 映像エンコーダ、61 データ検出回路、6
2 誤り訂正回路、63 データ分割回路、64 キャ
ラクタヘッダ解析回路、65 伸張回路、66 キャラ
クタジェネレータ、68 映像デコーダ、69 スピー
カ、70モニタ、78 キャラクタデータアドレス、7
9 データスタートアドレス、80 データレングス、
81 タイミングチャート、82 圧縮フラグ、83予
備エリア。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/92 7/30 H04N 5/92 H 7/133 Z (72)発明者 船木 茂彰 兵庫県川西市久代3丁目13番21号 株式会 社ケーディーエル内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ヘッドにより光ディスク上に圧縮され
    たディジタル映像情報を光学的に走査して記録または再
    生を行う光ディス装置において、上記ディジタル映像情
    報が、画面内符号化を行った主映像情報であるIピクチ
    ャと、時間的に前方向の動き補償を行うDCT符号化に
    よる映像情報であるPピクチャと、時間的に前後に位置
    する上記IピクチャおよびPピクチャを参照画面として
    動き補償を行ったDCT符号化が行われた映像情報であ
    るBピクチャとが複数画面分混在した状態により構成さ
    れたGROUP OF PICTURES(以下、「G
    OP」と称する)と呼ばれる単位で構成されており、か
    つ、GOP単位毎に上記映像情報とは独立してキャラク
    タ情報が挿入されてなることを特徴とする光ディスク記
    録再生方法。
  2. 【請求項2】 上記キャラクタ情報が、表示手段への画
    面表示時の横方向および縦方向を点灯ドット位置指定に
    よって構成されたキャラクタデータと、その点灯ドット
    表示色の情報とで構成された情報であることを特徴とす
    る請求項1記載の光ディスク記録再生方法。
  3. 【請求項3】 上記GOPの先頭位置に存在してビデオ
    情報の先頭位置、オーディオ情報先頭位置および属性情
    報等のヘッダ情報の記録領域内に、キャラクタ情報の有
    無を示す情報を記録する領域を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の光ディスクの記録再生方法。
  4. 【請求項4】 上記GOPの先頭位置に存在するタヘッ
    ダ情報の記録領域内に、キャラクタデータの先頭アドレ
    スおよび情報量を記録する領域を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の光ディスク記録再生方法。
  5. 【請求項5】 再生時に、再生されたキャラクタ情報を
    画面表示制御を行う表示制御手段にキャラクタ情報を与
    えて表示位置および表示サイズを設定するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の光ディスク記録再生方
    法。
  6. 【請求項6】 キャラクタ情報の記録領域の先頭位置に
    存在するキャラクタヘッダ情報の領域に、上記GOP内
    を構成する複数のピクチャの表示順序に対してキャラク
    タ情報内の各キャラクタ情報を表示するためのピクチャ
    表示と同期させたタイミング情報を記録する領域を設け
    たことを特徴とする請求項1記載の光ディスク記録再生
    方法。
  7. 【請求項7】 上記GOP内に挿入されるキャラクタ情
    報が、表示手段への画面表示時の横方向および縦方向を
    点灯ドット位置指定によって構成されたキャラクタデー
    タと、その点灯ドット表示色の情報により構成された情
    報であるキャラクタ情報と、キャラクタ情報の先頭位置
    に存在するキャラクタヘッダ情報内に設けた、キャラク
    タデータの先頭アドレスおよび情報量と、画面表示制御
    を行う表示制御手段にキャラクタ情報と表示設定を与え
    る表示位置および表示サイズの設定情報と、上記GOP
    内を構成する複数のピクチャの表示順序に対してキャラ
    クタ情報内の各キャラクタ情報を表示するためのピクチ
    ャ表示と同期させたタイミング情報により構成されたデ
    ータであり、上記GOPに挿入する際、情報圧縮手段に
    より圧縮処理して挿入されてなることを特徴とする請求
    項1記載の光ディスク記録再生方法。
  8. 【請求項8】 テキスト入力されたキャラクタ情報が、
    画面表示時の横方向および縦方向を点灯ドット位置指定
    によって構成されたキャラクタデータと、その点灯ドッ
    ト表示色の情報により構成された情報であるキャラクタ
    情報に変換されて上記GOPに挿入されてなることを特
    徴とする請求項1記載の光ディスク記録再生方法。
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