JPH0819057A - リモコンシステム - Google Patents

リモコンシステム

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JPH0819057A
JPH0819057A JP14515894A JP14515894A JPH0819057A JP H0819057 A JPH0819057 A JP H0819057A JP 14515894 A JP14515894 A JP 14515894A JP 14515894 A JP14515894 A JP 14515894A JP H0819057 A JPH0819057 A JP H0819057A
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JP
Japan
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controller
signal
unit
operation data
transmitting
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JP14515894A
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English (en)
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Tatsuya Abe
達也 阿部
Hayao Takeuchi
速雄 竹内
Hisao Kata
久夫 片
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】使い勝手を向上させるとともに使用用途の拡大
を図る。 【構成】負荷を制御するコントローラ20に2線の信号
線4を介して有線用スイッチユニット6Aと、ワイヤレ
ス用スイッチユニット6Bとを接続する。さらに、人体
検知に基づく操作データを信号線4を介して電気信号に
てコントローラ20に送信する人体検知センサユニット
10を設ける。したがって、有線用スイッチユニット6
Aやワイヤレス用スイッチユニット6Bのスイッチ操作
だけでなく、人体検知によっても負荷L1 〜L3 をリモ
コン制御できる。その結果、リモコンシステムの使い勝
手を向上させるとともに、使用用途の拡大が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1乃至複数の操作デー
タ送信用ユニットから電気信号で操作データを送り複数
の負荷制御をコントローラに行なわせるリモコンステム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】住宅、店舗、事務所等に設置された照明
器具や、エアコン装置等の負荷をフロアや部屋毎に制御
するリモコンシステムとしては図14に示すリモコンシ
ステムがある。このリモコンシステムは操作データ送信
用ユニットとして、有線用スイッチユニット6A1 〜6
6 と、ワイヤレス用スイッチユニット6B1 〜6B4
とを併用したもので、これらスイッチユニット6A1
6A6 、6B1 〜6B4から予め規定されたフォーマッ
トの操作データを含む信号をコントローラ20へ信号線
4を通じて送信することにより、コントローラ20に接
続された負荷L1〜L4 をオン/オフ制御するようにな
っている。ここで送信される信号のフォーマットは、図
4に示す(財)家電製品協会で定めた推奨方式に基づく
信号フォーマットを設定している。なお、信号のフォー
マットのオペレーションコードは操作データに対応す
る。勿論システム独自の信号フォーマットを用いること
も可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のリモ
コンシステムでは有線用スイッチユニット6A1 〜6A
6 、あるいはワイヤレス用スイッチユニット6B1 〜6
4 のスイッチ操作によって負荷L1 〜L4 をオン/オ
フするのみで、人体検出センサなどのセンサ出力に基づ
いて負荷L1 〜L4 をオン/オフさせるものがなく、リ
モコンシステムとしての使用用途が限定され、使い勝手
も良くないという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、使い勝手を向上させるとともに使用用途の拡
大が図れるリモコンシステムを提供しようとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、複数の出力回路を有するコント
ローラと、コントローラに2線の信号線を介して操作デ
ータを電気信号で送信する1乃至複数の操作データ送信
用ユニットとからなり、コントローラには操作データ送
信用ユニットからの電気信号を判別して上記出力回路を
通じて負荷を制御する制御手段を備えたリモコンシステ
ムにおいて、人体を検知する検知手段と、検知手段の検
知出力を上記電気信号に変換するとともに2線の信号線
を介してコントローラに送信する信号処理手段とを備え
た人体検知センサユニットを操作データ送信用ユニット
としたことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、検知手段が器体に納装されてなるセンサブロック
と、信号処理手段を構成する回路部品が実装された回路
基板からなる回路基板ブロックと、コントローラへ電気
信号を送信するための2線の信号線が接続される端子部
と、他の人体検知センサユニットを送り配線する送り配
線用端子部とをユニット本体に納装するとともに、セン
サブロックの器体をユニット本体に対して可動自在に取
り付ける取付手段を具備して人体検知センサユニットを
構成したことを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、複数の出力回路を有す
るコントローラと、コントローラに2線の信号線を介し
て操作データを電気信号で送信する1乃至複数の操作デ
ータ送信用ユニットとからなり、コントローラには操作
データ送信用ユニットからの電気信号を判別して上記出
力回路を通じて負荷を制御する制御手段を備えたリモコ
ンシステムにおいて、外部に設けられた接点のオン・オ
フ状態を検知する接点検知手段と、接点検知手段の検知
出力を上記電気信号に変換するとともに2線の信号線を
介してコントローラに送信する信号処理手段とを備えた
接点入力ユニットを操作データ送信用ユニットとしたこ
とを特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、複数の出力回路を有するコントローラと、コントロ
ーラに2線の信号線を介して操作データを電気信号で送
信する1乃至複数の操作データ送信用ユニットとからな
り、コントローラには操作データ送信用ユニットからの
電気信号を判別して上記出力回路を通じて負荷を制御す
る制御手段を備えたリモコンシステムにおいて、コント
ローラが、操作データ送信用ユニットからの電気信号を
ホームオートメーション用に規格化されたフォーマット
の電気信号に変換する信号変換手段を備えるとともに制
御手段がこのフォーマットの電気信号を上記出力回路を
通じてホームオートメーション用の負荷に送信して負荷
を制御するホームオートメーション用コントローラであ
ることを特徴とする。
【0009】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、信号変換手段と制御手段とが納装されたホームオー
トメーション用コントローラ本体を分電盤協約寸法の3
個モジュールに対応させて形成したことを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1の発明の構成では、人体を検知する検
知手段と、検知手段の検知出力を上記電気信号に変換す
るとともに2線の信号線を介してコントローラに送信す
る信号処理手段とを備えた人体検知センサユニットを操
作データ送信用ユニットとしたので、人体検知に基づい
て負荷をリモコン制御することができるものである。
【0011】請求項2の発明の構成では、検知手段が器
体に納装されてなるセンサブロックと、信号処理手段を
構成する回路部品が実装された回路基板からなる回路基
板ブロックと、コントローラへ電気信号を送信するため
の2線の信号線が接続される端子部と、他の人体検知セ
ンサユニットを送り配線する送り配線用端子部とをユニ
ット本体に納装するとともに、センサブロックの器体を
ユニット本体に対して可動自在に取り付ける取付手段を
具備して人体検知センサユニットを構成したので、1つ
の人体検知センサユニットに他の人体検知センサユニッ
トを送り配線することによって人体検知の検知領域を拡
大することができ、しかも、取付手段によってセンサブ
ロックがユニット本体に可動自在に取り付けてあるか
ら、人体検知センサユニットの検知領域を変更するのが
容易になるものである。
【0012】請求項3の発明の構成では、外部に設けら
れた接点のオン・オフ状態を検知する接点検知手段と、
接点検知手段の検知出力を上記電気信号に変換するとと
もに2線の信号線を介してコントローラに送信する信号
処理手段とを備えた接点入力ユニットを操作データ送信
用ユニットとしたので、外部に設けられた接点のオン・
オフによって負荷をリモコン制御することができるもの
である。
【0013】請求項4の発明の構成では、コントローラ
が、操作データ送信用ユニットからの電気信号をホーム
オートメーション用に規格化されたフォーマットの電気
信号に変換する信号変換手段を備えるとともに制御手段
がこのフォーマットの電気信号を上記出力回路を通じて
ホームオートメーション用の負荷に送信して負荷を制御
するホームオートメーション用コントローラであるの
で、ホームオートメーション用のフォーマットの電気信
号に対応した負荷を操作データ送信用ユニットにてリモ
コン制御することができるものである。
【0014】請求項5の発明の構成では、信号変換手段
と制御手段とが納装されたホームオートメーション用コ
ントローラ本体を分電盤協約寸法の3個モジュールに対
応させて形成したので、ホームオートメーション用コン
トローラを分電盤協約寸法の3個モジュールに対応する
既存の取付枠を用いて配設することができるものであ
る。
【0015】
【実施例】
(実施例1)本発明の一実施例を図1〜図6を参照して
説明する。図1は本実施例におけるリモコンシステムの
構築例を示すものであり、コントローラ20に信号線4
を介して有線用スイッチユニット6Aと、ワイヤレス用
スイッチユニット6Bのワイヤレス信号受信部7とを接
続した従来例の基本構成に、人体を検知する検知手段
と、検知手段の検知出力を従来例において説明した信号
フォーマットの電気信号に変換するとともに信号線4を
介してコントローラ20に送信する信号処理手段とを備
えた人体検知センサユニット10を追加したものであ
る。
【0016】図2は人体検知センサユニット10の回路
ブロック図を示すものである。同図に示すように、この
人体検知センサユニット10は、人体から放射される熱
線を検知するセンサ部11と、センサ部11の出力を信
号処理して検知出力を得るセンサ信号処理部12と、セ
ンサ信号処理部12からの検知出力に基づいて得られる
操作データを予め規定されたフォーマットの信号に変換
して出力する信号出力部13と、コントローラ20から
信号線4を介して供給される直流電圧をダイオードブリ
ッジDBを介して取り込んで定電圧の電源を得る電源回
路14と、ダイオードブリッジDBの出力端子間をオン
/オフすることにより、信号線4を抵抗R1 を通じて短
絡/開放して信号出力部13からの信号出力に応じたベ
ースバンドの電気信号を信号線4に重畳送信する電源重
畳駆動回路15と、コントローラ20に送信されるアド
レスを設定するアドレス設定部16と、送り配線端子部
18に接続されて所謂子器となる他の人体検知センサユ
ニット(図示せず)からの出力を取り込む子器センサ入
力部17とを備え、信号出力部13、電源回路14及び
電源重畳駆動回路15にて信号処理手段を構成してい
る。ここで、上記フォーマットは従来例と同じく図4に
示す(財)家電製品協会で定めた推奨方式に基づく信号
フォーマットであり、アドレスが制御対象となる負荷を
選択するためのものであり、オペレーションコードが操
作データに対応する。勿論システム独自の信号フォーマ
ットを用いてもよいことは言うまでもない。
【0017】一方、コントローラ20は、図3に示すよ
うに信号線4に直流電圧を印加供給するための電源回路
21及び給電回路22を備えるとともに、信号線4に重
畳されて人体検知センサユニット10や有線用スイッチ
ユニット6Aから送信されてくる電気信号を受信検出す
る信号検出回路23と、受信検出した信号を波形整形す
る波形整形回路24と、コントローラ20のアドレスを
設定するアドレス設定部25と、波形整形回路24から
の信号を入力ポートに取り込み、信号中のアドレスとア
ドレス設定部25の設定アドレスが一致した時に操作デ
ータを判別して出力回路261 …を通じて照明器具等の
負荷を制御する制御手段たる信号判別回路27とから構
成されている。また信号判別回路27は内蔵タイマによ
り、各出力回路261 …を各別にタイマ制御する機能を
備えている。したがって、人体検知センサユニット10
や有線用スイッチユニット6Aなどの操作データ送信用
ユニットにタイマ機能が不要となってコスト的な利点が
ある。
【0018】上記構成においては、人体検知センサユニ
ット10のセンサ部11にて検知領域内に人の存在を検
知すると、センサ信号処理部12から信号出力部13に
検知出力が与えられる。信号出力部13は、この検知出
力に基づいて、アドレス設定部16により制御対象が予
め設定されている照明装置のような負荷Lを制御するた
めの操作データを図4に示す信号フォーマットの信号に
変換し、電源重畳駆動回路15に出力する。電源重畳駆
動回路15は、信号出力部13の出力信号を信号線4に
重畳してコントローラ20に送信する。
【0019】一方、コントローラ20は、信号線4に重
畳されて送信されてくる電気信号を信号検出回路23で
受信検出し、受信検出された信号を波形整形回路24に
て波形整形する。そして、信号判別回路27が波形整形
回路24からの信号を入力ポートに取込んで判別し、信
号中のアドレスとアドレス設定部25の設定アドレスが
一致した時に操作データを判別して出力回路261 …を
通じて照明器具等の負荷L1 …を制御するのである。な
お、有線用スイッチユニット6A及びワイヤレス用スイ
ッチユニット6Bによる負荷制御については、従来例と
共通であるので説明は省略する。
【0020】上述のようにして、コントローラ20、有
線用スイッチユニット6A、ワイヤレス用スイッチユニ
ット6Bのワイヤレス信号受信部7及び人体検知センサ
ユニット10を信号線4に接続することにより本発明の
リモコンシステムを構築することができ、有線用スイッ
チユニット6Aあるいはワイヤレス用スイッチユニット
6Bのスイッチ操作だけでなく、人体検知センサユニッ
ト10による人体検知によっても負荷制御を行なえるこ
とになる。
【0021】また、本実施例においては、人体検知セン
サユニット10が子器センサ入力部17と送り配線端子
部18とを備え、他の人体検知センサユニットを所謂子
器として送り配線端子部18に接続することができる。
すなわち、子器側の人体検知センサユニットにて人体を
検知すると、親器である人体検知センサユニット10に
信号線4を介して電気信号が送信され、親器である人体
検知センサユニット10は子器側から送信されたその電
気信号をコントローラ20に送信し、負荷L1…を制御
するのである。よって、子器の人体検知センサユニット
における人体検知によっても負荷制御を行うことがで
き、人体の検知領域を拡大することができる。
【0022】なお、本実施例においては、センサ部11
に熱線式のものを用いたが、これに限定するものではな
く、超音波式や赤外線式などの周知の構成のものを用い
ることができ、人体検知の方法は本発明の要旨ではな
い。次に、図5により本実施例における人体検知センサ
ユニット10の構造について説明する。図5に示すよう
に、この人体検知センサユニット10のユニット本体1
0aは、外形形状が円板状であるフランジ31を下端部
に有するとともに上面側にフランジ31の中央部を囲む
ような壁部32が立設されたケース30と、下面が開口
しケース30の上面に被着される略函形のカバー40と
で構成される。ケース30の壁部32の上縁には上方に
向かって複数個(4個)の組立片32aが突設され、組
立片32aに開口する係合孔32bに対して、カバー4
0の下部周面に設けた組立爪40aを係合させることに
よって、ケース30とカバー40とが結合される。ケー
ス30およびカバー40には、上述した信号出力部13
や電源回路14等の回路部の構成部品を実装したプリン
ト基板50a,50bと、センサ部11やセンサ信号処
理部12等の回路部の構成部品を実装した回路基板62
を内部に収納するとともに検知領域からの熱線をセンサ
部11に集光するレンズ63を備えた球状の可動体61
からなるセンサブロック60が収納される。
【0023】可動体61は、リング状で且つ下側に半球
状のレンズ63が取着された回動枠64と、回動枠64
の上側に取着される外周形状が半球状である蓋体65と
により球状の外周形状に形成され、レンズ63と蓋体6
5とに囲まれる内部空間に、回路基板62を収納して構
成されている。また、回動枠64の両側面には軸部64
aが突設されており、この軸部64aはケース30の中
央に開口する円形の開口窓33の内周面に設けてある一
対の縦溝33aに上下に移動自在かつ軸部64aの回り
で回動自在となるように挿入され、可動体61の向きを
変えることができるようになっている。なお、開口窓3
3を通して可動体61の下面に取着されたレンズ63の
略全部が露出するように、開口窓33の寸法が設定され
ている。
【0024】ケース30の内部には、帯状の板金よりな
り長手方向の中央部が上方に突出する形状に曲成された
押さえ具66が固定されている。押さえ具66は、長手
方向の両端部に固定孔66aが形成され、固定孔66a
を通してケース30に螺合するねじ51によってケース
30に固定される。押さえ具66の中央部の下面側には
支持体67が取り付けられる。支持体67は、押さえ具
66の中央部に穿孔した2個の引掛孔66bに挿通され
る2本の脚片67aと、押さえ具66の中央部に穿孔し
た透孔66cに挿通される1本の軸片67bとを備え、
脚片67aの上端部には引掛孔66bの周部に係止され
て支持体67の下方への抜け止めをする爪部67cが形
成されている。押さえ具66と支持体67との間にはコ
イルばねよりなる押さえばね68が介装され、支持体6
7は押さえばね68によって押さえ具66に対して下向
きに付勢されている。ここに、押さえばね68は、両脚
片67aと軸片67bとの間に形成された溝内に下端部
が保持され上端が押さえ具66に当接する。さらに、支
持体67の下面にはゴムのような摩擦係数の大きい弾性
体よりなる滑り止めとしてのOリング69が固着されて
いる。
【0025】上述のように、押さえ具66に対して支持
体67の脚片67aを挿通し、かつ脚片67aの先端部
に爪部67cを設けていることによって、組立時には押
さえばね68のばね力が作用しても、押さえ具66に支
持体67を保持することができ、支持体67が押さえ具
66から脱落するのを防止することができる。すなわ
ち、組立作業が簡単になるのである。
【0026】ケース30の内部において、図6(a)に
示すように、支持体67は可動体61の上面に当接する
ように配置されているのであって、可動体61は開口窓
33の周部と支持体67との間で挟持され押さえばね6
8のばね力によって保持されることになる。したがっ
て、ユニット本体10aの落下などによって可動体61
に対して衝撃力が作用したときに、押さえばね68が圧
縮されて図6(b)のように支持体67の軸片67bの
基部周囲が押さえ具66の下面に当接するのであって、
押さえばね68がコイルばねであって撓み量が大きいこ
ととあいまって衝撃力を緩和する効果が大きくなる。衝
撃力のような外力が解除されれば、押さえばね68のば
ね力によって可動体61は元の位置に復帰する。また、
可動体61の蓋体65の上面には回動枠64の下側に取
着されたレンズ63と同軸上で形成された円環状の位置
規制リブ65aが突設されており、位置規制リブ65a
に囲まれる範囲内でのみ支持体67が可動体61に接触
できるようになっている。すなわち、可動体61をケー
ス30に対して回動させたときには、図6(c)のよう
に位置規制リブ65aが支持体67に当接することによ
って可動体61の回動範囲が規制されるのであって、こ
の回動範囲では回動枠64の下側のレンズ63が開口窓
33の周部にかぶることがないようにしてある。また、
上述したように、支持体67の下面にはOリング69が
固着されていてOリング69が可動体61に接触するか
ら、可動体61とOリング69との摩擦力によって可動
体61に小さい回転力が作用しただけでは可動体61が
動かないようにしてある。
【0027】上記の構成であれば、可動体61を動かす
ことによってセンサブロック60のセンサ部11の検知
領域を容易に変更することができるのである。ところ
で、プリント基板50a,50bは上下に重ねられるよ
うにしてカバー40の中に配置され、フラットケーブル
または可撓性基板よりなる接続部50cを介して互いに
接続されている。上側のプリント基板50bの上面に
は、コントローラ20を接続する端子部41および他の
人体検知センサユニットを送り配線するための送り配線
用の端子部41が速結端子42により構成されて実装さ
れている。速結端子42は周知のように、端子枠42b
の中に錠ばね42aを配設し、カバー40の上面に設け
た電線挿入口43から挿入された電線を錠ばね42aの
ばね力によって端子枠42bとの間に挟持する構成のも
のであって、錠ばね42aは板ばねよりなり、電線接続
時には電線に食い込んで抜け止めをするように形成され
ている。また、錠ばね42aによる電線の接続状態を解
除するために解除釦44を備え、解除釦44はドライバ
のような工具で操作できるように一部がカバー40の上
面から露出する。また、電線挿入口43は、カバー40
に被嵌される端子カバー45によって覆われる。一方、
下側のプリント基板50aにはセンサブロック60の回
路基板62より引き出されたリード線46が接続され
る。
【0028】ところで、ケース30のフランジ31に
は、埋込ボックスや天井材への直付けのための2個の取
付孔34,34が開口窓33を対称に壁部32の外側に
穿設され、またフランジ31との間で天井材を挟持する
ための取付金具70を着脱自在に装着する装着部54
が、フランジ31の開口窓33を対称に壁部32の外側
に設けられている。さらに、フランジ31の下面は中央
部の開口窓33を除いて化粧プレート52で覆われる。
【0029】取付金具70は、天井材に穿孔した取付孔
にユニット本体10aの上部を挿入し、天井材の下面に
フランジ31の上面を当接させた形でユニット本体10
aを天井材に固定するものであって、一側面が開口した
縦長の金具本体71と、金具本体71の底部を下方から
貫通し先端を金具本体71の天井部に回転自在に保持さ
せたねじ体72と、ねじ体72のねじ部をねじ孔に螺入
させた金属製の挟持体73とで構成されている。
【0030】この取付金具70を用いてケース3を天井
に取り付けるには、まず、フランジ31に穿孔されただ
るま孔35,35の丸孔部にねじ体72の頭部をフラン
ジ31の上面側から嵌め込んでフランジ31の下面側に
露出させる。このとき同時に、だるま孔35の両側に並
行してフランジ31の上面に設けてある固定溝36に、
金具本体71の下面両側に設けた固定片74,74を嵌
め込む。この状態で固定片74を固定溝36内でスライ
ドさせながら、金具本体71をフランジ31の中央方向
へ移動させると、金具本体71の下面より外部に露出し
ているねじ体72の頭部がだるま孔35の長孔部に案内
され、だるま孔35の周部が金具本体71の下面とねじ
体72の頭部との間に挟まれる。
【0031】次に、ねじ体72の反締付方向の金具本体
71の片側側壁に形成してある切欠71aに挟持体73
を挿入したユニット本体10aの上部を天井材に穿孔し
た取付孔に挿入する。このとき、挟持体73は金具本体
71に対してケース30およびカバー40の側面に沿う
方向に突出しているから、取付孔に引っ掛かることなく
挿入することができる。その後、フランジ31の上面を
天井材の下面に当接させた状態でねじ体72をドライバ
等で締め付け方向に回転させると、ねじ体72の回転に
より挟持体73は切欠71aより出て、金具本体71の
他方の側壁に側端が当たることになる。このとき、挟持
体73の先端部は取付孔の投影範囲より外側に出て天井
材の上方に位置する。したがって、挟持体73はねじ体
72の締め付けに伴ってフランジ31に近付く向きに移
動し、挟持体73の先端部が天井材の上面に当たると、
挟持体73とフランジ31との間に天井材が挟持され、
天井材にユニット本体10aを固定することができるの
である。
【0032】また、化粧プレート52はフランジ31の
周縁を囲む周壁52aを有し、フランジ31の周縁に突
設してある係止爪31aに係合する係止溝52bを周壁
52aの内周面に形成してあり、化粧プレート52の弾
性を利用して係止爪31aを係止溝52bに着脱自在に
係合できるようになっている。化粧プレート52の中心
部には、ケース30の開口窓33に対応した丸孔52c
が形成されており、この丸孔52cを通してセンサブロ
ック60のレンズ63が露出する。
【0033】(実施例2)本発明の他の実施例を図7〜
図9を参照して説明する。図7は本実施例におけるリモ
コンシステムの構築例を示すものであり、実施例1のリ
モコンシステムにおける人体検知センサユニット10の
代わりに、外部に設けられた接点のオン・オフ状態を検
知する接点検知手段と、接点検知手段の検知出力を上記
電気信号に変換するとともに2線の信号線を介してコン
トローラに送信する信号処理手段とを備えた接点入力ユ
ニット80を設けたものである。なお、外部に設けられ
る接点としては、EEスイッチ等の各種センサスイッチ
SW1 や、あるいは他の制御システムにおけるスイッチ
装置SW2 があり、これらのセンサスイッチSW1 やス
イッチ装置SW2 は、接点入力ユニット80の接点入力
端子81に接続された信号線4’を短絡/開放すること
によって、外部電源装置53からの出力電圧を信号線
4’を介して接点入力ユニット80に入力するものであ
る。
【0034】図8は接点入力ユニット80の回路ブロッ
ク図を示すものである。同図に示すように、この接点入
力ユニット80は、上記のようにして接点入力端子81
に入力される外部電源装置53の電源電圧によってセン
サスイッチSW1 やスイッチ装置SW2 のオン・オフ状
態を検知する接点検知手段である接点信号検知部82
と、接点信号検知部82の出力を信号処理して得られる
操作データを予め規定されたフォーマットの信号にて出
力する検知信号処理部83と、コントローラ20から信
号線4を介して供給される直流電圧をダイオードブリッ
ジDBを介して取り込んで定電圧の電源を得る電源回路
14と、ダイオードブリッジDBの出力端子間をオン/
オフすることにより、信号線4を抵抗R1 を通じて短絡
/開放して検知信号処理部83からの信号出力に応じた
ベースバンドの電気信号を信号線4に重畳送信する電源
重畳駆動回路15と、コントローラ20に送信されるア
ドレスを設定するアドレス設定部16とを備え、検知信
号処理部83、電源回路14及び電源重畳駆動回路15
にて信号処理手段を構成している。ここで、上記フォー
マットは従来例及び実施例1と同じく図4に示す(財)
家電製品協会で定めた推奨方式に基づく信号フォーマッ
トである。なお、コントローラ20は実施例1のものと
共通である。
【0035】上記構成においては、接点入力ユニット8
0の接点信号検知部82にてセンサスイッチSW1 やス
イッチ装置SW2 のオンあるいはオフを検知すると、検
知信号処理部83は、この検知出力に基づいて、アドレ
ス設定部16により制御対象が予め設定されている照明
装置のような負荷L1 〜L3 を制御するための操作デー
タを図4に示す信号フォーマットの信号に変換し、電源
重畳駆動回路15に出力する。電源重畳駆動回路15
は、検知信号処理部83の出力信号を信号線4に重畳し
てコントローラ20に送信する。
【0036】一方、コントローラ20は実施例1で説明
したと同様にして出力回路261 …を通じて照明器具等
の負荷L1 …を制御するのである。上述のようにして、
コントローラ20、有線用スイッチユニット6A、ワイ
ヤレス用スイッチユニット6Bのワイヤレス信号受信部
7及び接点入力ユニット80を信号線4に接続すること
により本発明のリモコンシステムを構築することがで
き、有線用スイッチユニット6Aあるいはワイヤレス用
スイッチユニット6Bのスイッチ操作だけでなく、EE
スイッチ等の各種センサスイッチSW1 や、あるいは他
の制御システムにおけるスイッチ装置SW2 のオン・オ
フに基づいて接点入力ユニット80による負荷制御を行
なえることになる。
【0037】図9は本実施例における接点入力ユニット
80の外観構造を示す分解斜視図である。接点入力ユニ
ット80のユニット本体80aは、函形のボディ84の
開口面に、信号線4,4’が接続される端子部85を有
するカバー86が被嵌されて構成されている。カバー8
6にはボルト87が挿通される挿通孔88が設けてあ
り、この挿通孔88に挿通されたボルト87を、ボディ
84の底面に突設されたボス84aの貫通孔84bに貫
通させて、ボディ84の底面側よりナット89を締め付
けてボディ84とカバー86とを固定している。ここ
で、ユニット本体80aは分電盤協約寸法に対応した寸
法に形成してあり、既存の取付枠などを用いて壁面など
に配設することができる。
【0038】ボディ84内には検知信号処理部83等を
構成する部品が実装された回路基板58a,58bが納
装される。これらの回路基板58a,58bのうちカバ
ー86側に位置する回路基板58bの上面にはアドレス
設定用のディップスイッチ59が設けてあり、カバー8
6にはこのディップスイッチ59の操作面を露出させる
露出窓86aが設けてある。
【0039】(実施例3)本発明のさらに他の実施例を
図10〜図13を参照して説明する。図10は本実施例
におけるリモコンシステムの構築例を示すものであり、
コントローラ20に信号線4を介して有線用スイッチユ
ニット6Aと、ワイヤレス用スイッチユニット6Bのワ
イヤレス信号受信部7とを接続した基本構成は従来例及
び実施例1のものと共通であるが、本実施例において
は、上記リモコンシステムに所謂JEM−A規格に準ず
るホームオートメーション(以下、HAと略す。)用の
運転信号によって負荷の運転制御を行うHA用コントロ
ーラ90を信号線4に接続したことを特徴とするもので
ある。ここで、HA用コントローラ90によって運転制
御される負荷としては、HA用端子を備えた機器(例え
ば、エアコンなど)92があり、HA用コントローラ9
0とは4線のHA用信号線91を介して接続される。
【0040】図11はHA用コントローラ90の回路ブ
ロック図を示すものである。図11に示すように、HA
用コントローラ90は、信号線4から直流電圧を得るた
めの定電圧回路93を備えるとともに、信号線4に重畳
されて有線用スイッチユニット6Aやワイヤレス用スイ
ッチユニット6Bから送信されてくる実施例1及び実施
例2と共通の信号フォーマットの電気信号を受信検出す
る信号検出回路95と、受信検出した信号を波形整形す
る波形整形回路96と、HA用コントローラ90のアド
レスを設定するアドレス設定部97と、波形整形回路9
6からの信号を入力ポートに取り込み、信号中のアドレ
スとアドレス設定部97の設定アドレスが一致した時に
操作データを判別してJAM−A規格の信号に変換し、
その信号に基づいて入出力制御回路98を通じて入出力
回路99を駆動し機器92を制御する制御手段且つ信号
変換手段たる信号判別回路100とから構成されてい
る。ここで、入出力回路99は出力用と入力用の2つの
フォトカプラPC1 ,PC2を備えてなるものである。
また、JAM−A規格に準じた負荷制御用の出力信号
は、図12に示すように、パルス幅が200ms〜30
0msの方形波パルス信号であって、デューティ比を変
えることで機器92を制御するものである。一方、機器
92からはモニタ信号が入力側のフォトカプラPC2
介して入力され、このモニタ信号は機器92がオンして
いる時にスタティックあるいはダイナミック信号として
出力され、機器92がオフしている時に信号が出力され
ないもので、信号判別回路100において機器92の動
作状態を監視することができる。
【0041】上記構成によれば、HA用の機器92に対
応付けされた有線用スイッチユニット6Aあるいはワイ
ヤレス用スイッチユニット6Bから操作データを含む電
気信号が信号線4に重畳されてHA用コントローラ90
に送信されると、HA用コントローラ90ではその信号
を信号検出回路95で受信検出し、受信検出された信号
を波形整形回路96にて波形整形する。そして、信号判
別回路100が波形整形回路96からの信号を入力ポー
トに取込んで判別し、信号中のアドレスとアドレス設定
部97の設定アドレスが一致した時に操作データを判別
してJEM−A規格の信号に変換し、入出力制御回路9
8で入出力回路99の出力用フォトカプラPC1 の発光
ダイオードを駆動して信号を負荷である機器92に送信
し、機器92を制御するのである。
【0042】上述のようにして、コントローラ20、有
線用スイッチユニット6A、ワイヤレス用スイッチユニ
ット6Bのワイヤレス信号受信部7及びHA用コントロ
ーラ90を信号線4に接続することにより本発明のリモ
コンシステムを構築することができ、JEM−A規格に
対応した機器92を負荷制御することができるのであ
る。
【0043】次に、図13により本実施例におけるHA
用コントローラ90の構造について説明する。図13に
示すように、このHA用コントローラ90の本体90a
は、函形に形成されたボディ101の開口面側にカバー
102を被着して構成される。ボディ101の開口端よ
り突設された4つの組立片101aの係合孔101b
に、カバー102の周部から下方に突設された係止片1
02aを係合して、ボディ101にカバー102が係止
固定される。
【0044】ボディ101内には信号判別回路100等
を構成する部品が実装された回路基板103が納装され
る。この回路基板103のボディ101側の面には端子
板104が複数設けてあり、この端子板104にはそれ
ぞれ端子ねじ104aが螺着してある。そして、これら
の端子板104が臨むボディ101の底面には端子板1
04に接続される電線を挿入するための電線挿入孔(図
示せず)が各別に対応させて設けてある。また、回路基
板103のカバー102側の面にはアドレス設定用のデ
ィップスイッチ105が設けてあり、カバー102には
このディップスイッチ105の操作面を露出させる露出
窓102bが設けてある。
【0045】さらに、上記ボディ101からは端子板1
04に接続されたケーブル106が引き出されており、
ケーブル106の先端には4ピンのHA用コネクタ10
7が設けてある。このHA用コネクタ107を負荷であ
る機器92に接続するようになっている。ところで、本
体90aは分電盤協約寸法の3個モジュールに対応させ
た寸法に形成されており、カバー102の周部には、分
電盤協約寸法の3個モジュールに対応した取付枠108
の側片108aに規格に準じた寸法で形成された複数の
取付孔109と係合する係止爪102cが複数設けてあ
る。したがって、既存の取付枠108を用いてHA用コ
ントローラ90を壁面等に配設することができ、施工作
業が容易になるとともに、専用の取付枠を用いる必要が
ないのでコストダウンを図ることができる。
【0046】なお、上記実施例1〜3において説明した
リモコンシステム以外にも、人体検知センサユニット1
0、接点入力ユニット80及びHA用コントローラ90
を、コントローラ20、有線用スイッチユニット6A及
びワイヤレス用スイッチユニット6Bに適宜組み合わせ
てリモコンシステムを構築することができることは言う
までもない。
【0047】
【発明の効果】請求項1の発明は、複数の出力回路を有
するコントローラと、コントローラに2線の信号線を介
して操作データを電気信号で送信する1乃至複数の操作
データ送信用ユニットとからなり、コントローラには操
作データ送信用ユニットからの電気信号を判別して上記
出力回路を通じて負荷を制御する制御手段を備えたリモ
コンシステムにおいて、人体を検知する検知手段と、検
知手段の検知出力を上記電気信号に変換するとともに2
線の信号線を介してコントローラに送信する信号処理手
段とを備えた人体検知センサユニットを操作データ送信
用ユニットとしたので、人体検知に基づいて負荷をリモ
コン制御することができ、リモコンシステムの使い勝手
を向上させることができるとともに、使用用途を拡大す
ることができるという効果がある。
【0048】請求項2の発明は、検知手段が器体に納装
されてなるセンサブロックと、信号処理手段を構成する
回路部品が実装された回路基板からなる回路基板ブロッ
クと、コントローラへ電気信号を送信するための2線の
信号線が接続される端子部と、他の人体検知センサユニ
ットを送り配線する送り配線用端子部とをユニット本体
に納装するとともに、センサブロックの器体をユニット
本体に対して可動自在に取り付ける取付手段を具備して
人体検知センサユニットを構成したので、1つの人体検
知センサユニットに他の人体検知センサユニットを送り
配線することによって人体検知の検知領域を拡大するこ
とができるという効果がある。さらに、取付手段によっ
てセンサブロックがユニット本体に可動自在に取り付け
てあるから、人体検知センサユニットの検知領域を変更
するのが容易になるという効果がある。請求項3の発明
は、複数の出力回路を有するコントローラと、コントロ
ーラに2線の信号線を介して操作データを電気信号で送
信する1乃至複数の操作データ送信用ユニットとからな
り、コントローラには操作データ送信用ユニットからの
電気信号を判別して上記出力回路を通じて負荷を制御す
る制御手段を備えたリモコンシステムにおいて、外部に
設けられた接点のオン・オフ状態を検知する接点検知手
段と、接点検知手段の検知出力を上記電気信号に変換す
るとともに2線の信号線を介してコントローラに送信す
る信号処理手段とを備えた接点入力ユニットを操作デー
タ送信用ユニットとしたので、外部に設けられた接点の
オン・オフによって負荷をリモコン制御することがで
き、例えば、EEスイッチなどの種々のセンサの出力に
よって負荷をリモコン制御できるから、リモコンシステ
ムの使い勝手を向上させることができるとともに、使用
用途を拡大することができるという効果がある。
【0049】請求項4の発明は、複数の出力回路を有す
るコントローラと、コントローラに2線の信号線を介し
て操作データを電気信号で送信する1乃至複数の操作デ
ータ送信用ユニットとからなり、コントローラには操作
データ送信用ユニットからの電気信号を判別して上記出
力回路を通じて負荷を制御する制御手段を備えたリモコ
ンシステムにおいて、コントローラが、操作データ送信
用ユニットからの電気信号をホームオートメーション用
に規格化されたフォーマットの電気信号に変換する信号
変換手段を備えるとともに制御手段がこのフォーマット
の電気信号を上記出力回路を通じてホームオートメーシ
ョン用の負荷に送信して負荷を制御するホームオートメ
ーション用コントローラであるので、ホームオートメー
ション用のフォーマットの電気信号に対応した負荷を操
作データ送信用ユニットにてリモコン制御することがで
き、リモコンシステムの使い勝手を向上させることがで
きるとともに、使用用途を拡大することができるという
効果がある。
【0050】請求項5の発明は、信号変換手段と制御手
段とが納装されたホームオートメーション用コントロー
ラ本体を分電盤協約寸法の3個モジュールに対応させて
形成したので、ホームオートメーション用コントローラ
を分電盤協約寸法の3個モジュールに対応する既存の取
付枠を用いて配設することができ、施工作業が容易にな
るとともにコストダウンが図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のリモコンシステムの概略構成図であ
る。
【図2】同上における人体検知センサユニットの回路ブ
ロック図である。
【図3】同上におけるコントローラの回路ブロック図で
ある。
【図4】同上における信号フォーマットを示す図であ
る。
【図5】同上における人体検知センサユニットの分解斜
視図である。
【図6】(a)〜(c)は同上におけるセンサブロック
の動作説明図である。
【図7】実施例2のリモコンシステムの概略構成図であ
る。
【図8】同上における接点入力ユニットの回路ブロック
図である。
【図9】同上における接点入力ユニットの分解斜視図で
ある。
【図10】実施例3のリモコンシステムの概略構成図で
ある。
【図11】同上におけるHA用コントローラの回路ブロ
ック図である。
【図12】同上におけるHA用信号のフォーマットを示
す図である。
【図13】同上におけるHA用コントローラの分解斜視
図である。
【図14】従来例のリモコンシステムの概略構成図であ
る。
【符号の説明】
4 信号線 6A 有線用スイッチユニット 6B ワイヤレス用スイッチユニット 7 ワイヤレス信号受信部 10 人体検知センサユニット 20 コントローラ L1 〜L3 負荷

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の出力回路を有するコントローラ
    と、コントローラに2線の信号線を介して操作データを
    電気信号で送信する1乃至複数の操作データ送信用ユニ
    ットとからなり、コントローラには操作データ送信用ユ
    ニットからの電気信号を判別して上記出力回路を通じて
    負荷を制御する制御手段を備えたリモコンシステムにお
    いて、人体を検知する検知手段と、検知手段の検知出力
    を上記電気信号に変換するとともに2線の信号線を介し
    てコントローラに送信する信号処理手段とを備えた人体
    検知センサユニットを操作データ送信用ユニットとした
    ことを特徴とするリモコンシステム。
  2. 【請求項2】 検知手段が器体に納装されてなるセンサ
    ブロックと、信号処理手段を構成する回路部品が実装さ
    れた回路基板からなる回路基板ブロックと、コントロー
    ラへ電気信号を送信するための2線の信号線が接続され
    る端子部と、他の人体検知センサユニットを送り配線す
    る送り配線用端子部とをユニット本体に納装するととも
    に、センサブロックの器体をユニット本体に対して可動
    自在に取り付ける取付手段を具備して人体検知センサユ
    ニットを構成したことを特徴とする請求項1記載のリモ
    コンシステム。
  3. 【請求項3】 複数の出力回路を有するコントローラ
    と、コントローラに2線の信号線を介して操作データを
    電気信号で送信する1乃至複数の操作データ送信用ユニ
    ットとからなり、コントローラには操作データ送信用ユ
    ニットからの電気信号を判別して上記出力回路を通じて
    負荷を制御する制御手段を備えたリモコンシステムにお
    いて、外部に設けられた接点のオン・オフ状態を検知す
    る接点検知手段と、接点検知手段の検知出力を上記電気
    信号に変換するとともに2線の信号線を介してコントロ
    ーラに送信する信号処理手段とを備えた接点入力ユニッ
    トを操作データ送信用ユニットとしたことを特徴とする
    リモコンシステム。
  4. 【請求項4】 複数の出力回路を有するコントローラ
    と、コントローラに2線の信号線を介して操作データを
    電気信号で送信する1乃至複数の操作データ送信用ユニ
    ットとからなり、コントローラには操作データ送信用ユ
    ニットからの電気信号を判別して上記出力回路を通じて
    負荷を制御する制御手段を備えたリモコンシステムにお
    いて、コントローラが、操作データ送信用ユニットから
    の電気信号をホームオートメーション用に規格化された
    フォーマットの電気信号に変換する信号変換手段を備え
    るとともに制御手段がこのフォーマットの電気信号を上
    記出力回路を通じてホームオートメーション用の負荷に
    送信して負荷を制御するホームオートメーション用コン
    トローラであることを特徴とするリモコンシステム。
  5. 【請求項5】 信号変換手段と制御手段とが納装された
    ホームオートメーション用コントローラ本体を分電盤協
    約寸法の3個モジュールに対応させて形成したことを特
    徴とする請求項4記載のリモコンシステム。
JP14515894A 1994-06-27 1994-06-27 リモコンシステム Withdrawn JPH0819057A (ja)

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